この悪臭を放ち歩きまわる愚かな存在、野蛮な邪悪――オーガとの遭遇に準備している冒険者はほとんどいない。最初にオーガを印象づけるのは圧倒するほどの大きさだ。オーガの身長は9~10フィートで、ほとんどの人型生物を見下ろすほど。その恐ろしく太い腕と足は強力だが不格好な筋肉で膨らんでいる。
オーガは巨人の中では最も数が多く愚かだ。近親交配と混血が何世代も繰り返される中で巨人種のまがい物となってしまった。それゆえ、他の巨人種はオーガを忌み嫌い、この脆弱ないとこを嘲りの対象とする。しかし視野が狭い家族と反社会的な性向を備えたオーガは、そういった意見をほとんど勘案しない。オーガの氏族が他のクリーチャーとして単体の巨人を獲物とすることも有り得る話だ。
オーガは他の種族よりも圧倒的に高い頻度で肉体異常や奇形を持つことが多い、捻くれた獣だ。その理由は、彼らが家族の絆を強める手段として近親交配を行う慣習を持つことにある。その結果生じた異常はオーガに馬鹿にされることはない。そういった弱みは、彼らが信仰する闇の神の印と見なされる。まさにその迷信深さが、オーガを嫌がられる獣じみたクリーチャーとしている。機会があれば、彼らは全力を尽くし、最も魅力的な犠牲者を不具にして拷問する。
最も数の多い巨人であることに加え、オーガは最も多様な地域に住む巨人でもある。彼らはほとんどどのような地域にもいる。極地には、色白の肌をした毛むくじゃらの獣が歩きまわり、森林、沼地、開けた平原には無数の氏族が住んでいる。
通常、オーガは6~12体の大人と少年を含む家族集団を形成する。“首領”と呼ばれる強力で絶対的な家長(男女どちらもありえる)によって率いられている。より大きな家族が存在することも知られているが、オーガは破壊傾向が強すぎるため、12人より多くの氏族が存在する場所はほとんどない。そういった集団は飢えや内乱のためにばらばらになる事が多い。オーガ氏族における首領の権力は絶対的で、唯一の法は首領の命令である。気に入られたものは最高級の食事や寝床を得られるが、興味を失われれば飢えることとなり、暴力や嫌がらせの対象となる。その結果として、オーガの氏族に強い絆が結ばれていることはほとんどない。
オーガの家族にとって、食料と生き残ることはいずれも継続的な問題である。彼らの強大な本能は生き残るために大量の食事を必要とする。しかし彼らは、農業や畜産といったつまらない仕事をこなす忍耐力はほとんど持っていない。そのため彼らは略奪や強奪、殺戮によって食料庫を満たす。オーガは殺戮に完全に頼りきっているわけではない。狩人や罠師として活動するものもいる。景気が悪い時は、オーガは同族食いもためらわない。病人や肉体の弱いものは長い飢饉を生き残ることはできない。競争相手がそれに気づくと、鍋を満たし反対するものを消すために密かに殺してしまう。健康で立場のいい家族の一員でさえ、長期間に渡り首領が飢えると夕食の材料となってしまう。
オーガの狩猟方法はクリーチャーを走らせて疲れさせるか、獲物を包囲して獲物を中央に追いやり殺すかのいずれかである。オーガの小さな狩猟団は鹿の群れを何日も追い回し、はぐれたものを選んで将来の食料として捕らえておく。オーガは人間や知性のある獲物を狩るために、様々な技術を用いる。いつもおこなう肉の解体よりも、オーガは実際の狩りに喜びを感じる。彼らは獲物に恐怖と絶望を与えることに喜びを見出す。その狩りの多くが驚くほど無駄に行われているというのは、獲物にとっては不幸な話だ。オーガは純粋な拷問もことさら楽しむ。しかし人型生物の肉体が持つ限界をほとんど理解していないし、彼らには忍耐力が乏しいため、その技はさほどのものではない。不器用で暴力的な拷問は、オーガから考えると通常あまりにもあっさりと終わってしまう――しかし食事がすぐに訪れるため、ほとんどのオーガは後悔などしない。
オーガは自分より小さいクリーチャーを獲物とみなし、戦って勝てないと感じたり交渉によってより大きな報酬が得られると確信できた場合にのみ、彼らを自分の手の届くところに滞在させる。冒険者は約束と秘密の財宝でオーガを騙して逃げ出したという物語を語る。幸運にもオーガと提携を結んだ大胆な人間もわずかながら存在する。しかし最終的には、策謀家になろうとしたもののほとんどは、仲間意識や将来の報酬をオーガの食欲が超えてしまうことに気づく。
最も愚かなオーガの家族でさえ、人口の多い人間の居住区の近くにいるときには警戒心を抱く。脅威にさらされると人間が手を組むことをオーガは知っており、氏族のほとんどは社会の縁に存在するものを獲物とし、小さな村や武装の貧弱な隊商、孤立した農場を襲うことに力を傾ける。エルフは森に入ろうとするオーガを殺してしまうので、オーガはエルフの国も避けることが多い。地下に住むドワーフは居住地域から離れており、オーガはさほど興味を持たない。オーガはノームやハーフリングといった小さい人型生物を人に似たクリーチャーの中でも最高の美味と考えており、しばしば魅了されたようにこの小さな獲物を追い求める。こういった小さなクリーチャーが自分たちよりずっと頭がいいなどとは考えもしない。ハーフリングとノームがこの大きく愚かな巨人を知恵で打ち倒す物語は数多く存在する。
オーガが過去に大軍勢に組み入れられたことはあるが、それは通常他のクリーチャーが食事と敵を傷つける最前線に立たせてくれるという約束で徴募した時のみだ。強力な巨人(あるいは人間である場合さえある)の将軍の指揮下で、優れた装備を身につけたオーガは破壊力を伴う軍勢を形作る。筋力と闇を恐れぬ性向により、オーガは優れた突撃隊となる。また、指揮官は、建造物と住民に最小限しか傷つけることなく都市を手にしようとした場合、この愚かで衝動的な巨人をその地に送るべきではないとすぐに気づく。
