ミーディアムは霊を自分の内側に降ろす。神話や伝説から産み落とされたアストラルの存在への器として、自分の肉体を用いる。ミーディアムは霊の力の必要性と、自らの精神に影響を与えるそのような存在に身を委ねる危険を秤にかける。
役割:ミーディアムは極めて多才であり、適切な霊を降ろすことで、その時パーティに必要とされる役割を何でも担うことができる。
属性:どれでも。
ヒット・ダイス:d8。
開始時の財産:4d6×10GP(平均140GP)。
1日の呪文数 | |||||||||
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1 |
2 |
3 |
4 | ||||||
1 |
+0 |
+0 |
+0 |
+2 |
― |
― |
― |
― | |
2 |
+1 |
+0 |
+0 |
+3 |
― |
― |
― |
― | |
3 |
+2 |
+1 |
+1 |
+3 |
― |
― |
― |
― | |
4 |
+3 |
+1 |
+1 |
+4 |
霊ボーナス+2 |
1 |
― |
― |
― |
5 |
+3 |
+1 |
+1 |
+4 |
1 |
― |
― |
― | |
6 |
+4 |
+2 |
+2 |
+5 |
1 |
― |
― |
― | |
7 |
+5 |
+2 |
+2 |
+5 |
1 |
1 |
― |
― | |
8 |
+6/+1 |
+2 |
+2 |
+6 |
霊ボーナス+3 |
1 |
1 |
― |
― |
9 |
+6/+1 |
+3 |
+3 |
+6 |
2 |
1 |
― |
― | |
10 |
+7/+2 |
+3 |
+3 |
+7 |
霊の活性1d8 |
2 |
1 |
1 |
― |
11 |
+8/+3 |
+3 |
+3 |
+7 |
2 |
1 |
1 |
― | |
12 |
+9/+4 |
+4 |
+4 |
+8 |
霊ボーナス+4 |
2 |
2 |
1 |
― |
13 |
+9/+4 |
+4 |
+4 |
+8 |
3 |
2 |
1 |
1 | |
14 |
+10/+5 |
+4 |
+4 |
+9 |
3 |
2 |
1 |
1 | |
15 |
+11/+6/+1 |
+5 |
+5 |
+9 |
3 |
2 |
2 |
1 | |
16 |
+12/+7/+2 |
+5 |
+5 |
+10 |
霊ボーナス+5 |
3 |
3 |
2 |
1 |
17 |
+12/+7/+2 |
+5 |
+5 |
+10 |
4 |
3 |
2 |
1 | |
18 |
+13/+8/+3 |
+6 |
+6 |
+11 |
4 |
3 |
2 |
2 | |
19 |
+14/+9/+4 |
+6 |
+6 |
+11 |
4 |
3 |
3 |
2 | |
20 |
+15/+10/+5 |
+6 |
+6 |
+12 |
4 |
4 |
3 |
2 |
0 |
1 |
2 |
3 |
4 | |
---|---|---|---|---|---|
1 |
2 |
― |
― |
― |
― |
2 |
3 |
― |
― |
― |
― |
3 |
4 |
― |
― |
― |
― |
4 |
4 |
2 |
― |
― |
― |
5 |
5 |
3 |
― |
― |
― |
6 |
5 |
4 |
― |
― |
― |
7 |
6 |
4 |
2 |
― |
― |
8 |
6 |
4 |
3 |
― |
― |
9 |
6 |
5 |
4 |
― |
― |
10 |
6 |
5 |
4 |
2 |
― |
11 |
6 |
5 |
4 |
3 |
― |
12 |
6 |
6 |
5 |
4 |
― |
13 |
6 |
6 |
5 |
4 |
2 |
14 |
6 |
6 |
5 |
4 |
3 |
15 |
6 |
6 |
6 |
5 |
4 |
16 |
6 |
6 |
6 |
5 |
4 |
17 |
6 |
6 |
6 |
5 |
4 |
18 |
6 |
6 |
6 |
6 |
5 |
19 |
6 |
6 |
6 |
6 |
5 |
20 |
6 |
6 |
6 |
6 |
5 |
ミーディアムのクラス技能は、以下の通り:〈威圧〉【魅】、〈芸能〉【魅】、〈言語学〉【知】、〈交渉〉【魅】、〈呪文学〉【知】、〈職能〉【判】、〈真意看破〉【判】、〈製作〉【知】、〈知覚〉【判】、〈知識:次元界〉【知】、〈知識:宗教〉【知】、〈知識:神秘学〉【知】、〈治療〉【判】、〈はったり〉【魅】、〈飛行〉【敏】、〈魔法装置使用〉【判】(原文ママ、おそらく【魅】)。
武器と防具の習熟:ミーディアムは全ての単純武器、軽装鎧、中装鎧に習熟しているが、盾には習熟していない。
呪文/Spells:ミーディアムはミーディアム呪文リストから少数の念術呪文を発動する。呪文を修得したり発動したりするために、ミーディアムは最低でも10+呪文レベルの【魅力】を有していなければならない。ミーディアムは事前に呪文を準備することなく修得している呪文を発動できる。ミーディアムの呪文に対するセーヴィング・スローの難易度は10+呪文レベル+ミーディアムの【魅力】修正値に等しい。
ミーディアムは呪文レベル毎に、1日に呪文を決められた数しか発動することができない。1日に発動できる呪文の基本数は表:ミーディアムに記載されている。加えて、高い【魅力】を持つミーディアムは、1日のボーナス呪文を追加で得る。
