サモナー

サモナー Summoner

秘術の追及に異なるやり方を選んだ者がいる。彼らは遠方の次元界と世界の境界を飛び越え、ありとあらゆるクリーチャーの中から命令に従うものを呼び下す。サモナーという名で知られるこの秘術の実践者は、召喚者とともにいることでを高める、幻獣という特定の来訪者と緊密な絆を形作る。最終的に、サモナー幻獣は絆を結び、同じ魂の一部を共有する。

アンチェインド/Unchained:ほとんどのサモナークラス特徴は、このクラスのもとのデザインと同じである――最大の変更点は幻獣にある。アンチェインド・サモナー幻獣の副種別エンジェルデーモンプロティアンなど)を1つ選択する。これにより進化のいくつかが決定され、幻獣の一般的な態度と外観を形作る助けとする。加えて進化の中には複数の副種別基本形態と関連づいたものもあり、そのようなクリーチャーに想定される外観や能により適合した幻獣を作ることができる。最後にサモナー呪文リストは大きく変更され、いくつかの不均一を取り除いている。

属性どれでも。

ヒット・ダイスd8。

クラス技能 Class Skills

サモナークラス技能は、以下の通り:〈騎乗〉【敏】〈言語学〉【知】〈呪文学〉【知】〈職能〉【判】〈製作〉【知】〈知識:すべて〉【知】〈動物使い〉【魅】〈飛行〉【敏】〈魔法装置使用〉【魅】

レベル上昇毎の技能ポイント:2+【知力】修正値。

アンチェインド・サモナー Unchained Summoner

レベル

基本攻撃
ボーナス

頑健
セーヴ

反応
セーヴ

意志
セーヴ

特殊

1日の呪文

1レベル

2レベル

3レベル

4レベル

5レベル

6レベル

1

+0

+0

+0

+2

キャントリップ幻獣生命共有サモン・モンスターI

1

2

+1

+0

+0

+3

感覚結合

2

3

+2

+1

+1

+3

サモン・モンスターII

3

4

+3

+1

+1

+4

味方の盾

3

1

5

+3

+1

+1

+4

サモン・モンスターIII

4

2

6

+4

+2

+2

+5

創造者の呼び声

4

3

7

+5

+2

+2

+5

サモン・モンスターIV

4

3

1

8

+6/+1

+2

+2

+6

入れ替わり

4

4

2

9

+6/+1

+3

+3

+6

サモン・モンスターV

5

4

3

10

+7/+2

+3

+3

+7

顕現

5

4

3

1

11

+8/+3

+3

+3

+7

サモン・モンスターVI

5

4

4

2

12

+9/+4

+4

+4

+8

上級味方の盾

5

5

4

3

13

+9/+4

+4

+4

+8

サモン・モンスターVII

5

5

4

3

1

14

+10/+5

+4

+4

+9

生命結合

5

5

4

4

2

15

+11/+6/+1

+5

+5

+9

サモン・モンスターVIII

5

5

5

4

3

16

+12/+7/+2

+5

+5

+10

融合形態

5

5

5

4

3

1

17

+12/+7/+2

+5

+5

+10

サモン・モンスターIX

5

5

5

4

4

2

18

+13/+8/+3

+6

+6

+11

上位顕現

5

5

5

5

4

3

19

+14/+9/+4

+6

+6

+11

ゲート

5

5

5

5

5

4

20

+15/+10/+5

+6

+6

+12

幻獣の双子

5

5

5

5

5

5

アンチェインド・サモナーの呪文修得数 Unchained Summoner Spells Known

レベル

0

1

2

3

4

5

6

1

4

2

2

5

3

3

6

4

4

6

4

2

5

6

4

3

6

6

4

4

7

6

5

4

2

8

6

5

4

3

9

6

5

4

4

10

6

5

5

4

2

11

6

6

5

4

3

12

6

6

5

4

4

13

6

6

5

5

4

2

14

6

6

6

5

4

3

15

6

6

6

5

4

4

16

6

6

6

5

5

4

2

17

6

6

6

6

5

4

3

18

6

6

6

6

5

4

4

19

6

6

6

6

5

5

4

20

6

6

6

6

6

5

5

クラスの特徴

サモナークラスの特徴は以下の通り。

武器と防具の習熟サモナーは全ての単純武器軽装鎧習熟している。サモナー軽装鎧を身に着けている間、通常秘術呪文失敗確率響を受けることなく、サモナー呪文を発動することができる。他の秘術呪文使い同様、中層鎧や重装鎧を身に着けていたり、を使用していたりすると、動作要素を持つ呪文を発動する際、秘術呪文失敗確率響を受ける。他のクラスから得られた秘術呪文を発動する際には、サモナー通常秘術呪文失敗確率響を受ける。

呪文/Spells:サモナーサモナー呪文リストに記載された秘術呪文を発動する(アンチェインド・サモナーの呪文リストは、Advanced Player's guideに掲載されたものとは異なる)。サモナーはあらかじめ呪文を準備することなく、修得した呪文をどれでも発動することができる。

呪文を修得したり発動したりするには、サモナーは最低でも10+その呪文レベルに等しい【魅力】能力値を有していなければならない。サモナー呪文に対するセーヴィング・スロー難易度は10+呪文レベルサモナー【魅力】修正値である。

サモナーは1日に各レベルで定められた呪文の回数だけ、呪文を発動できる。サモナーに許された基本的な1日毎の呪文数は「表:サモナー」に示されている。加えて、サモナー【魅力】が十分に高い場合、更に1日のボーナス呪文を得る。

サモナー呪文選択には制限がある。サモナーは選択した4つの0レベル呪文と2つの1レベル呪文を修得してゲームを開始する。そして新しくサモナーレベルを得る毎に、後述の表に書かれている通りに1つ以上の新たな呪文を修得する(1日毎の呪文数と異なり、サモナー修得呪文数【魅力】能力値響を受けない。数は後述の表に記載された値で固定されている)。

5レベルに達した点および以降3サモナーレベル毎(8レベル、11レベル、以降も同様)に、サモナーは既に修得している呪文1つと交換して新しい呪文を修得できる。すなわち、サモナーは古い呪文を1つ“失い”、代わりに新しい呪文を1つ修得する。新しい呪文レベルは交換した呪文と同じレベルでなければならず、その呪文レベルサモナーの発動可能な最も高いサモナー呪文よりも少なくとも1レベル下でなければならない。呪文の入れ替えは、規定のレベルに達する毎に1つだけであり、呪文を交換するかどうかの選択はそのレベルで新しい修得呪文を得るタイミングと同でなければならない。

サモナーはあらかじめ呪文を準備する必要がない。レベル毎に決められた1日の呪文数を使い切らない限り、サモナーはいつでも自分が修得している呪文からどれでも発動することができる。

キャントリップ/Cantrips:サモナーは上記の表のに書かれている数のキャントリップ(0レベル呪文)を修得する。これらの呪文はほかの呪文と同様に発動できるが、1日に好きな数だけ発動できる。(呪文修正特技の適用など)他の呪文スロットを使用して準備されたキャントリップは、通常通り消費される。

幻獣/Eidolon:サモナー幻獣と呼ばれる強来訪者を傍らに招来する能を持ってゲームを開始する。幻獣サモナーとつながりを形成し、サモナーは以降永遠に同じクリーチャー顕現招来する。幻獣はそれぞれ最初に招来したときに選択した副種別を1つ持つ。副種別はその起源と多くの能を決定する。幻獣属性招来したサモナー属性と1段階以内のものでなければならない(そのため、中立にして善サモナー中立秩序にして善混沌にして善幻獣招来することができる)。幻獣サモナー言語をすべて話すことができる。幻獣招来されたクリーチャーとして扱うが、幻獣は負のヒット・ポイント【耐久力】能力値以上になるまで出身次元界に送還されない。加えて、幻獣サモナーと結びついているため、プロテクション・フロム・イーヴルやそれに類似する、招来されたクリーチャーからの接触を妨げる効果に護られたクリーチャー接触攻撃できる。

サモナーは1分間の儀式を執り行なうことで幻獣招来できる。その方法で招来されたときの幻獣ヒット・ポイントは以前招来されたときの最後の瞬間と変わらない。これの唯一の外は幻獣が殺されたで、その場合通常ヒット・ポイントの半分を持って帰還する。幻獣自然治癒しない。幻獣サモナーが(標準アクションで)送還するまで存在する。幻獣によって出身次元界に送還された場合、その日の間は再び呼び出すことはできない。幻獣ディスペル・マジックなどの段によって出身次元界に送還されることはないが、ディスミサルバニッシュメントなどのような呪文通常通りに働く。サモナー気絶状態になるか、眠るか、あるいは殺された場合、彼の幻獣は即座に放逐される。

