価格 |
クリティカル |
タイプ2 |
出典 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
― |
|||||||||
1gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
― |
2ポンド |
殴打 |
AA | ||
2gp |
1d3 |
1d4 |
19~20/×2 |
10フィート |
1ポンド |
刺突または斬撃 |
PoIS | ||
1gp |
1d2 |
1d3 |
×2 |
― |
1ポンド |
殴打 |
AA | ||
10gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
― |
1ポンド |
斬撃 |
PoIS | ||
2gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
― |
2ポンド |
殴打or刺突 |
― |
AA | |
8gp |
1d6 |
1d8 |
×3 |
― |
9ポンド |
刺突 |
PoIS | ||
― |
1d3 |
1d4 |
×2 |
10フィート |
9ポンド |
殴打 |
AA | ||
グローニング・ブリット(10) |
2gp |
― |
― |
― |
― |
5ポンド |
― |
AA | |
スモーク・ブリット(10) |
100gp |
― |
― |
― |
― |
5ポンド |
― |
PFCS | |
アシッド・ボルト(1) |
40gp |
― |
― |
― |
― |
0.1ポンド |
― |
PF#15 | |
ドラウ・ポイズン・ボルト(1) |
100gp |
― |
― |
― |
― |
0.1ポンド |
― |
PF#15 | |
ファイアー・ボルト(1) |
50gp |
― |
― |
― |
― |
0.1ポンド |
― |
PF#15 | |
価格 |
クリティカル |
タイプ2 |
出典 | ||||||
8gp |
1d3 |
1d4 |
19~20/×2 |
― |
1ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
1gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
― |
1ポンド |
斬撃 |
PoIS | ||
6gp |
1d4 |
1d6 |
×3 |
― |
3ポンド |
刺突または斬撃 |
― |
PoIS | |
5gp |
1d3 |
1d4 |
19~20/×2 |
10フィート |
1ポンド |
刺突 |
― |
AA | |
8gp |
1d4 |
1d6 |
19~20/×2 |
― |
1ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
25gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
― |
2ポンド |
刺突 |
AA | ||
6gp |
1d4 |
1d6 |
×3 |
― |
3ポンド |
刺突または斬撃 |
― |
PoIS | |
15gp |
1d4 |
1d6 |
18~20/×2 |
― |
4ポンド |
斬撃 |
― |
PoIS | |
12gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
― |
6ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
20gp |
1d8 |
1d10 |
×2 |
― |
3ポンド |
刺突 |
― |
AA | |
10gp |
1d4 |
1d6 |
18~20/×2 |
― |
1ポンド |
斬撃 |
AA | ||
5gp |
1d6 |
1d8 |
19~20/×2 |
― |
2ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
20gp |
1d6 |
1d8 |
19~20/×2 |
― |
4ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
40gp |
1d10 |
2d6 |
×3 |
― |
14ポンド |
殴打 |
― |
AA | |
24gp |
1d8 |
1d10 |
×3 |
― |
10ポンド |
刺突 |
AA | ||
100gp |
1d6 |
1d8 |
×3 |
20フィート |
6ポンド |
刺突 |
AA | ||
14gp |
1d6 |
1d8 |
×4 |
― |
12ポンド |
刺突 |
― |
PF#14 | |
10gp |
1d8 |
1d10 |
×3 |
― |
12ポンド |
刺突または斬撃 |
― |
RoRL | |
シッスル・アロー(1) |
1gp |
― |
― |
― |
― |
0.15ポンド |
刺突 |
AA | |
スプリンタークラウド・アロー(20) |
25gp |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
PFC:Elves |
スロー・バーン・アロー(20) |
150gp |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
PFC:Elves |
ダイ・アロー(20) |
1gp |
― |
― |
― |
― |
4ポンド |
― |
PFC:Elves | |
タングルフット・アロー(20) |
20gp |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
PFC:Elves |
デュラブル・アロー(20) |
1gp |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
PFC:Elves | |
トリップ・アロー(20) |
25gp |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
PFC:Elves |
フェロモン・アロー(20) |
15gp |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
PFC:Elves |
ブリーディング・アロー(1) |
360gp |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
PFC:Elves |
ホイッスリング・アロー(20) |
10gp |
― |
― |
― |
― |
2ポンド |
刺突 |
AA | |
レイニング・アロー(20) |
30gp |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
PFC:Elves |
ロードストーン・アロー(20) |
10gp |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
? |
PFC:Elves |
4gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
15フィート |
3ポンド |
刺突 |
― |
AA | |
価格 |
クリティカル |
タイプ2 |
出典 | ||||||
5gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
20フィート |
2ポンド |
殴打 |
AA | ||
10gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
― |
3ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
35gp |
1d6 |
1d8 |
19~20/×2 |
― |
2ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
30gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
― |
3ポンド |
刺突 |
― |
PFCS | |
6gp |
1d3 |
1d4 |
×4 |
― |
2ポンド |
刺突 |
― |
PFCS | |
25gp |
1d4 |
1d6 |
×3 |
10フィート |
5ポンド |
殴打or斬撃 |
― |
AA | |
14gp |
1d4 |
1d6 |
×3 |
― |
3ポンド |
刺突 |
― |
PFCS | |
25gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
― |
5ポンド |
斬撃 |
Cheliax | ||
2sp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
― |
2ポンド |
殴打または斬撃 |
― |
AA | |
20gp |
1d6 |
1d8 |
19~20/×2 |
― |
3ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
50gp |
1d6 |
1d8 |
18~20/×2 |
― |
6ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
30gp |
1d6 |
1d8 |
×3 |
― |
2ポンド |
刺突 |
― |
AA | |
5gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
― |
3ポンド |
斬撃 |
LoF:PG | ||
5gp |
1d3 |
1d4 |
19~20/×2 |
― |
1ポンド |
刺突または斬撃 |
― |
AA | |
5gp |
×2 |
― |
2ポンド |
― |
AA | ||||
? |
1d6 |
1d8 |
? |
― |
? |
殴打 |
CMR | ||
30gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
― |
5ポンド |
刺突 |
― |
AA | |
40gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
― |
6ポンド |
刺突 |
― |
AA | |
5gp |
1d6 |
1d8 |
18~20/×2 |
― |
6ポンド |
斬撃 |
― |
AA | |
3gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
― |
1ポンド |
斬撃 |
AA | ||
25gp |
1d8 |
1d10 |
×3 |
10フィート |
6ポンド |
刺突または斬撃 |
AA | ||
50gp |
1d8 |
1d10 |
×2 |
― |
15ポンド |
殴打 |
DoG | ||
20gp |
1d4/1d4 |
1d6/1d6 |
×2 |
― |
8ポンド |
殴打 |
GoG | ||
5gp |
1d6 |
1d8 |
×3 |
10ft |
16ポンド |
刺突 |
PoIS | ||
70gp |
1d8 |
1d10 |
×2 |
― |
15ポンド |
殴打 |
GoG | ||
14gp |
1d8 |
1d10 |
18~20/×2 |
― |
10ポンド |
斬撃 |
CHR | ||
50gp |
1d8 |
1d10 |
19~20/×2 |
― |
6ポンド |
斬撃 |
AA | ||
15gp |
1d6 |
1d8 |
×2 |
― |
10ポンド |
殴打 |
GoG | ||
12gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
― |
2ポンド |
斬撃 |
AA | ||
8gp |
1d4/1d4 |
1d6/1d6 |
×2 |
― |
8ポンド |
斬撃 |
PoIS | ||
10gp |
1d6 |
1d8 |
×2 |
― |
10ポンド |
殴打 |
AA | ||
30gp |
1d8 |
1d10 |
×3 |
― |
12ポンド |
斬撃 |
GoG | ||
6gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
10ft |
14ポンド |
刺突 |
PoIS | ||
20gp |
1d4 |
1d6 |
18~20/×2 |
― |
2ポンド |
斬撃 |
― |
CHR | |
35gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
30フィート |
3ポンド |
刺突 |
GoG | ||
15gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
10フィート |
2ポンド |
殴打 |
― |
AA | |
スティッチド・スリング |
― |
1d4 |
1d6 |
×2 |
― |
2ポンド |
殴打 |
― |
AA |
5gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
50フィート |
2ポンド |
殴打 |
AA | ||
リトル・スターストーン・ストーン(10) |
5cp |
1 |
1 |
― |
― |
2ポンド |
殴打 |
HoG | |
シャープストーン・ブリット(10) |
1gp |
1d3 |
1d4 |
― |
― |
5ポンド |
刺突または斬撃 |
― |
HoG |
スポンジストーン・ブリット(10) |
10gp |
― |
― |
― |
― |
2ポンド |
― |
― |
HoG |
ソフトストーン・ブリット(10) |
1sp |
― |
― |
― |
― |
4ポンド |
殴打 |
HoG | |
+50gp |
1d4 |
1d6 |
×2 |
20フィート |
― |
殴打 |
AA | ||
50gp |
1d4 |
1d6 |
×3 |
40フィート |
2ポンド |
刺突 |
― |
AA | |
10gp |
1d3 |
1d4 |
×2 |
50ft |
1ポンド |
殴打 |
HoG | ||
25gp |
― |
― |
― |
20フィート |
4ポンド |
― |
GoG | ||
75gp |
― |
― |
― |
20フィート |
8ポンド |
― |
AA | ||
2,500gp |
1d4 |
1d6 |
×3 |
20フィート |
5ポンド |
殴打および刺突 |
PoW |
アキリスは短い投擲用のクラブである。通常木か骨で作られており、20フィートの紐が結わえてある。アキリスには短い鉄製の鉤がついていることも多い。
利益:アキリスの最大射程は20フィートであり、移動アクションにより投擲した後のアキリスを手元に戻すことができる。
備考:デロにはきりで穴を開けたアキリスを装備しているものもいる。それらは奇妙で耳障りな音を発し、危険なデロが近くにいることを警告する役に立つ。
この凄まじく巨大な槌は武器の頭に狂気の沙汰と思えるほどの金属が備え付けられている。そしてそれには複数の切れ味の悪い棘が伸びている。棘は力強く振る勢いに従って動く。
この武器は、Brevoyを治めるアルドールの剣の王のお気に入りの武器である。この剣は3フィートを超える長さを持つ。その刃はわずかに曲がっており、外側の刃に沿ってのみ鋭い縁がある。
利益:アルドリ・デュエリング・ソードは《武器の妙技》特技を使用することで、例えそれが使用者にとって軽い武器でなかったとしても、【筋力】修正値の代わりに【敏捷力】修正値を攻撃ロールに適用できる。アルドリ・デュエリング・ソードを両手で使用することもでき、その場合ダメージに【筋力】ボーナスの1.5倍を加える。アルドリ・デュエリング・ソードに《習熟》していない場合、この武器をロングソードと見なして使用することもできる。
この棘のついた矢は毒のある植物であるアザミから作られており、命中した際の傷を上回る痛みが持続する原因となる。
利益:シッスル・アローは1d6ラウンド続く出血効果として1ポイントのダメージを与える。
この矢の胴体はいくつもの小さい骨の断片がきめ細やかに互いをつなぐような構成になっている。
利益:発射したなら、いくつもの骨の断片が回りに飛散し、5フィートの爆発範囲に牙の形をした骨が飛び散って1d3ポイントの刺突ダメージを与える(難易度18の反応セーヴに成功すれば無効)。
この矢の矢尻の手前には小さな容器があり、空気に触れると燃え上がり時には爆発すらする錬金術物質がその中に収められている。矢尻の返しが敵に命中した際にこの容器に穴を開ける構造になっている。
利益:使用者のターンにおいて、命中してから1ラウンドの間この炎の爆発は目標に1d6ポイントの[火炎]ダメージを与える。
不利益:この矢尻は追加の荷重を持つため、この矢を使用した攻撃ロールに-1のペナルティを受ける。
この矢は結晶質の泡が矢尻についている。
利益:ダイ・アローを放つのは1回の遠隔接触攻撃である。ダイ・アローが命中したクリーチャーはダメージを受けないが、黒、青、緑、赤といった目印となる染料(Pathfinder Chronicles Campaign Setting 213を参照)が飛散する。この染料は1平方フィートを覆うのに十分な量がある。
この矢は先に足止め袋のベトベトが少量含まれた小さな瓶がつけられている。エルフはしばしばこの矢を使用して、逃げる敵の動きを遅くするか止めたり、殺すことなく動物を捕獲したりする。
利益:タングルフット・アローを放つのは1回の遠隔接触攻撃である。この矢は命中してもダメージを与えることはないが、目標には錬金術の粘着物質が飛散する。この矢で飛散するベトベトの量は少なく、実際の足止め袋よりも効果は薄い(反応セーヴの難易度10、難易度12の【筋力】判定により破壊、10ポイントの斬撃ダメージにより切断可能、精神集中判定の難易度10)。
不利益:タングルフット・アローの重さにより、射程単位は通常の半分になる。
この矢はある種の錬金術の接着剤でできたより紐により、しっかりと覆われている。
利益:目標に命中したかどうかに関わらず、デュラブル・アローは普通の使用方法では破損しない。どこかに行ってしまったのでなければ、射手はデュラブル・アローを回収し何度も再利用することができる。デュラブル・アローを通常でない方法で破壊することもできる(意図的に折る、ファイアー・エレメンタルに命中させる、など)。
不利益:(ベインのような)呪文を付与された場合、その魔法は矢として1回使用するまでしか持続しない。ただし、その後魔法的でない矢として再利用したり、再び魔法を付与することはできる。
このずんぐりとした矢は、大きく球根の形をした金属製の突端を持つ。この突端は宙空において大きく平らに変わる。
利益:この矢が命中したなら、この矢は戦技ボーナスが+5の足払いを対象に仕掛ける。この判定に成功すれば対象は転倒するが、失敗した場合に対象が使用者に足払いをしかけてくるということはない。
(訳注:原文が3.5e準拠の記載のため修正。初出のPathfinder Setting - Elves of Golarionは3.5e準拠のため?)