ミーディアムの呪文選択は限られている。ゲーム開始時、ミーディアムは自分で選択した0レベル呪文2つを修得している。新しくミーディアム・レベルを得るたびに、表:ミーディアムの修得呪文数に記載の通り、新しい呪文をいくつか修得する。ミーディアムの1日の呪文数とは異なり、ミーディアムの呪文修得数は【魅力】の影響を受けない。表:ミーディアムの呪文修得数に記載されている数で固定されている。5レベルの時点と以降3レベル毎(8、11、など)の時点で、ミーディアムは既に修得済みの呪文を1つ、新しい呪文1つと置き換えて修得することができる。すなわち、ミーディアムは古い呪文1つを失い、代わりに新しい呪文1つを修得するのだ。新しい呪文のレベルは置き換えた呪文のレベルと同じでなければならず、ミーディアムが発動できる最も高いレベルから1レベル以上低いものでなければならない。ミーディアムが置き換えられる呪文は指定されたレベル毎に1つまでで、そのレベルで修得する新しい呪文が得られるタイミングで、どの呪文を置き換えるか、あるいはそもそも置き換えないかを選択しなければならない。
ナック/Knacks:ミーディアムはナック(0レベル念術呪文)をいくつか修得する。これらの呪文は他の呪文のように発動することができるが、1日に何度でも発動することができる。
霊(超常)/Spirit:ミーディアムは霊――神話や伝説が実在した過去の時代にいた強力な魂のアストラル的残響――を引き込む器となる。毎日、ミーディアムは降霊会と呼ばれる儀式を通して霊を降ろすことができる。降霊会には1時間かかり、その間ミーディアムは精神集中をしなければならない。降霊会の終わりに、ミーディアムはその地の霊を降ろし、その日の間自分の中に住まわせ、自分の霊として仕えてもらう。霊はそれぞれ6つの伝説の1つから生じており、本章の最後にまとめられている。ミーディアムは霊を降ろす際に伝説を1つ選択しなければならないが、それには適切な場所にいなければならない。自身の伝説に適した他の場所に存在していることもあるが、霊にはそれぞれ、通常住んでいる好む場所がある; そのような場所はそれぞれの伝説の“好む場所”項に記載されている。ミーディアムは24時間の間、霊毎の降霊の恩恵と下級霊力を得る。6レベルの時点でその霊の中級霊力も得る。11レベルの時点でその霊の上級霊力も得る。17レベルの時点で、その霊の最上級霊力も得る。24時間後、ミーディアムは引き入れた霊とのつながりを失い、別の降霊会を行うことができるようになる。
ミーディアムは降霊会に仲間を参加させることもできる――共有降霊会と特定の霊力が他の参加者に適用される。ミーディアムがそのキャラクターと肉体的に触れており、故意に霊へと自分を開けている限り、キャラクターは参加者と見なされる。ミーディアムと異なり、他の参加者はこの間別の行動を行うことができる。降霊会に参加するには、【知力】が3以上なければならない。
ミーディアムに力を与えるだけでなく、引き入れた霊はミーディアムに影響を与える。霊を降ろすことで、霊はミーディアムへの影響力を1ポイント得る。この1ポイントの影響力を失うとミーディアムは霊とのつながりを失うが、それでも直前の降霊会から24時間経過するまで、新しく降霊会を行うことはできない。霊が24時間経過以降かつ次の降霊会の前にいなくなると、ミーディアムに対する霊の影響力は0に初期化される。ミーディアムは特定の能力を使用することで、霊がさらに影響力を得る代わりに追加の能力を得る。
霊がミーディアムへの影響力を3ポイント以上得ると、同じ肉体に2つの衝動があるために、ミーディアムは霊の意識へと溶け込んでしまう。その結果、自分の感覚が曖昧になり制御が困難になることで、イニシアチブ判定に-2のペナルティと霊の説明文に記載された特定のペナルティを受ける。しかし、霊の精神的な存在がミーディアムに憑依効果(訳注:おそらくセーヴィング・スロー)に対して+4のボーナスと、憑依効果でない[精神作用]効果に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを与える。
霊がミーディアムに対する影響力を5ポイント以上得ると、ミーディアムは完全に霊の制御を失う。ミーディアムは次の日に霊がいなくなって目覚めるまで、GMの制御下にある実質的なNPCとなる。
降霊会の際、ミーディアムは影響力を受けすぎることがないよう、より弱い霊を降ろすことを選択することができる。そうする場合、ミーディアムは最も強力な霊力から順に、いくつ霊力を使用しないかを選択する。霊力を1つ使用しないようにするたびに、ミーディアムは影響力を受けることなく霊の活性を2回まで使用することができる。
霊ボーナス(超常)/Spirit Bonus:霊を降ろす際、ミーディアムはその霊に従って、特定の判定と特定のデータにボーナスを得る。1レベルのミーディアムの霊ボーナスは+1である。このボーナスは4レベルの時点と以降4レベル毎に1ずつ増加する。
霊の活性(超常)/Spirit Surge:霊ボーナスによって修正を受けているd20ロールで失敗した後、ミーディアムは霊に自分への影響力を1ポイント与えることで、アクションを行うことなくその判定の結果に1d6を加えることができる。これにより判定が失敗ではなく成功になることもある。この能力を使用するにはミーディアムに意識がなければならず、ミーディアムはこの能力を1ラウンドに1回だけ使用することができる。ミーディアムの霊の活性ダイスは10レベルの時点で1d8に、20レベルの時点で1d10に増加する。
共有降霊会(超常)/Shared Seance:2レベルの時点で、ミーディアムは自分が引き入れた霊の助力を仲間にも与えることができるようになる。ミーディアムの降霊会に参加した仲間は皆、24時間の間、霊が与える降霊の恩恵を得る。
