ホースマン・オヴ・ジ・アポカリプス

ホースマン・オヴ・ジ・アポカリプス Horsemen of the Apocalypse

出典 Bestiary 6 159ページ

ホースマン・オヴ・ジ・アポカリプス(または単にザ・フォーとも)として知られる最も偉大なダイモンアバドン荒廃した次元界を支配している。この怪物的に強の半神の各々は黙示録を思わせる出来事の4つの概念――疫病争、飢饉、――の1つを物理的に象徴している。

常に4体のホースマンしか存在できず、それが他の兄弟姉妹の同意によって認められているのか、出身であるアバドン次元界によって認められるのか、または神格を持つと噂されている5番の先祖であるホースマンによって認められるのかは謎のままである。その数は閉的なままであるが、ホースマンは復讐に燃える神々に、デーモン・ロードに、自身の法廷内からのダイモン・ハービンジャーに、あるいは――滅多にないが――ザ・フォーの兄弟によって、殺されてに、交代させられる可能性はあり、そうした過去もある。ホースマンのうち、“ホースマン・オヴ・デス” カロンだけが最初から位を維持している。「ホースマン」の称号は性中立的である――女性、男性、性別のないホースマン・オヴ・ジ・アポカリプス、そして複数の性別を持つ者もいる。

ホースマンそれぞれはかつては定命の者であり、その魂は後のある点でダイモンへと変化した。この遺産は彼らのの中心にあり、自分たちの人生は今の自分たちが絶しようとしているまさにその対象として始まったのだと理解しているので、彼らの誇りと正気を刻々とんでいる。同様に不自然なのは、ホースマンがそれぞれの定命の者の教団を積極的に育成し、自身の名前を誓ったクレリック呪文を与えることさえあることである。ホースマンはそのような教団の信者がザ・フォーの大量殺戮の意志を実行するために提供する援助にもかかわらず、の際に忘却を宣告される有能な愚か者として崇拝者を捉えている。

ホースマンはコミューンを介して意思疎通でき、ゲート呪文で呼び出すことができるが、後者の呪文強制的に呼び出されることはない。通常ホースマンはそのような招待を受け入れる前に、莫大な価値のある供物か途方も無い量の血を、自分の名の下に流すことを要求する。

黙示録の領界 Apocalyptic Realms

フォー・ホースマンは母国のアバドン次元界の広大な領界を支配し、彼らの領界を自分達の間で分割している。アバドンのそれぞれの黙示録の領界内で、各ホースマンは神のようなを持ち、周囲の景やその悪夢のような住人を積極的にも無意識のうちにも制御し、しばしばアバドンで彼らの主張している部分と自身との境界線を曖昧にする。しかし、彼らの恐ろしいにもかかわらず、ザ・フォーの誰もが全能ではなく、注意深い準備をすれば強な定命の者は彼らの支配に陥ることなく、その領界内をすることができる。その領界にいる間、ホースマンは以下の追加能を得る(以降のページに示されたデータには、これらの能は含まれていない)。

キャンペーンにおけるホースマン Hosemen in a Campaign

ホースマンはそれぞれ脅威度27~30の範囲の能を持つ、固有のクリーチャーである。ホースマンはほとんどの定命の英雄のの届かない存在であり、同等のを持つ存在でさえ、彼らの棲む次元界であるアバドンで直接対抗することを恐れている。そのためザ・フォーは長期的なキャンペーンの最後の敵として、またはプレイヤー・キャラクターが直接対決して倒すことができる役を操る黒子の傀儡師として使用するのが最適である。彼らの間でザ・フォーは、ハービンジャー――全ての定命の者の命の絶に尽くすフィーンドの種族全体――として知られるダイモンらによる法廷を含む、次元界全体の資源を管理する。しかし彼らは非常に長いゲームをプレイしているため、彼らの法はしばしば些細で複雑なものになり、定命の者の下僕や教団、更には、自らの行動があらゆる定命の者の生命の終焉に尽くしているクリーチャー目標を促進していることに完全に気がついていないカモすらの利用までを広げている。キャンペーンにホースマンを組み込む方法としては、4体のうち1体がキャンペーンの主要な敵であることにパーティが徐々に気がつくまで、PCホースマンの下とわせることである。PCたちがこの決に至ると、彼ら自体が神話級のキャラクターである場合、PCたちは真に神話的ないでホースマンと直接対決をすることとなる。そうでない場合、えばアーティファクトを使用してホースマンをアバドンに追放する前に数ラウンドの間ホースマンとう状況に置かれるかもしれない。あるいは、他の場所でのPCの行動によって弱体化したホースマンの弱いバージョンとうことがあるかもしれない。いずれにせよ、ホースマンの前にいることでさえ、何年経ってもプレイヤーの記憶に残るような経験になるはずである。

ホースマン:アポリュオン Horseman, Apollyon

この筋質の人物は、骸のような雄羊のを持ち、の雲が口から噴き出している。

アポリュオン 脅威度29 Apollyon

出典 Bestiary 6 160ページ
経験点 6,553,600
中立にして悪中型サイズ来訪者ダイモン他次元界
イニシアチブ +12; 感覚 暗視60フィート、ディテクト・グッドトゥルー・シーイング〈知覚〉+49
オーラ 畏怖すべき存在(120フィート、難易度38)、疫病の陰(10フィート)、アンホーリィ・オーラ難易度29)

防御

アーマー・クラス 47、接触35、立ちすくみ38(+12不浄、+1回避、+12外皮、+4反発、+8【敏】
ヒット・ポイント 717(35d10+525); 再生30(神性または神話
頑健 +38、反応 +23、意志 +34
防御的能 黙示録の蘇生、フリーダム・オヴ・ムーヴメントダメージ減少 20/エピック、、および完全耐性 能力値ダメージ能力値吸収、[強]、(魅惑)効果(強制)効果[即死]効果、[病気]、生命力吸収石化、[]; 抵抗 [氷]30、[雷撃]30、[]30; 呪文抵抗 40

