スレイヤーは敵を追い詰め、排除する。その理由は様々で、金のため、世界からアンデッドによる腐敗を浄化するため、自分が良いと思うもののためであることもある。ほとんどのものは、自分が好きだからという理由で狩り、殺す。
以下の戦闘スタイルはレンジャー、スレイヤー、その他レンジャーの戦闘スタイルを使用するクラスのキャラクターが使用することができる。
投擲武器/Thrown Weapon:投擲武器を選択したキャラクターは、戦闘スタイル特技を得る際に以下の一覧から選択することができる。《遠投》、《精密射撃》、《二刀流》《早抜き》。6レベルの時点で、この一覧に《近接投擲》と《騙し撃ち》を追加する。10レベルの時点で、この一覧に《機動射撃》と《針の目を通す狙い》を追加する。
指名手配を捕らえる使命を持っているのか、高利貸しから逃げた債務者を連れ戻すために金をもらったのか、賞金稼ぎは目標を生きたまま捕まえる能力に価値を見出している。
武器と防具の習熟:賞金稼ぎは全ての単純武器と軍用武器に加え、アキリス、ダン・ボン、ネット、ボーラ、ラッソに習熟している。賞金稼ぎは軽装鎧、ライト・シールド、バックラーに習熟しているが、ヘヴィ・シールドとタワー・シールドには習熟していない。この能力はスレイヤーの武器と防具の習熟と置き換える。
裏技追撃(変則)/Dirty Trick:2レベルの時点で、賞金稼ぎが観察の目標に急所攻撃のダメージを与える際、代わりに敵を妨害しようと試みることができるようになる。賞金稼ぎは攻撃ロールを行う前にこの能力を使用するかどうかを決定しなければならない。攻撃が命中したなら、その攻撃は通常のダメージを与える。しかし、急所攻撃のダメージをロールする代わりに、賞金稼ぎはフリー・アクションとして観察の目標に裏技戦技を試みることができる。この戦技判定には、賞金稼ぎの急所攻撃ダメージのダイス1つごとに+1のボーナスが得られる。この戦技は機会攻撃を誘発しない。この能力は2レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
極め技(変則)/Submission Hold:6レベルの時点で、ダメージを与えるために組みつき戦技を試みる際、賞金稼ぎはこの攻撃による組みつきダメージに、急所攻撃によるダメージを加えることができるようになる。急所攻撃によるダメージを加える場合、賞金稼ぎは戦技判定に-5のペナルティを受ける。たとえ賞金稼ぎが組みつきで致傷ダメージを与えられたり、致傷ダメージを与えることを選択できるとしても、この急所攻撃ダメージは非致傷ダメージとなる。この能力は6レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
無力化(変則)/Incapacitate:10レベルの時点で、賞金稼ぎは観察の目標を無力化することができるようになる。この効果は暗殺のスレイヤーの技と同様に機能するが、賞金稼ぎの攻撃が成功し、かつ目標がセーヴィング・スローに失敗したなら、目標を殺す代わりに1d6ラウンドの間意識不明状態とする。目標がセーヴィング・スローに成功した場合、急所攻撃のダメージは通常通り与えられるが、急所攻撃によるダメージは非致傷ダメージとなり、目標は以後24時間の間、このスレイヤーが行う無力化能力に完全耐性を持つ。この能力は10レベルの時点で得られる上級のスレイヤーの技と置き換える。
スレイヤーの技:以下のスレイヤーの技(及びローグの技)は、賞金稼ぎアーキタイプを補完する:減速打撃*、高速隠密、木の葉隠れ、騙され難さ、地形体得、抜き打ち、不意討ち攻撃(アスタリスク[*]が付記されたものは、スレイヤーのクラス説明に詳細が記されている)。
上級のスレイヤーの技:以下のスレイヤーの上級の技(及びローグの上級の技)は、賞金稼ぎアーキタイプを補完する:打ち倒す一撃、狩人の奇襲、変装の達人、森渡り*。
掃除屋は犯罪が起きた際に有罪となる証拠を壊し、破壊する仕事だ。死体を処分し目撃者を殺すことで、犯罪を事故や単なる失踪のように見せかけるのである。
