ドワーフ

ドワーフ Dwarves

ドワーフは山々の中心に穿たれた都市に鎮座し、オークゴブリンのような野蛮な種族の略奪を断固として撃退する、禁欲的だが厳格な種族である。ドワーフは他のどの種族よりも、不機嫌そうでユーモアを欠いた大職人としての評判を得ている。高山と地下危険領域に存在するために、巨人ゴブリン、そしてそれ以外の同様の恐怖と常に争を行なってきた彼らの歴史が、多くのドワーフの暗い気質を形成したと言える。

ドワーフ歴史と伝統をしており、その長い寿命のため、短命の種族が示すものと比べて態度、スタイル、ファッション、流行の世代交代が遥かに少ない。物が壊れていない場合には、彼らはそれを修理したり変更したりしない; そして壊れた場合には交換するのではなく修理する。原則的に倹約家であるドワーフは、それが本当に台無しになって修繕することができなくならない限りは、何かを捨てることを嫌がる。同に、ドワーフの偏執にも似た細心による細部と耐久性へのこだわりの職人は、長持ちするように作られた希少な品々を生み出す。結果として、建築、芸術作品、道具、家用品、衣類、武器、そして事実上ドワーフによって作り出される他のすべてのものは、そのようなアイテムが他の種族によって博物館の片隅、埃をかぶった董棚、あるいは廃品置き場の肥やしに追いやられるであろう年代になっても、まだ常用できそうに見える。まとめると、これらの特性によってドワーフ時間を凍結させた種族であるというような印象が形成されている。

しかしそれは酷い見当違いだ、ドワーフは次の製品に取り掛かる前に新しい術や製品を洗練させ完璧に仕上げることに常に熱心であるとしても、思慮深く想に富み、実験に積極的なのだから。非ドワーフ種族のいくつかは製作物を補完し完璧に仕上げるために魔法を使用しており、通常段ではなく神秘を通じて同じ的を達成するが、ドワーフは一貫して他の種族術的進歩を上回り、冶細工、そして工学の妙を成し遂げている。彼らはまたどんなリスクを負ってでも作業の完了までを見届ける頑固なまでの勇気と献身によって特徴づけられた種族でもある。これらの特性がドワーフに他の種族が怖気づいて後退するような過酷な環境を探索させ定住させた。地下の最も暗き深淵から最も高い山の頂に至るまで、荒涼たる岩海岸に沿った鉄びた鋼のから密林に潜むジッグラト(*1)に至るまで、ドワーフは彼らの包領やを確立して、これをすべての進入者に対して保持しており、さもなくば遺産として屹立する揺るぐことのない記念碑だけを残して最後には滅び去る。

ドワーフは冒険的でも独創的でもないと言われるが、彼らは請け負うそれぞれの仕事と採用するあらゆる変更に対する集中と献身を維持し、そうした変更点を徹底的に吟味してから心の底から採用するのだと言うのがより正確なところであろう。新しい状況や新しい需要に直面したとき、彼らはあらゆる状況において新しい解決策を発明するよりは可能な限り既存の方法を用い、信頼できる厳正な道具と術を体系的に適用することで対応しようとする。必要な場合には、しかしながら、障害を排除するための次なる完璧な手順を開発するために全を投じる。いったん的の結果が得られると、彼らはそれぞれの分野の新しい部分を統合し、あるいは概念を発展させることに注する。ドワーフはこのように滅多に分を超えることはないが、彼らはまた、主導権を握って自身作成した優位を最大化する機会を見逃しているかもしれない。

身体的特徴/Physical Description:ドワーフは短身でずんぐりとした種族であり、そのたくましい外観の拠り所となる幅広で小さな胴体を、ほとんどの人間よりも短い足で支えている。ドワーフは男女とも髪の長さを誇っており、男性はしばしば顎髭を複雑な編みこみと多様な留め具でもって装飾する。男性ドワーフがツルツルに剃っていたら、それは間違いなく狂気かよりいものの兆しである──この種族に精通しているものは、髭のないドワーフの男など誰も信用しない。

社会/Society:ドワーフの山の間に横たわる大いなる距離が、彼らの社会の中に存在する文化的相違点の多さの原因となっている。こうした分断にも拘わらず、世界中のドワーフ細工への愛情金属に基づく職人や建築への情熱、そして巨人オークゴブリン類への激しい嫌悪によって特徴づけられる。こうした諸種族が珍しいか聞かれることもないような土といった隔の集落の一部では、安全保障や治安へのドワーフの執着は、どちらかと言えば好的な気性とも相まって、どこに定住しても敵か最低でも好敵を見つけ出すことにつながってしまう。彼らは正確には軍国主義的ではないが、彼らはを持たぬものは切り倒されるのだということをずっと前に学んでおり、したがって、ドワーフはどこでも武によって自分たちの権利と主張を実現する準備をしておくものだと教育されている。外交上の忍耐が使い果たされた場合、彼らが“攻撃的交渉”と呼んでいるものを採用することを、ドワーフは躊躇しない。

種族関係/Relations:ドワーフオークは長らくお互いの近傍に居住しており、両種族とも同じくらいに古い暴歴史を共有している。ドワーフは一般にハーフオーク信頼せずに避ける。エルフノーム、そしてハーフリングは正しく尊敬に値すると認めるにはあまりにも脆弱、軽率、あるいは“可い”と感じている。人間勤勉な気質と旺盛な食欲はドワーフの理想に最も強く一致するため、ドワーフが最も強く結びつきを共有しているのは人間である。

属性宗教/Alignment and Religion:ドワーフは名誉と伝統に突き動かされる。彼らはに冷淡な者だと偏見を持たれるが、友情と正義に篤く、その信頼を勝ち得るものは、彼らは懸命に働く一方で遊ぶことにもより懸命である──良質のエールが関係する場合には特に──と理解することになる。ほとんどのドワーフ秩序にして善である。

冒険者/Adventurers:ドワーフの冒険者人間に比べると稀だが、世界のほとんどの地域で見かけることができる。ドワーフはしばしば氏族の栄光を追求するため、自身の生まれ故郷である要塞を豊かにするための富を見つけるため、あるいは種族的な敵によって陥落したドワーフ塞を取り戻すために、自身の境界線を離れる。ドワーフ闘争は多くの場合に隧道近接戦闘によって特徴づけられるため、ほとんどのドワーフファイターバーバリアンのようなクラスに向かう傾向がある。

