偽りの従属(変則)/Follow Along:この技を修得したローグは心術魔法に慣れ親しんでいる。それは心術を欺き、不意討ちのために術者を安心させることさえできるほどだ。ローグが心術効果に対するセーヴィング・スローに成功したなら、ローグはセーヴに失敗した時に受ける呪文の効果を理解する。それによりローグはセーヴに失敗したかのように振る舞うことができる。そうするなら、呪文の使い手は例え目標がローグだけであったとしても、ローグがセーヴィング・スローに成功したことに気づくことはできない。ただしローグが呪文の影響下にあると誤解させるには、ローグは呪文の使い手の〈真意看破〉判定に対する対抗〈はったり〉判定に成功しなければならない。この詐術が機能している間、呪文の使い手はローグが行う最初の攻撃に対して立ちすくみ状態であるものとして扱う。心術の効果を受けている際に行えない行為をローグが行なった(あるいは行える行為を行わなかった)場合、呪文の使い手は自動的にその詐術を見破る。
灰色の影(変則)/Shades of Gray(Ultimate Intrigue 44ページ):この技を修得したローグは、属性を欺こうという試みに精神的、感情的な技を使う。これによりローグは自分が望む時ならいつでもアンディテクタブル・アラインメントの利益を得る。この効果を維持するには、ローグに意識がなければならない。
精神秘匿(変則)/Hidden Mind:この技を修得したローグは精神的な活動や少量の鉛を服に混ぜるといった巧妙な技をいくつも使い、占術から身を守る。これによりローグはノンディテクションを発動したかのようにその利益を得る。術者レベルはローグ・レベルに等しい。
静殺者の技/Stalker Talent(Ultimate Intrigue 44ページ):ローグはヴィジランテの技を1つ選択する。この技を選択し使用する目的において、ローグはローグ・レベルにかかわらず、静殺者の流儀を持つ10レベルのヴィジランテとして扱う。ヴィジランテの技の効果を決定する際、急所攻撃はダメージを減少させた隠身打撃として扱う。言い換えれば、これはアスタリスク(*)の付記されたヴィジランテの技を急所攻撃に適用できないことを意味する。
顧問は犯罪ファミリーや様々な犯罪組織で信頼される、調停人あるいは管理者として行動する。その多くは組織の指導者の右腕としての力を捧げる。その一方で、組織とは独立して行動し、助言や専門知識を大枚をはたいたものに売ることを好むものもいる。顧問は暴力や犯罪活動に自分が手を染めないようにするものもいるが、多くは無数の強盗で構成される組織を率いて汚れ仕事に手を染めることを楽しむ。
クラス技能:顧問はクラス技能に〈知識:貴族〉を追加し、〈知識:ダンジョン探検〉を取り除く。
信頼させる振る舞い(変則)/Convincing Attitude:1レベルの時点で、顧問はボーナス特技として《説得力》を得る。2レベルの時点で、顧問は人たらしAPGのローグの技を得る(アンチェインド版ローグの場合、確実性〈交渉〉のローグの技を得る)。3レベルの時点で、顧問が〈交渉〉判定でクリーチャーの態度を変えようと試みたが5以上の差で失敗した時、クリーチャーの態度は1段階悪くなることはなく、変化しなくなる。
戦の助言(変則)/Combat Advisor:4レベルの時点で、顧問が敵に対する近接攻撃を外した時、目標から30フィート以内にいる仲間1人を指定することができる。指定した仲間は顧問の次のターンの直前までにその敵に行なった次の攻撃1回に、+1の洞察ボーナスを得る。8レベルの時点で、この洞察ボーナスは+2に増加する。
ボーナス特技(変則)/Bonus Feats:4レベル以降、顧問はローグの技を1つ得る代わりにチームワーク特技を1つ得ることを一度だけ選択できるようになる。12レベル以降、顧問はこの置き換えを何度でも選択できるようになる。
部隊長(変則)/Field Boss:10レベルの時点で、顧問は標準アクションとして、30フィート以内にいて自分の姿を見、声を聞くことのできる仲間全てにチームワーク特技を1つ与えることができるようになる。このチームワーク特技は顧問が修得しているものでなければならない。仲間はこの特技を3ラウンドに加え、顧問のローグ・レベル2毎に1ラウンドの間持続する。仲間はこの特技の前提条件を満たしている必要はない。顧問はこの特技を10レベルの時点で1日1回使用できる。1日の使用回数は以降4レベル毎に1回ずつ増加する。
