経験点 135
ハーフリング、1レベル・アリストクラート
真なる中立/小型サイズの人型生物(ハーフリング)
イニシアチブ +2; 感覚 〈知覚〉+6
アーマー・クラス 13、接触13、立ちすくみ11(+1サイズ、+2【敏】)
ヒット・ポイント 3(1d8-1)
頑健 +0、反応 +3、意志 +3; 恐怖に対して+2
移動速度 25フィート
近接 ダガー=-1(1d3-2/19~20)
戦闘中 このアリストクラートはダガーで最善を尽くして戦うが、衛兵を探そうと可能な限りすぐに逃げる。
【筋】6、【敏】15、【耐】9、【知】12、【判】10、【魅】12
基本攻撃 +0; 戦技ボーナス -3; 戦技防御値 9
特技 《快速》
技能 〈隠密〉+7、〈軽業〉+4、〈交渉〉+5、〈脱出術〉+3、〈知覚〉+6、〈知識:地域、貴族〉+5、〈登攀〉+0
言語 共通語、ハーフリング語
装備 ダガー、廷臣の服、228GP
この神経質な若い小姓はいらぬ注目を浴びぬよう、そして彼を使いに出した貴族に素晴らしい好印象を与えられるよう立ち回る。彼の任務には宮廷内や都市内での伝令(羊皮紙にせよ言付けにせよ)、配達、訪れた公人の家来の案内等が含まれる。
小姓の運ぶ荷物は極めて高価である事があるが、その場合なら小姓は通常1人以上の衛兵(ウォリアー3)を伴っている。
経験点 200
人間、2レベル・アリストクラート
真なる中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 12、接触12、立ちすくみ10(+1回避、+1【敏】)
ヒット・ポイント 7(2d8-2)
頑健 -1、反応 +1、意志 +3
移動速度 30フィート
近接 素手攻撃=+0(1d3-1)またはライト・メイス=+0(1d6-1)またはショート・ソード=+0(1d6-1/19~20)
戦闘中 戦闘を強要された場合、このアリストクラートは武器を借り、間に合わせのものを使い、ライト・メイスやショート・ソードといった武器を盗む(アリストクラートである彼女は単純武器と軍用武器全てに習熟している)。仲間がおらず命の危機を感じる場合、逃げる。
【筋】8、【敏】13、【耐】9、【知】11、【判】10、【魅】14
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +0; 戦技防御値 12
特技 《回避》、《技能熟練:交渉》
技能 〈騎乗〉+5、〈芸能:歌唱、弦楽器〉+6、〈芸能:舞踏〉+7、〈交渉〉+10、〈真意看破〉+4、〈知識:貴族〉+5、〈知識:宗教〉+4、〈はったり〉+6
言語 共通語
装備 貴族の服、印章指輪、310GP
多岐に渡る稽古を積む王女は、戦闘の際には優れた体捌きを見せる宮廷の奥床しい淑女である。彼女は頑固な気質と冒険への嗜好を持ち、コモナーが彼女に出来ることと出来ないことを語られるのを嫌う。
彼女の手持ちの資産の多くは指輪、首飾り、女性用王冠、王笏といった良質な宝石飾りである。こうしたアイテムは王族に纏わる物と確実に認識され、他者の手にあるのが見えたら間違いなく疑念を呼び起こす。
経験点 400
人間、3レベル・アリストクラート
真なる中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+5
アーマー・クラス 17、接触11、立ちすくみ16(+1【敏】、+6鎧)
ヒット・ポイント 19(3d8+6)
頑健 +1、反応 +2、意志 +2
移動速度 20フィート
近接 高品質のロングソード=+4(1d8+1/19~20)またはダガー=+3(1d4+1/19~20)
遠隔 コンポジット・ショートボウ=+3(1d6+1/×3)
戦闘中 騎士として仕える場合、このアリストクラートは主の近くで戦い、挟撃と援護を多用する。彼は馬上に留まり馬の攻撃という優位を得る。
【筋】13、【敏】12、【耐】10、【知】8、【判】9、【魅】11
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +3; 戦技防御値 14
特技 《騎乗戦闘》、《強打》、《追加HP》
言語 共通語
技能 〈威圧〉+4、〈騎乗〉+2、〈交渉〉+4、〈知覚〉+5、〈知識:貴族〉+3、〈動物使い〉+6
戦闘用装備 聖水; その他の装備 チェインメイル、コンポジット・ショートボウ(+1【筋】)とアロー20本、ダガー、高品質のロングソード、はみとくつわ、ライトホース(戦闘訓練済み)、荷駄用鞍、鞍袋、11GP
この従士は騎士見習いのなりたてであり、まだ拍車も貰っていない。彼は最高の騎士の勇猛果敢さと肩を並べようと熱望している。彼の義務の大半は世話する騎士の鎧と武器と馬の整備、騎士の連れてきた囚人の収容、そしてその騎士が死んだ場合に名誉ある埋葬を施すことだ。