攻撃

移動速度 50フィート、飛行30フィート(良好)
近接 アシャー・オヴ・ザ・ブラック・レインサイズ)=+56/+51/+46/+41(2d4+29/19~20/×4)、噛みつき=+46(6d6+8、加えて“生命力吸収”、および“病気”)、突き刺し=+46(4d6+8)
遠隔 アシャー・オヴ・ザ・ブラック・レインロングボウ)=+48/+43/+38/+33(1d8+21/×3)
特殊攻撃 蝿のブレス病気生命力吸収(1d4レベル、難易度38)、疫病の父
擬似呪文能力術者レベル29; 精神集中+40)

アンホーリィ・オーラ難易度29)、ディテクト・グッドトゥルー・シーイングフリーダム・オヴ・ムーヴメント
回数無制限―アストラル・プロジェクションアンハロウアンホーリィ・ブライト(神)難易度25)、クリーピング・ドゥーム難易度28)、グレーター・ディスペル・マジックグレーター・テレポートコンテイジョン(神)難易度24)、シェイプチェンジディセクレイト(神)テレキネシス(神)難易度26)、ブラスフェミイ(神)難易度28)
3回/日―呪文高速化エピデミック難易度27)、ソウル・バインド難易度30)、ダイモン招来呪文高速化プレイグ・ストーム難易度27)
1回/日―ウィッシュ(神)カースド・アース難易度30)、タイム・ストップ(神)
(神) 自分の領界にいる間、アポリュオンはこの能神話版を使用できる。

一般データ

【筋】42、【敏】27、【耐】40、【知】31、【判】32、【魅】33
基本攻撃 +35; 戦技ボーナス +51; 戦技防御値 86
特技 《イニシアチブ強化》《回避》《駆け抜け攻撃》《かすめ飛び攻撃》、《擬似呪文能力高速化:エピデミックプレイグ・ストーム》、《騎射》《騎乗戦闘》《強行突破》《強打》《近距離射撃》《クリティカル強化:サイズ》、《クリティカル熟練》《攻防一体》《致命的な狙い》《不調化クリティカル》《迎え討ち》《猛突撃》
技能 〈威圧〉+49、〈知識:神秘学、工学、歴史宗教〉+45、〈隠密〉+46、〈軽業〉+43、〈騎乗〉+46、〈交渉〉+46、〈呪文学〉+48、〈真意看破〉+49、〈知覚〉+49、〈知識:次元界〉+48、〈はったり〉+49、〈飛行〉+50、〈魔法装置使用〉+49
言語 奈落語、天上語、共通語、獄語; テレパシー300フィート
その他の特殊能力 ホースマンの特徴

生態

出現環境 気候問わず/地形問わず(破滅界アバドン
編成 単体、または騎乗(アポリュオン、およびザ・ホワイト・ホース
宝物 ×3(アシャー・オヴ・ザ・ブラック・レインその他宝物

特殊能力

疫病の陰(超常)/Plague Shadow アポリュオンは足元で地面から泡立つ疫病に覆われたのカーペットに囲まれている。アポリュオンの半径10フィート以内のクリーチャーはこのスウォームによるダメージを受ける。アポリュオンターン終了疫病の陰が占めている範囲内のクリーチャーは5d6ポイントの群がりダメージを受け、難易度38の頑健セーヴを行わねなばならず、失敗すると1ラウンドの間吐き気がする状態となる。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

疫病の父(擬呪)/Father of Plagues 即行アクションとして(ただし目標毎に1日1回のみ)、アポリュオンは60フィート以内の1体のクリーチャーにこれまでに受けた病気を与えることができる。目標難易度38の頑健セーヴを試みることができる。潜伏期間は即座であり、この能クリーチャーが半神かそれを超えた偉業を持つものでない限り、病気完全耐性を持つクリーチャーにも響を与えるが、病気完全耐性を持つクリーチャーセーヴィング・スローに+4のボーナスを得る。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

蝿のブレス(超常)/Breath of Flies 1d4ラウンド毎に移動アクションとして、アポリュオンは60フィート円錐形範囲の雲を吐き出すことができる。この範囲に巻き込まれた者は噛みつきにより18d6ポイントの刺突ダメージを受け、1d4ラウンドの間吐き気がする状態となる。難易度42の反応セーヴに成功したクリーチャーは半分のダメージを受け、吐き気がする状態になる効果無効化する。からダメージを受けたクリーチャーは1分間の間、自動的に不調状態となる。は1d4+1ラウンドの間継続し、アポリュオンの次のターン開始に集まって円錐の発生の起点を中心とする音を立てる20フィート四方の雲となる。この雲の中でターンを終了するクリーチャー難易度42の反応セーヴを行わねばならず、失敗すると9d6ポイントの刺突ダメージを受け1分間の間不調状態となる。このの雲はダメージを与えたり、疾風以上のを作り出す範囲効果によって四散させることができる。すべてのダイモンアポカリプス・ホース蝿のブレス効果完全耐性を持つ。セーヴ難易度【耐久力】に基づく。

病気(変則)/Disease アポリュオンに噛みつかれた者は、魂の疫病に感染する危険性がある。これは、が腐って滴り落ちる致命的な苦痛であり、患者を圧倒的な絶望吐き気で満たす。魂の疫病によってんだクリーチャーの魂はアバドンに放棄され、犠牲者の実際の属性宗教に関係なくその領界で狩られた者の一人となる。魂の疫病魔法治癒することができるが、通常休息では治すことはできない。

魂の疫病/Soul Plague:噛みつき―致傷型; セーヴ頑健難易度42; 潜伏期間即座; 頻度 1回/日; 効果 1d8【耐】吸収、および吐き気がする状態24時間。このセーヴ難易度【耐久力】に基づく。