幻獣サモナーの願望に沿った姿を取る。幻獣ヒット・ダイスセーヴィング・スロー技能、特技、そして能力値サモナークラス・レベルに従って決定され、サモナーレベルを得るに従って上昇する。加えて、それぞれの幻獣サモナークラス・レベルに基づいて、その幻獣ごとに異なる能を与えるために使用できる進化ポイントのプールを獲得する。サモナーが新たなレベルを得るは常に、サモナーはこれらのポイントをどのように消費し、次のサモナーレベルを得るまでの間どのような能固定させておくか決定しなければならない。

幻獣の身体的な外見サモナーの任意なものとなるが、常に副種別に適切な、ある幻想的なクリーチャーとして現れる。この方法で幻獣を特定の生物のように見せることはできない。招来されている間、幻獣は輝くルーンを帯びる。このルーンサモナーの額に現れる固有のルーンと同様である。このルーンを物理的な段によって隠すことはできるが、オルター・セルフポリモーフなどの外見を変える魔法によって隠すことはできない(しかしインヴィジビリティは、呪文持続時間ルーンを隠す)。

生命共有(超常)/Life Link:1レベル点で、サモナー幻獣と緊密な絆を形成する。幻獣が自分を出身次元界に送還するほどのダメージを受けた、そのダメージ反応して、サモナーアクションを用いることなく任意のヒット・ポイントを消費することができる。この方法で消費したヒット・ポイント1につき、幻獣が受けるダメージを1ポイント減少させる。これにより幻獣出身次元界へ送還されることを阻止することができる。

加えて、幻獣が全を発揮するには幻獣サモナーが100フィート以内にいなければならない。幻獣サモナーから100フィートより遠いが1,000フィート以内にいる場合、最大ヒット・ポイントと現在ヒット・ポイントは50%だけ減少する。幻獣サモナーから1,000フィートより遠いが10,000フィート以内にいる場合、最大ヒット・ポイントと現在ヒット・ポイントは75%だけ減少する。幻獣サモナーから10,000フィートより離れた場合、幻獣は即座に出身次元界に送還される。幻獣サモナーに近づいてもこのようにして失われた現在ヒット・ポイント回復しないが、最大ヒット・ポイントは標準に戻る。

サモン・モンスターI(擬呪)Summon Monster I1レベル点で、サモナーは1日に3+【魅力】修正値に等しい回数、擬似呪文能力としてサモン・モンスターIを発動できるようになる。この能を引き出すのはサモナー幻獣を使用するのと同じを使用する。つまり、サモナー幻獣招来されていないしかこの能を使用できない。彼は標準アクションとしてこの能を使用し、そのクリーチャーは(レベル毎に1ラウンドではなく)レベル毎に1分持続する。3レベル点および以降2レベル毎に、この能は1呪文レベルずつ上昇し、サモナーはより強クリーチャー招来できるようになる(最大で17レベルの点のサモン・モンスターIXまで)。19レベルの点で、この能ゲートあるいはサモン・モンスターIXとして使用できるようになる。ゲートとして使用した場合、サモナーは必要な物質要素を消費しなければならない。サモナーはこの方法で複数のサモン・モンスターIゲートを同起動状態にすることはできない。この能が再び使用された場合、直前に使用していたサモン・モンスターIあるいはゲートは即座に終了する。これらの招来呪文呪文解放型呪文完成型のアイテムを使用する的において、呪文リストの一部に含まれているものとして扱う。加えて、この能を使用し要求された呪文を発動できる限り、彼はこの能の使用数を消費することで作成する魔法のアイテムの作成条件を満たすことができる。

感覚結合(超常)/Bond Senses:2レベル点で、サモナー標準アクションで、幻獣感覚――視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚――を共有することができるようになる。この能は1日にサモナーレベル毎に1ラウンドまで使用できる。この効果に有効距離はないが、サモナー幻獣は同じ次元界にいなければならない。サモナーはこの効果フリー・アクションで終了することができる。

味方の盾(変則)/Shield Ally:4レベル点で、サモナー幻獣間合い内にいる間、サモナーアーマー・クラスに+2の盾ボーナスと、セーヴィング・スローに+2の状況ボーナスを得る。このボーナス幻獣組みつき状態無防備状態麻痺状態朦朧状態気絶状態には失われる。

創造者の呼び声(超常)/Maker's Call:6レベル点で、サモナー標準アクション幻獣を傍らに呼び寄せられるようになる。これはサモナー術者レベルを用いたディメンジョン・ドアと同様に機能する。この能が使用されると、幻獣サモナーに隣接する場所(隣接するマスがすべて埋まっていた場合、最もサモナーに近い場所)に出現する。幻獣が有効距離外にいた場合、この能は無駄になってしまう。この能6レベル点で1日に1回使用でき、以降4レベル毎に追加で1回ずつ使用できる。

入れ替わり(超常)/Transposition:8レベル点で、サモナー創造者の呼び声を使用して、自分の幻獣場所を入れ替えられるようになる。幻獣サモナーより大きかった場合、サモナー幻獣が占めていた場所のうちの好きな場所移動できる。幻獣は可能であればサモナーがいた場所を含む点に移動し、それができない場合可能な限り近くに移動する。

顕現(超常)/Aspect:10レベル点で、サモナー自身幻獣の持つ進化プールから2ポイントまで消費して、自分に1つ以上の進化を与えられるようになる。サモナー幻獣が得ていない進化を選ぶことはできず、自身もその条件を満たしていなければならない(副種別前提条件外で、幻獣の副種別前提条件を満たしていればよい)。この能能力値上昇進化を選択することはできない。この方法で消費した進化ポイント幻獣進化プールを消費する(幻獣進化ポイントの合計が減少する)。サモナー幻獣進化を変更するとき、同にこれらのポイントから受ける自身進化を変更できる。

上級味方の盾(超常)/Greater Shield Ally:12レベルの点で、幻獣間合い内に味方がいるとき、その味方はアーマー・クラスに+2の盾ボーナスと、セーヴィング・スローに+2の状況ボーナスを得る。間合いにいるその味方がサモナー自身の場合、ボーナスは+4に上昇する。幻獣組みつき状態無防備状態麻痺状態朦朧状態気絶状態の場合、このボーナスは失われる。

生命結合(超常)/Life Bond:14レベルの点で、サモナーの命は幻獣の命と繋がるようになる。幻獣ヒット・ポイントが1以上ある間、サモナーは危害から守られる。サモナーヒット・ポイントを0未満にするようなダメージは代わりに幻獣に移し替えられる。このダメージは1回に1ポイント単位で移し替えられ、つまり幻獣の負のヒット・ポイント【耐久力】能力値と等しくなると同に、残りすべての超過ダメージサモナーに残る。をもたらすがダメージを与えない効果は、この能効果を受けない。この能インプリズンメントフレッシュ・トゥ・ストーンベイルフル・ポリモーフなど、ダメージを与えない呪文には効果がない。

融合形態(超常)/Merge Forms:16レベルの点で、全ラウンド・アクションとして、サモナーは自分の幻獣接触して融合した姿になることができる。サモナー装備しているすべての物品も同に変化する。この方法で融合している間、サモナーは害から護られ、呪文効果目標にならない。そのときサモナー目標としていたすべての呪文効果サモナー幻獣から分離するまで抑止される(が、持続時間は経過し続ける)。

サモナー幻獣の中にいる間も、その発動時間の間に幻獣の制御権をにすることで呪文を発動できる。それらの呪文に使用される物質要素サモナー装備品の中から消費される。しかし彼らはそれ以外の装備品には干渉できない。融合している間サモナー幻獣のすべてのアクションを指定し、幻獣感覚を通して知覚し、幻獣の声を使って話すことができる。

サモナーはこの能を、1日にそのサモナーレベルに等しいラウンド使用できる。この能はいつでも即行アクションで終了することができる。サモナーは可能であれば、幻獣に隣接するマスへと分離する。サモナーが融合している間に幻獣出身次元界に送還された場合、サモナーは即座に排出され、4d6ポイントのダメージを受け、1ラウンドの間朦朧状態となる。

上位顕現(超常)/Greater Aspect:18レベルの点で、サモナーは自分の幻獣進化をより自らのものとすることができる。この能顕現と同様に機能するが、進化ポイントを最大で6ポイントまで消費することができる。顕現と異なり、サモナーに分けられた進化ポイント2ポイント(あるいはポイントの端数)につき、幻獣進化プールから1ポイントを失う。

幻獣の双子(超常)/Twin Eidolon:20レベル点で、サモナー幻獣は真の結びつきを得る。標準アクションとしてサモナー幻獣に変化し、すべての進化、形態、能力値を複製できる。サモナー【筋力】【敏捷力】【耐久力】幻獣基本値と同じとなる。サモナーは(ポリモーフ)の副系統を持つ呪文と同様に、自分の運搬する全ての装備を新しい形態に溶け込ませることができる。持続した効果をもたらすアイテムは、この方法で溶け込んでいる間も機能し続ける。サモナー自身肉体攻撃と(ボーナス特技技能言語を除く)すべての種族特性を失い、幻獣進化によって与えられた能を得る。サモナー自身クラス特徴をすべて保持する。サモナーは1日にサモナーレベルにつき1分間この形態に変化することができる。この時間は連続している必要はないが、1分間単位で消費しなければならない。サモナーフリー・アクションでこの効果を終了することができる。

