言葉少なな男クローウェは内に常に荒れ狂っている怒りを秘めており、戦場でのみそれを解き放つ。
男性の人間風の元素ブラッドレイジャー1
混沌にして中立/中型の人型生物(人間)
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+4
アーマー・クラス 17、接触11、立ちすくみ16(+6鎧、+1【敏】)
ヒット・ポイント 13(1d10+3)
頑健 +4、 反応 +1、 意志 +0
移動速度 30フィート
近接 アース・ブレイカーUE+5(2d6+6/×3)
遠隔 スリング+2(1d4+4)
特殊攻撃 血脈の力(元素の打撃)、血の激怒(6ラウンド/日)
血の激怒の性能 血の激怒の時、君の性能はアーマー・クラス15、接触9、立ちすくみ14、 ヒット・ポイント 15、 頑健 +6、 意志 +2; 近接 アース・ブレイカー+7(2d6+9/×3); 遠隔 スリング+2(1d4+6); 【筋】22、 【耐】18; 戦技ボーナス +8
疲労時の性能 疲労時、君の性能はイニシアチブ+0; アーマー・クラス 16、接触10、立ちすくみ15、 反応 +0; 近接 アース・ブレイカー+4(2d6+4/×3); 遠隔 スリング+1(1d4+3); 【筋】16、 【敏】10; 戦技ボーナス +5; 戦技防御値 14; 技能 〈軽業〉-1
【筋】18、 【敏】12、 【耐】14、 【知】8、 【判】10、 【魅】14
基本攻撃 +1; 戦技ボーナス +6; 戦技防御値 16
特技 《狂乱集中》APG、《強打》
技能 〈軽業〉+0、〈威圧〉+7、〈知覚〉+4、〈生存〉+4; 防具による判定ペナルティ -5
特徴 〔風に触れし者〕、〔軍事教育〕HoG
言語 共通語、ショアント語
その他の特殊能力 血脈(元素[風])、高速移動
戦闘用装着品 強酸、ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ; 他の装着品 フォーミラー・アーマーUE、アース・ブレイカー、スリングと10ブリット、背負袋、水袋、1GP、9SP
〔風に触れし者〕 クローウェは(風)の副種別、副系統を持つ全てのクリーチャーと攻撃に対しダメージ減少1/―を得る。
血の激怒 クローウェは1日に6ラウンドまで血の激怒に入って血の激怒の性能を使用できる。彼は、忍耐力あるいは集中を要求する能力、【知】技能、〈威圧〉を除く【魅】技能、そして〈軽業〉、〈飛行〉、〈騎乗〉を除く【敏】技能を使用できない。ひと度血の激怒が終了すると、クローウェはその血の激怒をしたラウンド数の倍のラウンド疲労状態になり、疲労状態あるいは過労状態の間再び血の激怒に入れない。
元素の打撃 1日に3回即行アクションとして、クローウェは1ラウンドの間自身の攻撃全てに1d6の追加の[雷撃]ダメージを生じさせられる。
《狂乱集中》 クローウェの毎ラウンドの最初の攻撃は《強打》からペナルティを受けない。
《強打》 クローウェはアース・ブレイカーでの命中に-1のペナルティを受けることでダメージに+3できる。
キュア・ライト・ウーンズ クローウェのポーションは飲んだ者を1d8+1ダメージだけ治癒する。
クローウェが最初の馬集めへの旅立ちを待つ若者だった頃、彼は5週間の間毎晩同じ夢を見た。毎回嵐が来た。毎回猛る草食獣の群れが渓谷から南方へと雪崩込んだ。毎回彼の肉体が蹂躙されて肉塊になってから汗だくで目を覚ました。