《欺きの名人》/Deceitful:1レベルの時点で、掃除屋は他人をだますのに熟達し、ボーナス特技として《欺きの名人》を得る。この能力は追跡と置き換える。
痕跡なし(変則)/Without a Trace:4レベルの時点で、掃除屋は場所を調査し、証拠を隠し、その場所に隠れたりその場所から素早く立ち去ることができるようになる。場所を観察するには、10フィート四方毎に1分かかる。場所の調査が終わると、掃除屋は〈変装〉判定で証拠を別のものに変えたり、〈隠密〉判定で証拠を隠したりしようと試みることができる(これにより血痕を掃除したり、足跡を隠したり、死体を動かすといったことができる)。その場所に手を加えるには1d3×10フィート四方毎に10分を必要とする。その場所で実際に何が起きたのかに気づこうとするには、掃除屋の〈隠密〉もしくは〈変装〉判定(掃除屋が選択したもの)の結果に対する対抗〈知覚〉判定に成功しなければならない。失敗すると、手の加わった状況を真実として受け入れる。掃除屋はこの判定と、その場所において身につけている物を隠すための〈手先の早業〉判定、そしてその場から隠れたり逃れたりするための〈隠密〉判定に+4のボーナスを得る。この効果はその場所に(掃除屋以外によって)手が加えられるまで持続する。この能力は4レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
誤情報(擬呪)/Mislead:7レベルの時点で、掃除屋は回数無制限で自分にミスディレクションを発動することができるようになる。この効果は掃除屋が再びこの能力を使用するか、標準アクションでこの効果を終了させるまで持続する。この能力は忍び寄るものと置き換える。
スレイヤーの技:以下のスレイヤーの技(及びローグの技)は、掃除屋アーキタイプを補完する:高速隠密、木の葉隠れ、精査挫き*、地形体得、這い進み、不意討ち攻撃(アスタリスク[*]が付記されたものは、スレイヤーのクラス説明に詳細が記されている)。
上級のスレイヤーの技:以下のスレイヤーの上級の技(及びローグの上級の技)は、掃除屋アーキタイプを補完する:暗殺*, 打ち倒す一撃、殺害者カモフラージュ*、変装の達人。
非常に優秀で世慣れた首切り魔は、目にとまる不幸な人物を獲物にしようと街の通りや路地を闊歩する。彼らは注意深く計画をたてるというよりは機を見て動くたちで、奪い殺す人物について注意を払うことはなく、場所がどこであれ、それをうまく活かして好みの目標に近づいていく。
クラス技能:首切り魔は〈言語学〉、〈交渉〉、〈知識:貴族〉をクラス技能として得るが、〈生存〉、〈知識:ダンジョン探検〉、〈知識:地理〉をクラス技能から取り除く。
街に潜む(変則)/Street Stalker:1レベルの時点で、首切り魔は〈軽業〉、〈知識:地理〉、〈登攀〉から1つを選択する。一度選択したら、以後変更できない。都市環境において、首切り魔は選択した技能の判定にスレイヤー・レベルの半分(最低1)を加える。この能力は追跡と置き換える。
手頃な標的(変則)/Opportune Target:2レベルの時点で、首切り魔は突然敵に出会った際にその敵を素早く観察し、その弱点を見抜くことができるようになる。首切り魔が不意討ちラウンドで行動できるとき、不意討ちラウンドの間に1回だけ、(通常の移動アクションではなく)フリー・アクションとして敵1体を観察の目標として選んだかのように観察することができる。この能力は2レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
死体漁り(変則)/Stab and Grab:6レベルの時点で、首切り魔は死亡状態もしくは意識不明状態の目標、もしくはたった今クリティカル・ヒットを確定させた観察の目標に対して、即行アクションとして盗み取り戦技を試みることができるようになる。死亡状態もしくは意識不明状態の目標はこの戦技に対する戦技防御値に-10のペナルティを受ける。この能力は6レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
