オカルティスト

オカルティスト Occultist

ほとんどのオカルティストはありふれた装具の中から潜在能を引き出すが、オカルティストの中にはずっと奇妙なものからを引き出すものもいる。

英霊宿しアーキタイプBattle Host

争の歴史場の伝承、心に精通した英霊宿しは選択した武器、鎧、あるいは超常的な絆を結ぶ。それを通して彼らは念術エネルギーを引き出して呪文を発動し、以前の所有者のを召喚し、自分の体能を高め、卓越した能のいくつかを発揮する。

クラス技能英霊宿しクラス技能〈知識:地域〉【知】および〈知識:貴族〉【知】を加える。これはオカルティストクラス技能を変更する。

武器と防具の習熟英霊宿しは全ての単純武器軍用武器、全ての鎧(軽装鎧中装鎧重装鎧)、およびタワー・シールドを含む)に習熟している。これはオカルティスト武器と防具の習熟を置き換える。

武具との絆(超常)/Panoply Bond:1レベル点で、英霊宿し特定の武器、鎧、のいずれかと超自然的な絆を結ぶ。この選択は永続的なもので、以降変更することができない。絆を結んだアイテムは高品質となり、英霊宿しは費用を支払うことなくこのアイテムを所持した状態でゲームを開始する。絆を結んだアイテムは英霊宿しが生きている限り、破損状態完全耐性を持つ。英霊宿し亡して生き返ると、破壊されていたとしても絆を結んだアイテムもまた復元される。英霊宿しと絆を結んだアイテムに関連する魔法は、英霊宿しのみに効果を及ぼす。他の誰かが所有した場合は単なる高品質のアイテムとなる。1レベル点では絆を結んだアイテムは魔法系統を1つしか持たない装具に過ぎない。しかし2レベル、10レベル、14レベル、18レベルの点で追加で1つ魔法系統を得ていく。これにより英霊宿し基本念能力共鳴能力を使用できるようになる。絆を結んだアイテムは、英霊宿しが修得している全ての系統オカルティスト呪文を発動する際、装具として機能する。英霊宿し装具となる物理的なアイテムを1つしか持っていないにもかかわらず、共鳴能力を決定する際と念能力を使用する際、自分の修得している系統それぞれに念集積を割り振らなければならない。この能装具念集積呪文の発動装具体得を変更する。

武具技術/Battle Skill:2レベル点で、英霊宿し武器、鎧、による判定にのみ魔法のアイテム技術を適用できるようになる。この能魔法のアイテム技術を変更する。

武具解読/Battle Reading:2レベル点で、英霊宿し武器、鎧、による判定にのみオブジェクト・リーディングを適用できるようになる。この能オブジェクト・リーディングを変更する。

ボーナス特技/Bonus Feat:4レベル8レベル、12レベル、16レベルの点で、英霊宿し通常の成長で得られる特技に加えて、ボーナス特技を修得することができる。これらのボーナス特技戦闘特技から選択しなければならない。英霊宿しはこれらのボーナス特技前提条件を満たしていなければならない。この能集積移動魔法円束縛円高速魔法円を置き換える。

戦士の霊(擬呪)/Spirit Warrior:5レベル点で、英霊宿しは自分が絆を結んだアイテムをかつて所有していたが亡した戦士の霊を呼び降ろすことができる。招来標準アクションである。ほとんどの擬似呪文能力と異なり、この能機会攻撃を誘発しない。この能スピリチュアル・アライとして機能する。この効果を決定する際、術者レベルオカルティストレベルを、【判断力】修正値の代わりに【知力】修正値を用いる。5レベル点で英霊宿し戦士の霊を1日に1回招来することができる。5レベルを超えるオカルティストレベル4毎に、1日に追加で1回招来することができる。この能オーラ視覚を置き換える。

英雄の輝き(超常)/Heroic Splendor:6レベル点で、英霊宿しは絆を結んだアイテムからを引き出し、自分に超人的な筋俊敏さ、頑強さのいずれかを与えることができるようになる。即行アクションとして、英霊宿しは1分の間、自分の【筋力】【敏捷力】【耐久力】のいずれか1つに+4の洞察ボーナスを与えることができる。6レベル点で英霊宿しはこの能を1日に1回使用することができる。6レベルを超えるオカルティストレベル4毎に、この使用回数は1回ずつ増加する。持続時間が過ぎる前に再び英雄の輝きを使用すると、以前の効果を新しい効果が置き換えてしまう。この能異界との接触を置き換える。

