生来の魔法的な血脈の子孫であれ、神格に選ばれし者、魔物の落とし仔、運命や伝説に翻弄されし者、あるいは偶然に不安定な魔法の力を発現させた者であれ、ソーサラーは自分たちの事を優れた秘術の能力を持ち、一部の者のみが可能な形でその力を引き出せると理解している。生来の力によって消耗し続ける事で絶えず脅かされている生命によって大胆になっている、この魔法に触れた者は、自らの能力をずっと恣にし、そして磨きをかける事で、段々と生まれながらにして持つ権利を利用し更なる秘術の御業を手に入れるやり方を学んでいく。そうした生まれつき強力な術者の能力と閃きの多彩さは、自らへの恩寵を活用する為に選ぶやり方ほどに幅広い。瞑想や戒律で自らの能力を制御し、自身の生まれながらにして持つ幻想的な権利の達人となろうと試みる者がいる一方で、己の魔法に屈し、時に議論を呼ぶような結果を伴いながら自身の人生をそれに支配させてしまう者もいる。いずれにせよソーサラーは他の術者が生涯をかけて修得しようとするものを日常的に行使し発し、そして彼らにとって、魔法とは恵みや研究分野ではない; 人生そのものだ。
役割:ソーサラーはわずかな好みの呪文を数多く使うあたりに長所があり、よって強力な戦闘魔術師となりうる。特定の呪文に慣れ親しみ、変えることなく使い続けることで、ソーサラーはよく、他の術者であれば見落としてしまうような、新しくて多目的な呪文の使いかたを発見する。彼らの血脈はまた、彼らに追加の能力を与えるがゆえに、似たようなソーサラーというものは世に存在していない。
属性:どれでも。
ソーサラーのクラス技能は、以下の通り:〈威圧〉【魅】、〈鑑定〉【知】、〈呪文学〉【知】、〈職能〉【判】、〈製作〉【知】、〈知識:神秘学〉【知】、〈はったり〉【魅】、〈飛行〉【敏】、〈魔法装置使用〉【魅】。
1日の呪文数 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 | ||||||
1 |
+0 |
+0 |
+0 |
+2 |
3 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― | |
2 |
+1 |
+0 |
+0 |
+3 |
4 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― | |
3 |
+1 |
+1 |
+1 |
+3 |
5 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― | |
4 |
+2 |
+1 |
+1 |
+4 |
6 |
3 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― | |
5 |
+2 |
+1 |
+1 |
+4 |
6 |
4 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― | |
6 |
+3 |
+2 |
+2 |
+5 |
6 |
5 |
3 |
― |
― |
― |
― |
― |
― | |
7 |
+3 |
+2 |
+2 |
+5 |
6 |
6 |
4 |
― |
― |
― |
― |
― |
― | |
8 |
+4 |
+2 |
+2 |
+6 |
6 |
6 |
5 |
3 |
― |
― |
― |
― |
― | |
9 |
+4 |
+3 |
+3 |
+6 |
6 |
6 |
6 |
4 |
― |
― |
― |
― |
― | |
10 |
+5 |
+3 |
+3 |
+7 |
6 |
6 |
6 |
5 |
3 |
― |
― |
― |
― | |
11 |
+5 |
+3 |
+3 |
+7 |
6 |
6 |
6 |
6 |
4 |
― |
― |
― |
― | |
12 |
+6/+1 |
+4 |
+4 |
+8 |
6 |
6 |
6 |
6 |
5 |
3 |
― |
― |
― | |
13 |
+6/+1 |
+4 |
+4 |
+8 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
4 |
― |
― |
― | |
14 |
+7/+2 |
+4 |
+4 |
+9 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
5 |
3 |
― |
― | |
15 |
+7/+2 |
+5 |
+5 |
+9 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
4 |
― |
― | |
16 |
+8/+3 |
+5 |
+5 |
+10 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
5 |