禁忌(変則)/Taboo:2レベルの時点で、その日の降霊会において、ミーディアムは霊を鎮めるために禁忌を受け入れることができる。霊それぞれに禁忌の霊が記載されており、GMは異なる禁忌を許可してもよい。禁忌を受け入れることで、ミーディアムは影響力を与えることなく霊の活性能力を2回使用することができる。ミーディアムは1つしか禁忌を選択することができない。ミーディアムは禁忌を破ることで魔法的な制限を受けることはないが、何らかの理由で禁忌を破った場合、以降1時間の間、攻撃ロール、ダメージ・ロール、能力値判定、技能判定、セーヴィング・スローに-2のペナルティを受ける上、影響力を1ポイント与える。ミーディアムがペナルティを受けている間も禁忌を破り続けると、ペナルティの持続時間は伸びるが、ミーディアムが霊に追加で影響力を支払うことはない。禁忌違反により影響力を5ポイント以上与えると、霊はミーディアムに憑依するのではなく、ミーディアムの肉体そのものから離れる。それによりミーディアムは次に降霊会を行うまで、霊力、霊ボーナス、霊の活性能力を使用できなくなる。こうして霊を解き放ったなら、ミーディアムとその霊の伝説とのつながりは傷ついてしまう。ミーディアムは1週間の間その伝説の霊を降ろすことはできない。加えて、次にその霊を降ろす際、ミーディアムは影響力を1ポイントではなく2ポイント与える。
霊障との交信(超常)/Haunt Channeler:3レベルの時点で、ミーディアムは霊障に対処する際に、霊との親和性の高さを活かすことができるようになる。ミーディアムは常に霊障に対して不意討ちラウンドで行動することができ、ミーディアムが霊障の一部に触れることで、正のエネルギーのようにミーディアム・レベル2毎に1d6ポイントのダメージを霊障に与える。加えて、ミーディアムは霊障に質問を1つ行うことができる。しかし霊障が回答するのは必要がある場合のみである。加えて、ミーディアムは霊障の効果に対するセーヴィング・スローを諦めることで、霊障を全て自分の中に流し込むことができる。そうするならば、ミーディアムは霊障の効果を全て受けるが、霊障は(通常なら他の相手に影響を及ぼす場合でも)他の相手に効果を及ぼすことはない。霊障は以降24時間の間、ミーディアムの制御権を得る。1分ごとにミーディアムはこの憑依を早く終わらせるために意志セーヴ(難易度=20+ミーディアムのクラス・レベル)を試みることができる。
土地との交信(擬呪)/Location Channel:5レベルの時点で、ミーディアムはある個人の死に場所――あるいは生前だった頃のその個人にとって大事な場所――で特別な降霊会を行い、ミーディアムの肉体にその故人の霊を降ろすことで、仲間が質問を行うことができるようになる。この効果はコール・スピリット呪文に似ているが、持続時間はミーディアム・レベル毎に1ラウンドで、霞のような姿で登場するのではなくミーディアムの肉体に憑依する。降霊会の他の参加者は質問をしなければならない。霊を降ろそうと試みたなら、以降24時間の間ミーディアムは同じ霊を降ろそうと試みることはできない。ラウンド毎に、ミーディアムはこの降霊会を通常より早く終わらせるために、意志セーヴ(難易度=20+ミーディアム・レベルの半分)を試みることができる。
縁者との交信(擬呪)/Connection Channel:7レベルの時点で、ミーディアムは土地との交信をいかなる場所でも使用することができるようになるが、故人といくらかでも関係のあるものを憑依させていなければならない。降霊会の他の参加者がミーディアムよりも故人と仲が良かったなら、ミーディアムはその参加者の親密度を自分のものと置き換えてコール・スピリット効果の難易度を決定することができる。
鎮魂(超常)/Propitiation:9レベルの時点で、ミーディアムは降ろした霊を鎮める秘伝と儀式を身につける。これによりミーディアムは1日1回だけ影響力を1ポイント減少させることができる(最低の影響力は1ポイント)。鎮魂儀式の詳細は個々の霊に基づき様々だが、その執行には10分かかり、決して追加のコスト(財宝や生贄を捧げるなど)を必要としない。
霊の助言(擬呪)/Ask the Spirits:13レベルの時点で、ミーディアムは1日に何度でも自分の意識をアストラル界に送り、霊に助言を求めることができる。これはアストラル界と交信するためにコンタクト・アザー・プレインを使用したかのように扱う。ミーディアムは【知力】と【魅力】を減少しないようにするための【知力】判定に自動的に成功する。
アストラル旅行(擬呪)/Astral Journey:14レベルの時点で、ミーディアムは深い昏睡状態に入って自分をアストラル界に投射することができる。これはアストラル・プロジェクションと同様だが、自分しか投射することはできず、他の次元界にはいることはできず、投射された装備品は魔法的な前提条件を持たない。
二霊降霊(超常)/Trance of Three:15レベルの時点で、即行アクションとして、ミーディアムは自分への影響力を1ポイント霊に与えることで、霊の伝説の一部に他の伝説を降ろすことができる。これはレベル毎に1ラウンド持続し、これにより他の伝説から中級霊力を得る。この能力が1日の使用回数制限を持つ場合、ミーディアムは2つ目の霊が失われた後も使用回数を記録しておかなければならない。ミーディアムがその日にもう一度2つ目の霊を降ろした場合、その能力の使用回数は残ったままである。ミーディアムが影響力を受ける能力を使用した場合、この影響力を受けるのは2つ目の霊ではなく、1つ目の霊である。ミーディアムは2つ目の霊から霊ボーナスの利益を得ることはない。ミーディアムはフリー・アクションで、二霊降霊を通常より早く終わらせることができる。
