〈変装〉

〈変装〉【魅】Disguise

君は自分の外見を変えることに長けている。

判定君の〈変装〉判定の結果は、その変装がどれほど上なものかを決めるものであり、他の者たちの〈知覚〉判定の結果との対抗判定に使う。君が注意を引くようなことをしなければ、他の者たちは〈知覚〉判定をすることもない。君が疑いを抱いている者たち(市を通る一般人を監視している衛兵など)の注意にさらされた場合、そうした者は〈知覚〉判定で“出10”を選択していると見なされる。

複数の相〈知覚〉判定を行なう場合でも、〈変装〉判定は1回の変装につき1回だけ行なうこと。自分がどれだけうまくやったかわからないように、〈変装〉判定は秘密裏に行なわれる。

君の変装がどのくらい効果的かは、君がどのくらい外見を変化させようとしているかにもよる。〈変装〉は、自分の外見を実際よりもサイズ分類が1段階大きかったり小さかったりするクリーチャーに変えるために使うこともできる。こうした変装をまとったまま戦闘に入ったとしても、こうした変装が君の実際のサイズ間合いを変化させることはない。

変装

〈変装〉判定への修正

大きな変化を加えない

+5

異なる性別に変装している *

-2

異なる種族変装している *

-2

異なる年齢段階変装している *

-2 **

異なるサイズ分類変装している *

-10

*

これらの修正は累積する。当てはまるものをすべて適用すること。

**

キャラクターの実際の年齢段階変装後の年齢段階(少年[年より若い]、年、中年、老年、古希)が1段階違うごとに。

君が特定の個人になりすましているなら、その人物がどんな外見をしているか知っている者たちは、〈知覚〉判定ボーナスを得る。そして、自動的に君に対して疑いを抱いているものと見なされ、従って常に対抗判定を行なう。

1人の人物は君に出会ってすぐと、その後1時間ごとに再び見破るかどうかの判定を行なう。君が大人数の異なるクリーチャーと、それぞれ短時間ずつ何かということもなしに顔を合わせる場合、その集団の平均的な〈知覚〉ボーナスを用いて、1日あるいは1時間ごとに判定すること。

しさ

ボーナス

見覚えがある

+4

知人、同僚

+6

しい友人

+8

友、恋人、

+10

アクション変装を行なうには1d3×10分の作業が必要である。たとえばディスガイズ・セルフのような魔法を使えば、アクションに必要な時間呪文効果を発動するために必要な時間までに減少する。

挑戦可能。キャラクターは失敗した変装をやり直すことができる。ただし、人々は一旦誰かが変装を試みたと知ったら、より疑い深くなるだろう。

特殊受けの姿を変える魔法、たとえばオルター・セルフシェイプチェンジディスガイズ・セルフポリモーフは、変装している者の〈変装〉判定に+10のボーナスを与える(個々の呪文の説明を参照)。幻を見通す占術魔法、たとえばトゥルー・シーイングなどは、魔法によらない変装を見破ることはできないが、魔法によって強化された変装の“魔法の部分”を見破ることはできる。

君がシミュレイクラム呪文を発動する際には、その似姿がどのくらいよく似ているかを決定するために〈変装〉判定を行なわなければならない。

《欺きの名人》特技があるなら、〈変装〉判定ボーナスを得る(『特技』を参照)。

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