クレリックは神の使者であるとともに従者である。思いやり、理、交渉、あるいは高潔なる征服によって自分たちの主人の福音を世界中に広げるために、彼らは危険を冒して突き進む。彼らは神の導きを帯びし者であり――そして神の怒りの担い手である。穏やかで悔い改めた村の聖職者から、その天命によって世界全体の人々を感動させ革命を扇動する教会の長の聖戦士まで、クレリックはどこにでもおり、その召命や手法は彼らが仕える神と同様に多種多様である。彼らは、神の持つ力の、そして神による定命の者の世界への関心の生ける証であり、彼らを否定することはこの世界とその未来に破壊を招くことに等しい。
以下に示す本項では、副領域に関する新しいルールを掲載した。これにより、クレリックの信仰に特定の焦点を当て、プレイヤーは自らのキャラクターをより柔軟に組み上げることができるようになる。それぞれの領域はいくつかの関連する副領域を持つ(網羅された表として作成された、表:副領域を参照)。それぞれの副領域では、領域に基づく力と領域に基づく呪文リストから幾つかの呪文が置き換えられている。アスタリスク(*)で印の付けられた呪文は、本書の5章に詳細が記述されている。副領域を選択したクレリックは、その神格が元々の領域とその副領域の両方を持っていなければならない。クレリックが副領域を選択する場合、他の領域を選択する際に関連した領域を選択することはできない(実質的には、副領域は関連する領域を置き換えるのだ)。副領域はいかなる効果や領域に基づく必要条件においても、関連した領域と同じものだとして扱う。副領域が2つの関連した領域を持つ場合、クレリックはその領域のうち1つから副領域を選択することができる。ドルイド(金属の副領域を除く)やインクィジター(神格が認める場合)が副領域を選択することもできる。
副領域能力がセーヴィング・スローを要求する場合、そのセーヴの難易度は10+クレリック・レベルの1/2+自身の【判断力】修正値である。
騙し、盗み | |
魂、祖先 | |
戦術、血 | |
名誉、勇気 | |
革命、自由 | |
雲、疾風 | |
悪夢、錯乱 | |
家、家族 | |
指導者、殉教者 | |
人造、労役 | |
アンデッド、殺人 | |
清浄、防御 | |
成長、腐敗 | |
光、昼 | |
交易、探検 | |
金属、洞窟 | |
記憶、思考 | |
凶暴、不屈 | |
嵐、季節 | |
羽毛、毛皮 | |
煙、灰 | |
大海、氷 | |
愛、色欲 | |
損失、夜 |
代替能力:下記に与えられる能力を、魅了の領域における“幻惑の手”能力と入れ替える。
愛情(超常)/Adoration:割り込みアクションで、君は自分を目標にした近接攻撃や遠隔攻撃を妨げようとすることができる。この能力はサンクチュアリ呪文のように作用するが、特定の攻撃1つに対してだけ機能する。君はこの能力を、攻撃が宣言された後でロールが振られる前に使用しなければならない。君を攻撃しようとするクリーチャーは、効果を無効にするために意志セーヴを行うことができる。クリーチャーが複数回の攻撃を持っている場合、この攻撃は1回の攻撃のみに作用する。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。この能力は[精神作用]効果である。
代替領域呪文:2レベル―エンスロール、8レベル―ユーフォリック・トランクィリティ*。
代替能力:下記に与えられる能力を、善の領域における“聖なる槍”能力と入れ替える。アガシオンは中立にして善の来訪者の種族である(『Pathfinder Bestiary II』参照)。
防御のオーラ(超常)/Protective Aura:8レベルにおいて、君は1回の標準アクションとして、30フィートに防御のオーラを放射することができる。このオーラ内にいる味方はアーマー・クラスに+2の反発ボーナスと、セーヴィング・スローに+2の抵抗ボーナスを得る。加えて、このオーラ内にいる味方はプロテクション・フロム・イーヴルの利益を受ける(アーマー・クラス・ボーナスとセーヴィング・スローへのボーナスがこの効果自身と累積することはない)。君はこの能力を1日に自身のクレリック・レベルと同じラウンド数だけ使うことができる。それらのラウンド数は連続しなくても良い。
代替領域呪文:1レベル―シールド・オヴ・フェイス、3レベル―タンズ、6レベル―プレイナー・アライ(アガシオンのみ)。
代替能力:下記に与えられる能力を、狂気の領域における“狂気の幻影”能力と入れ替える。
恐怖の接触(超常)/Fearful Touch:1回の標準アクションとして、君はクリーチャー1体に対して近接接触攻撃を行い、1ラウンドの間恐怖の体験の幻影を引き起こさせることができる。この効果は1分間続く。この間、そのクリーチャーは全ての[恐怖]効果に対する耐性を失い、君に対して行う攻撃ロールに-2のペナルティを与える。さらに、クリーチャーの[恐怖]効果に対する意志セーヴに、君のクレリック・レベルの1/2に等しいペナルティ(最低-1)を与える。この力は[精神作用]効果である。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:4レベル―ファンタズマル・キラー、6レベル―クローク・オヴ・ドリームズ*、。
代替能力:下記に与えられる能力を、混沌の領域における“混沌の手”能力か、善の領域における“善の手”能力と入れ替える。アザータは混沌にして善の来訪者の種族である(『Pathfinder RPG Bestiary』P.23参照)。
エリュシオンの呼び声(超常)/Elysium's Call:接触によって、君は昇華され絆から解き放たれた、エリュシオンの魂をクリーチャーに染み込ませることができる。触れられたクリーチャーは心術(魅惑)と心術(強制)の副系統の呪文および擬似呪文能力に対するセーヴィング・スローに失敗した時に割り込み、振り直すことができる。加えて、目標はこのセーヴィング・スローと、組みつきからの脱出するときの戦技ボーナス判定に+2の清浄ボーナスを受ける。さらに目標は《素早い移動》の特技を持っているかのように、毎ラウンド、5フィートまで移動困難な地形を無視することができる。これらのボーナスは君のクレリック・レベルの1/2(最低で1)に等しいラウンドだけ継続するが、セーヴィング・スローの振り直しはクリーチャーに接触した時にのみ適用される。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じラウンド数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―エクスペディシャス・リトリート、3レベル―フライ、6レベル―プレイナー・アライ(アザータのみ)。