広大なる魂(超常)/Spacious Soul:18レベルの時点で、ミーディアムの魂はミーディアムが望むならば死亡した仲間の拠り所になれるほどの広さを持つようになる。その日のミーディアムの降霊会に参加した仲間がミーディアムと効果線及び視線が通る場所で死亡したなら、ミーディアムは割り込みアクションを消費することで、その仲間の霊を自分の中に降ろすことができる。仲間は通常は霊が用いるミーディアムの魂の一部に住むため、ミーディアムがこの能力を維持している間、霊、霊ボーナス、霊の活性は抑止される。仲間の霊とミーディアムはミーディアムの肉体を共有し、毎ラウンド、ミーディアムのターンでどちらの意志がミーディアムのアクションを用いるかを選択することになる。どちらが行動するかの合意が取れない場合、以降1時間どちらが支配権を握るかを決めるために対抗【魅力】判定を試み、支配権を握ったキャラクターが毎ラウンド誰が行動するかを決定する。仲間の霊は死亡時に保持していた全ての呪文を保持しており、使用回数に制限のある能力(エネルギー放出、気、心意気など)を使用できる。ただし能力、ポイント、呪文、消費する能力の使用回数を回復することはできない。仲間の霊が行動する際、仲間の基本攻撃ボーナス、術者レベル、特殊能力(武器の習熟など)を用いるが、肉体能力値はミーディアムのものとなる。仲間が生き返ると、この能力は直ちに終了する。あるいは、ミーディアムはこの能力をいつまでも維持することができる。ミーディアムはこの効果を標準アクションで終了することができる。仲間が追い出されることに同意していない場合、ミーディアムは意志セーヴィング・スロー(難易度=10+仲間のヒット・ダイスの半分+仲間の【魅力】修正値)を試みなければならず、失敗すると仲間が以降24時間の間支配権を得る。
霊体得(変則)/Spirit Mastery:19レベルの時点で、ミーディアムは特に下級霊の中で、霊の中の伝説となる。ミーディアムは1日に2回、影響力を受け入れることなく霊の活性能力を使用することができる。これは禁忌を使用したり、弱い霊を降ろしたりしなくても効果がある。弱い霊を降ろしたなら、使用しない霊力1つ毎に1日に2回ではなく、1日に4回まで追加で霊の活性能力を使用することができる。
アストラルの灯台(超常)/Astral Beacon:20レベルの時点で、ミーディアムはアストラル界への開けたつながりとなり、霊にとっての輝かしい灯台となる。フリー・アクションとして、ミーディアムは降霊会を行うことなく5つの伝説いずれであっても霊を降ろすことができるようになる。この能力は1ラウンド持続し、選択した霊の中級、上級、最上級の霊力を使用することができる。二霊降霊とは異なり、アストラルの灯台は最初の霊を降ろした時から24時間が経過するまで、選択した伝説の霊(アークメイジなど)に影響力を与える。加えて、ミーディアムが新しい霊力の1つを用いて影響力を与える場合、その影響力は最初の霊に与えられるのではなく、その霊に与えられる。
ミーディアムの霊はアストラル界から来た存在である――遥か昔の英雄ないし悪漢の木霊であり、依存性が強い。彼らは神話や伝説から時を超えて存続してきた。霊の数は無数にあるが、それぞれが違った独自性を持つ。とはいえ、全ての霊は以下の6つの伝説、アークメイジ、ガーディアン、チャンピオン、トリックスター、ハイエロファント、マーシャルの1つを起源とする。
霊ボーナス/Spirit Bonus:アークメイジを降ろしている間、精神集中判定、【知力】判定、【知力】基準の技能判定に霊ボーナスが適用される。
降霊の恩恵/Seance Boon:呪文で与えるダメージは、それぞれの目標が本来受けるものに、追加で2ポイントのダメージ(元のダメージと同じ種別)を与える。
好む場所/Favored Locations:秘術要塞、不自然な魔法の範囲、図書館、学校。
影響力ペナルティ/Influence Penalty:君の肉体は虚弱で年老いた研究者のように振る舞い始める。君は【筋力】判定、【筋力】基準の技能判定、【耐久力】判定、攻撃ロール、呪文以外のダメージ・ロールに対して、霊ボーナスに等しいペナルティを受ける。
禁忌/Taboos:以下から一つを選択すること:神への全ての信仰を避ける。信仰呪文や神に関する能力に対する同意した目標になってはならないし、無害な信仰呪文や神に関する能力であっても意志セーヴィング・スローを試みなければならない; 新しく意義深い(自明でない情報を得るために、難易度20以上の〈知識〉判定が必要)ものに直接触れられる場合、研究する機会を避けてはならない; たとえより少ない資源で解決できるありふれた手段があったとしても、可能ならば自分の魔法を使って問題を解決しなければならない。
アークメイジの秘奥(下級、超常)/Archmage Arcana:ミーディアム・レベルに基づく通常の1日の呪文数ではなく、メスメリストの成長表に記載された1日の呪文数を用いる。現在発動できる呪文レベルそれぞれ(0レベルを含む)について、アークメイジの霊を下ろす時に、ウィザード/ソーサラー呪文リストから各レベルの呪文を1つ、ミーディアム呪文リストと修得呪文に加える。この効果は君がアークメイジの霊を解放するまで持続する。これらの呪文を使用する際、それは(前提条件を満たすかどうかを除き)秘術呪文として扱われ、思考要素と感情要素の代わりに音声要素と動作要素を用いなければならない。
秘術の急伸(中級、超常)/Arcane Surge:アークメイジの霊へ影響力を1ポイント与えることで、君は呪文スロットを消費することなく修得済みのミーディアム呪文1つを発動することができる。そうすると、その呪文の術者レベルと難易度は1上昇する。この呪文に呪文修正(特技など)を適用することはできない。
乱れの秘奥(上級、超常)/Wild Arcana:アークメイジの霊へ影響力を1ポイント与えることで、君は自分が発動できるレベルであればいかなるウィザード/ソーサラー呪文でも発動できるようになる。君は適切なレベルの呪文スロットを消費しなければならない。この呪文に呪文修正(特技など)を適用することはできない。
伝説のアークメイジ(最上級、超常)/Legendary Archmage:1日1回、君は乱れの秘奥を使用したかのようにウィザード/ソーサラー呪文リストからどんな呪文であっても発動することができる。ただし、アークメイジの霊は君への影響力を1ポイントも受けないし、呪文スロットも消費しない。さらに、いかなるレベルの呪文であっても発動することができる。