オーガの完全なデータは Bestiaryの該当する項目に掲載されている。
オーガは愚かで暴力的な性格と、その忌まわしい風習で知られている。その才能は発明や調査には向かないが、背徳、力、生存に向けられている。それを表すように、本項で示される新しいオーガの選択肢は、この種族の祖先から受け継いだもの、奇妙な突然変異、新しい環境に慣れる能力を強化するものである。
混血によるものにせよ、魔法や錬金術の実験によるものにせよ、奇妙な環境によるものにせよ、オーガは他の種族よりもはるかに突然変異しやすい。オーガは他のほとんどの種を徹底的に殺して滅ぼすことで生き残る。以下に示すのは氏族のオーガに見られる変異の一例である。
シックン(分厚い)・テンプレートを持つオーガは巨大で、馬鹿でかい頭と鋭牙を持つ。
クイック・ルール:アーマー・クラス、遠隔攻撃ロール、イニシアチブ判定、【敏捷力】基準の技能に-1のペナルティ; “噛みつき”攻撃(1d8)を得る。
再構築ルール:能力値 -2【敏捷力】; 攻撃 “噛みつき”攻撃を得る(1d8)。
シャグラ・テンプレートを持つオーガは長く密集した毛皮に覆われており、発育の悪い脚と強大な腕を備えている。その姿はエイプ(猿)に似ている。彼らは四つん這いで移動し、巨大な拳で敵を打ち砕く。
クイック・ルール:すべての攻撃ロール、ダメージ・ロール、【筋力】判定に+2; 2回の“叩きつけ”攻撃(1d6)を得る; モンスター特殊能力の“つかみ”と“締めつけ”を得る。
再構築ルール:能力値 +4【筋力】; 攻撃 2回の“叩きつけ”攻撃(1d6、“つかみ”、“締めつけ”)を得る; 特殊能力 “つかみ”、“締めつけ”。
この背が高く骨太のオーガは、分厚く樹皮のような肌を保ち、体のあらゆるところに刺が生えている。その指先には鋭くイバラのような爪が生えている。
クイック・ルール:アーマー・クラスに+2、ヒット・ダイスごとに-1HP、頑健セーヴと【耐久力】判定に-1; 2回の“爪”攻撃(1d6)を得る; 森林での〈隠密〉判定に+4の種族ボーナス。
再構築ルール:能力値 -2【耐久力】、+2外皮ボーナス; 攻撃 2回の“爪”攻撃(1d6)を得る; 特殊 森林での〈隠密〉判定に+4の種族ボーナス。
オーガは時々、他のジャイアントとの子を生む。混血の結果生まれるのがジャイアントキン(巨人の子)・オーガである。彼らはこのオーガでない親からいくつか能力を授かる。ジャイアントが多く住む地域の近くに住むオーガ氏族では混血はありふれたことであり、ジャイアントキンだけで構成されたオーガ氏族が存在することもある。
オーガより強大なジャイアントの血を交わらせたジャイアントキン・オーガは通常のオーガよりも大きく強力な存在だ。彼らはジャイアントの祖先から能力を得る。
再構築ルール:ヒット・ポイント ヒット・ポイントに+10; セーヴィング・スロー すべてのセーヴィング・スローに+1の種族ボーナス; 能力値 【筋力】+4、【耐久力】+4; 特殊攻撃 岩投げ(1d6、90フィート)、特殊 下表を参照。
混血 |
|
---|---|
ストーンブラッド(ストーン・ジャイアントとの混血) |
|
ヒルブラッド(ヒル・ジャイアントとの混血) |
外皮ボーナスが2増加する |
ファイアーブラッド(ファイアー・ジャイアントとの混血) |
|
フロストブラッド(フロスト・ジャイアントとの混血) |
君の肉体腐敗は肺にまで至り、悪臭を放つ液体で満たされている。
利益:君はひどい臭いのする、痰と昔の食事の残りが混じった湿り気のある気体を30フィート円錐形に吐き出すことができる。この範囲にいるクリーチャーは頑健セーヴ(難易度=10+ヒット・ダイスの半分+【耐久力】修正値)を行わねばならず、失敗すると1d6分の間吐き気がする状態となる。影響を受けたクリーチャーは全ラウンド・アクションとして新鮮な空気を吸い、口の中に残った汚物を取り除くことで、この効果を終了させるために再度セーヴを試みることができる。君はこのブレス攻撃を1日に2回と、6を超える6HDごとに追加で1回使用することができる。
君は自分の内側で燃える怒りをつなぎ、力を燃料とすることができる。
利益:激怒パワーを1つ選択する。1日1回、フリー・アクションとして、君は怒りの興奮に入り、1分の間この激怒パワーの効果を得る。その激怒パワーが通常であれば使用された時にバーバリアンの激怒を終了させる場合、この効果は使用された後に終了し、君は即座に疲労状態となる。それ以外の場合、この能力の持続時間が終了しても疲労状態にはならない。
激怒パワーの効果を決定するための有効バーバリアン・レベルは、君の合計ヒット・ダイス-3に等しい。この特技はバーバリアンの激怒が通常与える利益とペナルティを与えることはない。
特殊:君はこの特技を複数回修得できる。修得するたびに、別の激怒パワーを1つ選択し、この特技の1日の使用回数を追加で1回得る。君がこの特技を起動するたび、この特技で得られた激怒パワーをいくつでも(全てでもよい)使用することができる。
君は筋肉の発達した分厚い腕を持つ。これを用いて君は強力な一撃を見舞い、捕らえた小さなクリーチャーの命を握りつぶすことができる。