代替能力:下記に与えられる能力を、天候の領域における“雷の君主”能力と入れ替える。
強風のオーラ(超常)/Gale Aura:6レベルにおいて、君は1回の標準アクションとして敵の進みを遅くする30フィートの強風のオーラを作り出すことができる。オーラの中のクリーチャーは5フィート・ステップを行うことができない。オーラの中の敵が君に近づこうとすると、オーラ内のすべてのマスは移動困難な地形として扱われる。彼らが他の方向へ移動するときは普通に移動できる。君はこの能力を1日に自身のクレリック・レベルと同じラウンド数だけ使うことができる。それらのラウンド数は連続している必要はない。
代替領域呪文:5レベル―コール・ライトニング・ストーム、6レベル―シロッコ*。
代替能力:下記に与えられる能力を、善の領域における“聖なる槍”の能力か、秩序の領域における“秩序の杖”能力と入れ替える。アルコンは秩序にして善の来訪者の種族である(『Bestiary』P.8参照)。
義憤のオーラ(超常)/Aura of Menace:8レベルにおいて、君は1回の標準アクションとして30フィートに義憤のオーラを放射することができる。オーラの中にいる敵はオーラ内にいる限り、アーマー・クラスと攻撃およびセーヴに-2のペナルティを受ける。君はこの能力を1日に自身のクレリック・レベルと同じラウンド数だけ使うことができる。それらのラウンド数は連続しなくても良い。
代替領域呪文:1レベル―ディヴァイン・フェイヴァー、3レベル―プレイヤー、6レベル―プレイナー・アライ(アルコンのみ)。
代替能力:下記に与えられる能力を、死の領域における“出血の手”能力と入れ替える。
死の口づけ(超常)/Death's Kiss:君は近接接触攻撃によって、クリーチャー1体にアンデッドのいくつかの特徴を生じさせることができる。触れられたクリーチャーは正や負のエネルギーを基にしたダメージを癒すか与えるときに、アンデッドとして扱われる。この効果は君のクレリック・レベルの1/2(最低で1)に等しいラウンドの間続く。これに《アンデッド退散》や《アンデッド威伏》の特技は適用されない。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―グール・タッチ、4レベル―エナヴェイション、9レベル―エナジー・ドレイン。
ファラズマの友好的なアンデッドの領域(PRD外):悪でない死の女神、ファラズマのクレリックは、全ての代替領域呪文を以下と入れ替えてもよい。3レベル―スピーク・ウィズ・デッド、6レベル―アンティライフ・シェル、8レベル―シンボル・オヴ・デス。[ソース]
代替能力:下記に与えられる能力を、共同体の領域における“結束力”能力と入れ替える。
家庭の守り(超常)/Guarded Hearth:8レベルにおいて、君は指定された範囲を守る保護区を作り出すことができる。この保護区を作るためには、連続した10分間の作業が必要となる。この保護区は最大で君のクレリック・レベル2毎に半径5フィートの大きさを持つ。保護区が完成した時、君は範囲内に入るクリーチャーの数を指定することができる。たとえ他のどんなクリーチャーが保護された範囲に侵入しても、選ばれたクリーチャーは全員すぐに気づくことができる(寝ていたとしても起きる)。加えて、指定されたクリーチャーは保護された範囲内にいる間、全てのセーヴィング・スローと攻撃ロールに君の【判断力】修正値に等しい清浄ボーナスを受ける。この保護区は君が範囲から離れると即座に終了する。この保護区は君のクレリック・レベル毎に1時間続く。君はこの能力を1日1回使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―アラーム、3レベル―グリフ・オヴ・ウォーディング、7レベル―ガーズ・アンド・ウォーズ。
代替能力:下記に与えられる能力を、秩序の領域における“秩序の手”能力と入れ替える。イネヴァタブルは秩序にして中立の来訪者の種族である(『Pathfinder Bestiary II』参照)。
指令(超常)/Command:1回の標準アクションとして、君はコマンド呪文と同様に、感情のなく拒否できない命令をクリーチャー1体に与えることができる。この効果は意志セーヴで無効化できる。君は1体のクリーチャーについて、一日につき一度しかこの能力の目標にすることはできない。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:3レベル―コマンド・アンデッド、5レベル―グレーター・コマンド、6レベル―プレイナー・バインディング(イネヴァタブルのみ)。
〈飛行〉を君のクラス技能に加える。さらに、君が自分に飛行移動速度を与える呪文を発動したときはいつでも、君の機動性は1段階良くなる(完璧まで)。
代替能力:下記に与えられる能力を、動物の領域における“スピーク・ウィズ・アニマルズ”能力と入れ替える。
鷹の目(変則)/Eyes of the Hawk:君は〈知覚〉判定に自身のクレリック・レベルの1/2(最低で+1)と同じ種族ボーナスを得る。さらに、君が不意討ちラウンドに行動できる場合には、イニシアチブ判定に+2の種族ボーナスを受ける。
代替領域呪文:2レベル―フェザー・フォール、3レベル―フライ、6レベル―マス・フライ*。
代替能力:下記に与えられる能力を、幸運の領域における“良き運命”能力と入れ替える。
印付きの綴れ織り(超常)/Tugging Strands:8レベルにおいて、君は視線に入ったクリーチャーがたった今振ったロールを結果が分かる前に振り直すよう働きかけることができる。たとえ振り直したロールの結果が元々のロールより悪かったとしても、目標は振り直したロールの結果を用いなければならない。君はこの能力を8レベルの時に1日に1回使用でき、8レベルを越える6レベル毎に追加で1回使用できる。
代替領域呪文:2レベル―オーギュリイ、3レベル―ボロウ・フォーチュン*。
代替能力:下記に与えられる能力を、治癒の領域における“死の調伏”能力と入れ替える。
回復の接触(超常)/Restorative Touch:君はクリーチャーに触れて、君の神の癒しの力を通してクリーチャーの重大でない状態異常を取り除くことができる。君の接触は怯え状態、疲労状態、不調状態、目が眩んだ状態、よろめき状態からいずれか1つを取り除くことができる。取り除く状態1つは君が選択してよい。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―リムーヴ・ディジーズ、4レベル―ニュートラライズ・ポイズン、5レベル―ブレイク・エンチャントメント。
代替能力:下記に与えられる能力を、解放の領域における“自由の呼び声”能力と入れ替える。
