ホブゴブリン

ホブゴブリン Hobgoblins

ゴブリン類の中でも、一般的にホブゴブリンは最も文明的な存在であると考えられている。しかし無慈悲破壊を好み、苛烈なために、彼らは相互に利益を分かち合う社会を作り出したりはしない。文化社会全てにおいて武が優先されており、向かうところどこでも争いを引き起こす軍国主義のホブゴブリンほどに戦闘専念する種族はほとんどいない。

ホブゴブリンは、他のゴブリン類が持たない知性と教養を備える。バグベアと比較すると体的に劣ってはいるが、集団行動を効率的に行えるかという観点で見ればその弱点を克服する。それぞれの部族が町や村を襲撃する小さな軍隊を持ち、より大きな軍勢になろう、大都市から略奪しようという意志が働けば大軍を作り出す。襲撃者として放浪する者達のほとんどは、最終的には大きな武秩序だった軍隊、強冒険者の一団に絶されてしまう。しかしときに、ホブゴブリンの司令官が複数の部族から参加したホブゴブリン部隊で構成される厳格に統制された大軍という考えに到達し、高度な術を持ち高い防衛を備えた敵に対してさえ争を仕掛けることがある。

自分の軍隊による征服や侵略による争の拡大だけでなく、ホブゴブリンは他の種族文化をより好的にし、争狂いの実践者にしようとする。個々のホブゴブリンがしばしば、自分達を受け入れてくれる国際的な都市に一住人として融和することも多い。多くの場合彼らは暴沙汰を孕む仕事や役割に就き、血の渇きを満たす。地下犯罪組織で脅し屋として活動したり、闘技場の血に濡れた砂の中で奮い立つ士となったり、軍事組織傭兵として雇われたりする。珍しいことだが、ホブゴブリン将軍や為政者の軍師となることさえある。このような雇い主は、ホブゴブリンが生まれながらに持つ冷酷さと子供の頃から受けてきた厳しい訓練が、場で独自の優位性を持つことに気付いている。このような場合、ホブゴブリン助言者は主人を争に駆り立てる方向に導く。望む結果になるのであれば、彼はを吐いたり詐術を弄したりすることもためらわない。

ホブゴブリンは一般に魔法、特に秘術魔法に(“エルフの魔法”と捉えるために)慎重に対処する。代わりに、彼らは錬金術を好む。ゴブリンに取り憑かれているのにも似て、ホブゴブリン投擲武器に傾倒した、破壊的な錬金術を実践する。

一般のホブゴブリンは平均的な人間よりも数インチ背が低い。しかし背の高さが低いことを、彼らは生まれながらので補っている。ほとんどのホブゴブリンは灰色の肌をしている。それは日で長期間晒された後の、暗くなった苔の色に似ている。彼らはしばしばいで倒し支配下に置いた他の人型生物の服や防具を、自分達の長いや短いに合うように調整して身につける。

ホブゴブリンは6ヶの妊娠期間の後に生まれる。ほとんどのホブゴブリンは同に1人だけ子を産むが、双子もいないわけではない。ホブゴブリンの母は数週間だけしか乳児を育てないことが多く、それから子供は無理矢理から離され、同世代の子供達と一緒に託児所で育てられる。ホブゴブリンの子供は人間と比べてかなり早く成長する。6ヶほど経てばたいていの場合歩くことができ、ゴブリン語を話し、自活することができる。若年期のホブゴブリンはほんの数歳から軍事訓練を始める。このような厳しい状況はたくましい士を育て、生き残れない子供達は強で有効な軍隊を造り上げるのに必要な対価と見なされる。

ホブゴブリンはほとんど老齢に至ることはない。通常、そのいに明け暮れる生活のために場で命を落とすことになる。争という経験を生き延びたものは中年に至ると現役勤務から退職し、ホブゴブリン軍内の指導者的な役割に就くか、将軍政治的な助言者となる。その場合にも、老齢に至ることによる弱体化は避けられず、位の低いホブゴブリンに気付かれることになる。気付いたものは年長者の役割を奪おうと試みる。このような簒奪行為は暴によらないことが多いが、争分野から追い出されたホブゴブリンは数年の内に体調を崩し、身体のどこかが動かなくなる前にんでしまう。

全てのホブゴブリンが持つ暴破壊を好むため、その社会は真の能主義だ。しかしその価値を認められなかったものにとっては厳しく危険なものだ。年齢、性別、家系にかかわらず、全てのホブゴブリンはその武によって、まさに尊敬と権に入れる。ホブゴブリンは大望を持ち、って争を拡散するという圧倒的な衝動に駆られるが、厳密な軍隊職以外の役割を持つもの――武器鍛冶、料理人、使者、操舵舎員など――は、ちっぽけな仕事でさえも大きな軍隊機能させる重要なものだ、と理解される。権を得られる位を得たホブゴブリンはその価値を証明し続けなければならず、わずかでも弱みを見せたが最後、後ろに控える次の人物によって食い物にされてしまう。総じて、軍隊ホブゴブリン社会は常に可能な限り最も強で最も効果的であり続けるのだ。

種族として、ホブゴブリンは居住区を持続させ安定した文化を築く能を持つ――彼らは自分達の要求を満たすためであれば、自分達より弱いものを抑圧する方が簡単で効果的だと信じているに過ぎない。ホブゴブリンは(他のゴブリン類も含めて)他の人型生物全てよりも自分達が優れていると考えている。彼らは他の種族奴隷として扱う。このような奴隷は酷く扱われ、曲がりび付いた武器よりも価値のないものとして扱われる。捕らえられた敵の戦闘員がホブゴブリン軍隊の一員として働かされることは非常に稀なことだ。ホブゴブリンは自分のに対する忠誠心を尊ぶのである。征服した種族の中に自分達が作るものよりも有益なものを見出せば、ホブゴブリンは簡単に文化的な革新を起こす。既にそこにあるのに、なぜ新しいものを作るというのだろう?

