前提条件:《致死的な接吻》、有毒の種族特性ARG、ヴィシュカニャARG。
利益:君は即行アクションとして有毒の種族特性を1回使用することで、君の有毒による毒を、1d4ラウンドの間吸引型の毒に変更できる。この持続時間の間に、隣接する敵を1体選択して毒に侵すことができる。吸引型の間、毒は目に見えない香りのある気体であり、難易度は2減少する。
暗殺に失敗しようとする暗殺者はいないが、失敗の深刻さを軽減する方法を見出し、長引く戦闘を通じて目標を殺すための他の機会を得られるものがいる。君の暗殺術は殺しそこねた敵を怯えさせる。
前提条件:暗殺術UCのニンジャの上位忍術、暗殺術ACGのスレイヤーの上級の技、[即死]攻撃のいずれか。
利益:[即死]攻撃または暗殺術の上位忍術か上級の技で敵を即座に殺そうと試みたが目標が死亡しなかった場合、目標は2d4ラウンドの間怯え状態となる。
利益:ヴィシュカニャの有毒による毒を武器や物体に塗布する際、君は即行アクションとしてその毒を1d4ラウンドの間接触型の毒に変更することができる。接触型の状態では、毒液は潜伏期間の1分間を持ち、唾液や血液と区別がつかない。
2つの武器で戦っている時も、野蛮な力強さではなく、機敏な動きで戦うことができる。
前提条件:【敏】15; 《優雅なるフェンシング》UI、《斬撃の優美》ACG、《星刃の優美》UIのいずれか1つ; 《二刀流》; 《武器の妙技》。
利益:2つの武器で戦っている間、《優雅なるフェンシング》UI、《斬撃の優美》ACG、《星刃の優美》UIの利益を得ることができる。この場合二刀流によるペナルティは全ての攻撃において2増加し、他の能力がこのペナルティを減らせる場合であっても、-2以下に減らすことはできない。利き手ではない武器を使った時のダメージには、自分の【筋力】の1/2の代わりに【敏捷力】ボーナスの1/2を加える。利き手でない武器を使わずに攻撃した場合、もう片方の手が塞がっている場合であっても、前述の特技を使用することができる。
さらに、《二刀流の優美》は《二刀のかきむしり》特技の前提条件を満たす目的において《二重斬り》として扱われる。
通常:片方の手が空いていない場合、上記の特技の利益は得られない。
(Vishkanya Periapt/ヴィシュカニャの護符)
出典 Villain Codex 225ページ
オーラ 中程度・死霊術; 術者レベル 7
装備部位 首周り; 市価 10,000GP; 重量 ―
このルビーは血の滴のようにカットされ、成功な金色の首飾りにぶら下がっている。1日1回即行アクションとして、着用者はヴィシュカニャ(Pathfinder RPG Advanced Race Guide 208ページ)であるかのように、唾液や血を使って用いている武器に毒を与えることができる。この能力で自分の血を使用するためには、着用者は自分を傷つける必要がある。そのために、着用者は刺突武器または斬撃武器で自分に1ポイントのダメージを自発的に与えることができる。
着用者がヴィシュカニャの場合、着用者は有毒の種族特性を1日に追加で2回使用でき、毒に対するセーヴィング・スローの難易度は1増加する。
必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》、ポイズン; コスト 5,000gp
(Clandestine Voucher/内諾の証書)
出典 Villain Codex 225ページ
オーラ 中程度・変成術; 術者レベル 9
装備部位 なし; 市価 250GP; 重量 ―
この羊皮紙は、金属の硬貨を魔法的に表面の金属のインクの斑点に変えることができる。賄賂や支払いなど、物質的な資産の交換が違法であったり、あまりにも注目を集めすぎる場合、クランデスティン・ヴァウチャーを使用するのが一般的である。この証書には、硬貨に触れると硬貨がその色のインクに変わる魔法の羽ペンが付属している。各硬貨は羊皮紙に1つの斑点を作成するのに十分な羽ペンを満たす。羽ペンには200枚の硬貨相当のインクを保持できるが、複数の種類の硬貨を混ぜるとインクが壊れてしまう。1つのクランデスティン・ヴァウチャーは1,600枚の硬貨に相当する点を保持できる。硬貨の種類に関係なく、各斑点は同じ量の空間を取る。
クランデスティン・ヴァウチャーから硬貨を取り出すには、所有者は希釈したアルコールや柑橘類の果汁などの溶剤を紙に塗布しなければならない。普通の硬貨とは異なり、魔法や通常とは異なる硬貨は普通の硬貨として復元される。証書が破壊されていたり、著しく損傷している場合は、その中に保管されていた硬貨はすべて失われるが、無傷の斑点は正常に復元できる。