前提条件:【筋】25、《組みつき強化》、《素手打撃強化》、オーガ、大型以上のサイズ。
利益:自分よりサイズの小さいクリーチャーに組みついている間、君の素手打撃によるダメージは1サイズ段階だけ増加する。君は締めつけモンスター特殊能力を得る。締めつけは、自分のサイズに等しい叩きつけダメージか素手打撃によるダメージ(いずれか大きい方)に等しいダメージを与える。
どんなに多くの食事でさえもあっという間に飲み込み、別の仕事に取り掛かれるオーガもいる。
前提条件:《組みつき強化》および《素手打撃強化》の両方または“つかみ”の能力、オーガ、大型以上のサイズ。
利益:自分より2サイズ段階以上小さいクリーチャーに組みついた状態で自分のターンを開始したなら、君は移動アクションとして組みついているクリーチャーを口の中に入れ、(敵を押さえつける場合と同様に)再度組みつき戦技判定を試みることができる。この判定に成功すると、君は飲み込み特殊能力を持つかのように敵を飲み込む。
独自の発育不全の脳を備えた、退化した寄生する頭の付いた状態で君は生まれる。その頭はほとんど君の肉の中に埋もれていて歪んだ顔しか見えないかもしれないし、首か肩か背中か腰かから伸びている首から生えているかもしれない。
利益:君が有害な効果に対して意志セーヴを試みる際、25%の確率でその効果は代わりに奇形の頭を目標とする。その場合、君はセーヴィング・スローに成功したかのように扱い、1d4ラウンドかその効果時間(いずれか長い方)の間、君は不調状態となる。
特殊:君はこの特技を2回修得することができる。2回修得すると、有害な効果に対する意志セーヴを要する効果が君ではなく奇形の頭を目標とする可能性が50%に増加する。これにより別の奇形の頭を得られるわけではない。
君は病によりその肉体を腐らせた。四肢は奇形となりあるいは萎縮して、悪臭を放ち壊死した。しかし君は治療を拒んだかそれを切り落とした。
利益:君は悪臭特殊能力(難易度 10+ヒット・ダイスの半分+君の【耐久力】修正値)を得る。
君は夜にまぎれて人を狩り、静かに殺戮することに卓越している。
前提条件:《技能熟練:隠密》、暗視、ハーフオーガまたはオーガ、大型以上のサイズ。
利益:薄明かりや自然の暗闇の範囲にいる間、君は〈隠密〉判定にサイズ・ペナルティを受けず、立ちすくみ状態の敵に対する攻撃ロールに+2のボーナスを得る。
君はクリティカル・ヒットを正確に刻み、破壊的なダメージを与えることができる。
利益:君が《渾身の一打》特技を用いた攻撃をクリーチャーに命中させるか敵にクリティカル・ヒットを確定させると、その攻撃のダメージに急所攻撃のダメージを加える。この特技は既に急所攻撃によるダメージを与えられる攻撃にはなんの効果ももたらさない。
オーガは力よりも頭脳に価値を置くものを見下す。しかし賢いオーガは権力にその生き方を見出す。
経験点1,200
オーガ、2レベル・クレリック
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ -2; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+7
アーマー・クラス 19、接触7、立ちすくみ19(+6外皮、-1サイズ、-2【敏】、+6鎧)
ヒット・ポイント 51(6d8+24)
頑健 +11、反応 -1、意志 +7
移動速度 30フィート
近接 高品質のグレートソード=+11(3d6+10/19~20)
遠隔 ジャヴェリン=+1(1d8+7)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 負のエネルギー放出1回/日(難易度9、1d6)
領域の擬似呪文能力(術者レベル2; 精神集中+3)
1レベル―エンラージ・パースン(領)、キュア・ライト・ウーンズ、ディヴァイン・フェイヴァー、ブレス
0レベル(回数無制限)―クリエイト・ウォーター、ステイビライズ、ディテクト・マジック、メンディング
(領) 領域呪文; 領域 狂気、力
【筋】25、【敏】6、【耐】19、【知】8、【判】12、【魅】7
基本攻撃 +4; 戦技ボーナス +12; 戦技防御値 20
特技 《強打》、《戦闘発動》、《鋼の意志》
技能 〈呪文学〉+4、〈知覚〉+7
言語 巨人語
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ、ポーション・オヴ・インヴィジビリティ、スクロール・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、錬金術師の火(2); その他の装備 高品質のブレストプレート、ジャヴェリン(3)、高品質のグレートソード、アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+1、邪印、157GP
経験点1,200
オーガ、3レベル・ローグ
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 19、接触10、立ちすくみ18(+5外皮、-1サイズ、+1【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 52(7d8+21)
頑健 +8、反応 +5、意志 +2
防御能力 身かわし、罠感知+1
移動速度 40フィート
近接 高品質のグレートクラブ=+12(2d8+10)
