これらの衣服や衣装は、特別な状況(極所の荒野、都市での情報収集、その他特定の身なりが役に立ったり適していたりする状況)に合う服を着たいというPCやNPCの役に立つ。
全てのキャラクターは10GP以下の価値を持つ服1つを所持した状態でゲームを開始する。追加の服は通常通り購入できる。
アイテム |
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10~100GP |
1ポンド* | |
200GP |
15ポンド* | |
5GP |
6ポンド* | |
5GP~500GP |
1/2ポンド~4ポンド* | |
1SP~50GP |
1ポンド* | |
5GP |
4ポンド* | |
75GP |
10ポンド* | |
10GP |
1ポンド* | |
2SP |
1ポンド* | |
5GP |
6ポンド* | |
1GP |
5ポンド* | |
3GP |
4ポンド* | |
12GP |
5ポンド* | |
10~100GP |
― | |
8GP |
4ポンド* | |
1GP |
4ポンド* | |
1SP~5GP |
1/2ポンド* | |
5GP |
20ポンド* | |
5GP |
3ポンド* | |
10GP |
2ポンド* | |
1SP~50GP |
― | |
20GP |
2ポンド* | |
5GP |
1ポンド* | |
1GP |
5ポンド* | |
5GP |
1/2ポンド* | |
5GP |
2ポンド* | |
30GP |
6ポンド* | |
+5GP |
― | |
1GP |
2ポンド* | |
さまざま |
― | |
1SP |
2ポンド* | |
8GP |
7ポンド* | |
10GP |
8ポンド* | |
1SP~50GP |
1/2ポンド~2ポンド* | |
さまざま |
さまざま | |
8GP |
1/2ポンド* | |
5SP |
2ポンド* | |
5GP |
2ポンド* | |
5~10GP |
1ポンド* | |
2SP~100GP |
1ポンド* |
この背の高い円錐形をした帽子は、その先が絹や半透明の素材が垂れ下がっていることが多い。高貴な生まれの女性は時折自らの適格性を示す為に公式行事や社会的行事でエナンを身につけ、自分に求婚してきた愛する者へ象徴としてこの帽子の絹片を与える。
王族の服には宝石、筋、絹、毛皮がふんだんに飾られており、華美である。王族の服はいつも身につけたり厳しい気候に合わせて作られることはほとんどない――手助けなく着ることを想定していないことさえある。それは、この服を着るような人には大量の使用人がいて、必要なことを何でも用立ててくれることを想定しているからだ。これは服だけの価格と重量であり、王笏、冠、指輪、他の装飾は含まれていない。
学者にうってつけの衣服で、ローブ、ベルト、帽子、柔らかい靴、そして大抵は外套を含んでいる。
裁判官の厳つい頭巾、貴族の頭を彩る装飾品、髪が薄くなった婦人が身につける単なる巻き毛など、人工の髪は様々な形を取りうる。かつらはいかなる大都市でも販売されている姿を見ることができ、ほとんどの町で特別注文をすることができる。普通は髪で作られ、選べる色はその地でよく見られる髪の色に限定されるのが常ではあるが、染料を調達できれば別の色も選ぶことができる。
退廃的な貴族の催しは、外国風で格好いい仮面を見られるかもしれないイベントだ。しかし、ずっと単純な仮面も地元の慣習で認められている場所でならどこでも見られるだろう。顔の一部だけを覆う小さな布片から顔や頭部全体を覆う手の込んだ装飾品まで、その範囲は多岐にわたる。
木製の枠に縄や腱の網をぴんと張ったもの。これを足に付けると雪上で着用者の重量が分散され、表面を砕くことがほとんどなくなりずっと楽に歩くことができるようになる。かんじきは積雪を通過する際のペナルティを50%軽減する。例えば雪上を移動する際、1マス毎に移動速度2マスが必要(1マスに加え1マスのペナルティ)ならば、かんじきはこの1マス移動するたびに1.5マスに軽減する。かんじきは他の衣類と同時に身につけても良い。