スレイヤーの技:以下のスレイヤーの技(及びローグの技)は、首切り魔アーキタイプを補完する:減速打撃*、高速隠密、地形体得、毒の使用*、不意討ち攻撃(アスタリスク[*]が付記されたものは、スレイヤーのクラス説明に詳細が記されている)。
上級のスレイヤーの技:以下のスレイヤーの上級の技(及びローグの上級の技)は、首切り魔アーキタイプを補完する:暗殺*, 打ち倒す一撃、追い討ち、殺害者カモフラージュ*。
聖なる暗殺者、神の刃、怒りをもたらすもの、といった異名を持つ遂行者は、神に選ばれた一振りの武器であり、その神格に仇なすと見なされたものに罰を与える。悪の神格は遂行者を暗殺者を使うように用いるが、善の神格の中にはインクィジター、ウォープリースト、クレリック、パラディンが取り扱う以上に厄介な問題に対処するために遂行者を用いる。
武器と防具の習熟:遂行者はスレイヤーの通常の武器の習熟に加えて、神格の好む武器に習熟する。この能力はスレイヤーの通常の武器の習熟を変更する。
確たる熱情(変則)/Determined Zeal:2レベルの時点で、遂行者は志を異とする相手が自分を操ろうとしたり殺そうとする行為を軽くあしらうようになる。遂行者が自分の属性から2段階以上離れている敵(秩序にして善の遂行者が混沌にして善、秩序にして悪、真なる中立の敵と戦っている場合)に攻撃を行ったラウンドにおいて、遂行者はその敵の能力に対する意志セーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。同時に遂行者は《不屈の闘志》の利益も得る。この効果は遂行者が攻撃を行った次のターンの終了まで持続する。この能力は2レベルの時点のスレイヤーの技と置き換える。
真の信念(変則)/True Believer:6レベルの時点で、神より授かった責務を果たす間は、命に関わる傷も遂行者の動きを止めることはできなくなる。遂行者が自分の属性から2段階以上離れている敵(上述の確たる熱情を参照)を攻撃したラウンドの間、もし《不屈の闘志》特技の利益を得ているならば、遂行者は負のヒット・ポイントになっていてもよろめき状態にならず、毎ラウンド1ヒット・ポイントを失うようになる。この能力は6レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
神の罵倒(変則)/Divine Anathema:10レベルの時点で、遂行者はフリー・アクションとして、観察の目標に神の罵倒を与えることができるようになる。観察の目標の属性は、遂行者の属性から2段階以上離れていなければならない。この目標に対し、遂行者は追加で2d6ポイントのダメージを与える。このダメージは神の力そのものによるものであり、アンホーリィ武器やホーリィ武器、同種の武器特殊能力や効果によるボーナス・ダメージと累積しない。遂行者は神の罵倒を同時に1つだけ使用することができる。この能力は10レベルの時点で得られるスレイヤーの上級の技と置き換える。
スレイヤーの技:以下のスレイヤーの技(及びローグの技)は、遂行者アーキタイプを補完する:精査挫き*、戦闘技術、地形体得、ローグの妙技、罠探し*、罠見抜き(アスタリスク[*]が付記されたものは、スレイヤーのクラス説明に詳細が記されている)。
上級のスレイヤーの技:以下のスレイヤーの上級の技(及びローグの上級の技)は、遂行者アーキタイプを補完する:暗殺*、狩人の奇襲、変装の達人、身かわし強化。
元遂行者/Ex-Deliverers:神格が求める行動規範に著しく違反した遂行者は、武器の習熟を除き、このアーキタイプから得た全てのクラス特徴を失う(このアーキタイプが置き換えたクラス特徴を得ることもない)。以後、元遂行者が自分の行いを食い止めるまで、その神格の遂行者としてレベルを得ることはできない(アトーンメント呪文の説明を参照)。
パラディンやインクィジターは神とのつながりを用いてアンデッドの軍勢やその他の夜の脅威と戦う。その一方で、墓守は知識や武芸、執拗さを活かして夜に住まう存在に終焉をもたらす。
