君は呪文の発動のわざや魔法のアイテムの識別、魔法のアイテムの作成や発動中の呪文の識別を行なうことに長けている。
判定:〈呪文学〉は、呪文の発動や魔法のアイテムの作成についての技術的な側面に関して、知識や技能が問題となる際に使用される。この技能はまた、ディテクト・マジックやアイデンティファイといった呪文を使うことで、所持している魔法のアイテムの特性を識別する際にも用いられる。以下のように、この判定の難易度は作業によってさまざまである。
アクション:発動されようとしている呪文を識別するのはアクションではないが、君はその呪文が発動されるのをはっきりと見ることができなければならず、このため距離や不利な状況、その他の要因に関して、〈知覚〉判定と同様のペナルティを受ける。呪文書や巻物から呪文を学ぶのは呪文のレベルにつき1時間(0レベル呪文は30分)かかる。借りた呪文書から呪文を準備するのは、呪文の準備以上に時間がかかることはない。魔法のアイテムを作成するために〈呪文学〉判定を行なうのは製作過程の一部である。魔法のアイテムの特性を識別する試みは、識別しようとするアイテム1個につき3ラウンドかかり、その品を徹底的に吟味できる状態である必要がある。
再挑戦:呪文の識別は再挑戦できない。呪文書や巻物から呪文を学ぶのに失敗した場合、君は再挑戦するまでに最低でも1週間待たなくてはならない。借りた呪文書から呪文を準備するのに失敗した場合、君は次の日まで再挑戦できない。ディテクト・マジックを用いて魔法のアイテムの特性を識別する際には、アイテム1つの特性を突きとめようとすることができるのは1日1回までである。再度試みても同じ結果がもたらされる。
特殊:専門家のウィザードは、自分の専門である系統の呪文の識別、学習、準備を行なう際には+2のボーナスを得る。同様に、対立系統の呪文に関して同じような判定を行なう際には-5のペナルティを被る。