君は下級呪文に精通している。
利益:君の修得している初級秘術呪文へ2つの初級秘術呪文を、あるいは君の修得している祈りへ2つの祈りを追加する。
特殊:君は複数回この特技を修得できる。君がこの特技を修得する度に、2つの初級秘術呪文または祈りを君の修得呪文に追加すること。
君の命を救うために、君の腫瘍の使い魔はどんなことでもする。
利益:君が戦闘におけるダメージ(呪文または特殊能力ではなく武器または他の打撃からの)によって0のまたはそれより少ないヒット・ポイントに減少させるとき、君の腫瘍の使い魔は、割り込みアクションとして攻撃の行く手に自身を置く。反応セーヴィング・スロー(難易度 = 与えられたダメージ)に成功したならば、その攻撃からダメージを受けない。セーヴが失敗したならば、使い魔は半分のダメージを受け、君も半分のダメージを受ける。
この能力は1日1回使用できる。使い魔はこの能力を使うために、攻撃に気づいていてそれに反応することができなければならず、アーマー・クラスにその【敏捷力】ボーナスを加えられない場合にはこの能力を使用できない。通常なら、この効果が、使い魔が受けるダメージを半分にするために反応セーヴを行うことを可能にしないので、身かわし強化の能力はこのセーヴィング・スローに適用できない。
前提条件:《呪文熟練:死霊術》、アニメイト・デッドもしくはコマンド・アンデッドを発動する能力。
利益:君がアニメイト・デッドを使用するか《アンデッド威伏》特技を使用する際、君が操るヒット・ダイスの総数を決める際に通常よりも4レベル高いものとして扱う。君がコマンド・アンデッド呪文を発動する際、その持続時間を2倍にする。
君の目の中には人々を怯えさせる何かがある。
前提条件:【魅】13、断固とした凝視のクラス特徴、〈威圧〉5ランク。
利益:1日1回〈威圧〉技能判定を行うときに、君は1回のフリー・アクションとして2回判定を行いより高い結果を選ぶことができる。
イニシアチブを取る時、君は精通者であるだけでなく、それを他の誰かに与えることもできる。
利益:各遭遇の開始時、君は自身のイニシアチブ判定に与えられている【判断力】修正値分のボーナスを維持するか、あるいはそのボーナスを君が見ることができる、味方の1人に与えるかを選択することができる。君は、自身かボーナスを与えようとする味方がイニシアチブ判定を行う前に、この選択をしなければならない。
君が癒しの手を使うとき、君もまた癒される。
利益:君が自身以外のクリーチャーを癒すために癒しの手能力を使うたびに、君のヒット・ポイントは【魅力】修正値と等しいだけ癒される。アンデッドを傷つけるために、君が癒しの手を使うならば、この能力は効果を表さない。
君は失敗した呪術をもう一度試みることができる。
利益:君が1日の間に同じクリーチャーを目標にすることができない呪術を試み、目標のクリーチャーがその呪術の効果から逃れるセーヴィング・スローに成功したとき、君は次の君のターンの終了までに、もう一度同じ呪術をそのクリーチャーに対して試みることができる。もし2回目の試みも失敗したなら、そのクリーチャーには1日の間同じ呪術を試みることはできない。
通常:君は1体のクリーチャーに対してはそれらの呪術を1日の間に1度しか目標にできない。
君の癒しの手の能力と同じ神性の力を使って、君は遠くの誰かを癒すことができる。
利益:君は、機会攻撃を誘発しない標準アクションとして有効距離30フィート内の別のクリーチャーを癒すために、癒しの手を使うことができる。君は、この能力を使うために、話し、その手を自由に使えなければならない。目標は、通常の半分しか回復しないが、通常通り慈悲の恩恵を得る。
君はクリーチャーが死ぬ時か24時間後に爆発する爆弾をクリーチャーに埋め込む事ができる。