男性名/Males Names:ドルグリン、グルニャル、ハースク、カズムク、モルグリム、ロガー

女性名/Female Names:アグナ、ボーディル、イングラ、コトリ、ルシルカ、ヤングリット。

ドワーフの種族特性 Dwarf Racial Traits

+2【耐久力】、+2【判断力】、-2【魅力】ドワーフはタフで賢いが、少々無想でもある。

中型ドワーフ中型クリーチャーであり、サイズによるボーナスペナルティもない。

ゆっくり着実/Slow and Steady:ドワーフ基本速度は20フィートだが、鎧または荷重によって速度が修正されることはない。

暗視ドワーフ暗闇の中で60フィート先まで見通すことができる。

防衛訓練Defensive Trainingドワーフ(巨人)の副種別を持つモンスターに対してアーマー・クラスに+4の回避ボーナスを得る。

貪欲Greed金属あるいは宝類の含まれる、魔法的でない物品の価格を調べるために行う〈鑑定〉技能判定において、ドワーフは+2の種族ボーナスを受ける。

嫌悪Hatred憎むべき敵に対する特殊訓練により、ドワーフ(オーク)または(ゴブリン類)の副種別を持つ人型生物クリーチャーに対する攻撃ロールに+1のボーナスを得る。

頑丈/Hardy:ドワーフ呪文擬似呪文能力に対するセーヴィング・スローに+2の種族ボーナスを得る。

踏ん張り/Stability:ドワーフ地面に立っている間、突き飛ばし足払い攻撃抵抗する際の戦技防御値に+4の種族ボーナスを得る。

石工の勘/Stonecunning:ドワーフ石造りの壁またはに設置されたや、隠し扉などの特殊造りの仕掛けに気付くための〈知覚〉判定に+2のボーナスを得る。それらの10フィート以内を通過するには常に、彼らが能動的に注意を向けているかに拘わらず、そのような仕掛けに気付くための判定を行なえる。

武器精通/Weapon Familiarity:ドワーフバトルアックスヘヴィ・ピックウォーハンマー習熟する。加えて“ドワーヴン”と名前に記載された武器を全て軍用武器として扱う。

言語ドワーフは共通語とドワーフ語の会話能を持ってゲームを開始する。高い【知力】値を持つドワーフは以下から〔追加の修得言語を〕選択することができる:オーク語、ゴブリン語、巨人語、界語、地下共通語、ノーム語。

代替種族ルール Alternate Racial Rules

ドワーフを比較的均質な種族だと考えるものがほとんどだが、大半の氏族はより良く生存するために長い年をかけて過酷かつ多様な環境下に適応している。以下のオプションはそのような独自化の一を表しており、いかなるドワーフのキャラクターも取得することができる。

代替種族特性 Alternate Racial Traits

以下の種族特性は標準のドワーフの種族特性の代わりに選択することができる。これらの新しいオプションのいずれかを選択する前に、君の GM に相談をすること。

古き確執/Ancient Enmity:ドワーフは昔からエルフと対立しており、特にドラウ嫌悪している。この種族特性を持つドワーフ(エルフ)の副種別を持つ人型クリーチャーに対する攻撃ロールに+1のボーナスを獲得する。この種族特性嫌悪と置き換える。

職人/Craftsman:ドワーフ金属の細工に関する熟練で知られている。この種族特性を持つドワーフ金属またはに関する〈製作〉または〈職能〉判定に+2のボーナスを獲得する。この種族特性貪欲と置き換える。

深淵の戦士/Deep Warrior:この種族特性を持つドワーフ地下深くに潜む憎に直面しながら生活してきた。異形の種別を持つモンスターに対する アーマー・クラス に+2の回避ボーナスを獲得し、異形の種別を持つモンスターからの組みつき(または組みつき状態の維持)に対する戦技防御値に+2の種族ボーナスを獲得する。この種族特性防衛訓練と置き換える。

巨人狩りGiant Hunterこの種族特性を持つドワーフ(巨人)の副種別を持つ人型生物への攻撃ロールに+1のボーナスを得る。さらに、(巨人)の副種別を持つ人型生物痕跡を見つけて追跡するための〈生存〉判定に+2のボーナスを得る。この種族特性嫌悪と置き換える。

語り部/Lorekeeper:ドワーフは彼ら自身歴史と周囲の世界に関して、克明な記録をつけている。この種族特性を持つドワーフドワーフか彼らの敵に対する〈知識:歴史〉判定に+2の種族ボーナスを獲得する。このような技能判定は未修得であっても行うことができる。この種族特性貪欲と置き換える。

魔法抵抗/Magic Resistant:ドワーフの古き一族の中には、特に魔法に強い抵抗力を持つものもいる。この種族特性を持つドワーフは5+キャラクター・レベルに等しい呪文抵抗を獲得する。この呪文抵抗は1回の標準アクションにより1ラウンドの間、抑止することができる。この種族特性を持つドワーフ秘術呪文に関する全ての精神集中判定に-2のペナルティを被る。この種族特性頑丈と置き換える。

鉱山視覚/Minesight:この種族特性を持つドワーフ暗視の有効距離が90フィートに増加する; しかしながら、明るいの中では自動的に目が眩んだ状態になり、[]の補足説明を持つ効果に対するセーヴィング・スローに-2のペナルティを受ける。この種族特性暗視と置き換える。

登山家/Mountaineer:山のドワーフは狭い岩棚を移動して登攀することに熟練している。この種族特性を持つドワーフは高山病に対する完全耐性を持ち、狭いか滑りやすい面を通るための〈登攀〉または〈軽業〉判定を行うときでも アーマー・クラス への【敏捷力】ボーナスを失わない。この種族特性踏ん張りと置き換える。

執拗/Relentless:ドワーフは敵を無視し、場を押し進むことに熟練している。この種族特性を持つドワーフは1体に対する突き飛ばし蹴散らし戦技判定に+2のボーナスを獲得する。このボーナスドワーフと相双方が地面に立っている間だけ効果を発揮する。この種族特性踏ん張りと置き換える。

岩の足取りRock Stepperこの種族特性を持つドワーフは岩がちな形を巧みに通り抜けることができる。5フィート・ステップを行う際に、瓦礫、割れた地面、あるいは急な階段などによる移動困難な地形を無視することができる。この種族特性石工の勘と置き換える。

