ティーフリング

ティーフリング Tieflings

定命のものであると同に、ティーフリング人間とフィーンドの子孫である。異世界の血と特徴を掛け合わせたティーフリングは反動的な恐怖心から、しばしば敬遠され忌み嫌われる。ほとんどのティーフリングは自らの魔物の血の源のことを知らず、過去の世代において発生した呪われた交合のことも知らない。その汚名は長く残る上に強いものだ。強だが望まれない事もある恩恵として、生まれたときから現れ、あるいは人生の中で遅れて発現する。その不浄なる外見とこの世ならぬ起源にもかかわらず、ティーフリングは自らの運命を選ぶ人間のようながある。自らの出自を受け入れ不浄なるの側につくものが多いながらも、自らのへの偏を拒むものもいる。その血に流れるはそれぞれのティーフリング怒り破壊報復のような感情を呼び起こす。しかしサキュバスの落とし子でさえ聖人になることができ、ピット・フィーンドの孫でさえ思いも寄らない英雄になることができるのだ。

身体的特徴全く同じ姿のティーフリングは二人といない。その血管を流れる不浄なる血は一貫性がなく、数々の不浄なる特徴を与え、露わにする。小さなのある、そしてオッド・アイを持つ人間に似た姿をしたティーフリングもいれば、の伸びた口と小さなを持つものもおり、絶えず血の臭いと腐臭、硫黄の臭いを漂わせているものもいる。概して、こうした特質はそのティーフリング血脈を誕生させた魔物の種類に何らかの形で遡れるものであるが、それでさえ人間と魔物の血の混血が分別のある定命の者の規則に拘束されているのは稀であるし、その混血がティーフリング内に生じさせる多方面における柔軟性は不可思議で、奇妙なしさから全く恐ろしいものまで広範に渡っている。

社会物質界ティーフリングは自らの居住区や組織を作ることはほとんどない。その代わりに彼らは出身や住むことにした場所の外れに住む。ほとんどの社会ティーフリング異形のものや呪われた存在であると見なす。しかし招来されたフィーンドとの交流が頻繁な文化や、特にデーモンデヴィルその他来訪者を奉じることが公式に認められていたり強制的に行われている文化では、ティーフリングはずっと人口が多く認められた存在だ。場合によってはその不浄なる主の祝福を受けたものとして憧れを抱かれることさえある。

ティーフリングは滅多に他のティーフリングを見ることがない。それ故に彼らは普通、人間の両親文化や形式を単に身につける。他の次元界では、ティーフリングは自らの種族の小集団を形成する。しかしそのような小集団は仲のよいものであることはほとんどない――ティーフリング外見や考え方にはあまりに多様性があり、種族の一員同士が持って生まれたものを理由に衝突する。そして日和見主義で不正を働くものだけが有利になる、変わり続ける階層社会の中でグループや派閥が形成される。一般的な血筋のものや、その生得的な、自己本位で、天邪鬼で、邪である生まれつきの性質から来る世界観と決別したものだけが、自らの種族のものたちの間で真実の許容、友誼、そして合意を指せる。

種族関係:ティーフリングは他のほとんどの種族によるかなりの量の先入観に直面する。ティーフリングはフィーンドの落とし子やモンスター、世界にかけられた継続中の呪いと見られている。文明的な種族はあまりにも頻繁に彼らを遠ざけ過小評価するが、より非道な者たちは受容を強要されるか脅されない限り単純に彼らを恐れ排斥する。しかしハーフエルフハーフリングフェッチリング、そして奇妙なことにアアシマールは、彼らをあまりにも多く拒否され生まれのためにほとんどの社会に合わない同のものなのだと考えることが多い。ティーフリングが本質的なであるという世間一般で言われる思い込みは――おそらく言われのないことだが――物質界にあるほとんどの文化に合わせていくことを難しくしている。大都市次元界響を受けた国はその外である。

