君は乗騎に乗る技術に長けている。乗騎は通常はホースだが、時にグリフィンやペガサスのような風変わりなものとなるかもしれない。乗騎とするに向かないクリーチャーに乗る場合、〈騎乗〉判定に-5のペナルティを受ける。
判定:一般的な騎乗行動には判定は不要である。まったく問題なく、乗騎に鞍を置き、乗り、走らせ、そして降りることができる。ただし、以下の作業には判定が必要になる。
作業 |
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5 | |
5 | |
10 | |
15 | |
15 | |
15 | |
15 | |
20 | |
20 |
膝で操る:君は乗騎を膝で操り、戦闘中に両手を使用可能にできる。君のターンの始めに判定を行なうこと。失敗すれば、君は乗騎を操るのに片手を使う必要があるため、そのラウンドにはもう一方の手しか使うことができない。これはアクションではない。
鞍に留まる:君は乗騎が後脚立ちしたり、突然走り出した時、あるいは自分がダメージを受けた時に、とっさに反射的対応として落下を回避できる。技能をこう使用するにはアクションを要しない。
戦闘訓練を受けた乗騎とともに戦う:戦闘中、戦いの訓練を受けた乗騎に攻撃を指示した場合も、さらに自分自身の通常の攻撃を行なうことができる。この用法はフリー・アクションである。
遮蔽を取る:君はとっさに反応して身を低くし、乗騎の片側にぶらさがることで、乗騎を遮蔽として使用できる。乗騎を遮蔽として使用している間は、君は攻撃することも、呪文を発動することもできない。失敗すれば、遮蔽の利益を得ることはできない。この用法は割り込みアクションであるが、この位置から復帰するのは移動アクションである(判定の必要はない)。
軟着陸:君は乗騎から落下する際にダメージを無効にする。失敗したら、君は1d6ポイントの落下ダメージを受け、“伏せ状態”となる。この用法はアクションを要しない。
障害跳び:君は乗騎に、乗騎の移動の一部として障害を跳び越えさせることができる。障害跳びの〈騎乗〉判定に成功した場合、〈騎乗〉修正値か乗騎の跳躍修正値のいずれか低い方を用いて、クリーチャーがどれくらい遠くまで跳躍できたかを確認するために判定を行うこと。乗り手は〈騎乗〉判定に失敗したなら乗騎から落ち、しかるべき落下ダメージ(1d6ポイント以上)を受ける。この用法はアクションではなく、乗騎の移動の一部である。
乗騎に拍車をあてる:乗り手は自分の1回の移動アクションを使って乗騎に拍車をかけ、乗騎の移動速度を上げようとすることができる。1回〈騎乗〉判定に成功したなら、乗騎の速度は1ラウンドの間10フィート上昇するが、そのクリーチャーは1d3ポイントのダメージを受ける。君はこの行動を毎ラウンド実行できるが、乗騎は【耐久力】能力値に等しいラウンド数が経過すると“疲労状態”になる。この能力は“疲労状態”の乗騎には使用できない。
戦闘中に乗騎を操る:戦闘中に、移動アクションとしてライト・ホース、ポニー、ヘヴィ・ホース、そのほかの戦闘騎乗用に訓練されていない乗騎を操ろうとすることができる。失敗すれば、君はそのラウンド中、他に何もすることができない。戦闘用に訓練されたホースやポニーについてはロールする必要はない。
素早く乗り降りする:乗騎のサイズ分類が乗り手よりも1段階大きいかそれ以下であり、かつ乗り手にそのラウンドで使用できる移動アクションが残っているなら、乗り手は乗騎にフリー・アクションで乗ったり降りたりしようと試みることができる。判定に失敗した場合、乗ったり降りたりするのは移動アクションになる。乗騎のサイズ分類が乗り手よりも2段階以上大きい場合、“素早く乗り降りする”ことはできない。
アクション:さまざま。普通に乗ったり降りたりするのは移動アクションである。他の判定は先述の通り、移動アクションだったり、フリー・アクションだったり、そもそもアクションでなかったりする。
特殊:鞍なしで騎乗しているなら、〈騎乗〉判定に-5のペナルティを被る。
《動物の友》特技があるなら、〈騎乗〉判定にボーナスを得る(『特技』を参照)。