経験点400
属性は様々(作成者と同じ)/超小型サイズの人造
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+3
アーマー・クラス 14、接触14、立ちすくみ12(+2サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 11(2d10)
頑健 +0、反応 +4、意志 +1
防御能力 人造の種別特性
移動速度 20フィート、飛行50フィート(良好)
近接 噛みつき(×1)=+3(1d4-1、加えて“毒”)
接敵面 2・1/2フィート; 間合い 0フィート
【筋】8、【敏】15、【耐】―、【知】10、【判】12、【魅】7
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +2; 戦技防御値 11
特技 《神速の反応》
技能 〈隠密〉+12、〈知覚〉+3、〈飛行〉+10
言語 共通語(話せない); テレパシー的なつながり
毒(変則)/Poison 噛みつき・致傷型; セーヴ 頑健・難易度13; 頻度 1回/分(60分間); 効果 睡眠(1分); 治癒 1回のセーヴ成功。このセーヴ難易度は【耐久力】に基づいており、+2の種族ボーナスを含んでいる。
テレパシー的なつながり(超常)/Telepathic Link ホムンクルスは言葉を話せないが、作成の過程において作成者との間にテレパシー的なつながりを持つ。ホムンクルスは作成者の知り得たことは全て知る。またお互いに1,500フィート以内の距離にいるなら、自らの見聞きした事柄全てを作成者に伝えることができる。
ホムンクルスは術者によってその者自身の血から作り出される小さな下僕である。戦闘要員としては弱きに過ぎるが、スパイ、メッセンジャー、偵察要員としてはなかなか役に立つ。ホムンクルスの外見の詳細は作成者が決定する。一部のものはもっと立派な見栄えを持つが、ほとんどの作成者は外見など機能的に最低限の必要性をみたせばよしとする。
ホムンクルスはほとんど割り当てられた仕事をするために作り出された道具といってよいだろう。ホムンクルスは作成者自身の分身とでも言うべき存在であり、属性と基本的な性質を共有している。ホムンクルスは決して自発的に主人から1マイル以上離れて移動することはないが、むりやり移動させられることはありうる。この距離を越えて主人と通信できなくなった場合、ホムンクルスは全能力をふりしぼって主人との連絡を回復しようとする。ホムンクルスを破壊した攻撃は、同時にその主人に2d10ポイントのダメージを与える。ホムンクルスの作成者が殺された場合、ホムンクルスは正気を失う。【知力】能力値と全ての技能、特技を失い、そして大体はその近辺を自らの縄張りとみなして進入したものを無差別に攻撃するようになる。
稀に、隷属から解き放たれたホムンクルスは、主人の本来の意図を超え、忘れられた領域を守る半ば狂った人造の番人以上のものになることがある。このような場合、ホムンクルスは自身を主人の遺産の正当なる後継者や、主人の生まれ変わりとさえ考えるようになるかもしれない。
ホムンクルスは粘土、灰、マンドラゴラの根、湧き水、作成者自身の血液1パイントを混ぜ合わせて作られる。これらの素材には50gpかかる。体ができたら、次に長期にわたる魔法的な儀式によって自律行動能力を与える。これには特別に準備された実験室または作業室が必要である。こういった実験室や作業室は錬金術の実験室に似ており、整えるのに1,000gpかかる。作成者が自分でクリーチャーの形を作る場合、身体を作ることと儀式を同時に進行させることができる。ヒット・ダイスが2よりも大きいホムンクルスを作ることもできるが、その場合ヒット・ダイスを1増やすごとに作成コストが+2,000gpされる。
ホムンクルスの身体を作るための血液を提供したものが、その主人になる。ある者が血液を提供し、他の者が身体を作り、他の者が魔法的な儀式を行って、血液の持ち主の下僕を作成することも可能である。
必要条件 《人造クリーチャー作成》、アーケイン・アイ、ミラー・イメージ、メンディング; 技能 〈製作:皮細工〉または〈製作:彫刻〉難易度12; コスト 1,050gp。