属性宗教その魔の血筋や偏見という陰湿な響にもかかわらず、ティーフリングはいかなる属性にでもなりうる。彼らの多くは彼らの精神から現れる暗い欲望の餌食になり、内側で囁く邪の誘惑に囚われるが、行をなすことで、断固として自らの出自に抗い、能動的にの誘惑や他人が示す負の先入観とう者もいる。しかしほとんどのものは単純に世界の中における自分自身の道を見つけるために努している。ただ、その際には極めて道徳心がなく中立な見方を採用することが多い。多くのクリーチャーティーフリングデヴィルデーモン信仰していると信じているが、彼らの信仰観はその体の姿と同じように様々である。ティーフリング個人個人は様々な神格信仰している。彼らはみんなと一緒の信仰を避けることが多い。全てのティーフリングの心に現れるで囁くものに傾倒するものは、強なフィーンドに仕える。

冒険者彼らが家と呼ぶ定命のものの社会で、ティーフリングが平等であることはほとんどない。逃げ道として冒険者の生き方に心引かれ、彼らは自分たちにとってましな生活を望む。自らの血の汚れから解き放たれ、自らを恐れ忌避する世界をするために。ティーフリングのいいローグ、強ウィザードメイガス、そして特にその潜在を持つ血がを与えることで、あるソーサラーになることができる。自らの内にある圧倒されたものは、しばしば不浄なの強クレリックとなる。

男性名:ヴォレン、サルヴィン、ショレモス、ゾレン、テメリス、デリサル、バル、マルドレク、モロス。

女性名:アリズサー、インドランナ、カシドラ、キラッラ、ニシャ、メリサン、モルドレン

ティーフリングの種族特性 Tiefling Racial Traits

+2【敏捷力】、+2【知力】、-2【魅力】ティーフリングは、身軽脳明晰だが、本質的に奇妙な存在に見える。

原住来訪者ティーフリング(原住)の副種別を持つ来訪者である。

中型:ティーフリングは中型クリーチャーであり、サイズによるボーナスペナルティも受けない。

普通の移動速度ティーフリングは30フィートの基本移動速度を持つ。

暗視ティーフリングは最大60フィートまでの暗闇を見通せる。

得意技能ティーフリング〈隠密〉および〈はったり〉判定に+2種族ボーナスを得る。

擬似呪文能力ティーフリングは1日1回ダークネス擬似呪文能力として使用することができる。術者レベルは、ティーフリングクラス・レベルと等しい。

魔物の抵抗ティーフリングは[雷撃]、[]、[氷]に対する抵抗5を持つ。

魔物の魔術奈落の者または地獄の者血脈を持つティーフリングソーサラーは、全てのソーサラーの能に関して、【魅力】が2高いものとして扱う。

言語ティーフリングはプレイ開始に共通語と奈落語か獄語のいずれかを修得している。高い【知力】を持つティーフリングは、以下から追加の言語を選択できる:エルフ語、オーク語、ゴブリン語、獄語、ドワーフ語、奈落語、ノーム語、ハーフリング語、語。

代替種族特性 Alternate Racial Traits

既存のティーフリングの種族特性の代わりに以下の種族特性を選択してもよい。この新しいオプションのいずれかを選択する前に、君のGMに相談をすること。

愉快な嘘つき/Beguiling Liar:多くのティーフリングは、聞きが聞きたいことを伝えて世渡りをすることが最適な段であると見なしている。このようなティーフリングをいつも口にしている。それにより彼らは、をついたにそれを真実だと思い込ませるために行う〈はったり〉判定に+4の種族ボーナスを得る。この種族特性得意技能と置き換える。

魔物の疾走/Fiendish Sprinter:人間よりもはるかに獣じみた足を持つティーフリングもいる。その足はを伸ばした食獣を彷彿とさせているか、その種族では一般的な割れたを持っている。この特性を持つティーフリング突撃疾走撤退アクションを行う際、その移動速度に10フィートの種族ボーナスを得る。この種族特性得意技能と置き換える。

口か爪/Maw or Claw:その不浄なる祖先の獣の特性を、より強く受け継いだティーフリングもいる。そうしたティーフリング強い歯でいっぱいの大口か、危険を示す。ティーフリングは1d6ポイントのダメージを与える噛みつき攻撃か、それぞれ1d4ポイントのダメージを与える2回の攻撃のいずれかを選択して獲得することができる。これらの攻撃は主要肉体攻撃として扱う。この種族特性は擬似呪文種族特性と置き換える。

