君は特定の仕事に熟練している。〈製作〉や〈知識〉や〈芸能〉と同様、〈職能〉も実際にはいくつもの別個の技能である。君は複数の〈職能〉技能に別個にランクを割り振って取ることができる。〈製作〉技能がアイテムを作る才能を表しているのに対し、〈職能〉技能はそれほど専門化していない知識を広い範囲で必要とする職業の才を表す。一般的な〈職能〉技能には、建築家、パン屋、法律家、酒つくり、肉屋、事務員、料理人、高級娼婦、御者、技師、農夫、漁師、賭博師、庭師、薬草商、宿屋の主人、司書、商人、産婆、粉ひき、鉱夫、荷かつぎ、船乗り、書記、羊飼い、厩舎の主人、軍人、革なめし工、わな猟師、木こりといったものがある。
判定:仕事に打ち込んだ1週間につき、君は〈職能〉判定結果の半分に等しい枚数の金貨を稼げる。君は商売道具の使い方、職業に必要な日々の作業のやり方、未熟な助手の監督の仕方、よくある問題の取り扱い方を知っている。君はまた自分の職業に関する問題に答えることができる。簡単な問題は難易度10であるが、より複雑な質問は15かそれ以上の難易度となる。
アクション:この技能の使用自体が何らかのアクションだということはない。1回の判定は1週間の作業を表すことが多い。
再挑戦:可能なことも不可能なこともある。収入を得るために〈職能〉技能を使う試みには、再挑戦することができない。君の判定の結果生じた1週間分の賃金は、どんな値であれ動かすことはできない(次の週の新たな収入を決めるため、1週間後に別の判定を行なうことはできる)。一方、ある特定の作業を成し遂げる試みには、通常は再挑戦することができる。