この矢は大きく鋭い音を発するように特別な溝と羽根で装飾されている。
利益:この矢を放った際に生じる音は矢の飛んだ経路から500フィート以内まで響く。
この矢の矢尻には血や汗に反応する材質で覆われている。この材質は肉食動物の多くが美味しそうな傷ついた餌食と認識し、そうでないクリーチャーも滅多に嫌うことのない、強力な匂いをまき散らす。
利益:鋭敏嗅覚の特殊能力を持つクリーチャーは、フェロモン・アローによりマーキングされた目標に対して攻撃ロールとダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。この効果は1時間が経過するか、目標が1分間体を洗うまで持続する。
この穴のあいた鋭い管はある種の巨大な蟲が持つ、細長い吻のように見える。しかし実のところ、これは奇妙な食肉性の植物から採られたものなのだ。
利益:ブリーディング・アローはクリーチャーに命中した際、通常のダメージを与える。その後毎ラウンド、そのクリーチャーは出血により1ポイントのダメージを受ける。これは難易度10の〈治療〉判定や、キュア呪文あるいはその他の治癒魔法をかけられて出血が止まるまで続く。クリティカル・ヒットによって出血ダメージが増加することはない。クリティカル・ヒットに完全耐性を持つクリーチャー(植物や人造)は、この武器による出血ダメージにも完全耐性を持つ。
この大きく長い矢は聖水を入れる容器が備えられており、何かにぶつかったり目標に命中した際に破裂し近くのクリーチャーに飛び散るように作られている。
利益:この聖水の容器は瓶を投擲したかのように、何かにぶつかったり目標に命中した際に破裂し近くのクリーチャーに飛散する。
不利益:レイニング・アローはその重さのために、攻撃ロールに-2のペナルティを与える。
この矢の重い鉄製の矢尻は錬金術の樹脂により封がなされている。小さな紐を引くことによりこの封印は解かれ、矢尻の反応が活性化され、その磁石としての特性が一段と増加する。
アクション:封を解くために紐を引き、矢尻の反応を活性化させる行為は移動アクションである。
利益:大部分が金属でできた鎧(少なくともチェインメイルか金属製の盾)を着ているか、金属で作られた目標に向けてロードストーン・アローを放ったなら、攻撃ロールに+4のボーナスを得る。磁力の増加は活性化してから1ラウンド持続し、その後は通常のアローとして機能する。
特殊:磁性のある金属の多い場所では矢が対象に向かうよう導くために、攻撃へのボーナスは0にまで落ちたりあるいはペナルティを被ることもある。
見かけの通り、ウォー・レイザーは剃刀や折り畳み式ナイフとして使用するには大きすぎる。この剃刀が取っ手の中に畳み込まれているときには鞘は不要であり、これによりこの武器を隠すのは簡単になる。
説明:ウォー・レイザーを身体に隠すために行なう〈手先の早業〉に+2のボーナスを得る。
様々な条件に順応するために作られたこの驚くほどに鋭利なロングソードは鋼鉄のコイルや金属製の鞭のように見える。しかしこの武器は肉を切り裂くのに十分であり、他の鍛えられた剣と同じような刃を有している。
巨大で大雑把な鋭い金属の湾曲であるオーガ・フックは、それを最も一般的に使用する蛮族達から名付けられた。通常はオーガによってつくられるために、オーガ・フックはしばしば大型であり、ほとんどの人型生物が使用するには不釣り合いである。
カットラスは短い曲剣で、片刃の鋭い刃が付いている。海賊達は、装具や敵の水夫を切り裂くのに充分な鋭い刃を持ち、かつ混雑した船上の乱闘に於いて取り回す為に必要な短さを持っている為にカットラスを愛用している。
出典Pathfinder Player Companion:Pirates of the Inner Sea
別名“船長の娘”として知られる九尾猫鞭は、深刻な傷跡を残すことなく身体を切り裂き激しい苦痛とを負わせるようにデザインされた9つの革紐を編み上げて作られた長さ3フィートの短鞭である。
九尾鞭は鎧ボーナスが+1以上あるクリーチャーや、外皮ボーナスが+3以上あるクリーチャーに対してはダメージを与えられない。
出典Pathfinder Player Companion:Pirates of the Inner Sea
ギャロットは木製の取っ手を両端に付けられた針金もしくは細いロープである。この針金は犠牲者の喉に回され、首の後ろで交差させる。取っ手をまっすぐ引くと、ギャロットは犠牲者を絞め殺すのだ。
説明:ギャロットを使用するには、目標は瀕死状態か使用者に気付いていない状況でなければならない。目標の首を絞め始めるために、使用者は組みつき判定(これには両手が空いていないことによる-4のペナルティは受けない)に成功する必要がある。首を絞められた目標は精神集中判定(難易度 20+使用者の戦技ボーナス+目標が発動しようとしていた呪文のレベル)に成功しなければ、音声要素を持つ呪文、合言葉の必要なアイテム、発生を要する魔法を使用することができない。ギャロットを使用して組みつきをしている場合、使用者は以下の追加のオプションを得る。
首絞め:目標への空気の供給を断つ。これにより目標は息を止めなければならない(サフォケーションもしくは〈水泳〉技能に詳細な情報がある)。使用者が首絞めの継続を止めたラウンドで、目標は呼吸できるようになり精神集中判定を始める必要があるなら再度試みることができる。
ひっかけ鉤は通常登攀道具としてみなされるが、移乗行動の前に船に引っ掛けて引き寄せる為に使用することも出来る。ひっかけ鉤は木の手すりに深く食い込む為、引き剥がして自由にする為には1分間を要する。グラップリング・フックに繋がっているロープは切ることが出来るが、海賊達は鉤を取り外し難しくする為、しばしば装具やマストを目標とする。グラップリング・フックからロープを外すには移動アクションが必要となる。
グラップリング・フックはまた遠隔武器として使用することも出来る。グラップリング・フックに《習熟》している場合、この武器でのクリティカル・ヒット時に目標にフリー・アクションで組みつきの戦技判定を行うことが出来る。組み付かれた目標があなたを間合いの中に収めていない場合、この戦技によって機会攻撃が発生することはない。また、この武器によって目標に組みついている間、使用者は自身のターンに目標を移動させるかダメージを与えることしかできない。使用者は組みつきを維持するために目標に隣接する必要はないが、依然として組みついているものと見なされる。グラップリング・フックの間合いの外に離れるように移動した場合、そのアクションによって組みつきは終了する。
グラップリング・フックの重量は50フィートの麻のロープの重量を含んでいる。この重量はより短いかより軽量なロープを使用することで軽減することができる。
出典Pathfinder Player Companion:Pirates of the Inner Sea
これは、ホーンド・スピアストーカー(ストーヴァル高原に住む巨大ヤモリの一種族)の頭蓋骨に刃を固定したショアンティ達の伝統的な武器だが、近年では南ヴァリシアの武具屋はこの刃付き盾の鋼鉄で出来たものを造り始めた。
利益:クラールの使用者は武器か盾としての使用方法を選ぶことが出来る。
武器としての使用-クラールによる攻撃はシールド・スパイクでの攻撃とみなす。
盾としての使用-戦闘に於いて防具として使用するとき、クラールは木製か鋼鉄製ライト・シールドとして扱う。
石英や奇妙な地中のクリスタルの形を変え曲げることで作られたこれらの円形の投擲用の板は縁に剃刀のように鋭い刃を持っている。
利益:クリスタル・チャクラムが目標に命中すると、この武器は小さく鋭い断片に砕けてしまう。攻撃が外れたなら、50%の確率で地面や他のかたい物体に命中し、このチャクラムは砕けてしまう。そうでなければ再度使用することができる。
特殊:クリスタル・チャクラムは魔法の武器を作成する場合には矢弾として扱う。
