経験点 135
ドワーフ、1レベル・ウォリアー
真なる中立/中型サイズの人型生物(ドワーフ)
イニシアチブ +0; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+1
アーマー・クラス 18、接触10、立ちすくみ18(+2盾、+6鎧)
ヒット・ポイント 8(1d10+3)
頑健 +4、反応 +0、意志 +0; 毒、呪文、および擬似呪文能力に対して+2
防御能力 防衛訓練(巨人に対するアーマー・クラスに+4回避ボーナス)
移動速度 20フィート
近接 ドワーヴン・ウォーアックス=+3(1d10+1/×3)またはダガー=+2(1d4+1/19~20)
遠隔 ライト・クロスボウ=+1(1d8/19~20)
特殊攻撃 オークおよびゴブリン類の人型生物に対する攻撃ロールに+1
戦闘中 このウォリアーは近接戦闘を好み、他の兵士と協力する。彼は錬金術師の火を、武器ダメージに耐性のある目標に使う。
【筋】13、【敏】11、【耐】14、【知】10、【判】10、【魅】7
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +2; 戦技防御値 12(足払い、突き飛ばしに対して16)
特技 《武器熟練:ドワーヴン・ウォーアックス》
技能 〈威圧〉+2、〈知覚〉+1(通常のものでない石製の仕掛けに気づく+3)
言語 共通語、ドワーフ語
戦闘用装備 錬金術師の火; その他の装備 チェインメイル、木製ヘヴィ・シールド、ダガー、ドワーヴン・ウォーアックス、ライト・クロスボウとボルト20本、12GP
威張り散らすこの新兵は古強者ほどには鍛錬を受けておらず、手に余るならすぐに決意が揺らいでしまう。新兵は兵士全員を戦列に並べ協調させられるほどの強力な指揮者の下にいる大人数の中の1人となっている時に最高の働きをする。
独力でやることとなったなら、新兵は飽きてしまい飲酒や博打といった時間潰しの娯楽を求め始める。
経験点 200
人間、2レベル・ウォリアー
中立にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 13、接触11、立ちすくみ12(+1【敏】、+2鎧)
ヒット・ポイント 15(2d10+4)
頑健 +4、反応 +1、意志 +0
移動速度 30フィート
近接 ロングソード=+3(1d8+1/19~20)またはサップ=+3(1d6+1非致傷)
遠隔 ロングボウ=+3(1d8/×3)
戦闘中 このウォリアーは敵に近付かれるまで矢で狙撃し、そうなったなら剣を使う。彼女は術者に雷石を投げ、重装鎧を纏う敵に足留め袋を使う。
【筋】13、【敏】13、【耐】12、【知】9、【判】10、【魅】8
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +3; 戦技防御値 14
特技 《技能熟練:隠密》、《近距離射撃》
技能 〈威圧〉+4、〈隠密〉+6
言語 共通語
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ、高品質のアロー(5)、足留め袋(2)、雷石(2); その他の装備 レザー・アーマー、ロングボウとアロー20本、ロングソード、サップ、48GP
野盗は慈悲というものを知らず、小銭の為の殺しを楽しむ。野盗は隊商を待ち伏せし、道路に非合法の通行税を課して旅人から料金を集めて、夜に騒ぐ宿営を襲撃し、金を守ろうとする村人を責め立てる。彼らを追い散らすのは容易だが、恨みを忘れず収容するか殺すまで問題を起こし続ける。
野盗の多くは訓練を怠り軍隊や傭兵団に居続けられず、あるいは実家あるいは侵略軍から脱走して来た者でさえあるかもしれない。彼らが集団戦法に頼るのは稀であり、集団で最もガタイのいい者、概して白髪交じりの傭兵(ウォリアー6)の下で徒党を組む。
経験点 400
人間、3レベル・ウォリアー
秩序にして中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ -1; 感覚 〈知覚〉+5
アーマー・クラス 13、接触9、立ちすくみ13(-1【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 22(3d10+6)
頑健 +3、反応 +0、意志 +2
移動速度 30フィート
近接 高品質のギザーム=+7(2d4+3/×3)または高品質のロングソード=+6(1d8+2/19~20)
