誕生と死が自然の循環の中で最も重要な要素であると信じるドルイドもいる。彼らはアンデッドを破壊し、苦しむ魂に休息を与えることに心を砕く。
守護霊/Phantom:死のドルイドはスピリチュアリスト(Pathfinder RPG Occult Adventures 72)と同様に守護霊を得る。しかし死のドルイドはこの守護霊を休息させるために専念しなければならない。死のドルイドはいつも守護霊を死後の世界に送る方法を実現しようとしていなければならない(通常、守護霊の未完成の仕事を達成することだが、GMによって決定される)。死のドルイドがそれを成し遂げたなら、特別なコストを払うことなく新しい守護霊を得る。これは通常、次の1週間の間に起きる。1レベルの時点で、死のドルイドはスピリチュアリストの守護霊とエーテル拘束クラス特徴を得る。4レベルの時点で、死のドルイドは発現の絆クラス特徴を得る。14レベルの時点で、死のドルイドは魂の絆クラス特徴を得る。死のドルイドは守護霊に関連するスピリチュアリストの能力をこれら以外獲得しない。これらの能力において、死のドルイドはスピリチュアリスト・レベルとしてドルイド・レベルを用いる。
魂呪文/Soul Magic:死のドルイドは記載されたレベルで、以下の呪文を呪文リストに加える:0レベル―グレイヴ・ワーズOA; 1レベル―セントファイ・コープスUM; 2レベル―カーム・スピリットOA、フォールス・ライフ、ゴーストベイン・ダージュAPG、スピリチュアル・ウェポン; 3レベル―スピーク・ウィズ・デッド; 4レベル―スピーク・ウィズ・ホーントACG、スピリチュアル・アライAPG; 5レベル―ブレス・オヴ・ライフ、コール・スピリットOA、マス・ゴーストベイン・ダージュAPG; 6レベル―サークル・オヴ・デス、アンデス・トゥ・デス。
死の呼び声への抵抗力(変則)/Resist Death's Call:4レベルの時点で、死のドルイドは[即死]効果、負のエネルギー、生命力吸収に対するセーヴィング・スローに+4のボーナスを得る。
この能力は自然の誘惑への抵抗力を置き換える。
負のエネルギーへの耐性(超常)/Negative Immunity:9レベルの時点で、死のドルイドは負のエネルギーと生命力吸収に対する完全耐性を得る。
文明とその中に住むものへの爆発寸前の憎しみに満ち満ちた退化士は、世界に知性のある生命がいなくなればもっと良くなるはずだと信じている。彼らは知性のあるクリーチャーや家畜を、野生の先祖へと変化させる。
退化した相棒(変則)/Devolved Companion:退化士は自然との絆で得る動物の相棒として、退化した人形生物を選択しなければならない。動物の相棒のエイプのデータを用いるが、退化した人形生物は4レベルの時点でサイズを大型に増加させない(4レベルの時点で得る他の全ての利益を得る)。
野生化(超常)/Undomesticate:4レベルの時点で、退化士は1分をかけて同意するか落ち着いている家畜1体の家畜化の効果を解除し、野生の動物にして修得している芸全てを失わせることができるようになる。その動物は人型生物を友や仲間とみなすことはなくなり、かつての仲間を食べ物と見なし、喜んで引き裂く。非家畜化されたクリーチャーには〈動物使い〉は作用しないが、野生動物との共感は作用する。この能力は動物の相棒、特別な相棒などには作用しない。また、例外的に家畜化された動物は意志セーヴ(難易度=10+退化士のドルイド・レベル+【判断力】修正値)に成功すればこの効果を無効化し、24時間の間この効果に対して完全耐性を得る。この能力は持続時間が瞬間の効果ではあるが、ウィッシュ、ブレイク・エンチャントメント、ミラクル、ウィッシュによってこの効果をもとに戻すことができる。
この能力は自然の誘惑への抵抗力を置き換える。
退化(擬呪)/Devolution:9レベルの時点で、退化士は24時間の儀式を行い、人型生物もしくは動物1体を退化した野生の姿に決定的に変化させることができる。セーヴィング・スローは行えないが、目標は儀式の間中その場におり、比較的安静にしていなければならない。そのため、同意しているか落ち着かせているかしなければならない。効果を受けた人型生物の【知力】は即座に2まで減少する。その種別は動物になる。【知力】を必要とする全ての呪文発動能力と能力を失う。人工的な武器を使用できなくなる。2回の爪攻撃と1回の噛みつき攻撃を得る(それぞれ、中型の人型生物の場合1d4ポイントのダメージを、小型の人型生物の場合1d3ポイントのダメージを与える)。〈威圧〉、〈隠密〉、〈軽業〉、〈水泳〉、〈生存〉、〈脱出術〉、〈知覚〉、〈登攀〉、〈飛行〉を除く全ての技能が使用できなくなる。
