以下の伝説の霊と更新する能力を得るには、特定の偉業をなし、誓いを立て、能力値判定(難易度=10+ミーディアム・レベルの半分)に成功しなければならない。誓いを破ると、その霊はミーディアムの呼びかけには答えなくなる。他の伝説の霊を呼び下ろそうとしたなら、伝説の霊は同様に永続的に何処かに行ってしまう。伝説の霊は新しい能力を与えるが、その他の点では元の伝説と同じルールを用いる。例えば、屠殺者は好む場所、禁忌、下級霊能力、中級霊能力をチャンピオンの霊から置き換えるが、チャンピオンの霊ボーナス、降霊の恩恵、影響力ペナルティ、上級霊能力、最上級霊能力を用いる。
支持の獲得:屠殺者の支持を得るには、君は24人の精神を持つ生きているクリーチャーに、ミーディアム・レベルの2倍に等しいヒット・ポイントへの出血ダメージを与えなければならない。そして痛みと苦痛を可能な限り与えなければならない。続いて君は他人を治療したり看病したりする目的で〈治療〉技能や魔法による(治癒)効果を使用しないと誓い、それから【筋力】判定に成功しなければならない。
禁忌:屠殺者と交信している間に禁忌を受け入れるなら、君は戦闘中に殴打武器で攻撃できなくなり、非致傷ダメージを与えることもできなくなる。君は戦闘で倒した敵を皆殺しにしなければならない。しかし拷問して後で殺すならば、投稿を受け入れて囚人とすることができる。殺すのは屠殺者が離れる前でなければならない。
砥がれた刃(下級、変則)/Bladesharp:君は全ての斬撃軍用武器とスパイクト・チェインに対する習熟を得る。君が使用する斬撃武器とスパイクト・チェインはデッドリィ武器特殊能力(Pathfinder RPG Ultimate Equipment22ページ)を得るとともに、クリティカル・ヒットの際、武器のクリティカル倍率-1に等しい出血ダメージを与える。
流血(中級、変則)/Bloodletter:屠殺者は斬撃武器1つもしくはスパイクト・チェイン1つを強化し、君が使用している間、その武器にウーンディング、キーン、マイティ・クリーヴィングの特殊能力のいずれか1つを与える。即行アクションとして、君は屠殺者に影響力を1ポイント与えることで、次の君のターンの終了時までヴォーパルの特殊能力を与えることができる。このヴォーパル特殊能力はd20の出目を選択させる能力を持たない。君がこのヴォーパル特殊能力でミーディアム・レベルより高い脅威度のクリーチャーを殺すたびに、屠殺者は君から影響力を追加で1ポイント得る。
たらしは言い逃れの王子である。
支持の獲得:たらしの支持を得るには、君は知性を持つクリーチャー100体に嘘をつくことに成功し、それぞれが死やその他の大きな不幸につながる、異なる嘘だと確信していなければならない。その後、答えを質問者が既に知っているものでない限り(例えば空の色など)は正直には決してならないと誓い、その後【魅力】判定に成功しなければならない。
霊ボーナス:たらしと交信している間、君の霊ボーナスは【魅力】判定、【魅力】基準の技能判定、(強制)あるいは占術に対する意志セーヴに適用される。
熟練の詐術(下級、変則)/Skilled Deceiver:君は〈はったり〉判定にミーディアム・レベルの半分(最低1)のボーナスを得る。
非難そらし(上級、変則)/Shift Blame:既に敵だと分かっている存在から機会攻撃を誘発した際、君はその機会攻撃を攻撃した相手の間合い内にいる別の目標(君が選択する)に向けることができる。その後、攻撃を行なった敵は、以降24時間の間、この能力に対して完全耐性を得る。君が呪文、擬似呪文能力、超常能力でクリーチャー1体を目標にしたとき、もしくは君が〈威圧〉、〈交渉〉、〈はったり〉判定に失敗したとき、君はたらしに影響力を1ポイント与えることで、目標のクリーチャーにその効果を生み出したり嘘をついたり脅したりしたクリーチャーが、君に隣接する別のクリーチャーであると信じ込ませることができる。
支持の獲得:歪教者の支持を得るには、君は最初に善の神格の信者の一団の足を踏み外させ、悪に導かなければならない。それから君はその神格への信仰を堕落させ、品位を落とし、暴力を振るい、決して利他的な行為を行わないことを誓い、最後に【魅力】判定に成功しなければならない。
降霊の恩恵:君が信仰する神格によって決まる呪文や効果を決定する際、君は誓いで選択した神格を進行しているものとして扱う。占術の目的において、君除くせいはその神格と同じものとなり、君がその神格のクレリックであるかのようにその神格の属性に関連するオーラを放つ。これは悪を討つ一撃のように属性に基づく他の効果を変更しない。
異端(下級、超常)/Heresy:この能力は信仰の高まり下級霊能力と同じように機能するが、クレリック呪文から呪文を選択するのではなく、示された呪文レベルにおいて以下のインクィジター呪文を得る。0レベル―ガイダンス; 1レベル―ディヴァイン・フェイヴァー; 2レベル― キャスティゲイトAPG; 3レベル―テリブル・リモースUM; 4レベル―リプロベイションUM; 5レベル―マス・キャスティゲイトAPG; 6レベル―オーヴァーウェルミング・プレゼンスUM。君が誓いで選択した善の神格にいる信者の道を踏み外させるために行う技能判定や能力値判定に霊の活性を使用する際には、歪教者は喜び、君から通常の影響力ポイントを受け取らない。
偽りの泉(中級、超常)/False Font:君はエネルギーの泉中級霊能力の効果を得る。しかし君が選択した信仰に合うものでなければならない。つまり、君は必ず正のエネルギー放出を使用し、キュア呪文を加える。