物掴む尾/Prehensile Tail:多くのティーフリングは尻を持つが、長く自在に操ることのできる尻でアイテムを運ぶことさえできるものもいる。尻を使って武器を持つことはできないものの、彼らは即行アクションとして尻を用い、自身が持ち運ぶ小さな収納されたアイテム1つを掴むことができる。この種族特性魔物の魔術と置き換える。

鱗の肌/Scaled Skin:これらのティーフリングの肌はエネルギー抵抗を持つ上、鎧のように固い。[雷撃]、[]、[氷]からエネルギー種別を1つ選択すること。この特性を持つティーフリングは、選択したエネルギー種別に対する抵抗5を得る。加えて、アーマー・クラスに+1の外皮ボーナスを得る。この種族特性魔物の抵抗と置き換える。

魂を見るもの/Soul Seer:ごく稀にクリーチャーの魂を見ることのできる特別な視界を持つティーフリングがいる。彼らは擬似呪文能力としてデスウォッチを回数無制限で使用することができる。この種族特性擬似呪文能力魔物の魔術と置き換える。

退化した翼/Vestigial Wings:魔物の祖先を模倣するかのように、普通より小さかったり、干からびたり、発育不全のを持つティーフリングもいる。蝙蝠のような皮膜を持つであることもあれば、、紫の羽毛でまばらに覆われていることもある。ほとんどないことだが、もっと異様な姿を取ることさえある。このようなは実際に飛行することができるほどの揚を与えることはできないが、他の方法で飛行した際にその助けをするは十分にある。これにより〈飛行〉技能判定に+4の種族ボーナスを得る。この種族特性得意技能と置き換える。

適性クラス・オプション Favored Class Options

以下のオプションは記載の適性クラスを有するティーフリングに適用可能であり、特に断りのない限り、ボーナス適性クラスの特典を選択するたびに適用される。

アルケミストアルケミスト爆弾ダメージに+1/2を加える。

インクィジター〈威圧〉判定およびクリーチャーを識別する〈知識〉判定に+1/2のボーナスを得る。

ウィザード通常であれば1日あたり3+ウィザード【知力】修正値分の回数を使用可能な1レベル秘術系統を選択する。このウィザードはこの秘術系統の1日毎の使用回数に+1/2回を加える。

ウィッチウィッチの使い魔は[雷撃]、[]、[氷]のいずれかに対する抵抗1を得る。ウィッチがこのボーナスを選択するたびに、これらのエネルギー種別から1つを選択して使い魔抵抗を1増加させる(1種別につき最大5)。ウィッチ使い魔を変えた場合でも、新しい使い魔はこれらの抵抗を保持している。

クレリック来訪者呪文抵抗を克服するために行う術者レベル判定に+1のボーナスを得る。

サモナーサモナー幻獣ヒット・ポイントに+1するか、技能ランクに+1する。

ソーサラー地獄の者血脈の力である堕落の接触の1日の使用回数に+1/2を加えるか、奈落の者血脈の力であるかぎ爪の1日の合計ラウンド数に+1を加える。これらのボーナスを選択するために、ソーサラーは適用するを修得していなければならない。

ドルイドフィーンディッシュ動物の態度を向上する野生動物との共感判定に+1のボーナスを得る。

パラディンパラディン癒しの手を用いて治療するダメージの合計に+1を加える。ただし、パラディン自身に対してこの能を使ったときに限られる。

メイガスメイガス秘術集積に+1/4ポイントを加える。

ローグ来訪者の種別を持つクリーチャーに対する急所攻撃で与えるダメージに+1/2を追加する。

種族アーキタイプ Racial Archetypes

以下の種族アーキタイプティーフリングに適用できる。

魔狩人メイガスFiend Flayer

ティーフリングメイガスの中には、その魔物の血に宿るのエネルギーを自らの秘術戦闘強化に活用するものもいる。その汚れた体を物理的に傷つけることで、彼らは自らの強化し、どこともしれぬ場所から武器を呼びだし、敵のあまりにも強固な防護を貫くためにそののエネルギーを使うことができる。魔狩人は以下のクラス特徴を持つ。