利益:君は同意するか瀕死状態のクリーチャー(ゾンビのような君の制御下にある精神のないクリーチャーは、この場合同意しているものと見なされる)に爆弾を埋め込むことができる。この作業に1時間かかり、1日の“爆弾”能力の使用回数を1回消費する。埋め込まれたクリーチャーが死亡するか破壊されると、君がそのクリーチャーのいたマスに“遅延爆弾”を設置したかのように爆弾が爆発する(君は通常の“爆弾”のダメージよりも低い“爆弾”のダメージを設定できる)。君は埋め込まれた爆弾に(酸爆弾、霜爆弾、煙幕弾などの)爆弾に関連した“発見”を通常通り適用することができる。この爆弾はクリーチャーに埋め込まれて24時間が経過すると自動的に爆発する。
君が爆弾のダメージのダイス数ごとに150gpの錬金術師の試薬を消費する(例えば、5d6ダメージを与える爆弾なら750gp)なら、この爆弾は24時間後に自動的に爆発することはなくなり、そのクリーチャーが死亡するか破壊されることによってのみ爆発するようになる(埋め込んだ後24時間経過すれば、この爆弾はもはや1日の使用数として数えない)。
埋め込まれた爆弾は〈治療〉判定を使用する際に命に関わる傷であると見なされ、魔法や“再生”や“高速治癒”のような能力による治療において外傷と見なされる。(粘体、エレメンタル、非実体の特性を持つクリーチャーなどの)ある種のクリーチャーには爆弾を埋め込むことはできない。埋め込まれた爆弾を取り外すには命に関わる傷に対処する際の〈治療〉判定が必要であり、爆弾を無力化するためにディスペル・マジック呪文や〈装置無力化〉判定が必要となる(難易度11+アルケミストの術者レベル)。
前提条件:〈知識:宗教〉 5ランク、エネルギー放出のクラス能力。
利益:君はエネルギー放出の1日の使用回数を2回分消費することによって、移動アクションで放出を行うことができる。
君と味方が隣接している間、君と味方の盾の防御力を高めるため、君は自身のエネルギー放出を活用する。
利益:君は盾を使用している間、1回のエネルギー放出を消費して、即行アクションとしてアーマー・クラスに+2の反発ボーナスを得ることができる。このボーナスはクレリック・レベルまたは有効クレリック・レベルあたり1分持続する。君がこのボーナスから利益を得ている間、君と隣接している盾を持つ味方も、+2反発ボーナスを得る。
利益:君の“遅延爆弾”の最大遅延は君のレベル毎に1分だけ増加する。
もし君と“遅延爆弾”に効果線が通るなら、君は【知力】判定(難易度20)を行なうことであらかじめ決められた時間よりも早く爆発させることができる; この難易度は君と爆弾との距離が10フィート離れるごとに+1ずつ増加する。
君は、目標を追放し無情な猛攻撃を行うために、クリーチャーの弱点に関する知識を使うことができる。
利益:1日に1度、君は適切な〈知識〉判定を使用し、すべての能力と弱点の識別が成功したクリーチャーに対し、1分間の間攻撃ロールとダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。君が複数のクリーチャーの能力と弱点を識別するならば、この効果の目標として1体のクリーチャーを選択しなければならない。
君の不動の決意が君の味方によって証明されるとき、君の勇気のオーラはより強力になる。
利益:君の勇気のオーラは半径20フィートの放射に拡大する。オーラの中の味方は[恐怖]効果に完全耐性を得る。
通常:勇気のオーラは半径10フィート内の味方に影響し、[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに+4の士気ボーナスを与える。
君は魔法と人の物腰の変化に非常に敏感だ。
利益:君は〈真意看破〉判定と〈呪文学〉判定に+2のボーナスを得る。君がこれらの技能の1つにおいて10以上のランクを持っているならば、その技能に対するボーナスは+4まで増加する。
君が癒しの手を使うとき、神性のエネルギーは恩恵を与え、君を通して波打つ。
利益:癒しの手の能力を使うたびに、君は1ラウンドの間すべての攻撃ロールに+1の清浄ボーナスを得る。
歩く死者は君の召喚に応じる。
前提条件:《呪文熟練:死霊術》、サモン・モンスターを発動する能力。
利益:君のサモン・モンスターIで招来できるクリーチャーのリストに「人間のスケルトン」を、サモン・モンスターIIIで招来できるクリーチャーのリストに「人間のスケルタル・チャンピオン」を加えること。