アポリュオンは王位を掌握し、んだと思われる前任者の失踪後にライバルになりうる者を皆殺しにして、以後長い間支配してきた。疫病の王子/Prince of Plaguesとしても知られているこのホースマン・オヴ・ペスティレンスは、沼地氾濫した森、浅い性の海が広がる広大な領界であるプレイグメア/Plaguemereの領界を支配している。彼の塞である蠅の玉座/Throne of Fliesは、巨大な脊柱と肋を彫ったもので、これは治癒の神の骸か、ザ・フォーに虐殺されアバドン引きずり込まれて食われたプロティアン・ロードではないかと噂されている。

他のホースマンが物質界の定命の者に対してより露な残虐行為に従事するのに対し、アポリュオンとその下僕は創造のかけ離れた形態に焦点を当てている:このダイモンの御業を実行し、性の世界的流行物質界全体に広められる新しい病気疫病作成だ。あまり知られていないのは、この創造の行いは、受け堕落させることを的としたアーティファクト魔法のアイテム、さらには、の女神のシステム内で機能して魂を汚し、審判の後にその魂をアバドンへと墜とすより偉大な形而上学的な伝染病にまで及んでいるという事実である。

アポリュオンは頻繁に先を物質界に送り込み、そこでの彼らの行動は彼らが殺されたり追放された後も長い間伝染病を残す。これまで以上に恐ろしく毒性のある疫病を広める、このホースマンは病気の媒介者としてあるいは生きている孵化器として使用することと引き換えに、定命の者の教団の信者に一的な免疫を与えることも厭わないが、この保護は一的なものである――最終的には彼らも倒れ、体のの雲の中で魂はアバドンへと運ばれる。

アポリュオンの教団 Apollyon's Cult

アポリュオン中立にして悪ドルイド復讐に燃える隔離された病人、ワーラットなどの、病気のキャリア、病気に罹っている、病気を使う者に崇拝されている。アポリュオンはまたダイモンを崇拝するアーデファン種族の大部分の忠誠を指揮している。この疫病の王子/Prince of Plaguesは助祭の従者種族だけでなくアストラダイモン病気アンデッド巨大ラットナックラヴィーアティアグピスコダイモン、そしてあらゆる種類に仕えられている。邪印は黄色いサイズであり、サイズ好む武器である。破壊闇の領域災害、損失、ダイモン夜の副領域への使用権を与える。

アシャー・オヴ・ザ・ブラック・レイン Usher of the Black Rain

オーラ 圧倒的・全て; 術者レベル 29
装備部位 なし; 市価 ―; 重量 12ポンド
区分 上級アーティファクト

アポリュオン武器アシャー・オヴ・ザ・ブラック・レインである。移動アクションとしてこの武器サイズからコンポジット・ロングボウ【筋力】+16)に変化させることができるが、どの形態でも+5 アンホーリィウーンディング武器である。ロングボウとして発射する際、矢弾自動的に作成される。現在病気に罹っている敵に対して、アシャー・オヴ・ザ・ブラック・レインは命中するたびに追加で6ポイントの不浄ダメージを与える。

破壊方法

アポリュオンの外套(その魂がを与えているエンジェルたちのから縫われたもの)がニルヴァーナへと運ばれ、そこできれいに洗浄され、んだエンジェルたちの長い間忘れ去られていた名前それぞれを唱えながら埋めると、アシャー・オヴ・ザ・ブラック・レインは灰燼に帰する。

ホースマン:カロン Horseman, Charon

この古代の人物はい服を着ており、その意のある狡猾さで輝くくぼみになっている。

カロン 脅威度30 Charon

出典 Bestiary 6 162ページ
経験点 9,830,400
中立にして悪中型サイズ来訪者ダイモン他次元界
イニシアチブ +12; 感覚 暗視60フィート、ディテクト・グッド生命感知トゥルー・シーイング〈知覚〉+50
オーラ 畏怖すべき存在(120フィート、難易度40)、アンホーリィ・オーラ難易度30)

防御

アーマー・クラス 48、接触38、立ちすくみ40(+16不浄、+10外皮、+4反発、+8【敏】
ヒット・ポイント 774(36d10+576); 再生20(神性または神話
頑健 +32、反応 +32、意志 +35
防御的能 黙示録の蘇生、フリーダム・オヴ・ムーヴメント負のエネルギーへの親和性ステュクスの絆ダメージ減少 20/ エピック、、および完全耐性 能力値ダメージ能力値吸収、[強]、[即死]効果、[病気]、生命力吸収、[精神作用]効果石化、[]; 抵抗 [氷]30、[雷撃]30、[]30; 呪文抵抗 41

攻撃

移動速度 50フィート、水泳30フィート; エア・ウォークウォーター・ウォーク
近接 +5スペルスティーリングアンホーリィクオータースタッフ=+52/+47/+42/+37(1d6+20/19~20、加えて“呪い of ages”)、+5スペルティーリング・アンホーリィクオータースタッフ=+52/+47/+42(1d6+20/19~20、加えて“加齢の呪い”)、または接触=+51(“加齢の呪い”)
遠隔 ステュクスの矢(×4)=+44(10d6、加えて“記憶喪失”)
接敵面 5フィート、間合い 5フィート
特殊攻撃 加齢の呪い記憶喪失ステュクスの矢
擬似呪文能力術者レベル30; 精神集中+42)

