パラディン

パラディン Paladin

選ばれた一握りのものたちだけが、信仰を輝かせるに値する。邪と闘うことに生涯とそのを捧げる気高き者たち、それがパラディンだ。ナイト、クルセイダー、ロー・ブリンガー(法をもたらす者の意)、パラディンは、信仰正義を捜し求めるだけでなく、彼らの仕える高貴なる神々の教えを体現する。気高きゴールを追い求めて、彼らは厳格なる法の道徳と規律を支持する。その公正さの見返りとして、この神聖なる勇者たちは彼らの探索を助ける様々な恩恵――邪を打ち払い、無垢なるものを癒し、敬虔なる信者たちを勇気付ける――を祝福と共に授かる。彼らの信念は彼らが救済すべき魂をまれたものたちとの闘争へと彼らを導くが、パラディンたちは無限信仰への挑戦への誘惑、中の栗を拾うがごときいをなんとか切り抜け、輝ける未来をもたらす。

役割:パラディン混沌とした闘いの只中において、仲間を照らす道しるべとして仕える。邪なものたちにとっては不倶戴天の敵である一方、なるものたちにとっては、その神聖なるいを助け、を与える存在である。彼らの魔と武は、彼らを理想的な守護者たらしめ、頽れた者たちを祝福し、再び立ち上がらせる。

属性秩序にして善

ヒット・ダイス種類d10。

クラス技能

パラディンクラス技能は、以下の通り:〈騎乗〉【敏】〈交渉〉【魅】〈呪文学〉【知】〈職能〉【判】〈真意看破〉【判】〈製作〉【知】〈知識:貴族〉【知】〈知識:宗教〉【知】〈治療〉【判】〈動物使い〉【魅】

レベル上昇毎の技能ポイント:2+【知】修正値。

表:パラディン

レベル

基本攻撃
ボーナス

頑健
セーヴ

反応
セーヴ

意志
セーヴ

特殊能力

1日の呪文

1

2

3

4

1

+1

+2

+0

+2

善のオーラディテクト・イーヴル悪を討つ一撃 1/日

2

+2

+3

+0

+3

信仰の恩寵癒しの手

3

+3

+3

+1

+3

勇気のオーラ頑健なる肉体慈悲

4

+4

+4

+1

+4

正のエネルギー放出悪を討つ一撃 2/日

0

5

+5

+4

+1

+4

信仰の絆

1

6

+6/+1

+5

+2

+5

慈悲

1

7

+7/+2

+5

+2

+5

悪を討つ一撃 3/日

1

0

8

+8/+3

+6

+2

+6

不屈のオーラ

1

1

9

+9/+4

+6

+3

+6

慈悲

2

1

10

+10/+5

+7

+3

+7

悪を討つ一撃 4/日

2

1

0

11

+11/+6/+1

+7

+3

+7

正義のオーラ

2

1

1

12

+12/+7/+2

+8

+4

+8

慈悲

2

2

1

13

+13/+8/+3

+8

+4

+8

悪を討つ一撃 5/日

3

2

1

0

14

+14/+9/+4

+9

+4

+9

信仰のオーラ

3

2

1

1

15

+15/+10/+5

+9

+5

+9

慈悲

3

2

2

1

16

+16/+11/+6/+1

+10

+5

+10

悪を討つ一撃 6/日

3

3

2

1

17

+17/+12/+7/+2

+10

+5

+10

公正なオーラ

4

3

2

1

18

+18/+13/+8/+3

+11

+6

+11

慈悲

4

3

2

2

19

+19/+14/+9/+4

+11

+6

+11

悪を討つ一撃 7/日

4

3

3

2

20

+20/+15/+10/+5

+12

+6

+12

聖なるチャンピオン

4

4

3

3

クラスの特徴

パラディンクラスの特徴は以下の通りである。

武器と防具の習熟パラディン単純武器軍用武器習熟している。また全ての鎧(重装、中装、および軽装)およびタワー・シールドを除く)に習熟している。

善のオーラ(変則)/Aura of Good:パラディン善のオーラ強度(詳細ディテクト・グッド参照)は、パラディンクラス・レベルに等しい。

ディテクト・イーヴル(擬呪)/Detect Evil:パラディンは、回数無制限でディテクト・イーヴルを使うことができる。効果は同名の呪文と同様である。パラディンは60フィート以内にあるアイテムひとつか1体の対象に対して1回の移動アクション精神集中することで、それがであるかどうかを見抜き、あたかも3ラウンド費やしたかのようにそのオーラの強度を知ることができる。1つの個人または物体集中し続ける限り、パラディン範囲内にある他のに気付くことはない。