この能力は10レベルの時点で得られるローグの技を置き換える。
ローグの技:以下のローグの技は顧問アーキタイプを補完する:言いくるめAPG、攻撃リーダーAPG、灰色の影、蜜のような言葉APG(アンチェインド版ローグの場合、確実性:〈はったり〉)、闇市場の人脈UC。
上級の技:以下の上級のローグの技は顧問アーキタイプを補完する:追い打ち、技能体得、御し難いUC、攻撃そらしAPG、心術破り、デマ屋UC、無意識の味方UC。
ギルド工作員は盗賊ギルドその他の闇の組織の一員だ。彼らが独立して失うのは、組織の基盤によって得られる利益以上のものだ。勧誘活動のような低層から組織の頂点に立つ人物まで、ギルド工作員は組織のすべての階層にいる。
盗賊の面子(変則)/Honor Among Thieves:ギルド工作員は加盟している盗賊ギルドを1つ指定しなければならない(組織に対する感化ルールを使用している場合、このギルドにランク1を割り当てた状態でゲームを開始する)。ギルド工作員がこのギルドを離れると、このアーキタイプから得られる能力を全て失う上、置き換え元を手に入れることもない。新しいギルドに加わるとこれらの能力を回復するが、どの程度ギルドに関わっているかによって、一度に全ての能力を回復するかもしれないし、時間をかけて徐々に回復するかもしれない。複数の場所でギルドが活動している場合でも、ギルド工作員は自分が主に活動する拠点を1つ選択しなければならない。
ギルドとのつながり(変則)/Guild Connections:2レベルの時点で、ギルド工作員は闇市場の人脈UCのローグの技を得る。さらに、ギルド工作員はギルドにその地域の状況についての情報を得ることで、〈知識:地域〉判定と情報収集のための〈交渉〉判定にローグ・レベルに等しいボーナスを得る。ただし、これらの情報は、ギルド工作員の拠点によるものに限られる。
4レベルの時点で、ギルド工作員は事情通のヴィジランテの社交の技を得る。この能力の効果を決定するにあたり、ギルドハウスの拠点に対して高名を持つものとして扱う。
上役風(変則)/Pull Rank:8レベルの時点で、ギルド工作員は下位の組合員に仕事を手伝うように命令できるほどの地位を確立する。ギルド工作員が呼び出せる下位の組合員のレベルと数は、《統率力》特技を有している時に得られる従者と同様である(ギルドの建物を所持していることにより、+2のボーナスがつく)。ただし、その数の上限はローグ・レベルに等しい。ギルド工作員が《統率力》特技を有しているなら、通常の2倍の数の従者を得る。favorを消費するなら、組織に対する感化における"チームを率いる"の利益を組み合わせ、別の仕事に割り振るための下位の組合員をさらに得ることもできる。ギルド工作員が下位の組合員を無慈悲に扱い、その結果殺すことがあるたびに、ギルドの影響力を1以上失う。
この能力は身かわし強化を置き換える(訳注:おそらく直感回避強化の誤記)。
犯罪の黒幕(変則)/Criminal Mastermind:20レベルの時点で、極めて強力なギルドに所属していない限り、ギルド工作員はギルドを背景にした本当の権力者となる。ギルド工作員はある犯罪に関する通り名(「銀の影」など)による世界規模の影響力を作り上げ、どこであれ犯罪組織や秩序を維持する組織に知られた存在となる。これは高名のヴィジランテの社交の技と同様に機能するが、以下の点が異なる。この効果はギルド工作員の活動拠点である大陸にある全ての町と都市に適用される。ただし、ギルド工作員が指定した特定の居住区1つは対象から外される。ギルド工作員は人格を1つしか持たない。そのため(社交の人格の間だけではなく)常に、犯罪者や裏社会の住人に対してはギルド工作員に対する態度が協力的に1段階近いものとして扱い、いかなる相手に対しても、(ヴィジランテのように不羈の人格の間だけではなく)常に〈威圧〉判定へのボーナスは適用される。
