Hypnotism/催眠術
系統 心術(強制)[精神作用]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー1、バード1
発動時間 1ラウンド
構成要素 音声、動作
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
効果範囲 生きているクリーチャー数体、ただしそのうちのどの2体をとっても30フィート以内の距離に収まっていなければならない
持続時間 2d4ラウンド(解除可)
セーヴィング・スロー 意志・無効; 呪文抵抗 可
術者の身振りとものうげな詠唱によって、近くのクリーチャーは立ち止まり、術者をぼんやりとながめて、恍惚状態になってしまう。術者は相手がぼーっとなっているのにつけこんで、自分の指示や願いごとをもっともらしいものに見せかけることができる。2d4をロールして、合計何ヒット・ダイスまでのクリーチャーに作用を及ぼすか決定する。ヒット・ダイスの小さいクリーチャーから順に作用する。作用を受けるのは術者を視覚か聴覚でとらえることのできるクリーチャーのみである。ただし、術者の言っていることを理解しなくても恍惚状態になり得る。
この呪文を戦闘中に使う場合、対象はセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。逆にこの呪文を用いて、その時点で戦闘に参加していないクリーチャー1体だけに作用を及ぼそうとする場合、対象はセーヴィング・スローに-2のペナルティを得る。
対象がこの呪文によって恍惚状態になっている間は、態度が本来より2段階友好的なものとして反応する。これにより、術者はそのクリーチャーに対して1つの指示や願いごとができる(ただし術者はそのクリーチャーと意思疎通ができる必要がある)。指示は短く、理に叶ったものでなければならない。呪文の持続時間が終わってからも、あらかじめ出しておいたその指示に関してだけは、対象は術者に対して2段階友好的なままである。
セーヴィング・スローに失敗したクリーチャーは、術者の術にかかったことを憶えていない。