地下の闇の中で、スヴァーフネブリンは自らの居留地を守り、光のない地下の脅威のない小さなコミュニティを維持している。彼らは青みがかった灰色の肌を持つ真面目なクリーチャーである。このノームは暗い地下で生きることを選ぶことで、地上の従兄弟とは大きく様変わりしている。彼らは彼らの家や宝物庫、地下通路を共にする不快なクリーチャーから目の前の世界を守っているのだ。
-2【筋力】、+2【敏捷力】、+2【判断力】、-4【魅力】:スヴァーフネブリンは素早く観察眼もあるが、比較的脆弱で心理的な距離を置きがちだ。
ノーム:スヴァーフネブリンは(ノーム)の副種別を持つ人型生物である。
小型:スヴァーフネブリンは小型のクリーチャーであり、アーマー・クラスと攻撃ロールに+1のサイズ・ボーナス、戦技ボーナスと戦技防御値に-1のペナルティ、〈隠密〉判定に+4のサイズ・ボーナスを得る。
遅い速度/Slow Speed:スヴァーフネブリンは20フィートの基本移動速度を持つ。
防御訓練:スヴァーフネブリンはアーマー・クラスに+2の回避ボーナスを得る。
幸運:スヴァーフネブリンは全てのセーヴィング・スローに+2の種族ボーナスを得る。
得意技能:スヴァーフネブリンは〈隠密〉判定に+2の種族ボーナスを得る; これは地下においては+4に強化される。彼らは〈製作:錬金術〉判定および〈知覚〉判定に+2の種族ボーナスを得る。
嫌悪:憎むべき敵に対する訓練により、スヴァーフネブリンは(ドワーフ)もしくは(爬虫類)の副種別を持つ人型生物クリーチャーに対する攻撃ロールに+1のボーナスを得る。
石工の勘:スヴァーフネブリンはドワーフと同様の石工の勘を得る。
呪文抵抗:スヴァーフネブリンは11+自らのクラス・レベルに等しい呪文抵抗を得る。
スヴァーフネブリンの魔法:スヴァーフネブリンは自らが発動する全ての幻術呪文の難易度に+1を加える。加えてスヴァーフネブリンは以下の擬似呪文能力を得る:常時―ノンディテクション; 1/日―ディスガイズ・セルフ、ブラー、ブラインドネス/デフネス(難易度 12+【魅力】修正値); 術者レベルはスヴァーフネブリンのクラス・レベルに等しい。
言語:スヴァーフネブリンはプレイ開始時に地下共通語およびノーム語の会話能力を持っている。高い【知力】を持つスヴァーフネブリンは次に挙げる言語を選択することができる:アクロ語、エルフ語、オーク語、共通語、巨人語、ゴブリン語、地界語、ドワーフ語、および竜語。
既存のスヴァーフネブリンの種族特性の代わりに以下の種族特性を選択してもよい。この新しいオプションのいずれかを選択する前に、君のGMに相談をすること。
健康的/Healthy:スヴァーフネブリンは、病気(魔法の病気を含む)と毒に対する頑健セーヴに+4のボーナスを得る。この種族特性は幸運と置き換える。
石の占い師/Stoneseer:スヴァーフネブリンは、自らが発動する[地]の補足説明を持つ呪文の術者レベルに+1を加える。さらにスヴァーフネブリンは以下の擬似呪文能力を得る:常時―ノンディテクション; 1/日―ストーン・シェイプ、ストーン・テル、マジック・ストーン; 術者レベルはスヴァーフネブリンのクラス・レベルに等しい。この種族特性はスヴァーフネブリンの魔法と置き換える。
以下のオプションは記載の適性クラスを有するスヴァーフネブリンに適用可能であり、特に断りのない限り、ボーナスは適性クラスの特典を選択するたびに適用される。
アルケミスト:アルケミストの処方書に、アルケミストのリストからエキスの処方を1つ追加する。この処方はアルケミストが作成することのできる最大処方レベルから、少なくとも1レベル低い処方レベルでなければならない。
オラクル:オラクルの呪文リストより1つの修得呪文を得る。この呪文はオラクルが発動することのできる最大呪文レベルから、少なくとも1レベル低い呪文レベルでなければならない。
レンジャー:レンジャーの動物の相棒にダメージ減少 1/魔法を加える。レンジャーがこの利益を選択するたびに、このダメージ減少/魔法は+1/2だけ増加する(最大ダメージ減少 10/魔法)。レンジャーが動物の相棒を変更した場合、新しい相棒がこのダメージ減少を得る。
以下の種族アーキタイプはスヴァーフネブリンに適用可能である。
地上の下に住まう脅威から隠れることに専心するに当たり、スヴァーフネブリンは闇から現れる敵を攻撃し見えない存在から逃れるためにその種族的な錬金術への習熟と生まれつきの不明瞭にする才能を活用する。地下の爆弾魔は以下のクラス特徴を持つ。
