カルト狩りは隠れた異端の組織を探し出し、思想の汚染を廃し、招来された従者を追放する。
狂気感知(変則)/Sense Madness:カルト狩りは〈真意看破〉判定にクラス・レベルの半分(最低+1)に等しいボーナスを得る。クリーチャーが自然な狂気あるいは魔法的な狂気に晒されているかどうかを識別する目的において、このボーナスは2倍になる。
心身浄化(変則)/Purify Mind and Body:2レベルの時点で、カルト狩りは(強制)効果と毒に対するセーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。このボーナスは5レベルの時点で+2に、8レベルの時点で+3に増加する。11レベルの時点で、カルト狩りは(強制)効果または毒に対するセーヴィング・スローに失敗した際、閃きを1回分消費することで、このセーヴィング・スローを再ロールできる(セーヴに閃きを使用できるなら、この再ロールに閃きダイスを加える)。再ロールした結果がより悪くなったとしても、その出目を使用しなければならない。
彼方の存在の学徒(変則)/Student of the Beyond:2レベルの時点で、カルト狩りは(招来)あるいは(招請)呪文、ポータル、rift、次元界間移動を識別するために行う、すべての〈知識〉および〈呪文学〉判定に、クラス・レベルの半分に等しいボーナスを得る。
不意討ちへの防備(変則)/Ambush Defense:3レベルの時点で、カルト狩りは敵が引き起こした不意討ちラウンドの間、反応セーヴとアーマー・クラスに+1の洞察ボーナスを得る。このボーナスは3レベルを超えるインヴェスティゲーター・レベル3毎に1ずつ増加する。
カルト研究(変則)/Cult Study:カルト狩りは8時間を特定の神格あるいは宗教の研究に費やすことで、その神格や宗教の信者と(他次元界)クリーチャーに対する〈威圧〉、〈真意看破〉、〈知覚〉、〈知識〉、〈はったり〉判定に+1のボーナスを得る。このボーナスは4レベルを超えるインヴェスティゲーター・レベル4毎に1ずつ増加する。新しい神格や宗教について研究すると、以前のボーナスは失われ、新しくボーナスを得る。
対カルト戦闘(変則)/Cult Combat:カルト狩りが調査戦闘を使用したときに得られる攻撃ロールとダメージ・ロールへのボーナスは、カルト研究能力で選択したカルトの信者に対しては1増加し、他の目標に対しては1減少する。
対カルト打撃(変則)/Cult Strike:カルト狩りの調査打撃は、研究したカルトに対するボーナス・ダメージにd8を用いる。しかし他の目標に対してはボーナス・ダメージにd4を用いる。
招来感知(超常)/Summoning Sense:7レベルの時点で、カルト狩りは招来されたクリーチャーに対して、直感回避と直感回避強化の利益を得る。
この能力は7レベルの時点で得られるインヴェスティゲーターの技を置き換える。
他次元界への排出(擬呪)/Extrapalanar Expulsion:13レベルの時点で、カルト狩りは一日に使用する5レベルあるいは6レベルの未使用のエキスを1回分消費することで、擬似呪文能力としてディスペル・イーヴル、ディスペル・グッド、ディスペル・ケイオス、ディスペル・ローを使用する能力を自分に与える。この能力において、術者レベルとしてインヴェスティゲーター・レベルを用い、難易度を決定する際に【知力】を用いる。カルト狩りはこの能力を望むだけ使用できるが、消費する5レベルあるいは6レベルの未使用のエキスを有していなければならない。
この能力は13レベルのインヴェスティゲーターの技を置き換える。
墓掘りは埋葬された謎を追い求める。比喩としても実際の意味としても真実を掘り起こし、朽ちた死体と乾いた骨だけが語ることのできる秘密の答えを探し求める。
武器と防具の習熟:墓掘りは単純武器とサイズに習熟している。加えて、《代用武器の巧み》を有しているかのように、シャベルやランタンのような墓掘りの道具を用いて戦うことができる。墓掘りは軽装鎧に習熟しているが、盾には習熟していない。
これはインヴェスティゲーターの武器と防具の習熟を置き換える。
限定的な錬金術/Limited Alchemy:墓掘りはインヴェスティゲーターとしてエキスを準備し使用するが、その他の錬金術能力の利益を持たない。そのため、錬金術に作用したり錬金術を増強したりする、アルケミストの発見のインヴェスティゲーターの技や発見を修得できない。
これは錬金術とインヴェスティゲーターの技を変更する。
墓魔法(擬呪)/Grave Magic:墓掘りは以下に示す呪文を擬似呪文能力として使用するために、未使用のエキス・スロットを消費することができる。消費するエキス・スロットは以下に示す呪文のレベル以上のものでなければならない。この能力において、術者レベルとしてインヴェスティゲーター・レベルを用い、難易度を決定する際に【知力】を用いる。1レベル―エクスペディシャス・エクスカヴェイションAPG。2レベル―カーム・スピリットOA。3レベル―スピーク・ウィズ・デッド。4レベル―レスト・エターナルAPG。5レベル―コール・スピリットOA。6レベル―アンデス・トゥ・デス。
遺物集積(超常)/Relic Focus:墓掘りは埋葬場所から自分が掘り起こしたり回収したりした頭蓋骨あるいは骨と念術的な絆を形成することができる。墓掘りはこれをオカルティストの死霊術装具(Pathfinder RPG Occult Adventures 47ページ)として使用し、基本念能力も得る。墓掘りは念集積をこの装具に注ぎ込むこともできないし、共鳴能力を得ることもない。しかし、1日1回、閃きの使用回数を1回分消費することで、念集積を1ポイント消費する、自分の知っている念能力1つを使用することができる(Occult Adventures 47ページ)。この使用回数は3レベルの時点と以降3レベル毎に1回ずつ増加する。念集積を2ポイント以上消費する念能力を使用するには、墓掘りはこの能力の1日の使用回数と閃きの使用回数を追加の不足分だけ同時に消費しなければならない。加えて望む回数だけ、墓掘りは閃きを1回分消費することで、グレイヴ・ワーズOAを擬似呪文能力として使用できる。