遠隔 ジャヴェリン=+2(1d6+2)
接敵面 5フィート; 間合い 5フィート(ギザーム使用時10フィート)
戦闘中 このウォリアーは間合いを活用して近付いた敵を足払いし必要なら剣に切り替える。
【筋】15、【敏】9、【耐】10、【知】8、【判】12、【魅】11
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +5; 戦技防御値 14
特技 《鋭敏感覚》、《追加HP》、《武器熟練:ギザーム》
技能 〈威圧〉+6、〈真意看破〉+4、〈知覚〉+5
言語 共通語
装備 チェイン・シャツ、ジャヴェリン(3)、高品質のギザーム、高品質のロングソード、枷、36GP
衛兵の任務は他者を守り、困難の解決に責任を負うことだ。砦の見張りにせよ都市や町の警邏にせよ、隊商の護衛にせよ、神経質な商人の警護にせよ、衛兵は侵入者や疑わしい行動に目を光らせる訓練を受けており、暴力が必要なら鋼を持って応じる。衛兵の多くは組になって、あるいはもっと大規模な集団で任務に当たり、その集団では敵わない場合には1人が救援を求めに駆け出せるようになっている。
上記の性能の区画では専門職としての衛兵あるいは幾多の戦いを見てきた兵士を表している(衛兵とは異なり、兵士は概して枷を持たない)。彼らの鎧と武器は雇用主(あるいは軍隊)のものかもしれないが、歴戦の衛兵は高品質の鎧と武器を自費で買い、十分な機動性を保持しながら攻撃者を組み伏せる。地位の低い士官を作成するなら、アドヴァンスト・クリーチャーの単純テンプレートをこの性能の区画に適用すること。
経験点 600
人間、4レベル・ウォリアー
混沌にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +3; 感覚 〈知覚〉-1
アーマー・クラス 17、接触14、立ちすくみ13(+1回避、+3【敏】、+3鎧)
ヒット・ポイント 26(4d10+4)
頑健 +4、反応 +4、意志 +0
移動速度 30フィート
近接 高品質のシミター=+6(1d6+1/18~20)
遠隔 高品質のヘヴィ・クロスボウ=+8(1d10/19~20)またはスローイング・アックス=+7(1d6+1)
戦闘中 このウォリアーは乗り込まれるまでクロスボウを使い、そうなったならシミターに切り替える。
【筋】12、【敏】16、【耐】11、【知】10、【判】8、【魅】9
基本攻撃 +4; 戦技ボーナス +5; 戦技防御値 19
特技 《回避》、《強行突破》、《追加HP》
技能 〈威圧〉+6、〈軽業〉+6、〈職能:船乗り〉+3、〈水泳〉+17、〈登攀〉+6
言語 オーク語、共通語
戦闘用装備 エリクサー・オヴ・スイミング、ポーション・オヴ・ブルズ・ストレンクス、ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(2)、ポーション・オヴ・ジャンプ、錬金術師の火; その他の装備 スタデッド・レザー、高品質のヘヴィ・クロスボウとボルト10本、高品質のシミター、スローイング・アックス、231GP
手練れの海賊は虐殺と略奪の為に生きている。彼女はいつも鮫のように獲物を狩る。一番マシでも武器を備蓄しており、最悪なものになると海賊の血を見たくてうずうずしている怒れる船員でいっぱいである快速軍用船ではなく、すぐに獲物を引き渡してくれる重荷を積んだ動きの鈍い商船のような狙いやすい標的を海賊は好む。バッカニアの中には荷しか取らない者もいるし、奴隷しか取らない者もいるし、誰も生かして帰さない者もいる。
大型の海賊船は、本物の海賊の肉の盾兼いやいやのファイターとして甲板に上がるようせっつかれる奴隷の漕手(エキスパート2の老水夫の性能の区画を使うこと)を所有しているかもしれない; こうした奴隷の入れ替えは制圧した船員の生き残りとすればいいのだから容易だ。典型的な海賊船の船長は白髪交じりの傭兵の性能の区画(ウォリアー6)を使用するか、海賊の王者(ファイター15)、海賊の女王(レンジャー10)、あるいは私掠船の船長(ドルイド8)のようなPCクラスを持っている。
経験点 800
ハーフオーク、5レベル・ウォリアー
真なる中立/中型サイズの人型生物(オーク、人間)
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート; 〈知覚〉+0