死霊心霊学者アーキタイプNecroccultist

死霊心霊学者アンデッド魅了されており、生と自然の循環を操るための秘儀を探して、禁じられた死霊術を探し求めている。彼らはアイテムや来訪者ではなく、者とやり取りして学び取る。それによって彼らは、敵から生命を吸い取って自分のに変える段を身につける。さらには、敵を破壊するために幻のの軍勢を呼び出すことさえできる。

死霊との絆(超常)/Necromantic Bond:1レベル点で、死霊心霊学者装具から死霊術系統のみを使用できるようになる。死霊心霊学者装具体得において、死霊術を選択しなければならない。オカルティストレベルを得るたびに、死霊心霊学者ウィザード呪文リストから死霊術呪文を1つ、オカルティスト呪文リストと自分の修得呪文に加える。死霊心霊学者は自分が発動できるレベルよりも高い呪文を選択することはできず、ウィザード呪文リストに掲載されている呪文レベルと同じ呪文として呪文を追加する。14レベルの点で、死霊心霊学者装具から追加の系統を得ない。その代わりに、14レベルの点で、死霊心霊学者死霊術呪文死霊術念能力抵抗するためのセーヴィング・スロー難易度は2だけ増加する。この能装具装具体得を変更する。

死者と語るもの(超常)/Deadspeaker:2レベル点で、機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションとして、死霊心霊学者体やアンデッドクリーチャーに関する質問の答えを知ることができるようになる。死霊心霊学者はこのアクションの一部として、そのクリーチャーの値一滴、体の小片、の欠片を最低でも消費しなければならない。その他の点においては、この能ブラッド・バイオグラフィとして機能する。術者レベルとして死霊心霊学者オカルティストレベルを用いること。2レベル点で、死霊心霊学者はこの能を1日に1回だけ使用することができる。以降オカルティストレベル2毎に、1日の使用回数は追加で1回ずつ増加する。この能オブジェクト・リーディングを置き換える。

幽霊の軍勢(超常)/Ghostly Horde:5レベル点で、死霊心霊学者死霊術装具から念集積から1ポイントを消費することで、ぼんやりとしたの軍勢を招来して敵を苦しめることができる。幽霊の軍勢招来標準アクションであり、機会攻撃を誘発しない。幽霊の軍勢死霊心霊学者から60フィート以内に出現し、直径20フィートの範囲を覆う。彼らは常に、上から数インチ浮かんでいる(そのため、移動困難な地形を無視する)。死霊心霊学者移動アクション幽霊の軍勢に指示して30フィートまで移動させることができる。しかし、幽霊の軍勢の最も遠い縁が死霊心霊学者から60フィートより離れてはならない。幽霊の軍勢の内側にいるクリーチャーは、ターンの開始オカルティストレベル2毎に1d6ポイントのダメージ(20レベル点で、最大の10d6ポイント)を受ける。頑健セーヴ難易度=10+死霊心霊学者オカルティストレベルの半分+【知力】修正値)に成功すれば、このダメージ半減できる。このダメージは負のエネルギーによるものではない――超自然的な加齢を示したように。体的な傷と痛みが現れる。生きていないクリーチャー魔法的な加齢に完全耐性を持つクリーチャーは、このダメージ完全耐性を持つ。しかしこのダメージは全てのダメージ減少を無視する。幽霊の軍勢は1ラウンド持続する。自分のターンの開始に、死霊心霊学者即行アクションとして念集積から1ポイント消費することで、持続時間を追加で1ラウンド引き延ばすことができる。5レベル点で死霊心霊学者はこの能を1日に1回使用することができる。5レベルを超えるオカルティストレベル4毎に、この使用回数は1回ずつ増加する。この能オーラ視覚を置き換える。

生命衰弱(擬呪)/Life Drain:8レベル点で、死霊心霊学者死霊術装具から念集積から1ポイント消費することで、遠隔接触攻撃として生命を衰えさせる光線を放ち、目標に1d4の負のレベルを与えることができる。光線の射程は60フィートである。負のレベル死霊心霊学者オカルティストレベル毎に1ラウンドの間持続する。この攻撃目標に与えた負のレベル毎に、死霊心霊学者オカルティストレベルに等しいヒット・ポイント回復する。8レベル点で死霊心霊学者はこの能を1日に1回使用することができる。3レベルを超えるオカルティストレベル4毎に、この使用回数は1回ずつ増加する。この能異界との接触を置き換える。

シャーイルアーキタイプSha'ir

シャーイル物体を通してではなく、元素界から現れた下級の召使いジンニーとのつながりを用いて心を探索する。シャーイルジンは主人にとって大切な仲間であると共に、生ける装具でもある。