地獄の苦行(超常)/Infernal Mortification:1レベル点で、魔狩人はその秘術集積を増加するために自らの獄の血をいくらか費やすことができる。このようにして血を費やす行為は標準アクションである。この方法で魔狩人【耐久力】ダメージを2ポイント受ける毎に、その秘術集積は1ポイント増加する。このようにして得られた秘術集積ポイントは、メイガスが次の呪文を準備するまでに消費しなければ失われてしまう。通常能力値ダメージと異なり、このダメージレッサー・レストレーションといった方法で回復することはできない。地獄の苦行によって受けた【耐久力】ダメージ回復することができるのは休息による自然回復だけである。この能魔狩人【耐久力】ダメージ【耐久力】値の半分以上のには使用することができない。

メイガスの秘奥魔狩人は以下のメイガスの秘奥を修得できる。同じ秘奥を2回以上選択することはできない。

魔物の刃(超常)/Fiendblade:即行アクションとして、魔狩人地獄の苦行を使用して1日の秘術集積を増加させている限り、この秘奥を使用することで場の武器を作り出すことができる。この行為には秘術集積を2ポイント消費する。この武器魔狩人習熟している単純片手近接武器であれば、どのような形態にすることもできる。この武器は+1の強化ボーナスを持つ武器だが、魔狩人4レベルを超える3レベル毎に武器強化ボーナスは+1ずつ増加し、19レベルにおいて最大の+5となる。この招来した武器は1分の間持続する。

5レベル点で、このボーナスを使用することで、魔物の刃に以下の武器特性を加えることができる:アイシー・バーストアナーキックアクシオマティックアンホーリィキーンショッキング・バーストショックスピードダンシングバースト訳注フレイミング・バーストと思われる)、フレイミングフロスト

これらのボーナスと特性は秘術集積ポイントが消費されたに決定され、魔狩人が次のこの秘奥を使用するまで変更することはできない。他のクリーチャー魔物の刃を使用することはできない。魔狩人から離れると、魔物の刃は血の焼ける匂いとともにとなって消えてしまう。

魔狩人は一度に1つの魔物の刃のみを持つことができる。この能を重ねて使用すると、1つ魔物の刃は消えてしまう。

貫き通す打撃(超常)/Bypassing Strike:魔狩人即行アクションとして秘術集積1ポイント消費することで、そのターンの終了までに行われる1回の近接攻撃呪文撃による攻撃において、来訪者が持つダメージ減少を無視することができる。

魔物の器クレリックFiendish Vessel

正気の沙汰でない計画や卑劣な守護者不道徳なる的に身も心も捧げるため、多くのクレリックが魔物の祈りを捧げたり邪契約を結んだりしている。しかしそのような定命のクレリックはすぐにや本当の最終的な忘却の抱擁を求める愚か者であることがほとんどだ――彼らが奉じるものの本質を全て掴むものはほとんどいない。魔物の器は、その不浄なる出自によりその守護者と生来のつながりを共有する。そのつながりが彼らに理解とを与える。魔物の器は以下のクラス特徴を持つ。

属性通常クレリックとは異なり、魔物の器属性はその守護者と一致していなければならない。

領域魔物の器ダイモンデーモンデヴィルの副領域(88~90)から1つを選択しなければならない。いずれを選択するかは、その魔物の守護者に基づいて選択すること。

悪のエネルギー放出(超常)/Channel Evil:1レベル点で、魔物の器は正ないし負のエネルギーを放出するのではなく、代わりにその魔物の守護者に由来する純粋な放出する。この能負のエネルギー放出に似ている。しかしアンデッドを癒やし生きているクリーチャーダメージを与える代わりに、エネルギーの爆発自動的にその中にいるクリーチャーを癒やし、クリーチャー衰弱させる。