ホブゴブリンの完全なデータは Bestiaryの該当する項に掲載されている。

新ルール New Rules

以下の項では、ホブゴブリンが好むアーキタイプ装備、いくつかの特技を掲載している。

ホブゴブリンのアーキタイプ Hobgoblin Archetype

以下のアーキタイプは、破壊を最大化したいと思うホブゴブリンアルケミストの中では一般的なものだ。

擲弾兵アルケミストGrenadier

擲弾兵は、変異薬響を受けていない場合でさえも、いの真っただ中に身を置けるようにする能を鍛える。彼らは武器攻撃錬金術魔法を組み合わせる方法を学び、術を犠牲として錬金術爆弾錬金術アイテムを武術と併用できるようになる。爆弾錬金術を素早く扱う術という特殊効果は、副次効果として擲弾兵ポーションやエリクサー、変異薬を素早く飲み、響を受けない能も与える。擲弾兵は以下のクラス特徴を持つ。

軍用武器習熟/Martial Weapon Proficiency:1レベル点で、擲弾兵軍用武器1つを選び、それに習熟する。この能ポーション作成を置き換える。

錬金術武器(超常)/Alchemical Weapon:2レベル点で、擲弾兵移動アクションにより、武器1つや矢弾1つに害を与える錬金術の液体や末(錬金術くしゃみ粉など)1回分を注入することができるようになる。このアクション錬金術アイテムを消費するが、その武器効果を移す。錬金術アイテムはその武器で次に攻撃したクリーチャーに完全な効果をもたらすが、飛散、拡散その他追加の目標効果を及ぼすことはなく、特に飛散した飛散武器が持つ別の効果による利益も得られない。この追加ダメージクリティカル・ヒットで増加しない。錬金術効果武器に害を及ぼすことはなく、効果を与えられて1分が経過する間に攻撃が命中しないとその効果を失う。また、新しい錬金術アイテム注入すると、この能で以前に与えていた錬金術の液体や末による効果は失われる。6レベル点で、擲弾兵錬金術武器即行アクションで使用することができるようになる。15レベルの点で、この能フリー・アクションで使用できるようになる。この能毒に対する抵抗を置き換える。

精密爆弾(変則)/Precise Bombs:2レベル点で、擲弾兵ボーナス発見として精密爆弾発見を得る。この能毒の使用を置き換える。

指向性爆弾(超常)/Directed Blast:6レベル点で、擲弾兵は中心から半径20フィートではなく、20フィート円錐形に飛散するように爆弾爆発させることができるようになる。この円錐形擲弾兵を起点とし、使用者が選択する方向に拡散する。擲弾兵円錐形内のマスにいるクリーチャー1体を爆弾目標として指定する。そしてそのクリーチャーに対して攻撃ロールを行う。それ以外の円錐形内のマスにいるものは飛散ダメージを受ける。擲弾兵爆散爆弾発見を持ち、指向性爆弾を投擲したならば、飛散ダメージを与える円錐形は20フィートではなく30フィートとなる。この能即行毒と置き換える。

よろめき爆弾(超常)/Staggering Blast:10レベル点で、擲弾兵爆弾爆発するときに特に圧倒的なものとなる。擲弾兵爆弾クリティカル・ヒットを確定させた際、その爆弾が直接命中したクリーチャーは1d4+1ラウンドの間よろめき状態となる。頑健セーヴィング・スロー難易度爆弾の飛散ダメージを避けるために行う反応セーヴ難易度に等しい)に成功すれば、この持続時間は1ラウンドで済む。この能効果霜爆弾よろめき状態効果累積するが、《よろめき化クリティカル》特技とは累積しない。爆弾がさらにクリティカル・ヒットすれば、それまでに持続している効果持続時間を追加する。この能毒に対する完全耐性と置き換える。

ホブゴブリンの特技 Hobgoblin Feats

ホブゴブリン軍人は、策略、妨害工作などで争を広げようとする種族の一員でもある。彼らはしばしば以下の特技を修得する。

《気合の行軍》 Motivated March

何年もの間、奴隷兵士をけしかけて持久の限界を超えた強行軍をさせ続けてきたことで、君は卓越した監督官となった。

利益:陸路を移動する際、君と君のキャラクター・レベルの10倍までの仲間は、強行軍によって受ける非致傷ダメージを半分に減少させる。この特技の利益を受けたキャラクターは君の【魅力】修正値(最低1)毎に1時間の間、強行軍による疲労状態になる響を遅らせることができる。この効果疲労状態になることを遅延させたクリーチャーは、時間が経過すると疲労状態になる代わりに過労状態になる。

《軍隊魂》戦闘チームワーク) Spirit of the Corps

君は仲間士に感銘を受ける。共に行う訓練とひたむきに行動することが、君に場での勝利を与えてくれるだろう。

利益:特定の種別のダイス・ロールに士気ボーナスを与える呪文効果を受けている仲間訳注:この特技を持つ仲間)が10フィート以内にいる限り、その効果時間の間、君はその種別のダイス・ロールに士気ボーナスを得ることができる。えば、この特技を持つ仲間ヒロイズム効果を得ているなら、この呪文効果時間の間、セーヴィング・スロー攻撃ロール技能判定のいずれか1つに+2の士気ボーナスを得ることができる。君はこの特技を1ラウンドに1回だけ使用することができるが、呪文効果毎に1回だけしか適用することはできない。