ジン(超常)/Jin:1レベル点で、シャーイルジン――元素界出身次元界とする、実体のない下級のジンニー――と契約する方法を学ぶ。シャーイル6レベル点で2体ジンと、14レベルの点で3体ジン契約を交わす術を学ぶ。それぞれのジンオカルティストの装具と同様に魔法系統8つのいずれか1つと関連しているが、のいずれかの系統とも関連している。それぞれのジンはそれぞれの系統の生ける装具として機能する。呪文念能力における装具構成要素を満たすためには、ジンは主人の30フィート以内にいなければならない。

元素系統念能力共鳴能力を持たない。代わりに、シャーイルジン元素系統に関連する、6レベル以下の全てのウィザード呪文オカルティスト呪文リストとして扱う。加えて、シャーイル修得呪文の一覧に追加で呪文を加える。発動できる呪文レベル毎に、シャーイルジン元素系統それぞれから呪文を1つづつと、ジン元素系統以外から呪文を1つづつ選択する。

本来の姿を取ったジン基本データは、選択した種別小型エレメンタルにヤング単純テンプレートをつけたものになる。さらに、ジン渦潮変化風の体得竜巻変化着火地の体得地潜り水の体得水浸しの能を持たない。

20レベル点で、シャーイル装具体得において装具を選択する代わりに、ジンを1つ選択して2つの系統の1つを選択する。

ジンのうち1体が亡すると、シャーイルはそのジンに関連した呪文を発動する際に適切な装具を持たないものとして扱う。シャーイルは次の朝に念集積から1ポイント消費して特別な儀式を執り行うことで、そのジンを新たに得ることができる。この儀式には1時間かかる。

この能装具を置き換え、念集積呪文発動装具体得を変更する。

ジン増強擬呪超常)/Augment Jin:2レベルの開始に、シャーイルジンは自分のものよりも優れているならば、主人の基本セーヴィング・スローを使用するようになる。さらに、ジンは自分のヒット・ポイントの最大値として、自分のものか主人のヒット・ポイントの半分か、いずれか高い方を使用する。4レベル点で、シャーイルは1全ラウンド・アクションかけて集中し、ジンに蓄えられた念集積から1ポイントを消費することで、ジンにその元素における小型エレメンタルの全てのデータを与えることができる(これには適切な以下の能が含まれる。渦潮変化風の体得竜巻変化着火地の体得地潜り水の体得水浸し)。この効果オカルティストレベル毎に1ラウンドだけ持続する。8レベル点で、シャーイルは代わりにジンに蓄えられた念集積から2ポイントを消費することで、中型エレメンタルのデータ全てをジン1体に与えることができる。10レベル点で、中型エレメンタルのデータを与えるためのコスト念集積1ポイントに減少する。加えて、シャーイルジンに蓄えられた念集積から2ポイントを消費することで、大型エレメンタルのデータ全てをジン1体に与えることができる。12レベルの点で、大型エレメンタルのデータを与えるためのコスト念集積1ポイントに減少する。加えて、シャーイルジンに蓄えられた念集積から2ポイントを消費することで、超大型エレメンタルのデータ全てをジン1体に与えることができる。14レベルの点で、超大型エレメンタルのデータを与えるためのコスト念集積1ポイントに減少する。加えて、シャーイルジンに蓄えられた念集積から2ポイントを消費することで、グレーターエレメンタルのデータ全てをジン1体に与えることができる。16レベルの点で、シャーイルジンに蓄えられた念集積から3ポイントを消費することで、エルダー・エレメンタルのデータ全てをジン1体に与えることができる。この能魔法のアイテム技術オブジェクト・リーディングを置き換える。

ジン発現(超常)/Manifest Jin:7レベル点で、シャーイルは自分のジンから1体を指定して能発現させることができる。これによりそのジンは常に小型エレメンタルとして扱われる。これはジン増強を用いて小型エレメンタルに増強したかのように扱われるが、持続時間永続である。1全ラウンド・アクションをかけて集中することで、この方法でどのジン発現するかを変更することができる。この能オーラ視覚を置き換える。

ジンの密偵(超常)/Jin Spy:8レベル点で、シャーイル異界との接触を得る。しかし来訪者の真の名を知るのではなく、ジンを1つ以上の任務に就かせることができる。シャーイル異界との接触に記載された(自分のオカルティストレベルに適切な)指名と同様のものを選択する。交渉や贈り物は不要だが、指名をこなしている間、シャーイルはこのジンを使用することができない。この能異界との接触を変更する。

韋編喰らいアーキタイプTome Eater

韋編喰らいは潜在的な念術エネルギーを書かれた文字から活用するすべを身に着けた。それは本や巻物を文字通り貪り食うことで、それにより奇妙な洞察を与える魔法的な効果を生み出すのだ。彼らは絆を結んだ書物を用いてすべての種類魔法を使用し、そのを成長させることで、周囲の本や記に関する本質的な才能を得る。

