Freezing Sphere/冷凍球
系統 力術[氷雪]; 呪文レベル ウィザード/ソーサラー6
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作、焦点(小さな水晶の球体)
距離 長距離(400フィート+40フィート/レベル)
目標、効果あるいは効果範囲 本文参照
持続時間 瞬間あるいは1ラウンド/レベル; 本文参照
セーヴィング・スロー 反応・半減; 本文参照; 呪文抵抗 可
フリージング・スフィアーは冷気エネルギーの凍てつく球体を作り出し、術者はそれを自分の指先から放ち、自分の選んだ場所へ飛ばすことができる。球体はその場所で半径40フィートの爆発となって炸裂し、その範囲内のすべてのクリーチャーに術者レベルごとに1d6(最大15d6)ポイントの[氷雪]ダメージを与える。(水)の副種別を持つクリーチャーは術者レベルごとに1d8(最大15d8)ポイントの[氷雪]ダメージを被り、1d4ラウンドの間よろめき状態になる。
フリージング・スフィアーが水塊や主に水から成る液体(これには水に関わりのあるクリーチャーは含まれない)に当たった場合、半径40フィートの液体を、深さ6インチまで凍らせる。この氷は術者レベルごとに1ラウンドの間、持続する。目標になった水の水面で泳いでいたクリーチャーは、氷によって閉じ込められる。その状態から自由になろうとする試みは全ラウンド・アクションである。閉じ込められたクリーチャーが自由になるためには、難易度25の【筋力】判定か難易度25の〈脱出術〉判定に成功しなければならない。
呪文発動完了後、術者は望むなら、球体を発射しないでおくことができる。これは、術者がチャージ保持している接触呪文であるものとして扱う。術者はレベルごとに1ラウンドまでチャージを保持することができ、この期間の後、フリージング・スフィアーは術者を中心に爆発する(この場合、術者はこの効果に抵抗するためにセーヴィング・スローを行なうことはできない)。発動以降のラウンドにおいて球体を放つのは1標準アクションである。