アンホーリィ・オーラ難易度30)、ウォーター・ウォークエア・ウォークディテクト・グッドトゥルー・シーイングフリーダム・オヴ・ムーヴメント
回数無制限―アストラル・プロジェクションアニメイト・デッド(神)アンハロウアンホーリィ・ブライト(神)難易度26)、クリエイト・アンデッドクリエイト・グレーター・アンデッドグレーター・ディスペル・マジックグレーター・テレポートコントロール・アンデッド難易度29)、サークル・オヴ・デス(神)難易度28)、シェイプチェンジディセクレイト(神)テレキネシス(神)難易度27)、ブラスフェミイ(神)難易度29)
3回/日―ウェイル・オヴ・ザ・バンシー難易度31)、呪文高速化サークル・オヴ・デス(神)難易度28)、シンボル・オヴ・デス難易度30)、ソウル・バインドダイモン招来呪文高速化テレキネシス(神)難易度27)、プレイン・シフト(神)難易度29)
1回/日―ウィッシュ(神)タイム・ストップ(神)
(神) 自分の領界にいる間、カロンはこの能神話版を使用できる。

一般データ

【筋】40、【敏】27、【耐】42、【知】35、【判】32、【魅】35
基本攻撃 +36; 戦技ボーナス +51(突き飛ばし+55); 戦技防御値 89(対突き飛ばし91)
特技 《イニシアチブ強化》《駆け抜け攻撃》、《擬似呪文能力高速化:サークル・オヴ・デステレキネシス》、《騎乗戦闘》《強打》《クリティカル強化:クオータースタッフ》、《クリティカル熟練》《攻防一体》《上級突き飛ばし》《上級二刀流》《突き飛ばし強化》《二重斬り》《二刀流》《二刀流強化》《迎え討ち》《猛突撃》《盲目化クリティカル》
技能 〈威圧〉+48、〈知識:神秘学、工学、地理歴史宗教〉+48、〈隠密〉+47、〈軽業〉+44、〈騎乗〉+47、〈交渉〉+48、〈呪文学〉+51、〈職能:船乗り〉+50、〈真意看破〉+50、〈水泳〉+59、〈知覚〉+50、〈知識:次元界〉+51、〈はったり〉+51、〈魔法装置使用〉+51
言語 奈落語、天上語、共通語、獄語; テレパシー300フィート
その他の特殊能力 アイテム作成ホースマンの特徴ステュクスの間合い乗騎変化

生態

出現環境 気候問わず/地形問わず(破滅界アバドン
編成 単体、または騎乗(カロン、およびザ・ペイル・ホース
宝物 ×3(+5スペルスティーリングアンホーリィクオータースタッフその他宝物

特殊能力

アイテム作成 カロン魔法のアイテムまたは人造作成する的において、Pathfinder RPG Core Rulebookに記載されている全てのアイテム作成特技に加えて《人造クリーチャー作成》を使用できるものとして扱われる。

加齢の呪い(超常)/Curse of Ages 目標【耐久力】【敏捷力】【筋力】は6減少するが、精神的能は増加しない。カロンが古希の目標(もともと古希のクリーチャー、またはこの効果や類似の魔法効果を受けて古希になったクリーチャー)に接触したり攻撃したりすると、そのクリーチャー記憶喪失(下記参照)の対象となる。加齢の呪いは加齢、[呪い効果である。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

記憶喪失(超常)/Memory Loss カロンステュクスの矢クリーチャー攻撃したり、古希の目標接触したり攻撃したりすると、記憶喪失をそのクリーチャーに与えることができる。記憶喪失響を受けたクリーチャー難易度40の意志セーヴを行わねばならず、失敗すると記憶が一掃されたことで永続的な負のレベル2を得る。これらの負のレベルは[精神作用]効果であるが、負のエネルギーによる効果ではない。これらの負のレベルによって、目標負のレベルの総数がヒット・ダイス以上となる場合、ステュクスの矢による負のレベルの総数が自身ヒット・ダイス以上である間、目標ぬ代わりに強硬症となる。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

乗騎変化(超常)/Transform Mount 即行アクションとして、カロン自身乗騎であるザ・ペイル・ホースを、最大4体の乗客と自身を運ぶことができる平底船へと変えることができる。また即行アクションとして、この平底船をザ・ペイル・ホースに戻すことができる。その場合、自動的にザ・ペイル・ホースに騎乗し、平底船内の乗客や荷物は隣接するマスに投げ捨てられる。

ステュクスの絆(変則)/Stygian Bond カロン再生は、ステュクス川と物理的に接触している、またはステュクス川にいて平底船に乗っているときは決して克服することはできない。

ステュクスの間合い(超常)/Reach of the Styx 標準アクションとして1時間に1回、カロン自身自身に隣接するクリーチャー――平底船の乗客など――が現在ステュクス川が流れている次元界にいない場合でも、プレイン・シフト呪文を介して、ステュクス川が接する任意の場所移動することができる。

ステュクスの矢(超常)/Stygian Bolt 標準アクションとして、カロンはステュクスのを口から4発吐き出すことができる。このステュクスの矢はそれぞれ異なるクリーチャー目標にすることができる。これらの攻撃射程単位が100フィートの遠隔攻撃として扱われる。命中すると、ステュクスの矢は10d6ポイントの殴打ダメージ記憶喪失を与える。

ホースマン・オヴ・デス/the Horseman of Death”、“ステュクス川の船/Boatman of the Styx”であるカロンは同ホースマンと比較して古くから存在している。ザ・フォーの中で彼だけが最初の――そして唯一の――ロード・オヴ・デスで、オリジナルのホースマンである。それでも、カロンの称号は、彼の本当の狙いを不明瞭にしている――彼は全てのダイモンの狙いの内にある全体としての単なるではなく、特に老衰によるを狙っている。最も精的な定命の者でさえ、最終的にはその迫りくる幻に屈しなければならず、この意味では、ステュクス川の船がザ・フォーの中で最も強な存在であり続けているのは驚くに値しない。定命の者の必然的な終焉のように、カロンの忍耐は伝説となっている。