塩ひげ/Saltbeard:ドワーフ折、堅牢な沿岸に沿って鉄の都市を築き上げる。そして、そのような都市に生まれついたものは、海上での〈職能:船乗り〉および〈生存〉判定に+2のボーナスを得る。彼らは(水棲)または(水)の副種別を持つクリーチャーに対する攻撃ロールに+1の種族ボーナスを、アーマー・クラス に+2の回避ボーナスを得る。貪欲種族特性水中の下で発見された財宝にのみ適用されるが、金属や宝が含まれているかどうかに拘わらず、このような財宝の全てに適用される。この種族特性防衛訓練嫌悪、および石工の勘と置き換える。

空の歩哨/Sky Sentinel:への深い和性を持つクリーチャーであるドワーフは、上からの攻撃警戒する。この種族特性を持つドワーフに対して高にいるクリーチャーは、攻撃ロールへのボーナスを得ることができず、またこの種族特性を持つドワーフ飛行するクリーチャーに対して、攻撃ロールに対して+1の種族ボーナスアーマー・クラスに対して+2の回避ボーナス〈知覚〉判定に対して+2のボーナスを得る。この種族特性防衛訓練嫌悪、および石工の勘と置き換える。

石の歌い手Stonesingerその類似性により大から偉大なを授けられるドワーフもいる。この種族特性を持つドワーフは[]の補足説明を持つ呪文の発動、あるいは地の領域領域能力もしくは地底元素血脈の「血脈の力」、神秘オラクル啓示を使用する際に、1レベル高く扱う。この能レベルに基づくを早期に獲得できるようにするのではなく、この能なしで使用できるにのみ響を与える。この種族特性石工の勘と置き換える。

頑固/Stubborn:ドワーフ頑固で有名だ。この種族特性を持つドワーフ心術(魅惑)および心術(強制)呪文または擬似呪文能力に対する意志セーヴに+2の種族ボーナスを獲得する。加えて、そうしたセーヴに失敗した場合、(それが1ラウンドよりも長い持続時間を持つ場合には)1ラウンド後に同じ難易度で再度セーヴを行うことができる。ドワーフが他の要素から(ローグ心術破りのような)同の別の能を持っていた場合、1ラウンドごとにこれらの能のうちの1つしか使うことができないが、1つの再ロール能に失敗した場合は、次のラウンドに別の能を使うことができる。この種族特性頑丈と置き換える。

地表の生存主義者/Surface Survivalist:長い間上に住んでいたために夜を見通す能を失ってしまったドワーフもいる。しかしながら、彼らは過酷な環境への適応によって(釘付けにされる、あるいは吹き飛ばされるかどうかを決定する際に)状態を操ることができ、また熱気または冷気の気候のいずれか(1つを選ぶ)の深刻さを1段階軽減する。この種族特性暗視と置き換える。

排外的/Xenophobic:ムラ社会ドワーフドワーフではない人型生物を蔑視している。彼らはドワーフ語だけを話し、高い【知力】を持つことによるボーナス言語を取得しない。加えて、彼らは〈言語学〉2ランクにつき1つの言語しか学習しない。しかしながら、彼らの不信を抱く性質は[恐怖]効果を除く[精神作用]効果に対する+1のボーナスを与える。この種族特性ドワーフ通常言語と置き換える。

巨竜の災い/Wyrmscourged:この種族特性を持つドワーフ変則的能力超常能力、および擬似呪文能力に対する アーマー・クラスセーヴィング・スローへの+2の回避ボーナス攻撃ロールへの+1のボーナスを得る。彼らはまたを識別するための〈知識:神秘学〉判定への+2の種族ボーナスを得て、未修得であってもそのような判定を行うことができる。この種族特性防衛訓練嫌悪、および石工の勘と置き換える。

種族副種別 Racial Subtypes

君はドワーフの副種族や変作成するために、以下のように様々な代替種族特性を組み合わせることができる。

深淵掘り/Deep Delver:の下で生活するドワーフ鉱山視覚および深淵の戦士種族特性を持っている。深淵掘り呪文使い石工の勘石の歌い手の特性と交換しているかもしれない。

長老ドワーフ/Elder Dwarf:太古の血統を引く伝統主義的なドワーフ古き確執語り部、および魔法抵抗頑固のどちらかの種族特性を持っている。

亡命ドワーフ/Exiled Dwarf:故郷を失ったドワーフ通常執拗および頑固種族特性を持っているだけでなく、しばしば巨竜の災いを持っている。

山岳ドワーフ/Mountain Dwarf:高い峰の頂に住むドワーフ登山家だけでなく、しばしば地表の生存主義者種族特性を持っている。山岳ドワーフもまたその故郷を守るために訓練を行なっており、代わりに空の歩哨および排外的の特性を持っていることがある。

適性クラス・オプション Favored Class Options

追加の技能ランクまたはヒット・ポイントを得る代わりに、適性クラスレベルを得たときはいつでも、ドワーフにはキャラクターの適性クラスに基づくその他ボーナスのいくつかを選ぶという選択肢がある。以下の適性オプションは記載の適性クラスを有するすべてのドワーフに利用可能であり、特に断りのない限り、ボーナスクラスの特典を選択するたびに適用される。

アルケミスト変異薬を使用したときのアルケミスト外皮ボーナスに+1/4を加える。

インクィジター1種類審判効果を決定する的において、インクィジターレベルに+1/2を加える。

ウィザードウィザードの修得したアイテム作成特技1つを選択すること。その特技を使用してアイテムを作成するときはいつでも、8時間を費やして進行する作業量を200gp 増加する(冒険中に作成している場合は50gp)。これによってアイテムのコストが減少することはない; アイテムを作成する速度が増加するだけである。

ウィッチウィッチの使い魔アーマー・クラス への外皮ボーナスに+1/4を加える。

オラクル1つの武器習熟していないことによるペナルティを1減少する。この能によってある武器の非習熟ペナルティが0になった場合、オラクルはその武器への適切な《軍用武器習熟》または《特殊武器習熟》特技を持っているかのように扱う。

ガンスリンガー1種類火器不発確率を1/4減少する。火器不発確率を1よりも小さくすることはできない。

キャヴァリアーキャヴァリアー挑戦目標に対するダメージへのボーナスに+1/2を加える。

クレリック1レベル点で得られる、通常の使用可能回数が3+クレリック【判断力】修正値である領域能力1つを選択すること。クレリックはその領域能力の1日の使用回数に+1/2を加える。