聖水散布(変則)/Holy Water Sprinkler:2レベルの時点で、墓守は武器として聖水1ビンを取り出すことができる(そのため、聖水のビンを取り出すために《早抜き》特技を使用することができる)。即行アクションとして、墓守は聖水1ビンの蓋を開け、手にしているか隣接している近接武器1つに振りかけることができる。墓守の次のターンの終了時までにアンデッド・クリーチャーに対して、この武器を用いた攻撃が命中させられたなら、そのアンデッドはその武器によるダメージに加え、聖水が直接命中したかのようにダメージを受ける。この能力は2レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
デス・ウォード(擬呪)/Death Ward:7レベルの時点で、墓守はデス・ウォードの利益を与える短い儀式を行う方法を学ぶ。この効果の術者レベルには、スレイヤー・レベルを用いる。この儀式を執り行うには1分間かかり、聖水4分を消費する。墓守はこの能力で自分だけに防護を与えることができる。この能力は忍び寄るものと置き換える。
灰燼に帰すもの(変則)/Dustbringer:10レベルの時点で、墓守は観察したアンデッドの敵1体を滅びさせることができるようになる。この能力は暗殺のスレイヤーの技と同様に機能するが、頑健セーヴの代わりに意志セーヴィング・スローに成功する必要があり、アンデッドにのみ効果を及ぼし、殺すのではなく目標を破壊する。セーヴィング・スローに成功した場合、目標は以降24時間の間、この墓守の灰燼に帰すもの能力に完全耐性を持つ。この能力は10レベルで得られる上級のスレイヤーの技と置き換える。
スレイヤーの技:以下のスレイヤーの技(及びローグの技)は、墓守アーキタイプを補完する:高速隠密、素早き毒使い、地形体得、不意討ち攻撃、無意識の味方、ローグの妙技、罠見抜き(アスタリスク[*]が付記されたものは、スレイヤーのクラス説明に詳細が記されている)。
上級のスレイヤーの技:以下のスレイヤーの上級の技(及びローグの上級の技)は、墓守アーキタイプを補完する:狩人の奇襲、殺害者カモフラージュ*。
スリングから放たれるブリットであれ、クロスボウから放たれるアローであれ、達人の投げたダガーであってさえ、狙撃兵が放ったたった一回の射撃は、目標を確実に射抜く。
正確性(変則)/Accuracy:1レベルの時点で、狙撃兵はボウ、クロスボウ、火器で遠隔攻撃を行う際、全ての射程単位によるペナルティを半減させる。これは追跡と置き換える。
必殺の狙撃兵(変則)/Deadly Sniper:2レベルの時点で、狙撃兵が武器の最初の射程単位までの距離にいる目標に対して攻撃を行い、その存在に全く気付かれていなければ、遠隔急所攻撃の30フィートの距離上限を撤廃する。もしそれが急所攻撃であれば、急所攻撃によるダメージ・ロールに狙撃兵レベルをボーナスとして加える。最初の攻撃の後、目標は狙撃兵の存在に気付く。
スレイヤーの技:以下のスレイヤーの技(及びローグの技)は、狙撃兵アーキタイプを補完する:木の葉隠れ、狙撃手の目、抜き打ち、武器訓練。
上級のスレイヤーの技:以下のスレイヤーの上級の技(及びローグの上級の技)は、狙撃兵アーキタイプを補完する:静かなる狙撃手、致命的な急所攻撃、変装の達人。
影潜む殺意は何より暗い影の外に這い出してきて、文化人の心に恐怖を叩き込む。それは魔法の刃を操る無慈悲な殺し屋だ。誰にも見られることなく現れ、殺し、痕跡も残さず立ち去っていく。
武器と防具の習熟:影潜む殺意は軽装鎧に習熟しているが、中装鎧、重装鎧、(タワー・シールドを含む)全ての盾に習熟していない。これはスレイヤーの防具の習熟と置き換える。
インヴィジビリティ(擬呪)/Invisibility:4レベルの時点で、影潜む殺意は1日1回インヴィジビリティを発動できるようになる。術者レベルには自身のスレイヤー・レベルを用いる。この能力における精神集中判定には【知力】修正値を用いる。影潜む殺意は8レベルと以降4レベルごとに、この能力を1日に1回ずつ追加で使用できるようになる。この能力は4レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