死の否定(変則)/Deny Death:2レベルの時点で、墓掘りは[即死]効果と生命力吸収に対する全てのセーヴィング・スローに+2のボーナスを得る。このボーナスは5レベルの時点で+4に、8レベルの時点で+6に、11レベルの時点で+8に増加する。
この能力はインヴェスティゲーターの毒に対する抵抗と毒に対する完全耐性を置き換える。
骨読み(超常)/Read the Bones:2レベルの時点で、墓掘りはオカルティストと同様にオブジェクト・リーディング(Occule Adventures 48ページ)を使用できるが、死体、骨、その他の物質的な残余物のみを対象にできる。
念集積の技(超常)/Focus Talent:墓掘りはインヴェスティゲーターの技の代わりに、装具の1つの念能力を1つ選択できる。この能力において、オカルティスト・レベルとしてインヴェスティゲーター・レベルを用いる。
この能力はインヴェスティゲーターの技を変更する。
死者殺し(変則)/Kill the Dead:墓掘りはアンデッドとの戦いに専念する。その調査戦闘と調査打撃はアンデッド以外のクリーチャーに対しては2レベル低いかのように作用する。これにより、墓掘りは6レベルになるまで、アンデッド以外のクリーチャーに調査戦闘と調査打撃を使用できない。
この能力はインヴェスティゲーターの調査戦闘と調査打撃を変更する。
墓所の光明(超常)/Grave Lamp:4レベルの時点で、墓掘りはランタン1つと念術的な絆を形成する。このランタンは召喚術装具として使用でき、遺物集積の能力で死霊術装具を用いる場合と同じように扱う。墓掘りは遺物集積の装具に対して使用できるのと同じ回数だけ、閃きを消費して墓所の光明で得た装具能力を使用できる。例えば、6レベルの墓掘りは6ポイントの閃きを持ち、閃き3ポイントを遺物集積の装具の念集積として、閃き3ポイントを墓所の光明の装具の念集積として使用できる。
精神分析士は興味の度合いを測るために人間心理学を理解している。彼らはそれを用いて自身が狩り立てる犯罪者の動きを予想する。
達人精神分析士(変則)/Expert Profiler:精神分析士は〈真意看破〉判定にクラス・レベルの半分(最低+1)に等しいボーナスを得る。2レベルの時点で、精神分析官が〈真意看破〉を訓練済みであれば、閃きの使用回数を消費することなく〈真意看破〉判定に閃きを使用できるようになる。
3レベルの時点で、クリーチャーの心理への知識を活かしてクリーチャーの動きを予想することができるようになる。この能力は、心理分析士がよく知っているクリーチャーに対してのみ使用できる(例えば、心理分析士が十分にその犯罪を研究した連続殺人犯など。連続殺人犯の本当の姿を識別していなくても良い)。そうするなら、精神分析士はそのクリーチャーがどこ(ほとんどの場合犯罪現場)にいたか、なぜそこにいたかを知っている状態になり、20+クリーチャーの〈はったり〉修正値か40のいずれか高い方の難易度に対する〈真意看破〉判定を行う。失敗したなら、精神分析士のクリーチャーの行動の予想は正確なものではない。成功したなら、精神分析士は〈生存〉判定を用いたかのようにクリーチャーのおおよその動きを追うことができる。ここで、追跡時に得られる〈生存〉への通常の修正を適用することはできない。また、この能力はパス・ウィズアウト・トレイスやその他の痕跡を残さない能力を使用したクリーチャーであっても追跡できる。最大でも1時間後には(GMが望むなら、クリーチャーの行動の選択肢が多い状況になるとすぐ)精神追跡士はクリーチャーの行動の証拠(足跡、指紋、その他クリーチャーがその経路を通った証拠)を見つけられなくなり、クリーチャーの動きの痕跡を見失ってしまう。そうなったなら、再度同じ判定を行い、次にクリーチャーがどこに行こうとしているかを予想しようと試みることができる。
占術解析(超常)/Divination Analysis:2レベルの時点で、精神分析士は自身の精神に作用しているものを解析し終える。占術のエキスの持続時間を考慮する際、精神分析士の術者レベルは1増加し、占術に対するセーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。この術者レベルの増加とセーヴィング・スローへのボーナスは、5レベルの時点と8レベルの時点で1ずつ増加する。11レベルの時点で、精神分析士は閃きを1回分消費することで、占術エキスやインヴェスティゲーターの擬似呪文能力を使用する際に行う精神集中判定の結果に1d6を加えることができるようになる。
血液解析(擬呪)/Blood Sleuth:4レベルの時点で、精神分析士は閃きを1回分消費することで、擬似呪文能力としてディサーン・ネクスト・オヴ・キンACGを使用できるようになる。また、精神分析士は閃きを2回分消費することで、擬似呪文能力としてブラッド・バイオグラフィを使用できる。
集団心理学(超常)/Pack Psychology:7レベルの時点で、精神分析士は集団が一緒に行動する様を理解し、その攻撃の脆弱性を突くことができるようになる。精神分析士は【知力】を持つクリーチャーから挟撃されることがなくなる。加えて、精神分析士は挟撃している相手が互いに邪魔になるように操ることで、自分を本来なら挟撃している、【知力】を持つクリーチャーに対するアーマー・クラスに+1のボーナスを得る。
この能力は7レベルの時点で得られるインヴェスティゲーターの技を置き換える。