がっちりした体格へと成長するにつれ、クローウェは先祖の武器を訓練し、人々と彼らの生き方を守るやり方を学んでいった。クローウェはクラールを学習し、アース・ブレイカーを会得し、自然世界と母が追求した魔法のやり方も研究した。指導の間中、彼は古老に挑み、記憶の中の珍しくない欠落に悩まされ、多くの者が彼の両親に彼の短気を非難した。
クローウェは未だ長旅するには若すぎると考えられていたが、父は息子にとっての最初の馬集めに息子を連れていけば、この少年に試練を教えられるだろうと決心した。クローウェの忍耐力を試す為、父はこの若者を馬を捕まえさせに渓谷の入り口へと送り出した。
クローウェは平坦な暗褐色の岩の上で屈み、恐怖に震えた。聞こえるのは嵐のみであり、鼓膜の中で劈く、低音の、響き渡る轟音だった。耳の中での雷音の轟きは変化した。それは単なる内的なものではなかった; 渓谷中に反響していた。そして嵐が起きた。雷鳴が渓谷に轟き響き、白く閃く雷光がその錆色の岩壁を染め上げた。
嵐が通り過ぎた後、クローウェは目覚め、彼用の箱に座って彼の顔をはたき、「彼の周辺にばらまかれたこの災厄はクローウェが原因だ」と主張している従兄弟を目にした。1ダースを超える数の馬が死に伏せており、狩猟部隊の半分が川底の中で踏み潰されている。彼らは、クローウェに責任があると言った。彼らは、嵐は来ていなかったと言った。彼らは、彼がそれをやったのだと言った。血で滑り、混乱し、羞恥心で満たされた彼は夜を徹して転げ進んだ。クローウェの新しい人生の夜が明けた――伝統という重みのない、恐怖に凍える人生の。
「雷光の閃きを味わうと良い、続いて聞こえる雷鳴がお前の耳にする最後の音になるのだから。」
言葉少なな男クローウェは内に常に荒れ狂っている怒りを秘めており、戦場でのみそれを解き放つ。
男性の人間風の元素ブラッドレイジャー4
混沌にして中立/中型の人型生物(人間)
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+7
アーマー・クラス 18、接触12、立ちすくみ17(+6鎧、+1【敏】、+1反発)
ヒット・ポイント 40(4d10+12)
頑健 +7、 反応 +3、 意志 +2
防御的能力 血の庇護、直感回避
移動速度 30フィート
近接 +1アース・ブレイカーUE+9(2d6+7/×3)
遠隔 スリング+5(1d4+4)
特殊攻撃 血脈の力(元素の打撃)、血の激怒(12ラウンド/日)
ブラッドレイジャー修得呪文 (術者レベル4; 精神集中+6)
1レベル(2回/日)―エンラージ・パースン、シールド
血の激怒の性能 血の激怒の時、君の性能はアーマー・クラス 16、接触10、立ちすくみ15、 ヒット・ポイント 52、 頑健 +10、 意志 +4; 抵抗 [雷撃]10; 近接 +1アース・ブレイカー+11(2d6+10/×3); 遠隔 スリング+5(1d4+6); 【筋】22、 【耐】21; 戦技ボーナス +11; 技能 〈登攀〉+7、〈騎乗〉+1、〈水泳〉+7。
疲労時の性能 疲労時、君の性能はイニシアチブ +0; アーマー・クラス 17、接触11、立ちすくみ16、 反応 +2; 近接 +1アース・ブレイカー+8(2d6+5/×3); 遠隔 スリング+4(1d4+3); 【筋】16、 【敏】10; 戦技ボーナス +8; 戦技防御値 18; 技能 〈軽業〉+4、〈登攀〉+4、〈水泳〉+4
【筋】18、 【敏】12、 【耐】15、 【知】8、 【判】10、 【魅】14
基本攻撃 +4; 戦技ボーナス +9; 戦技防御値 20
特技 《物質要素省略》、《狂乱集中》APG、《強打》、《激怒による活力》APG