悪を討つ一撃(超常)/Smite Evil:1日1回、パラディンは邪に打ち勝つを呼び出すことができる。1回の即行アクションを費やして、1体の対象を“一撃”の目標として選ぶ。もしこの目標であれば、パラディン【魅力】ボーナス(あれば)を攻撃ロールに加え、かつパラディンレベル1ごとに1ポイントの追加ダメージを全てのダメージ・ロールに加える。もし対象が(悪)の副種別を持つ来訪者悪属性またはアンデッドであれば、最初に命中した攻撃ダメージへのボーナスは増加し、パラディンが持つレベル毎に2ポイントになる。標的に関わらず、悪を討つ一撃クリーチャーが持つ全てのダメージ減少自動的に無視する。

加えて、悪を討つ一撃効果を発揮している間、パラディン一撃の対象となっている目標からの攻撃に対して、アーマー・クラスに(もしあれば)【魅力】修正値を反発ボーナスとして加えることができる。もしパラディン属性でないクリーチャー一撃目標にしてしまったなら、その一撃は消費され、効果は発揮しない。

悪を討つ一撃効果はその目標亡するか、パラディン休息を取りこの能の使用を回復するまで持続する。4レベルになってからと以後3レベル毎に追加で1回、パラディンは1日に使用できる悪を討つ一撃の回数を増やすことができる(表:パラディン参照)。19レベルで最大7回使用できる。

信仰の恩寵(超常)/Divine Grace:2レベル以降、パラディン【魅力】ボーナス(あれば)を全てのセーヴィング・スローボーナスとして加える。

癒しの手(超常)/Lay On Hands:2レベルになると、パラディン接触することで、(自分のであろうと、他人のであろうと)負傷を治療することができる。1日に使える回数は、パラディンレベルの半分+【魅力】ボーナスである。この能を使用すると、パラディンは1体の対象のヒット・ポイントを、パラディンレベル2レベル毎に1d6ヒット・ポイント回復することができる。この能は、パラディン自身目標とする場合には即行アクションだが、それ以外を対象とする場合には標準アクションを必要とする。その名称にも関わらず、パラディンは片が自由であれば、この能を使用することができる(訳注:原文の能名は“Lay on hands”と複数形である)。

治癒として使用する代わりに、パラディンはこの能を使ってアンデッドダメージを与えることができる。与えるダメージは、パラディンレベル2レベル毎に1d6ポイントである。この能を使用するためには、1回の接触攻撃に成功する必要がある。この攻撃機会攻撃を誘発しない。このダメージに対して、アンデッドセーヴィング・スローを行うことはできない。

勇気のオーラ(超常)/Aura of Courage:3レベルになると、パラディン[恐怖]効果魔法効果も、それ以外でも)に対して完全耐性を得る。また、パラディンから10フィート以内にいる全ての味方は、[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに+4の士気ボーナスを得る。この効果は、パラディンの意識がある場合にのみ有効である。パラディン気絶状態死亡状態では、効果はない。

頑健なる肉体(変則)/Divine Health:3レベルで、パラディンはすべての病気に対して完全耐性を得る。これは、超自然病気や、魔法病気も含む。また、ミイラ腐敗病も含まれる。

慈悲(超常)/Mercy:3レベルになってからと以後3レベル毎に、パラディン慈悲をひとつ選択することができる。ひとつの慈悲は、パラディンの“癒しの手”の能にひとつの効果を加える。パラディンが“癒しの手”の能を1体の対象に対して使用して傷を癒すたびに、対象はそのパラディンが有する全ての“慈悲”の効果も受ける。慈悲呪い病気またはによってもたらされた状態を、その症状そのものを治療すること無く、一的に取り除くことができる。そのような状態は、慈悲が症状そのものを取り除くのでない限り、1時間後に再び発現する。

3レベル点で、パラディンは以下の初級慈悲リストから、選択することができる。

6レベル点で、以下の慈悲リストが選択肢に加えられる。

9レベル点で、以下の慈悲リストが選択肢に加えられる。

12レベルの点で、以下の慈悲リストが選択肢に加えられる。

これらの能累積する。えば12レベル・パラディンの“癒しの手”は6d6ポイントのダメージを癒し、過労状態疲労状態を取り除き、病気と毒を治療する。一度状態または呪文効果を選んだら、以後変更することはできない。