説明:バックラー、ライト・シールド、ヘヴィ・シールドを使用している目標に対してシカを使用するなら、攻撃ロールに+1のボーナスを得る。
“タルドール人のはさみ”としても知られるシゾールは使用者の前腕に沿う固い管であり、半ば円形の刃が終端に付けられている。
利益:シゾールはアーマー・クラスに+1の盾ボーナスを与える。しかし攻撃に使用した場合にはそのラウンドの間このアーマー・クラス・ボーナスを失う。シゾールを使用した攻撃ロールには-1のペナルティを被る。
不利益:シゾールを装備している間、その手は他の目的に使用することができない。
アクション:シゾールを着用するのは1回の全ラウンド・アクションである。
利益:この戦闘用の鞘は外縁に鋭い刃を持ち、武器として使用できる。
この1回だけ使用できるジャヴェリンの柄、穂先のすぐ後ろには雷石が備え付けられている。
利益:このジャヴェリンが命中したなら、目標はジャヴェリンのダメージを通常通り受けた上、雷石の効果の中心となる。攻撃が失敗したなら、ジャヴェリンがどこに落下したのかを(飛散武器が外れたときのように)ロールして決定する。その場所は雷石の効果の中心となる。
ショアンティ・ボーラのほとんどはうなり板としても機能する。その重りに付けられた小さな曲がった穴により、この武器は振りまわした際に悲しげで鋭い音を放つ。
利益:このボーラは通常のボーラとして機能するが、非致傷ダメージではなく致傷ダメージを与える。
(訳注:“うなり板”とは振りまわすと音の鳴る、アボリジニー特有の楽器のこと)
ショーテルは下向きに曲がった剣で、目標の盾をまたいだり飛び越えたりするように作られている。
説明:バックラー、ライト・シールド、ヘヴィ・シールドを使用している目標に対してシカを使用するなら、攻撃ロールに+1のボーナスを得る。
この武器の刃は細い管や穴を持つ。それらは横木のすぐそばにある空の容器につながっている。
説明:このスピアによる攻撃が成功すると容器に収められていた液体(毒がよく使用される)が目標に注がれる。
アクション:シリンジ・スピアの容器を詰め直すには1分かかる。
このナイフはばね仕掛けの刃を持ち、内側に隠れた取っ手が付いている。この武器はダガーとして扱う。
特殊:このナイフは他の物体に見えるようにデザインされている(この機能を見破るには難易度15の〈知覚〉判定が必要である)。
アクション:手に持っているなら、この武器を使用可能な状態にするのは1回のフリー・アクションである。
この鞭は剃刀のような形をした刃とその突端の周りに牙が埋め込まれたものを持つ。
説明:目標が鎧ボーナスを得ている場合でも、スコーピオン・ウィップは致傷ダメージを与える。ウィップに対する《習熟》を持つなら、スコーピオン・ウィップも使用できる。
スティッチド・スリングは厳密には特殊な種類の武器ではなく、スリング、スタッフ・スリングまたはダブル・スリングのカップに弾を入れたまま縫い閉じたもので、弱体化したライト・フレイルとして製作される。
スティッチド・スリングのダメージの種類や量はスリングのカップに縫い閉じられる弾の種類とは無関係で、カップを縫い閉じている糸を切り開かない限り(機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクション)、弾を発射することが出来ない。
出典Pathfinder Player Companion:Halflings of Golarion.
スティングチャックは脳を取り除いた人型生物の頭で作られた、いかれた袋である。投げた時に開き炸裂するように、重いものが好まれる。
説明:スティングチャックの中は通常噛みつく虫で満たされており、飛散武器として扱う。命中したなら、中にいる虫は目標に噛みついて刺し、1d6ポイントのダメージを与えるとともに、目標は頑健セーヴ(難易度 11)に成功しなければ1d3ラウンドの間吐き気がする状態になる。スティングチャックにより吐き気がする状態になったクリーチャーは、毎ラウンド虫に噛みつかれるため追加で1ポイントのダメージを受ける。この飛散効果の範囲内にいたすべてのクリーチャーは虫により1ポイントのダメージを受けるが、吐き気がする状態になることはない。
大きな損傷を充分に与えるのが難しいこれらの糸や布に包まれた小石は厳密にはスリングの弾ではなく、主に信号や祝宴の時に使用される。油や強いアルコールに浸された後、この小石は1ラウンドの間ロウソクの明るさに燃え輝き、光の尾を引いて空を飛ぶ。
リトル・スターストーンは追加のダメージを与える程熱くならず、また素早く燃え尽きる為可燃物に点火することは出来ない。
出典Pathfinder Player Companion:Halflings of Golarion.
この湾曲したえぐれた形の2フィートの長さを持つ小枝でできたかごは手首に取り付け、腕をしならせることによりこぶし大の大きさの石を滅多にない凄まじい速度で投げることができる。
アクション:スリング・グラヴへの装填は1回のフリー・アクションであり、片手が空いている限り機会攻撃を誘発しない。
不利益:隣接した目標に石を投げる際には-4のペナルティを受ける。自身の接敵面にいるクリーチャーにこの武器を使用することはできない。
この盾は投擲用に作られており、留め金を外すここと投擲が素早く容易にできるように特別な留め具が付けられている。
利益:この武器の止め具を外して投擲することは1回のフリー・アクションである。タワー・シールドをスローイング・シールドにすることはできない。盾のアーマー・クラスに対する強化ボーナスとシールド・スパイクへのボーナスはこの武器を投げる際の攻撃ロールおよびダメージ・ロールへのボーナスとしては適用されない。
説明:この武器に《習熟》しているなら、ソートゥース・サーベルを軽い武器として扱う。そうでないなら、この武器はロングソードとして扱われる。
(訳注:“赤蟷螂”は暗殺者の神アチャイケクを奉じる暗殺者集団。)
この頑丈な革製の腕甲は漆で覆われた薔薇の棘がちりばめられている。この棘を使用して目標を刺すことができる。
説明:武器や盾を利き手でない手に持っていないならば、ソーン・ブレイサーを利き手でない手による攻撃に使用することができる。手の中に物をつかんだ状態でも、ソーン・ブレイサーによる攻撃を行なうことができる。
不利益:ソーン・ブレイサーにより攻撃したなら、盾を準備することにより得られていたアーマー・クラスを次のアクションまで失う。
一見、この武器はバトンのような棒の両端にスリングがぶら下がっているだけのように見えるが、この武器は驚異的な技術の持ち主かハーフリングの軽業師によって真価を発揮する。
利益:ダブル・スリングは通常のスリングとして使うことも出来るが、もう一方の端を使い毎ラウンド追加の遠隔攻撃を行うことが出来る。この際、双頭武器を使用した二刀流の通常のペナルティを受けるが、《二刀流》特技はこのペナルティを軽減する。
ダブル・スリングの一方の端に装弾するには(通常のスリングと同様に)移動アクションを使用する為、何らかのスリングを素早く装弾する特技や特徴(例えば《弾落とし》のような)を持っていない限り、通常ダブル・スリングを使用して連続したラウンドでの追加攻撃を行うことは出来ない。
ダブル・スリングで普通の石を投げることもできるが、石はブリットほど重くも丸くもない。このため、あたかもダブル・スリングが本来より1段階小さいサイズ用のものであるかのようにダメージが減少し、かつ、攻撃ロールには-1のペナルティが付く。
《弾落とし》 Ammo Drop
あなたが振り回している空のスリングに要求される装弾のタイミングを単に手を離し弾を落とすことで完璧に調整することが出来る。
利益:あなたはスリングかダブル・スリングの片方の端への装弾を片手だけで即行アクションか移動アクションを使って行うことが出来る。これは機会攻撃を誘発しない。
出典Pathfinder Player Companion:Halflings of Golarion.
