シルフ

シルフ Sylphs

ジンのような元素の存在と人間の子孫から生まれたシルフは、非常に好奇心を掻き立てられる内気な種族である。シルフは雲に溶け込み、周りにいる人々が調べたり立ち聞きしたりしても気づかないまま一生を過ごす。彼らはこの趣味を「を聞く」と呼び、多くのシルフにとって強迫観念となっている。危険から逃れるため、シルフはその能を使って立ち聞きして集めた知恵や知識を判断する。

身体的特徴シルフは繊細な容貌でくほっそりとしているが、その痩せた体は見たよりもずっと強靭であることが多い。多くのシルフはいくらか努することで簡単に人間の振りをすることができるが、その肌に渦巻く複雑紋様がその元素の祖先を表している。シルフにはどこにいてもかすかなそよを帯びるといった、ずっと希薄な出自の証もある。これらの証はシルフ強烈な激情や怒りを経験したときにはより明らかとなり、シルフの髪をかき乱す突風や棚の小さなアイテムを落とすほど荒れ狂うが現れる。

社会シルフ通常人間の両親から生まれるため、人間の慣習に従って育つ。ほとんどのシルフ人間社会で育つ間に注意を向けられることを嫌う。そのため通常は、然るべき年齢になるとすぐに家を出ていく。しかし彼らが都市生活を完全に捨ててしまうということはほとんどない。その代わりに新しい街を見つけたり多くの人に気づかれず(調べられる)場所に住むことを好む。他のシルフにすぐに気づかなかったシルフが同族に気づくと、できる限り調べてその人のことをなるべく多く学ぶ。利点欠点をすべて比較してありうる可能性全ての計画を作り上げたあとで、シルフは他人へ自己紹介する。滅多にないことだが、2人のシルフが同にある共同体で互いの存在に気づくこともある。そのあとに続くのはいたちごっこのようなもので、両方が優勢を得ようと互いのシルフ調査する渦巻き状の舞踏にも似ている。このようにして知り合ったシルフは、別れがたき友となるか不倶戴天の敵となるかのいずれかである。

種族関係:シルフは他のほとんどの種族の問題を詮索することを楽しむが、実際にかかわり合いを楽しむことは滅多にない。シルフエルフにある程度共感することができる。彼らは距離を置こうとする性向を同様に持つからだ。しかしエルフのプライバシー感覚を破ることによって、好意的な関係はしばしば駄になってしまう。ドワーフシルフのことを気まぐれで頼みにならないと考えており、どこまでも信用しない。彼ら自身欠点を帳消しにするハーフリングの度と人と関わる術のおかげで、彼らはこの背の低い種族と素晴らしい協力関係を持つ。シルフイフリットを怒らせるような迷惑な反応を楽しみ、オレイアスはあまりにつまらなくて多くの注意を向けなくて良いと思っている。

属性宗教シルフ秩序や伝統をほとんど尊重しない。このような批判癖はシルフするもの――口実や秘密をしばしば禁止するからだ。これはシルフ秩序に反対しているというわけではない。それが合法であれそうでない場合であれ、自らの目標を達成するために利用できる最も好都合な意味を使用することはほとんどない。ほとんどのシルフはそのため中立に片寄る。シルフは生まれながらにして神秘的な信仰や、知識、秘密を重んじる神格に傾倒することが多い。

冒険者生まれながら下層につくことを余儀なくされたことから、多くのシルフ冒険者としての生活に惹きつけられる。神秘痕跡を偶然見つけたシルフは証明できるそれぞれの筋道を明らかにし、その筋道をたぐり、その問題の核心を見出すまで決して満足することはないだろう。このようなシルフはほかの人々の問題のまわりをつついて回るため多くの敵を作る。そうなると彼らは通常ローグ魔術の才能で自らの身を守るのだ。

