拷問器具

拷問器具 Torture Implements

説明文の出典:Horror Adventures

これらの装置は凄まじい痛みを引き起こし、しばしば拷問に使用される。拷問は結局の所、他人を意のままに従わせるための嗜虐的な段でしかない。拷問は尋問の効果的な段というよりも、不正確な情報を作り出すことで悪名高い。拷問を受けた者は拷問をやめさせようと、拷問をするものに聞きたいことを伝えようとするためだ。拷問を行うたびに、拷問するものの属性に向かって一歩ずつずれ、アトーンメントのような効果的においては、自発的な事として扱われる。

1 これらのアイテムの重量は、小型のキャラクター用のものであれば1/4になる。小型のキャラクター用の容器の場合、運搬できる総重量通常の1/4になる。

2 これらのアイテムの重量は、小型のキャラクター用のものであれば3/4になる。小型のキャラクター用の容器の場合、運搬できる総重量通常の3/4になる。

拷問器具

拷問器具

市価

重量

異端者のフォーク

10gp

1ポンド

親指潰し器(普通)

15gp

1ポンド

親指潰し器(高品質)

50gp

1ポンド

穿頭器

20gp

1ポンド

拷問台

300gp

500ポンド

鉄の乙女

500gp

300ポンド

ネズミ籠

5gp

15ポンド

異端者のフォーク Heretic's fork

出典 Horror Adventures 212ページ
市価 10gp; 重量 1ポンド
区分 拷問器具

この装置は、長さ約9インチで、頑丈な革製のネックバンドがついている両端が鋭利なフォークの先がある。この非道な装置は無防備状態目標固定されているため、フォークの先は犠牲者の顎の下との両方を貫通する装置が取り付けられたとき1d6ポイントの非致傷ダメージを与え、犠牲者が眠りに落ち始めた場合に追加の1d6ポイントの非致傷ダメージを与え、犠牲者を効果的に無制限に起きさせ、睡眠不足により犠牲者を疲労状態かつ過労状態に陥らせる。難易度 22の〈脱出術〉判定に成功すると、犠牲者はを使わずにフォークの先から解放されるが、異端者のフォークに縛り付けられたままである。


親指潰し器 Thumbscrews

出典 Horror Adventures 212ページ
市価 15gp(普通)、50gp(高品質); 重量 1ポンド(一般)、1ポンド(高品質)

拷問と拘束の両方の装置であるこの小さな金属製の仮枠は、使用者がフレームのネジを締め、犠牲者の指を押しつぶす、お互いが接近する2枚の平行に備え付けられたスパイクを点在させたバーで構成されている。親指潰し器で拘束された犠牲者は移動することはできるが、武器効果的に使用したり、アイテムを保持したり、先の器用さを必要とするアクション技能判定を行うことはできず、そのような全てのアクションに対してー5のペナルティを受け、1回の判定毎に1d6ポイントの非致傷ダメージを受ける(これは親指潰し器を脱出するための〈脱出術〉判定には含まれない)。親指潰し器で拘束された術者は動作要素をもつ呪文を発動できない。

親指潰し器を拷問装置として使用する場合、使用者は親指潰し器ボルトを回し1d6ポイントの非致傷ダメージを与えることができる。親指潰し器からの脱出には難易度 28の〈脱出術〉判定(高品質の場合は難易度 30)に成功する必要がある。


穿頭器 Trephine

出典 Horror Adventures 212ページ
市価 20gp; 重量 1ポンド
区分 拷問器具

この外科術道具は、患者のを開けて頭部の外傷から蓋の晴れを和らげたり、一部の外科医が信じているように解放するために使用される鋸の歯のような円形のがついている。トレフィンの仕様には10分かかり、対象のクリーチャーに5ポイントの刺突ダメージを与える。難易度 25の〈治療〉判定に成功すると、使用者は、クリティカル局部狙い衰弱化打撃の局部狙いなど(Pathfinder RPG Ultimate Combat 196ページ)などによって引き起こされる、身体的なトラウマから引き起こされた精神能力値へのダメージを1d4ポイント回復したり、衰弱化打撃の局部狙いによって引き起こされた重度の脳外傷を回復することができる。使用者が判定に失敗した場合、対象は5ポイントの刺突ダメージを受ける。使用者が5以上の差で失敗した場合、対象は10ポイントの刺突ダメージと、【知力】【判断力】【魅力】のそれぞれに1ポイントのダメージを受ける。


拷問台 Rack

出典 Horror Adventures 212ページ
市価 300gp; 重量 500ポンド
区分 拷問器具

拷問台は拷問者の道具の中で最も悪名高く恐れられている装置の一つであり、被害者の身体に破滅的ダメージを与えることができる。無防備状態の犠牲者は装置の枠組み全体へと広がり、各肢が中央の巻き上げ機に打ち付けられる。巻き上げる人のターン毎に累積する1d6ポイントの非致傷ダメージが与えられ、4ターンに最大4d6ポイントの非致傷ダメージが与えられる。4ターン以降の各ターンで、4d6ポイントの非致傷ダメージを与えた上、足の脱臼、軟の亀裂、折により被害者の【筋力】【敏捷力】【耐久力】のそれぞれに1ポイントのダメージを与える。一部の拷問台には犠牲者の身体にを開けるスパイクの車輪が取り付けられており、非致傷ダメージではなく、致傷ダメージを与える。拷問台から脱出するには難易度 30の〈脱出術〉判定に成功しなければならない。


鉄の乙女 Iron maiden

出典 Horror Adventures 212ページ
市価 500gp; 重量 300ポンド
区分 拷問器具

この恐ろしい装置は、不幸な犠牲者を拷問し、処刑するために使用される鋭いトゲ裏打ちしてある、大きく様式化された鉄製のである。鉄の乙女の中に中型あるいは小型クリーチャーが押し込まれ、トゲのあるドアが閉められるとクリーチャー鉄の乙女トゲが四方八方から突き刺さり、即座に3d6ポイントの刺突ダメージを受ける。


ネズミ籠 Rat cage

出典 Horror Adventures 212ページ
市価 5gp; 重量 15ポンド
区分 拷問器具

この特別に作られた鋼鉄製のは最大20匹のラットを保持でき、その開口部の端の周囲には頑丈な革製のストラップと、上端に熱い炭や他の燃料を保持できる金属製の坩堝がある。拷問者は装置の開口部の端を無防備状態の犠牲者の腹部にしっかりと縛り付け、ラットに入れ、坩堝内の燃料にを付ける。1d10ラウンド熱さが増すことによりラットが齧り犠牲者の腹部を抜けて逃げようとし、ラット1体毎に、1ラウンドにつき1ポイントの刺突ダメージを受ける。犠牲者は難易度 20の〈脱出術〉判定に成功するとネズミ籠を自由に揺り動かすことができる。一部の貪り食らうがその後のラウンドでも噛み続けるものもある。

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