アーマー・クラス 16、接触11、立ちすくみ15(+1外皮、+1【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 37(5d10+10)
頑健 +5、反応 +2、意志 +0
防御能力 オークの凶暴性
移動速度 30フィート
近接 素手攻撃=+7(1d3+2)またはサップ=+7(1d6+2非致傷)またはウォーハンマー=+7(1d8+3/×3)
戦闘中 このウォリアーは相手が武器を抜かない限り非致傷の素手攻撃を行う。彼女は《突き飛ばし強化》を使って敵を丸机へと飛ばすか窓の外へ投げる。彼女は劣勢に焦るとポーション・オヴ・ エンラージ・パースンを飲む。
【筋】14、【敏】13、【耐】12、【知】9、【判】8、【魅】10
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +7; 戦技防御値 18
特技 《素手打撃強化》、《突き飛ばし強化》、《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+9、〈知覚〉+0
言語 オーク語、共通語
その他の特殊能力 オークの血、武器精通
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(2)、ポーション・オヴ・エンラージ・パースン; その他の装備 チェイン・シャツ、サップ、ウォーハンマー、アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+1、137GP
宿酒場の戦闘士は拳闘で、ダーツ投げで、腕相撲で、あるいは単に酒場での喧嘩が一番強いと吹聴することで有名だ。彼女は――友人との飲食を楽しみたいとかで――戦う気分でない場合には競合相手に下がるよう威圧するのを好むが、それでも彼女は暴力と、言っても聞かない者を倒す事を好む。
腕試しの一環として宿酒場の戦闘士を打倒すれば、その相手が士道から外れず、負けた彼女の威厳を保ち続ける限り彼女から敬意と賞賛(と時に親しい友人)が得られることだろう。逆に彼女を侮辱すれば待ち伏せから拳を揮うかもしれないし、勝者の持ち物や相棒クリーチャーが憂き目を見るかもしれない。
経験点 1,200
人間、6レベル・ウォリアー
混沌にして中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +0; 感覚 〈知覚〉+4
アーマー・クラス 18、接触10、立ちすくみ18(+8鎧)
ヒット・ポイント 51(6d10+18)
頑健 +7、反応 +3、意志 +3
移動速度 20フィート
近接 高品質のヘヴィ・フレイル=+9/+4(1d10+3/19~20)または高品質のハルバード=+9/+4(1d10+3/×3)またはロングスピア=+8/+3(1d8+3/×3)またはモーニングスター=+8/+3(1d8+2)または冷たい鉄製ククリ=+8/+3(1d4+2/18~20)
遠隔 ジャヴェリン=+6(1d6+2)
接敵面 5フィート; 間合い 5フィート(ロングスピア使用時10フィート)
戦闘中 この傭兵は、ジャヴェリンを投げてから殺そうと近付く。
【筋】14、【敏】10、【耐】12、【知】9、【判】11、【魅】8
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +8; 戦技防御値 18
特技 《強打》、《持久力》、《追加HP》、《不屈の闘志》
技能 〈威圧〉+6、〈水泳〉+0、〈知覚〉+4、〈知識:地域〉+0、〈登攀〉+0、〈動物使い〉+3
言語 共通語
戦闘用装備 ポーション・オヴ・バークスキン、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、錬金術師の火(2)、聖水; その他の装備 高品質のハーフプレート、冷たい鉄製ククリ、ジャヴェリン(4)、ロングスピア、高品質のハルバード、高品質のヘヴィ・フレイル、モーニングスター、クローク・オヴ・レジスタンス+1、耐毒剤、陽光棒、325GP
白髪交じりの傭兵は歯に至るまで武装しており、戦争も命懸けの冒険も生き延びてきた。彼は複数の武器を持ち運ぶことで様々な種類の怪物じみた敵と渡り合えるようにしており、多くの状況で物怖じしない。彼は自分の時間をかけた奉仕が本物の硬貨で支払われると期待している――巨大な宝石や奇妙な石像ではなく。