サモナーサモナー幻獣アーマー・クラス への外皮ボーナスに+1/4を加える。

ソーサラー[強]および[]の呪文または擬似呪文能力ダメージに+1/2を加える。

ドルイド1レベル点で得られる、通常の使用可能回数が3+ドルイド【判断力】修正値である領域能力1つを選択すること; ドルイドはその領域能力の1日の使用回数に+1/2を加える。

バード中装鎧を着用してバード呪文を発動するときの秘術呪文失敗確率を+1%減少する。合計が10%に達すると、まだ取得していない場合バード《鎧習熟:中装》を獲得する。

バーバリアンバーバリアンの1日の激怒ラウンド数に+1を加える。

パラディンパラディン呪文を発動するときの精神集中判定に+1を加える。

ファイター突き飛ばし足払い抵抗するときのファイター戦技防御値 に+1を加える。

メイガス1日に1回しか使用できないメイガスの秘奥1つを選択すること。メイガスは1日に使用できる回数に+1/6を加える。メイガスの秘奥が1日に2回使用可能になったら、メイガスは別のメイガスの秘奥を選択しなければならない。

モンクモンク素手打撃によって物体攻撃するときはいつでも土、、または金属で作られた任意の物体硬度を1減少する(最小0)。

レンジャー地下に住む動物および魔獣響を与えるための野生動物との共感判定に+1/2を加える。

ローグに関する〈装置無力化〉判定に+1/2のボーナスを加える。また、に関する罠感知に+1/2のボーナスを加える。

種族アーキタイプ Racial Archetypes

以下の種族アーキタイプドワーフに利用可能である。

司教インクィジターExarch

ほとんどのドワーフの荒々しい伝統主義はその頂点に、古代の原則と実践にざした厳格な正統性に固執する、変革には全く適さない人物を戴くことになる。

呪文司教は[混沌]の補足説明を持つ呪文を発動することはできない。

融通の効かぬ意志(変則)/Inflexible Will:1レベル点において、司教コンフュージョンインサニティ効果、および[混沌]の補足説明を持つ効果に対するセーヴィング・スローへの+2のボーナスを得る。この能魔物の知識と置き換える。

ディテクト・ケイオス(擬呪)司教は回数無制限でディテクト・ケイオスを使用することができる。この能属性看破と置き換える。

恐るべき法律家(超常)/Fearsome Jurist:5レベル点において、司教は1回の即行アクションとして、その武器の1つにジュリストマーシフル武器特殊能力を付与することができ、さらに1回の即行アクションとしてこれらの能を切り替えることができる。いずれかの特殊能力を使用している場合、武器のクリティカル可能域は混沌クリーチャーに対して2倍になる。これはキーン・エッジ《クリティカル強化》、または同効果累積しない。この能滅ぼしを置き換え、それ以外の点は同様に働く。

反復のオーラ(超常)/Aura of Repetition:8レベル点において、審判を使用している際に1日に1回、司教労役の副領域と同様の反復のオーラ投射することができる。司教自身領域として工匠(労役)を取得している場合、オーラ難易度は2増加するが、持続時間は増加しない。この能二度目の審判と置き換える。

一事不再理(超常)/Double Jeopardy:12レベルの点において、司教恐るべき法律家の能を使用するときはいつでも、響を与える武器を2つ選択することができ、一方にはジュリスト武器特殊能力を、他方にはマーシフル特殊能力を、上記のように与える。双方の特殊能力を単一の武器結合してもよく、クリティカル可能域は2倍になる。これはキーン・エッジ《クリティカル強化》、または同効果累積しない。この能上級滅ぼしと置き換える。

復帰のオーラ(超常)/Aura of Reversion:16レベルの点において、審判を使用している際に1日にインクィジターレベルに等しいラウンド数まで、半径30フィートの放射投射することができる。自身ターンの開始にこのオーラ内にいる、司教以外の変異術の効果を使用しているすべてのクリーチャー不調状態、あるいは変身を含め(ポリモーフ効果を使用している場合には不調状態かつ吐き気がする状態になる(頑健無効難易度10+司教レベルの1/2+司教【判断力】修正値)。永続的な魔法のアイテムによる継続的効果はこの効果を生じさせない。オーラ内における変異術効果に対する解呪判定は+4のボーナスを得る。この能反復のオーラと同に使用することはできない。この能三度目の審判と置き換える。

戦鎚士ファイターFoehammer

は最も有名なドワーフ武器だが、鎚は鍛冶場主としての、また同様に士としてのドワーフの遺産の心臓部にある。

大鉄鎚(変則)/Sledgehammer:3レベル点において、ハンマーを使用する戦鎚士突き飛ばし蹴散らし武器破壊、または足払いを行う戦技判定に+2の状況ボーナスを得る。この能鎧修練1と置き換える。

武器修練(変則)5レベル点において、戦鎚士ハンマーを選択しなければならず、武器修練ボーナス5レベルを超える4レベルごとに+1ずつ増加するが、他のグループの武器修練は得られない。

地へ打ち下ろす戦鎚(変則)Hammer to the Ground:7レベル点において、戦鎚士突き飛ばし戦技に成功した際、突き飛ばし最後に足払い戦技を行うことができる。目標移動させなかった場合にも、打ち据えたは依然として敵の足を絡めとるが、足払い戦技判定に-5のペナルティを受ける。

15レベルの点において、戦鎚士突き飛ばしに成功したいかなるクリーチャーも、突き飛ばし最後に自動的に打ちのめされて伏せ状態になる。この能鎧修練2および4と置き換える。

リズミカルな打撃(変則)/Rhythmic Blows:9レベル点において、戦鎚士目標攻撃を命中させるごとに、その目標に対する攻撃ロールに+1のボーナスを得る。このボーナス目標に対して命中するたびに累積するが、戦鎚士ターンの最後までしか持続しない。この能武器修練2と置き換える。

杭打ち(変則)/Piledriver:11レベルの点において、1回の標準アクションとして、戦鎚士ハンマー武器修練グループの武器1つによる1回の近接攻撃を行うことができる。攻撃が命中した場合、命中した相に対してフリー・アクションとして機会攻撃を誘発することなく突き飛ばし足払い戦技を行うことができる。この能鎧修練3と置き換える。

