モンスターの特技

モンスターの特技 Monster Feats

以下の特技のほとんどは、特にモンスターによって使用されるが、プレイヤー・キャラクターの一部も修得することができる(特に《人造クリーチャー作成》)。

《外皮強化》 Improved Natural Armor

クリーチャーの外皮はほとんどの個体のものよりも丈夫である。

前提条件外皮、【耐久力】13。

利益:クリーチャー外皮ボーナスは1上昇する。

特殊:クリーチャーはこの特技を複数回修得できる。クリーチャーがこの特技を修得するたびに、その外皮ボーナスはもう1ポイント上昇する。

《かすめ飛び攻撃》 Flyby Attack

クリーチャー飛行移動の途中で攻撃することができる。

前提条件飛行速度。

利益:飛行中、クリーチャーは1回の移動アクションに加えて、1回の標準アクション移動の途中の好きな点で行うことができる。かすめ飛び攻撃を行ったラウンドの間は、そのクリーチャーは2回移動アクションをとることはできない。

通常この特技を持たない場合、クリーチャーは1回の標準アクションを、移動の前か後に行うことができる。

《擬似呪文能力威力強化》 Empower Spell-Like Ability

クリーチャー擬似呪文能力の1つは通常よりも効果が大きく強力である。

前提条件術者レベル6以上の擬似呪文能力

利益:クリーチャー擬似呪文能力を1つ選択すること。ただし選択可能な擬似呪文能力は下記のように制限を受ける。クリーチャーはその能力を1日に3回まで威力強化された擬似呪文能力として使用できる(その能力がもともと1日に1回か2回しか使用できない場合は威力強化して使用できる回数もそれに応じて少なくなる)。

クリーチャーが威力強化された擬似呪文能力を使用する場合、その擬似呪文能力の変数となっている数値的な効果は全て1/2だけ増加する(+50%)。セーヴィング・スローや対抗ロールには特に作用を与えない。ランダムな変数のない擬似呪文能力は作用を受けない。

クリーチャーは自らの術者レベルの半分(端数切捨て)-2以下の呪文レベル呪文を複製する擬似呪文能力しか選択することができない。《擬似呪文能力高速化》特技の項に一覧としてまとめた表があるので参照のこと。

特殊:この特技は複数回修得できる。クリーチャーは1回修得するたびに、この特技を別の1つの擬似呪文能力に適応することができる。

《擬似呪文能力高速化》 Quicken Spell-Like Ability

クリーチャー擬似呪文能力の1つをほとんど何の努力もせずに使用することができる。

前提条件術者レベル10以上の擬似呪文能力

利益:クリーチャー擬似呪文能力を1つ選択すること。ただし選択可能な擬似呪文能力は下記のように制限を受ける。クリーチャーはその能力を1日に3回まで高速化された擬似呪文能力として使用できる(その能力がもともと1日に1回か2回しか使用できない場合は高速化して使用できる回数もそれに応じて少なくなる)。

高速化した擬似呪文能力の使用は即行アクションであり、機会攻撃を誘発しない。クリーチャーは高速化した擬似呪文能力を使用したのと同じラウンドに、もう1つ別のアクションを行うことができる。これにより、擬似呪文能力をもう一度使用することもできる。クリーチャーは高速化した擬似呪文能力を1ラウンドに1回しか使用できない。

クリーチャーは自らの術者レベルの半分(端数切捨て)-4以下の呪文レベル呪文を複製する擬似呪文能力しか選択することができない。以下に一覧としてまとめた表があるので参照のこと。

発動時間が1全ラウンドよりも長い呪文を複製する擬似呪文能力は高速化することができない。

通常通常擬似呪文能力を使用する行為は(少なくとも)標準アクションであり、機会攻撃を誘発する。

特殊:この特技は複数回修得できる。クリーチャーは1回修得するたびに、この特技を別の1つの擬似呪文能力に適応することができる。

《擬似呪文能力威力強化》と《擬似呪文能力高速化》

呪文レベル

威力強化に必要な術者レベル

高速化に必要な術者レベル

0

4

8

1

6

10

2

8

12

3

10

14

4

12

16

5

14

18

6

16

20

7

18

8

20

9

《急旋回》 Wingover

クリーチャー飛行中、素早く向きを変えることができる。

前提条件飛行速度。

利益:この特技を持つクリーチャーは各ラウンドに1回、フリー・アクションとして〈飛行〉判定なしで180度まで向きを変えることができる。この旋回はクリーチャー移動距離をなんら余分に消費しない。

通常飛行しているクリーチャー難易度15の〈飛行〉判定に成功し飛行移動のうち5フィートを消費することによって、90度までの旋回を行うことができる。飛行しているクリーチャー難易度20の〈飛行〉判定に成功し飛行移動のうち10フィートを消費することによって、180度までの旋回を行うことができる。

《人造クリーチャー作成》アイテム作成Craft Construct

君はゴーレムのような人造クリーチャー作成することができる。

前提条件術者レベル1以上、《魔法の武器防具作成》《その他の魔法のアイテム作成》

利益:君は前提条件を満たすことのできる全ての人造クリーチャー作成することができる。人造クリーチャーに魔力をふきこむには市価1,000gpにつき1日を要する。人造クリーチャー作成するためには、君は人造クリーチャー基本価格の半分のコストの原材料と、人造クリーチャー基本的な身体を作成するための完全なコストを調達しなければならない。人造クリーチャーはそれぞれの項にコストとその他前提条件がまとめられている。新たに作成された人造クリーチャーは、そのヒット・ダイスに応じた平均値のヒット・ポイントを持つ。