この補強された木の固まりにはシャークの歯、黒曜石、ガラスといった素材が一面に打ち込まれている。この武器は壊れやすく、ときどき敵の鎧や武器に命中して壊れてしまう。
説明:テルビーチェを使用して攻撃を行う際に"出目1"をロールすると、この武器は自動的に破損状態になる。破損状態のテルビーチェを使用して攻撃を行う際に"出目1"をロールすると、この武器は壊れてしまう。
これは一般的なテルビーチェに似せて作られた武器である。金属製でないテルビーチェの脆さを、この武器は克服している。
この武器は短く曲がった刃を持ち、軽くするためにいくつ物穴が穿たれている事が多い。
特殊:ドッグスライサーを使用して攻撃を行う際に"出目1"をロールすると、この武器は自動的に破損状態になる。破損状態のドッグスライサーを使用して攻撃を行う際に"出目1"をロールすると、この武器は壊れてしまう。
この伝統的なSklar-Quahの槍の柄には神聖なシンボルの彫刻が施されており、幅広の穂先には戦闘に於いて振るわれたり投げられたりする時に大きな唸り声を上げるように精巧な穴が穿たれている。また、槍を振り回すことで風が吹き抜ける方向を変えたり、振るわれる速度に変化を付けることで使用者は哀調を帯びた葬送歌を奏でることが出来る。
説明:槍の使い方を訓練されたバードは、トーテム・スピアを〈芸能:管楽器〉の楽器としてバードの呪芸に使用することが出来る。
槍そのものも強く柔軟な柄を備えており、訓練された者の手にある時には〈軽業〉判定に+2の状況ボーナスを得る。
槍の比較的広い穂先は横薙ぎに払うことで斬撃武器として、また従来の多くの槍戦闘術のように刺突武器としても使用することが出来る。
武器の特徴:斬撃または刺突
(訳註:Sklar-Quahはショアンティの部族の1つ)
カタール(およびパンチング・ダガー)は単一の、長く薄い刀身を持つことがほとんどである。しかしトライブレーデッド・カタールは3つの斜めに広がった剃刀のような刃の扇を備えている。
この特殊な武器は10フィートの長さがあり、重い金属の鎖に巨大サイズの拳ほどの大きさの鋼鉄の球が備えられている。ドワーフがクリーチャーの中に広がる間に使用されなくなってしまったものの、ドワーヴン・ドーン・デルガーは今でも旧来の流儀に固執するドワーフ達に時折使用されている。
利益:鎖のたわみを調整することにより、この武器は間合いがある武器としても間合いのない武器としても使用することができる。
アクション:通常の武器か間合いのある武器かを切り替える行為は1回の移動アクションである。
この武器は多目的に使用でき、“五大王(Five Kings)”のドワーフの君主を通して伝えられた、奇妙なデザインをしている。先の重い斧のように見えるが、熟達したものが使用すれば刀身の峰を使用して大槌のように叩きつけることもできる。
利益:この武器は殴打ダメージか斬撃ダメージのいずれか(使用者が選択)を与える。
特殊:ドワーヴン・モールアックスはドワーフにおいては軍用武器であり、その他の種族においては特殊武器である。この武器は双頭武器ではない。そのためいかなる強化も斧部と槌部の相方に適用される。ただし殴打武器や斬撃武器にのみ効果のある強化は例外となる。そのような強化については、条件を満たすダメージ種別においてのみ効果を及ぼす。
この武器は固い刀身を守る部位が備え付けられており、使用者の手や手首、腕を守る。
利益:パタはショート・ソードとロックト・ガントレットを組み合わせたものとして扱う。
バタフライ・ナイフには2つの取っ手の間に隠された刀身を持つ。この取っ手は素早く動かすことができる。
利益:バタフライ・ナイフに習熟(あるいは《早抜き》特技を修得)していてバタフライ・ナイフを手に持っているなら、この武器を開くのは1回のフリー・アクションである。習熟していないならばこの武器を開くのに1回の移動アクションが必要である。それ以外の点については、この武器はダガーとして扱う。
この黎明期の火器は四つの銃身を有し、調節できる火打石1つを使って、一度に1発づつ撃てる。
利益:パドルフット・ピストルは散弾を撃つ際には20フィートの円錐で発射するものであり、ブリットを撃つ際には20フィートの射程単位を有する。加えて、パドルフット・ピストルは3射程単位の最大射程を有する。パドルフット・ピストルの銃身のそれぞれはペレットかブリット一つとともに1服の黒色火薬、あるいは錬金術カートリッジ1つを保持できる。
出典Pathfinder Player Companion:People of the Wastes
この腕ほどの長さのある鎖の組は一方の端に持つ部分があり、燃料に付けられた松明が他方に付けられている。
利益:バトル・ポイにより物理的なダメージを与えることはないが、燃える燃料が[火炎]ダメージを当てる。バトル・ポイに習熟しているのなら、この武器による攻撃において《二刀流》特技を所持しているかのように扱われる。
特殊:全身を砂で覆うか水に浸すなどしてバトル・ポイによりつけられた火を消すのは、1回の全ラウンド・アクションである。
ノームは細く強化された4フィートのはしごを武器として使用する。
利益:バトル・ラダーを通常のクオータースタッフとして使用することができる。使用者はこのはしごである領域を占め足に絡め付かせることで、この武器に足払いの特徴を与えることができる。
ハープーンは50フィート以下の長さのロープを取り付けた棘付きのスピアである。
利益:ハープーンに習熟している場合、組みつき武器として使用することができる。ハープーンの重量は50フィートの麻のロープの重量を含んでいる。この重量はより短いかより軽量なロープを使用することで軽減することができる。
Pirates of the Inner Seaではより新しいハープーンが登場しており、これは青銅器時代のものと同じデータを使用するが、鋼鉄製で壊れやすい性質がなくなっている。
出典Pathfinder Player Companion:Pirates of the Inner Sea
バルバズゥ・ビアードはフェイスマスクのついた見る者を脅かすような兜であり、うなり声を上げるバルバズゥの頭のように見える。顔を守る部位の顎にあたる部分からは剃刀状の刃が実際のバルバズゥの髭のように伸びている。この刃は通常8インチほどの長さだが、より長いものもある。
説明:バルバズゥ・ビアードは利き手でない手で使用した武器として扱うことができる。この武器を使用のに手は必要ない。そのためバルバズゥ・ビアードは両手武器と組み合わせて使用することができる。