正のエネルギー放出(超常)/Channel Positive Energy:4レベルに達したパラディンクレリックと同様に、超常能力として正のエネルギー放出を得る。この能の使用は、2回の“癒しの手”の使用回数を消費する。パラディンは“正のエネルギー放出”を行うときは、自身レベルを有効クレリックレベルとして使用する。この能【魅力】ベースである。

呪文/Spells:4レベルになると、パラディンパラディン呪文リストにある少数の信仰呪文を選択し、使用することができる。パラディンは、事前に呪文を選んで準備する必要がある。

準備する際、また発動する際、パラディンは10+使用する呪文レベルと同じだけの【魅力】能力値を有している必要がある。また、呪文抵抗する難易度は、10+呪文レベルパラディン【魅力】ボーナスである。

他の呪文使い同様、パラディンも1日に決まった数の呪文数しか使用することができない。呪文の使用回数は、表:パラディンに記載されている。加えて、もしパラディン【魅力】が高ければ、1日の呪文数にボーナスを得る可能性がある(“表:能力値修正と1日毎のボーナス呪文数”を参照)。“表:パラディン”において、1日の呪文数が“0”となっているは、パラディン【魅力】能力値に基づいて得られるそのレベルボーナス呪文しか得ることはできない。

パラディンは1日の呪文数を回復するために、1日に1時間は静寂の中での祈祷と瞑想をしなければならない。パラディンパラディン呪文リストに記載されているいかなる呪文でも選択できるが、日々の瞑想の中でそれらの呪文を事前に準備しておかなければならない。

3レベルまでパラディン術者レベルを持たない。4レベル点で、パラディンは現在のパラディンレベル-3の術者レベルを得る。

信仰の絆(擬呪)/Divine Bond:5レベルに到達したパラディンは、信仰する神との間に“信仰の絆”を結ぶことができる。この絆は以下の2つの内いずれかの形を取る。一度形態を選んでしまったなら、以後はそれを変更することはできない。

最初の絆の形態は、標準アクションパラディン武器天界の精の助を呼び降ろし、パラディンレベル毎に1分間パラディン武器強化する。招請を行った、その武器松明のように明るく輝く。5レベル点で精武器に+1の強化ボーナスを与える。これは5レベルを超える3レベル毎に+1され、20レベル点で最大+6になる。これらのボーナスは既にその武器に備わっている強化ボーナス累積させても構わないし(最大で+5まで)、以下にある武器の特殊能力を付与しても良い。スピードディフェンディングブリリアント・エナジーフレイミングフレイミング・バーストホーリィマーシフルアクシオマティックディスラプションキーン

これらの特殊能力の付与は、特殊能力コスト(“表:近接武器の特殊能力参照)と同等のボーナス量を消費する。これらの能は、すでにその武器が有している如何なる特殊能力に対しても追加で作用するが、同じ能の重複は累積しない。もしその武器魔法のものでないなら、最低でも+1の強化ボーナスを付与しないと、他の特殊能力を付与することはできない。

ボーナス特殊能力は、その精招請されたに選択しなければならない。そしてそれは一度選んでしまうと、次に精を呼び出すときまで変更することはできない。天界の精は、パラディン以外のいかなる者がこの契約を結んだ武器にしても、何のボーナスも提供しない。しかし、パラディンに戻ったらまたボーナスを与える。このボーナス双頭武器の一方にしか作用しない。5レベルパラディンは、1日に1回この能を使用することができる。またそれ以後も5レベルを超える4レベル毎に、パラディンは1日1回追加でこの能を使用することができる。つまり、17レベル点で1日に4回、この能を利用することができる。

もし天界の精を宿した武器破壊された場合、そのパラディンは30日間かまたは、そのパラディンが新たにレベルを獲得するまでの間、この能を使用することができなくなる。パラディンはこの30日の期間、攻撃ロールダメージ・ロールに-1のペナルティを被る。

第二の契約は、パラディンが邪に対する聖に赴く際に随行する、非常に知性があって強な、そして忠誠心に厚い乗騎の奉仕を受けさせるようにする。この乗騎通常は(中型サイズパラディンにとっては)ヘヴィ・ホースまたは、(小型サイズパラディンにとっては)ポニーであるが、ボアキャメルドッグなどのエキゾチックな乗騎もまた適している。この乗騎ドルイドの動物の相棒として機能する。パラディンレベルを有効ドルイドレベルとして使用する。絆の乗騎は最低でも【知力】6を有する。

1日に1回、全ラウンド・アクションを費やすことで、パラディンはその特別な乗騎魔法的に召喚することができる。この能パラディンレベルの1/3に等しい呪文レベルを持つ。乗騎はすぐさまパラディンの隣に出現する。パラディン5レベル点でこの能を1日に1回使用でき、以後4レベル毎に1日に1回追加で使用できるようになる。最終的には17レベルで1日に4回呼び出すことができる。

