Unseen Servant/見えざる従者
系統 召喚術(創造); 呪文レベル ウィザード/ソーサラー1、バード1
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、物質(糸切れと木片)
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
効果 不可視で精神も姿形もない従者1体
持続時間 1時間/レベル
セーヴィング・スロー 不可; 呪文抵抗 不可
この術によって作り出される“見えざる従者”は、不可視で精神も姿形も持たぬ力場であり、術者の命令に従って単純な作業を行なう。走って行って物を取ってきたり、たてつけの悪くない扉を開けたり、椅子を押さえたり、掃除したり、つくろいものをしたりできる。この従者は一度に1つの作業しかできないが、同じ作業を何度も繰り返すように命じられればそうする。そのため、術者は距離内にいる限り、“従者”に掃除をするよう命じておいてから別のことに注意を向けるといったことができる。この従者は通常の扉、ひきだし、フタなどしか開けることができない。有効【筋力】は2である(従って、20ポンドの重さのものを持ち上げたり、100ポンドの重さのものを押し引きすることができる)。罠などを作動させることはできるが、20ポンド相当の力しか出せないので、ある種の踏み板などの装置を作動させるには足りない。また、難易度が10を超える技能判定や、未修得では使えない技能を要求する仕事は一切できない。この従者は飛行や登攀ができず、泳ぐことすらできない(が、水上を歩くことはできる)。基本移動速度は15フィートである。
いかなる方法でも、この従者が攻撃することはできない。決して攻撃ロールを行なうことはできないのだ。この従者を殺すことはできないが、範囲攻撃から6ポイントのダメージを被れば消えてしまう(この従者は攻撃に対してセーヴを行なうことはできない)。(術者のその時点での位置から測って)呪文の距離外に送り出そうとした場合、従者は消滅する。