アンチェインド・サモナーの呪文リスト Unchained Summoner Spell List

サモナーは以下の呪文を使用することができる。キャラクターのすべての種類が使用できるクラスではないため、Pathfinder Roleplaying Game:Advanced Race GuidePathfinder Roleplaying Game:Monster CodexPathfinder Roleplaying Game:Mythic Adventures呪文はリストに含まれていない。これらの呪文はそれぞれの本に指定されたレベルで発動される。

0レベル・サモナー呪文アーケイン・マークアシッド・スプラッシュオープン/クローズガイダンスデイズディテクト・マジックメイジ・ハンドメッセージメンディングライトリード・マジックレジスタンス

1レベル・サモナー呪文アイシクル・ダガーアイデンティファイアラームアンシーン・サーヴァントアント・ホールアンフェターヴェントリロキズムエクスペディシャス・リトリートエンデュア・エレメンツエンラージ・パースンオブスキュアリング・ミストグリースグルー・シールコローシヴ・タッチコンペル・ホスティリティサモン・マイナー・モンスターサモン・モンスターIシールドジャンプジュリーリグデイズ・モンスターフェザー・フォールブラード・ムーヴメントプロテクション・フロム・イーヴル/グッド/ケイオス/ローマウントマジック・ファングマジック・マウスメイジ・アーマーライフ・コンジットレッサー・リジューヴェネイト・アイドーロンリデュース・パースンレイ・オヴ・シックニングロング・アーム

2レベル・サモナー呪文アウルズ・ウィズダムコミュナル・アント・ホールイーグルズ・スプレンダーインヴィジビリティウィップ・オヴ・スパイダーズウェブ・シェルターウォーディング・ウェポンレッサー・エヴォリューション・サージオルター・セルフキャッツ・グレイスクッショニング・バンズグライドクリエイト・ピットグリッターダストサモン・アイドーロンサモン・スウォームサモン・モンスターIIシー・インヴィジビリティスパイダー・クライムタイム・シャダーツイステッド・スペースディテクト・ソウツバークスキンファントム・スティードフォクセス・カニングフォッグ・クラウドブラーブラッド・アーマーブルズ・ストレンクスプロテクション・フロム・アローズコミュナル・プロテクション・フロム・イーヴル/グッド/ケイオス/ローベアズ・エンデュアランスコミュナル・マウントミスディレクションレヴィテートレジスト・エナジーレッサー・レストア・アイドーロン

3レベル・サモナー呪文アクアス・オーブアブレーティヴ・バリアーインヴィジビリティ・スフィアーウィンド・ウォールウォーター・ブリージングエヴォリューション・サージコントロール・サモンド・クリーチャーサモン・モンスターIVシーク・ソウツシールド・コンパニオンスティンキング・クラウドスパイクト・ピットコミュナル・スパイダー・クライムスロータンズディスプレイスメントディスペル・マジックデヴォリューションノンディテクションヒロイズムコミュナル・ファントム・スティードフライコミュナル・プロテクション・フロム・アローズプロテクション・フロム・エナジーヘイストペレット・ブラストマイナー・クリエイションマジック・サークル・アゲンスト・イーヴル/グッド/ケイオス/ローグレーター・マジック・ファングマッド・モンキーズマリオネット・ポゼッションインプルーヴド・ライフ・コンジットリジューヴェネイト・アイドーロンレイジレイン・オヴ・フロッグスコミュナル・レジスト・エナジーレストア・アイドーロン

4レベル・サモナー呪文アガナイズアシッド・ピットアジャスタブル・ポリモーフグレーター・インヴィジビリティヴィトリオリック・ミストウォール・オヴ・アイスウォール・オヴ・ファイアーグレーター・エヴォリューション・サージマス・エンラージ・パースンオブシディアン・フロークリーピング・アイスサモナー・コンジットサモン・モンスターVストーンスキンソリッド・フォッグコミュナル・タンズチャーム・モンスターマス・デイズディメンジョナル・アンカーディメンジョン・ドアトランスモグリファイピュアリファイド・コーリングファイアー・シールドブラック・テンタクルズコミュナル・プロテクション・フロム・エナジーメジャー・クリエイションマス・リデュース・パースンロケート・クリーチャー

5レベル・サモナー呪文インセクト・プレイグウィップ・オヴ・センチピーズウォール・オヴ・ストーンオーヴァーランド・フライトカンジュア・ブラック・プディングクラウドキルコンタクト・アザー・プレインサモン・モンスターVIコミュナル・ストーンスキンセンディンググレーター・ディスペル・マジックディスミサルテレポートハングリー・ピットプレイナー・アダプテイションレッサー・プレイナー・バインディングベイルフル・ポリモーフホールド・モンスターホスタイル・ジャクスタポジションマジック・ジャーメイジズ・フェイスフル・ハウンドグレーター・ライフ・コンジットリース・オヴ・ブレーズグレーター・リジューヴェネイト・アイドーロン

6レベル・サモナー呪文アイス・クリスタル・テレポートマス・アウルズ・ウィズダムアシッド・フォッグイーグル・エアリーマス・イーグルズ・スプレンダーイセリアル・ジョーントマス・インヴィジビリティウィップ・オヴ・アンツウォール・オヴ・アイアンマス・キャッツ・グレイスクリーピング・ドゥームレッサー・クリエイト・デミプレインサモン・モンスターVIIシクウェスタースペル・ターニングタール・プールディメンジョナル・バウンスグレーター・テレポートトゥルー・シーイングバニッシュメントグレーター・ヒロイズムマス・フォクセス・カニングマス・ブルズ・ストレンクスマス・プレイナー・アダプテイションプレイナー・バインディングプレイン・シフトマス・ベアズ・エンデュアランスリパルション

幻獣 Eidolons

幻獣の能サモナーレベル進化プールを用いて行われる選択によって決定される。表:幻獣の基本データに、幻獣の基本データの多くが示されている。幻獣それぞれは基本データを修正する基本形態を持つ。呪文効果を受けるか決定する際、幻獣来訪者として扱う。

クラス・レベルキャラクターのサモナーレベル

ヒット・ダイス幻獣の持つd10のヒット・ダイスの数。それぞれに通常通り【耐久力】修正値が適用される。

基本攻撃ボーナス幻獣基本攻撃ボーナス幻獣基本攻撃ボーナスヒット・ダイスに等しい。肉体武器を使用する際、幻獣は高い基本攻撃ボーナスによる追加攻撃を獲得しない。

良好なセーヴと劣悪なセーヴ幻獣セーヴィング・スロー基本ボーナス幻獣はその基本形態によって決定される、良好なセーヴィング・スローを2つと劣セーヴィング・スローを1つ持つ。

技能幻獣の合計技能ランク幻獣は任意の技能技能ランクを割り振ることができるが、それらの技能を使用するには適切な付属肢がなければならない。基本値より高い【知力】を持つ幻獣は、合計値を通常通り変更する(幻獣ヒット・ダイス毎に6+【知力】修正値に等しい技能ランクを得る)。幻獣ヒット・ダイスより高いランクを1つの技能に割り振ることができない。サモナーが新しいレベルを得て幻獣進化が変更されたとしても、一度選択した技能ランクを変更することはできない。

特技幻獣が修得する特技の総数。幻獣前提条件を満たす特技を何でも選択できるが、特技を使用するために適切な付属肢がなければならない。サモナーが新しいレベルを得て幻獣進化が変更されたとしても、一度選択した特技を変更することはできない。進化が変更された結果幻獣特技前提条件を満たせなくなった場合、幻獣が再びその特技前提条件を満たすまで、その特技は一切の効果を持たない。

防御ボーナスここに記載された値は幻獣基本合計鎧ボーナスである。このボーナスサモナーの決定に従い、鎧ボーナス外皮ボーナスに分割することができる。この値は幻獣基本形態進化プールを用いて行う選択肢によって変化する。防具幻獣サモナーとのつながりを妨げるため、幻獣はいかなる防具を身に着けることもできない。

【筋】【敏】ボーナス幻獣【筋力】【敏捷力】にこの修正値を加える。この値は基本形態によって決定される。幻獣進化プールで行える選択の中には、これらの能力値を変更できるものもある。

進化プール/Evolution Pool:本列に記載された値は、幻獣進化プールの合計値である。進化プールのポイントは新しい能攻撃幻獣に加えることになる、非常に多様性を持つ変更や強化に消費される。サモナーレベルを得るたび、このプールのポイントは増加し、サモナー幻獣の能を変化させるためにポイントを消費することができる。この選択は固定のものではない――サモナーレベルを得る(およびトランスモグリファイ呪文を発動する)たびにこれらを変更することができる。

最大攻撃回数/Max. Attacks:ここはレベル毎に行える幻獣の最大の攻撃回数を示している。幻獣が最大値に達したなら、追加の攻撃を与える進化を獲得することはできない。高い基本攻撃ボーナスによる追加攻撃を含む、武器による攻撃もこの最大値に数えられる。

