不道徳

不道徳 Amoral

出典 Antihero's Handbook 20ページ

最も高貴な英雄でさえ、体、精神、あるいは魂の腐敗の犠牲になることがあるが、倫理的にグレーな域に踏み込んだアンティヒーローは以下の詳述するようなモラルの崩壊によって自らを失うリスクが高くなる。

立派な人が自分の目標を達成するために事にを染めてしまうと、言い訳や正当化のために、さらにへの道を歩むこととなる――それが偶然であれ、邪響であれ、自暴自棄であれ。

発端 Catalyst

この腐敗は、君が他の点では高貴目標を達成するのを助けるために君の人生においてを許したときに始まることとなる。共同体を助けたり、する人を救ったりするという名で、変装したサキュバスと一緒に同盟へと堕ちたり、暗いと必に取引をしたかもしれない。

既に中立であるキャラクターはこの腐敗を得ることはできない。

進行 Progression

この腐敗の進行は特にその行動がの行動よりも成功へのより簡単な道を提供する場合、重要な慈悲深い目標を達成するために取られるの行動(君がこの腐敗を得るときに特定される)に結びついている。重要な目標としては、暴君を退陣させたり、捕虜を救出したりすることが考えられるが、何が適格であるかはGMの判断に委ねている。重要な的のためにの行いを働いたときは、意志セーヴィング・スローを試みなければならない(難易度 = 15+発現レベル)。また、目標達成のために行ったの行為の数が自分の発現レベルより少なくなったの後に、このセーヴィング・スローを試みなければならない。これらのいずれかのセーヴィング・スローに失敗した場合、君は慈悲深い目標を大きく前進させることのない、欲求不満のの行為を犯したいという衝動に駆られる; これにより次の腐敗段階へ進むこととなる。他の人がこの無謀なの行為を阻止した場合、君はこの衝動を振り払うが、腐敗の進行を防ぐための意向のセーヴィング・スロー難易度は2増加する; この増加は衝動を振り払うたびに累積するが、次の腐敗段階に達するとリセットされる。

自分の楽しみのために望むだけのの行動を行うと、自動的に腐敗が次の段階に進む。

腐敗段階1:君が目標を達成するために初めての行為を行うとき、君の属性に向かって一段階シフトする。

腐敗段階2:君がそのような行為に二度に行うとき、君の属性に向かって更に一段階シフトし、君は病弱な蒼顔となり、そして君の瞳は暗色に変わる。

腐敗段階3:君がそのような行為を3回行うの行動は君の行動のカジュアルな部分となり、君は目標を達成するために引き起こされた苦しみに何も思わなくなる――結局の所、それに価値はあるだろう。しかし本来の的を見失って意になることもあるだろう、そうすると君はGMの管理下にあるNPCとなる。

腐敗を取り除く Removing the Corruption

この腐敗は自分の自己妄想に基づいているので、取り除くのは難しい。 最初に、目標を達成するには自分が行き過ぎていることを確信する必要がある。完全に回復するためには、贖罪をするか(アトーンメントとして)、同様の救済的なアークを経る必要があるが、寛解の可能性があるかはGMの裁量による。

発現 Manifestations

以下は不道徳腐敗発現である。

秘密の取引 Clandestine Dealings

出典 Antihero's Handbook 20ページ

君は敵の方法に価値を見出し始める。そしてそれらに興味をそそられる。

恵み:非友好的あるいは敵対的のクリーチャーの態度に響を与えるための〈交渉〉判定を試みる難易度は5減少する。

忌み:君の方法の偽が君に追いつき始める。現在の属性であっても、善属性武器ダメージ効果は君に追加のダメージ・ダイス1個を与える(えば、+1ホーリィロングソードは君がでない場合2d8+1ダメージを与え、君がの場合は2d8+2d6+1ダメージを与える)。

証拠消し Evidence Eraser

出典 Antihero's Handbook 21ページ

君は自分の犯罪発見を恐れているので、強迫観念を持って自分の足跡を隠すが、これは君を妄想的にする。

恵み:証拠を隠したり破壊したりするための〈はったり〉判定〈隠密〉判定に+4の不浄ボーナスを得る。発現レベル3レベル点で、このボーナスは+8になる。

忌み:君は常に他人の動機の二番を推察する。 欺瞞的ではないキャラクターに対して〈真意看破〉判定を試みる場合、15+発現レベルに等しい難易度に対して成功するか、たキャラクターの行動について、目標を達成するための障害として描く奇妙な論理を形成する必要がある。