霊ボーナス/Spirit Bonus:ガーディアンを降ろしている間、アーマー・クラス、【耐久力】判定、頑健セーヴ、反応セーヴに霊ボーナスが適用される。
降霊の恩恵/Seance Boon:戦技防御値に+1のボーナスを得る。
好む場所/Favored Locations:都市の防壁、要塞、門、天守閣。
影響力ペナルティ/Influence Penalty:君は極めて警戒心が高まり、何に対しても防御的になる。その警戒心が、時に妨げになる。攻撃する際、君は常に防御的戦闘を行い、呪文を発動する際、君は常に防御的発動を行う。防御に意識を集中させるため、ダメージ・ロールに霊ボーナスに等しいペナルティを受ける。
禁忌/Taboos:以下から一つを選択すること:可能な限り危険から他人を守らねばならない(敵を倒すことも含む。ただし君や他人に対する現状の脅威でない敵は除く); 肉体の状態を常によい状況に保つ。ヒット・ポイントが最大値の半分未満になるとこの禁忌は破られる; しゃべってはならず、[音波]の補足説明を持つ能力を使用してはならない。激怒したり恐れ状態や恐慌状態になるとこの禁忌は破られる。
ガーディアンの盾(下級、超常)/Guardian's Shield:君は重装鎧と盾(タワー・シールドを含む)に習熟する。
攻撃への忍耐(中級、超常)/Absorb Blow:君はミーディアム・レベルの半分に等しいダメージ減少/―と[強酸]、[雷撃]、[火炎]、[氷雪]に対する抵抗を得る。パラディンズ・サクリファイスを2レベル呪文として修得呪文に加える。
緊急妨害(上級、超常)/Sudden Block:敵の攻撃が君か隣接するクリーチャーに命中した後、君は霊の活性を用いて攻撃対象のアーマー・クラスを増加できる。霊の活性のダイスを振ってそれを選択したキャラクターのアーマー・クラスに加えるを加えることで、その攻撃を失敗させられる可能性がある。君は立ちすくみ状態であってはならず、攻撃に気付いていなければならない。この能力を使用して敵の攻撃を失敗させたなら、君は割り込みアクションとして、最も高い攻撃ボーナスを用いてその攻撃を行ったものに攻撃を1回行うことができる。
伝説のガーディアン(最上級、超常)/Legendary Guardian:1日1回割り込みアクションとして、君は自分に対する攻撃1回の効果を無効化することができる。この攻撃には自分を目標としたり、自分を効果範囲に含んでいたりする呪文であってもよく、自分を対象に含む効果であってもよい。この攻撃は他のクリーチャーには通常通り機能する。
霊ボーナス/Spirit Bonus:チャンピオンを降ろしている間、攻撃ロール、呪文以外のダメージ・ロール、【筋力】判定、【筋力】基準の技能判定、頑健セーヴに霊ボーナスが適用される。
降霊の恩恵/Seance Boon:全ての呪文以外のダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。
好む場所/Favored Locations:闘技場、戦場、暴力の場、修練場。
影響力ペナルティ/Influence Penalty:君はすぐに暴力的になり、呪文や熟考ではなく武器を好む。君は【知力】判定と【知力】基準の技能判定、術者レベルに霊ボーナスに等しいペナルティを受ける(術者レベルの下限は0)。通常通り、術者レベルが減少することで、君は呪文を発動できなくなる可能性がある。君は術者レベルが上昇する効果から利益を得られない。
禁忌/Taboos:以下から一つを選択すること:秘術の呪文発動を疑う。その結果、秘術呪文や秘術の能力の同意する目標になってはならず、無害な秘術呪文や秘術の能力に対しても意志セーヴィング・スローを試みなければならない; 特別に作られた武器(「我が父の+2ファルシオンなど」)以外で攻撃してはならない。この武器は禁忌を受け入れた際に選択し、素手打撃を選択することはできない; 戦闘で力を示すための挑戦を受け入れなければならない。それには戦闘での挑戦も含まれる。もし自分か仲間が挑戦のルールを破ったなら、この禁忌を違反する。
チャンピオンの武威(下級、超常)/Champion's Prowess:君は全ての軍用武器と選択した特殊武器1つに習熟する。特殊武器の種類は、チャンピオンの霊を降ろすたびに選択する。
緊急攻撃(中級、超常)/Sudden Attack:全力攻撃アクションを行う際、君は最も高い基本攻撃ボーナスを用いて追加で攻撃を1回行う。この能力はヘイストによる追加攻撃と累積するが、連打や呪文戦闘など、追加攻撃を与える特殊攻撃とは累積しない。緊急攻撃は二刀流のような全力攻撃の選択肢を用いても通常通り機能する。
軽快なる突撃(上級、超常)/Fleet Charge:君は即行アクションと全ラウンド・アクションを両方消費して、自分の移動速度まで移動した後に全力攻撃を行うことができる。この特殊アクションは緊急攻撃と一緒に使用することはできないが、ヘイストや二刀流といった効果は通常通り機能する。例え環境により移動の終了時に攻撃を行えない場合でも、移動を開始するとすぐ君は全ラウンド・アクションを開始したと見なされる。
伝説のチャンピオン(最上級、超常)/Legendary Champion:君は戦闘特技を2つ選択して修得する。この特技はチャンピオンの霊を降ろすたびに別の特技を選択しても構わない。戦闘特技の前提条件やその効果を決定する際、君がミーディアム・レベルから得る基本攻撃ボーナスはミーディアム・レベルに等しくなる。加えて、2つの戦闘特技の前提条件を考慮する際、ミーディアム・レベルは基本攻撃ボーナスがクラス・レベルに等しい他のクラス1つ(ファイター、バーバリアン、スレイヤーなど)のレベルとして扱うことができる。