特殊成長に応じて全ての幻獣が獲得する能を示す(後述の表を参照)。これらのボーナスをそれぞれ以下に説明する。

暗視(変則)/Darkvision:幻獣距離60フィートの暗視を持つ。

リンク(変則)/Link:サモナー幻獣精神的なつながりを持ち、(同じ次元界にいる限り)距離にかかわらず意思疎通を行うことができる。この意思疎通はフリー・アクションであり、サモナーはいつでも幻獣に指示をすることができる。また、魔法のアイテムサモナー幻獣とのつながりを阻害する。そのため、サモナー幻獣魔法のアイテム・スロットを共有する。えば、サモナー指輪を1つ身に着けている場合、幻獣は1つしか指輪を身に着けることができない。衝突が起きた場合、サモナーが身に着けたアイテムは効果を発揮し続け、幻獣が身に着けたものは効果を失う。魔法のアイテムを使用するには、幻獣は適切な付属肢を持っていなければならない。

呪文共有(変則)/Share Spells:サモナーは「目標:術者」の呪文を(距離接触呪文として)自分ではなく幻獣に発動することができる。その呪文幻獣種別来訪者)に通常なら効果を発揮しない呪文であっても、幻獣呪文を発動することができる。この方法で発動した呪文サモナー呪文リストから発動されたものでなければならない。この能を用いても、呪文のように機能する能であっても呪文でない能幻獣と共有することはできない。

身かわし(変則)/Evasion:幻獣通常なら反応セーヴに成功すれば半分のダメージしか受けない攻撃目標になった場合、セーヴィング・スローに成功すれば一切のダメージを受けない。

能力値上昇(変則)/Ability Score Increase:幻獣能力値1つに1を加える。

忠誠(変則)/Devotion:幻獣心術呪文心術効果に対する意志セーヴに、+4の士気ボーナスを得る。

複数回攻撃/Multiattack:3つ以上の肉体攻撃を持ち、既に《複数回攻撃》特技を有していないなら、ボーナス特技として《複数回攻撃》を得る。3つ以上の肉体攻撃を有していない(あるいは攻撃回数が3回未満に減少した)場合、幻獣肉体武器の1つを用いて二回攻撃を得るが、その攻撃には-5のペナルティが付く。その後幻獣が3回以上の肉体攻撃を獲得したなら、この追加攻撃は失われ、《複数回攻撃》を得る。

身かわし強化(変則)/Improved Evasion:幻獣通常なら反応セーヴに成功すれば半分のダメージしか受けない攻撃目標になった場合、セーヴィング・スローに成功すれば一切のダメージを受けない上、失敗しても半分しかダメージを受けない。

幻獣の技能 Eidolon Skills

幻獣クラス技能は以下の通り:〈隠密〉【敏】〈真意看破〉【判】〈製作〉【知】〈知覚〉【判】〈知識:次元界〉【知】〈はったり〉【魅】。加えて、1レベル点で、サモナーは自分の幻獣クラス技能として4つを追加で選択することができる。飛行移動速度を持つ幻獣自動的に〈飛行〉【敏】クラス技能として得ることに注意。これはレベルが上昇するまで飛行移動速度を持たない場合でも獲得する。

幻獣の基本データ Eidolon Base Statistics

クラス・レベル

ヒット・ダイス

基本攻撃ボーナス

良好なセーヴ

セーヴ

技能

特技

防御ボーナス

【筋】【敏】ボーナス

進化プール

最大攻撃回数

特殊

1

1

+1

+2

+0

4

1

+0

+0

1

3

暗視リンク呪文共有

2

2

+2

+3

+0

8

1

+2

+1

2

3

身かわし

3

3

+3

+3

+1

12

2

+2

+1

3

3

4

3

+3

+3

+1

12

2

+2

+1

3

4

5

4

+4

+4

+1

16

2

+4

+2

4

4

能力値上昇

6

5

+5

+4

+1

20

3

+4

+2

5

4

忠誠

7

6

+6

+5

+2

24

3

+6

+3

6

4

8

6

+6

+5

+2

24

3

+6

+3

6

4

9

7

+7

+5

+2

28

4

+6

+3

7

5

複数回攻撃

10

8

+8

+6

+2

32

4

+8

+4

8

5

能力値上昇

11

9

+9

+6

+3

36

5

+8

+4

9

5

12

9

+9

+6

+3

36

5

+10

+5

9

5

13

10

+10

+7

+3

40

5

+10

+5

10

5

14

11

+11

+7

+3

44

6

+10

+5

11

6

身かわし強化

15

12

+12

+8

+4

48

6

+12

+6

12

6

能力値上昇

16

12

+12

+8

+4

48

6

+12

+6

12

6

17

13

+13

+8

+4

52

7

+14

+7

13

6

18

14

+14

+9

+4

56

7

+14

+7

14

6

19

15

+15

+9

+5

60

8

+14

+7

15

7

20

15

+15

+9

+5

60

8

+16

+8

15

7

幻獣と属性 Eidolons and Alignment

通常サモナー戦闘中であっても、合言葉やリンクにより幻獣の行動を制御する。しかしだからといって、幻獣は疑問もなく命令に従う操り人形というわけではない。価値観や属性に相反する行為(GMが決定する)を幻獣が拒むことは知られており、そのような行為についてサモナーをすぐにたしなめる。加えて、サモナー属性幻獣から一段階より離れるような属性変化の原因となる行為をする場合には、幻獣サモナーの呼び出しを拒む(それでもサモナーサモン・モンスタークラス特徴を使用することができる)。サモナーがどうにかして属性をもとに戻せば、幻獣は再びサモナーの支配下に返ってくる。

幻獣の副種別 Eidolon Subtypes

最初に幻獣を呼び出す際、サモナー幻獣の副種別を決定しなければならない。サモナーの副種別はその基本データと能、おおよその外観と主題を決定する。また、副種別進化プールを用いて幻獣にどの進化を選択できるかも決定する。一度副種別を選択すると、以降変更できない。

サモナーレベルを得ると、幻獣は副種別に応じて特別な進化を得る。以降のそれぞれの副種別の項に、その情報が示されている。

名称幻獣の副種別の名前。幻獣はこの名称の副種別を獲得するが、特記ない限り、その副種別が持つ特徴、能弱点を一切獲得しない。

説明:この副種別を持つ幻獣基本的な概要。外観や個性の一般的なガイドラインも記載されている。

属性幻獣はこの属性クリーチャーである。属性混沌秩序のいずれかならば、幻獣はその属性の副種別を持つ。

基本形態ある副種別幻獣の中には、基本形態の選択肢に制限がある者もいる。この制限は本項に記載されている。ここに記載された進化自動的に獲得され、幻獣進化プールからポイントを消費する必要はない。

基本進化この副種別を持つ幻獣全てが獲得する基本進化サモナーレベルを得る際に得られる進化が本項に示されている。これらの進化自動的に獲得し、幻獣進化プールからポイントを支払う必要はない。いくつかの場合、特定の副種別幻獣進化ではない能を得ることもある。特記ない限り、このような能モンスターの共通ルールに記載されたとおりに機能する。

アガシオン Agathion

外方次元界の忍耐強く悟りを開いた使者アガシオン幻獣を打ち負かしなるものを守る方法を探している。アガシオン幻獣は複数のクリーチャーの寄せ集めではなく、常に動物1体ないしクリーチャー1体の姿を持つ。幻獣サモナーの型破りなやり方やの道から外れた行いにも我慢するが、邪な結末のために自分のが用いられることを良しとしない。アガシオン幻獣サモナーがその悟りに導かれる方法を探し求める。

属性中立にして善

基本形態四足獣噛みつき四肢脚部×2])または人型四肢脚部]、四肢腕部]、)。

基本進化

アザータ Azata

アザータ幻獣エリュシオンの奔放なと気高い感情を体現しており、荒々しくもしい要素を備える。彼らはエルフフェイを連想させるしなやかな姿を取ることが多いが、リレンドのようにを持つ姿で現れることもある。アザータ幻獣は気まぐれで独立意識を持ち、しばしばを倒す方法や楽しみ方について自分の考えを持つ。そのため、サモナーが不快な行為や非道な行為を行うよう命令した場合、アザータ幻獣は行動しないこともあり得る。その一方で、サモナーと考えが一致するアザータ幻獣は情熱的で忠実な仲間となる。

属性混沌にして善

基本形態蛇体尾の打撃四肢腕部])または人型四肢脚部]、四肢腕部])。

基本進化

アルコン Archon

ヘヴンから招来されたアルコン幻獣正義の体現者である。彼らはしばしば、筋隆々としているがしなやかな動きをする、強くしなやかな姿で現れる。アルコン幻獣は最終的に的を志向し、その誓いや理想を打ち壊そうとするものにほとんど寛容を示さない――それは喚び出したサモナーに対しても同様である。の増長を止め、無辜のものを守るためにすることであれば、アルコンは何であれそれをなすだろう。