1日に1回、君がサモン・モンスターを発動する際、君はこの呪文の招来クリーチャーの内1体の骸骨版を招来することができる(スケルトン・テンプレートをこのクリーチャーに適用しモンスターを作成すること)。
君はクオータースタッフによって、すべての隣接した敵に足払いを行う事ができる。
前提条件:【知】13、《攻防一体》、《足払い強化》、《杖による足払い》、《武器熟練:クオータースタッフ》、《武器開眼:クオータースタッフ》、基本攻撃ボーナス+12。
利益:両手でクオータースタッフを振るっている時、君は全ラウンド・アクションとして隣接している各敵に対して足払いの戦技を試みることができる。
特殊:君が杖のメイガスのアーキタイプを持つメイガスであるなら、スタッフによって行う1回の足払い戦技に呪文撃を使用することができる。
利益:突撃攻撃が命中したとき、君は残っている“癒しの手”の1日の使用回数を残っているだけ全て消費することで、消費された“癒しの手”の使用回数1回につき1d6+君の【魅力】ボーナスに等しい追加ダメージを与えることを選択することができる。このダメージは聖なる力に基づいており、ダメージ減少、エネルギーへの完全耐性、エネルギー抵抗の対象とならない。
君は、君の演奏について自身を援助することに熟練し、素人芸人の合奏団を結成することができる。
利益:君が芸を行なうとき、20フィート以内にいるこの特技を修得している仲間は君の〈芸能〉判定(これには“バードの呪芸”の一部として行なわれるものも含まれる)を援護することができる。これは1回の割り込みアクションであり、援護アクションとして扱われる。その仲間は君の判定の前に援護アクションのためのロールを行なうこと。4人を超える仲間がこの援護アクションで君にボーナスを与えることはできない。君を援護する仲間は君を援護するために、君が使用している〈芸能〉技能の種別と同じものを使用する必要はない。
特殊:君がバードのクラス・レベルを1レベル以上所有しているならば、君は20フィート以内の味方1人を合奏団の1人であると選択できる。その味方は、君の芸能を援護するに際し《合奏団》のチームワーク特技を持つとして扱う。
君と幻獣が感覚を共有する時、結合された精神は優れた観察力を君に与える。
利益:君が感覚結合を使用し幻獣の感覚を共有する時、持続時間の間〈知覚〉判定に+4の技量ボーナスを得る。
前提条件:【知】13、ディテクト・ケイオス、ディテクト・イーヴル、ディテクト・グッド、ディテクト・ロー、またはディテクト・マジックを発動する能力。
利益:君が、クリーチャーの属性またはその魔力を感知するために、この特技の前提条件に記入された呪文のどれかを使用するとき、君は対象がどんな呪文発動の専門能力を持っているかを感知する機会がある。君が3ラウンド間、感知呪文によってクリーチャーを観察した後、対象は意志セーヴ(難易度 10+君の術者レベルの1/2+【知力】修正値)を行わなければならない。対象がセーヴィング・スローに失敗したならば、君は、クリーチャーがどんな血脈、領域、呪術、系統、または神秘を所有しているかを理解することができる。セーヴを行ったクリーチャーは、24時間の間この特技の効果に完全耐性を得る。
君は相手に打ち倒されても、迅速に立ち上がり攻撃することができる。
利益:君が気プールにおいて少なくとも1気ポイントを持っている間、機会攻撃を誘発する即行アクションとして、起き上がることを可能にする。
君は、気プールから1ポイントを使用し、機会攻撃を誘発しない即行アクションとして起き上がることもできる。
君の自然に対する調和した共感のために、君は迅速に野性と接続する。
前提条件:〈動物使い〉5ランク、野生動物との共感のクラス特徴。
利益:君は野生動物との共感を標準アクションで使用することができる。
君は禁忌の書物を調べ、強力であるが禁止された魔法を知っている。
前提条件:【知】13、1レベルのパラディン呪文を発動する能力。
利益:インクィジター、オラクル、クレリック、バードの呪文リストから1レベル呪文を1つ、2レベル呪文を1つ、3レベル呪文を1つ、4レベル呪文を1つ選択する。君のパラディン呪文リストの対応したレベルに選択した呪文を追加する。一度選択したならこの呪文を変えることはできない。