《ゴブリン類の指揮官》 Commander of Goblinkind

君は自分の指示にゴブリン類を従わせるために、冷酷さと意を用いる。

前提条件【魅】13、ホブゴブリン

利益:君は他のゴブリン類に対する〈知識:地域〉判定【魅力】基準の技能判定に+5のボーナスを得る。君が《統率力》特技を修得しているなら、(ゴブリン類)の副種別を持つ従者腹心を得る際、君の統率力値は2高いものとして扱われる。

《司令官の家系》 Bred Commander

君は長く続く、非情な将軍や軍師の家系に属している。その結果、君の指揮下にある軍隊敗走させるのは難しい。

前提条件ホブゴブリン

利益:Ultimate Campaignの4章に掲載された大規模戦闘ルールを用いて指揮官となったなら、軍隊の士気判定を行う際に君の【魅力】修正の代わりにクラス・レベルを加えてもよい。

《戦争志向》 Warmonger

君は助言する相や敵対する相に、を駆り立てることに熟達している。

前提条件【魅】13、ホブゴブリン

利益:君はクラス技能として〈交渉〉〈はったり〉を得る。加えて、他のキャラクターに他のクリーチャーや集団に対して攻撃させたり争に向かわせたりするために行う〈交渉〉もしくは〈はったり〉判定に、+4のボーナスを得る。

《連続挑戦》 Chain Challenge

君は敵を薙ぎ倒し、繰り返し勝利を喰らう。そして場に熱を引き起こす。

前提条件挑戦”のクラスの特徴、キャラクター・レベル7。

利益:挑戦”能目標死亡状態あるいは気絶状態になったなら、君は割り込みアクションとして30フィート以内にいる目標1体に新しい“挑戦”を仕掛けることができる。このアクションは最初の“挑戦”の目標が倒れたに即座に使用しなければならず、君がその割り込みアクションを使用できない場合に後で使用することはできない。この特技で新しい“挑戦”を仕掛けた場合、この“挑戦”は君の1日の“挑戦”の使用回数には数えられない。君は【魅力】ボーナス(最低1)に等しい回数まで、最初の“挑戦”の後に連続して“挑戦”をつなぐことができる。

ホブゴブリンの装備 Hobgoblin Equipment

ホブゴブリンいで役に立つ装備を使う事を好む。その中には、ホブゴブリンアルケミストや工兵用に専化された以下の装備品も含まれる。


信号ロケット Signal Rocket

市価 100GP; 重量 3ポンド

君はこのロケットを使用して、遠くから軍隊単純な音と視覚による信号を伝達することができる。大規模戦闘で使用すると、信号ロケット指揮官通常よりも高い成功度で戦略の記録を変更することができる。司令官が自分の軍隊戦略の記録を1ステップより多く変更する際に信号ロケットを発射すると、指示を実行するための士気判定に+5の状況ボーナスを得る。このアイテムを作成するには、難易度15の〈製作:錬金術〉判定に成功しなければならない。


熱情ジュース Fervor Juice

市価 50GP; 重量

この嫌な味のする錬金術で作られた混合飲料は、飲んだものを短い時間凶暴にする。これは凶暴性共通モンスターとして機能し、この液体を飲んでから1時間の間持続する。このアイテムを作成するには、難易度20の〈製作:錬金術〉判定に成功しなければならない。


爆弾投擲具 Bombchucker

市価 12GP; 重量 1ポンド

この曲がった編みかごは片方のに、のように身につける。このかご長さ2フィートほどで一定に曲がっており、使用すれば投擲飛散武器を信じられない速度で遥か遠くまで射出することができる。爆弾投擲具を使用すれば、あらゆる投擲飛散武器射程単位は10フィート増加する。爆弾投擲具に装填するには片いていなければならず、爆弾投擲具を身につけているを他の的に使用することはできない。爆弾投擲具爆弾クラス特徴で作られた爆弾を準備したり投擲するために使用することはできない。


錬金術スリング・ブリット Alchemical Sling Bullet

市価 5GP; 重量 1ポンド

ホブゴブリンアルケミストが同僚に身につけさせるこの球状のガラス瓶は、それぞれ錬金術飛散武器1回分を満たすことができる。これにより、それらをスリング矢弾として使用することができる。命中すると錬金術スリング・ブリットは砕け、中の錬金術薬品が目標効果を及ぼす。これは飛散武器ダメージのみを(もしあれば)与え、スリング・ブリットが命中したことで通常与えるダメージは適用されない。この攻撃通常スリング・ブリットとして行われ、目標の(接触アーマー・クラスではなく)通常アーマー・クラスを用い、スリングの射程を用いる。錬金術スリング・ブリット目標に隣接するマスに飛散ダメージを与えない。目標に命中しない場合、錬金術スリング・ブリットと内容物は破壊され、他のマスに被害が及ぶことはない。

錬金術スリング・ブリットに内容物を満たすのは標準アクションであり、機会攻撃を誘発する。さらに錬金術アイテムを自分にかけないように、使用者は難易度15の〈製作:錬金術〉〈手先の早業〉判定に成功しなければならない。判定に失敗すると、飛散武器は使用者のマスではじけ、このアイテムが使用者に命中したかのように扱う(隣接したマスへの飛散効果も発生する)。

ホブゴブリンの例 Example Hobgoblins

ホブゴブリンの監督官 Hobgoblin Overseers

わずかな権限を与えられたこれらの下士官や熱狂者は、12人未満の兵士に指令を出し、管理する。

ホブゴブリンの戦場熱狂者 脅威度2 Hobgoblin Battlefield Zealot

経験点 600

ホブゴブリン2レベルクレリック1レベルファイター
秩序にして悪/中型サイズ人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+2

防御

アーマー・クラス 16、接触12、立ちすくみ14(+1、+2【敏】、+3鎧)
ヒット・ポイント 25(3HD; 2d8+1d10+6)
頑健 +7、反応 +2、意志 +5