男性名:アカァシュ、エイダン、ハヌゥン、シィヴァル、ヴァサァム。

女性名:イナム、ケェヤ、リッシ、ナヴァ、ラダヤ、テナ。

シルフの種族特性 Sylph Racial Traits

+2【敏捷力】、+2【知力】、-2【耐久力】シルフ俊敏で洞察があるが、たおやかで繊細だ。

原住来訪者シルフ(原住)の副種別を持つ来訪者である。

中型:シルフは中型クリーチャーであり、サイズによるボーナスペナルティも受けない。

普通の移動速度シルフは30フィートの基本移動速度を持つ。

暗視シルフは最大60フィートまでの暗闇を見通せる。

擬似呪文能力フェザー・フォール 1回/日(術者レベルは、シルフレベルの合計に等しい)。

エネルギーに対する抵抗シルフは[雷撃]に対する抵抗5を持つ。

風への親和性元素(風)血脈を持つシルフソーサラーは、全てのソーサラー呪文クラスにおいて、自らの【魅力】が2ポイント高いものとして扱う。風の領域を持つ呪文使いは、風の領域呪文を+1術者レベルとして発動する。

言語シルフはプレイ開始界語および共通語の会話能を持っている。高い【知力】を持つシルフは次に挙げる言語を選択することができる:エルフ語、界語、ドワーフ語、ノーム語、ハーフリング語、界語、および水界語。

代替種族特性 Alternate Racial Traits

既存のシルフの種族特性の代わりに以下の種族特性を選択してもよい。この新しいオプションのいずれかを選択する前に、君のGMに相談をすること。

風の如し/Like the Wind:この種族特性を持つシルフは自らの基本移動速度に+5フィートのボーナスを得る。この種族特性エネルギーに対する抵抗と置き換える。

風の洞察/Air Insight:シルフの呪文使いは、その元素出自のお陰でクリーチャーが彼らの喜んで尽くすことに気付くことがある。このシルフが発動したサモン・モンスターおよびサモン・ネイチャーズ・アライ呪文は、(風)の副種別を持つクリーチャー招来する場合に持続時間が2ラウンド伸びる。この種族特性風への親和性と置き換える。

囁く風/Whispering Wind:まるでではなくで体が構成されているかのように、存在感が極端に希薄なシルフもいる。この種族特性を持つシルフ〈隠密〉判定に+4の種族ボーナスを得る。この種族特性シルフ擬似呪文能力種族特性と置き換える。

そよ風の口づけ/Breeze-Kissed:そよはほとんどのシルフの行くところでを貸してくれる。シルフの中には、他のものよりもそよをずっとうまく扱うことのできるものがいる。この種族特性を持つシルフは自分の周りに渦巻くをまとっており、魔法によるものでない遠隔攻撃に対するアーマー・クラスに+2の種族ボーナスを得る。このシルフ即行アクションとして、これらのを止めたり復帰したりすることができる。1日に1回、このシルフは一陣のとして放出することができ、これにより30フィート以内にいるクリーチャー1体に突き飛ばしあるいは足払い戦技を試みることができる。成否に関わらず、このは失われ24時間の間シルフボーナスを提供することはない。これは超常能力である。この種族特性風への親和性と置き換える。

空の語り手/Sky Speaker:この種族特性を持つシルフクリーチャーを同族であると感じ、鳥や他の飛行する動物と会話するためにスピーク・ウィズ・アニマルズを1日1回使用することができる。この効果術者レベル自身レベルに等しい。この種族特性シルフ擬似呪文能力種族特性と置き換える。

血に流れる嵐/Storm in the Blood:この種族特性を持つシルフは[雷撃ダメージを受けた後1ラウンドの間、高速治癒2を得る(この[雷撃ダメージが[雷撃]に対する抵抗を貫いたかどうかは関係ない)。シルフはこの能で1日にレベルごとに2ヒット・ポイントまで回復することができ、その後はこの能機能を停止する。この種族特性風への親和性と置き換える。

天気読み/Weather Savvy:とあまりに強く同調しているために、大気の状態の僅かな変化に気づく事ができるシルフもいる。この種族特性を持つシルフ全ラウンド・アクションを消費することで、以降24時間の間のこの地域天候を予測することができる。このシルフの予測は常に的中するが、天候を変えうる呪文超常効果を把握することはできない。この種族特性シルフ擬似呪文能力種族特性と置き換える。

雷鳴への抵抗/Thunderous Resilience:この種族特性を持つシルフは、[音]に対する抵抗5を得る。この種族特性エネルギーに対する抵抗と置き換える。

適性クラス・オプション Favored Class Options

以下のオプションは記載の適性クラスを有するシルフに適用可能であり、特に断りのない限り、ボーナス適性クラスの特典を選択するたびに適用される。

インクィジター静止した状態での〈隠密〉判定および対抗〈知覚〉判定に+1/2のボーナスを得る。

ウィザードウィザードが現在使用可能な 元素術の風の系統または系統秘術系統1つを選択する。この能効果を決定する際、ウィザードクラス・レベルを+1/6レベル高いものとして扱う(最大+2レベル)。