属性秩序にして善

基本形態人型四肢腕部]、四肢脚部]、叩きつけ)。

基本進化

イネヴァタブル Inevitable

無慈悲で絶え間なく自然の法の破壊者混沌イネヴァタブルは、秩序サモナーにとっては想こそ乏しいものの忠実な相である。イネヴァタブル幻獣に持つサモナー通常アクシアマイトと仲が良い。というのも、彼らはイネヴァタブルを鋳造し修正する法に関する知識を共有しているからだ。イネヴァタブル幻獣は機械じかけの人造と理想化された人型生物の姿を混ぜ合わせた形で現れる。

属性秩序にして中立

基本形態人型四肢脚部]、四肢腕部]、叩きつけ)。

基本進化

エレメンタル Elemental

4つの元素界の1つから引き出されたこれらの幻獣は、4つの元素)の内1つとつながっている。通常エレメンタル幻獣は1種類元素だけで構成されたクリーチャーだが、いくらか多様性がある。エレメンタル幻獣は自分の視点や行為を明らかに控える。彼らはできる限り均衡を保つよう、他人との衝突を避けようとする。唯一の外は互いに憎み合う、対立する元素使いと出会ったときである。

属性真なる中立

基本形態四足獣噛みつき四肢脚部×2])、蛇体尾の打撃外皮強化噛みつき間合い噛みつき])、または人型四肢脚部]、四肢腕部]、叩きつけ)。

基本進化エレメンタル幻獣基本進化は、総じて選択した元素に従って決定される。エレメンタル幻獣を最初に招来した際、サモナーアース・エレメンタルウォーター・エレメンタルエア・エレメンタルファイアー・エレメンタルから1つを選択しなければならない。一度選択すると、以後変更できない。幻獣は以下の進化と能を得る。これらはその元素によって様々である。

エンジェル Angel

高位の次元界で生まれたエンジェル幻獣は、この上ない貌を備えたクリーチャーだ。彼らは通常理想化された人型生物の姿をとり、なめらかな肌と輝く髪、キラキラした瞳を持つ。エンジェル幻獣は非常に高潔信頼でき、駆け引きもうまい。しかしの軍勢と相対した際には衝突を尻込みすることはない。

属性いずれかの

基本形態人型四肢脚部]、四肢腕部]、叩きつけ)。

基本進化

サイコポンプ Psychopomp

サイコポンプ執事にして年代記編者、そしてするすべてのものの案内人である。彼らは公平だが忠実な幻獣となる。定命のものの世界を取り扱う際、サイコポンプ幻獣はほとんどいつも仮面を身に着ける。彼らはダイモンアンデッドその他魂の転生を妨げる存在との取引を行うサモナーを許しはしない。しかしそれ以外については、サモナーの行いのほとんどに寛容である。サモナーぬと、サイコポンプ幻獣サモナー後の世界へと個人的に案内し、サモナーが裁かれるが来ると証人として振る舞う。

属性真なる中立

基本形態四足獣噛みつき四肢脚部×2])、蛇体尾の打撃噛みつき引き寄せ噛みつき]、間合い噛みつき])、または人型四肢脚部]、四肢腕部]、叩きつけ)。

基本進化

ダイモン Daemon

ダイモン幻獣は恐るべき使者であり、全てのものを徹底的に殲滅したいと願っている。彼らは体現する種類に応じて様々な姿を取る。ダイモン幻獣は有名なダイモンのほとんどよりもずっとあやふやなの類いを体現することもある。ダイモン幻獣は様々なやり方でと悲劇を撒き散らしたいと願っている。ほとんどのものは大局的なものの見方をすることができ、中立サモナー従順に従うことさえある。生命を終わらせることは冒険者の仕事の中ではありふれたものだ。そのためサモナーに付き従うことで、ダイモン幻獣は自分の暗く不可解な的のために定命のものの魂を集める多くの機会を得られるというわけだ。

属性中立にして悪

基本形態四足獣噛みつき四肢脚部×2])、蛇体噛みつき間合い噛みつき]、間合い])、または人型四肢脚部]、四肢腕部]、)。

基本進化

ディヴ Div

憎しみと恨みで作られたディヴ幻獣は、しく楽しいもの全てを奪い破壊する術を探す。ディヴ幻獣は定命の主を持つことをとりわけ不快に感じ、サモナー苦痛と損害に満たされるよう模索する。ディヴ幻獣それぞれは自分が従わなければならない固有の衝動――通常ドルが持つ秘密への妄執に似たもの――を持ち、この衝動によってこの幻獣サモナーの提供する何かに対し自分の忠義を売り渡す。ディヴサモナー幻獣の衝動を使ってこの幻獣を捕らえ、操る。まだディヴ幻獣は完全に受け入れたわけでは全くなく、自分の主が持つ最も大切なものを堕落させる方法を計画し続けている。

属性中立にして悪

基本形態人型四肢脚部]、四肢腕部]、)。

基本進化

デヴィル Devil

デヴィル幻獣は人を堕落させ、誘惑し、略奪する。彼らはしばしばサモナー従順に、役に立つように尽くすが、それは全て、サモナーの魂をヘルの深淵に堕とそうとする長期的な試みによるものだ。デヴィルの中には極めて異常な姿をとるものもいるが、デヴィル幻獣は化け物じみた姿よりも簡単にサモナーと素晴らしい人間関係を築ける――その結果堕落させられる――伝統的な人型を取る。

属性秩序にして悪

基本形態人型四肢脚部]、四肢腕部]、)。

基本進化

デーモン Demon

物体に与えられた破壊そのものであるデーモン幻獣アビスの魂エネルギーのごった煮から作られているため、そのサモナーは一流のデーモン覚めさせる魔法的改竄に関連しているのだと推測する学者もいる。デーモン幻獣破壊と犠牲者を害することを楽しみ、そのような行いであれば疑念を持たずサモナーの指示に従い、自分の作り出した惨事に喜びを抱く。デーモン幻獣にとって、段は結果を正当化する。

属性混沌にして悪

基本形態四足獣噛みつき四肢脚部×2])、蛇体尾の打撃噛みつきダメージ強化噛みつき]、間合い噛みつき])、または人型四肢脚部]、四肢腕部]、)。

基本進化

プロティアン Protean

プロティアンは純粋な混沌から生まれたに似た存在であり、現実を改変する方法を探している。プロティアン幻獣は自分の姿を再構成し、トランスモグリファイ呪文を気軽に使用する創造的なサモナーを高く評価する。プロティアン幻獣サモナーのためであればどんな的のために働くことも幸せに感じる。しかし彼らは従者ではなく相互利益的な関係を持つのだと、サモナーにすぐに気付かせる。

属性混沌にして中立

基本形態蛇体尾の打撃噛みつきつかみ尾の打撃])。

基本進化

基本形態 Base Forms

幻獣はそれぞれ、3つある基本形態の1つを持つ。基本形態は初期のサイズ移動速度アーマー・クラス攻撃能力値を決定する。肉体攻撃は全て、特記無い限り(二次的攻撃という記載がある場合など)幻獣基本攻撃ボーナスをそのまま用いる。幻獣攻撃によるダメージ・ロールには【筋力】修正値が加算される。ただし幻獣肉体攻撃を1つしか持たない場合、幻獣【筋力】修正値の1.5倍が加算される。

別の選択肢として、どの基本形態を選択しても、小型幻獣作成することができる。幻獣小型の場合、【敏捷力】に+2のボーナスを得る。また、【筋力】に-4のペナルティを、【耐久力】に-2のペナルティを受ける。さらに、アーマー・クラス攻撃ロールに+1のサイズボーナスを、戦技判定戦技防御値に-1のペナルティを、〈飛行〉判定に+2のボーナスを、〈隠密〉判定に+4のボーナスを得る。全ての攻撃によるダメージは1段階減少する(えば、1d6は1d4に、1d4は1d3になる)。この選択を行った場合、サモナー幻獣進化プールを変更するタイミングで幻獣中型にすることができる(このとき、小型であることに夜修正を失うことになる)。同様に、サモナー幻獣進化プールを変更するタイミングで中型幻獣小型にすることができる。

四足獣 Quadruped

初期能力サイズ 中型移動速度 40フィート; アーマー・クラス +2外皮; セーヴ 頑健(良好)、反応(良好)、意志(劣); 攻撃 噛みつき(1d6); 能力値 【筋】14、【敏】14、【耐】13、【知】7、【判】10、【魅】11。

蛇体 Serpentine

初期能力サイズ 中型移動速度 20フィート、登攀20フィート; アーマー・クラス +2外皮; セーヴ 頑健(劣)、反応(良好)、意志(良好); 攻撃 噛みつき(1d6)、尾の打撃(1d6); 能力値 【筋】12、【敏】16、【耐】13、【知】7、【判】10、【魅】11。