攻撃

移動速度 30フィート
近接 バスタード・ソード=+4(1d10+2/19~20)
遠隔 ライト・クロスボウ=+4(1d8/19~20)
特殊攻撃 負のエネルギー放出3回/日(難易度13、1d6)
領域擬似呪文能力術者レベル2; 精神集中+4)

5回/日―戦の激怒(+1)、筋力招来(+1)

準備済みのクレリック呪文術者レベル2; 精神集中+4)

1レベルキュア・ライト・ウーンズサンクチュアリ難易度13)、シールド・オヴ・フェイスマジック・ウェポン(領)
0レベル(回数無制限)―ヴァーチューガイダンスステイビライズライト
(領) 領域呪文領域

一般データ

【筋】14、【敏】14、【耐】15、【知】8、【判】15、【魅】10
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +4; 戦技防御値 16
特技 《エネルギー放出強化》《強打》《戦闘発動》
技能 〈隠密〉+5、〈呪文学〉+3、〈製作:錬金術〉+3、〈治療〉+10
言語 共通語、ゴブリン
戦闘装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズスクロール・オヴ・コーズ・フィアー(3)、ワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(35チャージ)、錬金術師の火(4)、足留め袋(2); その他装備 高品質のスタデッド・レザーバックラーバスタード・ソードライト・クロスボウボルト20本、治療用具製の邪印呪文構成要素ポーチ、228GP

熱狂者は魔法を使って仲間を補助し、治療を行う。彼らは仲間を健康にして頑強さを保てば、より強軍隊になることを知っている。

ホブゴブリンの下士官 脅威度2 Hobgoblin Sergeant

経験点 600

ホブゴブリン3レベルファイター
秩序にして悪/中型サイズ人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+2

防御

アーマー・クラス 17、接触12、立ちすくみ15(+1、+2【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 33(3d10+12)
頑健 +6、反応 +3、意志 +3([恐怖]に対して+1)
防御能力 武勇+1

攻撃

移動速度 30フィート
近接 高品質のロングソード=+6(1d8+2/19~20)またはフレイル=+5(1d8+2)
遠隔 高品質のロングボウ=+6(1d8/×3)

一般データ

【筋】15、【敏】14、【耐】16、【知】13、【判】10、【魅】8
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +5; 戦技防御値 17
特技 《気合の行軍》*《強打》《薙ぎ払い》《鋼の意志》
技能 〈威圧〉+4、〈隠密〉+7、〈騎乗〉+7、〈知覚〉+2、〈登攀〉+7
言語 共通語、巨人語、ゴブリン
その他の特殊能力 鎧修練1
戦闘装備 ポーション・オヴ・ブルズ・ストレンクス錬金術師の火(2)、まきびし発煙棒その他装備 高品質のチェイン・シャツ、高品質の木製ライト・シールドフレイル、高品質のロングボウアロー20本、高品質のロングソード、187GP

下士官は多才士だ。彼らは近接遠隔もこなし、軍の一般兵を率いるほどに厳格でもある。

ホブゴブリンの指揮官 Hobgoblin Leaders

士はホブゴブリン部隊の指揮官になる。部隊を鼓舞するものもいるが、ほとんどが鞭でせき立てる。

ホブゴブリンの副官 脅威度4 Hobgoblin Lieutenant

経験点 1,200

ホブゴブリン5レベルレンジャー
秩序にして悪/中型サイズ人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+9

防御

アーマー・クラス 17、接触12、立ちすくみ15(+2【敏】、+5鎧)
ヒット・ポイント 47(5d10+15)
頑健 +8、反応 +7、意志 +3

攻撃

移動速度 20フィート
近接 高品質のシックル(×2)=+8(1d6+3)
遠隔 ロングボウ=+7(1d8/×3)
特殊攻撃 戦闘スタイル(“二刀流”)、得意な敵エルフ+2、人間+4)
準備済みのレンジャー呪文術者レベル2; 精神集中+3)

1レベルリード・ブレーズロングストライダー

一般データ

【筋】16、【敏】15、【耐】16、【知】10、【判】12、【魅】8
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +8; 戦技防御値 20
特技 《持久力》《二重斬り》《二刀流》《武器熟練:シックル》、《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+7、〈隠密〉+12、〈軽業〉+5(跳躍は+1)、〈水泳〉+9、〈生存〉+9、〈知覚〉+9、〈登攀〉+9
言語 共通語、ゴブリン
その他の特殊能力 狩人の絆動物の相棒)、追跡+2、得意な地形(多次元界+2)、野生動物との共感+4
戦闘装備 オイル・オヴ・マジック・ウェポン(4)、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ錬金術師の火(2); その他装備 +1ハイド・アーマーロングボウアロー20本、高品質のシックル(2)、クローク・オヴ・レジスタンス+1、57GP

ホブゴブリンの副官は部隊を率いるだけでなく、精鋭向けの隠密任務――特に偵察任務と妨害――に加わる。

ホブゴブリンの突撃隊長 脅威度6 Hobgoblin Forerunner

経験点 2,400

ホブゴブリン7レベルファイター
秩序にして悪/中型サイズ人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉-1

防御

アーマー・クラス 19、接触12、立ちすくみ17(+2【敏】、+7鎧)
ヒット・ポイント 71(7d10+28)
頑健 +8、反応 +5、意志 +4([恐怖]に対して+2)
防御能力 武勇+2

防御

移動速度 30フィート
近接 +1バスタード・ソード=+13/+8(1d10+5/19~20)またはスピア=+10/+5(1d8+4/×3)
遠隔 ショートボウ=+9/+4(1d6/×3)
特殊攻撃 武器修練大剣+1)