カロンターナダイモンに似ており、ほとんどのものは、彼が自分自身本にして彼らを象ったのだろうと推測している。しかし、カロン人型生物生命体が誕生するよりも遥かに前から存在していた程古いため、現在の彼の姿は恐らく、捨てられて久しい原型を伴う、現代の装いに過ぎないのだろう。

カロンに仕えているダイモンアバドン全域の広範囲に及び、しばしばステュクスに乗って宇宙の他の広がりへと行き、彼の名の下に魂を狩る。他のホースマンの下僕とは異なり、カロンの下僕は控えめで密やかな方法で行動するが、他のホースマンの下僕と同じくらいの数の魂を収穫する。旅人が単独で近づいてくると、カロンは単に客人を連れ去って食べてしまうこともある。しかし他の場合には、合法的な取引をするが、彼の取引は何百年も何千年もの歳をかけて終焉に向かって働く。カロンの取引は他の方法でも彼に貢献し、ザ・フォーの仲間でさえ、彼の権威に静かに従うことがある。カロンにかけて絶望した神性、アークフィーンド、至高天の王、さらには全世界中の人々とさえ取引しており、やり取りの間中ずっと交渉相は何も惜しめない事を知りながら魂の支払いと引き換えに援助を提供している。

カロンの領界は、ザ・フォーの者の中で最大である。それはステュクス川が他の領界、未開の荒野、次元界の向こう側にまで至り隣接している事実を考慮すれば違和感はない。ステュクス川の全ての分岐は最終的にカロン塞である溺死法定/Drowning Courtにまで遡ることができ、その法定は巨大な中央の渦の周囲を渦巻く何百もの移動する島、船、浮かぶで構成されている。

カロンの教団 Charon's Cult

カロンは、渡し守、盗掘者、葬儀人、アンデッド、そして非常に多くの運の尽きた獄に落ちるべき不滅志望者によって崇拝されている。ホースマン・オヴ・デスには、その助祭の従者種族であるターナダイモンとともに、フィーンディッシュ・クラーケングリム・リーパーハグハイドロダイモン、河川のモンスター、そして様々な種類アンデッドが仕えている。カロン邪印は、眼窩にコインがかかったであり、好む武器クオータースタッフである。アンデッド知識水の領域と氷、記憶、ダイモンの副領域への使用権を与える。

ホースマン:ザリエル Horseman, Szuriel

この髪の女性の真っは血の涙を流し、肩からは巨大な一対のカラスのが広がっている。

ザリエル 脅威度28 Szuriel

出典 Bestiary 6 164ページ
経験点 4,915,200
中立にして悪中型サイズ来訪者ダイモン他次元界
イニシアチブ +13; 感覚 暗視60フィート、ディテクト・グッドトゥルー・シーイング〈知覚〉+46
オーラ 畏怖すべき存在、(120フィート、難易度36)、アンホーリィ・オーラ難易度28)

防御

アーマー・クラス 46、接触35、立ちすくみ37(+12不浄、+11外皮、+4反発、+9【敏】
ヒット・ポイント 676(33d10+495); 再生20(神性または神話
頑健 +30、反応 +31、意志 +32
防御的能 黙示録の蘇生、ファイアー・シールド(ウォーム・シールド)、フリーダム・オヴ・ムーヴメントダメージ減少 20/エピック、、および完全耐性 能力値ダメージ能力値吸収、[強]、(魅惑)効果(強制)効果[即死]効果、[病気]、生命力吸収石化、[]; 抵抗 [氷]30、[雷撃]30、[]30; 呪文抵抗 39

攻撃

移動速度 40フィート、飛行60フィート(良好)
近接 ラメンテーション・オヴ・ザ・フェイスレス=+58/+58/+53/+48/+43(2d6+36/17~20)、(×2)=+46(1d6+9、加えて“生命力吸収”)
特殊攻撃 生命力吸収1レベル難易度36)、噴火到来見捨てられし者の怒り
擬似呪文能力術者レベル28; 精神集中+38)

アンホーリィ・オーラ難易度28)、ディテクト・グッドトゥルー・シーイングファイアー・シールド(ウォーム・シールド)、フリーダム・オヴ・ムーヴメント
回数無制限―アストラル・プロジェクションアンハロウアンホーリィ・ブライト(神)難易度24)、グレーター・ディスペル・マジックグレーター・テレポートシェイプチェンジスピリチュアル・ウェポン(神)ディセクレイト(神)テレキネシス(神)難易度25)、ブラスフェミイ(神)難易度27)
3回/日―インセンディエリ・クラウド難易度28)、ダイモン招来呪文高速化テレキネシス(神)難易度25)、ファイアー・ストーム(神)難易度28)、プレイン・シフト難易度27)、ブレード・バリアー(神)難易度26)
1回/日―ウィッシュ(神)タイム・ストップ(神)メテオ・スウォーム(神)難易度29)
(神) 自分の領界にいる間、ザリエルはこの能神話版を使用できる。

一般データ

【筋】46、【敏】29、【耐】40、【知】29、【判】30、【魅】31
基本攻撃 +33; 戦技ボーナス +51; 戦技防御値 86
特技 《イニシアチブ強化》《駆け抜け攻撃》《かすめ飛び攻撃》、《擬似呪文能力高速化:テレキネシス》、《騎乗戦闘》《クリティカル強化:グレートソード》、《クリティカル熟練》《クリティカル体得》《攻防一体》《上級武器開眼:グレートソード》、《上級武器熟練:グレートソード》、《武器開眼:グレートソード》、《武器熟練:グレートソード》、《迎え討ち》《猛突撃》《盲目化クリティカル》《よろめき化クリティカル》
技能 〈威圧〉+46、〈知識:神秘学、工学、歴史宗教〉+42、〈隠密〉+45、〈軽業〉+45、〈騎乗〉+45、〈呪文学〉+42、〈真意看破〉+46、〈知覚〉+46、〈知識:次元界〉+45、〈はったり〉+46、〈飛行〉+49、〈魔法装置使用〉+46
言語 奈落語、天上語、共通語、獄語; テレパシー300フィート
その他の特殊能力 汚れた炎ホースマンの特徴戦争屋

