Pathfinder Roleplaying Gameの基本クラスは、それぞれ無数のキャラクターの基盤となるべくデザインされている。基本コンセプトの中には、無数の多様性が存在しうる。それらのいくつかは既存クラスにあまりに近しいためにそれ自身を完全な基本クラスにすることはできないものの、アーキタイプ――クラスが注力する部分に手を入れるため、与えられたクラスのクラス特徴のいくつかを置き換えるもの――となるだけの力を見せてくれる。本章では、本書で追加された新しいクラスの全てについて、新しいアーキタイプや他の選択肢を掲載している。本章の特技や呪文のうち、アスタリスク(*)が付記されているものはOccult Adventuresに掲載されているものだ。
アーキタイプに掲載される代替クラス特徴は、それぞれ基本クラスの特定のクラス特徴の1つ以上を置き換えたり変更したりする。
アーキタイプに複数の代替クラス特徴が存在する場合、キャラクターはそれらの全てを修得し、それらを別の選択肢に置き換えることになる――標準のクラス特徴をえることさえできなくなることもしばしばだ。基本クラスの全てのクラス特徴がアーキタイプの代替クラス特徴で言及されていない場合、適切なクラスにキャラクターが到達すれば変更のないクラス特徴は通常通り修得することになる。代替クラス特徴が基本クラス特徴を置き換える場合、前提条件や必要条件を考慮する際、アーキタイプはそれらの基本クラス特徴を有しているとは見なされない。逆に、代替クラス特徴が既存のクラス特徴を変更する場合、例え名前が変わっていたとしても、前提条件や必要条件を考慮する際に基本クラス特徴を有していると見なされる。
キャラクターは複数のアーキタイプを保持することができるが、代替クラス特徴のどれ一つとして、基本クラスの同じクラス特徴を置き換えたり変更することはできない。
クラス特徴が成長していくものの場合(ファイターの武器修練やレンジャーの得意な敵など)、その全てが置き換えられることもあれば、一部だけが置き換えられることもある。通常、代替クラス特徴は元のクラス特徴とその成長全てを置き換える。例えば、クラス特徴が特別なボーナスに言及することなく罠感知を置き換える場合、罠感知全てを置き換える。
代替クラス特徴がクラス特徴の成長の一部を置き換える場合、次にキャラクターがその能力の成長を得る際の新しい成長は、アーキタイプによって置き換えられた低レベルの能力として扱われ、連続した成長は適した形に調整される。例えば、バーバリアンの3レベルの罠感知+1が置き換えられた場合、バーバリアンは6レベルの時点で罠感知+1を、9レベルの時点で罠感知+2を、以後同様に得ていく。
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