この悪のエネルギー放出魔物の器を中心とした半径30フィート内にいる全てのクリーチャー響を及ぼす爆発である。クリーチャーに対するダメージ回復量は1d4ポイントと1レベルを超える2レベルごとに1d4ポイントに等しい(19レベルの10d4が最大となる)。この爆発内にいるクリーチャーはこのダメージ無効化するために意志セーヴを行わなければならない。セーヴィング・スローに失敗したクリーチャーは1d4ラウンドの間不調状態になる。ヒット・ダイス魔物の器クラス・レベル-5以下のヒット・ダイスしか持たないクリーチャーは、セーヴィング・スローに失敗すると1d4ラウンド不調状態の代わりに、1ラウンドの間吐き気がする状態となる。このセーヴ難易度は10+魔物の器レベルの1/2+魔物の器【魅力】ボーナスに等しい。中立クリーチャーはこのエネルギーの爆発から何の効果も受けない。

魔物の器はこのエネルギーを1日に3+自身【魅力】修正値に等しい回数だけ使用できる。この行為は機会攻撃を誘発しない標準アクションである。魔物の器は自らをこの効果に含めるかどうかを選択することができる。魔物の器はこの能信仰焦点具として、自らの邪印を示すか自らの使い魔を使用しなければならない。

エネルギー放出響を及ぼす特技的として、この能負のエネルギー放出として扱われる。特技魔物の器放出を行う段や放出ダメージを変更するのであれば、この能クリーチャーを癒やすダメージ量を、効果を受けた能ダメージ算出能として使用すること。えば、5レベル魔物の器《エネルギー放出の一撃》を修得しているなら、その放出攻撃が命中した際、生きているクリーチャーに追加で3d4ポイントのダメージを与える(ただしダメージ無効化するためにセーヴを行うことができる)。

この能エネルギー放出と置き換える。

魔物の使い魔/Fiendish Familiar:3レベル点で、魔物の器はその不浄なる守護者から不浄なる従者を賜る。魔物の器はその奉じる守護者に応じて、インプクアジットカコダイモンのいずれかを使い魔として得る。この能ウィザード秘術の絆による使い魔および《上級使い魔》特技として扱い、ウィザードレベルとして魔物の器のキャラクター・レベルを用いる。

この小さな友人は天の邪鬼で、道徳の明確な指となる。その上魔物の器が望んだ場合、この使い魔呪文発動に生きた信仰焦点具かつ邪印として機能する。すなわち、魔物の器悪のエネルギー放出を使用する際、使い魔が30フィート以内にいて視線が通るなら、代わりに使い魔を中心として発動することもできる。魔物の器使い魔魔物の器にへつらい、隷属的であろうとする。その使い魔ねば、魔物の器守護者は1週間以内にその使い魔の代わりをあつらえる。このとき、特別な儀式は必要ない。その上、魔物の使い魔通常使い魔特殊能力を上回る、以下の特殊能力を得る。

魔物の卜占(擬呪)/Fiendish Augury:3レベル点で、魔物の器は少し先の未来にある行為がいい結果をもたらすかい結果をもたらすか、使い魔に質問することができるようになる。この能オーギュリイ呪文のように機能する。術者レベル魔物の器レベルに等しく、使い魔はこの呪文の代弁者となる。この能は1日に1回使用できる。

魔物の神託(擬呪)/Fiendish Divination:9レベル点で、魔物の器魔物の使い魔を通して、自らの守護者から知識を授かるためにより強な神託の形を用いることができるようになる。この能ディヴィネーション呪文のように機能する。術者レベル魔物の器レベルに等しく、使い魔はこの呪文の代弁者となる。この能は1日に1回使用できる。

神託追加(擬呪)/Extra Divination:13レベルの点で、魔物の器は1日の間に頻繁に守護者から知識を授かることができるようになる。魔物の器魔物の神託を1日に3回まで使用できるようになる。

魔物招来/Fiendish Summoning:サモン・モンスター呪文を使用する際、魔物の器フィーンディッシュ種クリーチャーと自らの守護者と同じ属性来訪者しか招来することができない。