騎士はこの従士に戦場に同伴するよう指示するかもしれない。従士が忠義、技量、そして戦場で頼れる姿を示した場合、騎士は彼を昇格させ完全な騎士の称号を与えるかもしれない(この叙勲式は領主によりのみ行われるという地域もあるが)。騎士が多くの従士を従える事はあるが、従士が複数の騎士に仕えることはない。
経験点 600
人間、4レベル・アリストクラート
秩序にして善/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+3
アーマー・クラス 17、接触11、立ちすくみ16(+1【敏】、+6鎧)
ヒット・ポイント 22(4d8+4)
頑健 +1、反応 +2、意志 +3
移動速度 20フィート
近接 高品質のロングソード=+4(1d8/19~20)
遠隔 ダガー=+4(1d4/19~20)
戦闘中 このアリストクラートは玉座に就くべき者として技量と観察力で戦う。他人の一団の中にいる場合、彼女はその集団の指揮権を握っていないとしても良質な戦術を提案する。
【筋】10、【敏】12、【耐】10、【知】11、【判】8、【魅】13
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +3; 戦技防御値 14
特技 《技能熟練:交渉》、《神速の反応》、《追加HP》
技能 〈騎乗〉+5、〈芸能:舞踏〉+5、〈言語学〉+4、〈交渉〉+11、〈真意看破〉+4、〈生存〉+5、〈知覚〉+3、〈知識:貴族〉+7、〈知識:工学、宗教〉+4、〈知識:歴史〉+5
言語 エルフ語、共通語
戦闘用装備 オイル・オヴ・ブレス・ウェポン、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、ポーション・オヴ・スパイダー・クライム; その他の装備 高品質のブレストプレート、ダガー、高品質のロングソード、貴族の服、印章指輪、253GP
王位継承者は生まれた時から王者となるよう育てられ、それ以上の運命すら夢見ている。彼女は統治する王女の恩義に感謝し、玉座に居る期間の内に大英雄の、正義の、そして慈悲の偉業を達成したがっている。彼女は衛兵たち(ウォリアー3)あるいは将校たち(アリストクラート6)を随伴させている。
手元にある資産の一部は額飾りといった王家の宝であり、容易に王族だと認識できる。
経験点 800
人間、5レベル・アリストクラート
混沌にして善/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 15、接触11、立ちすくみ14(+1【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 17(5d8-5)
頑健 +0、反応 +4、意志 +3
移動速度 30フィート
近接 高品質のショート・ソード=+4(1d6/19~20)
遠隔 高品質のライト・クロスボウ=+5(1d8/19~20)
戦闘中 このアリストクラートは乗馬によって逃げながらクロスボウを撃つ。彼は敵が弱そうか自分が生命の危機に瀕している場合にのみファルコンに攻撃を命じる。
【筋】10、【敏】12、【耐】9、【知】11、【判】8、【魅】14
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +3; 戦技防御値 14
特技 《騎乗戦闘》、《技能熟練:動物使い、知覚》、《神速の反応》
技能 〈騎乗〉+3、〈交渉〉+9、〈職能:鷹匠〉+7、〈生存〉+3、〈知覚〉+10、〈知識:貴族〉+7、〈登攀〉+5、〈動物使い〉+13
言語 共通語
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ、足留め袋; その他の装備 ミスラル製チェイン・シャツ、高品質のライト・クロスボウとボルト20本、高品質のショート・ソード、鳴子、銀製聖印、訓練済みのホーク(鷹)(Pathfinder RPG Bestiary131ページ、40GPの価値)、はみとくつわ、ライト・ホース(戦闘訓練済み)、荷駄用鞍、鞍袋、360GP
鷹匠は狩りの鳥の調教に生涯を掛けている――彼の猛禽は彼の最良の友だ。彼は宮廷での生活に対する興味がほぼなく、気高き鳥との友好を好む。
経験点 1,200
エルフ、6レベル・アリストクラート
真なる中立/中型サイズの人型生物(エルフ)
イニシアチブ +0; 感覚 夜目; 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 16、接触10、立ちすくみ16(+6鎧)