技能 〈軽業〉+5、〈登攀〉+5、〈動物使い〉+6、〈威圧〉+7、〈知識:神秘学〉+3、〈知覚〉+7、〈騎乗〉+2、〈呪文学〉+3、〈生存〉+4、〈水泳〉+5; 防具による判定ペナルティ -3
特徴 〔風に触れし者〕、〔軍事教育〕HoG
言語 共通語、ショアント語
その他の特殊能力 血脈(元素[風])、高速移動
戦闘用装着品 強酸、錬金術師の火(2)、ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ; 他の装着品 高品質ブレストプレート、+1アース・ブレイカー、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+1、ワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(10チャージ)、スリングと10ブリット、背負袋、水袋、56GP、9SP
〔風に触れし者〕 クローウェは(風)の副種別、副系統を持つ全てのクリーチャーと攻撃に対しダメージ減少1/―を得る。
血の呪文発動 クローウェは血の激怒中にブラッドレイジャー呪文を発動できる。防御的発動も、そうした呪文の精神集中さえできる。
血の庇護 クローウェは自分と仲間の攻撃に対するセーヴに+2のボーナスを受ける。
血の激怒 クローウェは1日に12ラウンドまで血の激怒に入って血の激怒の性能を使用できる。彼は、忍耐力あるいは集中を要求する能力、【知】技能、〈威圧〉を除く【魅】技能、そして〈軽業〉、〈飛行〉、〈騎乗〉を除く【敏】技能を使用できない。ひと度血の激怒が終了すると、クローウェはその血の激怒をしたラウンド数の倍のラウンド疲労状態になり、疲労状態あるいは過労状態の間再び血の激怒に入れない。
元素の打撃 1日に3回即行アクションとして、クローウェは1ラウンドの間自身の攻撃全てに1d6の追加の[雷撃]ダメージを生じさせられる。
《狂乱集中》 クローウェの毎ラウンドの最初の攻撃は《強打》からペナルティを受けない。
《強打》 クローウェはアース・ブレイカーでの命中に-2のペナルティを受けることでダメージに+6できる。
《激怒による活力》 クローウェは気絶状態の時でさえ血の激怒を持続できる。
直感回避 クローウェは戦闘で行動する前にあるいは不可視の相手に対して、【敏】ボーナスを否定されない。
クローウェが最初の馬集めへの旅立ちを待つ若者だった頃、彼は毎晩嵐の夢を見た、自身の暴力的な憤怒の度に聞いた嵐の夢を。部族の一部の者はこれは単に彼の非行の言い訳だろうと考えた。クローウェに忍耐を教える為、父はこの息子を馬集めに連れて行き、馬を捕まえさせにこの若者を渓谷の入り口へと送り出した。クローウェは平坦な暗褐色の岩の上で屈み、恐怖に震えた。聞こえるのは嵐のみであり、鼓膜の中で劈く、低音の、響き渡る轟音だった。
嵐が過ぎると、クローウェは従兄弟がクローウェの箱に座って彼の箱をはたき、周辺の災厄全ては彼が原因だと主張しているのに気付いた――嵐などなかったと。1ダースを超える数の馬が死に伏せており、狩猟部隊の半分が川底の中で踏み潰されている。血で滑り、混乱し、羞恥心で満たされた彼は夜を徹して転げ進んだ。クローウェの新しい人生の夜が明けた――伝統という重みのない、恐怖に凍える人生の。
「雷光の閃きを味わうと良い、続いて聞こえる雷鳴がお前の耳にする最後の音になるのだから。」
言葉少なな男クローウェは内に常に荒れ狂っている怒りを秘めており、戦場でのみそれを解き放つ。
男性の人間風の元素ブラッドレイジャー7
混沌にして中立/中型の人型生物(人間)
イニシアチブ +1; 感覚 〈知覚〉+10
アーマー・クラス 18、接触12、立ちすくみ17(+6鎧、+1【敏】、+1反発)