効果を受けた動物は、上述の野生化の効果を受ける。適切な効果全てに加えて、アドヴァンスト・テンプレート(精神能力値には作用しない)を得るか、その動物のダイア・クリーチャー版(適切なものが存在するか、GMが指定するかのいずれか)になるかのどちらかになる。退化したクリーチャーは退化士に対して最初は友好的だが、他の知力ある人型生物を殺そうとしたり食らおうとしたりする。退化士は自分が退化させたクリーチャーに対して特別な共感能力や意思疎通を行う能力を持たない。目標が元々退化士の動物の相棒なら、動物の相棒であることをやめる。退化士は野生動物の共感を使用することで、(通常の動物と同じように)退化したクリーチャーと意思疎通を試みられる。この能力はアウェイクンを相殺し、解呪する。また、アウェイクン、ウィッシュ、ミラクルでのみ取り除くことができる。
生命との交信者は自分の信じる自然の循環は論理的な帰結であると信じている。知性あるクリーチャーの命を犠牲にすることで、植物や動物といった下位のクリーチャーの生産力と繁栄を確かなものにするエネルギーを生み出すのだと。このようなドルイドは自発的に供物になる大衆を伝導し、次の供物を選択した後しばらくの間、その供物を「王」や「女王」として取り扱う。
属性:ドルイドの通常の属性の制限に加えて、生命との交信者は善属性であってはならない。善になると、ドルイド・クラスをこれ以上成長させられなくなり、後述の枝編み護符を埋めることもできなくなるが、他の能力は全て保持したままである。
植物維持(超常)/Plant Preservation:生命との交信者は自然との絆で植物の領域を選択しなければならない。しかし、望むなら成長の副領域を選択できる。とどめの一撃により知性ある人型生物クリーチャー(招来したクリーチャーではないこと)を殺したなら、それを儀礼的に執り行うことで、その死体を中心としたプラント・グロウスの豊穣版を使用できる。この犠牲は[即死]効果である。
枝編み護符(超常)/Wicker Talismans:4レベルの時点で、生命との交信者は知性あるクリーチャーの生命エネルギーを蓄積し、周囲の植物の成長、健康、繁茂の力へと変換する枝編み護符を一揃い得る。生命との交信者は自分が発動できるドルイド呪文の各レベル(1レベル以降)に対応する枝編み護符を1つずつ得る。これらの護符は最初は空っぽだが、生命エネルギーを保持できる。生命との交信者がとどめの一撃を儀礼的に執り行ってクリーチャー1体を殺すたびに、プラント・グロウスの利益を得る代わりに護符1つに生命エネルギーを蓄積できる。クリーチャーは対応する護符の呪文レベルの2倍以上の脅威度を有していなければならない。例えば、脅威度8のクリーチャーの生命エネルギーは4レベル呪文までの護符1つを満たすのに十分なエネルギーを持つ。護符は満たされているか空っぽかのいずれかである。クリーチャー1体分を超える生命エネルギーを保持することはできない。生命との交信者は護符1つに蓄積されたエネルギーを消費することで、呪文スロットを消費することなく、護符が対応するレベルの領域呪文を発動できる。
6レベルの開始時に、生命との交信者は同意する生贄となる大衆を集める。これは《統率力》の利益を与えるが、生命との交信者が生贄を捧げていても従者に対しての統率力値はペナルティを受けない。
はびこり/Rampant Growth:4レベルの時点で、生命との交信者は通常の供物以上に土地を富ませることができるようになる。プラント・グロウスの豊穣版のためにクリーチャー1体をとどめの一撃で儀礼的に殺すか、護符の力でプラント・グロウスの豊穣版を発動する際、その効果は0.5マイルではなく1マイル先まで作用するようになる。8レベルの時点で、生贄のクリーチャーの脅威度が8以上ならば、効果は1年ではなく3年持続するようになる。12レベルの時点で、生贄のクリーチャーの脅威度が12以上なら、この効果は通常の1/3ではなく2/3だけ生産量を高めるようになる。これらの効果は累積し、十分高い脅威度を持つクリーチャーであれば全てが作用する。
生命蓄積/Stored Life:9レベルの時点で、生命との交信者は知性ある人型生物をとどめの一撃で殺した時の第3の選択肢を得る。生贄の脅威度が生命との交信者のクラス・レベルよりも高ければ、そのクリーチャーの生命エネルギーをその身に貯めることができるようになる。生命との交信者は同時に一体分の生命エネルギーのみを保持できる。生命エネルギーを保持している間、ダメージを受けたり、[即死]効果で死亡したり、負のレベルを受けたり生命力吸収を受けたりした場合、生命との交信者は保持していたエネルギーを犠牲にすることで、これらの効果1つを無効化できる。これにはアクションを必要としない。