11レベルの点で、乗騎はセレスチャル・テンプレートを持ち、呪文乗騎響を与えるに際しこの乗騎魔獣となる。15レベルの点で、パラディン乗騎は11+パラディンレベル呪文抵抗を持つ。

パラディン乗騎亡した場合、パラディンは30日間かまたは新たなパラディンレベルを得るまで、別の乗騎招来することはできない。パラディンはこの30日の期間、攻撃ロールダメージ・ロールに-1のペナルティを被る。

不屈のオーラ(超常)/Aura of Resolve:8レベル点で、パラディン(魅惑)呪文擬似呪文能力完全耐性を得ることができる。パラディン仲間は彼女の10フィート以内に留まる限り+4の士気ボーナスを、(魅惑)呪文に対抗するためのセーヴィング・スローに貰える。

この能パラディンの意識があるにのみ作用する。意識を失ったり亡したりしていると効果を発揮しない。

正義のオーラ(超常)/Aura of Justice:11レベルの点で、パラディン悪を討つ一撃を2回分消費することで、悪を討つ一撃を周辺10フィートの範囲内に居る仲間に1分間付与することができる。得られるボーナスはこのパラディンのものを使用する。この能一撃を授かった同盟者達は、パラディンの次のターンが来る前に、この一撃を消費しなければならず、ボーナスは1分間持続する。この能を使用するのはフリー・アクションである。クリーチャーはこの能からは如何なる響も受けない。

信仰のオーラ(超常)/Aura of Faith:14レベルの点で、パラディンの振るう武器は、ダメージ減少を打ち負かすときに善属性武器として見なされる。パラディンの10フィート以内でパラディンの敵に対して行われた攻撃は全て、善属性武器とみなされる。

この能パラディンに意識があるにのみ作用する。意識を失ったり亡したりしていると効果を発揮しない。

公正なオーラ(超常)/Aura of Righteousness:17レベルの点で、パラディンは5/ダメージ減少と、心術(強制)呪文擬似呪文能力に対しての完全耐性を得る。パラディンの10フィート以内に居る仲間は+4の士気ボーナスを、心術(強制)効果に対するセーヴィング・スローに対して得ることができる。

この能パラディンに意識があるにのみ作用する。意識を失ったり亡したりしていると効果を発揮しない。

聖なるチャンピオン(超常)/Holy Champion:20レベル点でパラディンは、自身が崇める神々のパワーの導管となる。ダメージ減少は10/になる。このパラディン来訪者悪を討つ一撃を使用すると、その来訪者は同バニッシュメントの対象になる。術者レベルパラディンレベルに等しい(武器聖印自動的にこの能の対象が憎む物体と見做される)。バニッシュメント効果とその攻撃ダメージ処理を解決した後で、その“悪を討つ一撃”は終了する。加えて、もしパラディンクリーチャーを癒すために正のエネルギー放出の能か“癒しの手”の能を使用したはいつでも、その回復量は常に最大値となる。

行動規範/Code of Conduct:パラディン属性は“秩序にして善”でなければならず、一度でも進んでの行為を行ったら、全てのクラスを失う。

加えてパラディン行動規範は、正当な権威に敬意を払い、名誉をもって行動し(をつかない、ズルをしない、を使わない等)、助けが必要な者を助け(その助けが、混沌の助成とならない場合)、無垢な者たちを迫害し脅かす者たちをすることを求めている。

仲間/Associates:パラディンまたは中立属性の者と冒険を共にするが、属性のキャラクターや自身の倫理観に反する者と共に行動することは避ける。特別な状況ではの者と同盟を組むこともありうるが、より大きなを滅ぼすためと信じている場合だけである。そのような同盟を組んでいる間、定期的にアトーンメント呪文を求めねばならないし、その害が益を上回っていると感じたならばすぐに解消しなければならない。パラディンは、“秩序にして善”の雇い人従者腹心のみを受け入れる。

元パラディン Ex-Paladins

秩序にして善”で無くなったり、の行動を喜んで受け入れたり、行動規範を大幅に逸脱したパラディンは、全てのパラディンパラディンの特別な乗騎も含まれるが、武器、鎧、への習熟は残る)と、呪文を使う能を失う。パラディンはこれ以上パラディンレベルを上げることはできない。違反に対してしかるべき贖罪を行えば、失った能回復し、レベル上昇の制限も解除される(詳しくは、アトーンメント呪文参照)。

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