ヒット・ポイント 74(7d10+28)
頑健 +8、 反応 +4、 意志 +5
防御的能力 血の庇護、直感回避強化、直感回避; ダメージ減少 1/―
移動速度 40フィート
近接 +1フューリアス・アース・ブレイカーUE+14/+9(2d6+8/×3)
遠隔 高品質コンポジット・ロングボウ+9(1d8+5)
特殊攻撃 血脈の力(元素の打撃)、血の激怒(18ラウンド/日)
ブラッドレイジャー修得呪文 (術者レベル7; 精神集中+9)
2レベル(2回/日)―グリッターダスト(難易度14)、ミラー・イメージ
1レベル(2回/日)―バーニング・ハンズ([雷撃]ダメージ、難易度13)、エンラージ・パースン、エクスペディシャス・リトリート、プロテクション・フロム・イーヴル、シールド
血の激怒の性能 血の激怒の時、君の性能はアーマー・クラス 16、接触10、立ちすくみ15、 ヒット・ポイント 95、 頑健 +11、 意志 +7; 抵抗 [雷撃]10; 近接 +1フューリアス・アース・ブレイカー+18/+13(2d6+13/×3); 遠隔 高品質コンポジット・ロングボウ+9(1d8+5); 【筋】24、 【耐】21; 戦技ボーナス +15; 技能 〈登攀〉+10、〈水泳〉+10。
疲労時の性能 疲労時、君の性能はイニシアチブ +0; アーマー・クラス 17、接触11、立ちすくみ16、 反応 +3; 近接 +1フューリアス・アース・ブレイカー+13/+8(2d6+7/×3); 遠隔 高品質コンポジット・ロングボウ+6(1d8+4); 【筋】18、 【敏】10; 戦技ボーナス +12; 戦技防御値 22; 技能 〈軽業〉+9、〈登攀〉+7、〈騎乗〉+3、〈水泳〉+7
【筋】20、 【敏】12、 【耐】15、 【知】8、 【判】10、 【魅】14
基本攻撃 +7; 戦技ボーナス +13; 戦技防御値 24
特技 《物質要素省略》、《狂乱集中》APG、《鋼の意志》、《強打》、《激怒による活力》APG、《追加HP》、《武器熟練:アース・ブレイカー》
技能 〈軽業〉+10、〈登攀〉+8、〈動物使い〉+6、〈威圧〉+13、〈知識:神秘学〉+3、〈知覚〉+10、〈騎乗〉+4、〈呪文学〉+3、〈生存〉+4、〈水泳〉+8; 防具による判定ペナルティ -1
特徴 〔風に触れし者〕、〔軍事教育〕HoG
言語 共通語、ショアント語
その他の特殊能力 血の呪文発動、血脈(元素[風])、高速移動
戦闘用装着品 強酸、錬金術師の火、オイル・オヴ・デイライト、ポーション・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ、ポーション・オヴ・フライ、スクロール・オヴ・シー・インヴィジビリティ; 他の装着品 +1ミスラル製ブレストプレート、+1フューリアスUE・アース・ブレイカー、高品質コンポジット・ロングボウ、クローク・オヴ・レジスタンス+1、リング・オヴ・プロテクション+1、ベルト・オヴ・ジャイアント・ストレンクス+2、ワンド・オヴ・キュア・ライト・ウーンズ(20チャージ)、スリングと10ブリット、背負袋、水袋、27GP
〔風に触れし者〕 クローウェは(風)の副種別、副系統を持つ全てのクリーチャーと攻撃に対しダメージ減少1/―を得る。
血の呪文発動 クローウェは血の激怒中にブラッドレイジャー呪文を発動できる。防御的発動も、そうした呪文の精神集中さえできる。
血の庇護 クローウェは自分と仲間の攻撃に対するセーヴに+2のボーナスを受ける。