この傭兵は砦を守る事に、将軍の陣羽織あるいは礼服を纏う事に、もしくはダンジョンのより奥の階に足を踏み入れる事に意欲的であるが愚かではなく、消耗品として扱われる事を良しとしない。彼は支払いが良い間は忠実だが、明らかに自殺的な任務に命を賭けるつもりはない。上記の性能の区画は熟練の士官にも使える。
経験点 1,600
人間、7レベル・ウォリアー
真なる中立/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +3; 感覚 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 17、接触9、立ちすくみ17(+1盾、-1【敏】、+7鎧)
ヒット・ポイント 59(7d10+21)
頑健 +7、反応 +1、意志 +5
移動速度 20フィート
近接 +1ロングソード=+10/+5(1d8+2/19~20)またはククリ=+8/+3(1d4+1/18~20)
遠隔 高品質のライト・クロスボウ=+7(1d8/19~20)
戦闘中 敵が近付くのを見たならこのウォリアーはスクリーミング・ボルトを放ってから接近戦に突入する。接近戦では彼女は《足止め》を使って敵が自分の横を通り過ぎるのを止め、雇用者が逃げる時間を稼ぐ。
【筋】13、【敏】9、【耐】14、【知】10、【判】12、【魅】8
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +8; 戦技防御値 17
特技 《足止め》、《イニシアチブ強化》、《鋼の意志》、《武器熟練:ロングソード》、《迎え討ち》
技能 〈威圧〉+9、〈真意看破〉+8、〈知覚〉+8
言語 共通語
戦闘用装備 ポーション・オヴ・バークスキン、ポーション・オヴ・ベアズ・エンデュアランス、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、スクリーミング・ボルト、足留め袋(2); その他の装備 高品質のバンデッド・メイル、高品質の鋼鉄製ライト・シールド、+1ロングソード、ククリ、高品質のライト・クロスボウとボルト20本、高品質の枷、114GP
護衛には雇い主の命を守ろうとして負った傷が多い。一般的な護衛や不平をこぼす老いた傭兵とさえ異なり、彼女は保護対象を守る唯一の方法であるなら自分の命すら擲つ。自らの命を捧げて護衛対象の命を救うか自分が逃げるかという選択を迫られたなら、彼女は前者を選ぶだろう。
熟練の護衛は雇い主と彼の安全を脅かす潜在的な脅威に注意する。彼女は彼が入る前に部屋を調べ、予期せぬ客人が武器を持っていないか検査し、彼の二輪戦闘馬車を駆るか信頼する普通の護衛にそうさせる。
経験点 2,400
エルフ、8レベル・ウォリアー
混沌にして中立/中型サイズの人型生物(エルフ)
イニシアチブ +2; 感覚 夜目; 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 20、接触11、立ちすくみ19(+1【敏】、+9鎧)
ヒット・ポイント 52(8d10+8)
頑健 +6、反応 +4、意志 +2; 心術に対して+2
完全耐性 睡眠
移動速度 20フィート
近接 エルヴン・カーヴ・ブレード=+10/+5(1d10+3/18~20)
遠隔 +1コンポジット・ロングボウ=+12/+7(1d8+3/×3)
戦闘中 このウォリアーは術者のような危険な目標に+1フレイミング・アローを使う。彼女は後退しながら近付く敵を撃ち、可能な限り接近戦を避ける。
【筋】14、【敏】14、【耐】10、【知】10、【判】10、【魅】9
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +10; 戦技防御値 22
特技 《近距離射撃》、《速射》、《致命的な狙い》、《武器熟練:コンポジット・ロングボウ》
技能 〈隠密〉+5、〈知覚〉+10
言語 エルフ語、共通語
その他の特殊能力 エルフの魔法、武器精通
戦闘用装備 エリクサー・オヴ・ハイディング、+1フレイミング・アロー(6)、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、ポーション・オヴ・ディヴァイン・フェイヴァー; その他の装備 高品質のフル・プレート、+1コンポジット・ロングボウ(+2【筋】)とアロー40本、エルヴン・カーヴ・ブレード、72GP