バルバズゥ・ビアードによる攻撃は機会攻撃を誘発する。着用者の顔に極めて近いところにあるために、バルバズゥ・ビアードを他のクリーチャーに使用するのは接触するのと同程度に危険な行為である。そのため、肉体武器や素手攻撃を使用してクリーチャーに攻撃するのと同じようなリスク(ファイアー・エレメンタルや酸性の粘体など)を負う。
ハンボーは1ヤードよりも短い杖であり、歩くのに使用するステッキに見えるようにしばしば曲がっている。
両手で持つヘヴィ・ピックである残忍な武器、ピックアックスは肉や骨を砕くように地面や石を砕くのに有効である。この武器はしばしばコモナーにとって便利なため、素晴らしい武器を買うような余裕がないものが強盗や山賊となる際に、ピックアックスは脅しの道具としてよく使われもする。
錬金術で射出されるピストンを頭部に持つこの両手持ちの槌は目標を強制的に驚かせる。
利益:ピストン・モールを使用して武器破壊攻撃に成功すれば、追加で+4ポイントのダメージを与える。ピストン・モールのこの機能を使用するには雷石が必要である。それ以外の点についてはグレートクラブと同様に扱う。雷石をこの武器の中に挿入することは1回の標準アクションである。この武器の力は24時間持続し、その後雷石は失われる。
このポールアームはグレイヴによく似ており、穂先にまがった刃が付けられている。しかしグレイヴとは異なり、フォーチャードの鋭い刃はへこんだ側に沿っていて、そのためにこの刃はシックルやサイズのように見える。
利益:フォーチャードはグレイヴよりもずっと使いにくい(それゆえに特殊武器として扱う)。しかし機会攻撃範囲はグレイヴより長く足払いの能力を持ち、熟達したものの手に渡れば危険な武器となる。
冒険の中で手を失った海賊は、時折その手首に鉤爪を取り付ける。
あなたの敵は、あなたのフック・ハンドに対して武器落としの戦技を仕掛けることが出来ない。フック・ハンドは日常的な行動の妨げることは無いが、装着中はフック・ハンドを用いて他の武器を両手で扱う事は出来ない。もし両手がフック・ハンドになっているならば、あなたはいかなる種類の武器も使うことが出来ず、日常生活にも苦労するかも知れない。フック・ハンドの装着は手首の関節が無事であることを想定している。もしそうでないならば、人工義肢を使うことになる。フック・ハンドの装着/脱着には1分間掛かる。
出典Pathfinder Player Companion:Pirates of the Inner Sea
この武器はハーフリング・スリング・スタッフのように見えるが、石や弾丸のように瓶をつかみ投擲できるように作られている点が異なる。
利益:フラスク・スロウワーは(酸、錬金術師の火、聖水のような)飛散ダメージを与える物質、(足止め袋、雷石、まきびしのような)投擲用の道具の射程単位を引き延ばす。
海賊は船上で仕事をする為にしばしば長い真鍮製のナイフを持っている。真鍮の刃は鋼鉄のそれほど鋭さを保てないが、鋼鉄のように錆に弱くはない。いざという時に武器として使うことも出来るが、しかし海賊達はこの真鍮のナイフを主にロープを切ったり魚をさばいたりその他様々な雑用をこなす為に使う。
特殊:ブラス・ナイフを使用して攻撃を行う際に"出目1"をロールすると、この武器は自動的に破損状態になる。破損状態のブラス・ナイフを使用して攻撃を行う際に"出目1"をロールすると、この武器は壊れてしまう。
出典Pathfinder Player Companion:Pirates of the Inner Sea
この近接戦闘用の武器は、拳に心地よくフィットするように設計されている。接触する面積を小さくすることによって、パンチによる衝撃を増大するのである。
利益:ブラス・ナックルは致傷ダメージを与えることができるようになる。
不利益:君はブラス・ナックルを装着した手で武器やその他の物品を持つことができるが、使用することはできない。もし君が呪文を使用する場合、ブラス・ナックルを着用した手で動作要素を満たすためには、(難易度10+君が使用する呪文の呪文レベル)の精神集中判定に成功しなければならない。
ノート:モンクはブラス・ナックルに習熟している。
(訳者註:このブラス・ナックルは最新版のデータを反映しており、Advanced Player's Guideのものとは異なる。)
この両手持ちの剣は幅広の刃を持つ。この刃は木製の武器を切り取るのに特に役に立つ。
利益:この武器に習熟しているなら、木製の柄を持つ武器に対する武器破壊に+4のボーナスを得る。それ以外の点については、この剣はバスタード・ソードとして機能する。
このスリング・ブリットは畳み込まれた穿孔により無数の穴が開けられている。これによりこのブリットは飛んだ経路から500フィート以内まで届くぶきみなうなりを放つ。
この特製の弾丸の棘とぎざぎざの縁は素焼き粘土の薄い層で覆われている。習熟した使い手は発射時にこの粘土の覆いをフリー・アクションで割って棘か縁のいずれかを露出させる方法を知っており、刺突か斬撃ダメージのどちらかを選択することが出来る。
出典Pathfinder Player Companion:Halflings of Golarion.
これらのブリットは、衝撃を受けると砕ける多孔性の石や重い木で出来ている。スポンジストーン・ブリットは、よく毒や燃える油を投げる為に使用される。油瓶1つは10個のスポンジストーン・ブリットを満たす。点火した(もし火があるならばフリー・アクション)燃えている油まみれのスポンジストーン・ブリットは追加で+1d2点の[火炎]ダメージを与え、可燃性の材料(草葺き屋根のような)に点火することが出来る。スポンジストーン・ブリットがスリングのカップの中に1d3ラウンド以上火が点いた状態だったならば、そのスリングは破損状態となる。
出典Pathfinder Player Companion:Halflings of Golarion.
利益:スモーク・ブリットにより煙をとどかせるためであれば、接触攻撃に成功するだけでよい。目標に命中したなら、ブリットは有毒ガスの雲を作り出す。命中したクリーチャーは頑健セーヴ(難易度13)を行なわなければならない。セーヴに失敗したなら、目標は2ラウンドの間吐き気がする状態になる。
この弾力がある繊維をきつく縛った塊は、スリングで射出された時に目標に非致傷ダメージを与える。
出典Pathfinder Player Companion:Halflings of Golarion.