力強き説得者(超常)/Powerful Persuader:8レベルにおいて、君が〈威圧〉あるいは〈交渉〉判定をしたときに、君は2回ロールを行い高い出目を選択することができる。この能力の使用はフリー・アクションである。君はこの能力をレベル8の時に1日に1回使用でき、レベル8を越える2レベル毎に追加で1回使用できる。
代替領域呪文:2レベル―エンスロール、6レベル―シンボル・オヴ・パースウェイジョン。
代替能力:下記に与えられる能力を、共同体の領域における“なだめの手”能力と入れ替える。
絆の紐(超常)/Binding Ties:1回の標準アクションとして、君は味方に触れて影響を及ぼしている状態を1つ自分自身に転送することができる。この転送は君のクレリック・レベルと同じラウンドが経過するまで続くが、君のターンにフリー・アクションで終了させることができる。この効果の最後に、その状態は終了しているか別の効果で転送されない限り、元のクリーチャーへと戻る。この力を使用している間、目標は転送された状態に対して完全耐性を得る。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―カーム・エモーションズ、3レベル―クリエイト・フード・アンド・ウォーター。
代替能力:下記に与えられる能力を、知識の領域における“伝承の守り手”能力と入れ替える。
回想(超常)/Recall:触れることによって、君はクリーチャーの忘れていたわずかな伝承や情報を思い起こさせることができる。クリーチャーは1分以内にどんな〈知識〉判定でも、君の【判断力】修正値に等しい洞察ボーナスを得て再挑戦することができる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―メモリー・ラプス*、6レベル―モディファイ・メモリー、8レベル―モーメント・オヴ・プレシャンス。
代替能力:下記に与えられる能力を、天候の領域における“暴風の爆発”能力と入れ替える。
四季の一撫で(超常)/Untouched by the Seasons:クリーチャー1体に触れることにより、君は自身のクレリック・レベルにつき1時間続く、エンデュア・エレメンツ呪文の利益を与えることができる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―グッドベリー、4レベル―ブライト、8レベル―サンバースト。
代替能力:下記に与えられる能力を、力の領域における“力の招来”能力と入れ替える。
凶暴な一撃(超常)/Ferocious Strike:君が近接攻撃を行うときはいつでも、凶暴な一撃を攻撃に加えることができる。攻撃が命中した場合、君のクレリック・レベルの1/2(最低で+1)に等しいダメージを加える。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:3レベル―レイジ、6レベル―マス・ブルズ・ストレンクス。
代替能力:下記に与えられる能力を、地の領域における“酸の矢”能力と入れ替える。
金属の拳(超常)/Metal Fist:1回の即行アクションとして、君は1ラウンドの間自身の拳を金属に変えることができる。金属の拳は素手打撃において、1d6+【筋力】修正値の殴打ダメージを与える。この素手打撃は機会攻撃を誘発しないが、攻撃するときは通常通り、二刀流攻撃のルールを適用する。さらに、この素手打撃は硬度10以下のアイテムが持つ硬度を無視する。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―ヒート・メタル、6レベル―ウォール・オヴ・アイアン、8レベル―アイアン・ボディ。
代替能力:下記に与えられる能力を、風の領域における“電気に対する抵抗”能力と入れ替える。
積乱雲(超常)/Thundercloud:8レベルにおいて、君は標準アクションとして、嵐雲を召喚することができる。この力は雲の内部にいるクリーチャーを毎ラウンドに稲光と稲妻で聴覚喪失状態にし、2d6ポイントの[雷撃]ダメージを与える以外はフォッグ・クラウド呪文として働く。一度作り出せば、君は精神集中することで、毎ラウンド30フィートずつ動かすことができる。君はこの能力を1日に自身のクレリック・レベルと同じラウンド数だけ使うことができる。それらのラウンド数は連続している必要はない。
代替領域呪文:4レベル―ソリッド・フォッグ、9レベル―ストーム・オヴ・ヴェンジャンス。
代替能力:下記に与えられる能力を、動物の領域における“スピーク・ウィズ・アニマルズ”能力と入れ替える。
捕食者の恩恵(超常)/Predator's Grace:1回の即行アクションとして、君は1ラウンドの間自分自身の基本移動能力に+10フィートのボーナスを受けることができる。このボーナスはクレリック・レベル5レベルごとに5フィート増える。加えて、君は1ラウンドの間夜目の能力を得る。君が既に夜目の能力を持っている場合、1ラウンドの間薄暗い場所で人間の3倍の距離まで見通すことができる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―マジック・ファング、3レベル―ビースト・シェイプI(動物のみ)。
代替能力:下記に与えられる能力を、破壊の領域における“破壊的なオーラ”能力と入れ替える。
激怒(超常)/Rage:8レベルにおいて、君はバーバリアンのように、1日にクレリック・レベルと同じラウンド数続く、とてつもない激怒に入ることができる。12レベルと16レベル時に、君は激怒パワーを1つ選ぶことができる。君はレベルが達していなければ取得できない激怒パワーを選ぶことができない。他の点では君のバーバリアン・レベルは君のクレリック・レベルの1/2に等しい。激怒ラウンド数は、君が持つバーバリアン・レベルによるものと累積する。
代替領域呪文:2レベル―ブルズ・ストレンクス、6レベル―ムーンストラック*。
代替能力:下記に与えられる能力を、火の領域における“炎の矢”能力と入れ替える。
煙の雲(超常)/Cloud of Smoke:1回の標準アクションとして、君は半径5フィートの煙の雲を作り出すことができる。この力は30フィートの距離まで届く。雲の内部にいるクリーチャーは内部にいる間と雲を出てから1ラウンドの間、攻撃ロールと〈知覚〉技能判定に-2のペナルティを受ける。雲の内部にいるクリーチャーは隣接していない敵からの攻撃に視認困難を得る。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―パイロテクニクス、3レベル―スティンキング・クラウド。
代替能力:下記に与えられる能力を、ルーンの領域における“呪文の刻印”能力と入れ替える。