ウィッチウィッチの使い魔による〈隠密〉判定および〈知覚〉判定に+1/2のボーナスを得る。シルフがこの先使い魔を取り替えた場合、新しい使い魔はこれらのボーナス技能ランクを獲得する。

オラクル1つの啓示効果を決定するために使用するオラクルレベルに+1/6を追加する。

クレリック次元界に関する〈知識:次元界〉判定、または(風)の副種別を持つクリーチャー〈知識:次元界〉判定に+1/2のボーナスを得る。

ソーサラージンまたは元素(風)血脈から得た、ソーサラーが使用可能な血脈の力を選択。この血脈の力効果を決定する際、ソーサラークラス・レベルは+1/6レベル高いものとして扱う(最大+2レベル)。

ドルイド天候飛行する動物に関する〈知識:自然〉判定に+1/2のボーナスを得る。

ローグ跳躍を行う〈軽業〉判定に+1/2のボーナス、および〈真意看破〉判定に+1/2のボーナスを得る。

種族アーキタイプ Racial Archetypes

以下の種族アーキタイプシルフに適用可能である。

空のドルイドドルイドSky Druid

特定の勢に関わりを持たず、代わりにどこまでも続くき広がりとつながりを持つドルイドもいる。このような存在が空のドルイドである。彼らは地面に立つよりもを飛ぶことに精通している。空のドルイドは以下のクラス特徴を持つ。

武器と防具の習熟空のドルイド中装鎧に対する習熟を失う。

自然との絆(変則)1レベル点で、動物の相棒を選択した空のドルイドは、飛行移動速度を持つ動物の相棒を選択しなければならない。領域を選択した場合、空のドルイド解放、天気、動物、もしくはこれらの領域副領域のいずれかから選択しなければならない。

空の抱擁(超常)/Sky's Embrace:2レベル点で、空のドルイドはまるで常にフェザー・フォール効果を受けているかのように、落下ダメージを受けることがなくなる。更に、空のドルイドは生来の飛行移動速度を持っているかどうかにかかわらず、〈飛行〉技能にランクを振り分けることができるようになる。また、跳躍判定を行う際、〈軽業〉の代わりに〈飛行〉技能を使用してもよい。この能森渡りと置き換える。

嵐への抵抗(変則)/Resist Storm:4レベル点で、空のドルイドは、[]もしくは[雷撃]の補足説明を持つ呪文天候を制御し操る(スリート・ストームのような)呪文に対するセーヴィング・スローに+4のボーナスを得る。この能自然の誘惑への抵抗と置き換える。

空の体得者(超常)/Skymaster:5レベル点で、空のドルイドは1日に自身ドルイドレベル毎に1分、(自分のみを対象にできる)フライ呪文を使用することができる。この持続時間は1分ごとであれば連続している必要はない。この能跡無き足取りと置き換える。

自然の化身(超常)6レベル点で、空のドルイド自然の化身を使用する能を得る。空のドルイド飛行移動速度を持つクリーチャーの形態を取るとき、この能自身クラス・レベルが+1されているかのように機能する。それ以外の全ての形態においては、この能における有効ドルイドレベルは実際の空のドルイドレベルと等しい。それ以外の点においては、この能自然の化身と同様に機能する。この能自然の化身と置き換える。

飛翔する身体(変則)/Soaring Form:9レベル点で、空のドルイドはもはや高山病になることはなく、自然ないし魔法響を受けることもなくなる。この能毒への耐性と置き換える。

自然の青の中へ(超常)/Into the Wild Blue:13レベルの点で、空のドルイド基本移動速度の2倍に等しい飛行移動速度を得る(機動性は良好)。この能千の顔と置き換える。

