意外でもないだろうが、これら秘術魔法の多様性と難解なる秘技の実践者には、実に様々な種類が存在する。他の秘術呪文の使い手のやり方を模倣する秘技を用いるアーケイニストもいれば、本当に特殊なやり方で力を具現化させるものもいる。
全てのアーケイニストが、最も深い魔法の秘密を理解しようと内部を見つめているわけではない。外を見つめ、異次元のクリーチャーと関係し、秘密や力、利益を取引するものもいる。
異次元呪文/Planar Spells:異次元学者は全てのプレイナー・アライ呪文を呪文リストに加える(クレリック・レベルとしてアーケイニスト・レベルを用いる)。さらに、プレイン・シフトを5レベルのアーケイニスト呪文として扱う。
召喚熟練(擬呪)/Conjurer's Focus:異次元学者は秘術蓄積から1ポイントを消費することで、サモン・モンスターIを発動することができる。異次元学者は標準アクションとしてこの呪文を発動でき、招来したクリーチャーは(レベル毎に1ラウンドではなく)レベル毎に1分間その場に居続ける。3レベルの時点と以降2レベル毎に、この能力の力は1呪文レベルずつ増加させ、より強力なクリーチャーを招来できるようになる(最大で17レベルの時点のサモン・モンスターIX)。このとき、発動しようとする呪文の呪文レベル毎に、追加でポイントを消費しなければならない。異次元学者はこの方法で、一度に1つだけサモン・モンスター呪文の効果を保持しておくことができる。再びこの能力を使用すると、元々存在していたサモン・モンスターは直ちに終了する。この能力は1レベルの時点で得られるアーケイニストの技を置き換える。
異次元との接触(擬呪)/Planar Contact:7レベルの時点で、異次元学者はオーギュリイを1日に1回、コンタクト・アザー・プレインを週に1回発動することができるようになる。術者レベルとしてアーケイニスト・レベルを用いる。この能力は7レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
完璧なる招来者/Perfect Summoner:20レベルの時点で、異次元学者は秘術蓄積のポイントを消費することなく、召喚熟練を使用することができるようになる。また、招来したクリーチャーは退けられるまでその場に留まる。この能力は魔術支配を置き換える。
力の多様性と引き替えに魔法の系統一つに専門化したアーケイニストもいる。系統学者は通常のアーケイニストよりも多くの呪文を毎日準備することができるが、その選択肢はずっと限定されたものだ。
系統熟練(超常)/School Focus:1レベルの時点で、系統学者は魔法の系統を1つ選択する。アーケイニストはウィザードの秘術系統クラス特徴の通りにその系統が与える能力を得ていき、それらの能力においてアーケイニスト・レベルをウィザード・レベルとして使用する。系統学者は代わりに、Pathfinder Roleplaying Game:Advanced Player's Guideにある副系統1つを選択して更に専門化しても良い。さらに、系統学者は発動できる各レベルにおいて、毎日呪文を1つ追加で準備することができる。ただし、この呪文は選択した系統から選択しなければならない。
最後に、系統学者は対立系統として魔法の系統を2つ選択しなければならない。対立系統の呪文を準備する際、その呪文は呪文スロット2つを消費してしまう。加えて、系統学者は前提条件に対立系統のいずれか1つの呪文が含まれる魔法のアイテムを作成する際、全ての技能判定に-4のペナルティを被る。系統学者は系統理解のアーケイニストの技を選択することはできない。この能力は1レベル、3レベル、7レベルの時点で得られるアーケイニストの技を置き換える。
元素との親和性を持つアーケイニストは、元素の1つに力を注ぐ。彼らが何をするにしても、その力が周りに浮かぶ。
元素熟練(超常)/Elemental Focus:1レベルの時点で、元素の達人は風、地、火、水から元素1つを選択する。元素の達人は1日に自分が発動できる各レベルにおいて、追加で呪文を1つ準備することができる。ただしその呪文は、選択した元素の補足説明を持つ呪文でなければならない。加えて、対立する元素の系統(風は地と対立し、火は水と対立する)から呪文を準備するには、呪文スロット2つを必要とする。この能力は1レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