ローグの技:以下のローグの技はギルド工作員アーキタイプを補完する:攻撃リーダーAPG、逃走の名人UC(アンチェインド版ローグの場合、加えて確実性)。
上級の技:以下の上級のローグの技はギルド工作員アーキタイプを補完する:追い打ち、狩人の奇襲APG、技能体得、デマ屋UC、逃走の達人UC。
隠身術、発想力、綿密に計画された盗みや犯罪で悪名高い計画強盗は、守られた場所に侵入し、価値あるものを盗み、見つかることなく逃げ去る達人だ。計画強盗はしばしば犯罪組織、犯罪ファミリー、違法行為に手を染める裕福な人物に工作員として関わる。それらに所属していることもあれば、独立していることもある。
錠前破り(変則)/Rum Dubber:2レベルの時点で、計画強盗が盗賊道具なしで解錠を試みる際、難易度は10ではなく2だけ増加するようになる。
イタチの品格(変則)/Ferret's Grace:4レベルの時点で、計画強盗はボーナス特技として《忍びの技》を得る。加えて、計画強盗は狭い空間を無理やり通り抜けられるか(Pathfinder RPG Core Rulebook 193~194ページ)どうか判断する際、サイズが1段階小さいものとして扱う。最後に、計画強盗が頭は通り抜けられるが肩は通り抜けられないような狭い場所を通り抜ける(Core Rulebook95~96ページ)ために〈脱出術〉を使用する際、難易度は30ではなく20になる。
この能力は直感回避と、4レベルの時点で得られるローグの技を置き換える。
見えざるもの(変則)/Unseen:8レベルの時点で、計画強盗は地下や都市で隠れる達人となる。監視されていたとしても、計画強盗は地下や都市で隠れるために〈隠密〉を使用することができる。加えて、計画強盗は地形体得UCのローグの技を2回獲得する。一方は都市、もう一方は地下である。
この能力は直感回避強化と、8レベルの時点で得られるローグの技を置き換える。
ローグの技:以下のローグの技は計画強盗アーキタイプを補完する:高速隠密、高速撤退APG、迅速解除、素早き解錠APG、跳躍の達人APG、逃走の名人UC、屋根歩き(アンチェインド版ローグの場合、加えて確実性)。
上級の技:以下の上級のローグの技は計画強盗アーキタイプを補完する:技能体得、高速軽業APG、精神秘匿、逃走の達人UC(アンチェインド版ローグの場合、加えて超越技能追加)。
変装の達人は、自分の技術を触れ回って評判を築き上げることになんの価値も見出さない。そんなことより、敵に本当の正体を知らせないことで、不運や仕事の失敗を避けられると信じている。
見事な役者(変則)/Consummate Actor:変装の達人は全ての〈変装〉判定と、〈変装〉を使用している間にそのキャラクターのふりをするために行う〈はったり〉判定に、ローグ・レベルの半分(最低1)を加える。2レベルの時点で、変装の達人は迅速なる変装APGのローグの技を得る。変装の達人はこの能力においてさえ、通常の2倍の速度で変装することができる(変装の達人はちょっとした変更のみによる変装を標準アクションで行える)。
この能力は罠探しと、2レベルの時点で得られるローグの技を置き換える。
変装の極致(変則)/Grandmaster of Disguise:10レベルの時点で、変装の達人は変装の達人APGの上級のローグの技を得る。変装の達人はこの技を1日に何度でも使用できる。このボーナスを得るために実際に変装を行う必要があるため、このボーナスはオルター・セルフやディスガイズ・セルフのようなボーナスとは累積しない。しかし、魔法の効果によるものではないため、魔法による調査を受けた場合にはずっと頼りになる。
この能力は10レベルの時点で得られるローグの技を置き換える。
ローグの技:以下のローグの技は変装の達人アーキタイプを補完する:曖昧な語りARG、偽りの友ARG、下級魔法使用、語り盗みARG、木の葉隠れAPG、上級魔法使用、灰色の影。
上級の技:以下の上級のローグの技は変装の達人アーキタイプを補完する:技能体得、御し難いUC、心術破り、精神秘匿、無意識の味方UC。