刻印移動(超常)/Rune Shift:6レベルにおいて、君は1回の即行アクションとして破壊の刻印1つの場所を変更することができる。刻印は30フィート以内になくてはならない。君は他のクリーチャーで占められているマスも含めて、隣接するマスのいずれかに破壊のルーンを置くことができる。
代替領域呪文:1レベル―コンプリヘンド・ランゲージズ、2レベル―シェア・ランゲージ*、3レベル―タンズ、5レベル―テレパシック・ボンド。
代替能力:下記に与えられる能力を、旅の領域における“敏捷な足”能力と入れ替える。
交渉は銀(超常)/Silver-Tongued Haggler:君が〈交渉〉、〈真意看破〉、〈はったり〉判定を行うときはいつでも、1回のフリー・アクションとして、自身のクレリック・レベルの1/2(最低で+1)のボーナスを自分自身に加えることができる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―フローティング・ディスク、5レベル―オーヴァーランド・フライト、9レベル―ゲート。
代替能力:下記に与えられる能力を、水の領域における“冷気に対する抵抗”能力と入れ替える。
氷の体(超常)/Body of Ice:8レベルにおいて、君は体を変化させて一定の時間氷を身にまとうことができる。君は1回の標準アクションで氷の形態をとり、自分のターンで行う1回のフリー・アクションによりこの変化を終了させることができる。君が氷の形態をとったとき、君は[氷雪]に対する完全耐性とダメージ減少5/―を得るが、[火炎]から通常の2倍のダメージを受ける。君は1日に自身のクレリック・レベルと同じラウンド数だけ、氷の形態をとることができる。それらのラウンド数は連続している必要はない。
代替領域呪文:7レベル―フリージング・スフィアー、9レベル―ポーラー・レイ。
代替能力:下記に与えられる能力を、破壊の領域における“破壊的なオーラ”能力と入れ替える。
致命的な天候(超常)/Deadly Weather:8レベルにおいて、君は天へと呼びかけて怒りを解放し、常に変化し続ける破壊の嵐の力を召喚することができる。この効果は1日にクレリック・レベルと同じラウンド数持続する。この嵐はクレリック・レベル毎に5フィートの半径を持つ。毎ラウンド、嵐は以下の効果の1つを表す:豪雨(全ての〈知覚〉判定と遠隔攻撃ロールに-4)、暴風(〈飛行〉技能判定と遠隔攻撃ロールに-8)、豪雪(全ての地形は移動困難地形と見なされる)、落雷(コール・ライトニング呪文と同様)。天候に従い、別の効果が適用される可能性もある(GMの決定に従う)。君はそれぞれのラウンドで効果を選ぶことができるが、連続したラウンドで効果を繰り返すことはできない。この効果を発動するラウンドが連続している必要はない。
代替領域呪文:2レベル―ガスト・オヴ・ウィンド、3レベル―コール・ライトニング、7レベル―コントロール・ウェザー。
代替能力:下記に与えられる能力を、狂気の領域における“狂気の幻影”能力と入れ替える。
狂気の中心(超常)/Insane Focus:君は1回の標準アクションとして同意しているクリーチャーに触れ、[精神作用]効果に対する全てのセーヴィング・スローに+4のボーナスと混乱状態に対する完全耐性を与えることができる。このボーナスは1分間続く。クリーチャーがこの間に[精神作用]効果に対するセーヴィング・スローに失敗した場合、混乱状態に対する完全耐性を失い、その後1ラウンドの間混乱状態になる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:4レベル―ムーンストラック*、6レベル―ファンタズマル・ウェブ*。
代替能力:下記に与えられる能力を、死の領域における“死の抱擁”能力と入れ替える。
殺人の一撃(超常)/Killing Blow:8レベルにおいて、君は使用している武器に死の力を吹き込むことができる。近接武器か遠隔武器によるクリティカル・ヒットが確定したときはいつでも、君の攻撃に自身のクレリック・レベルの半分に等しい値の出血ダメージを与える。君はこの能力を8レベルの時に1日に1回使用でき、8レベルを越える4レベル毎に追加で1回使用できる。
代替領域呪文:3レベル―キーン・エッジ、5レベル―サフォケーション*、9レベル―マス・サフォケーション*。
代替能力:下記に与えられる能力を、知識の領域における“遠距離知覚”能力と入れ替える。
読心(超常)/Read Minds:8レベルにおいて、君は自分の周囲の精神の広がりを網羅することができる。そうすることで君はディテクト・ソウツ呪文を発動したかのように、30フィート以内にいるクリーチャーそれぞれの思考を読む。この能力は君が1ラウンド精神集中した後でクリーチャーの表面的な思考を読み取れるようにする。範囲内にいるクリーチャーは効果を受けないようにするために意志セーヴを行える。意志セーヴの難易度は10+君のクレリック・レベルの1/2+【判断力】修正値である。君はこの能力を1日に自身のクレリック・レベル毎に1ラウンドだけ使うことができる。それらのラウンド数は連続している必要はない。
代替領域呪文:3レベル―シーク・ソウツ*、5レベル―テレパシック・ボンド、8レベル―マインド・ブランク。
代替能力:下記に与えられる能力を、風の領域における“電弧”能力と入れ替える。
突風(超常)/Wind Blast:1回の標準アクションとして、君は30フィート直線の爆風を解き放つことができる。君の術者レベルを君の基本攻撃ボーナスとして、君の【判断力】修正値を【筋力】の代わりに使用し、直線上にいるクリーチャーそれぞれに対して1回、戦技判定を行う。その効果は突き飛ばしの試みとして扱う。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―ウィスパリング・ウィンド、6レベル―ウィンド・ウォーク、9レベル―ウィンズ・オヴ・ヴェンジャンス*。
代替能力:下記に与えられる能力を、高貴の領域における“鼓舞の言葉”能力と入れ替える。
鼓舞の命令(超常)/Inspiring Command:1回の標準アクションとして、君は味方に鼓舞の命令を発することができる。鼓舞の命令は30フィート以内にいる味方1体+君のクレリック・レベル3レベルにつき1体に作用する。作用を受けた味方は1ラウンドの間攻撃ロール、アーマー・クラス、戦技防御値、技能判定に+2の洞察ボーナスを得る。これは[言語依存、精神作用]効果である。
代替領域呪文:1レベル―ブレス、3レベル―プレイヤー、6レベル―ブリリアント・インスピレーション*。
代替能力:下記に与えられる能力を、解放の領域における“解放”能力と入れ替える。