元素攻撃(超常)/Elemental Attack:3レベルの時点で、元素の達人は自分の元素と関連するアーケイニストの秘技を1つ得る。風を選択したなら、稲妻の槍のアーケイニストの秘技を得る。地を選択したなら、酸の噴射のアーケイニストの秘技を得る。火を選択したなら、炎弧のアーケイニストの秘技を得る。水を選択したなら、氷の矢のアーケイニストの秘技を得る。この能力は3レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
強力なる秘技(超常)/Powerful Exploit:9レベルの時点で、現存の達人は元素攻撃によるダメージを1d8ポイント+アーケイニスト・レベル2毎に1d8ポイントのエネルギー・ダメージに増加させる。ダメージ種別は元素攻撃によって決定される。加えて、元素攻撃の有効距離は60フィートに増加する(炎弧の場合、60フィート直線状)。この能力は9レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
上級元素攻撃(超常)/Greater Elemental Attack:11レベルの時点で、元素の達人は元素に関連したアーケイニストの秘技の中で、より強力なものを1つ得る。風を選択したなら、電撃乱舞のアーケイニストの秘技を得る。地を選択したなら、とどまる酸のアーケイニストの秘技を得る。火を選択したなら、灼熱の炎のアーケイニストの秘技を得る。水を選択したなら、氷結の墓のアーケイニストの秘技を得る。この能力は11レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
精霊の移動(超常)/Elemental Movement:15レベルの時点で、元素の達人は精霊の移動を得る。この強化は選択した元素の種別に基づいたものだ。風は飛行移動速度90フィート(機動性は標準)を与え、地は穴掘り移動速度30フィートを与え、火は基本地上移動速度を30フィート増加させ、水は水泳移動速度30フィートを与える。この能力は15レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
ほとんどのアーケイニストは魔法研究を幅広く行う。しかし呪文専門家はわずかな呪文にその力を集中させる。呪文専門家は他の術者ではできないやり方で、二つ名たる呪文の魔力を歪めたり捻れさせることができる。
二つ名たる呪文/Signature Spells:1レベルの時点で、新しい呪文レベルを得るたびに、呪文専門家は二つ名たる呪文を1つ選択するようになる。呪文専門家はこの呪文を準備していなくても発動することができる。これはちょうど、ソーサラーが呪文を任意発動することと同様に扱う。呪文専門家がこの呪文を準備する必要がないとは言え、準備できる呪文の総数としては数えられ、毎日準備できるレベル毎の呪文の総数が1つ減少することになる。呪文専門家はクラス・レベルを得たときに、二つ名たる呪文1つを同じレベルの別の呪文に置き換えることができる。
二つ名たる呪文の難易度は1だけ増加する。二つ名たる呪文を発動する際、呪文専門家は精神集中判定に+2のボーナスを得る。このボーナスは10レベルの時点で+4に増加する。さらに、呪文専門家は秘術蓄積から1ポイント消費することで、以下の追加効果から1つを適用することができる。
解除(超常)/Dismiss:呪文専門家は標準アクションではなく、即行アクションとして二つ名たる呪文を解除することができる。あるいは、呪文専門家は通常なら解除できない二つ名たる呪文1つを解除することができる。
呪文屈曲(超常)/Spell Bender:呪文専門家は直線状の効果範囲を持つ呪文の直線を曲げることができる。曲げることができるのは直線状の範囲内にある1点においてのみであり、角度は90度までとなる。