沈黙爆弾/Silent Bomb:2レベルの時点で、地下の爆弾魔が爆弾を作成する際、音を立てること無く爆発する爆弾を作ることを選択できるようになる。とはいえ、この爆弾でダメージを受けたものが声を上げる可能性はある。この能力は毒の使用と置き換える。
標的指定爆弾*/Targeting Bomb:3レベルの時点で、地下の爆弾魔が爆弾を作成する際、爆弾の飛散範囲にいるすべてのクリーチャー(可能ならば目標も含む)に効果を及ぼすフェアリー・ファイアーの効果を、その爆発に組み込むことを選択できるようになる。この能力は即行錬金術と置き換える(地下の爆弾魔は18レベルの時点で即行錬金術を得、瞬間錬金術を得ることはない)。
石の種族/Stonekin:6レベルの時点で、地下の爆弾魔は自動的に2レベル・エキスとしてツリー・シェイプを修得する。ただし木ではなく、自らの実際のサイズと同じサイズの石筍の姿になる。7レベルの時点で、地下の爆弾魔は自動的に3レベル・エキスとしてメルド・イントゥ・ストーンを修得する。この能力は即行毒と置き換える。
発見:以下の発見は地下の爆弾魔アーキタイプを補完する:解呪爆弾、狂気爆弾、速攻爆弾、遅延爆弾、毒爆弾、変異薬注入。
以下の新しい発見は前提条件を満たすアルケミストであれば誰でも獲得できるが、スヴァーフネブリンの間でよく使われている。
暗黒爆弾*/Darkness Bomb:アルケミストが爆弾を作成する際、目標の光源を奪う効果を与えることを選択することができる。この効果は目標が持つ魔法のものでない光源を消し、ディーパー・ダークネスのように魔法の光源を1ラウンド/レベルの間解呪する。
まきびし爆弾*/Glassfoot Bomb:アルケミストが爆弾を作成する際、通常の効果に加えて揮発性のギザギザした水晶で地面を覆うようにすることを選択できる。これらの水晶はまきびしと同様に機能するが、2d6ラウンドが経過すると匂いがあるが無害な気体として気化してしまう。
以下のオプションはスヴァーフネブリンに適用することができる。この新しいオプションのいずれかを選択する前に、君のGMに相談をすること。
ジョルティング・ダーツ/Jolting Dart:この錬金術で育てたクリスタル製のダーツは、投擲するとその電荷を増大させる。このダーツが命中したクリーチャーは通常の刺突ダメージと、1d6ポイントの[雷撃]ダメージを受ける。ダーツに習熟していれば、このダーツを使用することができる。一度投擲すると、このダーツは壊れてしまう。
費用 |
クリティカル |
タイプ |
||||||
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100gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
20フィート |
1/2ポンド |
刺突 |
本文参照 |
君は気づかれないように、石像の如く体の動きを止めることができる。
利益:5ラウンドを適切な場所を探すことに費やすことで、君は自らが石の山のような小型の物体に見えるように動かないでいることができるようになる。これにより君は移動したり他のアクションを取らない限り、遮蔽や視認困難がなくても〈隠密〉判定を行うことができるようになる。
Earth Glide/地潜り
系統 変成術[地]; 呪文レベル アルケミスト4、ドルイド4、ウィザード/ソーサラー4
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 接触
目標 接触したクリーチャー
持続時間 1ラウンド/レベル
セーヴィング・スロー 意志・無効(無害); 呪文抵抗 可(無害)
目標は魚が水中を泳ぐように支障なく、石や土といった金属以外の地に属するものを通過することができるようになる。この移動速度は5フィートである。[火炎]ダメージに対する防護があるならば、溶岩を通り抜けることもできる。この移動によって経路に地下道や穴が残ることはないし、波やその他何かがそこにいた形跡を残すこともない。目標は歩く程度の集中をする必要があるため、攻撃や呪文の発動は通常通り行えるが、突撃や疾走を行うことはできない。ムーヴ・アースを目標を含む範囲に発動すると、目標は30フィート押し戻され、1ラウンドの間朦朧状態となる(難易度15の頑健セーヴにより無効)。この呪文は目標に地下での呼吸能力を与えるものではないため、固い物質を通過している時には、そのクリーチャーは息を止めていなければならない。