大地割り(変則)/Ground Breaker:13レベルの点において、1回の全ラウンド・アクションとして、戦鎚士ハンマー地面を打ち据えることができる。攻撃硬度を超えるダメージを与えた場合、戦鎚士の占めるマスと隣接するすべてのマス移動困難な地形になる。これらのマスにいるクリーチャーは、戦鎚士を除いて打ちのめされて伏せ状態になる(反応無効 難易度15)。この能武器修練3と置き換える。

戦鎚体得(変則)Hammer Master:17レベルの点において、戦鎚士ハンマー武器修練グループのいずれかの武器について学んだすべての戦闘特技えば《クリティカル強化》《武器熟練》など)は、そのグループのすべての武器に適用される。この能武器修練4と置き換える。

壊滅的な打撃(変則)/Devastating Blow:19レベルの点において、1回の標準アクションとして、戦鎚士ハンマー武器修練グループの武器1つによる1回の近接攻撃を-5のペナルティを受けて行うことができる。攻撃が命中した場合、その攻撃はクリティカル可能状態として扱う。このクリティカル・ヒットが確定しても、クリティカル・ヒットのみに起動する武器特殊能力起動しない。この能鎧体得と置き換える。

武器体得(変則)戦鎚士ハンマーグループから武器を選択しなければならない。

鍛冶司クレリックForgemaster

鍛冶司は儀式術者や心術士の専家としての聖職ドワーフであり、驚異的な速度でルーンを刻んだ武具を生成することができる。

工匠士/Artificer:鍛冶司領域を1つしか得られず、それは工匠の領域副領域を含まない)でなければならない。鍛冶司神格を崇拝する場合、その神格工匠の領域を授ける必要がある。

鉄の呪文/Steel Spells:鍛冶司呪文リストに以下の呪文を加える:1レベルクラフターズ・カースクラフターズ・フォーチュンリード・ブレーズ2レベルチル・メタルヒート・メタルシャター3レベルキーン・エッジヴァーサトル・ウェポン8レベルアイアン・ボディリペル・メタル・オア・ストーン

神聖鍛冶(超常)/Divine Smith:鍛冶司武器、または防具1つを目標とする呪文を発動するときはいつでも、その呪文は+1術者レベル効果を持つ。呪文が1つ以上の呪文修正特技を適用していた場合、呪文の修正レベルの合計を1減少する(最小0)。

呪印鍛造(超常)/Runeforger:鍛冶司全ラウンド・アクションとして一揃いの全身鎧、、あるいは武器神秘的なルーンを刻むことができる。この能の1日の使用可能回数は3+鍛冶司【知力】修正値に等しい。これらのルーンクレリックレベルにつき1ラウンド持続するが、1つのアイテムに同じルーンを2回刻むことでこの持続時間レベルにつき1分間に、3回でレベルにつき10分間に、4回でレベルにつき1時間に増加する。イレイズ魔法の記述と同様にルーン響を与える。鍛冶司1レベル点において鍛冶司の祝福を学習し、2レベル点および以降の2レベルごとに追加で1つのルーンを学習することができる。アスタリスク)が付されたルーンは1つのアイテムに1種類しか同に配することはできない。この能エネルギー放出と置き換える。

太古の魅力/Ancient Splendor:刻まれた武器防具、またはは、〈交渉〉および〈威圧〉判定に+2(ドワーフと対峙する場合は+4)の状況ボーナスを与える。

渇血/Bloodthirst:刻まれた刺突、または斬撃武器は、魔法の武器でない場合でさえウーンディング特殊能力を持っているかのように機能する。鍛冶司は最低4レベルでなければこのルーンを学習できない。

死の打撃/Deathstrike:刻まれた武器は、この武器による一打が目標ヒット・ポイントを負の値に減少させた場合に速やかに起動するデス・ネル呪文を格納する。これにはその武器死の打撃ルーンすべてを消費する。鍛冶司は最低4レベルでなければこのルーンを学習できない。

耐久性/Durability:刻まれたアイテムの硬度鍛冶司【判断力】修正値と等しい量だけ増加し、ヒット・ポイント鍛冶司レベルの2倍に等しい量だけ増加する。

軽量/Featherlight:刻まれたアイテムの重量は半分になる; 金属製のアイテムの重量通常の1/4に減少する。全身鎧の一揃いに刻んだ場合、〈軽業〉〈登攀〉、および跳躍判定における鎧による判定ペナルティは半分になる。

鍛冶司の祝福/Forgemaster's Blessing:刻まれた非魔法のアイテムは高品質のアイテムとして機能する。

霊印/Ghostglyph:刻まれた武器、または防具ゴースト・タッチ特殊能力を得る。鍛冶司は最低4レベルでなければこのルーンを学習できない。

輝印/Glowglyph:刻まれたアイテムは松明のようにを放つ。1回の標準アクションとして、使用者はルーンに、ブラインディング特殊能力を持つのように、アイテムに刻まれた輝印ルーンにつき5フィートの半径の爆発を伴うの炸裂を噴出するよう命じることができる。これにはそのアイテムの輝印ルーンすべてを消費する。

不死身/Invulnerability:刻まれた防具は着用者にクレリックレベルの1/2に等しいダメージ減少魔法を与える。鍛冶司は最低8レベルでなければこのルーンを学習できない。

強撃/Powerstrike:刻まれた武器のクリティカル可能域は2倍になる。これはキーン・エッジ《クリティカル強化》、または同効果累積しない。鍛冶司は最低6レベルでなければこのルーンを学習できない。

帰還/Return:刻まれた武器リターニング武器特殊能力を得る。鍛冶司は最低4レベルでなければこのルーンを学習できない。

呪文保護/Spellguard:刻まれたアイテムは11+鍛冶司クレリックレベルに等しい呪文抵抗を得る。これはアイテムそのものを目標とする効果にのみ適用される。

呪印/Spellglyph:刻まれた武器スペル・ストアリング特殊能力を得る。鍛冶司は最低4レベルでなければこのルーンを学習できない。

盗人呪い/Thief-Curse鍛冶司はアイテムの正当な所有者として、クリーチャー1体を指定する。ルーン持続時間中にこのアイテムを意図的に握ったその他のすべてのクリーチャーは、(ビストウ・カースのように)呪われる。鍛冶司は最低6レベルでなければこのルーンを学習できない。

追跡者/Tracerルーンが持続している限り、クレリックは回数無制限で1回の標準アクションとして、ロケート・オブジェクトを使用したかのようにその位置を感知することができる。