証拠偽造 Evidence Forger

出典 Antihero's Handbook 21ページ

君は真実を気にしない。君は「事実」が君の議題を支持することだけを気にし、そのような虚偽を真実に見えるようにすることに長けている。

前提条件発現レベル3、証拠消し

恵み:偽造した証拠を作成するための〈言語学〉あるいは類似の判定を試みる場合、2回ロールし、より高い方の結果を採用することができる。君はこの恵みを1週間に君の発現レベルの等しい回数だけ使用することができる。

忌み:君はもはや現実ともっともらしいを区別することはできない。 幻術を信じないための意志セーヴィング・スローを試みるか、〈真意看破〉の対抗判定を試みるときは、2回ロールし、い方の結果を使用する。

禁忌の魔法 Forbidden Magic

出典 Antihero's Handbook 21ページ

自身魔法目標を達成するのに不十分であることに気がつき、君はより暗黒の源から引き出し始める。

前提条件発現レベル3

恵み:君がダメージを与えるあるいは治癒呪文目標である場合、ダメージまたは治癒のロールが行われる前に、ダメージ・ダイスを1つ減少させるか(ダメージ呪文である場合)、治癒のダイスを1つ追加するか(治癒呪文の場合)を選択できる。

忌み:禁忌の魔法の恵みを使用するたび、意志セーヴィング・スローに成功するか(難易度 = 15+発現レベル)、次の腐敗段階へ進まなければならない。

上級秘密の取引 Greater Clandestine Dealings

出典 Antihero's Handbook 21ページ

フィーンド立ちは君の揺らぐ信念に気づき、君を誘惑しようとする。

前提条件発現レベル3、秘密の取引

恵み:秘密の取引の利益は最初の態度に関係なく、来訪者にも当てはまるようになる。加えてそのような来訪者通常通り遭遇するか、プレイナー・バインディングや類似の方法で召喚されるかに関わらず、常に掘り出し物を提供する用意にがある。

忌み:属性に基づく効果を持つ呪文的で、君はとみなされる。

圧倒的な嫌悪 Overwhelming Hate

出典 Antihero's Handbook 21ページ

君の目標に反対する人々を守ることはできない――まさにその考えが君の血を沸き立たせる。

前提条件発現レベル6

恵み:1日1回、敵を目標に対する脅威として宣言できる。これにより、その敵に対するダメージ・ロールのボーナスとして発現レベルを追加できる。発現レベル8の点で、この追加ダメージは2倍になる。

忌み:(GMによって決定した)目標を達成する際に重大な後退に遭遇した場合、君は意志セーヴィング・スローを試みなければならない(難易度 = 15+発現レベル)。失敗した場合、次の数日以内に君が責任があると考える当事者に復讐しようとし、君の腐敗は次の段階に進む。

独善的な憤怒 Self-Righteous Fury

出典 Antihero's Handbook 21ページ

悩まされることへの怒りは際限がなく、々暴的な怒りに陥る。

前提条件発現レベル6

恵み:1日3回、君は発現レベルに等しい術者レベルで、レイジ呪文の利益を得ることができる。発現レベル8の点で、レイジが継続している限り、ヘイストの利益も得る。

忌み:君の気性をコントロールするのは難しい。 能力値判定または技能判定に5以上で失敗した場合は、意志セーヴィング・スロー難易度 = 15+発現レベル)に成功するか、状況に関係するクリーチャーまたは物体(複数存在する場合はランダムに決定)を即座に攻撃しなければならなず、これは武器攻撃するか、その他の方法でダメージを与えようとする。 君は目標攻撃し続けることを強制されてはいない。

反社会的な嘘 Sociopathic Liar

出典 Antihero's Handbook 21ページ

君は誤解を生み出すことに熟達しているので、他の人が君の本当の動機を理解することはほとんど不可能である。

恵み:を付くための〈はったり〉判定を試みる判定に+4のボーナスを得る。発現レベル3の点で、このボーナスは+8に増加する。

忌み:君が真実を語っており、クリーチャー〈真意看破〉判定を試みるときは、クリーチャー判定の結果に関係なく君がをついていると疑う。

突然の裏切り Sudden Betrayal

出典 Antihero's Handbook 21ページ

君の味方は、彼らが君の邪魔をした場合、君が即座に裏切ることを決して疑うことはない。

前提条件発現レベル6

恵み:味方との戦闘を開始すると、通常の最初の戦闘ラウンドの間各々よろめき状態となる。

忌み:他のクリーチャーを直接対象としない能効果的で、他のクリーチャーを味方と見なさない(この発現の恵みを除く)。

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