遠隔 ジャヴェリン=+5(1d8+7)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 急所攻撃+2d6
【筋】25、【敏】12、【耐】17、【知】8、【判】10、【魅】5
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +13; 戦技防御値 24
特技 《イニシアチブ強化》、《技能熟練:隠密》、《強打》、《夜間徘徊》*
技能 〈隠密〉+10(薄暗い光または暗闇の中では+14)、〈軽業〉+11、〈装置無力化〉+2、〈知覚〉+10、〈登攀〉+17
言語 巨人語
その他の特殊能力 ローグの技(高速隠密)、罠探し+1
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、ポーション・オヴ・エリクサー・オヴ・ハイディング、ワスプ・ネスト・オヴ・スウォーミング; その他の装備 +1スタデッド・レザー、ジャヴェリン(3)、高品質のグレートクラブ、フェザー・トークン(ツリー)、16GP
暴力はオーガの生きる術である。そのほとんどがほんの僅かでもルールを破った者にさえ責め苦を負わせてきた氏族の首領から苦痛を与える最良の方法を学んでいる。
経験点2,400
オーガ、3レベル・バーバリアン
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +0; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+13
アーマー・クラス 17、接触8、立ちすくみ17(+5外皮、-2激怒、-1サイズ、+1反発、+4鎧)
ヒット・ポイント 88(7HD; 4d8+3d12+45)
頑健 +14、反応 +3、意志 +8
防御能力 直感回避、罠感知+1
移動速度 50フィート
近接 +1グレートアックス=+15/+10(3d6+14/×3)
遠隔 ジャヴェリン=+5/+0(1d8+9)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 激怒(12ラウンド/日)、激怒パワー(鋭敏嗅覚)
基本データ 激怒していない場合、オーガのごろつきのデータは以下のとおり。アーマー・クラス 19、接触10、立ちすくみ19; ヒット・ポイント 74; 頑健 +12、意志 +6; 近接 +1グレートアックス=+13/+8(3d6+11/×3); 【筋】25、【耐】 19; 戦技ボーナス +14、戦技防御値 25; 技能 〈登攀〉+10。
【筋】29、【敏】10、【耐】23、【知】6、【判】12、【魅】5
基本攻撃 +6; 戦技ボーナス +16; 戦技防御値 25
特技 《技能熟練:知覚》、《強打》、《薙ぎ払い》、《鋼の意志》
技能 〈生存〉+6、〈知覚〉+13、〈登攀〉+12
言語 巨人語
その他の特殊能力 高速移動
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(4)、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ; その他の装備 チェイン・シャツ、+1グレートアックス、ジャヴェリン(3)、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+1、77GP
経験点3,200
オーガ、4レベル・ファイター
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+7
アーマー・クラス 21、接触7、立ちすくみ21(+5外皮、-1サイズ、-2【敏】、+9鎧)
ヒット・ポイント 76(8HD; 4d8+4d10+36)
頑健 +12、反応 +0、意志 +5([恐怖]に対して+1)
防御能力 武勇+1
移動速度 30フィート
近接 高品質のグレートソード=+16/+11(3d6+14/19~20)またはグレートクラブ=+14/+9(2d8+12)
遠隔 ジャヴェリン=+4/-1(1d8+8)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
戦闘中 オーガの狩猟は弱そうな見た目の敵に近づき、封じ込めるためにその広い間合いを用いる(必要ならば《踏み込み》も用いる)。
【筋】26、【敏】6、【耐】19、【知】6、【判】12、【魅】7
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +16; 戦技防御値 24
特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《渾身の一打》、《鋼の意志》、《武器開眼:グレートソード》、《武器熟練:グレートソード》、《踏み込み》
技能 〈威圧〉+3、〈知覚〉+7
言語 巨人語
その他の特殊能力 鎧修練1
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(2)、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、バッグ・オヴ・トリックス(灰色); その他の装備 フル・プレート、グレートクラブ、ジャヴェリン(3)、高品質のグレートソード、342GP
美味しい人型生物のごちそうの捕獲が専門であるオーガは、氏族の中でも人気がある。