これらの衣服は特に高価で派手にデザインされている。凝った刺繍が施され、貴金属と宝石が織り込まれており、あまりにもファッション性が高いために実用性に難があることもある。貴族に見せかけるには印章つきの指輪と宝石(少なくとも100GPの価値がある)などのアクセサリーをつける必要がある。
この8フィートの長さがあるスカーフの片面は、金網と金属板で補強されている。アーマー・クラスに利益を提供するには充分でないが、この多用途のスカーフは、短い高さを登ったり敵を縛る際、同じ長さの鎖として使用することができる。強靱化スカーフは硬度10と4ヒット・ポイントを持つ。難易度24の【筋力】判定に成功すれば破壊することができる。
このたくさんひだがあるスカートは、通常男性が身につける。ほとんどのものには特別な意匠や紋様があり、それらは特定の氏族や社会集団に対する忠誠を表している。
この儀礼用の服は教会や寺院で聖職者の職務を行う際に身につけるもので、冒険にはさほど向いていない。クレリックの法服は一般的にカソック、ストール、サープリスを含む。その色は通常信仰する神格に関連したものだ。教会の主題を細かく刺繍したものを選ぶ司祭もいるし、控えめで単純なものに価値を見出すものもいる。
このアイテムの正確な細部は国により様々だ。しかし一般に頑丈な長靴、革製のズボンもしくはキルト、ベルト、シャツ、手袋、外套もしくは上着、帽子で構成されている。ベルトには輪がいくつもあり、そこにポーチや水筒、鞘、その他軍人が旅をするのに必要となるものを取り付けられるようになっている。
この派手な――もしくはけばけばしい――衣服は娯楽のためのものである。恥ずべき外見からばかばかしさを引き立てるものまで、芸人の服には様々な様式がある。これらの一式は奇抜に見えるが、軽業、舞踏、綱渡りなどや、(観客が怒りだしたときに)走り去る際には実用的でもある。
動物の毛皮は最も基本的な防寒具である。これを身につけていれば、身体を暖かく保つことができる。十分に毛皮を着て全身を覆えば、寒さに耐えるために行う頑健セーヴに+2のボーナスを得る。これは〈生存〉技能から得られるボーナスとは累積しない。毛皮は他の服と重ね着できる。
この凝ったヘアネットは絹、金糸、宝石などで飾られており、王族や貴族の女性がよく身につけている。
頭から足まですっぽりと全身を覆い、風通しの良い布のお陰で太陽に肌を晒しているよりは涼しくいられる。この服は一般にゆるいリネンのローブと、ターバンやゆるい頭部の覆いで構成される。この服は温暖気候や暑熱気候に耐えるために行う頑健セーヴに+2のボーナスを与える。このボーナスは〈生存〉技能から得られるいかなるボーナスとも累積しない。
職人の服は単純だが丈夫な布でうまく作られており、多様な専門作業や手作業(パン焼き、大工、その他中流の職人)に適している。この服はボタン付きのシャツ、引き紐付きのスカートやズボン、場合によっては帽子で構成される。道具を運べるよう、ベルトや革ないし布でできた前掛けが加わることもある。
芸人はしばしば芸の最中に魅惑的な身なりや魅惑する小道具を用いる。色とりどりの布や半透明の絹でできたスカーフ(しばしば複雑な一場面や主題が刺繍されている)は、人気のある装身具だ。
スキー板はそれぞれ平らな木製の板で、中型用だと長さはおおよそ5~6フィート。前方の部分はわずかに曲がり、裏には縦方向に筋が付いている。紐の付いた木製あるいは金属製の部品が表側にあり、底に脚を固定するようになっている。スキー板を身につければ、使用者は雪上や氷上を通常の移動速度で移動することができる。しかし、それ以外の地形では移動速度が5フィート減少する。使用者は通常、滑っている間に移動を助けバランスを保つために棘の付いた棒を一組使用する。しかし適切なものがない場合には、ジャヴェリンやショートスピア、削った若木であっても利用できる。スキー板を身につけたり外したりするには全ラウンド・アクションが必要である。しかし移動アクションで紐を切ることもできる(もう一度スキー板を使用したいなら、紐を修理するか交換する必要がある)。
隠されたポケットの付いたこの服は、使用者が身につけている小さい物体を隠す際に+2のボーナスを与えてくれる。
