クローカー

クローカー Cloaker

このエイに似たクリーチャーがむき出しの口を開き、ぎらつくで窺っている。その背後では節のあるのような尻威嚇的にむち打っている。

クローカー 脅威度5 Cloaker

経験点1,600
混沌にして悪大型サイズ異形
イニシアチブ +7; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+14

防御

アーマー・クラス 19、接触12、立ちすくみ16(+7外皮、-1サイズ、+3【敏】
ヒット・ポイント 51(6d8+24)
頑健 +6、反応 +5、意志 +7
防御能力 影操り

攻撃

移動速度 10フィート、飛行40フィート(標準)
近接 噛みつき=+8(1d6+5)、尾の打撃=+3(1d8+2)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート(噛みつきは5フィート)
特殊攻撃 うめき声包み込み

一般データ

【筋】21、【敏】16、【耐】19、【知】14、【判】15、【魅】14
基本攻撃 +4; 戦技ボーナス +10; 戦技防御値 23(足払いされない)
特技 《イニシアチブ強化》《技能熟練:知覚》、《迎え討ち》
技能 〈隠密〉+8、〈真意看破〉+8、〈知覚〉+14、〈知識:宗教〉+11、〈飛行〉+10、〈変装〉+8(外套に見せかける+16); 種族修正 +8外套やシート、マンタ(オニイトマキエイ)など類似した物体クリーチャーに見せかけるための〈変装〉
言語 地下共通語

生態

出現環境 地下
編成 単体、2体、大軍(3~6)、編隊(7~12)
宝物 標準

特殊能力

うめき声(変則)/Moan クローカーは1標準アクションとして、以下の4種類の内いずれか1つの効果を持つ超低周うめき声を発することができる。

恐怖/Terror:30フィートの拡散範囲内にいるすべてのクリーチャーセーヴ意志無効)を行なわなければならず、失敗すると2ラウンドの間、恐慌状態となる。

人事不省/Stupor:クローカーから30フィート以内にいるクリーチャー1体は5ラウンドの間、ホールド・モンスターの作用を受けたようになってしまう(意志無効)。

吐き気/Nausea:30フィートの円錐形範囲内にいるすべてのクリーチャーセーヴ頑健無効)を行なわなければならず、失敗すると伏せ状態かつ1d4+1ラウンドの間、吐き気がする状態になる。

狼狽/Unnerve:60フィートの拡散範囲内にいるすべてのクリーチャー自動的に、攻撃ロールダメージ・ロールに-2のペナルティを被る。6ラウンド以上連続してこの範囲内にいた者はセーヴ意志無効)を行なわなければならず、失敗すると茫然自失となって、うめき声が止むまで、無防備状態になる。

クローカーはこの[音]の[精神作用]攻撃に対する完全耐性を持っている。クローカー恐怖吐き気狼狽うめき声に対するセーヴに成功したクリーチャーは、以後24時間の間、同じ個体の発する同じ効果うめき声の作用を受けない。クローカーうめき声に対するセーヴ難易度はすべて難易度15である。このセーヴ難易度【魅力】修正値に基づいて算出されている。

影操り(超常)Shadow Shift 薄暗い範囲内にいるクローカーフリー・アクションとしてを操り、以下の3種類の内いずれか1つの効果を作り出すことができる:ブラー(1d4ラウンド持続、自身のみ)、ミラー・イメージ術者レベル6)、サイレント・イメージ難易度15、術者レベル6、このセーヴ難易度【魅力】修正値に基づいて算出されている)。

包み込み(変則)/Engulf クローカーは1標準アクションとして、中型サイズ以下のクリーチャーを自らの体で包み込もうとすることができる。クローカー機会攻撃を誘発せずに組みつきに入る試みを行なう。クローカー組みつき判定勝利したなら相を捕らえたことになり、包み込んだ犠牲者に対し攻撃ロールに+4のボーナスを得て噛みつくことができる。またこの状態でも、鞭のようなを用いて他の目標を打つことはできる。獲物を包み込んでいるクローカー攻撃が命中したなら、ダメージの半分はクローカーに、残りの半分は捕まっている犠牲者に与えられる。

ぞっとするほど辣な飛行するマンタ・レイ(イトマキエイ)に似たクローカー(外套のように覆い隠すもの)は、謎めいた偏執狂的なクリーチャーである。典型的なを広げた幅が8フィート(約2.4m)あり、体重は100ポンド(約45kg)である。

クローカー的は秘され錯綜しており、しかもクローカーは同族であっても信用しない。その奇妙な姿形のため、クローカーはさまざまなクロークやタペストリーなどの魔法を持たぬ品に擬態することができる。他のクリーチャーを組んで、そのものの背中に乗せてもらい、余人には窺い知れぬ理由により仲間防御支援するクローカーの話は後を絶たない。ごく少数のクローカーは古代の神々に仕える神官であり、クローカースカムカルトを率いてぞっとするような儀式全般を取りしきり、ひどく不吉なゴールを指して働いている。


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