風を聞くものウィザードWind Listener

風を聞くものシルフの生来の好奇心を極端なほど示し、強秘術魔法でもってその言い訳と盗聴の天性の才を研ぎ澄ませる。風を聞くものは以下のクラス特徴を持つ。

クラス技能風を聞くものは、クラス技能の一覧に〈知覚〉を加える。

秘術系統風を聞くもの幻術及び占術を対立系統に選択することができない。

持続する占術(超常)/Spontaneous Divination:1レベル点で、風を聞くものは前もって予測もしていなかった占術呪文呪文のエネルギーを変化させることができる。風を聞くものは準備していた初級秘術呪文でない呪文を失うことで、その呪文レベル以下の占術呪文を発動することができる。この新しい呪文風を聞くものが修得しているものでなければならず、発動する能を持っていなければならない。この能で発動された呪文の発動時間全ラウンド・アクションに増加する(その呪文通常発動時間全ラウンド・アクションより長い場合は変化しない)。この能秘術の絆と置き換える。

防御術感知(変則)/Abjuration Sense:5レベル点で、風を聞くものは自分の調査阻害する的の呪文に気付く第六感を身につける。を囁くものは、防御術系統呪文に気づくための〈知覚〉判定防御術効果呪文魔法のアイテムを識別するための〈呪文学〉判定に、レベルの1/2に等しいボーナスを得る。この能5レベルボーナス特技と置き換える。

霞形態(変則)/Wispy Form:10レベル点で、風を聞くもの標準アクション気のような透明な存在となることができる。これにより自身レベルに等しいラウンドの間、ダメージ減少 10/魔法グレーター・インヴィジビリティ効果を得る。このラウンドは連続している必要はない。生来の不可視汎用モンスター同様、この能インヴィジビリティ・パージの対象とはならない。この能は10レベルで得るボーナス特技と置き換える。

風の噂(擬呪)/Listening to the Wind:15レベルの点で、風を聞くものは伝説的な人物、場所物体に対する失われた伝承を明らかにするために、の精を呼び出すことができる。この精を呼び起こすには10分が必要で、風を聞くものが気を散らすことがなく、集中できなければならない。一度呼ばれると、この精風を聞くものの質問項に対する情報を探し出す。これはレジェンド・ローア呪文術者レベル風を聞くものレベルに等しい)のように機能するが、精が助して調査する一方で風を聞くものはほかの行為に従事する必要がない点が異なる。の精情報を持って帰ってくるのに要する時間は、レジェンド・ローア呪文風を聞くものが発動した際に必要となる発動時間に等しい。風を聞くものはこの能を週に1回使用することができ、現在の精情報を探させていない場合にのみ使用できる。現在の精情報を探している場合、風を聞くもの標準アクションとしてこの任務を終了させることができる。この場合魔法効果は無駄になり情報は得られない。この能は15レベルで得られるボーナス特技を置き換える。

新しい種族ルール New Racial Rules

以下の装備特技魔法のアイテム呪文シルフが使用することができる。GMが望むなら、他の関連する種族もこれらの新しいルールのいくつかを使用してもよい。

シルフの装備品 Sylph Equipment

シルフは以下の装備品を利用することができる。

風の外套/Wing Cloak:この奇妙な布製の装備品は、シルフで運ばれるような軽く気のような体を持つ同クリーチャーにのみ効果がある。出来のいい絹製の冒険者用外套のような外見をした風の外套は、いくつもの製の支柱で密かに補強されている。その場所固定すると、この外套の組みは未発達ののように伸びる。の形に支柱を組み替えたり、元に戻したりする行為は移動アクションである。この外套をの形に変えると、着用者は難易度15の〈飛行〉判定に成功することで、まるでフェザー・フォールを使用したかのように、いかなる高さから落ちても落下ダメージを受けることなく安全に落下することができる。落下しているあいだ、着用者は追加で難易度15の〈飛行〉判定を行っても良い。成功すれば20フィート落下する事に5フィート横方向に滑空することができる。の該当を準備し使用する行為は2つのが必要で、機会攻撃を誘発する。のクロークの硬度は0で5ヒット・ポイントを持つ。風の外套破壊された場合、このアイテムを使用するための〈飛行〉難易度は+10だけ増加する。

元素の吐息Elemental Breath:この瓶ははじめはっぽのようだが、開封すると中から突風が飛び出してくる。気を呼吸するクリーチャー元素の吐息を(ポーションを飲むように)吸い込むと、そのクリーチャーは10ラウンドの間呼吸する必要がなくなる。この効果を得るためには、元素の吐息の瓶を開封したラウンドのうちに吸い込まなければならない。そうしない場合、このアイテムは無駄になってしまう。