ヒット・ポイント 36(6d8+9)
頑健 +2、反応 +2、意志 +7; 心術に対して+2
完全耐性 睡眠
移動速度 20フィート
近接 高品質のグレートソード=+8(2d6+3/19~20)または高品質のウォーハンマー=+7(1d8+2/×3)
遠隔 高品質のコンポジット・ロングボウ=+5(1d8+2/×3)
戦闘中 このアリストクラートは最も頑丈な敵から注意を逸らさずに馬上から部隊を指揮する。彼女は重傷を負った部下を死から救おうとポーション・オヴ・ キュア・ライト・ウーンズを使用する。
【筋】14、【敏】10、【耐】10、【知】11、【判】10、【魅】11
基本攻撃 +4; 戦技ボーナス +6; 戦技防御値 16
特技 《追加HP》、《鋼の意志》、《武器熟練:グレートソード》
技能 〈威圧〉+5、〈騎乗〉+6、〈交渉〉+9、〈職能:軍人〉+9、〈真意看破〉+5、〈知覚〉+8、〈知識:貴族〉+5
言語 エルフ語、共通語
その他の特殊能力 エルフの魔法、武器精通
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(3)、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ; その他の装備 高品質のブレストプレート、高品質のコンポジット・ロングボウ(+2【筋】)とアロー20本、高品質のグレートソード、高品質のウォーハンマー、廷臣の服、はみとくつわ、ライトホース(戦闘訓練済み)、軍用鞍、鞍袋、スタデッド・レザーバーディング
将校は有能で経験豊富な指揮官であり、部隊から忠誠を得ている。
経験点 1,600
人間、7レベル・アリストクラート
真なる中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +0; 感覚 〈知覚〉+2
アーマー・クラス 15、接触10、立ちすくみ15(+5鎧)
ヒット・ポイント 31(7d8)
頑健 +4、反応 +4、意志 +9
移動速度 35フィート
近接 高品質のレイピア=+7(1d6-1/18~20)
遠隔 ダガー=+5(1d4-1/19~20)
戦闘前 このアリストクラートは、自分のポーション・オヴ・ヒロイズムを飲む。その後自分のパイプス・オヴ・ザ・スーアーズを用いてラット・スウォームを招請する。
戦闘中 このアリストクラートはラットを前衛に送り自分は仲間の後ろに隠れる。仲間がいない場合、助けが折よく現れて救出してくれると願って《攻防一体》を使って戦闘を長引かせる。
基本データ ヒロイズムを除いた、このアリストクラートのデータは 知覚 +0; 頑健 +2、 反応 +2; 意志 +7; 近接 高品質のレイピア=+5(1d6-1/18~20); 技能 すべての技能に-2。
【筋】8、【敏】11、【耐】10、【知】13、【判】10、【魅】14
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +4; 戦技防御値 14
特技 《快速》、《技能熟練:知識:地域》、《攻防一体》、《説得力》、《鋼の意志》
技能 〈威圧〉+14、〈鑑定〉+10、〈芸能:管楽器〉+8、〈交渉〉+16、〈真意看破〉+12、〈知覚〉+2、〈知識:貴族〉+11、〈知識:宗教〉+7、〈知識:地域〉+16、〈知識:歴史〉+9、〈はったり〉+14
言語 共通語、ハーフリング語
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、ポーション・オヴ・ヒロイズム; その他の装備 +1チェイン・シャツ、ダガー、高品質のレイピア、パイプス・オヴ・ザ・スーアーズ、耐毒剤(2)、廷臣の服、スタッフ・オヴ・オフィス(200GPの価値)、消えずの松明、430GP
市長は邪悪な借金取りが金の催促に来る出来事において習慣的に服の下にチェイン・シャツを着ている。
経験点 2,400
ハーフエルフ、8レベル・アリストクラート
真なる中立/中型サイズの人型生物(エルフ、人間)
イニシアチブ +1; 感覚 夜目; 〈知覚〉+12
アーマー・クラス 11、接触11、立ちすくみ10(+1【敏】)
ヒット・ポイント 28(8d8-8)
頑健 +2、反応 +4、意志 +9
移動速度 30フィート
近接 高品質のレイピア=+6/+1(1d6-1/18~20)
遠隔 ダガー=+7(1d4-1/19~20)
戦闘中 この外交官は刃でなく言葉での争いを好むが、レイピアの扱いも卓越している。彼女は戦闘せずに相手と話そうとし、政府の外交官を害することによって発生する法的な、そして政治的な問題を力説する。