一般データ

【筋】16、【敏】14、【耐】15、【知】10、【判】8、【魅】14
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +10; 戦技防御値 22
特技 《駆け抜け攻撃》《騎射》《騎乗戦闘》《技能熟練:騎乗》、《追加HP》《特殊武器習熟:バスタード・ソード》、《鋼の意志》《武器熟練:バスタード・ソード
技能 〈隠密〉+4、〈騎乗〉+13、〈動物使い〉+12
言語 共通語、ゴブリン
その他の特殊能力 鎧修練2
戦闘装備 ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズその他装備 +1チェインメイル+1バスタード・ソードショートボウアロー20本、スピアクローク・オヴ・レジスタンス+1ヘヴィ・ホース(戦闘訓練済み)軍用鞍スケイル・メイルバーディング、62GP

ホブゴブリンの突撃隊長は騎乗達人であり、反故ボブリン軍の先鋒となって突撃を率いる。彼らは々イゾーヴを乗騎に用いる。

ホブゴブリンの爆撃手 Hobgoblin Bombardier

高い知性を持っていたり、破壊や実験に引かれたりするものは、しばしば軍隊で爆撃の職に就く。

ホブゴブリンの爆撃手 脅威度7 Hobgoblin Bombardier

経験点 3,200

ホブゴブリン8レベルアルケミスト擲弾兵)(Pathfinder RPG Advanced Player's Guide 26、116ページ参照
秩序にして悪/中型サイズ人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+16

防御

アーマー・クラス 18、接触14、立ちすくみ14(+4【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 71(8d8+32)
頑健 +9、反応 +10、意志 +2

攻撃

移動速度 30フィート
近接 高品質のショート・ソード=+8/+3(1d6+1/19~20)
遠隔 爆弾=+12/+7(4d6+2[])
特殊攻撃 指向性爆弾爆弾14回/日(4d6+2[]、難易度16)、錬金術武器即行アクション
準備しているアルケミストのエキス術者レベル8)

3レベルフライヘイスト
2レベルインヴィジビリティキャッツ・グレイスバークスキンフォールス・ライフレジスト・エナジー
1レベルエクスペディシャス・リトリートシールドトゥルー・ストライク(2)、ボマーズ・アイ

戦術

戦闘 爆撃は敵に爆弾を投げ、敵が近くにまとまっている場合には指向性爆弾を使用する。余り命中しそうにない場合には、爆撃爆弾不安定な促進剤を使用する。近接戦闘を行う状況になると、爆撃は所持している錬金術アイテムのほとんどを錬金術武器に費やす。この状況になると、攻撃前に変異薬を飲む。

一般データ

【筋】12、【敏】18、【耐】16、【知】14、【判】10、【魅】8
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +7; 戦技防御値 21
特技 《近距離射撃》《精密射撃》《追加HP》《万能投擲術》《武器熟練:爆弾
技能 〈呪文学〉+13、〈製作:錬金術〉+15、〈知覚〉+16、〈知識:工学〉+8、〈知識:自然〉+11、〈知識:神秘学〉+11、〈治療〉+7、〈魔法装置使用〉+6
言語 アクロ語、共通語、ゴブリン語、森語
その他の特殊能力 即行錬金術代替種族特性発見振動爆弾[4d4+2[音]加えて聴覚喪失状態]、速攻爆弾精密爆弾[2区画]、煙爆弾悪臭爆弾)、変異薬(+4/-2、+2外皮、80分)、錬金術錬金術アイテム作成+8、ポーション鑑定)
戦闘装備 ワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(40チャージ)、強(3)、錬金術師の火(4)、発煙棒(2)、足留め袋(2)、不安定な促進剤(3); その他装備 +2レザー・アーマー爆弾投擲具*、高品質のショート・ソードアイズ・オヴ・ジ・イーグル、30GP

特殊能力

代替種族特性(変則)/Alternate Racial Features 爆弾忍びの代わりに技術者種族特性を持つ。そのため、爆弾〈製作:錬金術〉〈知識:工学〉に+2のボーナスを得る。彼はアルケミストレベルを得る際に適性クラス・オプションを選択しており、爆弾を1日に4回追加で使用することができる。

こうしたアルケミストたちは自らの種族への執着心を、松明やかがりでなくより創造的で有効的な破壊段へと集中させる。松明やかがりの代わりに、彼らは爆弾変異薬、エキスの調合術に磨きをかける。体能強化する術を持ちはするが、多くの爆弾戦闘前に変異薬を飲むのを差し控える。別の面での能を高めることになっても、弱点を強めることは戦術的な誤りであると考えているからだ。しかしそれが適切な状況になれば、彼らは精神面を諦めて知覚を弱め、変異薬を飲んで体的な持久遠隔攻撃の精密さを高めることを選ぶ。

ホブゴブリンの戦闘神官 Hobgoblin Battle Priest

精神的な指導者にしてホブゴブリン軍団を鼓舞するを持つ戦闘神官は、ホブゴブリン術に組み込まれた存在だ。彼らは仲間の傷を癒やしたり病気を治したりはほとんど行わず、戦闘の準備において士に強効果を与えることにを注ぐ。

ホブゴブリンの戦闘神官 脅威度8 Hobgoblin Battle Priest

経験点 4,800

ホブゴブリンクレリック訳注9レベル
秩序にして悪/中型サイズ人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ +0; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+3

防御

アーマー・クラス 18、接触10、立ちすくみ18(+8鎧)
ヒット・ポイント 71(9d8+27)
頑健 +9、反応 +4、意志 +10

攻撃

移動速度 20フィート
近接 +1モーニングスター=+9/+4(1d8+3)
遠隔 高品質のヘヴィ・クロスボウ=+7(1d10/19~20)
特殊攻撃 秩序の杖(4ラウンド、1回/日)、武器の達人(9ラウンド/日)、負のエネルギー放出6回/日(難易度19、5d6)
領域擬似呪文能力術者レベル9; 精神集中+12)