人型 Biped

初期能力サイズ 中型移動速度 30フィート; アーマー・クラス +2外皮; セーヴ 頑健(良好)、反応(劣)、意志(良好); 攻撃 (×2)(1d4); 能力値 【筋】16、【敏】12、【耐】13、【知】7、【判】10、【魅】11。

進化 Evolutions

幻獣はそれぞれ進化ポイントを何点か獲得する。このポイントを消費することで、幻獣は新しい能その他の改点を得ることができる。これらの能進化と呼ばれ、サモナーが新しいレベルを得るたびに変更することができるが、それ以外のには固定となる。選択するために幻獣が特定の基本形態である必要があったり、サモナーが特定のレベルに達していなければならない進化もある。幻獣が追加の肉体攻撃を獲得する進化もいくつかある。主要攻撃と記載された肉体攻撃幻獣基本攻撃ボーナスを用い、ダメージ・ロールに幻獣【筋力】修正値を加える。二次的攻撃と記載された肉体攻撃幻獣基本攻撃ボーナス-5を用い、ダメージ・ロールに(負の数でなければ)【筋力】修正値の半分を加える。幻獣肉体攻撃を1つだけ持っている場合、攻撃種別にかかわらず、その攻撃基本攻撃ボーナスをそのまま用い、その攻撃によるダメージ・ロールに【筋力】修正値の1.5倍を加える。

進化は必要進化ポイントに従ってまとめられている。進化ポイントを取っておくことはできない。全てのポイントは、サモナーレベルを得た点で消費しなければならない。特記無い限り、それぞれの進化は1回だけ選択することができる。

1ポイント進化 1-Point Evolutions

以下の進化幻獣進化プールから1ポイントを消費する。

鋭敏嗅覚(変則)/Scent:幻獣の嗅覚は極めて優れたものとなる。幻獣鋭敏嗅覚特殊能力を得る。これにより、幻獣は30フィート以内にいるものを嗅覚で判別することができるようになる。相上にいる場合、この距離は60フィートに増加する。相下にいる場合、この距離は15フィートに減少する。強い臭いは通常の二倍の距離で識別することができる。鋭敏嗅覚を用いても幻獣クリーチャーの位置を正確に識別することはできず、単に存在を判別できるだけである。移動アクションにより、相の方向を識別することができる。5フィート以内にいる相であれば、幻獣はそのクリーチャーの位置を正確に示すことができる。幻獣クリーチャー追跡するために鋭敏嗅覚を使用することができる。

エネルギーに対する抵抗(変則)/Resistance:幻獣の姿は特定のエネルギー種別1つに対して抵抗力を備えたものとなる。通常体にその特性が反映される([]に対する灰色の肌、[氷]に対する冷たい吐息のように)。エネルギー種別([音]、[強]、[雷撃]、[]、[氷])から1つを選択する。幻獣は選択したエネルギー種別に対する抵抗5を得る。この抵抗サモナーレベル5毎に5ずつ増加し、10レベル点で最大の15になる。この進化は複数選択できる。効果累積しない。幻獣がこの進化を選択するたびに、異なるエネルギー種別1つに適用される。

エラ呼吸(変則)/Gills:幻獣はエラを持ち、水中でいつまでも呼吸することができる。

(変則)/Tail:幻獣に長く強いが生える。このはバランスを取るために行う〈軽業〉判定に+2の種族ボーナスを与える。この進化は複数回選択できる。必要条件アガシオンエレメンタルサイコポンプダイモンディヴデヴィルデーモンプロティアンの副種別

尾の打撃(変則)/Tail Slap:幻獣は自分のを用いて近くの敵を叩きつけることができるようになり、1回の尾の打撃攻撃を得る。この攻撃は二次的攻撃である。尾の打撃は1d6ポイントのダメージ大型なら1d8、超大型なら2d6)を与える。この進化は複数回選択できるが、最大で幻獣が持つ進化の数までとなる。必要条件アガシオンエレメンタルサイコポンプダイモンディヴデヴィルデーモンプロティアンの副種別進化

外皮強化(変則)/Improved Natural Armor:幻獣の革は分厚い羽毛、固い板などで覆われ、外皮に+2のボーナスを得る。この進化は1回に加え、サモナーレベル5毎に1回追加で選択することができる。追加で獲得するたびに、ボーナスが2ずつ増加する。

噛みつき(変則)/Bite:幻獣の口は鋭い歯がぎっしりと生えており、1回の噛みつき攻撃を与える。これは主要攻撃である。噛みつきは1d6ポイントのダメージ大型なら1d8、超大型なら2d6)を与える。幻獣が既に噛みつき攻撃を持つ場合、噛みつき攻撃によるダメージ・ロールに【筋力】修正値の1.5倍を加える。必要条件アガシオンエレメンタルサイコポンプダイモンディヴデヴィルデーモンプロティアンの副種別

乗騎(変則)/Mount:幻獣戦闘訓練を受けた乗騎として適切に扱える姿となり、その能に熟達する。幻獣は乗りより1サイズ段階以上大きくなければならない。必要条件エレメンタルダイモンデヴィルデーモンプロティアンの副種別四足獣あるいは蛇体基本形態

触手(変則)/Tentacle:幻獣は長くしなやかな触手を持ち、1回の触手攻撃を得る。この攻撃は二次的攻撃である。触手攻撃は1d4ポイントのダメージ大型なら1d6、超大型なら1d8)を与える。この進化は複数回選択することができる。必要条件ダイモンデーモンプロティアンの副種別

水泳(変則)/Swim:幻獣かきのついたや足、強なひれ足を獲得し、基本移動速度に等しい水泳移動速度を得る。この進化幻獣水中で呼吸する能を与えるわけではない。この進化は複数回選択できる。追加で選択するたびに、幻獣水泳移動速度が20フィートだけ増加する。

叩きつけ(変則)/Slam:幻獣破壊のある叩きつけ攻撃を1回見舞えるようになる。叩きつけは1d8ポイントのダメージ大型なら2d6、超大型なら2d8)を与える。この進化を獲得するには、幻獣四肢)の進化を有していなければならない。あるいは、幻獣基本形態で有しているをこの叩きつけ攻撃に置き換えることもできる(この場合も1進化ポイントを消費する)。この進化は最大で四肢)の進化の数まで、複数回選択できる。

ダメージ強化(変則)/Improved Damage:幻獣肉体攻撃の1つは極めて危険なものだ。肉体攻撃の形態を1つ選択し、ダメージ・ダイスを1段階増加させる。この進化は複数回選択できる。効果累積しない。幻獣がこの進化を選択するたびに、異なる肉体攻撃1つに適用される。

突き押し(変則)/Push:幻獣は成功した攻撃クリーチャーを押しやる能を得る。肉体攻撃から1種類を選択する。幻獣が選択した種類攻撃に成功すると、アクションを消費することなく戦技判定を試みることができる。この判定に成功すると、攻撃目標を自分から5フィート離れるように押しやる。この能サイズ幻獣以下のクリーチャーにのみ機能する。この方法で押しやられたクリーチャー機会攻撃を誘発しない。この進化は複数回選択できる。効果累積しない。幻獣がこの進化を選択するたびに、異なる肉体攻撃1つに適用される。

翼の叩打(変則)/Wing Buffet:幻獣で敵を叩きつける方法を学び、2回の翼の叩打攻撃を得る。これらの攻撃は二次的攻撃である。翼の叩打は1d4ポイントのダメージを与える(大型の場合1d6、超大型の場合1d8)。必要条件飛行)の進化

(変則)/Claws:幻獣は足先に恐るべき爪を一組備え、2回の攻撃を得る。これらは主要攻撃である。は1d4ポイントのダメージ大型なら1d6、超大型なら1d8)を与える。この進化を獲得するには、幻獣四肢進化を有していなければならない。この進化は複数回選択できるが、最大で幻獣の持つ四肢進化の数までとなる。この進化は、四肢腕部)には、何回でも適用できるが、四肢脚部)の進化には、1回しか適用できない。必要条件アガシオンエレメンタルサイコポンプダイモンディヴデヴィルデーモンプロティアンの副種別

登攀(変則)/Climb:幻獣登攀に熟達し、基本移動速度に等しい登攀移動速度を得る。この進化は複数回選択できる。追加で選択するたびに、幻獣登攀移動速度が20フィート増加する。

得意技能(変則)/Skilled:幻獣は特定の技能1つに特に熟達し、その技能に+8の種族ボーナスを得る。この進化は複数回選択できる。効果累積しない。この進化幻獣が選択するたびに、異なる技能1つに適用される。

(変則)/Pincers:幻獣四肢1組の終端に大きなを生やし、2回の攻撃を得る。これらの攻撃は二次的攻撃である。は1d6ポイントのダメージ大型の場合1d8、超大型の場合2d6)を与える。と組み合わせたつかみ進化を持つ幻獣は、組みつきのために行う戦技判定に+2のボーナスを得る。この進化を獲得するには、幻獣四肢)の進化を有していなければならない。あるいは、幻獣基本形態で有しているをこの攻撃に置き換えることもできる(この場合も1進化ポイントを消費する)。この進化は最大で四肢)の進化の数まで、複数回選択できる。必要条件アガシオンエレメンタルサイコポンプダイモンディヴデヴィルデーモンプロティアンの副種別