【筋】9、【敏】12、【耐】8、【知】12、【判】10、【魅】16
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +5; 戦技防御値 16
特技 《鋭敏感覚》、《技能熟練:交渉、知識:歴史》、《説得力》、《鋼の意志》
技能 〈威圧〉+10、〈騎乗〉+5、〈芸能:舞踏〉+7、〈言語学〉+6、〈交渉〉+19、〈真意看破〉+13、〈知覚〉+12、〈知識:貴族〉+8、〈知識:地理、宗教〉+5、〈知識:歴史〉+14、〈はったり〉+14
言語 エルフ語、共通語、巨人語、ゴブリン語、ドワーフ語
その他の特殊能力 エルフの血
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ; その他の装備 ダガー、高品質のレイピア、クローク・オヴ・レジスタンス+1、フィギュリーン・オヴ・ワンドラス・パワー(シルヴァー・レイヴン)、耐毒剤(4)、貴族の服、印章指輪、298GP
生まれてからずっと異種族や異なる国家主義との間の口論の関係の中で育った外交官は、相手との相違の解決を求められる。ハーフエルフとしての半生の間に彼女は様々な国にある人間の貴族の家系と、貴族側から見て三世代以上も関係を持ち続けており、その礼儀作法は磨き上げられている。彼女の人生における熾火と数個ある企てにより、彼女は注意深く仕事熱心になっている。
彼女の手持ちの資産の一部は彼女の拠点に適切な宝石飾りだ(凡そ50GPの価値)。
経験点 3,200
人間、9レベル・アリストクラート
秩序にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+5
アーマー・クラス 22、接触11、立ちすくみ21(+2盾、+1【敏】、+9鎧)
ヒット・ポイント 76(9d8+36)
頑健 +6、反応 +4、意志 +5
移動速度 20フィート
近接 高品質のランス=+12/+7(1d8+5/×3)または+1ロングソード=+12/+7(1d8+6/19~20)
遠隔 高品質のコンポジット・ショートボウ=+8/+3(1d6+3/×3)
接敵面 5フィート; 間合い 5フィート(ランス使用時10フィート)
戦闘前 戦いまたは一騎打ちに先立ち、このアリストクラートは、自分のポーション・オヴ・ベアズ・エンデュアランスおよびポーション・オヴ・ブルズ・ストレンクスを飲む。
戦闘中 このアリストクラートは突撃から戦端を開く。徒歩で敵と向き合う時、彼はランスをしまってからロングソードで攻撃する。騎乗した敵に対しては、彼は《突き落とし》が使えるよう転身してから突撃し、相手全員が落馬するまでこれを繰り返す。鎧を着込んだ騎手相手に命中できない場合、代わりにその乗騎を攻撃するのを躊躇わない。
基本データ ベアズ・エンデュアランスおよびブルズ・ストレンクスを除いた、このアリストクラートのデータは ヒット・ポイント 58; 頑健 +4; 近接 高品質のランス=+10/+5(1d8+3/×3)または+1ロングソード=+10/+5(1d8+4/19~20); 【筋】16、 【耐】 12; 戦技ボーナス +9; 戦技防御値 20。
【筋】20、【敏】12、【耐】16、【知】10、【判】8、【魅】9
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +11; 戦技防御値 22
特技 《駆け抜け攻撃》、《技能熟練:騎乗》、《強打》、《突き落とし》、《突き飛ばし強化》、《猛突撃》
技能 〈威圧〉+11、〈騎乗〉+10、〈交渉〉+11、〈真意看破〉+5、〈知覚〉+5、〈知識:貴族〉+12、〈動物使い〉+5
言語 共通語
戦闘用装備 +1ヒューマン・ベイン・アロー(2)、ポーション・オヴ・ベアズ・エンデュアランス、ポーション・オヴ・ブルズ・ストレンクス、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ; その他の装備 高品質のフル・プレート、高品質の鋼鉄製ヘヴィ・シールド、+1ロングソード、ダガー、高品質のコンポジット・ショートボウ(+3【筋】)とアロー40本、高品質のランス、貴族の服、印章指輪、はみとくつわ、ヘヴィ・ホース(戦闘訓練済み)、高品質のブレストプレートバーディング、軍用鞍、鞍袋、163GP
この汚い騎士は自らの名誉は汚名を上回っていると考えているが、栄光を求めて敵に恥をかかせようとする。騎士の一団の中で指揮を執ってホブゴブリンやオークの部族を蹴散らすにせよ馬上槍試合の相手を求めて自国を漫遊するにせよ、騎士は高くそびえる存在であり、相手の心に恐怖を刻み込む。