自由の祝福(擬呪)/Liberty's Blessing:1回の標準アクションとして、君は同意するクリーチャー1体に触れ、恩恵を与える。この恩恵を受けたクリーチャーは、即行アクションにより、現在影響を受けているセーヴを要求する呪文1つあるいは効果1つに対して、セーヴィング・スローを行うことができる。セーヴィング・スローの難易度は呪文や効果の元々の難易度と同じである。セーヴィング・スローに成功した場合、その効果は終了する。この恩恵は1分間経過するか成功して呪文や効果を取り除くか、どちらか時間が短い方が終了するまで続く。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―サンクチュアリ、5レベル―プレイン・シフト。
代替能力:下記に与えられる能力を、高貴の領域における“統率力”能力と入れ替える。
犠牲の絆(超常)/Sacrificial Bond:8レベルにおいて、30フィート以内の味方が攻撃によってダメージを受けたとき、君は1回の割り込みアクションとしてダメージを君自身へと移すことができる。この力はダメージに付随する全ての効果を同時に移す。君はこの効果で受けたダメージをどんな方法でも減らすことはできない。君はこの能力をレベル8の時に1日に1回使用でき、14レベル時と20レベル時に1日の使用回数が1回増加する。
代替領域呪文:2レベル―シールド・アザー、6レベル―サクリファイシャル・オース*。
代替能力:下記に与えられる能力を、魔術の領域における“従者の見えざる手”能力と入れ替える。
信仰の器(超常)/Divine Vessel:君が信仰呪文の対象になったとき、君は即行アクションとして、15フィート以内にいる味方それぞれに信仰の恩恵を与えることができる。対象の次のターンの終了時までに対象が行う攻撃ロール、技能判定、能力値判定のいずれか(最初に行ったもの1つ)に、恩恵は+2のボーナスを与える。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―ブレス・ウォーター、5レベル―クレンズ*、7レベル―リザレクション、9レベル―ミラクル。
代替能力:下記に与えられる能力を、工匠の領域における“踊る武器”能力と入れ替える。
従者操り(超常)/Animate Servant:8レベルにおいて、君は1回の標準アクションとして無生物の物体に命を吹き込むことができる。この能力は術者レベルが君のクレリック・レベルと同じアニメイト・オブジェクツ呪文として働く。君はこの能力を8レベル時に1日毎に1回使うことができ、8レベルを超える4レベル毎に1回ずつ増えていく。
代替領域呪文:7レベル―リミテッド・ウィッシュ、8レベル―ポリモーフ・エニィ・オブジェクト。
代替能力:下記に与えられる能力を、守護の領域における“守護のオーラ”能力と入れ替える。
浄化の接触(超常)/Purifying Touch:8レベルにおいて、君は聖なる力をもって同意するクリーチャー1体に触れ、現在影響を与えているそれぞれの効果に対するセーヴィング・スローを与えることができる。その際にはその効果の元々のセーヴィング・スローの難易度を使用する。それぞれのセーヴィング・スローに成功すれば、対応する効果が終了する。そのクリーチャーはセーヴをしない効果を選ぶことができる。君はこの能力をレベル8の時点で1日に1回使用でき、14レベル時と20レベル時に1日に1回ずつ使用回数が追加される。
代替領域呪文:1レベル―プロテクション・フロム・イーヴル/グッド/ケイオス/ロー、3レベル―リムーヴ・ブラインドネス/デフネス、5レベル―アトーンメント。
代替能力:下記に与えられる能力を、植物の領域における“樹木の拳”能力と入れ替える。
巨大化(超常)/Enlarge:1回の即行アクションとして、君はエンラージ・パースン呪文の対象になったかのように、1ラウンドの間自分自身を大きくすることができる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―エンラージ・パースン、5レベル―ライチャス・マイト。
代替能力:下記に与えられる能力を、戦の領域における“戦の激怒”能力と入れ替える。
イニシアチブの掌握(超常)/Seize the Initiative:君と君の味方がイニシアチブ判定を行なうとき、30フィート以内の味方1体に、ロールを2回行ってどちらかを選択する能力を与えることができる。この判定は結果が明らかになる前に行わなければならない。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―エイド、5レベル―グレーター・コマンド、8レベル―グレーター・プレイナー・アライ。
代替能力:下記に与えられる能力を、安息の領域における“死への守り”能力と入れ替える。
死者との会話(超常)/Speak With Dead:8レベルにおいて、君は1回の標準アクションとして死んだクリーチャー1体に対して、スピーク・ウィズ・デッド呪文を使用したかのように質問を1つすることができる。死んだクリーチャーが君の属性と違う場合でも、君の質問に意志セーヴを得ることはできない。君はこの能力を1日に自身のクレリック・レベルと同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:4レベル―レスト・エターナル*、6レベル―ギアス/クエスト。
代替能力:下記に与えられる能力を、闇の領域における“闇の目”能力と入れ替える。
忘却のオーラ(超常)/Aura of Forgetfulness:8レベルにおいて、君は1日にクレリック・レベルと同じラウンドだけ続く忘却のオーラを30フィートに放射することができる。オーラ内にいる目標のクリーチャーは意志セーヴをしなければならず、失敗するとオーラ内にいる間の記憶を失う。さらに、オーラ内にいる呪文の使い手は、毎ラウンド準備した呪文か使用できる呪文スロットを1つ失う。その呪文は1レベルから始まり徐々に上のレベルに上がっていく。呪文の使い手は毎ラウンドこの損失を無効化するためにセーヴを行うことができる(このセーヴは記憶を失うセーヴと別のものである)。オーラを放射するラウンド数は連続している必要はない。
代替領域呪文:5レベル―エナヴェイション、6レベル―モディファイ・メモリー、9レベル―エナジー・ドレイン。
代替能力:下記に与えられる能力を、水の領域における“氷柱”能力と入れ替える。
怒涛(超常)/Surge:1回の標準アクションとして、君は1体のクリーチャーを押すか引く力強い波を起こすことができる。戦技ボーナスに君のクレリック・レベル+【判断力】修正値を用いて、目標に対して戦技判定を行う。成功した場合、君は戦技の突き飛ばしや引きずり*を使ったときのようにクリーチャーを押したり引いたりすることができる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。(*APGで加わった新しい戦技)
代替領域呪文:2レベル―スリップストリーム*、3レベル―ウォーター・ウォーク、9レベル―ツナミ*。