《魔法の武器防具作成》鍛冶司3レベル点でボーナス特技としてこの特技を得る。

鍛冶体得(変則)/Master Smith:5レベル点において、鍛冶司通常金属製のアイテムを、作業の進行を決定するのにそのgp の価値の半分を使用して速やかに作成することができ、また通常の半分の時間金属製魔法のアイテムを作成することができる。

石の王パラディンStonelord

石の王ドワーフの包領の献身的番兵であり、人々を保護するために大と太古の石の力を操る。

石の打撃(超常)/Stonestrike:1日にパラデイン・レベルにつき1回、石の王は生ける岩のを呼び降ろすことができる。1回の即行アクションとして、自身の次のターンの開始まで、石の王近接攻撃は(武装していても素手打撃でも)パラディンレベルの2倍までの硬度の無視を含めて魔法かつアダマンティンとして扱い、攻撃ダメージ・ロール、戦技判定に+1のボーナスを得る。このボーナス石の王またはその目標地面ないしの構造物に触れている場合、 戦技防御値 にもまた適用される。このボーナス5レベルおよびそれ以降の5レベルごとに+1ずつ増加する。この能悪を討つ一撃と置き換える。

心臓石(変則)/Heartstone:2レベル点において、石の王の生身は次第に岩のようになる。石の王アーマー・クラス への+1の外皮ボーナスおよびパラディンレベルの1/2に等しいダメージ減少アダマンティンを得る。この外皮ボーナス6レベル点およびそれ以降の4レベルごとに+1ずつ増加し、18レベルの点で最大の+5になる。地面の構造物に接触していない場合、これらの利益は半分になる。この能信仰の恩寵と置き換える。

石の血潮(変則)/Stoneblood:3レベル点において、石の王の急所は灰化を始め、その血液は液状のに変化する。石の王ヒット・ポイントが負数のの容態安定化判定パラディンレベルを加え、クリティカル・ヒットまたは狙いの正確さに基づくダメージを25%の確率で無視する。これはフォーティフィケイション防具または同効果累積しない。9レベル点において、この確率は50%に増加し、石化に対する完全耐性を得る。15レベルの点において、この確率は75%に増加し、出血および吸血効果に対する完全耐性を得る。この能頑健なる肉体および3レベル9レベル、15レベルの点で得られる慈悲と置き換える。

防御の構え(変則)Defensive Stance:4レベル点において、石の王ストールワート・ディフェンダー(『Advanced Player's GuideP.277)と同様の防御の構えを得る。また8レベル点およびそれ以降の4レベルごとに防御パワー1つを選択することができる。1日に維持することのできる防御の構えの合計ラウンド数を決定する際に、ストールワート・ディフェンダーレベルパラディンレベル累積する。石の王呪文または呪文発動能力を得ず、術者レベルを持たず、呪文解放型または呪文完成型魔法のアイテムを使用できない。

地の放出(超常)/Earth Channel:4レベル点において、石の王ボーナス特技として、癒しの手を2回分消費することで起動することのできる、有効クレリックレベルとしてパラディンレベルを使用する《エレメンタルへのエネルギー放出:》を得る。この能エネルギー放出と置き換える。

石の従者(超常)/Stone Servant:5レベル点において、石の王パラディン乗騎招請するのと同様に、小型アース・エレメンタル招請することができる。このアース・エレメンタル秩序にして善属性で、セレスチャル・テンプレートを適用されており、石の王レベルを得るのにしたがってサイズ増大させ、8レベル点で中型に、11レベルの点で大型に、14レベルの点で超大型に、17レベルの点でグレーターに、そして20レベル点でエルダーになる。この能信仰の絆と置き換える。

石の滅ぼし(超常)/Stonebane:11レベルの点において、石の打撃を使用する際、石の王攻撃(地)の副種別を持つクリーチャー人造、あるいは土かで作られた物体に対するベイン武器特殊能力を得る。この能正義のオーラと置き換える。

位相打撃(超常)/Phase Strike:12レベルの点において、石の王石の打撃はそこに存在しないかのように金属を透過することができる。石の打撃使用回数を2回消費することによって、石の王または金属によって提供される完全遮蔽に満たないいかなる遮蔽も無視することができ、またブリリアント・エナジー武器を使用しているかのように、または金属防具ないしによるアーマー・クラス ボーナスを無視する。位相打撃人造物体、または(地)の副種別を持つクリーチャーダメージを与えることはできないが、ブリリアント・エナジー武器とは異なりアンデッドを害することはできる。この能12レベルの慈悲と置き換える。

機動防御(変則)/Mobile Defense:18レベルの点において、石の王防御の構えを維持している間、1ラウンドにつき1回の5フィート・ステップを行うことができる。この能は18レベルの慈悲と置き換える。

石の肉体(変則)/Stone Body:20レベル点において、石の王体は生きたに変化する。石の王はもはや飲食、呼吸、睡眠を必要とせず、また麻痺朦朧化に対する完全耐性を得る。石の王はもはやクリティカル・ヒットまたは狙いの精密さに基づくダメージの対象にならない。この能聖なるチャンピオンと置き換える。

新しい種族ルール New Racial Rules

ドワーフは以下の選択肢を利用できる。GM の裁量によっては、他の適切な種族もまた、これらのうちいくつかを使用してもよい。

ドワーフの装備品 Dwarven Equipment

ドワーフは以下の装備品を利用することができる。

ドワーヴン・ボルダー・ヘルメット/Helmet, Dwarven Boulder:この重く補強されたヘルメットは近接攻撃を行うために使用することができる。着用者は突き飛ばし戦技を試みるときにこのヘルメットを使用することもでき、その判定に+2の状況ボーナスを得られるが、(成功するにせよしないにせよ)戦技を完了した後で着用者は自身の次のターンの終了までよろめき状態になる。加えて、ヘルメットは着用者のクリティカル・ロールに対する アーマー・クラス に+2の状況ボーナスを与える。ドワーヴン・ボルダー・ヘルメットは着用者の秘術呪文失敗確率に20%を加える。頭部スロットを占有し、金属製であってでできているわけではなく、つまり金属製武器として標準的でない素材で作成することができる。ドワーヴン・ボルダー・ヘルメットは(いくらかの保護を提供するにも関わらず、防具としてではなく)武器として強化することができる。