3 |
― | |
17 |
+8/+3 |
+5 |
+5 |
+10 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
4 |
― | |
18 |
+9/+4 |
+6 |
+6 |
+11 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
5 |
3 | |
19 |
+9/+4 |
+6 |
+6 |
+11 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
4 | |
20 |
+10/+5 |
+6 |
+6 |
+12 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
6 |
呪文修得数 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 | |
1 |
4 |
2 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
2 |
5 |
2 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
3 |
5 |
3 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
4 |
6 |
3 |
1 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
5 |
6 |
4 |
2 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
6 |
7 |
4 |
2 |
1 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
7 |
7 |
5 |
3 |
2 |
― |
― |
― |
― |
― |
― |
8 |
8 |
5 |
3 |
2 |
1 |
― |
― |
― |
― |
― |
9 |
8 |
5 |
4 |
3 |
2 |
― |
― |
― |
― |
― |
10 |
9 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
― |
― |
― |
― |
11 |
9 |
5 |
5 |
4 |
3 |
2 |
― |
― |
― |
― |
12 |
9 |
5 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
― |
― |
― |
13 |
9 |
5 |
5 |
4 |
4 |
3 |
2 |
― |
― |
― |
14 |
9 |
5 |
5 |
4 |
4 |
3 |
2 |
1 |
― |
― |
15 |
9 |
5 |
5 |
4 |
4 |
4 |
3 |
2 |
― |
― |
16 |
9 |
5 |
5 |
4 |
4 |
4 |
3 |
2 |
1 |
― |
17 |
9 |
5 |
5 |
4 |
4 |
4 |
3 |
3 |
2 |
― |
18 |
9 |
5 |
5 |
4 |
4 |
4 |
3 |
3 |
2 |
1 |
19 |
9 |
5 |
5 |
4 |
4 |
4 |
3 |
3 |
3 |
2 |
20 |
9 |
5 |
5 |
4 |
4 |
4 |
3 |
3 |
3 |
3 |
武器と防具の習熟:ソーサラーは全ての単純武器に習熟している。彼らはいかなる鎧や盾に習熟していない。あらゆる種類の鎧はソーサラーが呪文を使うのに必要な身振りを妨げ、動作要素を含む呪文失敗の要因となる。
呪文/Spells:ソーサラーはウィザード/ソーサラー呪文リストから選択された秘術呪文を使用する。ソーサラーは修得している呪文を準備なしに思うときに発動できる。呪文を学ぶ、あるいは発動するには10+呪文レベル以上の【魅力】値がなければならない。ソーサラーの呪文に対するセーヴィング・スローには10+呪文レベル+【魅力】修正値を難易度として用いる。
他の呪文の使い手と同様に、ソーサラーは1日に使用できる呪文の数が呪文レベルごとに決まっている。表4-12にはソーサラーが基本的に使用できる呪文数が記されている。加えてソーサラーは高い【魅力】を有していれば1日毎にボーナス呪文を得る。
ソーサラーの呪文選択は極めて限られている。ゲーム開始時、ソーサラーは4つの0レベル呪文と、2つの1レベル呪文を選択する。その後、ソーサラー・レベルを得るごとに、表:ソーサラーの呪文修得数に従って1つかそれ以上の新しい呪文を修得できる(1日の呪文数と違い、【魅力】の高低は修得呪文数に影響を与えない; 表:ソーサラーの呪文修得数の値は固定値なのである)。これらの新しく修得される呪文は、ウィザード/ソーサラー呪文リストから選択された一般的な呪文でも、研究を通じて得た珍しい呪文であっても良い。