シルフの装備品

品物

費用

重量

〈製作〉難易度

風の外套

1,200gp

1ポンド

元素の吐息

80gp

1/2ポンド

20

シルフの特技 Sylph Feats

シルフ《元素旅行》特技と以下の特技を修得することができる。

《風の如き歩み》 Airy Step

は君の先天的な元素的性質に応え、外から守り落下の衝撃を緩和する。

前提条件シルフ

利益:君は[]もしくは[雷撃]の補足説明を持つ効果や[雷撃ダメージを与える効果に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。君は落下ダメージを決定する際、どのような落下であっても最初の30フィートを無視することができる。

《雲を見つめる者》 Cloud Gazer

元素に由来する出自は、君に洞察を与える。そのおかげで、君はほとんどの人間が備えていない明快な視界を得た。

前提条件シルフ

利益:君は濃、雲を見通す際にペナルティを受けず、それらに由来する遮蔽視認困難ボーナスを無視することができる。この効果魔法により作られたものである場合、この特技は代わりにペナルティを受けない距離を3倍にする。

《体内呼吸》 Inner Breath

君の身体は元素で満たされている。自分の呼吸に必要な分は、その身体が提供してくれる。

前提条件術者レベル11、シルフ

利益:君はもはや呼吸を必要としない。君は(吸引式ののような)呼吸を必要とする効果に対する完全耐性を得る。クラウドキルのような、呼吸の必要なく効果を及ぼす雲や気体による効果に対しては、この特技完全耐性を提供しない。

《風の翼》 Wings of Air

は君を持ち上げ、望む場所へ君を運ぶ。

前提条件《風の如き歩み》、キャラクター・レベル9レベルシルフ

利益:君の[]あるいは[雷撃]の補足説明を持つ効果や[雷撃ダメージを与える効果に対するセーヴにおけるボーナスは+4に増加する。加えて、君は自身基本移動速度に等しい飛行移動速度(良好な機動性)を超常能力として得る。君は軽装鎧を着ているか鎧を身につけていない場合にのみ、この能飛行することができる。

シルフの魔法のアイテム Sylph Magic Items

シルフは以下の鎧の特殊能力魔法のアイテムを利用することができる。

クラウドバースト鎧の特殊能力):この鎧は、通常雲や電の彫刻で装飾されている。着用者への攻撃が命中し少なくとも10ポイントの[雷撃ダメージを与えたなら、この鎧は1ラウンドの間、見て分かるほど帯電する。次のターンに、機会攻撃を誘発しない即行アクションとして、着用者はショッキング・グラスプ擬似呪文能力として使用することができる。この効果は直前のターンで着用者が受けたダメージ10ポイント毎に1d6ポイントの[雷撃ダメージを与える(最大で50以上の[雷撃ダメージを受けたときの5d6)。このショッキング・グラスプ効果を決定するの着用者がどれだけ[雷撃攻撃からダメージを受けたかを算出する際には、抵抗完全耐性を適用する前の値を基準とする。

微弱・防御術および力術術者レベル 5レベル《魔法の武器防具作成》ショッキング・グラスプレジスト・エナジー市価 +5,000gp.


エリクサー・オヴ・フォースフル・エクソレーション

Elixir of Forceful Exhalation/強な呼吸のエリクサー)
オーラ 微弱・力術術者レベル 3レベル
装備部位 無し; 市価 900gp; 重量 1ポンド

解説

この泡立つのようにい液体は飲んだものに膨張感ではなく浮揚感を与える。このエリクサーを飲んだ後1時間の間、飲んだものは高跳びと幅跳びを行うための〈軽業〉判定〈水泳〉判定に+4のボーナスを得る。標準アクションとして、飲んだものは15フィート先まで届くガスト・オヴ・ウィンドを吐き出すことができる。飲んだものは3回までガスト・オヴ・ウィンドを吐き出すことができるが、その後にはこのエリクサーの効果は失われ、技能へのボーナスもなくなってしまう。ガスト・オヴ・ウィンドを使用しなければ、1時間後にこの効果は消えてしまう。

作成要項

必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》ガスト・オヴ・ウィンド費用 450gp

シルフの呪文 Sylph Spells

シルフは以下の呪文を利用することができる。


アブソービング・インハレーション

Absorbing Inhalation吸引による取り込み
系統 変成術]; 呪文レベル アルケミスト4ウィザード/ソーサラー4ドルイド4
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声動作
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル
目標 雲に似た効果1つ、一辺10フィートの立方体1つ/レベルまで
持続時間 1ラウンドレベル; 本文参照
セーヴィング・スロー 本文参照呪文抵抗 不可