ドワーヴン・ロングアックス/Longaxe, Dwarven:この凝った装飾の重いは、大きな間合いを持つための鋼鉄を履かせた長い柄の先端に搭載されている。洞窟に住むドワーフの間では珍しいが、日常的に巨人と争う山岳ドワーフの氏族では一般的である。

ドワーヴン・ロングハンマー/Longhammer, Dwarven:このの重い打撃武器にはしばしば魔物の顔が刻まれているか鋳造されており、あるいは宙を振ることで威嚇的な笛音の鳴る小さなが穿たれている。

ドワーヴン・ダブル・ウォーアックス/Waraxe, Dwarven Double:この頑丈なウォーアックスは、一般的なドワーヴン・ウォーアックスと同様だが、その反り返ったは致命的な蝶のようにその先端の前後に及んでいる。ドワーヴン・ダブル・ウォーアックス《薙ぎ払い》または《薙ぎ払い強化》を使用するときの最初の攻撃の後のすべての攻撃ロールに+1のボーナスを与える。

ドワーフの武器 Dwarven Weapons

特殊武器

価格

ダメージS

ダメージM

クリティカル

射程単位

重量

タイプ

特殊

軽い近接武器

ドワーヴン・ボルダー・ヘルメット/Helmet, Dwarven Boulder

20gp

1d3

1d4

×2

10ポンド

殴打

本文参照

片手近接武器

ドワーヴン・ダブル・ウォーアックス/Waraxe, dwarven double

60gp

1d8

1d10

×3

12ポンド

斬撃

本文参照

両手近接武器

ドワーヴン・ロングアックス/Longaxe, dwarven

50gp

1d10

1d12

×3

14ポンド

斬撃

間合い

ドワーヴン・ロングハンマー/Longhammer, Dwarven

70gp

1d10

2d6

×3

20ポンド

殴打

間合い

ドワーフの特技 Dwarven Feats

その長い歴史において、ドワーフは上と下の両方からの多くの敵と直面している。その結果、彼らはそのような脅威に直面しても生き残るために役立ついくつかの奇策や能を開発してきた。

《醸造名人》 Brewmaster

君は強な醸造を仕込むことができる。

前提条件〈製作:錬金術〉1ランク、〈職能:酒つくり〉1ランク、ドワーフ

利益:〈製作:錬金術〉、および〈職能:酒つくり〉判定に+2のボーナスを得る。また、君の作成する摂取難易度 には+1を加える。

《貫通薙ぎ払い》戦闘Cleave Through

君は小さな相を切り刻むとき凶暴だ。

前提条件【筋】13、《薙ぎ払い》《強打》基本攻撃ボーナス+11、ドワーフ

利益:《薙ぎ払い》または《薙ぎ払い強化》を使用する際、君の最初の攻撃が命中した場合、君は追加の攻撃を行う前に、フリー・アクションとして1回の5フィート・ステップを行うことができる。そのようにすることでクリーチャーが君の機会攻撃範囲内に入った場合、そのクリーチャーは他のすべての前提条件を満たしている限り、君の《薙ぎ払い》追加攻撃の適切な目標になる。

通常君は最初の攻撃を行った点で機会攻撃範囲にいるクリーチャーに対してのみ《薙ぎ払い》追加攻撃を行うことができる。

《割れ兜》戦闘Cloven Helm

君の兜は致死的な打撃を脇に逸らす。

前提条件《へこみ兜》《石頭》基本攻撃ボーナス+11、ドワーフ

利益:ヘルメットを着用している場合、君はクリティカル・ロールに対する アーマー・クラス に+1を加える; この利益は《へこみ兜》累積する。君がクリティカル・ヒットをそらすために《へこみ兜》を使用する場合、君は自身に何らかのダメージを適用する前に、そのクリティカル・ヒットによるすべてのダメージヘルメットに適用することができる。君がダメージを受けなかった場合、いかなるクリティカル特技のような追加効果無効になる。

《へこみ兜》戦闘Dented Helm

君の兜は君をきつい命中から保護してくれる。

前提条件《石頭》基本攻撃ボーナス+6、ドワーフ

利益:ヘルメットを着用している場合、君はクリティカル・ロールに対する アーマー・クラス に+1を加える。君に対するクリティカル・ヒットが確定した場合、1回の割り込みアクションとして、君はその攻撃によるダメージの半分を、君自身ではなく君のヘルメットに、通常通りの硬度を用いて適用することができる。このダメージが君のヘルメットを破壊した場合、残りのダメージは君に適用される。この特技を使用した後、君は次の自分のターンの終了までよろめき状態になる。君のヘルメットが破損状態であるか、攻撃アーマー・クラス への防具ボーナスを無視する場合でも、君はこの特技を使用することができる。

《巨人殺し》戦闘Giant Killer

君の薙ぎ払いの一振りは巨人やより大きな敵を切断する。

前提条件【筋】13、《薙ぎ払い》《ゴブリン薙ぎ》《オーク斬り》《強打》《反撃の構え》基本攻撃ボーナス+11、ドワーフ

利益:この特技《ゴブリン薙ぎ》と同様に機能するが、君の追加攻撃は君より1段階大きなサイズ以下のクリーチャーに対して行うことができる。加えて、君が人型生物(巨人)に対して行うそのような攻撃攻撃ロールへの+2の状況ボーナスを得る。

《ゴブリン薙ぎ》戦闘Goblin Cleaver

君は小さな相を切り刻むときに凶暴になる。

前提条件【筋】13、《薙ぎ払い》《強打》ドワーフ

利益:《薙ぎ払い》または《薙ぎ払い強化》を使用する際、君の最初の攻撃が命中した場合、君は自身機会攻撃範囲内にいる自分より小さなクリーチャーに追加の攻撃を行うことができる; 目標が互いに隣接している必要はない。君が人型生物(ゴブリン類)に対して行う追加攻撃攻撃ロールへの+2の状況ボーナスを得る。

《石頭》戦闘Hard-Headed

君の分厚いは、それ自体がほとんど武器のようなものだ。

前提条件基本攻撃ボーナス+1、ドワーフ

利益:君はヘルメットを使用して行う攻撃ロール戦技判定に+1のボーナスを得る。君は君をよろめき状態または朦朧状態にしようとする呪文および特殊能力に対するセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。