この一揃いの服は、水の抵抗を軽減してくれるため、泳ぐのがずっと楽になる。この服は〈水泳〉判定に+1の状況ボーナスを与える。この服が最も外側の衣類である場合にのみこのボーナスは与えられ、また、かさばる服や鎧を着ていたり、邪魔な道具(背負い袋、大きな武器など)を持っている場合には一切効果はない。この服にダメージが与えられる(戦闘で何ラウンドもの間斬撃攻撃や刺突攻撃を受けるなど)と、修理されるまでこのボーナスは得られなくなる。
これは襟、カフス、縁取りをまとめた装飾品で、他のありふれた服に取り付ける。商人や芸人のような旅人は、新しい衣装を買うことなく地元の様式に混ざるため、しばしばこの部品を使用する。旅をする貴族は、一時的な使用人や雇った護衛が使えるように、余分なそろいをいくつか持っている。
この重い革製のブーツには土の塊の層があり、熱から足を守ってくれる。使用者は足の下からの火による攻撃や足の下での火による攻撃(熱い石炭の上を歩くなど)において、[火炎]に対する抵抗2を得る。[火炎]ダメージに繰り返し曝されたり長期間曝されたりすると、いずれ(通常は1d10+20ラウンド後)ブーツの外部にある皮が燃えてこの靴は壊れてしまう。
この外衣はしばしば鎧の外から身につける。通常この服には袖もなく、両脇が開いている。全面は幅広で記章や紋章が描かれており、身につけたものが所属している部隊を明らかにしてくれる。
この衣服はブーツ、羊毛のスカートまたはズボン、丈夫なベルト、シャツ(大抵はベストまたはジャケットつき)と大きなフードつきの外套からなる。
この外套は旅するバードに人気があり、つぎはぎ細工の外套はいずれも独自のものだ。つぎはぎは旅人がどこにいたかを表しており、しばしばこの芸人はこのつぎはぎを使ってレパートリーから特定の物語を呼び起こす。バードが退職したり死んだりすると、指導したか目をかけていた若い芸人にこの外套を譲り渡すことが多い。
底金は滑りやすい面を通り抜ける際のペナルティを50%だけ軽減する。例えば氷上を移動する際、1マス毎に移動速度2マスが必要(1マスに加え1マスのペナルティ)ならば、底金はこの1マス移動するたびに1.5マスに軽減する。底金はどんな床張りにもダメージを与える原因となる。底金は他の衣服と一緒に身につけることができる。
この装飾を施された衣服は、宮廷で現在流行している形式に合わせてあつらえてある。平凡な服装で貴族や廷臣に影響を与えようとするのは困難である(それらの人物に対する【魅力】基準の技能判定に-2のペナルティ)。宝石類(追加で50GPのコストがかかる)をつけずにこの衣服を着ていても、場違いな一般人に見えてしまう。
こそ泥と泥棒は、優れた変装の価値を知っている。その変装を急いで取り除く能力、つまり変装の次の層を露わにする能力は、同じように価値がある。剥ぎ取り式衣服は通常ぶかぶかで、その下に身につける別の服の層がある。この服に見えるものは簡単に破れるようにできており、簡単な方法(標準アクション)で破ることができる。そうするとこのアイテムは取り除かれるが、賢い人でさえそうとは分からない。追加費用を払えば、どんな服も剥ぎ取り式衣服として作成することができる。
このふくらはぎまでの高さがあるブーツの底には垂直に刃がついており、氷の上を素早く移動することができる。氷上スケート靴を身につけると、使用者は難易度5の〈軽業〉判定に成功すれば、通常の移動速度で移動することができる(疾走や突撃を行うこともできる)。ただし、他の地形では移動速度が半分に減少してしまう。氷上スケート靴を身につけたり外したりするには全ラウンド・アクションが必要となる。片足だけで滑ることもできるが、〈軽業〉判定の難易度が15に増加する。
これは外套やケープなど、適切な服の一部に取り付けるために使用する小さな装飾品である。多くの組織では所属や特別な栄誉を誇るための印として、特別なブローチを提供している。
この服は質が悪く、布袋より少しはマシな生地でできており、何度もつぎはぎが当てられ補修されていることが多い。この衣服はゆったりしたシャツとバギーズボン、またはゆったりしたシャツとスカートもしくは上着からなる。靴の代わりに布を巻きつけている。