フリンドはフリンドバーとして知られる彼ら固有の武器を使用する。フリンドバーは2つの鉄の棒(長さはおよそ18インチ)からできており、短い鎖でつながれている(場合によっては、互いの端を環状につないでいる)。
説明:フリンドバーは片手用の近接特殊武器であり、中型用の武器の場合は1d8、小型用の武器の場合は1d6ポイントのダメージを与える。
この武器は単に長いポールアームの端にヘヴィ・フレイルが乗っているというものだ。
利益:フレイルポールは間合いのある武器であり、足払い用武器の特性を持つ。
悪い噂とその魅惑的なパフォーマンスで知られているために、時折観衆にまずい状況に陥らされることもあるため、ヴァリシア人の中にはそのスカーフの先に剃刀のような形をした刃を結わえているものもいる。一方には様々な色のシークインが付けられており、他方には危険な武器が隠されている。このようなスカーフを有効に使用するには熟達が必要であり、その危険な特性によりこれらは特殊武器として扱われる。
説明:ブレーデッド・スカーフに習熟しているのなら、使用者に組みつき判定を成功させた全てのクリーチャーに1d4ポイントの斬撃ダメージを与える。
ブレーデッド・スカーフは《武器の妙技》特技を使用することで、例えそれが使用者にとって軽い武器でなかったとしても、【筋力】修正値の代わりに【敏捷力】修正値を攻撃ロールに適用できる。
ブレード・ブーツはばねのついたナイフが仕込まれている。このナイフはつま先を正しい組み合わせで押すことで飛び出すようになっている。
&be(){利益}:ブレード・ブーツは利き手でない手で使用する武器として扱う。
アクション:このナイフを取り出すのは1回の即行アクションであり、元に戻すのは1回の全ラウンド・アクションである。
不利益:この刃を伸ばしているのなら、通常の地形は移動困難な地形となり、移動困難な地形は通過できない地形として扱われる。
この3つの刃のついたダガーは投擲用に作られているが、近接武器としても使用できる。
基本的なハンドアックスの背にスパイクの先端を取り付けたもので、主に船艙や装具を叩き切ったり、燃える破片を船から引きずり落としたり、武器として使用される。ボーディング・アックスは斬撃か刺突ダメージを選べる他は、ハンド・アックスと同様の片手軍用武器として扱う。その上、木製の表面を〈登攀〉する際にスパイクを使うことにより+2の状況ボーナスを得る。
出典Pathfinder Player Companion:Pirates of the Inner Sea
ガフ・フックとは長い棒の一方の端に魚を突き刺す為の鉤を付けたものである。海賊達はしばしば、移乗行動の助けとする為により重い鉤をガフ・フックの両端に追加する。海賊達は隣接する為にひっかけ鉤を使い船を引っ張った後、船が漂流するのを防ぐ為に互いの舷縁にボーディング・ガフを引っ掛ける。小型ボートはしばしば、ひっかけ鉤の代用品としてグラップリング・ガフを使う。ボーディング・ガフは木の手すりに深く食い込む為、引き剥がす為には1分間を要する。そのため殆どの海賊は1つずつ鉤を外そうと試みるよりもボーディン・アックスやカットラスを用いて切り離す。ボーディング・ガフは、非戦闘時には魚捕りの為に使うことも出来る。
出典Pathfinder Player Companion:Pirates of the Inner Sea
ボーディング・パイクは、8フィートの長い棒の先に1フィートの長さを持つ金属製の矛先を取り付けたものである。ボーディング・パイクはまさしくロング・スピアのように見えるが、金属の矛先から木製の柄の間には鍔や溝、スパイクのような海水を留め錆びを引き起こさせるような部品が全く無く、海水は流れ落ちるようになっている。ボーディング・パイクは主に移乗攻撃を阻止する為に防御的な目的で使用されている。パイクはマストの周囲にある支持具に据え付けられている為、船乗り達は素早くこれを掴んで舷縁で移乗攻撃を阻止する為に構えることが出来る。
出典Pathfinder Player Companion:Pirates of the Inner Sea
この金属製のボルトは中央部にガラス製の箇所があり、酸で満たされている。
利益:攻撃が命中したなら、アシッド・ボルトは通常のダメージと追加の1d4ポイントの[強酸]ダメージを与える。
この鉄製のボルトは小さな樹脂の欠片が付いている。この樹脂の欠片はボルトが目標に命中した際に砕ける。内側には1回分に相当するドラウ毒が含まれている。
利益:ドラウ・ポイズン・ボルトが命中したものは頑健セーヴ(難易度13)を行なわねばならず、失敗したならドラウ毒の効果を受ける(訳注:ドラウ毒についてはドラウを参照)。ドラウ・ポイズン・ボルトには使用者自身が毒の影響を受ける恐れはない。
不利益:この奇妙な欠片はボルトの精密性に影響を及ぼす。ドラウ・ポイズン・ボルトを使用する際、射程単位によるペナルティを2倍にする。
この注意深く作られた木製のボルトは錬金術師の火で満たされた空間を中央に持つ。
利益:攻撃が命中したなら、ファイアー・ボルトは通常のダメージに加え1d4ポイントの[火炎]ダメージを与える。
注釈:錬金術によるファイアー・ボルトは飛散ダメージを与えない。またこの効果は目標に(例え特別燃えやすいものであったとしても)火をつけることはない。
マドゥは丸いライト・シールドであり、4つのスパイクがそれぞれの縁についている。
利益:マドゥに習熟しているのなら、この武器を使用して防御的戦闘を行なう際、通常の-4のペナルティではなく-2のペナルティを受ける。もし《攻防一体》を使用しているなら、攻撃ロールへのペナルティは1軽減される(最低-1のペナルティ)。マドゥを装備している手に他のものを持つことはできない。マドゥに習熟していないのであれば、スパイクト・ライト・シールドとして扱う。
この武器は1つか2つの球状の重りが10フィートの鎖に取り付けられたものだ。この重りを回転させ対象の身体に叩きつけるのだ。
利益:メテオ・ハンマーを使用して足払いの試みに成功したなら、対象が転倒した場所から5フィート近くに引き寄せることができる。
この武器は以下の2通りの異なる使用方法がある。
・メテオ・モード。双頭武器として扱う。
・要塞モード。双頭武器としては使用できないが、アーマー・クラスに+1の盾ボーナスを得る。
アクション:2つのモードを切り替えるのは1回のフリー・アクションであり、使用者のターンの開始時に決定する。
このメール(MEH-reh)は伝統的に湾曲した石により作られ、短く平らな面を持ち、尖ったクラブである。
このグレイヴの刃はのこぎり状になっていて、柄の上に取り付けられている。
利益:重い紐が柄の周りを包んでいる。移動アクションでこの紐を引くと、使用者の【筋力】ボーナスに等しいラウンドの間、刃が素早く回転する。この刃が回転している間、ダメージが+2される。それ以外の点では、この武器はグレイヴとして扱う。この紐で回転機構を再度包むのは1回の全ラウンド・アクションであり、機会攻撃を誘発する。
この剣はアーデファンurdefhanにより極めて有効に使用される。生あるものを嫌い、ダイモンに似た外見を持つこのクリーチャーはダークランズに住んでいる。この剣はロングソードと同じ大きさだが、2つののこぎり状の刃が両側についていて、両端は残酷な鉤になっている。
薄いが頑丈な麻のロープで作られたこの間に合わせの腕甲は手と前腕を覆う。この腕甲を水に浸すと重く膨らみ、使用者の拳を岩のように固い武器とし、拳での戦闘において殺傷に十分な能力を容易に得ることができる。
説明:ロープ・ガントレットで腕を覆うのは1分かかり、水に浸すのも1分が必要である。しかし一度水を供給すれば1日の間効果がある。ロープ・ガントレットを外すのは1回の全ラウンド・アクションである。ロープ・ガントレットを身につけている限り、武装していると見なされ、あなたの攻撃は通常のダメージを与える。ロープ・ガントレットに習熟しているのなら、ロープの荒い面を使用して殴打ダメージの代わりに斬撃ダメージを与えてもよい。指はむき出しになっているため、ロープ・ガントレットを着用した手でアイテムを装備したり持ち運んだりすることができる。しかしこの手は締めつけられているために、この手を使用した精密な動きを要求する行動(解錠など)には-2のペナルティを受ける。