4レベル、あるいは以降の2レベル(6レベル、8レベル……)毎に、ソーサラーは新しい呪文と既に修得した呪文を置き換えることができる。この場合、ソーサラーは古い呪文を失い、かわりに新しい呪文を得る。新しい呪文の呪文レベルは入れ替わられる呪文と同じ呪文レベルでなければならない。呪文の入れ替えは既定のレベルに達するごとに1つの呪文でしか行えず、新しい呪文を得るときに同時に行わねばならない。
ウィザードやクレリックと違い、ソーサラーは事前に呪文の準備をする必要がない。彼らは修得した呪文をいつでも、そのレベルの呪文数を使い切るまで使用できる。事前にどの呪文を発動するかを決めておく必要はないのだ。
3レベル時と、以降の2レベル毎において、ソーサラーは血脈からもたらされる呪文を修得することができる。これらの呪文は表:ソーサラーの呪文修得数の数に加えて修得する。これらの呪文はレベル上昇時の入れ替えの対象とすることはできない。
7レベル時と、以降の6レベル毎において、ソーサラーは血脈ごとのリストに特定された特技をボーナス特技として得ることができる。ソーサラーはこれらのボーナス特技の前提条件を満たしている必要がある。
以下に示される血脈はソーサラーが力を引き出すことの可能な源の一部である。特記なき限り、多くのソーサラーは秘術の血脈に属していると想定される。
君の血脈は異質で奇怪な穢れを有している。君は奇妙な思考と、名状しがたい見方で物事の解決に当たる傾向がある。ゆっくりと時間をかけて、穢れは君の体の形までも変形させていく。
君の一族は何か大きな宿命を背負っている。君の出生は預言者に予言されていたかもしれないし、何らかの天啓――例えば日食のような――があったかも知れない。君の出自にかかわらず、君は壮大な未来を迎えることになるだろう。
ボーナス呪文:アラーム(3レベル)、ブラー(5レベル)、プロテクション・フロム・エナジー(7レベル)、フリーダム・オヴ・ムーヴメント(9レベル)、ブレイク・エンチャントメント(11レベル)、ミスリード(13レベル)、スペル・ターニング(15レベル)、モーメント・オヴ・プレシャンス(17レベル)、フォアサイト(19レベル)。
ボーナス特技:《技能熟練:知識:歴史》、《持久力》、《呪文威力最大化》、《神速の反応》、《統率力》、《秘術の打撃》、《武器熟練》、《不屈の闘志》。
血脈の秘法/Bloodline Arcana:効果範囲が「自身」である呪文を使用する際、1ラウンドの間、君は全てのセーヴにその呪文の呪文レベルと同じ幸運ボーナスを得る。
血脈の力/Bloodline Powers:君は何か大いなるものに宿命を授けられており、その「何か」から君を護り、運命を為す力を得ている。
君の一族の歴史のどこかでデヴィルとの取引が取り行なわれ、契約は永遠に血族に引き継がれている。そして今、はっきりと直接的な形でそれは発現し、君に力と能力とを授けた。君の運命が君の手にある間、もし君への究極の報酬が深淵に縛り付けられることであるならば、悩まずにはいられないだろう。
ボーナス呪文:プロテクション・フロム・グッド(3レベル)、スコーチング・レイ(5レベル)、サジェスチョン(7レベル)、チャーム・モンスター(9レベル)、ドミネイト・パースン(11レベル)、プレイナー・バインディング(デヴィルないしフィーンディッシュ種のモンスターに対してのみ)(13レベル)、グレーター・テレポート(15レベル)、パワー・ワード・スタン(17レベル)、メテオ・スウォーム(19レベル)。
ボーナス特技:《欺きの名人》、《技能熟練:知識:次元界》、《攻防一体》、《呪文持続時間延長》、《抵抗破り》、《鋼の意志》、《武器落とし強化》、《無視界戦闘》。
血脈の秘法/Bloodline Arcana:(魅惑)の副系統を持つ呪文を使用する際、その呪文のセーヴ難易度は+2される。
血脈の力/Bloodline Powers:君は堕落させんとする干渉に周到に備えながら、地獄から力を引き出す。こうした力が代償無しにもたらされることはありえない。
君の体には元素の力が宿っており、君は時折その怒りをもてあましている。この影響は君の家系の歴史に関与するエレメンタルの来訪者か、あるいは君や君の縁者が強力な元素の力に晒された結果もたらされたものである。
ボーナス呪文:バーニング・ハンズ*(3レベル)、スコーチング・レイ*(5レベル)、プロテクション・フロム・エナジー(7レベル)、エレメンタル・ボディI(9レベル)、エレメンタル・ボディII(11レベル)、エレメンタル・ボディIII(13レベル)、エレメンタル・ボディIV(15レベル)、サモン・モンスターVIII(エレメンタルのみ)(17レベル)、エレメンタル・スウォーム(19レベル)。