血の激怒 クローウェは1日に18ラウンドまで血の激怒に入って血の激怒の性能を使用できる。彼は、忍耐力あるいは集中を要求する能力、【知】技能、〈威圧〉を除く【魅】技能、そして〈軽業〉、〈飛行〉、〈騎乗〉を除く【敏】技能を使用できない。ひと度血の激怒が終了すると、クローウェはその血の激怒をしたラウンド数の倍のラウンド疲労状態になり、疲労状態あるいは過労状態の間再び血の激怒に入れない。
元素の打撃 1日に3回即行アクションとして、クローウェは1ラウンドの間自身の攻撃全てに1d6の追加の[雷撃]ダメージを生じさせられる。
《狂乱集中》 クローウェの毎ラウンドの最初の攻撃は《強打》からペナルティを受けない。
直感回避強化 クローウェは、挟撃者が11レベル・ローグでない限り(あるいは急所攻撃のクラス特徴を与えるのかのクラス11レベルを持っていない限り)挟撃されない。
《強打》 クローウェはアース・ブレイカーでの命中に-2のペナルティを受けることでダメージに+6できる。
《激怒による活力》 クローウェは気絶状態の時でさえ血の激怒を持続できる。
直感回避 クローウェは戦闘で行動する前にあるいは不可視の相手に対して、【敏】ボーナスを否定されない。
バーニング・ハンズ クローウェは5d4の[雷撃]ダメージを15フィートの円錐形内の目標全員に与える(反応13でダメージ半減)。
キュア・ライト・ウーンズ クローウェのワンドは接触した目標を1d8+1ダメージぶん治癒する。クローウェは自分のワンドの起動に助力が必要であるため、緊急時の為にポーションも持っている。
デイライト 物に塗った時、クローウェのオイルは50分間60フィートの明るい光を創造し、それより更に60フィート先までの光度を1段階上昇する。その範囲に魔法的な闇がある場合、重複する代わりにその範囲はどちらの呪文からの影響も受けない。
エンラージ・パースン 1全ラウンドの発動後、40フィート以内にいる人型生物の目標は7分間大型になり、+2【筋力】、-2【敏捷力】、間合い、戦技ボーナスと戦技防御値に+1サイズ・ボーナス、命中とアーマー・クラスに-1サイズ・ペナルティ、〈隠密〉に-4サイズ・ペナルティ、〈飛行〉に-2ペナルティを得る。近接武器はダメージが上昇する(クローウェのアース・ブレイカーは3d6になる)。
エクスペディシャス・リトリート クローウェの移動速度は7分間70フィートへと上昇する。
フライ クローウェのポーションは飲んだ者に5分間60フィートの飛行速度と〈飛行〉判定に+6のボーナスを与える(クローウェなら合計+6)。
グリッターダスト 半径10フィートの内にいるクリーチャーは7ラウンドの間〈隠密〉に-40を受け、不可視やそれに類する利益を失う。それらのクリーチャーは難易度14の意志セーヴに失敗した場合盲目状態にもなるが、彼らのターンの終了時それぞれの時点にこの盲目状態を終了させる為の意志セーヴを再び試みられる。
ミラー・イメージ 1d4+2体のクローウェの複製が7分間彼の周辺を動く。攻撃ロールを要求する攻撃は鏡像それぞれに対しクローウェにと同じ確率で命中し、破壊する(つまり3体の鏡像がいるなら、1/4の確率でクローウェに命中し、3/4の確率で鏡像を破壊する)。攻撃が5未満の差で外れても鏡像は破壊される。敵が鏡像を見れない場合、その敵は騙されない。
プロテクション・フロム・イーヴル 接触した目標は7分間悪のクリーチャーに対するセーヴに+2の抵抗ボーナスとアーマー・クラスに+2の反発ボーナスを得る(クローウェの場合、既に+1持っているため、それぞれ1上昇するのみである)。目標は善でない(訳注:ではなく、悪の)招来されたクリーチャーから触られず、悪のクリーチャーからの精神支配及び憑依に対する完全耐性を得る。クローウェが精神支配あるいは憑依の後にこの呪文を発動する場合、代わりに目標は+2のボーナスを得て新たなセーヴィング・スローを試みて良い。