君は両手または片手武器のどちらかとしてクオータースタッフを振るうことができる。
前提条件:《武器熟練:クオータースタッフ》、基本攻撃ボーナス+5。
利益:異なる構えと技術を採用することにより、君はクオータースタッフを片手武器として装備することができる。君のターンの初めに、クオータースタッフを片手武器として装備するか両手武器として装備するかを選択する。片手武器として装備しているなら、君の他方の手は自由になるものの、クオータースタッフを双頭武器として使用することはできない。君はファイター・レベルを所持していない場合でさえ、《武器開眼:クオータースタッフ》を修得することができる。
悪の来訪者が、他の次元界と接続することを試みたときにダメージを与える。
利益:悪の来訪者が、招請、招来、転移効果または物理的に、君の投錨オーラの中でクリーチャーを別の次元界(ブリンクまたはエーテル状態など)に転送するすべての能力を使う時、4d8+君の【魅力】修正値と等しいダメージを与える。このダメージは神聖なパワーから来て、ダメージ減少、エネルギー完全耐性、エネルギー抵抗に左右されない。
君は、より頻繁に啓示を使用するために、君の神秘の深淵を徹底的に知ることができる。
利益:1日の使用回数が制限されている啓示を1つ選択すること。選択した啓示の1日の使用回数を1回追加する。
特殊:この特技は複数回取得できるが効果は累積しない。この特技を取るたびに、その効果は新しい啓示に適用される。
利益:君は移動アクションまたは即行アクションとして自然の化身を使用できる。しかし、君は、移動アクションとして自然の化身を行うときには2レベル、即行アクションとして自然の化身を行うときには4レベル低いドルイドとして自然の化身を行わなければならない。
利益:君がマルチクラスのドルイドであるなら、自然の化身の能力を決定する際、有効ドルイド・レベルを+4して計算する。このレベルは最大で君のキャラクター・レベルと等しい。
特殊:マルチクラスのドルイド以外には、この特技はなんの効果も与えることはない。
君は強力なエリクサーに君の血脈の力の破片を濃縮することができる。
前提条件:【魅】15、《ポーション作成》、〈製作:錬金術〉12ランク、ソーサラー・レベル3。
利益:1日に1回意識を明白にし呪文スロットを取り戻す時に、君は血紅色のエリクサーを作成することができる。その時に君の血脈能力の1つを選択すること。君はその力を、どのようなクリーチャーでも飲むことで一時的に君の血脈の力の恩恵を得られる、小さなポーションに変える。血紅色のエリクサーを作成するのには1時間かかり、特別なオイルと100gpの価値を持つ抽出物が要求され、血紅色のエリクサーを作る時から次に意識を明白にし呪文スロットを取り戻す時まで、君はその血脈の力を利用する権利を失う。
クリーチャーは血紅色のエリクサーを飲むと、その血脈の力を利用する権利ができたかのように、そのクリーチャーの「次のターン」の終わりまでいつでも血脈の力を作動させることができる。エリクサーを飲んだクリーチャーのキャラクター・レベルがその血脈の力の最小のレベルでもそれ以上でもないならば、そのクリーチャーは利益を得ることができない。レベル依存の効果は血紅色のエリクサーを飲んだクリーチャーのキャラクター・レベルか作成者のソーサラー・レベルのうち低い方を使う。血紅色のエリクサーを飲むことは、ポーションを飲むことと同様に扱う。血紅色のエリクサーは君の術者レベルの魔法のアイテムとして扱われる。
血紅色のエリクサーは極めて不安定である。それが作成された1日後に、エリクサーは力を失う。
利益:君は1日に1回、ソーサラー呪文によってクリーチャーのヒット・ポイントを0以下に減少させたとき、割り込みアクションとして1日の使用回数が制限されているソーサラーの血脈の力1つの使用回数を1回分取り戻すことができる。殺害されたクリーチャーは少なくとも君のソーサラー・レベルの半分のヒット・ダイスを持たなければならない。君はその日まだ使用していない血脈の力の使用回数を増やすために、この特技を使うことはできない。