生態

出現環境 気候問わず/地形問わず(破滅界アバドン
編成 単体、または騎乗(ザリエル、およびザ・レッド・ホース
宝物 ×3(ラメンテーション・オヴ・ザ・フェイスレスその他宝物

特殊能力

汚れた炎(超常)/Corrupted Flames 彼女の領界内で焼き尽くされた人々の怒りと悲しみを放出することで、ザリエル接触の本質そのものを破壊する。ザリエル通常ダメージを与える擬似呪文能力超常効果は、そのダメージそのものの半分を[ダメージとして与え、残りの半分をエネルギー抵抗や[]に対する完全耐性の対象とならない不浄ダメージとして与える。

戦争屋(変則)/Warmonger ザリエルは全ての武器習熟し、前提条件として最低レベルファイターレベルを必要とする特技前提条件を満たす的において20レベルファイターとして扱われる。

噴火到来(超常)/Eruptive Arrival ザリエルが(瞬間移動効果を使用した際、到着即行アクションとして爆発を引き起こすことができる。これにより半径30フィート以内の全てのクリーチャーに20d6ポイントの[ダメージを与える、爆発を発生させる。ザリエルクリーチャーを選択してこの効果から除外することができるが、(滅多にしないものの)自分の味方の殺戮とでさえ楽しんでいる。セーヴ難易度【耐久力】に基づく。

見捨てられし者の怒り(超常)/Fury of the Forsaken 1日1回、標準アクションとして、ザリエル自身の半径60フィート以内にいる全てのダイモンでないものに対して、心を捻じ曲げる激怒と血への欲望を植え付ける。響を受けたクリーチャー【筋力】【耐久力】に+4の士気ボーナスアーマー・クラスに-2のペナルティを得、以前の敵味方に関係なく、最も近いクリーチャー攻撃することを強制される。クリーチャー難易度36の意志セーヴに成功すると、この効果抵抗できる。そうでない場合、ザリエルが視界内にいる限り持続する。効果が終了すると、響を受けたクリーチャー疲労状態となる。これは[精神作用](強制)効果であり、バーバリアン激怒レイジ呪文その他類似の効果とは累積しない。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

一見すると、ザリエルは意気揚々とした天使のような姿をしている。象のような肌、流れるような色の髪、汚れのない絹の巻物を纏った完璧で強い体、そしてカラスのようなを持つ彼女は、高みからの栄光――真の争の女神――の擬人化のように見える。しかし間近で見るとこの印象はすぐに消え去るだろう。反射オニキスのようにザリエルは、深紅の小川のごとく絶えず流血しており、頬を伝って地面に流れ落ちている。彼女が畏れ多くも微笑む、彼女は人型生物よりもサメやのものに相応しいギザギザで剃刀のように鋭いのある口を露わにする。ザリエルグレートソードラメンテーション・オヴ・ザ・フェイスレスは初代に遡るまでの全てのホースマン・オヴ・ウォーが用いており、古代の忘れられた至高天の王堕落したであると言われている。

ホースマン・オヴ・ウォーは、かつては堕落した定命の者のパラディンであった。その罪のために破された後、征服の将軍となり、ついに支配的な女帝となった後、かつての信仰の信者を虐殺した。彼女自身場ではなく、暗殺者のによってもたらされたが、これは単に彼女をアバドンへと導き、やがてホースマン・オヴ・ウォーとしての役割を果たすことによって、彼女の征服の最大の章を開いたに過ぎない。

ザリエルは全てのエンジェルを公然と嘲笑し、定命の者との歪んだ破壊的な会話の中でエンジェルたちの主題となる要素で欺し、騙された者と彼女の本性を完全に認識している者の両方を畏怖させる。彼女の教団はしばしば、彼女を破壊、征服、大量虐殺の象徴としてではなく、犯した恐ろしい罪にもかかわらず楽園に至った倒れた兵士の魂を伴う、約束された正義勝利であると描写する。

ザリエル軍隊アバドンで最大かつ最も厳密に組織化されたであるが、いつでもこのホースマンの軍隊の半分はその次元界全域に散らばっており、様々なアビサル・ロード、アークデヴィル、およびその他軍隊が彼らの助に対価を払う。ザリエルは生きている定命の者か、魂か、場で倒れた者を食らう権利かを要求するため、ほとんどの場合その代償は高額である。定命の者の次元界へと行軍する、彼女の軍隊組織的に大量虐殺に従事するまでの間、彼らの「味方」が満足するのに十分な期間の間約束を尊重する。

ザリエルの教団 Szuriel's Cult

ザリエル争に至るまでのすべてのことを含む、争のあらゆる側面に関連する人々によって崇拝されている。武器商人略奪者傭兵兵士、軍閥は“荒廃の天使”を崇拝している。ザリエルはまた、ダイモンを崇拝し、ダイモンが生み出したアーデファン種族のかなりの数の忠誠心を持っている。“破壊の熾天使”にはプロダイモンとともに助祭の従者種族だけでなく、キャリオン・イーター、オブシシダイモンアンデッド兵士、ウォー・ビースト、ウォースウォーンB4などが仕えている。ザリエル邪印であり、好む武器グレートソードである。火の領域と凶暴、戦術ダイモン血の副領域を与える。

ラメンテーション・オヴ・ザ・フェイスレス

Lamentation of the Faithless/無貌の哀歌
オーラ 圧倒的・全て; 術者レベル 28
装備部位 なし; 市価 ―; 重量 8ポンド
区分 上級アーティファクト