盗まれた恩寵(上級、超常)/Stolen Grace:君が選択した信仰の司祭であると信じている、その信仰の一員が君に発動できる呪文レベルのクレリック呪文を発動するように要求した際、君は歪教者に影響力を1ポイント与えることで、適切なレベルの呪文スロット1つを消費することで、その呪文を発動できる。
支持の獲得:リッチの支持を得るには、君は個人の経箱の作成方法の断片を調べ、リッチになる計画を立てていなければならない。これには図書館と死霊術の力の宿る場所に2ヶ月通い、その後【知力】判定に成功しなければならない。君はそれから知性のあるアンデッド・クリーチャーを、例え君を先に攻撃してきたとしても、決して破壊しないことを誓わなければならない。しかし、魔法によって操るのは何の問題もない。
降霊の恩恵:君は死霊術呪文によるダメージ・ロールに+4のボーナスを得る。
禁忌:リッチと交信している間に禁忌を受け入れるなら、君は生きているクリーチャーに有益な呪文を使用してはならない。ただし、君が生きているクリーチャーであれば、自分に対して使用するのは構わない。
死霊術の秘奥(下級、超常)/Necromantic Arcana:これはアークメイジのアークメイジの秘奥下級霊能力として機能するが、ウィザード/ソーサラー呪文リストから通常の呪文を選択する代わりに、以下に示したレベルで以下の呪文を得る。0レベル―ブリード; 1レベル―チル・タッチ; 2レベル―コマンド・アンデッド; 3レベル―アニメイト・デッド; 4レベル―エナヴェイション; 5レベル―マジック・ジャー; 6レベル―クリエイト・グレーター・アンデッド。
下級リッチ(上級、超常)/Lesser Lichdom:この能力の利益を得るために、君は作成に10,000GPかかる経箱の元を有していなければならない。君がリッチになる道を続けるなら、これは本当の経箱になり、異なるコストを支払うことになる。君がリッチと更新している間に死亡したなら、君は1d10日後に死から蘇り、経箱の元の周囲にその姿を取り戻すとともに、リザレクション呪文の対象になったかのように永続的な負のレベル1を得る。これにより経箱の元は失われる。君が既にリッチであるなら、君は代わりに10,000GPで経箱のバックアップを作ることができる。もし通常の経箱が破壊されたなら、その近くに蘇る。これによりバックアップの経箱は破壊される。
支持の獲得:死滅の徒の支持を得るには、君は実際に生死を賭けた戦いに1日の内に1時間(600ラウンド)以上参加し、疲労や慈悲といった理由にかかわらず静止を拒まなければならない。そのような戦闘に加えて、【耐久力】判定に成功しなければならない。成功したなら、君は戦闘から決して逃亡しないこと、全ての慈悲を払わないこと、考慮の余地があろうとも、気絶していたり捕らえたり投降した敵を常に殺すことを誓わなければならない。
血も涙もない(下級、超常)/Bloodless:君はヒット・ポイントが負の値になると自動的に容態安定化し、ヒット・ポイントの負の値が【耐久力】の2倍に至るまで死亡しない。加えて、君は死滅の徒に影響力を1ポイント与えることで、出血効果、吸血効果、[苦痛]UMの補足説明を持つ効果を自動的に終了させることができる。この能力は気絶状態でも使用できる。
動じぬ殺害者(中級、超常)/Emotionless Killer:君は[感情]UM効果に対する完全耐性を得る。この効果には[恐怖]効果も含まれる。君は士気ボーナスやバードの呪芸からの利益を得られない。
戦争屋は情熱的な争いの霊だ。他人を拳、憎しみと報復のために命を投げ打たせる。
支持の獲得:戦争屋の支持を得るには、君は2つの集団の間で戦争ないし血塗れの争いを意図的に誘発させ、その結果、最低でも36人が死亡しなければならない。集団は国であっても良いが、必ずしもその必要はない。それから君は寛大な処置を与えたり停戦を受け入れたり、君の要求に合わないものに不平を言うものを許したりしないことを誓い、その後【魅力】判定に成功しなければならない。
慈悲なく(下級、超常)/No Mercy:君は自分の攻撃ロールか30フィート以内で降霊会に参加した仲間の攻撃ロールに霊の活性を使用できる。ただし、君から目標まで視線と効果線が通っていなければならない。敵が君ないし降霊会に参加した仲間から機会攻撃を誘発するアクションを機会攻撃範囲で行なった際にも、君は霊の活性を使用できる。そうするなら、その敵を機会攻撃範囲に収める君もしくは君が選択した仲間1人は機会攻撃を行なって霊の活性の利益を得る。そして、その機会攻撃はそのラウンドの機会攻撃の上限には数えない。この霊の活性の利益はダメージ・ロールにも適用される。
戦争屋のやり方(中級、超常)/Warmonger's Way:君が現在発動できる呪文レベルに、以下の呪文を修得呪文として加える。1レベル―コマンド、マーダラス・コマンドUM; 2レベル―タクティカル・アキュメンUC、レイジ; 3レベル―コンフュージョン、フィアー; 4レベル―ソング・オヴ・ディスコード、バトルマインド・リンクUM。君はこれらの呪文を発動する際に行う精神集中判定と術者レベル判定に霊の活性を使用できる。
鼓舞の呼びかけ(上級、超常)/Inspiring Call:君は同名のマーシャルの中級霊能力を得るが、移動アクションで起動できる。君が伝説のマーシャルの霊能力を修得したなら、このアクションを即行アクションで使用できるようになる。