絆の書物(超常)/Bonded Tome:1レベル点で、韋編喰らいは特定の書物1つと超常的な絆を結ぶ。いつでも絆の書物を別の書物に置き換えることができるが、新しい本と同調するには24時間の儀式を執り行わなければならない。

1レベル点で、絆を結んだ書物は2系統魔法に対応する装具である。そして2レベル、10レベル、14レベルの点で追加の系統を使用することができるようになる。韋編喰らいは合わせて基本念能力共鳴能力を得る。韋編喰らい絆の書物はすべての系統の修得済みオカルティスト呪文において、装具構成要素として扱われる。韋編喰らい装具となる物理的なアイテムを1つしか持っていないにもかかわらず、共鳴能力を決定する際と念能力を使用する際、自分の修得している系統それぞれに念集積を割り振らなければならない。1日1回、オカルティスト呪文の発動に合わせて、韋編喰らいは対応する系統に割り振った念集積から1ポイントを消費することで、その呪文術者レベルを1増加させるか、呪文難易度を1だけ増加させるかすることができる。6レベル点で韋編喰らいは1日に追加で1回、この方法で呪文強化することができる。以降、使用回数6レベルを超える5レベル毎に1回ずつ増加する。この能装具念集積呪文の発動装具体得を変更する。

本と巻物の吸収(擬呪)/Devour Books and Scrolls:韋編喰らいは本と書物を吸収することで、様々な利益をえることができる。本あるいは書物を食べるのは全ラウンド・アクションであり、機会攻撃を誘発する。吸収した本あるいは巻物韋編喰らいの身体に取り込まれ、完全に破壊される。

4レベル点で、1日に1回、韋編喰らい呪文の書かれた巻物あるいは本を吸収し、念集積回復することができる。そのポイントは自分の魔法系等の中で分割することもできるが、最大でも1日の最初に割り振った念集積の総量までとなる。巻物を吸収すると、韋編喰らいはその巻物に記載された最も高レベル呪文呪文レベルに等しいポイントだけ念集積回復する。文章が100ページ以上含まれ25gp以上の価値がある魔法でない本を吸収すると、韋編喰らい念集積を1ポイント回復する。魔法の本を吸収すると、そのアイテムの術者レベルの半分に等しいポイントだけ念集積回復する。1レベル以上の呪文が50ページ以上書かれた呪文書を吸収すると、韋編喰らい念集積を4ポイントだけ回復する。

6レベル点で、韋編喰らいは30フィート内にいる敵が巻物から呪文を発動しようとするときに合わせて敵の呪文を吸収するよう、待機アクションを行うことができるようになる。この能韋編喰らいディスペル・マジックを使用して呪文相殺アクションを行ったかのように機能するが、韋編喰らいは敵の呪文を相殺する際、呪文を発動する必要がない。6レベル点で、韋編喰らいはこの能を1日に1回使用することができる。この1日の使用回数は、6レベルを超えるオカルティストレベル4毎に1回ずつ増加する。韋編喰らいがこの能を使用して待機していたが起動条件を満たさなかった場合、この能の1日の使用回数は消費されない。16レベルの点で、韋編喰らいはこの能待機アクションを行うことなく、割り込みアクションとして使用することができるようになる。

8レベル点で、韋編喰らい標準アクションとして本と巻物の吸収を使用することができるようになる。加えて、韋編喰らいがこの能を使用して巻物から発動された呪文を相殺することに成功した際、まだその日の本と巻物の吸収を消費し切っていなければ、追加のアクションを消費することなく、敵の巻物にホント巻物の吸収を使用することができる。

12レベルの点で、韋編喰らい本と巻物の吸収移動アクションで使用することができるようになる。加えて、韋編喰らいがこの能を使用して巻物から発動された呪文を相殺することに成功した際、この能を使用する代わりに術者にこの呪文反射する(スペル・ターニングと同様)ことを選択できる。この日の使用回数を消費していたとしても、韋編喰らい呪文反射することができる。

この能集積移動6レベルで得られる装具魔法円束縛円高速魔法円を置き換える。

文意感知擬呪超常)/Word Sense:5レベル点で、韋編喰らいは常にリード・マジック効果を受ける。加えて、韋編喰らいはちょっと見るだけで自動的に文書から概要を知ることができ、さらにその文書が魔法巻物あるいは書物かどうかを判別することができる。韋編喰らいが100ページ毎に1ラウンドをかけて、30フィート内の文書に集中するならば、その文書をざっと読んだかのように文書の内容をだいたい知ることができる。この能オーラ視覚を置き換える。

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