代替能力:下記に与えられる能力を、悪の領域における“悪の大鎌”能力と入れ替える。ダイモンは中立にして悪の来訪者の種族である(『Pathfinder Bestiary II』参照)。
悪の囁き(超常)/Whispering Evil:8レベルにおいて、君は1回の標準アクションとして、催眠状態にするために空虚な制約の嘆願を囁くことができる。30フィート放射の範囲内の君の声が聞こえる敵それぞれは、君が嘆願を続けている間は意志セーヴに成功しない限り恍惚状態となる。君はこの能力を1日に自身のクレリック・レベルと同じラウンド数だけ使うことができるが、それらのラウンドは連続する必要はない。これは[精神作用]効果である。
代替領域呪文:1レベル―コーズ・フィアー、3レベル―ヴァンピリック・タッチ、6レベル―プレイナー・バインディング(ダイモンのみ)。
代替能力:下記に与えられる能力を、欺きの領域における“写し身”能力と入れ替える。
不意の移動(擬呪)/Sudden Shift:瞬きしている間に、君は別の場所へと現れる。君への近接攻撃が外れた後に1回の割り込みアクションとして、君は自分が見える場所に向けて10フィートの瞬間移動を行うことができる。この場所はクリーチャーから君への攻撃が届く範囲でなければならない。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―ミラー・イメージ、7レベル―プロジェクト・イメージ。
代替能力:下記に与えられる能力を、安息の領域における“穏やかな休息”能力と入れ替える。
精神世界の接触(超常)/Touch the Spirit World:接触することで、君は武器1つに非実体のクリーチャーに作用する能力を与えることができる。君が接触した武器は非実体のクリーチャーに半分のダメージを、それが魔法の武器ならば全てのダメージを与える。この利益は君のクレリック・レベルと同じラウンド数だけ続く。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:3レベル―アニメイト・デッド、6レベル―アンティライフ・シェル、9レベル―トラップ・ザ・ソウル。
(PRD外)ファラズマの友好的な魂の副領域:悪でない死の女神、ファラズマのクレリックは全ての代替領域呪文を以下に置き換えてもよい。3レベル―スピーク・ウィズ・デッド。[ソース]
代替能力:下記に与えられる能力を、旅の領域における“敏捷な足”能力と入れ替える。
ドア・サイト(超常)/Door Sight:君はどのような表面にでも手を置くことで別な場所を見ることができる。これはクレアヴォイアンス呪文を使ったかのように扱う。この能力の使用には1分間かかり、その間中君がそれを通じて見たいと思っている表面に触れていなければならない。君はこの力を使い10分間にわたって見続けることができるが、その間は表面に触れていなければならず、同時に別の行動をすることはできない。その表面は6インチ+君のクレリック・レベルにつき1インチよりも厚くなることはできない。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―エクスペディシャス・リトリート、4レベル―ロケート・クリーチャー、9レベル―ワールド・ウェイヴ*。
代替能力:下記に与えられる能力を、戦の領域における“武器の達人”能力と入れ替える。
致傷の刃(超常)/Wounding Blade:8レベルにおいて、君はクレリック・レベルの1/2と同じラウンド数の間、触れた武器1つにウーンディングの武器特性を与える事ができる。君はこの能力を8レベル時に1日に1回使うことができ、8レベルを超える4レベル毎に1回増えていく。
代替領域呪文:3レベル―ヴァンピリック・タッチ、5レベル―ウォール・オヴ・ソーンズ、7レベル―マス・インフリクト・シリアス・ウーンズ。
代替能力:下記に与えられる能力を、混沌の領域における“混沌の手”能力か、悪の領域における“悪の手”能力と入れ替える。デーモンは混沌にして悪の来訪者の種族である(『Bestiary』P.56参照)。
アビスの激怒(超常)/Fury of the Abyss:即行アクションで、君は自身のクレリック・レベルの1/2(最低で1)に等しい強化ボーナスを自身の近接攻撃、近接ダメージ・ロール、そして戦技判定に与えることができる。このボーナスは1ラウンド続く。このラウンドの間、君はアーマー・クラスに-2のペナルティを受ける。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―ドゥーム、3レベル―レイジ、6レベル―プレイナー・バインディング(デーモンのみ)。
代替能力:下記に与えられる能力を、悪の領域における“悪の手”能力か、秩序の領域における“秩序の手”能力と入れ替える。デヴィルは秩序にして悪の来訪者の種族である(『Bestiary』P.71参照)。
地獄の堕落(超常)/Hell's Corruption:君は近接接触攻撃により、クリーチャー1体がより堕落の影響を受けるようにすることができる。触れられたクリーチャーは全てのセーヴィング・スローに-2のペナルティを受け、全ての対抗技能判定を2回ロールして悪い結果の方を選ばなければならない。この効果は君のクレリック・レベルの1/2(最低で1)に等しいラウンド数続く。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―コマンド、3レベル―サジェスチョン、6レベル―プレイナー・バインディング(デヴィルのみ)。
代替能力:下記に与えられる能力を、地の領域における“酸に対する抵抗”能力と入れ替える。
洞穴を行くもの(超常)/Tunnel Runner:8レベルにおいて、君は洞穴と洞窟を易々と通り抜けることができる。この能力は1回の標準アクションで起動する。君はどんな石の表面でもスパイダー・クライム呪文の効果下にあるように横切ることができる。君はさらに60フィートの暗視能力を得て、暗闇を問題なく見通せるようになる。君がすでに暗視能力を持っているならば、距離はさらに60フィート伸びる。加えて、地下にいる間、君は〈隠密〉判定に自身のクレリック・レベルに等しい洞察ボーナスを、イニシアチブ判定に自身の【判断力】修正値に等しい洞察ボーナスを得る。君はこの能力を1日ごとにクレリック・レベルにつき1分間使うことができる。それらの分数は連続する必要はないが、1回に付き1分は消費しなければならない。
代替領域呪文:2レベル―クリエイト・ピット*、3レベル―スパイクト・ピット*、6レベル―ハングリー・ピット*。
代替能力:下記に与えられる能力を、魅了の領域における“魅力的な微笑み”能力と入れ替える。