ザリエル武器は、ラメンテーション・オヴ・ザ・フェイスレスという+5 スピードアンホーリィグレートソードである。攻撃のためにこのを用いるとき、ザリエル攻撃が成功するたびヒット・ポイントを1d6回復する。ザリエル自身標準アクションとして掲げる場合、それを見た60フィート以内のすべてのクリーチャー難易度30の意志セーヴに成功しない限り、1d4+1ラウンドの間盲目状態となり、クラッシング・ディスペア響を受ける。(善)の副種別を持つクリーチャーまたは信仰呪文の術者はこのセーヴに-4のペナルティを受ける。標準アクションとして、ザリエル次元界の境界を超えることを含む、あらゆる距離からを呼ぶことができる。

破壊方法

ヘヴンの山頂にあるに囲まれたに、復活した悔い改めたフィーンドによって置かれた場合、々になり昇華する。

ホースマン:トレルマリクシアン Horseman, Trelmarixian

この飢えた細身の男は、ギザギザな結晶の歯を持つジャッカルの3つのがある。彼の脂ぎったは不穏に打っている。

トレルマリクシアン Trelmarixian

出典 Bestiary 6 166ページ
経験点 3,276,800
中立にして悪中型サイズ来訪者ダイモン他次元界
イニシアチブ +13; 感覚 暗視60フィート、ディテクト・グッドトゥルー・シーイング〈知覚〉+46
オーラ 畏怖すべき存在(120フィート、難易度36)、アンホーリィ・オーラ難易度28)

防御

アーマー・クラス 45、接触35、立ちすくみ36(+12不浄、+10外皮、+4反発、+9【敏】
ヒット・ポイント 656(32d10+480); 再生20(神性または神話
頑健 +29、反応 +31、意志 +33
防御的能 不定形、黙示録の蘇生、フリーダム・オヴ・ムーヴメントダメージ減少 20/エピック、、および完全耐性 能力値ダメージ能力値吸収、[強]、(魅惑)効果(強制)効果[即死]効果、[病気]、生命力吸収石化、[]; 抵抗 [氷]30、[雷撃]30、[]30; 呪文抵抗 38

攻撃

移動速度 30フィート、飛行30フィート(標準)
近接 噛みつき(×3)=+46(4d6+21/19~20、加えて“生命力吸収”)、(×2)=+46(3d8+14/19~20、加えて“つかみ”)
特殊攻撃 生命力吸収1レベル難易度36)、高速飲み込み前任者の激怒貪欲なる大食らい飲み込み(10d6[強ダメージ、および1d6【判断力】吸収アーマー・クラス15、ヒット・ポイント65)、喰われし者の嘆き
擬似呪文能力術者レベル27; 精神集中+37)

アンホーリィ・オーラ難易度28)、ディテクト・グッドトゥルー・シーイングフリーダム・オヴ・ムーヴメント
回数無制限―アストラル・プロジェクションアンハロウアンホーリィ・ブライト(神)難易度24)、グレーター・ディスペル・マジックグレーター・テレポートシェイプチェンジディセクレイト(神)テレキネシス(神)難易度25)、ブラスフェミイ(神)難易度27)
3回/日―インサニティ難易度27)、ウェイヴズ・オヴ・ファティーグコントロール・ウェザー(神)ソウル・バインド難易度29)、ダイモン招来呪文高速化ハンガー・フォー・フレッシュ難易度24)、プレイン・シフト難易度27)、ホリッド・ウィルティング難易度28)、マス・ハンガー・フォー・フレッシュ難易度27)
1回/日―インプリズンメント難易度29)、ウィッシュ(神)タイム・ストップ(神)
(神) 自分の領界にいる間、トレルマリクシアンはこの能神話版を使用できる。

一般データ

【筋】38、【敏】29、【耐】40、【知】31、【判】32、【魅】31
基本攻撃 +32; 戦技ボーナス +46(足払い+48); 戦技防御値 81(対足払い83)
特技 《足払い強化》《イニシアチブ強化》《駆け抜け攻撃》、《擬似呪文能力高速化:ハンガー・フォー・フレッシュ》、《騎乗戦闘》《強打》《クリティカル強化:噛みつき》、《クリティカル熟練》《攻防一体》《渾身の一打》《渾身の一打強化》《上級渾身の一打》《疲労化クリティカル》《迎え討ち》《猛突撃》
技能 〈威圧〉+45、〈知識:神秘学、ダンジョン探検、工学、歴史宗教〉+42、〈隠密〉+44、〈軽業〉+41、〈騎乗〉+44、〈呪文学〉+45、〈真意看破〉+46、〈知覚〉+46、〈知識:次元界〉+45、〈はったり〉+45、〈飛行〉+44、〈魔法装置使用〉+45
言語 奈落語、天上語、共通語、獄語; テレパシー300フィート
その他の特殊能力 ホースマンの特徴

生態

出現環境 気候問わず/地形問わず(破滅界アバドン
編成 単体、または騎乗(トレルマリクシアン、およびザ・ブラック・ホース
宝物 ×3

特殊能力

喰われし者の嘆き(超常)/Wail of the Consumed トレルマリクシアンは1d4ラウンドに1回標準アクションとして、喰われた無数の魂のボロボロの断片を呼び出し、驚異的な嘆きを放つことができる。これは60フィートの拡散内のすべてのクリーチャー響を与える。響を受けたクリーチャーは1d10ポイントの【判断力】吸収を受け、1ラウンドの間朦朧状態となる。難易度36の意志セーヴに成功したクリーチャーは代わりに1d4ポイントの【判断力】ダメージと1ラウンドの間よろめき状態となる。これは[音精神作用]効果である。セーヴ難易度【魅力】に基づく。

