錬金術薬はよくない状態を克服したり、特定の種類の攻撃に対して身を守るために用いられる物質である。君はほとんどの錬金術薬を飲用するか、肌や衣服に塗って使用する。これらの物質のすべては〈製作:錬金術〉技能を持つキャラクターによって作成することができる。
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この強い香りを持った灰色のクリスタルは、香りを吸った人たちの意識を回復させる。気付け薬は、君をよろめき状態か気絶状態にした呪文や効果に対して新しくセーヴをする機会を提供する。瀕死状態のときに気付け薬に晒されたなら、君は即座に気絶状態から回復してよろめき状態になる。しかし、毎ラウンド容態安定化判定をしなければならないのは変わらない。もし君が何か標準アクション(または、他の激しい行動)を行ったなら、その行動が完了したときに1ポイントのダメージを受け、再度気絶状態に陥ってしまう。使用し終わった後、気付け薬の容器に栓をすれば12回使用することができるが、栓を開けっ放しにしていると1時間ほどで無くなってしまう。
この透き通った液体を飲むことで、【耐久力】ダメージの自然回復が加速される。小ビン1つを飲んだ後で1時間休息すると、一晩休息した利益を得たかのように1ポイントの【耐久力】ダメージが回復する。1時間のうちに複数量を用いても、回復率は増加しない; 解毒剤が何らかの効果をあらわすためには、1時間の休息の後で個別に摂取する必要がある。1日のうちに4服より多くの解毒剤を使用しても、何の効果もない。
このどろどろしたシロップは苦いハーブから抽出されており、睡眠、麻痺、およびよろめき状態に対する防御を錬金術的に強化する。昂奮強壮剤を飲用した場合、君は続く1時間の間、これらの効果に対して行われるセーヴィング・スローへの+2の錬金術ボーナスを得る。これらの効果による影響を受けている最中に昂奮強壮剤を飲んだ場合、速やかにその効果に対するセーヴィング・スローを(+2のボーナス付きで)再ロールすることができる; 君は1日につき1回だけこの特定の利益を得ることができる。君はポーションを投与するのと同様に、1回の全ラウンド・アクションとして気絶状態または麻痺状態のクリーチャーに昂奮強壮剤を投与することができる。
この透明な樹脂は、粘体やラスト・モンスターなどの攻撃のような武器を融解させたり腐食させたりするような有害な攻撃から武器を保護し、それらの攻撃に対する完全耐性を24時間与えてくれる。1つのポットに入った樹脂は1つの両手武器か2本の片手武器か軽い武器、または50個の矢弾を保護することができる。樹脂を使用するにはポット1つにつき1回の全ラウンド・アクションが必要である。武器を水などの液体に漬けると樹脂を洗い流すことができる。
このピンクの液体は恐ろしい石灰のような味がするが、吐き気、消化不良、そして下痢を和らげるには非常に効果的である。小ビン1つの蒼鉛柳薬は、少量ずつ飲用すると1日中これらの症状を軽減する。小ビン1つの蒼鉛柳薬を全量飲用した場合、1時間の間、吐き気がする状態または不調状態を負わせる効果に対する頑健セーヴィング・スローへの+2の錬金術ボーナスを得る。吐き気がする状態または不調状態による影響を受けている最中に小ビン1つの蒼鉛柳薬を飲んだ場合、速やかにその効果に対するセーヴィング・スローを(+2のボーナス付きで)再ロールすることができる; 君は1日につき1回だけこの特定の利益を得ることができる。小ビン1つの蒼鉛柳薬の飲用(1日かけているにせよ、一度にすべてをにせよ)は通常は約1日の間舌を黒くしてしまうが、これは無害な副作用である。
君の肌、防具、あるいは衣服にこの薄いジェルを塗ると、耐火ジェルは火や熱気によるダメージから君を守る抵抗力の障壁を作り出す。君は[火炎]に対する抵抗5を得る。[火炎]ダメージを吸収すると、ジェルは燃えて剥がれる; 合計で20ポイントの[火炎]ダメージを吸収した場合、耐火ジェルはチャージ消費される。耐火ジェルは複数の[火炎]への防護効果を累積させる目的において、プロテクション・フロム・エナジーとして扱う。耐火ジェルを塗るには1分間かかり、その効力を失うまで1時間持続する。耐火ジェルを複数回塗布しても累積しない; 投与中の塗布は単に吸収可能な[火炎]ダメージの量を20ポイントに戻すだけである。