騎士は勝負を恐れず、イカサマを固辞し、勝利の為でもこそこそした手段を取らない。彼は魔法の使用をイカサマだとは考えていないが、生まれつきの武勇を強化する呪文とアイテムを敵を直接害し悪影響を与えるものよりも好み、そうした意気地のない戦術を使う騎士や将軍、そしてモンスターには眉を顰める。彼の言葉は軛であり、一般兵の命が無差別殺戮で散らされないよう敵に降伏を迫る。
上記の性能の区画は武将といった戦闘指揮官にも使える。貴族や王族の序列の低い継嗣にも使える――玉座に到れる可能性は皆無であり、代わりに戦の訓練を受けているような。そうした継嗣は王冠を戴く者には忠実であるかもしれないし、貴族の中で協力を得て大成し、自らで玉座を簒奪しようと、あるいは異国の権力を奪おうとするかもしれない。
経験点 4,800
人間、10レベル・アリストクラート
真なる中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +0; 感覚 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 18、接触11、立ちすくみ18(+1反発、+7鎧)
ヒット・ポイント 50(10d8+5)
頑健 +6、反応 +4、意志 +10
移動速度 20フィート
近接 高品質のロングソード=+8/+3(1d8-1/19~20)またはライト・メイス=+6/+1(1d6-1)
遠隔 高品質のダガー=+8/+3(1d4-1/19~20)
戦闘中 戦について門外漢ではないこのアリストクラートはロングソードで戦い、護衛と家来全員に王族に牙を剥くという罪人を弑するよう命令を下す。彼は戦闘において全軍の指揮を執り、問題それぞれで指示をし、自らを危険に晒すようなアクションは避ける。殺されるあるいは捕われそうな場合、彼は護衛に追跡者を留めるよう指示し逃げようとする。
【筋】8、【敏】11、【耐】10、【知】14、【判】10、【魅】14
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +6; 戦技防御値 17
特技 《鋭敏感覚》、《頑健無比》、《渾身の一打》、《説得力》、《鋼の意志》、《武器熟練:ロングソード》
技能 〈威圧〉+12、〈騎乗〉+6、〈芸能:舞踏〉+6、〈芸能:朗誦〉+10、〈言語学〉+9、〈交渉〉+19、〈真意看破〉+17、〈知覚〉+10、〈知識:貴族〉+15、〈知識:宗教〉+8、〈知識:地域〉+6、〈知識:地理、歴史〉+10、〈はったり〉+10
言語 エルフ語、共通語、巨人語、ドワーフ語、ノーム語、ハーフリング語、森語
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・シリアス・ウーンズ、ポーション・オヴ・ディレイ・ポイズン; その他の装備 +1グラマード・ブレストプレート、高品質のダガー、高品質のロングソード、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+1、王族の服、冠(500GPの価値)、王族の王笏(250GPの価値、戦闘時はライト・メイスと同等)、王族の封蝋(150GPの価値)、233GP
かつては温厚で有能な統治者であった国王は王冠の責任に耐えかね、日々の庶務で貴族の騎士の意見を盲目的に反映するようになり、宮廷内の陰謀と城壁を圧迫する者を野放しにている。彼にうんざりした、あるいは彼を責める請願者は諂う者や腰巾着と同様に勘気を蒙る可能性がある。彼は兵士、騎士、そして冒険者を賞賛するが、自分、その家族、そして国に敬意を払わない者に我慢する事はない。
国王にちょうどいい家臣がいる場合(そして人生に些細な危険しか生まない場合)、彼は貴族や信頼できる護衛の集団を伴って狩猟の外出を続ける事で新鮮な空気を吸って行動したいという欲望を満たすかも知れない。彼からの善意を勝ち得たプレイヤー・キャラクターはそうした娯楽に招待されるかもしれないが、乗馬にせよ狩猟にせよ国王の腕に目を瞠るに違いない。PCに思わぬ注目を国王がしたなら他の貴族の怒りを買い、ロールプレイやキャンペーン筋書きの機会を提供するかもしれない。
国王の財産の多くは王冠や王家の封印といった王家の宝という形である点に注意。こうしたアイテムは王室ゆかりのものであると容易に認識でき、貴族でもない者が手にしたなら盗賊と思われる。国王は執務室にある公式の宝に纏わる他の宝石や衣装(王冠の宝石など)にも触れ、それらは金貨数千枚はくだらないだろう。
上記の性能の区画は女王、冒険王子や王女、あるいは(特に若い娘や息子が慣習的に職を継ぐような土地での)強力な宗教組織の(術者ではない)支配者にも使える。