魔物の守護者 Fiendish Patrons

一般的な守護者のいくつかを以下に示す。

アークデヴィル Archdevils

アークデヴィル

属性

権能

領域

好む武器

ディスパテル

秩序にして悪

支配、都市、牢獄

欺き高貴秩序

ヘヴィ・メイス

バールゼブル

秩序にして悪

、傲慢、蠅

秩序

スピア

ベリアル

秩序にして悪

姦淫、欺瞞欲望

秩序破壊魅了

ランサー

メフィストフェレス

秩序にして悪

契約デヴィル、秘密

、刻印、知識秩序

トライデント

デーモン・ロード Demon Lords

デーモン・ロード

属性

権能

領域

好む武器

アブラクサス

混沌にして悪

禁じられた知識魔法

混沌知識魔術

ウィップ

シャックス

混沌にして悪

、殺人、嫉妬

高貴混沌破壊

ダガー

ダゴン

混沌にして悪

海、海のモンスター畸形

混沌破壊

トライデント

バフォメット

混沌にして悪

獣、ミノタウロス、迷宮

混沌動物

グレイヴ

黙示録の4騎士 The Four Horsemen

黙示録の4騎士

属性

権能

領域

好む武器

アポリオン

中立にして悪

疫病

邪、破壊

サイズ

ズリエル

中立にして悪

グレートソード

カロン

中立にして悪

知識

クオータースタッフ

トレルマリキシアン

中立にして悪

飢餓

狂気天候

スパイクト・ガントレット

新しい種族ルール New Racial Rules

以下のオプションはティーフリングに適用することができる。この新しいオプションのいずれかを選択する前に、君のGMに相談をすること。

ティーフリングの装備品 Tiefling Equipment

ティーフリングは以下の装備品を利用することができる。

汚れ角の軟膏/Fiendgore Unguent:この軟膏は恥ずべき錬金術の試薬とフィーンドのから創られている。この軟膏が傷ついた(現在のヒット・ポイントが最大ではない)ティーフリングもしくは来訪者に塗布されると、軟膏はいささか恐ろしく魔に似た貌を持つ存在へと目標の本質を変化させる。汚れ角の軟膏効果を受けている間、ティーフリングもしくは来訪者〈威圧〉判定に+2の状況ボーナスと、発動した[恐怖]の補足説明を持つあらゆる呪文難易度に+1の状況ボーナスを得る。この軟膏を塗布する行為は細心の注意を要するため、全ラウンド・アクションが必要であり、さらに同意しているか無防備なクリーチャーにしか使用することができない。ティーフリングもしくは来訪者以外のクリーチャーに塗布されると、代わりにそのクリーチャー不調状態となる。この軟膏の効果は(利益であれ不利益であれ)1分間持続する。

ティーフリングの装備品

品物

費用

重量

〈製作〉難易度

汚れ角の軟膏

75GP

1ポンド

20

ティーフリングの特技 Tiefling Feats

ティーフリングは以下の特技を利用することができる。

《奈落の鎧》 Armor of the Pit

君の不浄なる特徴は固いのような肌の形を取る。

前提条件ティーフリング

利益:君は+2の外皮ボーナスを得る。

特殊君が鱗の肌種族特性を持つなら、代わりに[雷撃]、[]、[氷]のエネルギー種別のうち、未だ抵抗を持たないもの2つに対する抵抗5を得る。

《魔物の抵抗力拡張》 Expanded Fiendish Resistance

君はさらなる魔物の抵抗を獲得する。

前提条件ティーフリング

利益:[強]、[雷撃]、[]、[氷]のエネルギー種別のうち、君がまだ抵抗を持たないものを1つ選択する。君はそのエネルギー種別に対する抵抗5を得る。

特殊君はこの特技を複数回修得できる。そのたびに、抵抗を持たない他のエネルギー種別を1つ選択すること。君はそのエネルギー種別に対する抵抗5を得る。

《魔物の視界》 Fiend Sight

君のは薄明かりやの中で鋭さを増す。

前提条件暗視60フィート、ティーフリング

利益:君は夜目暗視120フィートを得る。

特殊君はこの特技を2回まで修得できる。2回に修得したときには、君は暗闇を見通す共通モンスターを得る。

《尻尾による掴み》 Grasping Tail

君の尻はさらに便利なものになる。

前提条件ティーフリング

利益:君は尻を使用して収納されたアイテムを掴むことができる。この尻武器を掴むことはできないが、君は即行アクションとして、小さい収納されたアイテムを元に運ぶことができる。