とにかくお願い(超常)/Anything to Please:8レベルにおいて、君は1回の標準アクションとして、30フィート以内のクリーチャー1体に無理やりお願いをすることができる。クリーチャーは効果を無効にするために意志セーヴを行うことができる。セーヴに失敗した場合、そのクリーチャーは1ラウンドの間君の敵を攻撃するか、君に価値のあるアイテムを渡すか、1d4ラウンドの間君の脚元に横たわり這いつくばる(GMが選ぶ)。君はこの能力をレベル8の時に1日に1回使用でき、レベル8を越える4レベル毎に追加で1回使用できる。この能力は[精神作用]効果である。
代替領域呪文:2レベル―タッチ・オヴ・イディオシー、4レベル―コンフュージョン。
代替能力:下記に与えられる能力を、欺きの領域における“達人の幻影”能力と入れ替える。
盗賊の神(超常)/Thief of the Gods:8レベル時に、君が〈装置無力化〉か〈手先の早業〉判定を行うとき、君はロールを2回行い高い出目を選択することができる。この能力はフリー・アクションで使用できる。君はこの能力をレベル8の時に1日に1回使用でき、レベル8を越える2レベル毎に追加で1回使用できる。
代替領域呪文:3レベル―ロケート・オブジェクト、7レベル―イセリアル・ジョーント。
代替能力:下記に与えられる能力を、幸運の領域における“ちょっとしたツキ”能力と入れ替える。
悪意の眼差し(超常)/Malign Eye:1回の標準アクションとして、君は悪意の眼差しによって30フィート以内の目標1体を苦しませ、君の呪文に対して行う全てのセーヴィング・スローに-2のペナルティを与えることができる。この効果は1分経過するか目標が君に攻撃を当てるまで続く。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―ベイン、3レベル―ビストウ・カース、6レベル―アイバイト。
代替能力:下記に与えられる能力を、火の領域における“火に対する抵抗”能力と入れ替える。
灰の壁(超常)/Wall of Ashes:8レベルにおいて、君は100フィート以内の任意の地点に、巻き上がる灰の壁を作り出すことができる。この壁の高さは20フィートまでで、最大でクレリック・レベル毎に10フィートの長さを持つ。この灰の壁は視線を遮り、通り抜けようとしたクリーチャーは頑健セーヴに失敗すると1d4ラウンドの間盲目状態になる。灰の壁は中にいるか壁に隣接している不可視状態のクリーチャーの存在を明らかにするが、それらが壁から離れると再び不可視状態になる。君はこの能力を1日に自身のクレリック・レベル毎に1分だけ使うことができるが、持続時間は連続しなくても良い。
代替領域呪文:7レベル―ディスインテグレイト、9レベル―ファイアリー・ボディ*。
代替能力:下記に与えられる能力を、太陽の領域における“太陽の祝福”能力と入れ替える。
目を眩ます閃光(超常)/Blinding Flash:1回の標準アクションとして、君は聖印ないし信仰焦点具から閃光を放つことができる。非常に力強い光が君から20フィートの範囲へ広がる。この範囲内にいる、ヒット・ダイスが君のクレリック・レベルより少ないクリーチャーは、頑健セーヴに成功しない限り1d4ラウンドの間盲目状態になる。この範囲内にいる全てのクリーチャーはクレリック・レベルの1/2(最低で1)と同じラウンドの間目が眩んだ状態になる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―フェアリー・ファイアー、3レベル―デイライト。
代替能力:下記に与えられる能力を、魔術の領域における“従者の見えざる手”能力と入れ替える。
秘術のかがり火(超常)/Arcane Beacon:1回の標準アクションとして、君は秘術のかがり火の力を次のターンの最後まで得ることができる。そのオーラは君を中心とした15フィート拡散の範囲に広がる。このオーラの中で発動された全ての秘術呪文は、術者レベルが1上がるか、呪文の難易度が1増加する。術者は呪文を発動するときにどちらの利益を得るか選ぶことができる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:1レベル―マジック・オーラ、4レベル―アーケイン・アイ、6レベル―アナライズ・ドゥウェオマー。
代替能力:下記に与えられる能力を、太陽の領域における“後光”能力と入れ替える。
昼の再起(超常)/Day's Resurgence:8レベルにおいて、君は1体のクリーチャーをちょうど8時間完全に休息を終えたかのように回復させることができる。この力を使用するには10分間かかる。この力が中断させられた場合、初めからやり直さなければならず、さもなければ力は失われてしまう。10分間が終了した時、君が触れた同意している1体のクリーチャーは夜間に休息をとったかのようにヒット・ポイントが回復し、セーヴを要求される効果の1つに対して新たなセーヴィング・スローを行うことができる。これは(可能ならば)進行中の苦痛を取り除く成功数に含めるが、目標はセーヴィング・スローに失敗したことによるどんな負の効果も受けることはない。この能力によって、目標が1日に追加で呪文を準備する時間を与えることはない。君はこの能力を8レベルの時点で1日に1回使用でき、8レベルを越える2レベル毎に追加で1回使用できる。
代替領域呪文:2レベル―コンティニュアル・フレイム、3レベル―デイライト。
代替能力:下記に与えられる能力を、力の領域における“神々の力”能力と入れ替える。
不屈の授与(超常)/Bestow Resolve:8レベルにおいて、君は自身の神の大胆さでクリーチャーを祝福することができる。君は20フィート以内の全ての味方に、君のレベル+【判断力】修正値の一時的ヒット・ポイントを与えることができる。この一時的ヒット・ポイントは1分間持続する。君はこの能力を8レベルの時に1日に1回使用でき、8レベルを越える4レベル毎に追加で1回使用できる。
代替領域呪文:1レベル―ブレス、6レベル―ヒーローズ・フィースト。
代替能力:下記に与えられる能力を、治癒の領域における“癒し手の祝福”能力と入れ替える。
命の贈与(超常)/Gift of Life:8レベルにおいて、君は数分以内に死んだクリーチャー1体に触れてわずかな時間の命を与えることができる。死亡状態のクリーチャーは君のクレリック・レベルと同じラウンド数の間生き返る。この手段で生き返ったクリーチャーは君のクレリック・レベルの半分に等しいヒット・ポイントを持ち、死んだときに受けた作動中の呪文、状態や苦痛の影響を受け続ける。この時間が終了すると、クリーチャーは再び死ぬ。クリーチャーはこの間は元気に見え行動も自由である。君はこの時間を越えて死を抑制することはできない。君はこの能力をレベル8の時に1日に1回使用でき、レベル8を越える4レベル毎に追加で1回使用できる。