前任者の激怒(超常)/Predecessor's Rage トレルマリクシアンは前任のホースマン・オヴ・ファミンを取り込んだ。その前任のホースマンの要素の一部はまだトレルマリクシアンの腹の中に存在し、甘く精神的な喉飴のようにゆっくりと消化されている。前任のホースマン自体は寄生存在であり、割り込みアクションとして1時間に1回トレルマリクシアン前任者の激怒に対する抵抗を弱め、内面からの憤怒をその身に吹き込むことができる。そうするなら、トレルマリクシアンライチャス・マイト効果を得、再生は4ラウンドの間30に増加する。この効果が終了すると、トレルマリクシアン難易度35の頑健セーヴを行い、失敗すると1d4+1ラウンドの間よろめき状態となり、成功した場合は1ラウンドの間よろめき状態となる。

貪欲なる大食らい(変則)/Ravenous Devourer トレルマリクシアン噛みつき攻撃には常にダメージ【筋力】修正値の1.5倍を適用する。

飲み込み(超常)/Swallow Whole トレルマリクシアン飲み込みは、トレルマリクシアン中型であるという事実にもかかわらず、超大型またはそれより小さいクリーチャー響を与えることができる超常能力である。彼の他次元界間と同様に機能し、いくつものクリーチャーを収容できる。トレルマリクシアン他次元界間を含む物体バッグ・オヴ・ホールディングポータブル・ホールなど)を飲み込んだ場合、その物体ホースマン・オヴ・ファミンの腹の中にある間は開くことはできないが、それ以外、破壊的でと作用することはない。

ザ・フォーの中で最も若いが、おそらく最も野心的であるトレルマリクシアン・ザ・ブラックは魂の嚥下に執着し、残忍で非道徳的な科学と準宗教的な狂信の境界線上に立っている。常に貪欲で姿を変え続ける恐怖であるトレルマリクシアンは3つのを持つ人型生物の姿をしている――しかし、ただただ彼の体は絶えず震え、動き回り、胆汁、血液、粘液の原形質の泥漿に陥りそうになっている。トレルマリクシアンはかつてメラダイモンであり、彼の下僕であるメラダイモンは常にやせ衰えた獣のようであるが、彼の支配下にある間は姿は更に犬のようになる。いわゆる“寄生の王子/Lysogenic Prince”が権を握るようになった、前任者を倒して消化したが、寄生的な激怒の定期的な発作を煽るために、腹の中に前任者の断片を維持している。

トレルマリクシアン飢餓だけでなく物理的または形而上学的な消耗のより広義の概念を、特に癌、寄生虫、そして精神的な衰退による、継続する破滅を、体現している。彼が体現するウィルスによる苦しみと同様、ホースマン・オヴ・フェミンはある具体的な法において選択した概念のように振る舞っており、彼のしもべの多くに物理的な形で自身の断片を密かに挿入している。これによって彼は本当に狂うような規模感覚情報に襲われるため、トレルマリクシアンの断片化された心は狂気と前任者のものを含む多数の声で溢れそうになっている。彼は今でも自分なりのやり方で前任者を崇拝しており、女性であるその前任者は彼に話しかけてきて定期的に助言したり、攻撃的で自意識過剰な良心のように彼の欠点嘲笑っている。彼は意志の力でこの声を黙らせることができるが、他のどの声よりも悩ませている前任者の声を払い除けることは容易ではない。ほとんどのダイモンは定命の者の人生の壊れた断片化された記憶しか保持していない。一方でトレルマリクシアンは彼の人生の最後の数分間を除いてすべてを覚えている。ダイモンの血を引く定命のティーフリングであるトレルマリクシアンは深遠な魔術の御業で自分の世界のあらゆる生命体を絶滅させたが、そうすることで餓運命づけられた。苦悶の瞬間、彼に話かけ、質問し、「後に彼を待っているものと比較して彼の成功は小さい」と嘲笑う誰かを彼は思い出した。これまでの人生で知っていたすべての者を破壊したにもかかわらず、誰がそこにいたのか、その人物の顔や最後の言葉は思い出せていない。

誰の血が彼の魂を運んだのか、つまり彼の未知なる所有権を未だ持っているかも知れない者は誰か、えばして久しいホースマン・オヴ・フェミンなのか等で、トレルマリクシアンの記憶は依然として彼を悩ませている。彼は同様に、自分は彼の先祖の帰還のための道標になるために生まれてきたという――あるウィルス(祖先)が別のウィルス(自分)の中にあり、自己表現してトレルマリクシアンがその前任者にしたように彼を追い出す日を待ちながら潜伏しているという――考えに悩まされている。

トレルマリクシアンの領界である枯法廷/Withered Courtは、生物学的および形而上学的な恐怖の領界であり、から紡がれた塔であり、悲鳴を上げる生きたレンガのように定命の者の魂が使われており、それぞれが絶え間ない飢餓の中で悲痛に泣き叫んでいる。この恐怖の領界で、彼の下僕たちは彼らが作ると同じくらい多くの魂を貪り食らい悪夢のような不可思議へと歪ませる一方で、その主人は何マイルもの高さのある嘆きの塔/Weeping Towerという塞内で虚無的な仕事を続けている。

トレルマリクシアンの教団 Trelmarixian's Cult

トレルマリクシアンドルイドグリフ、飢えたゴースト飢餓の犠牲者を含む、飢饉とより広義の消耗の概念に触れた人々に崇拝されている。トレルマリクシアンは、ダイモンを崇拝し、ダイモン作成されたアーデファン種族のかなりの数の忠誠心を持っている。“寄生の王子”はアストラダイモンダルゴダイモン、フィーンディッシュ・ジャッカル、ジャッカル・モンスターグール、スカベンジャー、ヴァンパイアウェンディゴだけでなく、飢餓によって狂気やカニバリズムに追い込まれた者たちにも奉仕されている。

トレルマリクシアン邪印は日食を顎でつかんでいるところを横から見たジャッカルのであり、好む武器スパイクト・ガントレットである。狂気天候の領域と季節、錯乱、ダイモン腐敗の副領域を与える。

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