ボーナス特技:《イニシアチブ強化》、《回避》、《頑健無比》、《技能熟練:知識:次元界》、《強打》、《呪文威力強化》、《神速の反応》、《武器の妙技》。
血脈の秘法/Bloodline Arcana:君が何らかのエネルギーによるダメージを与える呪文を使用するとき、君はそのダメージの種類を君の血脈に合う種類に変えて良い。その場合、呪文の系統は君の血脈に合うものに変更される。
血脈の力/Bloodline Powers:四大元素のうち1つが君という存在と融合しており、君は必要な時にその力を引き出すことができる。1レベルの時点で、君は四大元素(風、土、火、水のいずれか)からどれか1つを選択しなければならない。この種類は一度決定したら変更できない。抵抗やダメージを与えるいくつかの能力は下記の通り君の元素に基づいている。
君は神聖な力の祝福を受けた、あるいは天上のものと関連があるか、何らかの干渉を受けた血脈に属している。血脈の力は善の道へと君を導くものだが、しかし君の運命(そして属性)は君自身が決めて良い。
ボーナス呪文:ブレス(3レベル)、レジスト・エナジー(5レベル)、マジック・サークル・アゲンスト・イーヴル(7レベル)、リムーヴ・カース(9レベル)、フレイム・ストライク(11レベル)、グレーター・ディスペル・マジック(13レベル)、バニッシュメント(15レベル)、サンバースト(17レベル)、ゲート(19レベル)。
ボーナス特技:《回避》、《駆け抜け攻撃》、《騎乗戦闘》、《技能熟練:知識:宗教》、《強行突破》、《呪文持続時間延長》、《鋼の意志》、《武器の妙技》。
血脈の秘法/Bloodline Arcana:(招来)副系統の呪文を使用する際、招来したクリーチャーは君のソーサラー・レベルの1/2(最低1)に等しいダメージ減少/悪を得る。このダメージ減少は元々そのクリーチャーが持つダメージ減少とは累積しない。
血脈の力/Bloodline Powers:天上の者の遺産は君に強大な力をもたらすが、それには代償を伴う。天上の次元界の君主達は君と君の行いをつぶさに観察しているのである。
遠い昔、デーモンは君の血脈に穢れを撒き散らした。穢れは一族の者みなに顕れはしなかったが、君にはとりわけ強く発現した。君はときおり混沌や悪の誘惑を受けるが、君の運命、そして属性は君のものである。
ボーナス呪文:コーズ・フィアー(3レベル)、ブルズ・ストレンクス(5レベル)、レイジ(7レベル)、ストーンスキン(9レベル)、ディスミサル(11レベル)、トランスフォーメーション(13レベル)、グレーター・テレポート(15レベル)、アンホーリィ・オーラ(17レベル)、サモン・モンスターIX(19レベル)。
ボーナス特技:《頑健無比》、《技能熟練:知識:次元界》、《強打》、《呪文威力強化》、《招来クリーチャー強化》、《突き飛ばし強化》、《薙ぎ払い》、《武器破壊強化》。
血脈の秘法/Bloodline Arcana:(招来)副系統の呪文を使用する際、招来したクリーチャーは君のソーサラー・レベルの1/2に等しい(最低1)ダメージ減少/善を得る。このダメージ減少は元々そのクリーチャーが持つダメージ減少とは累積しない。
血脈の力/Bloodline Powers:「とりつかれているからこそ、より深く知っている」と言うものがいる。君の血に潜むデーモンの影響は、君の得た力として発現する。
君の一族は魔術の奇怪な技に秀でている。数多くの君の類縁はウィザードとして身を立てたが、君は学習も練習も無しに力を発揮することができた。
ボーナス呪文:アイデンティファイ(3レベル)、インヴィジビリティ(5レベル)、ディスペル・マジック(7レベル)、ディメンジョン・ドア(9レベル)、オーヴァーランド・フライト(11レベル)、トゥルー・シーイング(13レベル)、グレーター・テレポート(15レベル)、パワー・ワード・スタン(17レベル)、ウィッシュ(19レベル)。
ボーナス特技:《イニシアチブ強化》、《技能熟練:知識:神秘学》、《呪文熟練》、《呪文相殺強化》、《呪文動作省略》、《戦闘発動》、《鋼の意志》、《巻物作成》。
血脈の秘法/Bloodline Arcana:君が呪文修正特技を使用し、少なくとも1レベル以上呪文レベルが上昇するなら、その呪文のセーヴ難易度は+1される。この増加は《呪文レベル上昇》とは累積しない。
血脈の力/Bloodline Powers:君にとって魔力は自然にもたらされるものだが、レベルが上昇するに伴い、力が君を凌駕しないよう気をつけなければならない。
フェイの血が混じった、あるいはフェイの魔力を受けた気まぐれな気質が、君の一族を駆り立てる。その性質は君をより情動的に、浮き沈みの激しい性格にする。
ボーナス呪文:エンタングル(3レベル)、ヒディアス・ラフター(5レベル)、ディープ・スランバー(7レベル)、ポイズン(9レベル)、ツリー・ストライド(11レベル)、ミスリード(13レベル)、フェイズ・ドア(15レベル)、イレジスティブル・ダンス(17レベル)、シェイプチェンジ(19レベル)。