経験点4,800
オーガ、5レベル・ファイター
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+9
アーマー・クラス 21、接触11、立ちすくみ20(+5外皮、-1サイズ、+1反発、+1【敏】、+5鎧)
ヒット・ポイント 86(9HD; 4d8+5d10+41)
頑健 +13、反応 +4、意志 +6([恐怖]に対して+1)
防御能力 武勇+1
移動速度 40フィート
近接 +1オーガ・フック=+17/+12(2d8+14/×3、加えて“足払い”)または素手打撃=+16/+11(1d4+12)
遠隔 ジャヴェリン=+8/+3(1d8+7)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 武器修練(ポールアーム+1)
【筋】25、【敏】12、【耐】18、【知】6、【判】12、【魅】5
基本攻撃 +8; 戦技ボーナス +16; 戦技防御値 28
特技 《危険な踏みつけ》、《強打》、《素手打撃強化》、《追尾》、《鋼の意志》、《武器開眼:オーガ・フック》、《武器熟練:オーガ・フック》、《迎え討ち》
技能 〈職能:料理人〉+5、〈知覚〉+9
言語 巨人語
その他の特殊能力 鎧修練1
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(3)、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ; その他の装備 +1ブローリング・チェイン・シャツ、+1オーガ・フック、ジャヴェリン(3)、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+1、23GP
経験点12,800
オーガ、8レベル・バーバリアン
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +2; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+14
アーマー・クラス 20、接触10、立ちすくみ18(+5外皮、-2激怒、-1サイズ、+1反発、+2【敏】、+5鎧)
ヒット・ポイント 155(12HD; 4d8+8d12+80)
頑健 +16、反応 +6、意志 +9; 魔法に対して+4
防御能力 直感回避強化、罠感知+2; ダメージ減少 1/―
移動速度 50フィート
近接 +1グレートアックス=+21/+16/+11(3d6+16/×3)、噛みつき=+15(1d8+15、加えて“獣の憤怒”)または素手打撃=+20/+15/+10(1d4+15)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 激怒(21ラウンド/日)、激怒パワー(獣の憤怒、鋭敏嗅覚、筋力招来+8、呪い避け+4)
基本データ 激怒していない場合、オーガの暴食家のデータは以下のとおり。アーマー・クラス 22、接触12、立ちすくみ20; ヒット・ポイント 131; 頑健 +14、意志 +7; 近接 +1グレートアックス=+19/+14/+9(3d6+13/×3)、噛みつき=+13(1d8+12加えて“獣の憤怒”)または素手打撃=+18/+13/+8(1d4+12); 【筋】26、【耐】 17; 戦技ボーナス +20、戦技防御値 33。
【筋】30、【敏】15、【耐】21、【知】4、【判】12、【魅】7
基本攻撃 +11; 戦技ボーナス +22(+26組みつき); 戦技防御値 33(対組みつき35)
特技 《組みつき強化》、《上級組みつき》、《素手打撃強化》、《大喰らい》*、《追加HP》、《鋼の意志》
技能 〈生存〉+6、〈知覚〉+14
言語 巨人語
その他の特殊能力 高速移動
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ(3)、ポーション・オヴ・ニュートラライズ・ポイズン、シャツ・オヴ・イモレイション; その他の装備 +1チェイン・シャツ、+1グレートアックス、ベルト・オヴ・インクレディブル・デクスタリティ+2、キャンプファイアー・ビード、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+1、60GP
オーガの人狩りとオーガの暴食家はその素晴らしい組みつき技術と面白い話、美味しい子供のジャム、美味しい人間を捕まえる技術のおかげで、全ての焚き火で歓迎される。彼らはやってきて最初に食事と愛人を選ばせるよう要求する。
獲物が我慢できる限り、オーガの狩人は獲物を追跡し、忍び寄り、恐れさせ、拷問することを好む。
経験点6,400
オーガ、6レベル・レンジャー
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +5; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+13
アーマー・クラス 22、接触11、立ちすくみ21(+5外皮、-1サイズ、+1反発、+1【敏】、+6鎧)
ヒット・ポイント 81(10HD; 4d8+6d10+30)
頑健 +13、反応 +10、意志 +6
移動速度 30フィート
近接 高品質のグレートソード=+18/+13(3d6+12/19~20)