君が無意識に陥ったか殺された後でさえ幻獣が少しの間君の元にとどまることができるほどに、君の幻獣との君のつながりは十分に強い。
利益:君が気絶状態になるか眠りに落ちるか殺された場合、幻獣は送還されずに君のサモナー・レベルと等しいラウンドだけその場にとどまる。この持続時間が終了する前に君が意識を取り戻したなら、幻獣は追放されない。君が意識を取り戻す前に持続時間が終了したなら、幻獣は通常通り送還される。
通常:召喚者が気絶状態や睡眠状態や死亡状態に陥ると、幻獣は直ちに送還される。
君は普通の動物と同様に他次元のモンスターを保存し、復元する術を知っている。
利益:君は、君が知っているすべてのサモン・ネイチャーズ・アライのエキスに等しいレベルのエキスとしてサモン・モンスター呪文を修得する。君が後で他のサモン・ネイチャーズ・アライのエキスを修得したならば、等しいレベルのエキスとしてサモン・モンスターを自動的に取得する。
君は自身が発動するエネルギー放出を、正と負で選択することができる。
前提条件:エネルギー放出のクラス特徴、死霊術士または中立属性のクレリック(下記参照)。
利益:君が自身のエネルギー放出のクラス特徴を使う時はいつでも、選択をすることができる。
君が通常は正のエネルギー放出を使用する場合、君の有効クレリック・レベルが通常より2レベル下であるかのように、負のエネルギー放出を使用しても良い。
君が通常は負のエネルギー放出を使用する場合、君の有効クレリック・レベルが通常より2レベル下であるかのように、正のエネルギー放出を選択しても構わない。
この特技を持つことは、君が前提条件としての「正のエネルギー放出」または「負のエネルギー放出」を持っている特技と能力の条件を満たしていることを意味する(例えば、君は《アンデッド威伏》特技と《アンデッド退散》特技の条件を満たす)。
注:この特技は死霊術士、中立属性の神格を拝む中立のクレリック、または神格を拝まない中立なクレリック(エネルギーを放つクラス能力を持ち、1番目のレベルで放つ正または負のエネルギーを選択する必要があるキャラクター)にのみ適用される。属性または神格によってこの選択が行われるクレリックはこの特技を修得することができない。
君の気はとても強く、死を否定することができる。
利益:君は容態安定化するために【耐久力】判定を行い失敗した時、気プールに1気ポイントを持っている限り、1ヒット・ポイントを失わない。君が判定に成功したならば、1気ポイントを使用して1d6ヒット・ポイントを癒すことができる。容態安定化するための判定でダイスの目が20だったなら、君は代わりに1気ポイントを使用して2d6ヒット・ポイントのダメージを癒すことができる。
利益:君は接触した1体の死亡状態のクリーチャーを蘇生させるため、癒しの手の使用回数を10回消費することで君のパラディン・レベルと等しい術者レベルを持つレイズ・デッド呪文を使用することができる。君はこのレイズ・デッドに物質要素を消費するか、一時的な負のレベルを1レベル受けるかどちらかを選択しなければならない。この負のレベルは24時間後に自動的に消え去り、決して永続する負のレベルにはならない。しかし持続時間が切れる以外の方法で克服することはできない。
君の幻獣との絆は、君の精神集中の焦点を合わせることに役立つ。
利益:君が幻獣と隣接している間、精神集中判定に+4のボーナスを得る。
前提条件:【魅】13、バードの呪芸のクラス特徴、1レベル呪文を発動する能力。
利益:君は2つの方法で自身のバードの呪芸と呪文発動能力を結合することができる。第一に、君は、呪芸の中に覆い隠すことによってバード呪文の呪文発動を隠匿することができる。即行アクションとして、君は自身の呪文を発動する時間を〈芸能〉判定と組み合わせることができる。また君が呪文を発動していることに気がつくために、観察者は〈知覚〉または〈真意看破〉判定で、君の〈芸能〉判定との対抗判定を行わなければならない。これは呪文の発動時間を問わず、君のバードの呪芸能力を1ラウンド使用する。