高慢な射手はエルフ以外の弓術を軽蔑している。重装鎧にも拘らず、高慢な射手は驚くほど静かだ。茂みを抜け侵略者を悩ませるエルフの斥候とは違い、こうした射手はエルフ軍の後衛の支援役を担い、同僚の頭上を超えて敵の軍勢の只中に雨あられと致命の矢を浴びせる。
経験点 3,200
ハーフエルフ、9レベル・ウォリアー
秩序にして中立/中型サイズの人型生物(エルフ、人間)
イニシアチブ +0; 感覚 夜目; 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 21、接触10、立ちすくみ21(+2盾、+9鎧)
ヒット・ポイント 67(9d10+18)
頑健 +7、反応 +3、意志 +4; 心術に対して+2
移動速度 20フィート
近接 +1ランス=+13/+8(1d8+5/×3)または高品質のヘヴィ・ピック=+13/+8(1d6+3/×4)
遠隔 高品質のコンポジット・ショートボウ=+10/+5(1d6+3/×3)
接敵面 5フィート; 間合い 5フィート(ランス使用時10フィート)
戦闘中 このウォリアーは弓を軽装鎧の相手に番え、《騎射》を使って全力移動をする時でさえ精密に狙いをつける。接近戦では彼女は重装鎧の目標に対してランスを構え、《猛突撃》を使ってダメージを高め、《駆け抜け攻撃》で敵の戦列を崩す。
【筋】16、【敏】10、【耐】12、【知】11、【判】8、【魅】10
基本攻撃 +9; 戦技ボーナス +12; 戦技防御値 22
特技 《駆け抜け攻撃》、《騎射》、《騎乗戦闘》、《技能熟練:知覚》、《鋼の意志》、《猛突撃》
技能 〈騎乗〉+6、〈知覚〉+8、〈動物使い〉+8
言語 エルフ語、共通語
その他の特殊能力 エルフの血
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ(2)、ポーション・オヴ・ヒロイズム、冷たい鉄製アロー(10)、銀製アロー(10); その他の装備 高品質のフル・プレート、高品質の鋼鉄製ヘヴィ・シールド、+1ランス、高品質のコンポジット・ショートボウ(+3【筋】)とアロー40本、高品質のヘヴィ・ピック、はみとくつわ、ヘヴィ・ホース(戦闘訓練済み)、高品質のチェインメイルバーディング、軍用鞍、鞍袋、259GP
騎馬兵はエルフの自然界への忠信と人間の武装した戦闘の技量を融和する。彼女は軍人としての人生に身を捧げており、その血管を流れるエルフの血は彼女に士官以外の中での最高の賃金にまで達するのに必要な長命と我慢強さを与えている。彼女は馬と戦闘に対する愛の為にこの仕事を選んだのであり、死ぬか引退するまで現在の地位に居続けようと努めている。彼女は教練を重んじ、もし軍隊にいないとすれば彼女は恐らく他人に馬術、戦術、そして武術を教えられるよう自力で傭兵団を結成していただろう。
この兵士は無愛想であり辛辣だが、意図的な非礼はしない。彼女は馬それぞれが言語と非言語の合図に異なる反応をすることを理解し敬意を払い、人々も同様であることを知っているが、人間の言動の不一致さにはよく頭を悩ませる。彼女は、自分や仲間に期待しているがために命令をお互いに質問を挟まずに下し合えるような関係を好む。甘言や世辞は彼女を疲れさせ、彼女の最高の親友は彼女にあけっぴろげに誠実に語り、彼女もそうする。彼女はドルイドやレンジャーの仲間を楽しみ、彼らの動物への敬意を高く評価し、彼らが帯びる魔法を御する力を欠いているため僅かばかり嫉妬している。
この兵士は馬を見抜く眼力に長け、平和な時には彼女は自分の馬にせよ軍馬にせよ交配させ育てる。彼女はその人生の間に引退した軍馬の多くを所有しており、馬が広々と過ごせ、軽作業を課せ、乗馬初心者の教導に使えるだけの牧場を探している。彼女は馬を屠殺し馬肉にするという発想にムカツキを覚え、馬を食うくらいなら餓死したほうが良いと考え、恐らく仲間の誰にも馬食を認めない。軍馬が死ぬと、彼女はその心臓と頭部を誉れと共に埋葬してから残りを火葬し、その気高き相棒が屍肉漁りに食われることを認めない。誰かが馬の扱いを誤っているところを見ると彼女は狂乱し、そのため彼女は働かせようと馬に鞭打つ農民や商人を見たら体当たりして打ち据える事で知られている。(彼女は士官や貴族にそれをしないで済ませる程度には賢いが、彼女の任務の怠惰によってその人物が戦死するのであれば儲けものだ。)彼女はゴブリンを、馬に対して特に非情であるため特に毛嫌いし、奴らをランスで袈裟の角度から貫くのを楽しみ、死体をランスで刺したまま攻撃を続けることでゴブリンの仲間を更に威圧する。