霊ボーナス/Spirit Bonus:トリックスターを降ろしている間、【敏捷力】判定、技能判定、反応セーヴに霊ボーナスが適用される。
降霊の恩恵/Seance Boon:降霊の恩恵を得る技能を1つ選択する。選択した技能を使用する際に+1のボーナスを得るとともに、この技能をクラス技能として扱う。
好む場所/Favored Locations:裏通り、迷路、宿、罠がいっぱいの場所。
影響力ペナルティ/Influence Penalty:君の中にいるトリックスターは変幻自在で物事を操る。そして君は周囲の人も隠された動機を持つのではないかと疑い始める。君は他のクリーチャーが利益を得るかどうかを考慮する際、仲間として扱われない。また、呪文の同意する目標とも見なされない。誰かが距離が接触の呪文で君を目標としようとしたなら、それが利益のある呪文であっても近接接触攻撃に成功しなければならない。しかし無害な呪文に対してセーヴィング・スローを試みる必要はない。密かに欺き自分を妨害するのではないかと疑うことに忙しいため、君は他人の援護から利益をえることはない。
禁忌/Taboos:以下から一つを選択すること:本当の正体を明かしてはならない。君の変装を誰か(仲間も含む)に見破られると、禁忌を破ったことになる; 本当のことを行ってはならない; 自分が寝返る原因になったとしても、より実入りの良い提案を断ってはならない。
トリックスターの手並み(下級、超常)/Trickster's Edge:技能を2つ選択する。これらの技能は君のクラス技能として扱われ、それらの技能には追加でミーディアム・レベルに等しいランクを加えたかのように扱う(キャラクター・レベルが上限)。
不意討ち攻撃(中級、超常)/Surprise Strike:アーマー・クラスに【敏捷力】ボーナスを加えられない敵に攻撃する際、君はミーディアム・レベル3毎に追加で1d6ポイントの精密性によるダメージを与える。その日に君が目標に対して最初に行う攻撃に対して、目標は立ちすくみ状態として扱われる。この効果は直感回避のような能力の影響を受けない。最初の攻撃の後、目標は君の不意討ち攻撃による立ちすくみ状態に対して、24時間の間完全耐性を得る。
魔力転送(上級、超常)/Transfer Magic:トリックスターに影響力を1ポイント与えることで、君は標準アクションとして別のクリーチャーに近接接触攻撃を行うことができる。この攻撃が成功したなら、君はそのクリーチャーに対して影響を及ぼしている無害な呪文の内、最も高レベルの呪文1つを盗む。すなわち、元のクリーチャーに対する効果は終了し、残った持続時間の間、その効果は君に与えられる。この能力は距離が自身であったり、持続時間が瞬間あるいは永遠であったりする呪文には効果がない。
伝説のトリックスター(最上級、超常)/Legendary Trickster:1日1回、技能判定をロールする代わりに、君はd20の出目を選択することができる。加えて、君は自分の姿を変更することができる。これはグレーター・ポリモーフを使用したかのように扱うが、特定の個人の姿を模倣することもできる。
ハイエロファントの霊は真なる、そして純粋なる信仰存在である。
霊ボーナス/Spirit Bonus:ハイエロファントを降ろしている間、【判断力】判定、【判断力】基準の技能判定、意志セーヴに霊ボーナスが適用される。
降霊の恩恵/Seance Boon:(治癒)呪文と(治癒)能力は、目標毎に追加で2ポイントのダメージを回復する。これは魔法のアイテムによる治療や高速治癒や同種の効果には効果がない。
好む場所/Favored Locations:祭壇、教会、聖なる林、聖地。
影響力ペナルティ/Influence Penalty:霊が暗い祭壇で敵を償わせたいにせよ生け贄にしたいにせよ、君は戦闘で可能な限り非致傷ダメージを与えようとしなければならない。霊の信仰以外を信仰するものに影響を与えようとする全ての【魅力】判定と【魅力】基準の技能判定に、霊ボーナスに等しいペナルティを受ける。ただし、この判定が霊の信仰に相手を鞍替えさせようと説得するものである場合を除く。
禁忌/Taboos:以下から一つを選択すること:自然を強く崇拝し、金属製の鎧や盾を身につけてはならない; 霊の神格に適切なパラディンないしアンティパラディンの行動規範に従わなければならない; わざと嘘をついてはならない。これにははったり、誇張、惑わすことを想定した一部だけが真実の言葉、省略による嘘などを含む。もし誰かが君に問いかけた質問への回答を知っていたなら、必ず回答しなければならない。
信仰の高まり(下級、超常)/Divine Surge:この能力はアークメイジの秘奥と同様に機能するが、ウィザード/ソーサラー呪文リストではなくオラクル/クレリック呪文リストから呪文を追加し、それらの呪文は信仰呪文と見なされる。その呪文が信仰焦点具を必要とする場合、信仰焦点具を使用しなければならない。
エネルギーの泉(中級、超常)/Energy Font:君は1日に1+【魅力】修正値に等しい回数、エネルギー放出を行うことができる。ハイエロファントの霊を降ろすたびに、正のエネルギー放出を行うか負のエネルギー放出を行うかを選択すること。これは霊の信仰に合致したものでなければならない。正のエネルギー放出を選択した場合、クレリック呪文リストの各レベルのキュア呪文を、君のミーディアム呪文リストと修得呪文に加えること。逆に負のエネルギー放出を選択した場合、同様にインフリクト呪文を加えること。信仰の高まり霊能力と同様に、これらの呪文は信仰呪文として扱う。
