後述の各派閥ごとに新しく追加された5つの特徴を、Pathfinder Society Organized Playにおけるキャンペーン特徴と考えること。キャラクター作成時に、所属している派閥の特徴一覧から1つの特徴を選択できる。また、君はもう1つの特徴を使用可能なリソースから選択してもかまわない。
君の両親は君が幼いころにエラスティルの祝福を授け、いまや君は弓の天才となった。
利益:君がロングボウかショートボウを使用しているとき、第二射程距離までペナルティを受けずに攻撃できる。また、君は常に(君の選択した)どちらかの武器について《習熟》しているものとみなされる。
君の一族は長い間暴君と戦いを繰り広げており、若いころからゲリラ戦について多くのことを学んだ。
利益:君は〈隠密〉判定と不意討ちラウンドでの攻撃ロールに+1の特徴ボーナスを獲得する。
君は船上で生まれ、アンドーラン海軍の船員と肩を並べて戦う術を学んだ。
利益:水上に浮かぶあらゆる船の上で行う〈軽業〉と〈登攀〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得する。この技能のうち(君の選択した)どちらか1つは常にクラス技能として扱われる。
君の一族は皆誇り高く有名な探検家であり、君もまた生まれついてのウェイファインダーである。
利益:君は〈生存〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得し、〈生存〉技能は常にクラス技能となる。
君には堅固な自我が備わっており、精神支配に対する抵抗力を有している。
利益:君は心術や心術効果に対するセーヴィング・スローに+1の特徴ボーナスを獲得する。
君の一族は流れて定まらぬ残忍な砂の上を長いこと彷徨い続けたため、君は容赦の無い砂漠の過酷な怒りを恐れなくなった。
利益:君は暑さによる非致傷ダメージに耐えるための頑健セーヴに+4の特徴ボーナスを獲得する。また、魔法によるものではない砂地を通常の地形であるかのように移動することができる。
君の祖先はネサス(魔法を司る真なる中立の神格)を奉じ、敬意を払ってきたため彼らの子孫は直観に特別な才能を授かった。
利益:1日に1回、君は全ての〈知識〉判定に+2の特徴ボーナスを獲得することができる。さらに、選択した1つの〈知識〉技能が常にクラス技能として扱われる。
君は、アンデッドは恐れるべきものではないと信じて育てられた――彼らは君の誇るべき先祖の命なき名残りなのだ。
利益:1日に1回、君は自分自身に命なきもののオーラをまとわせることができる。ちょうどハイド・フロム・アンデッドの呪文を使用した場合と同様に、君が働きかけない限り、知性を持たないアンデッドは君を無視する。この防護は君のキャラクター・レベル2につき1ラウンド持続する。もし君がアンデッドに対して攻撃的なアクションを行った場合、即座にこの効果は終了する。これは超常能力である。
幼い頃、君はミイラの破滅的な呪いを受けたが、生き残ることができた。
利益:君は病気と呪いに対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを獲得する。
君はオシーリオンの地下墓地や古代の墳墓の探索に人生のほぼ全てを費やしてきた。
利益:君は〈知覚〉と〈知識:ダンジョン探検〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得し、そのどちらか(君が選択した技能)を常にクラス技能として扱う。
君の一族は長い間、誇り高い伝統として強盗と窃盗を生業としてきており、君はその伝統の結実である。
利益:君は〈装置無力化〉と〈手先の早業〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得し、そのどちらか(君が選択した技能)を常にクラス技能として扱う。
君の動作は洗練されており、素早く静かである。君の敵はしばしばその静けさと速度に気付かないことがある。
利益:〈隠密〉技能を通常移動速度で使用する際、-5のペナルティを受けない。
君はカシール Katheer(カディーラの首都)にある秘密戦闘教練所で、戦闘中に迅速に動き回る術を学んだ。