遠隔 高品質のコンポジット・ショートボウ=+10/+5(1d8+8/×3)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 戦闘スタイル(“両手武器”)、得意な敵(動物+2、人間+4)
戦闘中 オーガの狩人はライノ・ハイドの突撃へのボーナスを用いるために、突撃で近づくことを好む。戦闘で有利になると、獲物を生きたまま捕えるために非致傷ダメージを用いる。生きた獲物は自分と一族をより楽しませてくれるからだ。ウルフの動物の相棒を、自分を煩わせる呪文の使い手に向かわせる。殺されそうだと感じたら、オーガの狩人は容赦なく敵を切り刻み、まず人間を殺すことに集中する。
【筋】26、【敏】12、【耐】17、【知】8、【判】10、【魅】5
基本攻撃 +9; 戦技ボーナス +18; 戦技防御値 30
特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《渾身の一打》、《持久力》、《神速の反応》、《薙ぎ払い》、《鋼の意志》、《武器熟練:グレートソード》
技能 〈威圧〉+5、〈隠密〉+9、〈生存〉+8、〈知覚〉+13、〈登攀〉+15、〈動物使い〉+5
言語 巨人語
その他の特殊能力 狩人の絆(ウルフの動物の相棒)、追跡+3、得意な地形(森林+2)、野生動物との共感+3
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ; その他の装備 ライノ・ハイド、高品質のコンポジット・ショートボウとアロー20本、高品質のグレートソード、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+1、60GP
真なる中立/中型サイズの動物
イニシアチブ +4; 感覚 夜目、鋭敏嗅覚; 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 17、接触13、立ちすくみ14(+3【敏】、+4外皮)
ヒット・ポイント 19(3d8+6)
頑健 +5、反応 +6、意志 +2
防御能力 身かわし
移動速度 50フィート
近接 噛みつき=+5(1d6+3、加えて“足払い”)
【筋】14、【敏】16、【耐】15、【知】2、【判】12、【魅】6
基本攻撃 +2; 戦技ボーナス +3; 戦技防御値 16(対足払い20)
特技 《技能熟練:知覚》、《武器熟練:噛みつき》
技能 〈生存〉+3、〈知覚〉+8
その他の特殊能力 芸(「攻撃しろ」、「来い」、「守れ」、「取ってこい」、「番をしろ」、「後に続け」、「待て」、「追跡しろ」)
人型生物の獲物を捕える不純なオーガの狩人が行う一般的なやり方は、獲物の頭、足、脚全体を切り取り、その傷を焼いて、オーガと飢えたウルフの動物の相棒が切り離された肉体の一部を食べる姿を無理やり見させるというものだ。獲物の四肢を全て失うと、おもちゃのように蹴られて最後には串に刺されて焼かれてしまう。
オーガの破壊者は混沌にして悪の力に選ばれ、世界中を歩きまわる。その中で、美しく、平和で、純粋なものをなんでも壊し、不具にし、喰らい、拷問にかけて殺すという邪悪な試練を行う。
経験点9,600
オーガ、7レベル・アンティパラディン
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+5
オーラ 戦慄(10フィート)
アーマー・クラス 24、接触10、立ちすくみ24(+5外皮、-1サイズ、+1反発、+9鎧)
ヒット・ポイント 107(11HD; 4d8+7d10+51)
頑健 +16、反応 +6、意志 +10
完全耐性 病気
移動速度 30フィート
近接 +1グレートソード=+18/+13(3d6+11/17~20)
遠隔 ジャヴェリン=+9/+4(1d8+7)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 善を討つ一撃3回/日(+2攻撃およびアーマー・クラス、+7ダメージ)、負のエネルギー放出(難易度15、4d6)
アンティパラディンの擬似呪文能力(術者レベル7; 精神集中+9)
回数無制限―ディテクト・グッド
準備済みのアンティパラディン呪文(術者レベル4; 精神集中+6)
2レベル―サイレンス(難易度14)
1レベル―デス・ネル(難易度13)、リタニィ・オヴ・ウィークネス
【筋】25、【敏】10、【耐】19、【知】6、【判】8、【魅】14
基本攻撃 +10; 戦技ボーナス +18; 戦技防御値 29
特技 《イニシアチブ強化》、《強打》、《クリティカル強化:グレートソード》、《渾身の一打》、《鋼の意志》、《武器熟練:グレートソード》
技能 〈威圧〉+10、〈知覚〉+5
言語 巨人語
その他の特殊能力 腐敗の接触5回/日(3d6)、魔物の恩恵(フィーンディッシュ種ライナセラスのしもべ)、無慈悲(疲労状態、よろめき状態)
戦闘用装備 ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(2)、ポーション・オヴ・キュア・モデレット・ウーンズ、ポーション・オヴ・フライ; その他の装備 高品質のフル・プレート、+1グレートソード、ジャヴェリン(3)、ベルト・オヴ・マイティ・コンスティチューション+2、クローク・オヴ・レジスタンス+1、ヘッドバンド・オヴ・アリュアリング・カリズマ+2、リング・オヴ・プロテクション+1、196GP
