ファイター

ファイター Fighter

ヴァレロス

栄光と富、あるいは復讐を求めて武器を取るものもいれば、己の身の証を立てるため、しきを守るためにうものもいる。あるいは、うこと以外を知らぬ故にうものとている。だが、中には武器を学び、己の体をいに特化させ、争という鍛錬所の中で勇気を証明する者達もいる。場の主、ファイターは多様なの寄せ集めである。彼らは数多くの武器、あるいはたった1つの武器に対して訓練を積み、鎧を扱う術を完成させ、様々ないのテクニックを異国の師匠から学び、そして戦闘の業を研究する。しかしこれらは全て、己を生きた兵器とするための鍛錬に他ならないのだ。ただの暴漢とは異なり、彼ら熟達した士達は持つ武器の致命的なまでのを現させ、ただの鉄の塊であったものを王国奪い取る兵器とし、怪物共を虐殺し、友軍の心を奮起させる。士であり騎士であり狩人であり、そして芸術家であるファイターは、並ぶものがないチャンピオンであり、彼にあえて立ち向かう者達はすべて災難に見舞われるのだ。

役割:ファイター戦闘に秀でている。敵を倒し、場の流れを制し、包囲網を突破して生き延びることができる。彼らの武器と方法論は非常に多くの戦術を提供するため、ファイターに純粋ないので勝てるものは少ない。

属性どれでも。

ヒット・ダイス種類d10。

クラス技能

ファイタークラス技能は以下の通り。〈威圧〉【魅】〈騎乗〉【敏】〈職能〉【判】〈水泳〉【筋】〈製作〉【知】〈生存〉【判】〈知識:工学〉【知】〈知識:ダンジョン探検〉【知】〈登攀〉【筋】〈動物使い〉【魅】

レベル毎の技能ランク2+【知】修正値。

表:ファイター

レベル

基本攻撃
ボーナス

頑健
セーヴ

反応
セーヴ

意志
セーヴ

特殊

1

+1

+2

+0

+0

ボーナス特技

2

+2

+3

+0

+0

ボーナス特技武勇+1

3

+3

+3

+1

+1

鎧修練1

4

+4

+4

+1

+1

ボーナス特技

5

+5

+4

+1

+1

武器修練1

6

+6/+1

+5

+2

+2

ボーナス特技武勇+2

7

+7/+2

+5

+2

+2

鎧修練2

8

+8/+3

+6

+2

+2

ボーナス特技

9

+9/+4

+6

+3

+3

武器修練2

10

+10/+5

+7

+3

+3

ボーナス特技武勇+3

11

+11/+6/+1

+7

+3

+3

鎧修練3

12

+12/+7/+2

+8

+4

+4

ボーナス特技

13

+13/+8/+3

+8

+4

+4

武器修練3

14

+14/+9/+4

+9

+4

+4

ボーナス特技武勇+4

15

+15/+10/+5

+9

+5

+5

鎧修練4

16

+16/+11/+6/+1

+10

+5

+5

ボーナス特技

17

+17/+12/+7/+2

+10

+5

+5

武器修練4

18

+18/+13/+8/+3

+11

+6

+6

ボーナス特技武勇+5

19

+19/+14/+9/+4

+11

+6

+6

鎧体得

20

+20/+15/+10/+5

+12

+6

+6

ボーナス特技武器体得

クラスの特徴

ファイタークラスの特徴は以下の通り。

武器と防具の習熟ファイターは全ての単純武器軍用武器、全ての鎧(軽装、中装、重装)、全てのタワー・シールドを含む)に習熟している。

ボーナス特技/Bonus Feat:ファイターレベル1の点と、それ以降の偶数レベルに達する毎に通常の成長で獲得する特技に加えてボーナス特技を獲得する(つまり、ファイターは全てのレベル特技を獲得する)。これらのボーナス特技は“ファイターボーナス特技”と呼ばれることもある戦闘特技の中から選択しなければならない。

レベル4に達した点と、それ以降の4レベル毎(レベル8、レベル12等)に、ファイターは既に取得したボーナス特技の代わりに新しい特技を覚えることができる。つまり、ファイターは古いボーナス特技を忘れて新しいボーナス特技に変えることができる。置き換えられるボーナス特技は、他の特技上級クラス、あるいは他のなんらかの能前提となっている特技であってはならない。このボーナス特技の入れ替えは各レベルにつき1回のみ行える。また入れ替えを行うかどうかは、そのレベルでの新しいボーナス特技を取得するに決めなければならない。

