Air Walk/空歩き
系統 変成術[風]; 呪文レベル クレリック4、ドルイド4
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、信仰
距離 接触
目標 接触した(サイズが巨大以下の)クリーチャー
持続時間 10分/レベル
セーヴィング・スロー 不可; 呪文抵抗 可(無害)
対象は、まるで堅い地面を歩くかのように、空気を踏みしめて歩くことができる。上方向に移動するのは坂道を登る要領だ。上昇および下降の際は最大45度までの角度で、対象の通常移動速度の半分で移動できる。
疾風(時速21マイル以上)は、対象を押し流したり、押し留めたりする。毎ラウンド、クリーチャーのターンの終わりに、風は風速毎時5マイルごとに5フィートずつ対象を押し流していく。極めて強い風や荒れ狂う風にさらされた場合、GMの選択により、そのクリーチャーが移動に関するコントロールを失ったり、風に翻弄されて物理的ダメージを負うなどといった迫加ペナルティの対象となることがある。対象が空中にいる間に呪文の持続時間が切れた場合、魔法はゆっくりと効力を失う。対象は1d6ラウンドの間、1ラウンドに60フィートずつ降下する。この時間内に地面につけば、安全に着地できる。そうでなければ、残りの距離を落下し、10フィート落下するごとに1d6ポイントのダメージを受ける。呪文を解呪すれば呪文は実質上終了するため、エア・ウォーク呪文が解呪された場合も、対象は上記のようにして落下する。ただし、アンティマジック・フィールドによって無効化された場合はその限りではない。
術者は特別な訓練を受けた乗騎にエア・ウォークをかけ、それを空中で乗り回すことができる。1週間の作業と難易度25の〈動物使い〉判定によって、乗騎にエア・ウォークを使った移動(これは“芸”1つぶんと見なされる; 〈動物使い〉を参照)を仕込むことができる。