第二に、君は精神集中の持続時間を持つ呪文を維持するために、移動アクションとしてバードの呪芸を1ラウンド分使用することができる。同じラウンドの中で、君は精神集中を維持するためにバードの呪芸を使用し、別のバード呪文を発動することができる。もし君がこれを行なうならば、君が呪文か呪文の一部であるバードの呪芸を終える時に、維持されていた呪文に対する君の精神集中は終了する。
君は単一の目標に影響する呪術の効果を、視界内にいる別のクリーチャーにも分けることができる。
利益:君が単一のクリーチャーを目標とする呪術(上級呪術、大いなる呪術を除く)を使用するとき、最初の目標から30フィート以内にいる別のクリーチャー1体を選択し、その呪術の目標にできる。
君の呪文が真を打つ時、はっきりとわかる埋めこまれた呪いを運ぶ。
前提条件:《クリティカル熟練》、ビストウ・カースまたはメジャー・カースを発動する能力、術者レベル9。
利益:君が呪文または擬似呪文能力によってクリティカル・ヒットを確定させたとき、割り込みアクションとしてビストウ・カースまたはメジャー・カースをその目標に発動することができる。これは遠隔呪文であっても構わない。君がこの能力を使用するには対応する呪文を発動するため、ビストウ・カースまたはメジャー・カースを準備するか、さもなければ発動可能な状態でなければならない。
1つの呪文を選択すること。君は通常よりも大きな力でその呪文を発動する。
利益:君が《呪文熟練》特技を取った系統の呪文1つを選択すること。君の術者レベルを、呪文の効果を決定する際に2レベル高いものとして扱う。
君が呪文を選んだ呪文発動クラスで偶数レベルになるたびに、この特技によって選択した呪文を新しい呪文と入れ替えることができる。その呪文は君の開眼した呪文になる。
特殊:君は複数回この特技を修得できるが、効果は累積しない。君がこの特技を修得するたび、新しい呪文を選択すること。
君は秘術の決闘の原則を知り、他の呪文の使い手と戦うとき、最後の可能な瞬間まで呪文の真実の性質を隠すことを学んだ。
利益:君の発動する呪文に対し他の呪文の使い手が相殺呪文を試みるのならば、相殺を試みる術者は君の呪文を判断しようとする時の〈呪文学〉 難易度 が+4増加する。
君はどのように呪文発動の認識可能な要素を覆い隠すかを研究したため、その呪文を呪文書の中に記しているか修得している呪文であるならば、相手の呪文を識別し対抗するための〈呪文学〉判定に+2のボーナスを得る。
君が[強酸]または[火炎]の補足説明を持つ呪文によってクリーチャーに影響を及ぼしたなら、クリーチャーに追加ダメージを与える。
利益:《呪文灼熱化》された呪文によって[強酸]または[火炎]ダメージを受けたクリーチャーは、次ターンの最初にその呪文の本来のレベルの2倍の追加ダメージを受ける。この追加ダメージはその呪文の補足説明によって[強酸]または[火炎]ダメージに決定される。呪文が[火炎]と[強酸]の両方の補足説明を持つならば、術者はどの種類のダメージを《呪文灼熱化》の効果によって与えるかを決定すること。《呪文灼熱化》された呪文は、本来のレベルより2レベル高い呪文スロットを使用する。
利益:君に上級呪術のクラスの特徴を与えるクラスの1レベル呪文を1つ選択すること。君は呪術としてその呪文を修得し、その呪術を1日に3回使用することができる。これは擬似呪文能力である。君は呪術呪文の術者レベルとして、上級呪術を与えるクラスのクラス・レベルを使用する。呪術呪文はその本来の呪文のセーヴ 難易度 の代わりに君の呪術のセーヴ 難易度 を使用する
呪文が接触呪文であり、君がクリーチャーへの攻撃を失敗したなら、24時間の間再びその呪術呪文によって同じクリーチャーを目標とすることができない。呪文が、セーヴィング・スローによって効果を部分的に不完全にするか、無効化が可能であれば、目標がセーヴィング・スローに成功した場合、目標は24時間の間、呪術呪文によって影響を与えられない。
呪文または擬似呪文能力からのクリティカル・ヒットによって、君は目標に下級呪文障害を与える。