溢れ出る恩寵(上級、超常)/Overflowing Grace:君が正のエネルギーもしくは負のエネルギーでクリーチャーのヒット・ポイントを最大値にまで回復したか、元々ヒット・ポイントが最大値であったクリーチャーを正のエネルギーもしくは負のエネルギーで回復するかしたなら、そのクリーチャーは攻撃ロール、技能判定、能力値判定、セーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。このボーナスは1ラウンド持続する。このボーナスは君が正のエネルギーを使用した場合清浄ボーナスとなり、負のエネルギーを使用した場合不浄ボーナスとなる。君が正のエネルギーあるいは負のエネルギーを用いて1体以上のクリーチャーを破壊するか殺すかしたなら、君は攻撃ロール、技能判定、能力値判定、セーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。このボーナスは1ラウンド持続し、清浄ボーナスないし不浄ボーナス(同様に決定)となる。
伝説のハイエロファント(最上級、超常)/Legendary Hierophant:1日1回、君は些細な奇跡を請い願うことができる。この請願はミラクルの選択肢の内、ダイヤモンドの粉末を必要としないものに合致しなければならない。通常のミラクル同様、霊が信仰する神格もしくは他の存在が、その気まぐれにしたがって請願に答えるかどうかを決定する。
霊ボーナス/Spirit Bonus:マーシャルを降ろしている間、【魅力】判定と【魅力】基準の技能判定、霊の活性ロールに霊ボーナスが適用される。これにより、君が【魅力】判定か【魅力】基準の技能判定に霊の活性を使用したなら、合計の出目に霊ボーナスの2倍を適用することになる。
降霊の恩恵/Seance Boon:他の伝説を1つ選択し、その降霊の恩恵を得る。共有降霊会クラス特徴を使用する際、それぞれの参加者は異なる降霊の恩恵を選択することができる。
好む場所/Favored Locations:会議室、舞台、劇場、謁見室。
影響力ペナルティ/Influence Penalty:仲間に注意を払う時間のために、他の重要なことを見落としてしまう。君は【判断力】判定と【判断力】基準の技能判定に、霊ボーナスに等しいペナルティを受ける。加えて、名目上でも現在の仲間を任されていないのなら、君はマーシャルの霊ボーナスと降霊の恩恵を失う。
禁忌/Taboos:以下から一つを選択すること:君も仲間も、逃げている敵は逃がさなければならない。より大きくなった敵はより良い物語を生み出すからだ(これは逃げる術を探している敵にのみ適用される。他人に警告するためやより良い場所で再戦するために逃亡するものには適用されない); 後ろに仲間を残したり、他の仲間(招来したクリーチャーも含む)を犠牲にするように自分や仲間が行動してはならない; 目立たない方がよい場合であっても、自分や仲間の伝説を広められる機会を逃してはならない。
マーシャルの指令(下級、超常)/Marshal's Order:君は自分あるいは仲間が行う攻撃ロール、セーヴィング・スロー、能力値判定、精神集中判定、技能判定に霊の活性を使用することができる。仲間に使用する際、その仲間は降霊会に参加していなければならず、君から視線と効果線が通っていなければならない。また、その仲間は30フィート以内にいなければならない。君は依然として1ラウンドに1回しか霊の活性を使用することができない。
鼓舞の呼び掛け(中級、超常)/Inspiring Call:標準アクションとして、君は君の姿を見、声を聞くことができる全ての仲間に技量ボーナスを与えることができる。この技量ボーナスはセーヴィング・スローか、攻撃ロール及びダメージ・ロールに適用され、その値は霊ボーナスに等しい。君は鼓舞の呼び掛けを使用するたびに、どちらのボーナスを与えるかを選択する。この能力は1ラウンド持続する。決定的な一打の上級霊力を使用できる場合、君は移動アクションとして鼓舞の呼び掛けを使用することができる。君が伝説のマーシャルの最上級霊力を使用できる場合、君は即行アクションとして鼓舞の呼び掛けを使用することができる。
決定的な一打(上級、超常)/Decisive Strike:即行アクションとしてマーシャルに君への影響力を1ポイント与えることで、30フィート以内にいて自分の姿を見、声を聞くことのできる仲間1体に、自分のターン中に近接攻撃もしくは遠隔攻撃を1回行わせることができる。君はこの能力を標準アクションとして使用でき、そうすると代わりにその仲間は任意の標準アクションを行うことができる。
伝説のマーシャル(最上級、超常)/Legendary Marshal:君は影響力を受け入れることなく下級の霊の活性を使用することができる。君が霊の活性を修正する他の効果や能力を有していたとしても、この下級の霊の活性は最大でも1d6を加えるのみで、霊ボーナスを適用することはできない。下級の霊の活性は1ラウンドの使用回数を考慮する際、霊の活性と見なされる。しかし禁忌のような効果で得られた影響力を必要としない霊の活性の使用回数を消費しない。
ミーディアムは以下の呪文を使用することができる。アスタリスク(*)が付記された呪文はOccult Adventuresに掲載されている。ミーディアムはすべての呪文を念術呪文として発動する。
0レベル・ミーディアム呪文:ヴァーチュー、オープン/クローズ、ガイダンス、グレイヴ・ワーズ*、ゴースト・サウンド、シフト、ステイビライズ、ダンシング・ライツ、デイズ、ディテクト・サイキック・シグニフィカンス*、ディテクト・マジック、ブリード、フレア、プレスティディジテイション、ホーンテッド・フェイ・アスペクト、メイジ・ハンド、メッセージ、ライト、リード・マジック、レジスタンス。