歪ませ呪文(超常)/Spellwarp:呪文専門家は拡散もしくは爆発の効果範囲の半径を減少させたり、円錐形の範囲を短くすることができる。全ての変更は5フィート単位で行わなければならず、最小5フィートである。あるいは、呪文専門家は円錐形の効果範囲を持つ呪文の範囲を、距離はそのままで直線状に変更することができる。
この能力は1レベル、7レベル、13レベル、19レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
白魔道士は神の力に触れ、他人を癒やす能力を与えられたアーケイニストである。
任意治癒(超常)/Spontaneous Healing:1レベルの時点で、白魔道士は秘術蓄積から1ポイント消費することで、呪文スロットを1つ消費してクレリック呪文リストからキュア呪文(名前に「キュア」とある呪文)を発動することができる。この呪文は白魔道士の呪文リストに存在し、準備していたかのように扱う。この呪文はアーケイニストが発動できるレベルのものでなければならない。10レベルの時点で、白魔道士は秘術蓄積から5ポイントと5レベル以上の呪文スロット1つを消費することで、ブレス・オヴ・ライフを発動することができる。この能力は1レベルと9レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
上級の秘技/Greater Exploit:11レベルの時点で、白魔道士は以下の上級の秘技を選択することができるようになる。
高速治癒(超常)/Fast Healing:白魔道士は秘術蓄積から1ポイントと2レベル以上の呪文スロット1つを消費することで、仲間に高速治癒能力を与えることができる。30フィート以内にいる仲間はみな、消費した呪文スロットのレベルの半分に等しい高速治癒を得る。この効果はアーケイニストの【魅力】修正値(最低1)に等しいラウンドだけ持続する。
ほとんどのアーケイニストは、最初は生来の秘術の才能を持つのみだが、血のアーケイニストは秘術の力を取り出す際、血脈が持つ全ての力を用いる。
血脈/Bloodline:血のアーケイニストはソーサラーの血脈クラス特徴から、自分が扱える血脈を1つ選択する。血のアーケイニストは選択した血脈が持つ血脈の秘奥と血脈の力を得る。この際、ソーサラー・レベルとしてアーケイニスト・レベルを用いる。血のアーケイニストは血脈からクラス技能、ボーナス特技、ボーナス呪文を得ることはない。
血のアーケイニストが血脈を与える他のクラスのレベルを得た場合、血脈を与えるクラスのいずれかのために血脈を変更しなければならない場合であっても、血脈は同じ種別のものでなければならない。GMが認めるなら、血のアーケイニストは元々修得していた血脈を適切なものに変更することができる。
この能力は1レベル、3レベル、9レベル、15レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技と、魔術支配を置き換える。血のアーケイニストは血脈進化のアーケイニストの秘技を選択することはできない。
「茶毛のもの」と呼ばれることも多い、この手の変成術に特化したアーケイニストは、自らを動物に変化させることで知られる。ほとんど気づかれていないことだが、この専門化したアーケイニストは自分――そして他人――を、ありとあらゆるクリーチャーに変化させることに卓越しているのだ。
強力なる変化(超常)/Powerful Change:3レベルの時点で、茶毛の変成術士は自分の変成術を強化するために自らの魔力を利用する方法を修得する。茶毛の変成術士がアーケイニスト呪文スロットから変成術呪文を発動する際、フリー・アクションとして秘術蓄積から1ポイント消費することで、この呪文を強化することができる。その呪文が能力値にボーナスを与える場合、そのボーナスは2だけ増加する。複数の能力値にボーナスを与える場合、いずれか1つにこのボーナスを与える。この方法において、茶毛の変成術士は秘術蓄積から2ポイント以上消費することはできない。この能力は3レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