この性能の区画は熟達の軍事弓兵、叩き上げの将軍、あるいはオーク、ゴブリン、あるいはオーガの軍勢との戦争を経験したことのある疲れ果てた流しの退役軍人としても使用できる。
経験点 4,800
人間、10レベル・ウォリアー
中立にして悪/中型サイズの人型生物(人間)
イニシアチブ +3; 感覚 〈知覚〉+4
アーマー・クラス 19、接触15、立ちすくみ15(+1回避、+1盾、+1反発、+3【敏】、+3鎧)
ヒット・ポイント 75(10d10+20)
頑健 +7、反応 +6、意志 +2
移動速度 30フィート
近接 +1ショート・ソード=+12/+7(1d8+3)、高品質のライト・メイス=+11(1d6+1)またはトライデント=+12/+7(1d8+3)
遠隔 トライデント=+13(1d8+3)またはダート=+13(1d4+2)またはネット=+9遠隔接触(“絡みつき”)
戦闘中 剣闘試合において、このウォリアーは華々しい士道を以って戦い、不要な曲芸じみた機動を示し、目にも留まらぬ剣技で(《威圧演舞》を使って)敵を威圧し、他の戦闘を延長させる行為を行う。試合の形式とその主題にもよるが、彼はソードかメイスによる流血か、トライデントで優位を維持するか、ネットで相手を捕え引き摺る事を好む。闘技場の外では彼は喧嘩っ早く手を出し、可能な限りすぐに危険な状況から脱しようと相手の殺害を躊躇わない。
【筋】14、【敏】16、【耐】10、【知】10、【判】8、【魅】11
基本攻撃 +10; 戦技ボーナス +12; 戦技防御値 27
特技 《威圧演舞》、《回避》、《追加HP》、《二刀の守り》、《二刀流》、《武器熟練:ショート・ソード》
技能 〈威圧〉+8、〈軽業〉+12、〈真意看破〉+9、〈知覚〉+4
言語 共通語
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、ポーション・オヴ・ヒロイズム; その他の装備 スタデッド・レザー、+1ショート・ソード、ダート(10)、ネット、高品質のライト・メイス、トライデント、ベルト・オヴ・ジャイアント・ストレンクス+2、リング・オヴ・プロテクション+1、耐毒剤、240GP
剣闘士の覇者は希望のない奴隷から成り上がって名声を獲得し、幸運、技量、そして民衆の認可によって試合に次ぐ試合に勝利してきた。彼はサシの戦いでも数ダースのウォリアーを一度に相手取っても勝利してきており、虎や奇妙な獣とも戦闘経験があり、ミノタウロスや人間では発音できないモノとさえ戦ったことがある。
現在この遊戯の頂点に立っているこの覇者は、群衆が観戦しているかのように様々な公共の場で戦っている。彼は依然として奴隷だが、数千人の愛好者がいる価値ある奴隷であり、その所有者は彼が殺されるような試合に出さないよう気を付けている。この剣闘士は戦闘、栄光、相手の血の湿った熱、そして群衆の歓声の為に生きている。剣闘士の広間では彼は王子のように生きているにも拘らず、その王子には自力では壊せない黄金の鎖が繋がれている。
闘技場の中では彼は強い英雄と戦神の役割を演じるが、心の奥底では栄光の時はいつかは終わってしまう事を理解している。彼はいつか主人が自分に自由を与え、引退させてささやかな年金で暮らしていける快適な住居を与えてはくれないかと期待している――半生を費やした危険な奉仕に対する誠実な報酬だろう。彼は主が自分が老いる前に自分を捨てたり、何かの大見世物で命を散らさせされたり、仇敵の覇者に対する賭けに勝つ為の捨て駒になることを恐れている――老練の芸人の無意味で不名誉な死を。
剣闘士を続けるほど、恐怖の声が耳に届くようになってきている。彼は他の奴隷剣闘士にとっての英雄であり、恐怖が増せば奴隷主に対する武装蜂起の陣頭に立たざるを得ないかもしれない。仲間の技量によって、そうした性能の区画には新兵(ウォリアー1)、野盗(ウォリアー2)、手練れの海賊(ウォリアー4)、あるいは宿酒場の戦闘士(ウォリアー5)を使うこと。数年間ずっと娯楽の一種として数百人殺してきた彼は同胞を犠牲にすれば自分と生き残りが余生を平穏に暮らせる可能性がある場合に悩むことはない。
この剣闘士は何よりも生き延びたい。圧されている――公衆の面前でさえ――そして相手が慈悲を見せると信じるに足る理由がある場合、彼は死ぬまで戦うよりは降伏を選ぶ。
この性能の区画は引退した軍人の英雄、部族の王者、あるいは貴族の忠実な家臣にも使える。この目的に使う場合、近接武器と鎧の選択を復刻する役割により適したものに変えること。