術者は自らの肺に凄まじいと容量を与える。それにより術者は気体、、霞、その他の雲に似た効果1つを、害を受けることなく完全に吸い込むことができる。目標となった雲が魔法効果である場合、術者は吸い込むために術者レベル判定難易度11+この効果術者レベル)に成功しなければならない。雲を吸い込むとその範囲から雲は無くなり、その場所通常気で満たされる。その雲がこの呪文を1回発動して効果を及ぼすことのできる範囲としてはあまりに大きい場合、その雲の一部を吸い込むことはできるが、術者の最も近い雲の範囲を吸い込まなければならない。この呪文はガス状のクリーチャーには何の効果も及ぼさない。この呪文の発動待機している場合にのみ、(ブレス攻撃のような)持続時間瞬間となっている雲にも効果を及ぼすことができる。

吸い込んだ後はこの雲は術者に害を及ぼすことはない。術者はこの雲をレベルごとに1ラウンドまで害を受けることなく体内に留めておくことができるが、(通常は呼吸する必要が無い場合であっても)そのようにしながら通常通り呼吸もしていなければならない。この雲が持続時間を持つ場合、術者の体内に収められた雲は持続時間を経過させていく。標準アクションとして、術者は半径60フィート円錐形(もし雲の元々の範囲が60フィート円錐形よりも小さい場合にはその範囲)のブレス攻撃として体内に保持している雲を解き放つことができる。このブレス範囲内にいる全てのクリーチャーはその通常効果目標となり、その雲の本来の難易度に対して適切なセーヴィング・スロー呪文抵抗判定を行う。吐き出された雲はどのようなものであれ、持続時間を消費する。取り込んだ雲を吐き出すとこの呪文は終了する。この呪文持続時間が終了する前に雲を吐き出さなかった場合、術者はその雲の効果を受け、セーヴィング・スロー抵抗自動的に失敗する。


クラウド・シェイプ

Cloud Shape雲形態
系統 変成術]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー4ドルイド4レンジャー4
距離 自身
目標 術者
持続時間 10分/レベル(解除可)

30フィートの接敵面を占める超巨大サイズの雲の形を取ることを除き、この呪文ガシアス・フォームとして機能する。術者は雲の全体的な外観を決めることができるが(雲、雲、もこもこした雲、平坦な雲、など)、選択した後は変更できない。どのように綿密な調査を行っても、この雲が実際には魔法で雲に姿を変えたクリーチャーであることを暴くことはできない。事実、通常の確認では術者は雲である。しかしディテクト・マジック呪文を使用すれば、この雲に中程度の変成術オーラがあることが明らかになる。クラウド・フォームにおける術者の飛行移動速度は30フィートである。


ガスティング・スフィアー

Gusting Sphere突風渦巻く球
系統 力術]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー2ドルイド2メイガス2
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声動作
距離 中距離(100フィート+10フィート/レベル
効果 直径5フィートの気の球体
持続時間 1ラウンドレベル
セーヴィング・スロー 頑健無効(物体)または反応無効; 本文参照呪文抵抗

渦巻くの球が術者の指定した位置へ転がり、凄まじいをぶつけながら射出される。この球はいかなる意味でも強風の区域として扱われ、この区域を通過する遠隔武器攻撃には-4のペナルティが与えられる。この球はラウンドごとに30フィート移動する。この移動の一部として、この球は目標攻撃するために30フィートまで上昇したり飛び上がったりすることができる。中型もしくはそれより小さいクリーチャー接敵面に入ったなら、そのラウンド移動はそこで終了し、そのクリーチャーを押しやるの鋭い圧を作り出す。突き飛ばし戦技における球の戦技ボーナス基本攻撃ボーナスには術者の術者レベルを用い、球の【筋力】能力値(14)による+2ボーナスが加えられる。突き飛ばしの成否にかかわらず、そのクリーチャーはこの攻撃から1d6ポイントの非致傷殴打ダメージを受ける。突き飛ばしが失敗した場合、そのクリーチャーは同じマスにいる限り、この球による強風響を受けたままである。ガスティング・スフィアーは4フィートより小さい高さの物体障害を乗り越える。