ボーナス特技:《イニシアチブ強化》、《回避》、《近距離射撃》、《技能熟練:知識:自然》、《強行突破》、《神速の反応》、《呪文高速化》、《精密射撃》。
血脈の秘法/Bloodline Arcana:(強制)の副系統を持つ呪文を使用する際、その呪文のセーヴ難易度は+2される。
血脈の力/Bloodline Powers:君はいつも自然の世界との結びつきを持ち、君の力が増強すると共に君の魔法にはフェイの影響が濃くなっていく。
君の一族には墓地からの接触が為された。君の祖先の誰かが強力なリッチやヴァンパイアになったのかも知れないし、君自身が死産だったが突然息を吹き返したのかもしれない。いずれにせよ、死の力が君を通り抜け、君のあらゆる行動に触れている。
ボーナス呪文:チル・タッチ(3レベル)、フォールス・ライフ(5レベル)、ヴァンピリック・タッチ(7レベル)、アニメイト・デッド(9レベル)、ウェイヴズ・オヴ・ファティーグ(11レベル)、アンデス・トゥ・デス(13レベル)、フィンガー・オヴ・デス(15レベル)、ホリッド・ウィルティング(17レベル)、エナジー・ドレイン(19レベル)。
ボーナス特技:《技能熟練:知識:宗教》、《持久力》、《呪文熟練》、《呪文動作省略》、《戦闘発動》、《追加HP》《不屈の闘志》、《鋼の意志》。
血脈の秘法/Bloodline Arcana:一部のアンデッドは君の精神作用呪文の影響を受けやすい。かつて人型生物だった、肉体を持つアンデッドは、君の精神作用系呪文の対象となる。
血脈の力/Bloodline Powers:君は死後の世界の穢れた力を呼び起こす。惜しむらくは多くの力を引き出すほどに、君自身が彼らの領域へと近づいていくことだろうか。
君の家系のそこかしこにはドラゴンの血が混じっている。そして古の力はいまや君の血管を流れているのだ。
ボーナス呪文:メイジ・アーマー(3レベル)、レジスト・エナジー(5レベル)、フライ(7レベル)、フィアー(9レベル)、スペル・レジスタンス(11レベル)、フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンI(13レベル)、フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンII(15レベル)、フォーム・オヴ・ザ・ドラゴンIII(17レベル)、ウィッシュ(19レベル)。
ボーナス特技:《イニシアチブ強化》、《頑健無比》、《技能熟練:知識:神秘学》、《技能熟練:飛行》、《強打》、《呪文高速化》、《追加HP》、《無視界戦闘》。
血脈の秘法/Bloodline Arcana:君が何らかのエネルギー種別をもつ呪文を使用して、その属性が君の血脈の竜の持つエネルギー種別と同じであれば、その呪文によるダメージのダメージ・ダイス1つに付き+1のボーナスを得る。
血脈の力/Bloodline Powers:ドラゴンの力は君を通じて流れ、たくさんの形で発現する。1レベルの時点において、君はクロマティックないしメタリック・ドラゴンの種類をひとつ選ばなくてはならない。この種類は一度決定したら変更できない。ダメージ減少やダメージの種類は君の選んだドラゴンのタイプによって決定される。以下にその一覧を示す。
エネルギー種別 |
ブレスの形状 | |
---|---|---|
グリーン |
[強酸] |
30フィート 円錐形 |
ブラック |
[強酸] |
60フィート 直線 |
ブルー |
[雷撃] |
60フィート 直線 |
ホワイト |
[氷雪] |
30フィート 円錐形 |
レッド |
30フィート 円錐形 | |
カッパー |
[強酸] |
60フィート 直線 |
ゴールド |
30フィート 円錐形 | |
シルヴァー |
[氷雪] |
30フィート 円錐形 |
ブラス |
60フィート 直線 | |
ブロンズ |
[雷撃] |
60フィート 直線 |
かぎ爪(超常)/Claws:1レベル時、君はフリー・アクションで自らの爪を伸ばすことができる。これらの爪は肉体武器として扱われ、全ラウンド・アクションにより、基本攻撃ボーナスを最大限に使用して2回の爪による攻撃を可能となる。攻撃は1d4(君が小型なら1d3)+【筋力】修正値のダメージを与える。5レベルの時点で、ダメージ減少を克服する目的において、爪は魔法の武器として扱われる。7レベルの時点で、ダメージは1d6(小型なら1d4)に増加する。11レベルの時点で、爪は命中時に追加ダメージとして、1d6ポイントの君が選択したドラゴンの種類に相応するエネルギー種別のダメージを与える。この能力は超常能力である。君はこの爪を1日に3+【魅】修正に等しいラウンドの間のみ使用できる。このラウンドは連続している必要はない。