特殊物掴む尾種族特性を持つ場合、即行アクションとして自分のの前に収納されたアイテムを掴むように、5フィート以内の誰にも所持されていないアイテムをで掴むことができる。君は尻でこのような物体を掴むことができるが、尻を使用してそれらを操ることはできない(ただ元に持って行くことができるだけである)。

ティーフリングの魔法のアイテム Tiefling Magic Items

ティーフリングは以下の魔法のアイテムを利用することができる。


ダークサイア・アミュレット

Darksire Amuletの父の魔除け)
オーラ 微弱・防御術術者レベル 3レベル
装備部位 周り; 市価 9,000GP; 重量 1ポンド

解説

この小さな鋼鉄製のロケットにはフィーンドから取った物体――あるいはの削りくずや燃える髪一――が収められている。[雷撃][氷][]のいずれかの抵抗を持つティーフリング装備されると、このアミュレットはその抵抗を5上昇させる。加えて、来訪者響を与えるために行う〈交渉〉技能判定に+4の洞察ボーナスを与える。

作成要項

必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》レジスト・エナジー作成者はティーフリングハーフフィーンド、フィーンドのいずれかでなければならない; 費用 4,500GP


ヘイロー・オヴ・インナー・カーム

Halo of Inner Calm/内なる平穏の輪)
オーラ防御術術者レベル 15レベル
装備部位 頭部市価 16,000GP; 重量 1ポンド

解説

この製の輪は天使の輪のように見える。ティーフリングはこのアイテムをの上に浮かべるようにして装備することができ、このようにすると魔法のアイテム頭部スロットを使用する。このアイテムはティーフリングを悩ますより源的な感情や意に満ちた囁きをなだめる助けとなり[感情]補足説明を持つ全ての呪文に対するセーヴィング・スローに+4の抵抗ボーナスを与える。善属性ティーフリングが身につけると、このアイテムは[]の補足説明を持つ呪文に対する呪文抵抗13と、セーヴィング・スローに+2の清浄ボーナスを与える。

作成要項

必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》作成者は善属性ティーフリングでなければならない、ホーリィ・オーラ費用 8,000GP

ティーフリングの呪文 Tiefling Spells

ティーフリングは以下の呪文を利用することができる。


ダムネーション・ストライド

Damnation Stride/破滅の歩み
系統召喚術瞬間移動)[]; 呪文レベルウィザード/ソーサラー5サモナー4ウィッチ5
発動時間1標準アクション
構成要素音声

目標術者(瞬間移動)および半径10フィートの爆発内にいるクリーチャー全て(爆発)(本文参照

持続時間瞬間
セーヴィング・スロー反応半減、本文参照呪文抵抗不可

この呪文ディメンジョン・ドアとして機能するが、移動した後に爆発を残す。術者の起点となるマスを1つ選ぶ。術者がいなくなった瞬間にそのから半径10フィートの爆発が炸裂し、4d6ポイントの[ダメージを与える。


ヘルマウス・ラッシュ

Hellmouth Lash獄のの非難
系統変成術[強雷撃、または]; 呪文レベルウィザード/ソーサラー4ウィッチ4
発動時間1標準アクション
構成要素音声動作
距離自身
目標術者
持続時間1ラウンドレベル(解除可)

この呪文を発動すると、術者のは[強]、[雷撃]、[]のいずれかのダメージを与えるエネルギーの鞭に変化する。術者が呪文を発動した際に、この呪文がどのエネルギー種別ダメージを与えるかを選択する。術者は自身ウィップであるかのようにして攻撃することができる。この攻撃接触攻撃であり、鎧を身につけていたり外皮ボーナスを持つクリーチャーにも効果がある。術者はこの武器習熟しているものと見なす。このを用いた接触攻撃が成功すると、2術者レベルごとに1d8ポイントのエネルギー・ダメージを与える(10レベル点で、最大の5d8ポイントのダメージ)。

この呪文効果時間の間術者は話すことができず、音声要素を持つ呪文を発動することもできず、合言葉を必要とするアイテムを起動することもできない。

呪文の発動にどのエネルギー種別ダメージを与えることにしたかに応じて、この呪文は[強]、[雷撃]、あるいは[]の補足説明を持つ。

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