この服は登山家や、寒い環境で狩猟や旅を行う人向けに作られている。この服は羊毛のコート、麻のシャツ、羊毛の帽子、厚手の外套、厚手のズボンまたはスカート、それにブーツを含む。場所によっては、この服は主に毛皮や動物の皮で作られる場合もある。この服を身につければ、寒天にさらされたことへの頑健セーヴに+5の状況ボーナスが得られる。
この一揃いの衣服は、知られざる何かを求める者たちのために作られている。丈夫なブーツ、革のズボンまたはスカート、ベルト、シャツ(たいていはベストやジャケットつき)、手袋と外套が含まれている。革のスカートよりは布スカートの上に革のオーバーチュニックを着る方を選ぶかもしれない。これらの衣服には多くのポケットがついている(特に外套には)。必要に応じてスカーフやつばの広い帽子などの追加のアクセサリーも含まれている。
様々な様式の帽子は、いかなる文化でも見られる。ターバンから毛皮で覆われた三角帽子まで多岐に渡るが、帽子は頭を単に覆うものだ。ある帽子は社会的ないし宗教的な派閥が義務としてつけていることもある。三角帽子のような実用的な帽子の一般的な市価は2SP。
宝飾品の市価はその品質に応じて大きく幅がある。多くの文化、とりわけ遊牧民の間では、持ち運びのできる資産の一形態として宝飾品を用いる。特に複数の硬貨で作られたベルトやバングルが挙げられる。一般人の装飾品は銅貨数枚の価値しか無いこともあり、職人のものは銀貨数枚、商人であれば金貨数枚といったところだ。その一方で、貴族は100GPを下回る市価の宝飾品を身につけることはほとんどない。
このスカーフの片面には、詳細なデザインの中に小さなポケットがいくつも隠されている。このスカーフは自分が身につけている物体を隠すために行う〈手先の早業〉判定に+4のボーナスを与える。このボーナスは厚着をしている際に得られるボーナスとは累積しないが、小さな物体を隠す際に得られるボーナスとは累積する。
耐水性の繊維(一般に羊毛や革)で作られるこの円形の物体は、円の中心にフードの付いた穴がある。この服は簡単に着脱でき、身に付ければ全身を雨や雪から守ることができる。
このシンプルな衣服はサンダル、ゆったりしたズボンとシャツ、それらを結ぶ飾り帯からなる。この衣服は動きやすさを最大限に発揮するように設計されており、良質の生地で作られている。折り目に隠されたポケットには小さな武器を隠すことができ、飾り帯は短いロープとして役立つほど丈夫にできている。
この連結式の仮面は特定の種別の人型生物モンスター(バグベア、ゴブリン、オーク、ホブゴブリンなど)に似ている。使用者が顎を動かせば仮面の口が開閉し、肌は実のところ注意深く塗装された布である。普通、この仮面は役者がモンスターの役を演じるような劇場の演出に向けて作られたものだ。しかし冒険者は適切な種別のモンスターに混ざり込む際にこのアイテムを使用する術を知っている。この仮面は異なる種族に変装する際に被る〈変装〉難易度(訳注:〈変装〉判定の誤記)に対する-2の修正を無視する。しかしこの利益は少なくとも20フィートの距離があるか、視認困難を得ている場合のみに限られる。この距離より近くなるかよりはっきり見える状況では、この仮面が偽物であることがはっきりと分かってしまう。この仮面は顔だけを覆い、変装のためや頭部の残りを覆うためにかつらや兜を一緒に身につける。仮面はそれぞれ特定のサイズの者が身につけるのが最適なように作られている。しかしサイズとモンスターの組み合わせは他のものよりも信じられにくい(オークの仮面をつけた小型クリーチャーはオークの子供として通用するかもしれないが、ゴブリンの仮面をつけた中型クリーチャーはホブゴブリンの奇形に最も良く似ている)。
この外套には、外側の繊維の層とは異なる色の内側の層がある。この外套はファッション、劇場での演技、変装の一部として外見を素早く変える助けとするといった目的のために身につけられる。外套の品質に従い市価は様々で、シンプルなリネンの外套は最も安く、絹で作られ毛皮のトリムで飾られたものは高価である。