変成術付与(超常)/Share Transmutation:9レベルの時点で、茶毛の変成術士は変成術の呪文で他人を目標にすることができるようになる。茶毛の変成術士は秘術蓄積を1ポイント消費することで、「距離:自身」の呪文の距離を接触に変更することができる。この呪文は同意しないクリーチャーに対しては自動的に失敗する。この能力は9レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
至高なる変成術(超常)/Transmutation Supremacy:20レベルの時点で、茶毛の変成術士は変成術の力を完全に扱う方法を会得する。茶毛の変成術士が変成術の呪文を発動する際、その呪文は《呪文持続時間延長》特技の影響を受けているものとして扱う。この効果で、発動時間や使用する呪文スロットは変更されない(この持続時間をもう一度《呪文持続時間延長》特技で変更することはできない)。強力なる変化能力を使用する際、ボーナスの増加量は2ではなく4となる。変成術付与能力は、30フィート以内にいる同意するクリーチャーを目標にすることができるようになる。この能力は魔術支配を置き換える。
書物ではなく、使い魔の中に存在する囁く秘密として呪文を蓄積するアーケイニストもいる。
使い魔/Familiar:無学のアーケイニストは呪文書を持たない。代わりに、無学のアーケイニストはウィッチのように、呪文を蓄積する使い魔を得る。ただし、無学のアーケイニストはウィッチの守護者を得ない。使い魔の能力とそれから得られる利益を決定する際、ウィッチ・レベルとしてアーケイニスト・レベルを用いること。アーケイニストが呪文を呪文書に加えることができるものは何であれ、無学のアーケイニストはその呪文を代わりに使い魔に加えることができる。この能力は呪文書を置き換える。
ウィッチ呪文/Witch Spells:無学のアーケイニストは通常とは異なる秘術の伝統に従っている。無学のアーケイニストはウィザード/ソーサラー呪文リストではなく、ウィッチ呪文リストを用いる。この能力は呪文クラス特徴を変更する。
少数ながら、アーケイニストの中には呪文発動や戦闘の一部に刃を用いるものもいる。こういった刃の精鋭は本当の接近戦の達人ほどに剣を扱う能力はないが、剣舞と秘術の力を組み合わせることでかなり恐ろしい存在となる。
剣の絆(超常)/Sword Bond:1レベルの時点で、刃の精鋭は刃と絆を結び、秘術の力を注ぎ込むようになる。この能力はウィザードの秘術の絆と同様に機能するが、片手近接武器に属する刺突もしくは斬撃武器と絆を結ばなければならない。加えて、その武器が単純武器もしくは軍用武器であれば、刃の精鋭はその武器の習熟を得る。この能力は1レベルと9レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技と置き換える。
自我を持つ剣(超常)/Sentient Sword:3レベルの時点で、刃の精鋭の絆の剣は、強力で自我を持つブラック・ブレードとなる。この刃はメイガスのクラス・レベルの代わりに刃の精鋭のクラス・レベルを使用して成長し、メイガスの秘術集積の代わりに秘術蓄積からポイントを使用する。このクラス特徴を持つ刃の精鋭は、例え他のクラスから得られるものであったとしても、いかなる種類の使い魔を得ることはない。この能力は3レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
精鋭の秘技/Adept Exploits:刃の精鋭はアーケイニストの秘技として、追加で以下の秘技を選択することができる。
魔力の刃/Eldritch Blade:この秘技を持つ刃の精鋭は、絆の剣の能力を成長させる目的において、クラス・レベルの代わりに術者レベルを使用することができる。
メイガスの秘奥/Magus Arcana:刃の精鋭は以下のメイガスの秘奥から1つを修得することができる。メイガスの秘術集積の代わりに、秘術蓄積を用いること。解呪撃、会心の追撃、神速の強襲、精密な秘術、零距離発動。メイガスの秘奥の効果を決定する際とどの秘奥を使用できるかを判断する際、刃の精鋭はメイガス・レベルとしてアーケイニスト・レベルを用いる。刃の精鋭はこの秘技を複数回修得できる。修得するたびに、異なるメイガスの秘奥を1つ修得する。
呪文撃(超常)/Spellstrike:刃の精鋭は絆の武器を通して接触呪文を伝達させることができる。この能力は同名のメイガスの能力と同様に機能する。