6回/日―戦の激怒(+4)、秩序の手

準備済みのクレリック呪文術者レベル9; 精神集中+12)

5レベルフレイム・ストライク(領)難易度18)、ライチャス・マイト
4レベルキュア・クリティカル・ウーンズディヴァイン・パワー(領)ブレッシング・オヴ・ファーヴァー
3レベルキュア・シリアス・ウーンズディスペル・マジックブラインドネス/デフネス難易度16)、プレイヤーマジック・サークル・アゲンスト・ケイオス(領)
2レベルエイドサウンド・バースト難易度15)、スピリチュアル・ウェポン(領)デス・ネル難易度15)、ベアズ・エンデュアランスレッサー・レストレーション
1レベルエントロピック・シールドシールド・オヴ・フェイスブレスマジック・ウェポン(領)リムーヴ・フィアー(2)
0レベル(回数無制限)―ガイダンスステイビライズディテクト・マジックブリード難易度13)
(領) 領域呪文領域 秩序

戦術

戦闘 戦闘神官はライチャス・マイトが自分を護り仲間の希望になると信じて即座にこの呪文を発動する。それから仲間強化するためにブレッシング・オヴ・ファーヴァーを発動する。その後、戦闘神官は敵に拮抗しようと行動を開始し、主に敵の司令官にブラインドネス/デフネスを発動することから始める。

一般データ

【筋】14、【敏】10、【耐】14、【知】10、【判】16、【魅】16
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +8; 戦技防御値 18
特技 《エネルギー放出強化》《選択的エネルギー放出》《戦闘発動》《追加HP》《鎧習熟:重装》
技能 〈隠密〉-2、〈呪文学〉+12、〈知識:宗教〉+12、〈治療〉+15
言語 共通語、ゴブリン
戦闘装備 ワンド・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ(10チャージ)、強(2)、錬金術師の火(2)、耐毒剤その他装備 +1スプリント・メイル+1モーニングスター、高品質のヘヴィ・クロスボウボルト20本、クローク・オヴ・レジスタンス+1ヘッドバンド・オヴ・アリュアリング・カリズマ+2呪文構成要素ポーチ邪印、24GP

戦闘神官が仲間に行う、持久、知覚移動速度強化は、多くのホブゴブリン戦術幹である。こういったクレリックは司令官の信頼された助言者となることも多い。戦術的状況を最高のものとするために魔法支援をどうするかを決める参考とするのだ。

全てのホブゴブリン同様、戦闘神官は戦闘状態で感情が高まり、襲撃の中心で仲間から注意が逸れることも多い――生き残り、の前の敵を蹴散らすのは兵士の義務であり、戦闘神官は自で勝利を掴めない程に弱い兵士の傷を当するのは弱者への甘やかしだと見做している。傷を癒やす代わりに、戦闘神官は敵を衰弱させるために魔法を用い、神の怒りを逆らうものに解き放つ。

ホブゴブリンの規範 Hobgoblin Paragon

ホブゴブリンは本質的に戦闘衝突に惹きつけられるが、全てが主体性無く軍隊の階級社会に居場所を求めるわけではない。自分の体を完成させ、“一人の軍隊”や武術の頂点、術や専術の聖堂となる方法を探すものもいる。このようなホブゴブリン禁欲的で無慈悲であり、自分の能に絶対的な自信を持つ。

ホブゴブリンの規範 脅威度10 Hobgoblin Paragon

経験点 9,600

ホブゴブリン、11レベル・モンク
秩序にして悪/中型サイズ人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ +8; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+2

防御

アーマー・クラス 22、接触20、立ちすくみ17(+1回避、+1反発、+2【判】、+4【敏】、+2モンク、+2鎧)
ヒット・ポイント 119(11d8+66)
頑健 +13、反応 +13、意志 +11; 心術に対して+2
防御能力 身かわし強化完全耐性 病気

攻撃

移動速度 60フィート
近接 +1素手打撃=+14/+9(1d10+5)または+1素手打撃連打=+14/+14/+9/+9/+4(1d10+5)
遠隔 高品質のジャヴェリン=+13(1d6+4)
特殊攻撃 朦朧化打撃(11回/日、難易度17)、連打

戦術

戦闘 規範はポーション・オヴ・ブルズ・ストレンクスポーション・オヴ・ベアズ・エンデュアランス熱情ジュースを飲む。
戦闘 武術を観察し、敵よりも自分が優れていることを証明するため、規範は1対1の戦闘相対することのできるで挑みがいのある敵を探す。同等の能を持つ敵が複数いた場合、規範は《一撃離脱》を使ってその間を駆け抜け、自分に興味を惹きつける。
基本データ ブルズ・ストレンクスベアズ・エンデュアランスがない場合、規範のデータは以下の通り。ヒット・ポイント 97; 頑健 +11; 近接 +1素手打撃=+14/+9(1d10+3)または+1連打=+14/+14/+9/+9/+4(1d10+3); 遠隔 高品質のジャヴェリン=+13(1d6+2); 【筋】14、【耐】 14; 戦技ボーナス +13; 戦技防御値 30。

一般データ

【筋】18、【敏】18、【耐】18、【知】10、【判】14、【魅】8
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +15; 戦技防御値 32
特技 《一撃離脱》《イニシアチブ強化》《回避》《強行突破》《渾身の一打》《素手打撃強化》《追加HP》《武器熟練:素手打撃》、《武器の妙技》《迎え討ち》《朦朧化打撃》
技能 〈威圧〉+13、〈隠密〉+22、〈軽業〉+18(跳躍は+41)、〈脱出術〉+18
言語 共通語、ゴブリン
その他の特殊能力 浮身50フィート、気蓄積(7点、冷たい鉄秩序魔法)、高速移動戦技訓練大跳躍肉体の完成(11HP)
戦闘装備 ポーション・オヴ・ベアズ・エンデュアランスポーション・オヴ・ブルズ・ストレンクスポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ錬金術師の火(2)、熱情ジュース*その他装備 高品質のジャヴェリン(3)、ブレイサーズ・オヴ・アーマー+2クローク・オヴ・レジスタンス+2リング・オヴ・プロテクション+1アミュレット・オヴ・マイティ・フィスツ、7GP