利益:君は素早く敵の懐に入り込むか、迅速に間合いの外に出ることによって機会攻撃に対するアーマー・クラスに+1の回避ボーナスを獲得する。他のほとんどのボーナスと異なり、回避ボーナスはお互いに累積する。
君は幼い子供だった頃からずっと、いくつかの東部地域に伝わる古代の秘術の業を学んできた。そしてこの研究のおかげで、君の呪文発動能力は、時折非常に逆らいがたいものとなるのだ。
利益:1日1回、君が使用したセーヴィング・スローを要求する呪文を1つ選択し、セーヴ難易度を2上昇させることができる。
君の一族は馬上戦闘に熟達しており、この珍しい戦闘技術をマスターしている。
利益:君は〈騎乗〉判定に+2の特徴ボーナスを獲得し、〈騎乗〉技能は常にクラス技能となる。
君は高位の悪魔の顕(しるし)を帯びている。それを見た生き物は、どれほど凶悪であっても君に逆らう前によく考えるだろう。
利益:君は悪の副種別を持つ来訪者に対する〈はったり〉、〈交渉〉、〈威圧〉、〈真意看破〉判定に+2の特徴ボーナスを獲得する。
君が子供だったころ、君の家族はピット・フィーンドとエリニュスに日常的に謁見を行っていた。その結果、君はほとんどの人間より上手く人々を操る術を学んだ。
利益:君は〈交渉〉と〈真意看破〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得し、そのどちらか(君が選択した技能)を常にクラス技能として扱う。
君は長年を召喚技術の研究に費やし、この複雑で繊細なわざについて、独自の知識を獲得した。
利益:1日1回、召喚術系統の呪文を使用する際に、持続時間を決定する際、君の術者レベルは+2したものとして計算する。
生まれる前に君の両親が地獄の悪魔と交わした契約により、君は炎を呼び出すことができる。
利益:1日1回、君は即行アクションとして炎を召喚し、保持している1つの武器に炎をまとわせることができる。この炎は君の【魅力】修正に等しいラウンドの間持続し、1ポイントの追加[火炎]ダメージを与える。この炎は、松明と同じ明かりを放つ。これは超常能力である。
君の裡には暗い飢えが潜み、君や君の仲間が敵を殺害するたびに歓喜に震える。
利益:1日に1回、君は即行アクションとして君が直近で殺害した敵のヒット・ダイスに等しい一時的ヒット・ポイントを獲得することができる。これは超常能力である。この一時的ヒット・ポイントは1分間持続する。
君の一族には終わりの無い確執が満ちており、君は自分が軽んじられることを決して許すことができない。
利益:君は前のラウンドで自分にダメージを与えた、隣接している1体の目標に対するダメージ・ロールに+1の特徴ボーナスを獲得する。
君の尊大な振る舞いは、しばしば周囲の者を遠ざける。
利益:1日に1回、全ラウンド・アクションとして、君は自分の戦闘の才能を誇示することで隣接した敵の心を乱そうと試みることができる。君に隣接している全ての敵は意志セーヴ(難易度は10+君のレベルの1/2+君の【魅力】修正値)を行ない、失敗したら怯え状態となる。この状態は1ラウンド持続する。
若い頃、君はOpparaの前衛的な劇場の舞台を学んだ。君のパフォーマンス技術は、最も気難しい観客たちの足を劇場に向けさせることで有名だ。
利益:君は選択した1種類の〈芸能〉技能に+1の特徴ボーナスを獲得する。このボーナスは、現金収入を得るために使用する際は+5に上昇する。
君は青春時代をOppara(訳注:タルドールの首都)の伊達者として過ごし、ファッションを用いて君の知人を利用するコツを学んだ。
利益:君が80gp以上の価値を持つ衣類や宝石を身に着けている限り、君は〈はったり〉、〈交渉〉、〈真意看破〉判定に+1の特徴ボーナスを獲得する。この技能のうち(君の選択した)1つは常にクラス技能として扱われる。
若い頃、君は数え切れないほどの時間を決闘の技――君のフェイントを、独りの敵を打ち破るために集中する――を磨き上げることに費やした。
利益:君が隣接している敵が1体だけである場合、アーマー・クラスに+1の特徴ボーナスを獲得する。このボーナスは接触攻撃に対してや【敏捷力】ボーナスを失っている場合には効果を発揮しない。