君は泳ぎ方を知っており、大荒れの水面でさえ泳ぐことができる。
判定:水の中にいる間は、1ラウンドに1回〈水泳〉判定を行なうこと。成功すれば、君は全ラウンド・アクションとして半分の移動速度で泳ぐか、移動アクションとして移動速度の1/4で泳ぐことができる。4以内の差で失敗すれば、まったく進めなかったことになる。5以上の差で失敗すれば水面下に沈む。
水面下にいるなら、(〈水泳〉に失敗した場合も、意図的に水面下に潜った場合も)、息を止めねばならない。キャラクターは【耐久力】値の2倍に等しいラウンドの間、息を止めていられる。ただし、移動アクションかフリー・アクションしか行なわずにいる場合に限る。
標準アクションや全ラウンド・アクション(攻撃など)を1回取るたびに、息を止めていられる残り時間が1ラウンド短くなる(つまり、戦闘しているキャラクターは、通常の1/2の時間しか息を止めていられない)。この期間が終わると、息を止めているには毎ラウンド1回、難易度10の【耐久力】判定を行なわねばならない。この難易度は毎ラウンド1ずつ上昇する。失敗すればキャラクターは溺れ始める。〈水泳〉判定の難易度は水の状態による。表を参照。
アクション:一度〈水泳〉判定に成功するごとに、移動アクションとして移動速度の1/4で泳ぐか、全ラウンド・アクションとして移動速度の1/2で泳ぐことができる。
特殊:水泳移動速度のあるクリーチャーは、そこにあるとおりの速度で、〈水泳〉判定なしに水中を移動できる。また、特定の行動を取ったり災害を避けたりするための〈水泳〉判定には+8の種族ボーナスを得る。こうしたクリーチャーはどんな時でも〈水泳〉判定で“出目10”を選択できる。たとえ水泳中、気を散らすものや脅威になるものがあったとしてもである。また、こうしたクリーチャーは水泳中に“疾走”アクションを実行できるが、その場合はまっすぐに泳がねばならない。