盗賊紳士や盗賊淑女としても知られる怪盗は、多くの悪党のような困難な生活の苦しみを知らない。彼らは上流階級出身で、華美な生活に飽き飽きしながら成長した。そしてスリルを求めて大胆な技術と犯罪を行う。怪盗はお金を必要としない。だから興奮を求めて現住な宝物庫に侵入し、その場所を荒らすのではなくカードを残すこともある。
細やかな勉強(変則)/Refined Education:怪盗は〈騎乗〉、〈呪文学〉、〈生存〉、〈知識:全て〉、〈動物使い〉をクラス技能に加える。さらに、怪盗はローグから得るクラス技能を1つ選択し、その技能を使用する全ての技能判定にローグ・レベルの半分を加える。3レベルの時点と以降2レベル毎に、怪盗はローグから得るクラス技能から追加で1つを選択し、その技能を称する全ての技能判定にもローグ・レベルの半分を加えられるようになる。4レベル以降、怪盗がアンチェインド版ローグであるならば、怪盗はこの能力で選択した技能全てについて超越技能による技能解放を得る(通常は5レベル毎に技能1つを選択する)。加えて、怪盗は技能解放の効果を決定する際、ランクにローグ・レベルの半分を加える。そのため、7レベルのローグ(怪盗)が選択した技能に7ランクを割り振っていたなら、10ランクを有しているかのように扱い、2つ目の技能解放の利益を得る。
この能力はローグのクラス技能を変更し、急所攻撃と罠探しを置き換える。アンチェインド版ローグの場合、さらに超越技能を変更し、妨げの傷を置き換える。
広範な勉強(変則)/Broad Education:怪盗は武術と魔術の進歩に遅れないように、両方の知識を優れた講師から広範に学ぶ。それは技能についても同様だ。怪盗は下級魔法使用、上級魔法使用、戦闘技術のローグの技を任意の回数修得できる。また、ローグの技として《技能熟練》を選択し修得できるようになる。この技も何度でも修得できる。最後に、怪盗はローグの技としてヴィジランテの社交の技を修得できる。ただし、優美なる技術と、自身が職人や専門家でなければならない社交の技をこの能力で修得することはできない。ヴィジランテの社交の技の効果を決定する際、怪盗は不羈の人格を持っておらず、つねに社交の人格であるものとして扱う。
社交中の違和感(変則)/Social Sense:3レベルの時点で、怪盗の社交における第六感は社交的な状況での危険を避けるために研ぎ澄まされ、状況が一転した時に最初に行動できるようになる。怪盗は敵からの不意討ちに気づくための〈真意看破〉判定、敵に不意討ちを行うための〈はったり〉判定、不意討ちが起きるかどうかを決定するために〈真意看破〉あるいは〈はったり〉判定を行なった不意討ちラウンドにおけるイニシアチブ判定に、+1のボーナスを得る。このボーナスは3レベルの時点と、以降3レベル毎に1ずつ上昇する(訳注:おそらく"3レベルの時点と"は誤記)。
万能(変則)/Master of All:20レベルの時点で、怪盗は自分が修得済みであるクラス技能を再ロールできるようになる。たとえ元の結果より悪くなったとしても、再ロールした結果を使用しなければならない。怪盗はこの能力を1分に1回使用できる。
ローグの技:以下のローグの技は怪盗アーキタイプを補完する:下級魔法使用、戦闘技術、上級魔法使用(アンチェインド版ローグの場合、加えて確実性)。
上級の技:以下の上級のローグの技は怪盗アーキタイプを補完する:技能体得、精神秘匿、デマ屋UC、特技(アンチェインド版ローグの場合、加えて超越技能追加)。
偸盗(ちゅうとう)は詐術と策略を使って、貴重品を持ち主から手放させる。彼らは病的なほどに危険を犯すことを好む。その計画が単純で大胆であることを理由に、自分たちが単なる強盗ではなく芸術家であるとうそぶく。偸盗の多くは自分をロマンを求める存在だと考えており、いついかなる時も権威を覆す、機知に富み運に支えられた、生き生きとした勇敢な悪党のイメージを自分に投射する。
詐術(変則)/Scam Artist:偸盗は〈手先の早業〉と〈はったり〉の判定に、ローグ・レベルの半分(最低+1)に等しいボーナスを得る。
手癖(変則)/Sticky Fingers:2レベルの時点で、偸盗は《盗み取り強化》APGをボーナス特技として得る。6レベルの時点で、偸盗は《上級盗み取り》APGをボーナス特技として得る。8レベルの時点で、偸盗は《迅速な盗み取り》APGをボーナス特技として得る。偸盗がこれらの特技を得る際、前提条件を満たしている必要はない。