ホブゴブリンの規範の多くは、大きい軍隊の中で下生のホブゴブリン組織される、専化された一団に加わる。しかし彼らは厳格に統制された同族から離れ、本当の意味の友情を感じることもなく、一人で生活する。彼らの大多数は世界をし、武を競うトーナメントに参加する。それは剣闘士う武闘会から、海外の術を学ぶ現世と隔絶した修道院まで行われる競会まで様々だ。それ以外のものは軍事的な努に邁進し、自分のに最高の値段をつけるものに売り込むが、その契約が弱者や無価値な者を傷つけることを含んでいる限りの話だ。腐敗した商人政治家の単独の護衛か、地下犯罪社会の高位の脅し屋かに拘わらず、高くを払うものに喜んで仕えるホブゴブリンの規範は、自分が求めている雇用を見出すことに苦労しない。

ホブゴブリンの司令官 Hobgoblin Commander

ホブゴブリン軍の司令官は世界中でも屈指の士であり、軍事戦術家である。

ホブゴブリンの司令官 脅威度12 Hobgoblin Commander

経験点 19,200

ホブゴブリン、13レベル・サムライ
秩序にして悪/中型サイズ人型生物(ゴブリン類)
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+0

防御

アーマー・クラス 24、接触11、立ちすくみ24(+1外皮、+3、+1反発、+9鎧)
ヒット・ポイント 141(13d10+65)
頑健 +13、反応 +6、意志 +8
防御能力 一所懸命1回/日、決意7/日、上級決意

攻撃

移動速度 20フィート
近接 +1ショックカタナ=+18/+13/+8(1d8+4/15~20、加えて1d6[雷撃])または高品質のナギナタ=+17/+12/+7(1d8+4/×4)
遠隔 高品質のコンポジット・ショートボウ=+14/+9/+4(1d6+3/×3)
特殊攻撃 高度な挑戦挑戦(+13、ダメージ減少4/―、5回/日)、旗印+3/+2

戦術

戦闘 司令官は敵の指揮者に挑戦し、最初の目標ぬまでフレイミング・バーストアロー上から射かける。それから《連続挑戦》を使って他の相挑戦を仕掛ける。

一般データ

【筋】16、【敏】10、【耐】16、【知】12、【判】10、【魅】15
基本攻撃 +13; 戦技ボーナス +16; 戦技防御値 27
特技 《イニシアチブ強化》《騎射》《騎乗戦闘》《クリティカル強化:カタナ》、《渾身の一打》《追加HP》《鋼の意志》《武器熟練:カタナ》、《連続挑戦》*
技能 〈威圧〉+18、〈隠密〉-3、〈騎乗〉+9、〈交渉〉+18、〈知識:歴史〉+17、〈動物使い〉+18
言語 共通語、ゴブリン語、獄語
その他の特殊能力 ウォリアー騎士団信義に悖らず3回/日、武士道)、乗騎ホース)、武器専門化カタナ)、馬上の射手
戦闘装備 +1フレイミング・バーストアロー(8)、ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズその他装備 +2金属製ラメラー+1鋼鉄製ヘヴィ・シールド+1ショックカタナ、高品質のコンポジット・ショートボウ(+3【筋】)とアロー10本、高品質のナギナタアミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+1クローク・オヴ・レジスタンス+2リング・オヴ・プロテクション+1、201GP

司令官の軍馬 脅威度― Commander's Warhorse

ホースの動物の相棒
真なる中立大型サイズ動物
イニシアチブ +3; 感覚 鋭敏嗅覚夜目〈知覚〉+15

防御

アーマー・クラス 28、接触12、立ちすくみ25(+4鎧、+3【敏】、+12外皮、-1サイズ
ヒット・ポイント 93(11d8+44)
頑健 +10、反応 +10、意志 +6

攻撃

移動速度 50フィート
近接 噛みつき=+13(1d4+6)、(×2)=+8(1d6+3)
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート

一般データ

【筋】22、【敏】17、【耐】17、【知】2、【判】12、【魅】6
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +15; 戦技防御値 28(対足払い32)
特技 《強打》《持久力》《疾走》《追加HP》《鋼の意志》《不屈の闘志》《鎧習熟:軽装》
技能 〈知覚〉+15
その他の特殊能力 戦闘訓練、芸(「後に続け」、「来い」、「攻撃しろ」、「下がれ」、「調べろ」、「追跡しろ」、「取ってこい」、「番をしろ」、「働け」、「待て」、「守れ」)
装備 レザーラメラーバーディング

イゾーブ Yzobu

この長いを生やした顔の四足獣は、と毛の長いヤクを混ぜ合わせたように見える。

イゾーブ 脅威度1 Yzobu

経験点 400

真なる中立大型サイズ動物
イニシアチブ +1; 感覚 鋭敏嗅覚夜目〈知覚〉+6
オーラ 悪臭難易度13、10ラウンド

防御

アーマー・クラス 13、接触10、立ちすくみ12(+3外皮、-1サイズ、+1【敏】
ヒット・ポイント 13(2d8+4)
頑健 +5、反応 +4、意志 +1

攻撃

移動速度 40フィート
近接 突き刺し=+3(1d8+3)
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート
特殊攻撃 蹂躙(1d6+3、難易度13)、暴走