1レベル・ミーディアム呪文:アイデンティファイ、アンエリング・ウェポン、アンシーン・サーヴァント、アンティシペイト・ペリル、アント・ホール、アンプリペアド・コンバーテント、イアピアッシング・スクリーム、イル・オーメン、インヴィゴレイト、ウィスパリング・ローア、ヴェントリロキズム、ヴォーカル・オルタレーション、エクスペディシャス・リトリート、エンラージ・パースン、オーナイリク・ホラー*、オブジェクト・リーディング*、カーム・スピリット*、クインテセンス*、コーズ・フィアー、コマンド、レッサー・コンフュージョン、コンプリヘンド・ランゲージズ、コンペル・ホスティリティ、サイキック・リーディング*、サイレント・イメージ、サモン・マイナー・モンスター、サモン・モンスターI、シェア・グローリー、シェア・ランゲージ、チャージ・オブジェクト*、ディクレピット・ディスガイズ*、ディコンポーズ・コープス、ディサーン・ネクスト・オヴ・キン、ディスガイズ・ウェポン、ディスガイズ・セルフ、ディテクト・アンデッド、デスウォッチ、デルージョナル・プライド、トゥルー・ストライク、ネガティヴ・リアクション、バースト・オヴ・インサイト*、ハイトゥンド・アウェアネス、パラノイア*、ブリード・グローリー、プロテクション・フロム・イーヴル/グッド/ケイオス/ロー、ボロウ・スキル、マーダラス・コマンド、マインドリンク*、ユースフル・アピアレンス、リデュース・パースン、リベレイティング・コマンド、リムーヴ・フィアー、レストア・コープス、ロング・アーム。
2レベル・ミーディアム呪文:アウルズ・ウィズダム、アナライズ・オーラ*、アポート・オブジェクト*、イーグルズ・スプレンダー、イクストリーム・フレクシビリティー、インヴィジビリティ、インヴェスティゲイティヴ・マインド、インシュラウド・ソウツ*、インスティゲイト・サイキック・デュエル*、インフリクト・ペイン*、ウィスパリング・ウィンド、ウォーター・ウォーク、エイド、オーギュリイ、グレーター・オーナイリク・ホラー*、レッサー・オブジェクト・ポゼッション*、オプレッシヴ・ボアダム、オルター・セルフ、カタトニア*、キャスト・アウト、キャッツ・グレイス、クァーム、クリエイト・トレジャー・マップ、クレアオーディエンス/クレアヴォイアンス、ゴーストリィ・ディスガイズ、コングニティヴ・ブロック*、コンパッショネート・アライ、サジェスチョン、サモン・モンスターII、シーク・ソウツ、シールド・ライフ*、シェア・メモリー、ジェントル・リポウズ、スケアー、スティール・ヴォイス、ステイタス、スパイダー・クライム、スピーク・ウィズ・デッド、スピーク・ウィズ・ホーント、スピリチュアル・ウェポン、スペクトラル・ハンド、スロー、セサイル・スピリット*、ゾーン・オヴ・トゥルース、ダークヴィジョン、タクティカル・アキュメン、タッチ・オヴ・イディオシー、タンズ、ディスガイズ・アザー、デイズ・モンスター、ディテクト・ソウツ、ディテクト・マインドスケープ*、ノック、ノンディテクション、パージ・スピリット*、ハイパーコグニション*、ビストウ・インサイト、ビストウ・ウェポン・プロフィシエンシィ、ビストウ・カース、ヒディアス・ラフター、ヒドゥン・スピーチ、ピルファリング・ハンド、ヒロイズム、ファインド・トラップス、フォーカスト・スクルーティニー、フォールス・ライフ、フォクセス・カニング、ブラー、ブラッド・バイオグラフィ、ブルズ・ストレンクス、プレシボー・イフェクト*、ベアズ・エンデュアランス、ヘイスト、ヘルピング・ハンド、ホールド・パースン、ホスタイル・レヴィテーション、マイナー・イメージ、マイナー・ドリーム、マジック・マウス、ミシック・セヴァランス、ミスディレクション、ミラー・イメージ、ライディング・ポゼッション*、レヴィテート、レストア・ミシック・パワー、レンド・パス、ロープ・トリック、ロケート・オブジェクト。
3レベル・ミーディアム呪文:アジャスタブル・ディスガイズ、アポート・アニマル*、イレイズ・インプレッション*、グレーター・インヴィジビリティ、ヴァンピリック・タッチ、ウィットネス、エンター・イメージ、オーラ・オルタレーション*、ガシアス・フォーム、コール・スピリット*、サモン・モンスターIV、シェア・センシズ、スクライング、センディング、ソーマタージック・サークル*、ディヴィネーション、ディサーン・ライズ、ディスプレイスメント、ディスペル・マジック、マス・デイズ、ディテクト・スクライング、ディメンジョナル・アンカー、ディメンジョン・ドア、ドリーム、ノード・オヴ・ブラスティング*、バースト・オヴ・スピード、パラゴン・サージ、ピアース・ディスガイズ、ファンタズマル・キラー、グレーター・フォールス・ライフ、フライ、レッサー・プレイナー・アライ、ポゼッション*、ボロウ・フォーチュン、マインドスケープ・ドア*、マインド・スワップ*、マインド・プローブ*、マジック・サークル・アゲンスト・イーヴル/グッド/ケイオス/ロー、メジャー・イメージ、リムーヴ・カース、レトロコグニション*、ロケート・クリーチャー。
4レベル・ミーディアム呪文:アジャスタブル・ポリモーフ、イントラップ・スピリット*、マス・インフリクト・ペイン*、オブジェクト・ポゼッション*、クリエイト・マインドスケープ*、グレーター・コマンド、サモン・モンスターV、シーミング、スピリチュアル・アライ、スピリットバウンド・ブレード*、ソウトセンス*、グレーター・ダークヴィジョン、ディスミサル、デス・ウォード、デスレス、テレパシー*、テレパシック・ボンド、テレポート、トゥルー・シーイング、ドリーム・カウンシル*、ドリーム・スキャン*、ナイトメア、パーシステント・イメージ、バトルマインド・リンク、フィアー、フィーブルマインド、フォールス・ヴィジョン、フリーダム・オヴ・ムーヴメント、ブレイク・エンチャントメント、プレイナー・アダプテイション、レッサー・プレイナー・バインディング、プレイン・シフト、ホールド・モンスター、マインドワイプ*、メイジズ・プライヴェイト・サンクタム、モディファイ・メモリー、リインカーネイト、リモート・ヴューイング*、レジェンド・ローア。ページ名またはURL