好意

好意 Favors

出典 Heroes of the High Court

好意はあるクリーチャー（贈り手と呼ばれる）から別のクリーチャー（受け取り手）に与えられたときに起動する、単純使用型の魔法のアイテムのカテゴリーである。贈り手は意図的に受け手に好意を与えなければならず、受け手は意図的にそれを受け入れ、1分以内に着用して好意を起動しなければならない。受け手に好意を与えることは、機会攻撃を誘発しない標準アクションである；好意を受け取り身につけるには、好意の種別のアイテムを身につけるのにかかる時間と同じくらいの時間がかかる（通常は標準アクション）。一度着用すると、好意は示されている期間の間示されている効果を与える。さらに、好意が起動している間、贈り手は受け手が生きている（4ヒット・ポイント以上）、重傷（3ヒット・ポイント以下）、死亡、アンデッド、生きているか死んでいるか（人造として）を感知するための標準アクションを行える。この効果は贈り手と受け手が同じ次元界にいる限り、距離に関係なく機能する。

この好意の効果は、好意が取り除かれる、受け手の手元から離れる、受け手が［恐怖］効果に対するセーヴィング・スローに失敗した場合に、即座に終了する。後者の理由から、パラディンやハーフリングなど［恐怖］に対する完全耐性や抵抗を持つキャラクターは好意をもつことを好む。クリーチャーは一度に1つしか好意を持つことができない。受け手が自発的に新しい好意を受け入れると、既存の好意の効果は即座に終了する。好意の持続時間が終了するか、この効果が終了すると、贈り手は好意がその魔法を失ったことに即座に気がつく。

（Kerchief of Remembrance ／追悼のスカーフ）
出典 Heroes of the High Court 13ページ
オーラ 微弱・占術； 術者レベル 3レベル
装備部位 腕周りまたは手首；市価 600gp；重量 —

この行為は腕や手首に着用できるシンプルなチェック柄のハンカチである。受け取り手は一週間の間記憶が損なわれたり修正された場合でも（モディファイ・メモリーなど）、贈り手の特徴の詳細な記憶を自動的に思い出すことができる。さらに受け取り手は、贈り手が受け取り手のステイタスを知るために標準アクションを行えるのと同じ方法で、贈り手のステイタスを知るための標準アクションを行うことができる。

コスト 300GP
《その他の魔法のアイテム作成》、イーグルズ・スプレンダー、ステイタス

（Paper Flower ／造花）
出典 Heroes of the High Court 13ページ
オーラ 微弱・防御術； 術者レベル 3レベル
装備部位 頭部；市価 800gp；重量 —

ペーパークラフトのこの繊細な例は、贈り手の愛が受け手を保護するという約束で、しばしば愛人に与えられる。耳の後ろにペーパー・フラワーをつけている。24時間の間、着用者を直接攻撃する最初のクリーチャーは（目標とした呪文であっても）難易度12の意志セーヴィング・スローに成功するか、攻撃を続けることができなくならなければならない（サンクチュアリとして）