呪文の使用/Spell Use:7レベルの時点で、影潜む殺意は自分の呪文リストに以下の呪文を持つ秘術呪文の使い手であるかのように、呪文完成型および呪文解放型の魔法のアイテムを使用することができるようになる:オブスキュアリング・ミスト、シャドウ・ウォーク、ダークネス、ノンディテクション、ファントム・スティード、フォースト・クワイエット、モディファイ・メモリー、及び0~4レベルまでの幻術系統ウィザード呪文。影潜む殺意はこの能力において、自身の術者レベルとしてクラス・レベルを用いる。この能力は忍び寄るものと置き換える。
影霧形態(擬呪)/Shadowy Mist Form:10レベルの時点で、影潜む殺意は漆黒の霧に姿を変えることができるようになる。この能力はガシアス・フォームとして機能するが、フォッグ・クラウドのように視界を遮る。影潜む殺意はこの能力を1日にレベルごとに1分だけ使用することができる。持続時間は連続している必要はないが、1分単位で使用しなければならない。この能力は10レベルの時点で得られるスレイヤーの上級の技と置き換える。
スレイヤーの技:以下のスレイヤーの技(及びローグの技)は、影潜む殺意アーキタイプを補完する:強力急所攻撃、出血攻撃、素早き毒使い、毒の使用*、長持ちする毒、鈍らせ、這い進み、不意討ち攻撃(アスタリスク[*]が付記されたものは、スレイヤーのクラス説明に詳細が記されている)。
上級のスレイヤーの技:以下のスレイヤーの上級の技(及びローグの上級の技)は、影潜む殺意アーキタイプを補完する:暗殺*、狩人の奇襲、殺害者カモフラージュ*。
先陣は戦場指揮官である。彼らは戦場の残虐性に目を向け、血に濡れた勝利へと仲間達を誘う。先陣は危険に素早く反応する。そのため彼らは優れた斥候や有能な幹部、熟達した戦術家にもなり得る。
用心(変則)/Lookout:1レベルの時点で、先陣はイニシアチブ判定に自分のレベルの半分(最低1)を加えるようになる。この能力は追跡と置き換える。
戦術家(変則)/Tactician:2レベルの時点で、先陣はボーナス特技としてチームワーク特技を1つ得る。この特技の前提条件は満たしていなければならない。1日1回標準アクションとして、先陣は30フィート以内にいて先人の姿を見、声を聞くことができる仲間全てに、修得しているチームワーク特技1つの効果を与えることができる。仲間は3ラウンド+先陣のレベル2ごとに1ラウンドの間、このボーナス特技の利益を得る。仲間はこのボーナス特技の前提条件を満たす必要はない。新しいスレイヤーの技を選択するたびに、先陣は代わりにこの能力を1日に使用する回数を1回分増やすことを選択することができる。この能力は2レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
先陣の絆(変則)/Vanguard's Bond:4レベルの時点で、先陣は共に戦う仲間と絆を結ぶ。移動アクションとして、先陣は現在の観察の目標1体を選択し、30フィート以内にいて先人の姿を見、声を聞くことができる仲間全てに観察のボーナスの半分を与えることができる。このボーナスは先陣の【知力】修正値(最低1)に等しいラウンドだけ持続する。このボーナスは仲間が持つ得意な敵や観察とは累積しせず、いずれかより高いボーナスを用いる。この能力は4レベルの時点で得られるスレイヤーの技と置き換える。
準備万端(変則)/Ever Ready:7レベルの時点で、先陣は警戒していない戦闘員と見なされることが決してなくなり、不意討ちラウンドで常に行動できるようになる。不意討ちラウンドで自分が行動するまでは、先陣は依然として立ちすくみ状態である。この能力は忍び寄るものと置き換える。
スレイヤーの技:以下のスレイヤーの技(及びローグの技)は、先陣アーキタイプを補完する:戦闘技術、騙され難さ、地形体得、這い進み、不意討ち攻撃、武器訓練、ローグの妙技。
上級のスレイヤーの技:以下のスレイヤーの上級の技(及びローグの上級の技)は、先陣アーキタイプを補完する:追い討ち、殺害者カモフラージュ*、特技、無意識の味方(アスタリスク[*]が付記されたものは、スレイヤーのクラス説明に詳細が記されている)。