一般データ

【筋】14、【敏】13、【耐】14、【知】1、【判】12、【魅】5
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +4; 戦技防御値 15
特技 《武器熟練:突き刺し
技能 〈知覚〉+6

生態

出現環境 寒冷丘陵および平地
編成 単体、2体、または群れ(3~30)
宝物 なし

特殊能力

暴走(変則)/Stampede 暴走を持つ3体以上のクリーチャーが互いに隣接している状態蹴散らし攻撃を行うと、暴走が発生する。暴走の間、このクリーチャーは自分のサイズかそれより小さい敵に対して蹴散らし攻撃を行うことができ、蹴散らしセーヴ難易度は+2だけ増加する。

イゾーヴは寒冷地の丘や平野、山脈で見られる群れを作る草食動物だ。立ったときの地面からの高さはとほぼ同じ位だが、体格はよりも大きい。頭部によく似ていて、分厚くわずかに曲がったが、平らな額の両脇から生え出ており、それより小さな突起物が上から4つ突き出している。イゾーヴの毛は長くもじゃもじゃしていて、生息の厳しいから守ってくれる。イゾーヴの身体から分泌される刺激物が皮に蓄積されるため、不慣れなものがこのクリーチャー病気だと誤解するほどに強な臭気を放つ。

この動物乗騎や荷役獣として用いるホブゴブリンのように、イゾーヴ(この争を好む飼い主からは「戦闘ヤク」と呼ばれている)は複雑社会集団の中で生活する。この巨大な群れは何千にも及ぶことがある。そのため、イゾーヴを放牧する開けた平野や丘を移動する際、牧場主や冒険者、入植者が彼らと出会って問題となることもある。群れ一つが一年間に10,000平方マイルの広さに広がることもあり、この範囲の草や小さな野菜は食べ尽くされてしまう。そして食べられなくなると彼らは暴れ、他のクリーチャー――人型生物も含む――を別の場所に追いやったり、同じ運命に飲まれたりするように仕向ける。

イゾーヴは極めて攻撃的で、群れの最も弱いものでさえ身を守るために断固としてう。そのため彼らは扱いに難しい有害生物であり、争用に訓練するのも非常に難しい。ホブゴブリンは訓練方法に磨きをかけ、訓練したイゾーヴを一定数に保っている。彼らは獰猛さを保つため、野生のイゾーヴと数世代毎に交配させる。

イゾーブの動物の相棒 Yzobu Companions

キャヴァリアードルイドハンターレンジャーは、イゾーヴを動物の相棒乗騎として選択することができる。

開始のデータ:サイズ 中型; 移動速度 40フィート; アーマー・クラス +1外皮、攻撃 突き刺し(1d6); 能力値 【筋】14、【敏】12、【耐】12、【知】2、【判】11、【魅】4; その他の特殊能力 鋭敏嗅覚夜目

7レベルでの成長:サイズ 大型アーマー・クラス +3外皮; 攻撃 突き刺し(1d8); 能力値 【筋】+8、【敏】-2、【耐】+4; その他の特殊能力 暴走、“悪臭”、“蹂躙”。

遭遇 Encounters

ホブゴブリン組織的な社会を持ち、血の渇きを求め、争に対する無慈悲な強迫観念を持つため、挑み甲斐のある敵となる。

偵察隊脅威度5Scouting Party

この低位の兵士で構成される小さな部隊は、軍隊が使う資源や敵の防備の弱いところ、有利な地形を探すため、より大きな部隊の前方を移動する。

ホブゴブリンの副官 脅威度4 Hobgoblin Lieutenant

経験点 1,200

ヒット・ポイント 47

ホブゴブリン(2) 脅威度1/2 Hobgoblins

経験点 各200

ヒット・ポイント 各17

武装中隊脅威度6Army Company

この部隊はホブゴブリン軍隊を構成する単位だ。中隊が組み合わさって大隊となり、大隊から軍団が構成され、軍団が兵団を形作る。

ホブゴブリンの戦場熱狂者 脅威度2 Hobgoblin Battlefield Zealot

経験点 600

ヒット・ポイント 25

ホブゴブリンの下士官 脅威度2 Hobgoblin Sergeant

経験点 600

ヒット・ポイント 33

ホブゴブリン(6) 脅威度1/2 Hobgoblins

経験点 各200

ヒット・ポイント 各17

外交使節団脅威度10Diplomatic Envoy

ホブゴブリンが外交を考慮に入れることはほとんどないが、それでも彼らは戦闘の前に敵へと交渉するために――あるいは争へとけしかけるために――小さな軍隊を送る。

ホブゴブリンの戦闘神官 脅威度8 Hobgoblin Battle Priest

経験点 4,800

ヒット・ポイント 71

ホブゴブリンの突撃隊長 脅威度6 Hobgoblin Forerunner

経験点 2,400

ヒット・ポイント 71

ホブゴブリンの下士官(4) 脅威度2 Hobgoblin Sergeants

経験点 各600

ヒット・ポイント 各33

精鋭攻撃部隊脅威度11Elite Strike Force

慎重に扱うべき指令に派遣されるホブゴブリン兵士の精鋭部隊は、独で膠着状態になった衝突の流れを変えることができる。彼らは軍事的な精密さで名高く、暗殺や妨害、敵軍深部への潜入を成功に導く彼らの能は、歩兵大隊1つと同程度に重要視されている。

ホブゴブリンの爆撃手 脅威度7 Hobgoblin Bombardier

経験点 3,200

ヒット・ポイント 71

ホブゴブリンの突撃隊長(2) 脅威度6 Hobgoblin Forerunners

経験点 各2,400

ヒット・ポイント 各71

ホブゴブリンの副官(4) 脅威度4 Hobgoblin Lieutenants

経験点 各1,200

ヒット・ポイント 各47

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