証書は再利用できるが、そのためには新しい魔法の羽ペンを25GPで購入し、新しいインクを塗布する前に羊皮紙を溶剤で洗い流す必要がある。呪われた硬貨をインクに変えたり、羽ペンに入れたりすることはできない。
必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》、トレジャー・スティッチングAPG; コスト 125gp
(Ghungroos of Entrancement/忘我のグングル)
出典 Villain Codex 225ページ
オーラ 微弱・心術; 術者レベル 3
装備部位 両足; 市価 3,750GP; 重量 ―
この音楽用の足首飾りは小さな鈴を列状に並べたもので、訓練された舞踏家による演技のリズミカルな動きを強調し、付随するミュージカルの演技を引き立て観客を魅了する。散逸の演技の呪芸を使用するとき、着用者は 〈芸能:舞踏〉判定に+5の技量ボーナスを得る。恍惚の呪芸の呪芸で〈芸能:舞踏〉を使用することができ、この〈芸能:舞踏〉判定に+2の技量ボーナスを得る。
着用者はこの足首飾りを着用している間、〈隠密〉判定に-2のペナルティを受ける。
必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》、ヒプノティズム、作成者はバードの呪芸を持ち、〈芸能:舞踏〉を5ランク修得していなければならない; コスト 1,875GP
(Smoke bomb of Forgetfulness/忘却の煙幕)
出典 Villain Codex 225ページ
オーラ 中程度・心術; 術者レベル 10
装備部位 なし; 市価 900GP; 重量 ―
殺し屋は自分の正体を隠し、暗殺に失敗した場合の逃亡を隠すために、スモーク・ボム・オヴ・フォゲットフルネスを使用する。スモーク・ボムは標準アクションとして地面に投擲でき、このアイテムを破壊して半径15フィートの範囲に煙の雲を作り出す。これは発煙棒からの煙のように機能し、使用者の足音に投げたり、20フィートまで届く遠隔接触攻撃を行ったりすることができる。
煙の雲の中にいるクリーチャーでスモーク・ボムの性質に気が付いていないものは、難易度16の意志セーヴを行わねばならず、失敗するとそれまでの2ラウンドの間視界がさえぎられていたものとして記憶が変更される。これにより、その間に交流したり戦闘したクリーチャーの姿を忘れてしまうことがある。スモーク・ボムが投擲された地点から、この煙は通常の煙として機能し、使用者に脱出する時間を与えるが、煙の中から出て使用者を見ることができるクリーチャーからその存在を守ることはできない。
スモーク・ボム・オヴ・フォゲットフルネスの能力にすでに気がついていて、このスモーク・ボムを疑っているクリーチャーはセーヴに一回だけ自動的に成功する。記憶の改変は[精神作用]効果である。
必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》、モディファイ・メモリー; コスト 450gp
(Cestus of Security/保全のセスタス)
出典 Villain Codex 224ページ
オーラ 微弱・防御術 術者レベル 1
装備部位 両手; 市価 5,305GP; 重量 2ポンド
この+1セスタスUEの黒くなっている革は、指の上に黒っぽい鉄の帯で補強されており、手の甲と前腕に沿った残酷なスパイクがついている。精神的な命令により、着用者は一連の紐、鎖、締め糸を手のひらに巻きつけて武器を固定し、その武器が武器落としされるのを防ぐための戦技防御値に+10のボーナスを得ることができる。セスタスがこのように固定されている間、着用者は身につけている手を使って、呪文の動作構成要素を完了させたり、技能判定を行ったりすることができない。武器を固定したり、解除したりするのは移動アクションである。
着用者が武器を落としたり、武器落としされた場合、セスタスが固定されていたかに関係なく、武器に取り付けられた革の帯は武器が自分のマスよりも遠くに移動することを防ぎ、移動アクションとして、武器を回収することができる。移動アクションとして、着用者は帯を武器から外す精神的命令を発することができる。ウェポン・コード(Pathfinder RPG Ultimate Equipment 75)と同様に。帯を外したり切断したりしない限り、着用者はその手で別の武器に切り替えることはできない(移動アクションまたは攻撃、硬度1、5HP)。帯が損傷または破壊された場合、セスタスの着用者は通常のウェポン・コードをセスタスに巻きつけるのに1分間を費やすことができる。その場合、セスタスはウェポン・コードを吸収し、革の帯は完全に修復される。
必要条件 《魔法の武器防具作成》、アニメイト・ロープ; コスト 2,805GP