この能力は2レベル、6レベル、8レベルの時点で得られるローグの技を置き換える。
悪運(超常)/Lucky Save:3レベルの時点で、偸盗の機転でさえもまずい状況を打破できない場合でも、その運だけでその状況を切り抜けられる可能性が高まるようになる。偸盗は全てのセーヴィング・スローに+1の幸運ボーナスを得る。このボーナスは9レベルの時点で+2に、15レベルの時点で+3に増加する。
大胆な自信過剰(変則)/Audacious Overconfidence:4レベルの時点で、攻撃ロール、技能判定、セーヴィング・スローに失敗した後、偸盗はそれを再ロールできるようになる。ただしそうする場合、以降24時間の間、セーヴィング・スローに得ている幸運ボーナスを1だけ減少させなければならない。偸盗は4レベルの時点でこの能力を1日に1回使用できる。10レベルの時点と16レベルの時点で、この能力の1日の使用回数が1回ずつ増加する。この幸運ボーナスの減少は互いに累積する。
この能力は4レベル、10レベル、16レベルで得られるローグの技を置き換える。
ローグの技:以下のローグの技は偸盗アーキタイプを補完する:曖昧な語りARG、偽りの友ARG、偽りの従属、語り盗みARG、器用な掌UC、素早き指APG、灰色の影、迫真の嘘UC、人たらしAPG、蜜のような言葉APG(アンチェインド版ローグの場合、加えて確実性)。
上級の技:以下の上級のローグの技は偸盗アーキタイプを補完する:技能体得、攻撃そらしAPG、精神秘匿、打撃のいなし、また今度APG、身かわし強化(アンチェインド版ローグの場合、加えて超越技能追加)。
裏探偵は裏社会の探偵だ。彼らは情報屋として行動し、調査、ごまかし、脅しによって情報を集め、個人の秘密を売り買いする。
閃き(変則)/Inspiration:1レベルの時点で、裏探偵はインヴェスティゲーターの閃きクラス能力(Pathfinder RPG Advanced Class Guide 31)に似た能力を得る。裏探偵はローグ・レベルの半分+【知力】修正値に等しい閃きプール(最低1)を持っている。インヴェスティゲーターとは異なり、裏探偵は閃きを技能判定にのみ使用でき、攻撃ロールやセーヴィング・スローには使用できない。この点を除き、この能力は同名のインヴェスティゲーターのクラス能力と同じものとして扱う。
インヴェスティゲーターの技(変則)/Investigator Talents:2レベルの時点以降、新しいローグの技を選択する際、裏探偵は代わりに以下のインヴェスティゲーターの技(Advanced Class Guide 32~33)から1つを選んで修得することができる。写真記憶、覚り、意図隠蔽、閃きによる即応、士気をくじく閃き、魔法のアイテムの知識、暗黒街の閃き。これらの技における有効インヴェスティゲーター・レベルは、ローグ・レベルに等しい。依然として裏探偵は閃きを攻撃ロールやセーヴィング・スローには使用できない。そのため、例えば意図隠蔽の2つ目の使用方法を使うことはできない。
裏探偵のやり方(変則)/Uncanny Snoop:4レベルの時点で、裏探偵は情報を得る目的で相手を脅すために行う〈威圧〉判定に+2のボーナスを得る。言いくるめAPGのローグの技を有している場合、このボーナスは同様の目的で使用する〈交渉〉と〈はったり〉にも適用される。加えて、裏探偵は他人の嘘を見破るための〈真意看破〉判定に+2のボーナスを得る。8レベルの時点で、これらのボーナスは+4に増加する。
噂の達人(変則)/Master of Whispers:8レベルの時点で、裏探偵はデマ屋UCの上級のローグの技を修得する。
ローグの技:以下のローグの技は裏探偵アーキタイプを補完する:言いくるめAPG、高速隠密、強い印象APG、手がかりを追えAPG、闇市場の人脈UC(アンチェインド版ローグの場合、加えて確実性)。
上級の技:以下の上級のローグの技は裏探偵アーキタイプを補完する:技能体得、御し難いUC、熟慮による再検討APG、精神秘匿(アンチェインド版ローグの場合、加えて超越技能追加)。