真なる中立/大型サイズの動物
イニシアチブ +0; 感覚 暗視60フィート、鋭敏嗅覚; 〈知覚〉+12
アーマー・クラス 16、接触9、立ちすくみ16(+7外皮、-1サイズ)
ダメージ減少 5/善; 抵抗 [氷雪]10、[火炎]10; 呪文抵抗 10
ヒット・ポイント 42(5d8+20)
頑健 +10、反応 +4、意志 +2
移動速度 40フィート
近接 突き刺し=+8(2d6+9)
接敵面 10フィート; 間合い 5フィート
特殊攻撃 強力突撃(突き刺し、4d6+12)、即行アクションでの善を討つ一撃1回/日(+0攻撃、+5ダメージ)
【筋】22、【敏】10、【耐】19、【知】2、【判】13、【魅】5
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +10; 戦技防御値 20(対足払い24)
特技 《頑健無比》、《技能熟練:知覚》、《持久力》
技能 〈知覚〉+12
オーガの破壊者は不浄で嫌悪感を抱かせる存在で、その心中は怒りに満ちている。その殺意と憎しみのこもった激情から安全でいられるものはいない。オーガの破壊者は気まぐれな行為すべてに熱中し、邪悪な守護者から与えられた力を使って大いに楽しむ。そして、文明的な住人全てを完全になくすために生きる。人々が“アンティパラディン”という言葉を聞いて思い浮かべるものを、オーガの破壊者は体現している。
大きな権力を集めるほど長く生きられるオーガはほとんどいない――このような権力は、強大なオーガの王あるいは女王に率いられる軍隊を、見るも恐ろしい軍勢に変える。
経験点25,600
オーガ、12レベル・オラクル
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +4; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+17
アーマー・クラス 28、接触10、立ちすくみ28(+6外皮、-1サイズ、+1反発、+12鎧)
ヒット・ポイント 180(16d8+108)
頑健 +14、反応 +8、意志 +11
ダメージ減少 10/アダマンティン(120HP); 完全耐性 疲労状態
移動速度 30フィート
近接 +1ファルシオン=+22/+17/+12(2d6+12/15~20)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
修得オラクル呪文(術者レベル12; 精神集中+15)
6レベル(3回/日)―マス・インフリクト・モデレット・ウーンズ、サモン・モンスターVI、マス・ブルズ・ストレンクス
5レベル(5回/日)―マス・インフリクト・ライト・ウーンズ、ウォール・オヴ・ストーン(難易度18)、ブレス・オヴ・ライフ、ライチャス・マイト
4レベル(6回/日)―インフリクト・クリティカル・ウーンズ、ウォール・オヴ・ファイアー、エア・ウォーク、キュア・クリティカル・ウーンズ、グレーター・マジック・ウェポン
3レベル(7回/日)―インフリクト・シリアス・ウーンズ、キュア・シリアス・ウーンズ、ディスペル・マジック、プレイヤー、マジック・ヴェストメント
2レベル(7回/日)―インフリクト・モデレット・ウーンズ、エイド、キュア・モデレット・ウーンズ、グレイス、フォッグ・クラウド、ブルズ・ストレンクス、レジスト・エナジー
1レベル(7回/日)―インフリクト・ライト・ウーンズ、エントロピック・シールド、エンラージ・パースン(難易度14)、オブスキュアリング・ミスト、キュア・ライト・ウーンズ、ディヴァイン・フェイヴァー、プロテクション・フロム・グッド
0レベル(回数無制限)―ヴァーチュー、ガイダンス、クリエイト・ウォーター、ステイビライズ、スパーク、ディテクト・マジック、ピュアリファイ・フード・アンド・ドリンク、ブリード(難易度13)、メンディング
神秘 闘争
戦闘前 オーガの王は自分の武器と防具にそれぞれグレーター・マジック・ウェポンとマジック・ヴェストメントを発動し、鉄の皮膚の啓示を起動する。
戦闘中 オーガの王は自分の戦闘能力を高めるために強化呪文と《呪文高速化》された呪文、戦場の癒やし手能力を使用し、自分が最も状態が良いようにする。弓使いや呪文の使い手に遭遇すると、オーガの王はウォール・オヴ・ストーンや《呪文高速化》したオブスキュアリング・ミストを用いて、近接戦闘を行うものが近づくまでの間その視線を妨げる。
基本データ グレーター・マジック・ウェポン、鉄の皮膚、マジック・ヴェストメントを使用していない場合、オーガの王のデータは以下の通り。アーマー・クラス 25、ダメージ減少なし; 近接 +1ファルシオン=+20/+15/+10(2d6+10/15~20)。
【筋】23、【敏】10、【耐】21、【知】6、【判】8、【魅】16
基本攻撃 +12; 戦技ボーナス +19; 戦技防御値 30
特技 《イニシアチブ強化》、《クリティカル強化:ファルシオン》、《クリティカル熟練》、《啓示追加:戦闘の癒し手》、《啓示追加:鉄の皮膚》、《呪文高速化》、《上級武器熟練:ファルシオン》、《神速の反応》、《追加HP》、《鋼の意志》、《武器熟練:ファルシオン》
技能 〈威圧〉+16、〈呪文学〉+4、〈知覚〉+17
言語 巨人語
その他の特殊能力 オラクルの呪い(足萎え)、啓示(戦場の明快さ2回/日、戦闘の癒し手2回/日、鉄の皮膚1回/日、武器への習熟、奇襲突撃2回/日、武器体得)
