Speak with Haunt/霊障との会話
系統 死霊術[言語依存]; 呪文レベル ウィッチ4、クレリック4、シャーマン3
発動時間 10分
構成要素 音声、動作、信仰
距離 10フィート(本文参照)
目標 霊障1つ
持続時間 1分/レベル
セーヴィング・スロー 意志・無効(本文参照); 呪文抵抗 不可
術者は霊障に限定的な認知と意識を呼び覚まさせ、質問に回答できるようにする。この呪文は霊障の範囲から10フィート以内のマスで発動されなければならない。この呪文を発動する前に、術者は霊障を目覚めさせていなければならず、この呪文を発動しても霊障の起動条件を満たさない。術者は術者レベル2毎に質問1つを行うことができる。霊障の知識は元々のクリーチャーが生きていた時のものに限定され、会話できる言語も生前のものと同様である。霊障はしばしば現在の状況に追い込んだ状況(しかしこの記憶は元々の犠牲者の主観によるものであり、客観性に欠ける)、自分の起動条件、休息させる(つまり破壊する)方法について記憶している。特に霊障が怒っており悪意を持つならば、回答は短く、不可解だったり似たことを繰り返したりする。
霊障の属性が術者の属性よりも2段階以上離れている場合、霊障はこの呪文に抵抗するために意志セーヴを試みることができる。霊障の意志セーヴ修正値は3+霊障の脅威度に等しい。セーヴに成功すると、霊障は術者の質問への回答を拒んだり、(〈はったり〉を用いて)術者を欺こうとすることができる。霊障の〈はったり〉修正値は脅威度(最低+0)となるが、GMが望むならば元々の犠牲者の値に基づくものでもよい。霊障は生前に知っていたことと、霊障になってからの状況についてのみ話す。霊障は生み出されて以後に起きた出来事についての質問に答えることはできない。中立もしくは善の霊障は自分の影響を終わらせるため、同じ属性のクリーチャーに協力するかもしれない。
霊障が過去一週間以内にこの呪文の目標になっていた場合、再度この呪文を発動しても失敗する。術者はこの呪文を、霊障が死んでからどれほどの時間が過ぎたかにかかわらず発動することができる。スピーク・ウィズ・デッドの効果を受けた死体と異なり、霊障は自分の痛みを共有したり悪戯を仕掛けるためにも、自分のことを表現したがる。