武勇(変則)/Bravery:レベル2の点でファイター[恐怖]に対する意志セーヴに+1のボーナスを獲得する。このボーナス2レベルを越える4レベル毎に+1される。

鎧修練(変則)/Armor Trainingレベル3の点で、ファイターは鎧を着ていても身軽に動く術を身につける。鎧を着用している、その判定ペナルティは1下がり(最小0)、鎧による【敏捷力】ボーナスの上限は1上昇する。以降レベル4毎(レベル7、レベル11、レベル15)にこれらのボーナスは1増加し、最終的に判定ペナルティを4下げ、【敏捷力】ボーナスの上限を4上昇させる。

さらに、ファイター中装鎧を着ていても通常の速度で移動できる。レベル7の点で、ファイター重装鎧を着ていても通常の速度で移動できるようになる。

武器修練(変則)/Weapon Trainingレベル5の点で、ファイターは後述されるリストの中から武器グループを1つ選択する。選択したグループに属する武器攻撃した場合、命中とダメージに+1のボーナスを得る。

以降4レベル毎(レベル9、レベル13、レベル17)に異なる武器グループの訓練を積む事ができ、新たに選択した武器グループに属する武器の命中とダメージに+1のボーナスを獲得する。加えて、既に選択しているそれぞれの武器グループボーナスが+1される。えば、ファイターレベル9になったに、新しく選んだ武器グループの命中とダメージに+1のボーナスがつき、レベル5で選んだ武器グループには+2のボーナスがつく。複数のグループにまたがる武器に関してボーナス累積しない。最も高いグループのボーナスを用いること。

ファイターはさらに、これらのボーナスグループに含まれる武器を用いた戦技判定に加えることができる。またこのボーナスは、対象の武器に対して試みられた武器落とし武器破壊に対する戦技防御値にも加えられる。

武器グループは以下の通り(GMは武器グループ武器を追加したり、新たな武器グループ作成したりしても良い)。

/Crossbows:ハンド・クロスボウヘヴィ・クロスボウ、ヘヴィ・リピーティング・クロスボウライト・クロスボウライトリピーティング・クロスボウ

/Axes:オーク・ダブル・アックスグレートアックススローイング・アックスドワーヴン・ウォーアックスバトルアックスハンドアックスヘヴィ・ピックライト・ピック

近距離武器/Close:ガントレットサップ素手打撃スパイクト・アーマースパイクト・ガントレットスパイクト・シールドパンチング・ダガーヘヴィ・シールドライト・シールド

小剣/Light Blades:カマククリシックルショート・ソードスターナイフダガーレイピア

双頭武器/Double:オーク・ダブル・アックスクオータースタッフダイア・フレイルツーブレーデッド・ソードドワーヴン・アーグロシュノーム・フックト・ハンマー

大剣/Heavy Blades:エルヴン・カーヴ・ブレードグレートソードサイズシミターツーブレーデッド・ソードバスタード・ソードファルシオンロングソード

投擲武器/Thrown:クラブジャヴェリンシュリケンショートスピアスターナイフスピアスリングスローイング・アックスダーツダガートライデントネットハーフリング・スリング・スタッフブロウガンボーラライト・ハンマー

肉体武器/Natural:素手打撃と全ての肉体武器噛みつき突き刺し)。

ハンマー/Hammers:ウォーハンマークラブグレートクラブヘヴィ・メイスライト・ハンマーライト・メイス

フレイル/Flails:ウィップスパイクト・チェインダイア・フレイルヌンチャクフレイルヘヴィ・フレイルモーニングスター

ポールアーム/Polearms:ギザームグレイヴハルバードランサー

モンク/Monk:カマクオータースタッフサイシャンガムシュリケン素手打撃ヌンチャク

/Spears:ジャヴェリンショートスピアスピアトライデントランスロングスピア

/Bows:コンポジット・ショートボウコンポジット・ロングボウショートボウロングボウ

鎧体得(変則)/Armor Mastery:レベル19に達したファイターは、鎧を着用しているかを使用している間、ダメージ減少5/―を得る。

武器体得(変則)Weapon Masteryレベル20に達した点で、ファイターロングソードグレートアックスロングボウなど、武器を1つ選択する。選択した武器攻撃がクリティカル可能状態になった場合自動的にクリティカルとなり、更にクリティカル倍率が1上昇する(えば、×2は×3となる)。加えて、その武器を握っている限り、ファイター武器落としをされることがない。

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