アルケミストは冒険者パーティーと凶悪組織におけるマッド・サイエンティストである。このセクションでは新しいアルケミストの発見と新しいアルケミスト・アーキタイプを紹介する。
以下の新しい発見は前提条件を満たすいかなるアルケミストでも取得することができる。爆弾を修正する発見および単一のアスタリスク(*)が付されている発見は累積しない。そのような発見は個々の爆弾に1つだけ適用することができる。
獣化能力者は怪物の解剖学を研究し、その不思議な力を得る方法を学ぶ。彼らはこれらの能力を複製するためにその知識を使うが、非人間形態を取るためのコストとして変異薬を使用する。
獣化変異薬/Beastform Mutagen:3レベルの時点で、獣化能力者の変異薬は動物的特徴を引き出すようになる──動物、魔獣、動物的人型生物(リザードフォークのような)、あるいは人型怪物のいずれか。例えば、獣化能力者は自身の変異薬を使用するときに、ワーウルフのような毛皮で覆われた鼻口と尖った耳、リザードフォークやサフアグンのような鱗の肌、あるいは巨大昆虫のような複眼と大顎を得る。獣化能力者はまたオルター・セルフ呪文の能力リストから1つを選択し、変異薬が持続する限りこれを獲得する。獣化能力者は変異薬を作成するたびに異なる能力を選択してよい。この能力は即行錬金術と置き換える。
獣化変異薬強化/Improved Beastform Mutagen:6レベルの時点で、獣化能力者の変異薬は獣化能力者に追加の能力とオプションを与える。アルケミストはビースト・シェイプI呪文の能力リストから2つを選択して、変異薬が持続する限りこれを獲得する。獣化能力者は変異薬を作成するたびに異なる能力2つを選択してよい。この能力は即行毒と置き換える。
上級獣化変異薬/Greater Beastform Mutagen:10レベルの時点で、獣化能力者の変異薬は獣化能力者にビースト・シェイプII呪文の能力リストから3つの能力を変異薬の持続する限り与える。獣化能力者は変異薬を作成するたびに、異なる能力3つを選択してよい。この能力は毒に対する抵抗+2、+4、および+6、さらに毒に対する完全耐性と置き換える。
大いなる獣化変異薬/Grand Beastform Mutagen:14レベルの時点で、獣化能力者の変異薬は獣化能力者にビースト・シェイプIII呪文の能力リストから4つの能力を変異薬の持続する限り与える。獣化能力者は変異薬を作成するたびに、異なる能力4つを選択してよい。この能力は持続変異薬と置き換える。
発見:以下の発見は獣化能力者アーキタイプを補完する:大いなる変異薬、凶暴変異薬、上級変異薬、触手、翼、任意治癒、変異薬注入、ミイラ化。
アルケミストの一部はその物理的な変身の原動力として原初の怒りを呼び起こす変異薬を作成する。これらのアルケミストは変質した自己をほとんど制御しない。
激怒変異薬/Rage Mutagen:2レベルの時点で、激怒する錬金術師が【筋力】を向上する変異薬を作成する時、その変異薬の【筋力】へのボーナスは2向上し、アルケミストの【知力】能力値にペナルティを与える。さらに、この変異薬の影響下にある間、アルケミストがダメージを受けるたびにその激怒は大きくなり、有害な影響を伴う。ヒット・ポイントにダメージを受けた各ターンの終了時に、激怒する錬金術師は意志セーヴィング・スロー(難易度15、あるいはそのターンにクリティカル・ヒットから受けたダメージがあれば 難易度20)に成功しなければ、意志セーヴィング・スローと【知力】に-2ペナルティを負う。これらのペナルティは変異薬が終了した1時間後に終了し、自身と累積する。ペナルティによって激怒する錬金術師の【知力】が0に減少した場合、激怒する錬金術師は変異薬の持続時間が終了した1時間後まで昏睡する。この能力は毒の使用と置き換える。
頑丈な激怒/Sturdy Rage:6レベルの時点で、激怒変異薬を使用するたびに、激怒する錬金術師はまた外皮への+4ボーナスを得るが、ダメージを受けたときの意志セーヴィング・スローと【知力】へのペナルティが-4に増加する。この能力は即行毒と置き換える。
ぎこちない激怒/Lumbering Rage:10レベルの時点で、激怒変異薬の能力を使用するたびに、激怒する錬金術師はまた【耐久力】への+2士気ボーナスを得るが、意志セーヴィング・スローと【知力】にペナルティを負う際に【敏捷力】への-1ペナルティも負う。この能力は毒に対する完全耐性と置き換える。
発見:以下の発見は激怒する錬金術師を補完する:大いなる変異薬、凶暴変異薬、上級変異薬、触手、退化した腕、変異薬注入。