君の肌、防具、あるいは衣服にこの薄いジェルを塗ると、耐寒ジェルは[氷雪]ダメージから君を守る抵抗力の障壁を作り出す。君は[氷雪]に対する抵抗5を得る。[氷雪]ダメージを吸収すると、ジェルは剥離する; 合計で20ポイントの[氷雪]ダメージを吸収した場合、耐寒ジェルはチャージ消費される。耐寒いジェルは複数の[氷雪]への防護効果を累積させる目的において、プロテクション・フロム・エナジーとして扱う。耐寒ジェルを塗るには1分間かかり、その効力を失うまで1時間持続する。耐寒ジェルを複数回塗布しても累積しない; 投与中の塗布は単に吸収可能な[氷雪]ダメージの量を20ポイントに戻すだけである。
この物質は特定の毒素に抵抗する。耐毒剤の小ビンを飲むと、1時間毒に対する頑健セーヴに+5の錬金術ボーナスを受ける。
もし君がこの小びんに入ったむかむかする味の乳白色の強壮剤を飲んだら、1時間病気に対する頑健セーヴに+5の錬金術ボーナスを獲得する。既に感染してしまっている場合、君はその日のセーヴを(+5の錬金術ボーナスなしで)2回行うことができ、良い方の結果を使用することができる。
この癒しの霊薬はヴァンパイア、ワイト、および同種の恐ろしいクリーチャーの生命力吸収効果に対抗するために作成された。君が負のレベル(一時的にせよ恒久的にせよ)を1ポイント負っているなら、君は1服の魂刺激剤を飲むことで、12時間の間、その負のレベルのペナルティを無視することができる。君は一度に1服分しか魂刺激薬の利益を得ることはできないが、負のレベルの効果を食い止めるために12時間おきに1服を飲み続けることはできる。
この真紅の液体は粘ついており腐ったような味がする。飲用した場合、続く1時間の間、君はヒット・ポイントが負数に減少した時に(そのダメージが君を即死させるのに十分でない限り)自動的に容態安定化し、君に与えられたすべての出血効果を毎ラウンドに50%の確率で終了させる。君が[火炎]または[強酸]ダメージを受けた場合、トロル油の利益は1ラウンドの間中断される。
この甘くて健康的な味の青い液体は、身体を暖めて気持ちを落ち着かせてくれる。吐き気止めシロップは君の胃を覆い、吐き気を抑えてくれる。吐き気止めシロップを飲んでから1時間、君は吐き気がする状態や不調状態にする効果に対するセーヴに+5の錬金術ボーナスを獲得する。
この塩によく似た結晶質の粉末は若い放蕩者や裕福な大酒飲みに支持されている。水に混ぜると泡だったカクテルになり、10分以内に飲むと二日酔いの効果を取り除いてくれる。
この嫌な臭いのする白いペーストは、君の肌に塗り広げると蟲を寄せ付けない。通常のサイズの(小さな)蟲は君を避ける。蟲のスウォームは君のマスに入り込むためには 難易度15の頑健セーヴに成功しなければならない。防蟲剤は小型サイズ以上の蟲には、攻撃を行う蟲が防蟲剤で覆われている者とそうでない者から目標を選べる場合でも、何らの悪影響も及ぼさない。一度塗布すると、防蟲剤は4時間または1ラウンドを費やして洗浄するまで効果を持続する。
防蟲剤は強い匂いとして扱われ、鋭敏嗅覚能力を持つクリーチャーはより広い範囲から検出することができる(『Bestiary』のモンスターの共通ルールを参照)。
この濁ったお茶の飲用には、君の考えを明瞭にする癒しの効果がある。茶を飲んだ後、10分の間、君は[精神作用]効果に対する+2の錬金術ボーナスを得る。[精神作用]効果による影響を受けている最中に瞑想茶を飲んだ場合、速やかにその効果に対するセーヴィング・スローを(+2のボーナス付きで)再ロールすることができる; 君は1日につき1回だけこの特定の利益を得ることができる。
いくつかの壺に入れられた、つやつやした黒いべとべとは中型クリーチャー1体か小型クリーチャー2体までを覆うのに充分な量がある。もし君が自分の身体を錬金術油でコーティングしたら、〈脱出術〉判定と組みつきから抜け出す戦技判定、そして組みつきに対する戦技防御判定に+5錬金術ボーナスを得る。この効果は4時間経過するか、洗い落とすまで持続する。