戦闘用装備 ブーツ・オヴ・スピード; その他の装備 高品質のフル・プレート、+1ファルシオン、アミュレット・オヴ・ナチュラル・アーマー+1、ベルト・オヴ・マイティ・コンスティチューション+2、クローク・オヴ・レジスタンス+1、ヘッドバンド・オヴ・アリュアリング・カリズマ+2、リング・オヴ・プロテクション+1、宝飾品と宝石(合計5,000GPの価値)、775GP
この硬い皮を持つクリーチャーは痩せたオーガのような姿をしているが、四つん這いで歩く。その爪、歯、尾、歩き方のために、このクリーチャーは退化した獣のように見える。
経験点1,200
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +1; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+6
アーマー・クラス 15、接触10、立ちすくみ14(+5外皮、-1サイズ、+1【敏】)
ヒット・ポイント 32(5d8+10); 再生5([強酸]または[火炎])
頑健 +6、反応 +2、意志 +3
移動速度 40フィート
近接 噛みつき=+7(1d6+5、加えて“足払い”)、爪(×2)=+7(1d4+5)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
【筋】20、【敏】13、【耐】14、【知】5、【判】10、【魅】5
基本攻撃 +3; 戦技ボーナス +9; 戦技防御値 20(対足払い24)
特技 《技能熟練:隠密》、《鋼の意志》、《迎え討ち》、《夜間徘徊》*
技能 〈隠密〉+1(薄暗い光または暗闇の中では+5)、〈知覚〉+6、〈登攀〉+9; 種族修正 +4薄暗い光または暗闇での〈隠密〉
言語 巨人語
その他の特殊能力 オーガの血
出現環境 寒冷/丘陵および山岳
編成 単体、2体、または徒党(3~4)
宝物 半分
オーガの血(変則)/Ogre Blood トログルは種族に関する効果を決定する際、オーガとして扱われる。
この闇に慣れたクリーチャーはトロルとオーガの間に生まれた混血児で、互いの最悪の要素を組み合わせた存在だ。彼らは通常動物のように振る舞い四つん這いで移動する。しかし後ろ足で立ち上がり、するどいツメと危険な噛みつきで攻撃することができる。ペットとして飼うオーガもおり、極端に愚かではあるが面白い同族として扱われる。トロルは通常、視界に入ったトログルを殺し、トログルのいるオーガ氏族は全て一掃しようと徒党を組むことで知られている。
このトログルは汚れたスタデッド・レザー・アーマーと犬の首輪をつけて、強力なボウを背負っている。
経験点2,400
トログル、2レベル・レンジャー
混沌にして悪/大型サイズの人型生物(巨人)
イニシアチブ +3; 感覚 暗視60フィート、夜目; 〈知覚〉+8
アーマー・クラス 21、接触12、立ちすくみ18(+5外皮、-1サイズ、+3【敏】、+4鎧)
ヒット・ポイント 54(7HD; 5d8+2d10+21); 再生5([強酸]または[火炎])
頑健 +10、反応 +7、意志 +3
移動速度 45フィート
近接 噛みつき=+11(1d6+7、加えて“足払い”)、爪(×2)=+12(1d4+7)
遠隔 コンポジット・ショートボウ=+7(1d8+7/×3)
接敵面 10フィート; 間合い 10フィート
特殊攻撃 戦闘スタイル(“肉体武器”)、得意な敵(人間+2)
【筋】24、【敏】17、【耐】16、【知】7、【判】10、【魅】3
基本攻撃 +5; 戦技ボーナス +13; 戦技防御値 26(対足払い30)
特技 《快速》、《技能熟練:隠密》、《鋼の意志》、《武器熟練:爪》、《迎え討ち》、《夜間徘徊》*
技能 〈隠密〉+10(薄暗い光または暗闇の中では+14)、〈生存〉+6、〈知覚〉+8、〈登攀〉+12
言語 巨人語
その他の特殊能力 オーガの血、追跡+1、野生動物との共感-2
装備 +1スタデッド・レザー、コンポジット・ショートボウとアロー20本、アミュレット・オヴ・マイティ・フィスツ+1、49GP
狩りと追跡の生得の技術を誇示するトログルもいる。その主であるオーガは鍋に入れる人間を見つけて殺す、素早く危険なペットとするために、その才能を用いて優位に立つ。
オーガは多産で、食料や気晴らし、しばらく住める場所のどれかがある場所ならどこでも見ることができる――近くにいる種族にとっては甚だ面倒なことだ。
この遭遇は女神官と小さな崇拝者集団で構成されている。彼らは巡礼のために移動しているのかもしれないし、幻視に従うオーガのクレリックに率いられた小さな家族集団なのかもしれない。
ヒット・ポイント 各30
この野蛮で効率的な一団は、動物と二本足の獲物の両方に忍び寄り、殺す。冒険者が出会う場合、彼らは大きな獲物の動物を追いかけているか、人間を捕らえるために小さな村を標的としているか、防護の貧弱な隊商をバラバラにしようとしているといったあたりがありえそうな話だ。
ヒット・ポイント 19
余裕がなくなってくると、複数のオーガ氏族が村――あるいは小さな村でさえ――を完全に破壊しようと集結する。村人や家畜はこの即興の軍勢の食料庫を満たし、腐った後に内部分裂が起きることもしばしばだ。
ヒット・ポイント 各30
このオーガの群れは食料のためだけではなく、純粋な破壊の快楽を味わうために殺戮する。
ヒット・ポイント 42
ヒット・ポイント 各86