シー・インヴィジビリティ クローウェの巻物によってクローウェは30分間不可視状態とエーテル状態の諸物を見ることができる。
シールド クローウェは7分間アーマー・クラスへの+4の盾ボーナスと、マジック・ミサイルに対する完全耐性を得る。
クローウェが最初の馬集めへの旅立ちを待つ若者だった頃、彼は5週間の間毎晩同じ夢を見た。それはいつも同じ始まりで、同じ終わりだった。毎回嵐が来た。毎回猛る草食獣の群れが渓谷から南方へと雪崩込んだ。毎回彼の肉体が蹂躙されて肉塊になってから汗だくで目を覚ました。
クローウェは燃えるような秋の夕暮にストーヴァル平原を襲った雷雨の間という、吉兆の験の下生まれた。そのような出生の聖者は、いつかその者は驚くべき大物になるという予言とは別に新生児について予知する事になっている。
若い頃からクローウェは完璧な馬丁になるよう訓練され、早晩良い調教師になる事は明白だった。動物を愛するシュリイカーリ=クアー族の間でさえ彼の家族は馬の扱いが上手かったため、彼は両親から、そしておじとおばからも学んだ。彼らは数多のスクラー=クアー族の炎馬乗りに、象徴となる乗騎を提供しており、外人たちが何マイルも遠くからこの家族の恐れ知らずの種馬の取引を求めてやって来る。
がっちりした体格へと成長するにつれ、クローウェはショアント人の伝統的な戦いのやり方を学んでいった。彼は先祖の武器を訓練し、人々と彼らの生き方を守るやり方を学んでいった。クローウェはクラールを学習し、アース・ブレイカーを会得し、自然世界と母が追求した魔法のやり方も研究した。指導のあいだ中ずっと、彼は古老にくってかかり、少なくない記憶の食い違いに悩まされた。部族の者の一部は、この記憶の混乱は単なる非行の言い訳だろうと考えており、多くの者は彼の暴力的な癇癪について彼の両親を非難した。
クローウェは未だ長旅するには若すぎると考えられていたが、父は息子にとっての最初の馬集めに息子を連れていけば、この少年に試練を教えられるだろうと決心した。クローウェの忍耐力を試す為、父はこの若者を彼用の馬を捕まえさせに渓谷の入り口へと送り出した。
クローウェは平坦な暗褐色の岩の上で屈み、恐怖に震えた。聞こえるのは遠くからの嵐のみであり、鼓膜の中で劈く、低音の、響き渡る轟音だった。彼は、自分が聞いているのは己の恐怖、激怒であると確信していた。ここは渓谷だった。今は自分が死ぬであろう夜だった。耳の中での雷音の轟きは変化した。それは単なる内的なものではなかった; 渓谷中に反響していた。草食動物の群れが来た。南から押し寄せる暗い雲が沈みゆく太陽を隠したため、クローウェは空を見上げた。数百頭の馬が渓谷を埋め尽くして戛々という馬蹄の響きが渓谷に反響し充満する頃、クローウェは自分の持ち場に這い戻った。
そして嵐が起きた。雷鳴が渓谷に轟き響き、白く閃く雷光がその錆色の岩壁を染め上げた。
嵐が通り過ぎた後、クローウェは目覚め、彼用の箱に座って彼の顔をはたき、「彼の周辺にばらまかれたこの災厄はクローウェが原因だ」と主張している従兄弟を目にした。1ダースを超える数の馬が死に伏せており、狩猟部隊の半分が川底の中で踏み潰されている。彼らは、クローウェに責任があると言った。彼らは、嵐は来ていなかったと言った。彼らは、彼がそれをやったのだと言った。
血で滑り、混乱し、羞恥心で満たされた彼は夜を徹して転げ進んだ。クローウェの新しい人生の夜が明けた――伝統という重みのない、恐怖に凍える人生の。