(変則)/Sting:幻獣は長くトゲのついたの終端に持ち、1回の攻撃を得る。この攻撃は主要攻撃である。は1d4ポイントのダメージ大型の場合1d6、超大型の場合1d8)を与える。この進化は最大で進化の数まで、複数回選択できる。必要条件アガシオンエレメンタルサイコポンプダイモンディヴデヴィルデーモンプロティアンの副種別進化

引き寄せ(変則)/Pull:幻獣攻撃に成功するとこで敵を近くに引き寄せる能を得る。肉体攻撃から1種類を選択する。選択した種類攻撃に成功するたび、幻獣アクションを消費することなく戦技判定を試みることができる。幻獣がこの判定に成功すると、攻撃目標幻獣に5フィート近づける。この能サイズ幻獣以下のクリーチャーにのみ機能する。この方法で引き寄せられたクリーチャー機会攻撃を誘発しない。この進化は複数回選択できる。効果累積しない。幻獣がこの進化を選択するたびに、異なる肉体攻撃1つに適用される。必要条件間合い10フィート以上。

間合い(変則)/Reach:幻獣攻撃の1つは、離れた敵を攻撃する能を持つ。攻撃1つを選択する。その攻撃における幻獣間合いは、5フィートだけ増加する。

魔力を帯びた攻撃(超常)/Magic Attacks:幻獣は魔に満たされ、ダメージ減少を考慮する際、肉体攻撃の全てが魔法であるかのように扱えるようになる。サモナーが10レベル以上なら、幻獣肉体攻撃ダメージ減少を考慮する際、肉体攻撃の全ては幻獣属性としても扱うようになる。

2ポイント進化 2-Point Evolutions

以下の進化幻獣進化プールから2ポイントを消費する。

足払い(変則)/Trip:幻獣噛みつきで敵を地面へと転ばせる方法に熟達し、足払いを得る。噛みつき攻撃に成功すると、幻獣アクションを消費することなく戦技判定を試みることができる。幻獣がこの判定に成功すると、目標は倒れて伏せ状態となる。幻獣が失敗しても、目標から足払いされ返されることはない。この能サイズ幻獣以下のクリーチャーに対してのみ機能する。必要条件エレメンタルダイモンデヴィルデーモンプロティアンの副種別噛みつき進化

エネルギーを帯びた攻撃(超常)/Energy Attacks:幻獣攻撃はエネルギーを帯びるようになる。[強]、[雷撃]、[]、[氷]からエネルギー種別を1つ選択する。幻獣の全ての肉体攻撃は、攻撃に成功した際、1d6ポイントの選択したエネルギー種別ダメージを与える。必要条件サモナーレベル5。

かきむしり(変則)/Rend:幻獣爪による攻撃で敵の体を引き裂く方法を身につけ、かきむしりを得る。幻獣が1ラウンドの間に同じ目標に対する攻撃を2回成功させたなら、を引き裂き追加ダメージを与える。このダメージは1回の攻撃で与えるダメージ幻獣【筋力】修正値の1.5倍を加えたものに等しい。必要条件サモナーレベル6、進化

完全耐性(超常)/Immunity:幻獣体はエネルギー種別1つに対して極めて強靭になる。[音]、[強]、[雷撃]、[]、[氷]からエネルギー種別を1つ選択すること。幻獣はそのエネルギー種別に対する完全耐性を得る。この進化は複数回選択できる。効果累積しない。選択するたびに、異なるエネルギー種別1つに適用される。必要条件サモナーレベル7。

四肢(変則)/Limbs:幻獣は追加の肢を1組生やす。四肢は2種類の形態の内、1つをとる。まず、足先を備えたとして作ることができる。1組につき、幻獣基本移動速度は10フィート増加する。あるいは、を備えたとして作ることができる。を追加で1組得たからといって、追加の肉体攻撃は獲得しないが、追加の攻撃を与える別の進化叩きつけなど)を獲得できるようになる。幻獣習熟していれば、を持つを用いて武器を使用することができる。この進化は複数回選択できる。

締め付け(変則)/Constrict:幻獣は組みついたものを破壊するほどに強な筋を得る。幻獣つかみ進化を用いた組みつきに成功したなら、目標つかみ進化がつけられた攻撃で与えたダメージに等しい追加ダメージを与える。必要条件蛇体基本形態つかみ進化

蹂躙(変則)/Trample:幻獣は足元の敵を打ち砕く能である蹂躙を得る。全ラウンド・アクションとして、幻獣は自分より1サイズ段階以上小さいクリーチャーを任意の数だけ蹴散らすことができる。これは蹴散らし戦技と同様に機能するが、幻獣判定を試みる必要がない。経路にいる敵がただ場所を開けなければならない。クリーチャーは1d6ポイント(大型なら1d8、超大型なら2d6)+幻獣【筋力】修正値の1.5倍に等しいダメージを受ける。蹂躙目標機会攻撃に-4のペナルティを受ける。機会攻撃を諦めるならば、目標反応セーヴを行うことができ、成功すればダメージ半減される。このセーヴ難易度は10+幻獣ヒット・ダイスの半分+幻獣【筋力】修正値である。蹂躙を行う幻獣は、同じクリーチャーに1回だけ、蹂躙ダメージを与えることができる。必要条件四足獣もしくは人型基本形態

振動感知(変則)/Tremorsense:幻獣地面の振動に長を合わせられるようになり、有効距離30フィートの振動感知を得る。この能非視覚的感知進化と同様に機能するが、幻獣と相クリーチャーの両方の、体の一部が地面に接していなければならない。必要条件サモナーレベル7。

つかみ(変則)/Grab:幻獣は敵に組みつくことに熟達し、つかみを得る。尾の打撃噛みつき触手叩きつけから1つを選択すること。選択した種類攻撃が成功したなら、幻獣アクションを消費することなく戦技判定を試みることができる。成功すると、幻獣目標に組みつく。この能幻獣より1サイズ段階以上小さいクリーチャーに対してのみ機能する。この進化を持つ幻獣は、組みつきにおける戦技判定に+4のボーナスを得る。

突き刺し(変則)/Gore:幻獣をいくつか生やし、突き刺し攻撃を得る。この攻撃は主要攻撃である。突き刺しは1d6ポイントのダメージ大型なら1d8、超大型なら2d6)を与える。必要条件アガシオンエレメンタルサイコポンプダイモンディヴデヴィルデーモンプロティアンの副種別

(変則)/Poison:幻獣を隠し持ち、攻撃を得る。噛みつき攻撃攻撃のいずれか1つを選択すること。選択した攻撃が命中すると、目標に侵される。

幻獣の毒/Eidolon Poison:致傷型; セーヴ頑健無効頻度 1回/ラウンド(4ラウンド間); 効果 1d4【筋】ダメージ治癒 1回のセーヴ成功。

セーヴ難易度は10+幻獣ヒット・ダイスの半分+幻獣【耐久力】修正値に等しい。進化ポイントを追加で2ポイント消費することで、このは代わりに【耐久力】ダメージを与えるようになる。このは1ラウンドに1回しか使用することができない。必要条件サモナーレベル7; エレメンタルダイモンデヴィルデーモンプロティアンの副種別噛みつきもしくは進化

能力値上昇(変則)/Ability Increase:幻獣はたくましい筋素早い反応、優れた知性その他能力値1つを成長させる。幻獣能力値から1つを選択し、2だけ増加させる。この進化は複数回選択できる。個々の能力値には1回に加え、サモナーレベル6毎に追加で1回適用することができる。

飛行変則または超常)/Flight:幻獣はコウモリ、鳥、虫、のような大きなを生やし、飛行能力を得る。幻獣基本移動速度に等しい飛行移動速度を得る。幻獣の機動性はサイズに依存する。中型以下の幻獣は良好な機動性を得る。大型幻獣は標準の機動性を得る。超大型幻獣は劣な機動性を得る。追加で進化ポイントを2ポイント消費することで、幻獣魔法飛行するようになる。幻獣を失うが、機動性は完璧に改する。幻獣魔法飛行する場合、超常能力となる。幻獣進化ポイントを追加で消費することで飛行移動速度を増加することができる。進化ポイントを追加で1ポイント消費する毎に、飛行移動速度は20フィート増加する。必要条件サモナーレベル5。

引っかき(変則)/Rake:幻獣は足に危険を生やし、組みついている敵に対して2回の引っかき攻撃を行うことができるようになる。この攻撃は主要攻撃である。幻獣目標に対する組みつき判定に成功するたびに、これらの追加攻撃を行うことができる。引っかき攻撃は1d4ポイントのダメージ大型なら1d6、超大型なら1d8)を与える。この進化は、幻獣最大攻撃回数を考慮する際、肉体攻撃1回分として扱う。必要条件サモナーレベル4、四足獣基本形態