この球は直接指示を受ける限り(術者の移動アクションを用いる)移動する。そうでない場合、単にその場に留まる。呪文の有効距離を超えた場合、ガスティング・スフィアーは直ちに終了する。


マイアズマティック・フォーム

Miasmatic Form瘴気形態
系統 変成術]; 呪文レベル アルケミスト4ウィザード/ソーサラー4
構成要素 動作物質(100gpの価値のある接触ないし吸引
持続時間 1分/レベル
セーヴィング・スロー 不可; 本文参照呪文抵抗 不可

この呪文ガシアス・フォームとして機能するが、目標の蒸気の身体は接触したクリーチャーにとって危険なものとなる。この蒸気に抵抗するために、クリーチャー自身ターン頑健セーヴ難易度14+術者の【知力】修正値)を行わなければならない。この呪文を発動する際、術者は以下の選択肢から1つを選択する。

スティンキング・クラウド/Stinking cloud:スティンキング・クラウドのように、目標の身体はセーヴィング・スローに失敗したクリーチャー吐き気がする状態にする(頑健無効、本文参照)。この呪文の形態では、物質要素を必要としない。

有毒な雲/Poisonous cloud:目標の身体は命に関わるとなり、セーヴィング・スローに失敗したクリーチャーに1d2ポイントの【耐久力】ダメージを与える(頑健半減)。この呪文の形態では、物質要素が必要となる。


パス・オヴ・ザ・ウィンズ

Path of the Windsの道
系統 力術]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー6ドルイド6
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声動作
距離 100フィート
効果100フィート直線状、40フィートの高さがある下降気流
持続時間 精神集中+1ラウンド
セーヴィング・スロー 頑健無効呪文抵抗

掃き取るような仕草により、術者はその正面の道を一掃する強を呼び出す。この暴風と同様である。この呪文の最初のラウンドの間、は指定した範囲に存在する小型かそれより小さいサイズのものを呪文効果範囲の両脇へ押しやり、なんであれ掃き出してきれいにする(左右どちらに移動するかは50%の確率)。術者はこの効果範囲の中をペナルティなしで移動することができるが、他の全てのクリーチャーはこの響を受ける。この呪文の2ラウンド以降では、この効果範囲の外周はとして扱う。この効果その他の液体を含んだところでも機能し、このはその液体の表面から40フィートの深さまで流を作り出す。術者のターン移動アクションとして、術者はこの呪文効果範囲移動させることができ、一度に45度まで回転させるか、現在の度のまま50フィートまでまっすぐ(術者に向かうか、術者から離れるか)この効果範囲移動させることができる。


ウィンド・ブレーズ

Wind Blades
系統 変成術]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー5ウィッチ5ドルイド5メイガス5
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声動作
距離 接触
目標 接触したクリーチャー
持続時間 1ラウンドレベル
セーヴィング・スロー 意志無効呪文抵抗

術者は目標の周りの気を硬化させ、目標をどれだけ早く移動したかに応じたダメージを与えるぎざぎざの透明包む目標ターンにおいて少なくとも5フィート移動する場合、目標は1d6ポイントの斬撃ダメージを受ける。このダメージには目標が追加で10フィート移動するたびに1d6ポイントの斬撃ダメージが追加される。気中を通過しない移動穴掘り水泳瞬間移動など)では、このダメージは発生しない。

疾風範囲では、移動していない場合でも目標ダメージを受ける。疾風ではこのは1d8ポイントの斬撃ダメージを及ぼし、効果の段階が強になるたびに1d8ずつ増加する。この追加ダメージ瞬間的な効果ガスト・オヴ・ウィンドなど)では発生せず、少なくとも1ラウンド持続する効果でのみ発生する。


ウィンディ・エスケープ

Windy Escapeの如き逃走
系統 変成術]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー1ドルイド1バード1メイガス1
発動時間 1割り込みアクション
構成要素 音声動作
距離 自身
目標 術者
持続時間 瞬間

1回の攻撃をわずかな間もやのような幻想的な存在にし、術者を貫く攻撃危険性を和らげる。術者はこの攻撃に対してダメージ減少 10/魔法と、この攻撃によるいかなる急所攻撃クリティカル・ヒット効果に対して完全耐性を得る。

呪文の発動擬似呪文能力の使用、その他の使用機会攻撃を誘発する魔法の使用による機会攻撃に対してウィンディ・エスケープを使用することはできない。

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