経験点800
真なる中立/大型サイズの粘体
イニシアチブ -5; 感覚 擬似視覚60フィート; 〈知覚〉-5
アーマー・クラス 4、接触4、立ちすくみ4(-1サイズ、-5【敏】)
ヒット・ポイント 50(4d8+32)
頑健 +9、反応 -4、意志 -4
完全耐性 [雷撃]、粘体の種別特性
移動速度 15フィート
近接 叩きつけ=+2(1d6、加えて1d6[強酸])
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート
特殊攻撃 包み込み、麻痺
【筋】10、【敏】1、【耐】26、【知】―、【判】1、【魅】1
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +4; 戦技防御値 9(足払いされない)
その他の特殊能力 透明
ダンジョンの最も普通とは違い、特化した捕食者の1つであるゼラチナス・キューブは、ダンジョンの部屋や暗い洞窟を心無くうろつきまわることにその生涯を費やし、植物、生ごみ、死体、時には生きたクリーチャーなどの有機物を飲み込んでいく。金属や石のようなキューブが消化できない物質は、時にそのような破片でクリーチャーの中身をいっぱいにすることがあるので、時々この物質の一部を体外に排出する。しばしば宝物や過去の犠牲者の所持品がゼラチナス・キューブの体内に残され、それらの材質の残骸が幽霊のような影を残すことがある。
賢者たちは、このクリーチャーはグレイ・ウーズが特化した進化を遂げたものであると信じている。一部のものはゼラチナス・キューブをダンジョンや地底の城砦の番人として利用する。この巨大なクリーチャーを金属の頑丈な箱につめ、奴隷の力か魔法を使って彼らが最終的に守る部署に運び込む。特に有効な廃棄物処理装置にもなる。ゼラチナス・キューブを這い上がることのできない落とし穴や他の場所に閉じ込めることのできる種族は、その創意工夫の才次第で、それをごみ捨て場や恐るべき罠として使うことができる。
ゼラチナス・キューブは1辺およそ10フィートで、体重は15,000ポンド以上。しかし地下を探検したものは最も深い洞窟や回廊にさらに大きな個体が這い回っていたと報告している。食料が豊富にある場所では、ゼラチナス・キューブは数百年間、あるいは数千年間生きることができる。しかしながら、有機物が6ヶ月を超えて得られなければ、ゼラチナス・キューブは縮み始める。時としてこれによってその体壁に負荷がかかり、その体が崩壊し完全に崩壊するまで、急速に泡立つ粘液を漏らしていくことがある。