《多刀流》戦闘Multiweapon Fighting

多くのを持つクリーチャーは多くの武器を使って攻撃することに慣れている。

前提条件【敏捷力】13、3つかそれ以上の数の

利益:複数の武器で戦う際のペナルティが、利きに関して2、利きでないに関して6減少する。

通常この特技を持たないクリーチャーは、利きでの攻撃に-6、利きでないでの攻撃に-10のペナルティを受ける(利きは1つだけで、残りのはすべて利きでないとなる)。『二刀流参照のこと。

特殊:2本よりたくさんのを持つクリーチャーの場合、この特技《二刀流》特技の代替となる。

《肉体攻撃強化》 Improved Natural Attack

クリーチャー肉体攻撃の1つはぶっそうなダメージを与える。

前提条件肉体武器基本攻撃ボーナス+4。

利益:クリーチャー肉体攻撃形態の1つ(素手打撃を除く)を選択する。その肉体武器ダメージは、まるでクリーチャーサイズ分類が1段階大きくなったかのように1ステップ上昇する。各ステップは1d2、1d3、1d4、1d6、1d8、2d6、3d6、4d6、6d6、8d6、12d6という具合に大きくなっていく。1d10ポイントのダメージを与える武器攻撃は以下のように大きくなっていく:1d10、2d8、3d8、4d8、6d8、8d8、12d8。

特殊:この特技は複数回取得できる。効果累積しない。クリーチャーが1回修得するたびに、この特技が別の1つの肉体武器に適用される。

《能力熟練》 Ability Focus

クリーチャー特殊攻撃の1つがとりわけ抵抗困難なものになる。

前提条件特殊攻撃

利益:クリーチャー特殊攻撃の1つを選択すること。クリーチャー《能力熟練》を適用した1つの特殊攻撃に関する全てのセーヴィング・スロー難易度が+2上昇する。

特殊:この特技は複数回取得できる。効果累積しない。クリーチャーが1回修得するたびに、この特技が別の1つの特殊攻撃に適用される。

《ひっつかみ》 Snatch

クリーチャーは他のクリーチャーを楽々と捕らえることができる。

前提条件超大型サイズ以上。

利益:このクリーチャー噛みつき攻撃を命中させたなら、つかみ特殊能力を持っているかのように組みつきをはじめることができる。自分より3段階以上サイズ分類の小さなクリーチャーに組みついたなら、組みつき判定に成功することで圧搾することにより毎ラウンド自動的に噛みつきダメージを与えることができる。ひっつかまれた敵が口で捕らえられているなら、クリーチャーブレス攻撃(もしあれば)に対しては反応セーヴィング・スローを行うことができない。

クリーチャーはひっつかんだ1体のクリーチャーを1回のフリー・アクションで落っことすか、あるいは1回の標準アクションとして放り投げることができる。放り投げられたクリーチャーは1d6×10フィート飛び、飛んだ距離10フィートごとに1d6ポイントのダメージを受ける。クリーチャー飛行中にひっつかんだ敵を放り投げたなら、敵はこのダメージ落下ダメージのうち、どちらか大きい方を受ける。

《複数回攻撃》戦闘Multiattack

クリーチャー肉体武器攻撃することに熟練している。

前提条件3回かそれ以上の肉体攻撃

利益:クリーチャー肉体武器を使った二次的攻撃は-2のペナルティしか受けない。

通常この特技なしでは、クリーチャー肉体武器を使った二次的攻撃は-5のペナルティを受ける。

《ふっとばし攻撃》戦闘Awesome Blow

クリーチャーは敵をふっとばしてしまえる。

前提条件【筋力】25、《強打》《突き飛ばし強化》サイズ分類大型以上。

利益:1回の標準アクションとして、このクリーチャーは“ふっとばし攻撃戦技を行うことができる。自らより小さな実体のある敵に戦技を成功させたなら、敵はダメージを受け(通常叩きつけダメージ【筋力】ボーナス)、さらに攻撃クリーチャーの選択した方向に10フィート吹っ飛ばされ、倒れて伏せ状態になる。攻撃クリーチャーは敵を直線状に押しやることしかできず、敵は開始にいたマスより近い場所に移動することはできない。障害物によって敵の移動の完遂が妨げられる場合、敵と障害物の双方が1d6ポイントのダメージを受け、敵は障害物に隣接するマス伏せ状態になる。

《ホバリング》 Hover

クリーチャー中に静止することができ、塵と破片の雲を巻き起こすことができる。

前提条件飛行速度。

利益:この特技を持つクリーチャーは、飛行中に移動を止め、〈飛行〉判定をする必要なく中に静止することができる。

この技能を持つ大型サイズ以上のクリーチャー表から20フィート以内でホバリングしており、表に固定されていない飛び散りやすいものが散乱しているなら、の巻き起こすにより半径60フィートの半球状の雲が出来上がる。この松明や小さな焚き、覆われてないランタンなど、魔法によるものでない小さな覆われていないを吹き消してしまう。この雲の中では良好な視界は10フィートに制限される。15~20フィートの距離にいるクリーチャー視認困難(20%の失敗確率)を得る。25フィート以上の距離では、クリーチャー完全視認困難失敗確率50%に加え、敵はクリーチャーの位置を特定するのに視覚を使用できない)を得る。

通常この特技なしでは、クリーチャーはホバリングするためには〈飛行〉判定をしなければならない。また飛び散りやすいもので雲を作り出すことはできない。

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