代替領域呪文:5レベル―レイズ・デッド、7レベル―リザレクション、9レベル―トゥルー・リザレクション。
代替能力:下記に与えられる能力を、混沌の領域における“混沌の刃”能力と入れ替える。プロティアンは混沌にして中立の来訪者の種族である(『Pathfinder Bestiary II』参照)。
混沌のオーラ(超常)/Aura of Chaos:8レベルにおいて、君は自分の周囲を野生のエネルギーの場で取り囲むことができる。そのエネルギーは1日に君のクレリック・レベルと同じラウンド数だけ続く30フィートの混沌のオーラを発現させる。このオーラの中にいる全ての敵は彼らのターンの最初に1つの行動(攻撃、呪文を発動する、移動、アイテムを使う、特殊能力を起動する)の宣言と意志セーヴをしなければならない。意志セーヴに失敗したクリーチャーたちは宣言した行動以外の行動を取らなくてはいけない。意志セーヴに成功した場合、宣言したアクションを取らなければならない。クリーチャーたちは自分たちが行えない行動を選ぶことはできない。
代替領域呪文:1レベル―レッサー・コンフュージョン、3レベル―ディスプレイスメント、6レベル―プレイナー・バインディング(プロティアンのみ)。
代替能力:下記に与えられる能力を、植物の領域における“棘の鎧”能力と入れ替える。
腐敗のオーラ(超常)/Aura of Decay:8レベルにおいて、君は標準アクションで30フィートに腐敗のオーラを放射することができる。このオーラ内にいる(君自身を除く)生きているクリーチャーは肉が腐り落ちることにより1ラウンドに1d6ポイントのダメージを受ける。さらにオーラの中に残っているクリーチャーは毎ラウンド、【筋力】に-1のペナルティを累積して受け続ける。一度オーラの外へ出れば、ペナルティは1ラウンド毎に1つずつ失われていくが、再びオーラの中に入った場合、また増えていく。植物クリーチャーは1ラウンドに2d6のダメージを受ける。君はこの能力を1日に自身のクレリック・レベルと同じラウンド数だけ使うことができる。それらのラウンド数は連続しなくても良い。
代替領域呪文:3レベル―コンテイジョン、4レベル―ポイズン、6レベル―ハーム。
代替能力:下記に与えられる能力を、守護の領域における“抵抗の手”能力と入れ替える。
偏向のオーラ(超常)/Deflection Aura:1日に1回、君は自身のクレリック・レベルに等しいラウンドの間20フィートに広がるオーラを放射することができる。オーラの中にいる味方はアーマー・クラスと戦技防御値に+2の反発ボーナスを得る。
代替領域呪文:1レベル―シールド、2レベル―バークスキン、7レベル―デフレクション*。
代替能力:下記に与えられる能力を、ルーンの領域における“呪文の刻印”能力と入れ替える。
保護の刻印(超常)/Warding Rune:6レベルにおいて、クリーチャーが君の破壊の刻印によってダメージを受けたとき、意志セーヴに成功しない限り、そのクリーチャーはサンクチュアリ呪文のように君のクレリック・レベルの1/2と同じラウンド数の間君を攻撃することができない。この能力を使用するのは1回の割り込みアクションであり、君の破壊の刻印の1つが発動条件となる。この能力が、呪文や特殊能力の範囲効果による攻撃や影響から君を守ることはない。君はこの能力を8レベルの時点で1日に1回使用でき、14レベル時と20レベル時に回数が1回ずつ追加される。
代替領域呪文:1レベル―アーケイン・ロック、4レベル―ディメンジョナル・アンカー、6レベル―ガーズ・アンド・ウォーズ。
代替能力:下記に与えられる能力を、栄光の領域における“栄光の手”能力と入れ替える。
名誉の抑制(超常)/Honor Bound:君が接触することで、接触したクリーチャー1体の任務と責任を思い出させ、効果を表している全ての心術(魅惑)や心術(強制)効果に対して、新しいセーヴィング・スローを与えることができる。セーヴィング・スローが成功した場合、その心術効果は終了する。この能力はセーヴができる効果にのみ作用する。君がそういう効果のセーヴに失敗した場合、君は1回の割り込みアクションとしてこの能力を使い、追加でセーヴを行うことができる。一度1体の目標(君か触れたクリーチャーのどちらか)がセーヴを行ったならば、この能力はその心術効果に対して再度効果を表すことはない。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替領域呪文:2レベル―ゾーン・オヴ・トゥルース、6レベル―ギアス/クエスト。
代替能力:下記に与えられる能力を、栄光の領域における“神々しき存在感”能力と入れ替える。
勇気のオーラ(超常)/Aura of Heroism:8レベルにおいて、君は1日にクレリック・レベルと同じラウンド数続く勇気のオーラを30フィートに放射することができる。この能力は1回の即行アクションで使用し、オーラの中にいる味方はあたかもヒロイズム呪文の効果下にあるかのように扱う。それらのラウンド数は連続する必要はない。
代替領域呪文:3レベル―ヒロイズム、6レベル―グレーター・ヒロイズム。
代替能力:下記に与えられる能力を、闇の領域における“闇の手”能力と入れ替える。
夜の狩人(超常)/Night Hunter:1回の標準アクションとして、君は夜の影の中に溶け込むことができ、ほとんど不可視になることができる。君が薄暗い明かりか暗闇の範囲にいる間はずっと、暗視を持っていないクリーチャーにとって不可視状態(インヴィジビリティとして扱う)となる。この能力は君のクレリック・レベルの1/2(最低で1)と同じラウンド数続く。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。
代替能力:下記に与えられる能力を、工匠の領域における“踊る武器”の能力と入れ替える。
反復のオーラ(超常)/Aura of Repetition:8レベルにおいて、君は1日にクレリック・レベルと同じラウンド数続く反復のオーラを30フィートに放射することができる。このオーラの内部にいるすべての敵は毎ラウンド意志セーヴに成功しなければ、前のラウンドの行動を(可能であれば)繰り返さなければならない。前のラウンドに攻撃を行ったクリーチャーが次のラウンドに再び攻撃を行うなら、その目標を変更してもよい。前のラウンドに移動を行ったクリーチャーが次のラウンドに再び移動を行う場合、移動経路を変更してもよい。ポーションを飲んだクリーチャーは、再び空のビンから飲むことしかできない。消費された行動は繰り返すことができない。それらのラウンド数は連続している必要はない。
代替領域呪文:1レベル―コマンド、5レベル―ウェイヴズ・オヴ・ファティーグ、7レベル―ウェイヴズ・オヴ・イグゾースチョン。