刃の学徒(変則)/Student of the Blade:刃の精鋭は以下のボーナス特技から1つを修得することができる:《秘術の打撃》、《武器の妙技》、《武器熟練》(絆を結んだ武器のもの)。この秘技は複数回修得できる。修得するたびに、異なる特技を1つ修得する。
《武器開眼》(変則)/Weapon Specialization:刃の精鋭はボーナス特技として選択した武器の《武器開眼》を得る。刃の精鋭はこの特技の前提条件を満たしている必要はないが、この秘技を選択する際に選択した武器の《武器熟練》を修得していなければならない。この秘技を修得するには、刃の精鋭は最低でも5レベル以上でなければならない。
ある種のアーケイニストにとって、その内から溢れ出す力はあまりに多く、ほとんど留めておくことができない。彼らは呪文で拘束する必要もなく、魔法のエネルギーの形を変える達人となる。
力の泉/Font of Power:妖力の泉は自分が発動できるアーケイニスト呪文の各レベルに置いて、追加で呪文スロットを1つ得る。しかし、レベル毎に準備することのできる呪文の数は1つ減少する。あるレベルで準備できる呪文の数が0にまで減少しても、そのレベルの呪文スロットは得られる。その呪文スロットは呪文燃焼クラス特徴で秘術蓄積のポイントを回復するためか、呪文修正特技を用いた呪文を発動するために使用することができる。
妖力急騰(超常)/Eldritch Surge:3レベルの時点で、妖力の泉は即行アクションとして、呪文と能力により多くの力を注ぎ込むことができる。妖力の泉は呪文1つに対して術者レベルと難易度を2だけ上昇させるか、アーケイニストの秘技を使用する際に有効アーケイニスト・レベルを2だけ増加させることができる。この能力を使用すると、妖力の泉は疲労状態となる。既に疲労状態であったならば、妖力の泉は過労状態となる。既に過労状態であるか、疲労状態もしくは過労状態になることができない場合、妖力の泉はこの能力を使用することができない。この能力と、(アーケイニストの秘技による)秘術蓄積ポイントを消費して呪文の術者レベルもしくは難易度を上昇させる行為は累積しない。妖力の奔流による疲労状態と過労状態は、休憩によってのみ回復することができる――呪文や能力は効果を及ぼさない。この能力は3レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
妖力急騰強化(超常)/Improved Surge:7レベルの時点で、妖力の泉は妖力の奔流能力を使用して、呪文やアーケイニストの秘技に関する攻撃ロールを再ロールすることと、呪文やアーケイニストの秘技に関するダメージ・ダイス全てを再ロールすることができるようになる。攻撃ロールの場合、この能力はダイスがロールされた後、結果が明らかになる前に使用しなければならない。例え出目がより低いものとなっても、再ロールした結果を用いなければならない。この能力は7レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技と置き換える。
上級妖力急騰(超常)/Greater Surge:13レベルの時点で、妖力の泉は妖力急騰能力を使用して、呪文1つもしくはアーケイニストの秘技1つに対してクリーチャー1体が行ったセーヴィング・スロー1つを再ロールさせ、より低い結果を用いさせることができるようになる。妖力の泉はクリーチャーのセーヴィング・スローの結果が明らかになる前に、この能力の使用を宣言しなければならない。呪文もしくはアーケイニストの秘技が複数の目標に効果を及ぼす場合、目標の内1体だけがこの脳の力の影響を受ける。この能力は13レベルの時点で得られるアーケイニストの秘技を置き換える。
底なし井戸/Bottomless Well:20レベルの時点で、妖力の泉は1時間かけて自分の呪文書で学ぶことで、力を蓄えることができるようになる。このようにすれば、妖力の泉は自分のレベルの半分を有するものとして、新しい呪文を準備し秘術蓄積ポイントを回復することができる。妖力の泉は1日に複数回この能力を使用できるが、呪文スロットが回復するのは1日に1回だけである。この能力は魔術支配を置き換える。