武器修練(変則)/Weapon Training幻獣武器の使用方法を身につけ、ボーナス特技として《単純武器習熟》を得る。追加で進化ポイントを2ポイント消費すると、幻獣はさらに全ての軍用武器に対する習熟を得る。

3ポイント進化 3-Point Evolutions

以下の進化幻獣進化プールから3ポイントを消費する。

穴掘り(変則)/Burrow:幻獣は分厚くごつごつしたを生やし、中を移動できるようになる。幻獣は自分の基本移動速度の半分の穴掘り移動速度を得る。幻獣はこの移動粘土、泥、土、砂を通過するために使用することができる。この移動の後には残らず、表に痕跡も残らない。必要条件サモナーレベル9。

畏怖すべき存在(変則)/Frightful Presence:幻獣は敵を恐れさせるようになり、畏怖すべき存在を得る。幻獣攻撃的な行為――突撃攻撃など――の一部としてこの能起動することができる。幻獣から30フィート以内にいる敵は意志セーヴを行わねばならず、失敗すると3d6ラウンドの間怯え状態になる。セーヴ難易度は10+幻獣ヒット・ダイスの半分+幻獣【魅力】修正値に等しい。幻獣セーヴに失敗した敵よりヒット・ダイスが4以上多いなら、敵は代わりに恐れ状態になる。幻獣よりヒット・ダイスの多い敵は、この効果完全耐性を持つ。必要条件サモナーレベル11。

蜘蛛の糸(変則)/Web:幻獣は出糸突起を一組獲得し、蜘蛛の糸を紡ぐ能を得る。幻獣蜘蛛の糸を用いて、自分に加え、自分と同じサイズクリーチャー1体を支えることができる。1日に8回まで、幻獣遠隔接触攻撃として蜘蛛の糸を放ち、自分より1サイズ段階大きいかそれより小さいクリーチャー1体を絡みつかれた状態にすることができる。蜘蛛の糸は50フィートまで届き、10フィートの射程単位を持つ。蜘蛛の糸絡みつかれた状態にされたクリーチャー〈脱出術〉判定か、-4のペナルティを受けた【筋力】判定に成功すれば逃れることができる。この判定難易度は10+幻獣ヒット・ダイスの半分+幻獣【耐久力】修正に等しい。蜘蛛の糸硬度0で、幻獣の合計ヒット・ダイスに等しいヒット・ポイントを持つ。幻獣登攀移動速度に等しい速度で蜘蛛の糸を登ることができ、蜘蛛の糸に触れているクリーチャーの位置を正確に突き止めることができる。必要条件サモナーレベル7; ダイモンデーモンプロティアンの副種別登攀進化

ダメージ減少(超常)/Damage Reduction:幻獣体は傷をずっと受けにくくなる。幻獣の副種別から得られるダメージ減少を5だけ増加させる。必要条件サモナーレベル15、幻獣の副種別から与えられるダメージ減少

飛びかかり(変則)/Pounce:幻獣素早い反応性を獲得し、突撃後に全力攻撃を行うことができるようになる。必要条件サモナーレベル7、四足獣基本形態

飲み込み(変則)/Swallow Whole:幻獣は敵を消化する、飲み込みを獲得する。幻獣噛みつき攻撃を用いてクリーチャー1体に組みついている(つかみ進化参照状態自分のターンを開始した際、幻獣はそのクリーチャーを飲み込むために戦技判定を試みることができる。そのクリーチャー幻獣より1サイズ段階以上小さいクリーチャーでなければならない。飲み込まれたクリーチャーは、毎ラウンド幻獣噛みつき攻撃ダメージ+1d6ポイントのダメージを受ける。飲み込まれたクリーチャー組みつき状態のままだが、軽い刺突武器ないし軽い斬撃武器を用いて傷痕を作り、脱出しようと試みることができる。切り裂いて脱出するために必要なダメージは、幻獣の最大ヒット・ポイントの1/10に等しい。この攻撃に対する幻獣アーマー・クラスは、10+幻獣外皮ボーナスに等しい。飲み込まれたクリーチャーがこの方法で脱出すると、幻獣はこのダメージを治療するまでこの能を失う。また、飲み込まれたクリーチャー通常通り組みつきから脱出しようと試みることができる。この方法に成功すればそのクリーチャー幻獣の口に戻ることになり、そこから逃れようと試みることもできるが、再度飲み込まれる可能性もある。必要条件サモナーレベル9; アガシオンエレメンタルサイコポンプダイモンディヴデヴィルデーモンプロティアンの副種別つかみ噛みつき)の進化

非視覚的感知(変則)/Blindsense:幻獣感覚は極めて鋭くなり、有効距離30フィートの非視覚的感知を得る。この能により、幻獣〈知覚〉チェックを試みることなく見えないクリーチャーの位置を知ることができる。ただし、依然として幻獣はそのようなクリーチャーに対して完全視認困難を得る。視界は依然として幻獣移動響し、見ることのできないクリーチャーによる攻撃に対するアーマー・クラスには、自分の【敏捷力】ボーナスを加えることはできない。必要条件サモナーレベル9。

4ポイント進化 4-Point Evolutions

以下の進化幻獣進化プールから4ポイントを消費する。

大型(変則)/Large:幻獣サイズが変わるほど成長し、大型になる。幻獣【筋力】に+4のボーナス【耐久力】に+2のボーナス、外皮に+2のボーナスを得、【敏捷力】に-2のペナルティを受ける。サイズが変更したことにより、幻獣アーマー・クラス攻撃ロールに-1のサイズペナルティ戦技判定戦技防御値に+1のボーナス〈飛行〉判定に-2のペナルティ〈隠密〉判定に-4のペナルティを受ける。幻獣人型基本形態を持つ場合、さらに間合い10フィートを得る。幻獣が持つ全ての間合い進化は、これに加算される。

追加で進化ポイントを6ポイント消費すると、幻獣超大型になる。幻獣【筋力】に+8のボーナス【耐久力】に+4のボーナス、外皮に+5のボーナスを得、【敏捷力】に-4のペナルティを受ける。サイズが変更したことにより、幻獣アーマー・クラス攻撃ロールに-2のサイズペナルティ戦技判定戦技防御値に+2のボーナス、10フィートの間合い〈飛行〉判定に-4のペナルティ〈隠密〉判定に-8のペナルティを受ける。幻獣人型基本形態を持つ場合、間合いは10フィートではなく15フィートを得る。幻獣が持つ全ての間合い進化は、これに加算される。ボーナスペナルティは置き換えられるため、大型になる際に得られたものとは累積しない。

大型あるいは超大型幻獣に対して、【筋力】あるいは【耐久力】を増加するために用いる能力値上昇進化は、通常の2倍の進化ポイント(4ポイント)を消費する。必要条件サモナーレベル8(超大型の場合13)、中型サイズ

擬似視覚(変則)/Blindsight:幻獣感覚はさらに鋭さを増し、有効距離30フィートの擬似視覚を得る。幻獣暗闇不可視状態、ほとんどの視認困難響を受けず、通常通り戦技攻撃を行うことができる(ただし目標に対する効果線が通っていなければならない)。必要条件サモナーレベル11、非視覚的感知進化

高速治癒(超常)/Fast Healing:幻獣の身体は非常に早く傷を癒やす能を獲得し、高速治癒1を得る。幻獣自然治癒によるものと同様に、ラウンド毎に1ポイントのダメージ回復する。高速治癒は飢え、渇き、窒息によって失ったヒット・ポイント回復することはないし、失われた身体の一部を再生させることもない(切断された部位をつなぐこともできない)。高速治癒幻獣が生きている間だけ機能する。この高速治癒は、幻獣サモナーと同じ次元界にいないときには機能しない。追加で進化ポイントを2ポイント消費するたびに、ラウンド回復する量が1ポイントずつ増加する(最大でラウンド毎に5ポイント)。必要条件サモナーレベル11。

呪文抵抗(変則)/Spell Resistance:幻獣魔法に対する防備を備え、呪文抵抗を得る。幻獣呪文抵抗は11+サモナーレベルに等しい。この呪文抵抗サモナーが発動した呪文には適用されない。必要条件サモナーレベル9。

ブレス攻撃(超常)Breath Weapon幻獣円錐形ないし直線状魔法のエネルギーを放つ方法を身につけ、ブレス攻撃を得る。[強]、[雷撃]、[]、[氷]から1つを選択すること。幻獣は30フィート円錐形(あるいは60フィート直線状)に、幻獣ヒット・ダイス毎に1d6ポイントの選択した種別ダメージを与えるブレスを吐くことができる。ブレス攻撃に巻き込まれたものは反応セーヴに成功することでダメージ半減することができる。セーヴ難易度は10+幻獣ヒット・ダイスの半分+幻獣【耐久力】修正値に等しい。幻獣はこの能を1日に1回使用することができる。幻獣は追加で進化ポイントを1ポイント消費する毎に、1日の使用回数を追加で1回得ることができる(最大で1日に3回)。必要条件サモナーレベル9。

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