このずんぐりとした見た目のクロスボウはボルト用の溝の代わりにカップのような取り付け具を持つ。
利益:ローンチング・クロスボウは飛散武器を射出するように作られている。
装填:機会攻撃を誘発する全ラウンド・アクションである。
近代火器は、火器の違いはあるが、発展した火器と同じルールを用いる。加えて、近代火器は新しいタイプの火器、自動火器を含む。
火器の習熟/Firearm Proficiency:この時代、銃はどこにでもある。黎明期の銃は骨董品とみなされており、発展した火器が広く普及している。火器は単純武器であり、ガンスリンガーは銃匠クラス特徴を失い、代わりに1レベルの時点で銃修練クラス特徴を得る。
装弾数/Capacity:近代火器はそれ以前の火器よりも随分と大きな装弾数を有し、しばしば装填が容易である。単発あるいは半自動火器で全力攻撃する場合、1ラウンドあたり、君の攻撃回数と同じ回数、その火器を発射できるが、最大でその武器のカートリッジ数(全力攻撃アクション時に即行あるいはフリー・アクションで武器を装填できるならばそれ以上)になる。
近代火器を装填する/Loading Modern Firearms:骨董品めいた武器を例外として、ほぼ全ての近代火器は薬室式であり、マガジンやクリップのような装填機構か手動で薬室に直接、プラスティックか真鍮のカートリッジが込められる。さもなくば、発展した火器のルールに従う。その他の火器を装填するルールは、火器の全装弾数、また交換可能なマガジンの性能に従う。
内部マガジン式の火器/Internal Magazine Firearms:近代のショットガンやボルト・アクション式、レバー・アクション式、リボルバーのような旧式など、いくらかの火器は、恒久的に取り付けられた円筒式のマガジンや内部空間、回転式シリンダー、それらとともにもっと古式なもの、いずれかによって、矢弾を内部に保持する。そうでないと言明がない限り、この性質の片手または両手近代火器に6発までの矢弾を込めることは移動アクションになる。
マガジン/Magazines:クリップ、弾帯、装弾子、スピードローダー、着脱式マガジンなどの再装填装置は、マガジン全てを相対的に素早く交換することで、多くの近代火器に先行者より素早い再装填を可能にする。そういった火器は、交換するマガジンの装弾数分だけ発展した片手あるいは両手火器に装填を行うのに、即行アクションを必要とする。
(未了分略)
武器の特徴、オートマチック/Automatic Weapon Quality:自動の武器の特徴を持つ武器は、引き金のひと引きで弾丸をバースト射撃し、直線上の全クリーチャーを攻撃する。この直線は君の居るマス目のいずれかの角を起点にして、武器の射程限界か、貫通できない障壁に突き当たるまで、伸びる。自動武器が直線上の各クリーチャーを攻撃する際、直線上の各クリーチャーに対して別々に攻撃ロールを行う。直線上の各クリーチャーはバースト射撃のそれぞれにつき一発のブリットでしか攻撃されない。各攻撃ロールは反動を示す-2のペナルティを受け、攻撃のダメージは正確さに基づくダメージや《渾身の一打》のようなダメージを上昇させる特技によって修正されない。ブラーやインビジビリティ、ミラー・イメージの呪文、霧や煙のような視認困難を与える効果がこの直線状の攻撃を失敗させることはない。もし攻撃のいずれかがクリティカル・ヒットになる可能性がある出目を出した場合、持ち主はそのロール単独で実際にクリティカル・ヒットになるかどうかを判定する。自動武器は、行った攻撃ロールの全てが不発だった時のみ不発になる。自動武器による攻撃一回につき、ブリットを10発、発射する。自動武器は一体のクリーチャー対象にして単発でブリットを撃つことができない。自動武器で全力攻撃を行う場合、自身の攻撃回数と同じ回数のバースト射撃を1ラウンドのあいだに行える。
価格 |
クリティカル |
タイプ |
|||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マドセン軽機関銃 |
1,000gp |
2d6 |
×4 |
100フィート |
1-2 |
20,30,あるいは40 |
20ポンド |
殴打および刺突 |
|
800gp |
4d6 |
― |
― |
― |
6 |
20ポンド |
― | ||
燃料タンク |
50gp |
― |
― |
― |
― |
― |
40ポンド |
― |
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(未了分略)
マドセン軽機関銃/Light Machine Gun, Madsen:この人目を引く機関銃は、単独の使用者が運び、装備するのに十分な軽さである。ロシア軍の7.6254mm口径の弾が込められ、上部装填式で取り外し可能な20、30あるいは40発単位のマガジンを用いる。ほとんどの機関銃同様、自動発射しかできない。
ロレンス1917式火炎放射器/Flamethrower, Lawrence1917:塹壕戦の結果として発達したことでもっとも悪名高い装置のうちの一つである火炎放射器は20世紀初期にあってはなお技術的に未熟な状況であった。英国軍が発明したロレンス1917式は、ロシア兵の手中にたどり着いた。この装置は、タンク二つがついた運びにくいバックパックと、「ランス」こと回転する手持ち放射ユニットからなる。この装置は狙いをつけて小さいハンドレバーを押すと、小さなガスバーナーが前方に噴射されるオイルに火をつけて、猛烈な炎の流れが燃え上がる。満タンの火炎放射器は6発まで、爆発的効果をもたらす引火したオイルを放つことができる。
火炎放射器を使用する際、使用者は60フィートの長さの直線状の火を放ち、直線上の各クリーチャーに対して別々に攻撃ロールを試みる。各攻撃ロールは-2のペナルティを受け、攻撃のダメージは正確さに基づくダメージや《渾身の一打》のようなダメージを上昇させる特技によって修正されない。ブラーやインビジビリティ、ミラー・イメージの呪文、霧や煙のような視認困難を与える効果がこの直線状の攻撃を失敗させることはない。もし攻撃のいずれかがクリティカル・ヒットになる可能性がある出目を出した場合、持ち主はそのロール単独で実際にクリティカル・ヒットになるかどうかを判定する。
影響を受けた全クリーチャーは4d6ポイントのダメージを受け、炎の流れに当てられたクリーチャーはいずれもまた、難易度20の反応セーヴに成功しなければならず、さもなくば着火して、炎が消されるまで毎ラウンド追加で2d6ポイントのダメージを受ける。炎上しているクリーチャーは全ラウンドアクションとして新しいセーヴを試みることができ、地面に倒れ込んで転がることでこのセーヴに+2のボーナスを得る。
この装置のタンクとバックパックはかさばって扱いにくく、この運びにくい装置を着用している場合、使用者は-4の防具による判定ペナルティを受ける。加えて、このタンクは硬度10と5のヒット・ポイントを持ち、もしこのタンクが何らかの炎が隣接して存在する(この装置自体のガス着火装置を含む)場合に破裂した場合、巨大な火が爆発し、使用者は6d6ポイントの[火炎]ダメージを受け、20フィート半径内の全クリーチャーは3d6ポイントの[火炎]ダメージ(難易度20の反応セーヴで半減)を受ける。ダメージを受けたいかなるクリーチャーも難易度20の反応セーヴに成功しなければ、着火する。
燃料タンク/Fuel Tank:この一対のタンク(片方はオイル、他方は推進剤で満たされている)は、火炎放射器を6回用いるのに十分な可燃物を提供する。
(未了分略)
出典:Pathfinder #71:Rasputin Must Die!