《岩棚歩き》 Ledge Walker

君は山ヤギのように小さな岩棚を通り抜けることができる。

前提条件【敏】13、ドワーフ登山家または踏ん張り種族特性

利益:君は狭い足場でバランスを取るために〈軽業〉を使用するときに、完全な移動速度移動することができ、落下中に自分自身または他のクリーチャーを掴むための〈登攀〉判定に+4のボーナスを得る。君はまた(地震などのような)君を伏せ状態に転倒させようとする効果に対するセーヴィング・スローへの+4のボーナスも得る。このボーナス突き飛ばしまたは足払い攻撃に対する 戦技防御値 には適用されない。

《オーク斬り》戦闘Orc Hewer

君は敵、とりわけオークを切り刻むとき凶暴だ。

前提条件【筋】13、《薙ぎ払い》《ゴブリン薙ぎ》《強打》ドワーフ

利益:この特技《ゴブリン薙ぎ》と同様に機能するが、君の追加攻撃は君のサイズ以下のクリーチャーに対して行うことができる。加えて、君が人型生物(オーク)に対して行うそのような攻撃攻撃ロールへの+2の状況ボーナスを得る。

《呪文粉砕》戦闘Shatterspell

君の強い打撃は敵の魔法破壊する。

前提条件《発動妨害》《呪文潰し》ドワーフファイターレベル10。

利益:1回の標準アクションとして、君は呪文破壊激怒パワー(『Ultimate CombatP.28)を持っているかのように、継続中の呪文効果に対して武器破壊を試みることができる。君はこの特技を1日に1回、加えて君の基本攻撃ボーナスの+10を超える5ポイントごとに追加で1日に1回まで使用することができる。

《毒性回復》 Toxic Recovery

君の組織は驚異的な速度で響から回復する。

前提条件ドワーフ頑丈種族特性

利益:君がに対するセーヴィング・スローに成功したときはいつでも、君はそのによって受けた種別能力値ダメージを1ポイント回復する。通常のものか魔法的のものかを問わず、君が能力値ダメージ回復したときはいつでも、君は追加で1ポイントの能力値ダメージ回復する。この特技能力値ペナルティまたは能力値吸収には何の効果もない。

ドワーフの魔法のアイテム Dwarven Magic Items

ドワーフ魔法はしばしばを伴い、日々の生活の中で直面する課題を克服するために調整されている。したがってドワーフ魔法が多くの場合にこれらにうまく対処するのは驚くべきことではない。以下の魔法のアイテムドワーフ職人によって発明されており、その共同体の外では稀にしか見られない。


エリクサー・オヴ・ダークサイト

Elixir of Darksight暗視覚の薬)
オーラ 中程度・変成術術者レベル 6
装備部位 ―; 市価 1,200gp; 重量

解説

この暗い、シロップ状の薬は、飲用者の暗視の有効距離を2倍にし、暗視を使用したディーパー・ダークネスを見通すことができるようにする。この効果は1時間持続する。

作成要項

必要条件 《その他の魔法のアイテム作成》ダークヴィジョンディーパー・ダークネスコスト 600gp


ロッド・オヴ・ドワーヴン・マイト

Rod of Dwarven Mightドワーフロッド
オーラ変成術術者レベル 19
装備部位 ―; 市価 80,000gp; 重量 10ポンド

解説

より有名なロッド・オヴ・ロードリィ・マイトドワーフ版であるこのロッドは、擬似呪文機能は持っていない; しかしながら、ドワーフによって使用されると、すべての アーマー・クラス攻撃ロール戦技防御値戦技ボーナスドワーフの種族特性によるすべてのセーヴィング・スローボーナスが+1増加する。ロッド通常機能ロッド・オヴ・ロードリィ・マイトと共通だが、魔法の武器としての形態はドワーフの嗜好に合わせてある。

作成要項

必要条件 《魔法の武器防具作成》《ロッド作成》ブルズ・ストレンクステレキネシス作成者はドワーフでなくてはならない; コスト 40,000gp


ドワーフの呪文 Dwarven Spells

ドワーフの呪文使いは寄って立つべき地面を形成し、金属を成形し、そしてその術を支援するために魔法を使用することで知られている。これらの呪文はまさにそのような魔法の一である。


グランズウェル

Groundswell/うねり
系統 変成術]; 呪文レベル クレリック2ドルイド2メイガス2レンジャー2
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声動作
距離 接触
目標 接触したクリーチャー
持続時間 1分/レベル
セーヴィング・スロー 頑健無効(無害)呪文抵抗(無害)

この呪文によって目標は足元の地面を隆起できるようになる。目標は1回の即行アクションとして地面を5フィート隆起させることができ、隣接するすべてのマスは急斜面として扱われる。グランズウェル目標よりも低い高度に立っているクリーチャーによる挟撃を妨げる。グランズウェル作成した後に目標移動した場合、目標ターンの終了地面通常の高さに戻る; さもなくば目標移動するまで、または1回の即行アクションを使用して地面通常通りに戻すまで、そのままの場所に留まる。グランズウェルは5フィートを超えて地面の高度を増加させることはできない。


アイアンビアード

Ironbeard/鉄ひげ
系統 変成術呪文レベル アンティパラディン1クレリック1メイガス1パラディン1レンジャー1
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声動作
距離 接触
目標 接触したクリーチャー
持続時間 1分/レベル
セーヴィング・スロー 頑健無効(無害)呪文抵抗(無害)

この呪文は同意する目標の顔から噴き出るブラシのような硬い鉄の顎ひげを生やす。アイアンビアードアーマー・クラス に+1の鎧ボーナスを与え、このボーナスクリーチャーによって着用されている防具累積する。アイアンビアード冷たい鉄製のアーマー・スパイクと同等の武器として使用することもできる。アイアンビアード発話困難にするため、音声要素を持つ呪文発動は20%の呪文失敗確率を受ける。


トイルサム・チャント

Toilsome Chant/難儀な聖歌
系統 心術(強制)精神作用]; 呪文レベル バード1
発動時間 本文参照
構成要素 音声動作
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル
目標 生きているクリーチャー1体
持続時間 本文参照
セーヴィング・スロー 意志無効(無害)呪文抵抗(無害)

術者はこの呪文自信鼓舞の呪芸を開始するアクションの一部として発動することができる。自信鼓舞の呪芸の利益は、術者が呪芸を終了した場合でさえ、選択した技能を使用する次の技能判定目標が完了しない限り(最大で術者レベルにつき1時間まで)持続する。

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