利益:君が相手に対して接触呪文、遠隔接触呪文、または擬似呪文能力によってクリティカル・ヒットを与えた時はいつでも、犠牲者はランダムな下級呪文障害を被る。
特殊:君が《クリティカル体得》を持たない限り、君はクリティカル特技の効果を1つだけクリティカル・ヒットに適用することができる。
君は、君のクリティカル・ヒットが相手に与える呪文障害の種類を制御することができる。
利益:君が《呪文障害化クリティカル》または《上級呪文障害化クリティカル》特技を使用して呪文障害を適用する時はいつでも、ランダムではなく君が適用する呪文障害を選択することができる。
君が[音波]の補足説明を持つ呪文によって影響を与えるとき、クリーチャーの方向感覚を失わせる。
利益:[音波]のダメージとともに、呪文によって影響されたクリーチャーを震わせ脳震盪を起こさせるようなエネルギーの波が来る。《呪文振動化》は、[音波]ダメージを与えたクリーチャーに、呪文の本来のレベルと等しいラウンドの間、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、技能判定、および能力値判定に-2のペナルティを与える。この特技は、[音波]の補足説明を持つ呪文にのみ使用することができる。《呪文振動化》された呪文は、本来のレベルより2レベル高い呪文スロットを使用する。
君の研究は、君が呪文抵抗に打ち勝つ方法を開発するのを手助けした。
利益:君が目標に対し《呪文先鋭化》された呪文を発動するとき、目標の呪文抵抗を通常より5低いものとして扱う。《呪文先鋭化》された呪文は、本来のレベルより1レベル高い呪文スロットを使用する。
君が[火炎]、[光]、または[雷撃]の補足説明を持つ呪文によって、クリーチャーにダメージを与えたとき、目が眩んだ状態にする。
利益:閃光化された呪文の[雷撃]、[火炎]、または[光]効果はクリーチャーの目を眩ませる閃光を引き起こす。《呪文閃光化》された呪文は、[火炎]または[雷撃]ダメージを与えたクリーチャーを、呪文の本来のレベルと等しいラウンドの間、目が眩んだ状態にする。この特技は、[火炎]、[光]、または[雷撃]の補足説明を持つ呪文にのみ使用することができる。《呪文閃光化》された呪文は、本来のレベルより1レベル高い呪文スロットを使用する。
君の[力場]の補足説明を持つ呪文は、ダメージを与えたクリーチャーを叩き落とし伏せ状態にする。
利益:君の[力場]呪文の衝撃は、目標を叩き落とし伏せ状態にするのに十分なほど強い。目標がダメージを受けるか、そのセーヴィング・スローに失敗するか、君の[力場]呪文によって移動させられたなら、君は目標に対して足払い判定を試みることができる。この判定には君の術者レベル+呪文発動能力(クレリックなら【判断力】、ウィザードなら【知力】など)の修正値を用いる。これは機会攻撃を誘発しない。判定が失敗したとしても、目標は君または[力場]効果に足払いをやり返すことはできない。
この特技は、[力場]の補足説明を持つ呪文にのみ使用することができる。《呪文転倒化》された呪文は、本来のレベルより1レベル高い呪文スロットを使用する。
君は呪文を発動したときに、呪文の力の(全てではなく)ほとんどを解放する方法を学んだ。
利益:君が《呪文反響化》された呪文を発動するとき、この呪文は記憶から完全に失われることはなく、その日の内に追加で1回発動することができる。呪文を再準備または再発動することのできるいかなる効果も反響化した呪文には影響を与えない。君が呪文を準備するなら、2回目の発動は他の呪文スロットを埋めておく必要はない。もし君が呪文を任意に発動するなら、2回目の発動は他の使用できる呪文スロットを消費することはない。《呪文反響化》された呪文は、本来のレベルより3レベル高い呪文スロットを使用する。
[氷雪]の補足説明を持つ君の呪文によってダメージを与えられたクリーチャーは絡みつかれる。
利益:君の[氷雪]呪文の霜は、少しの間目標にへばりつき、動きを妨げる。《呪文霧氷化》は、その呪文により[氷雪]ダメージを受けたクリーチャーを、呪文の本来のレベルと等しいラウンドの間、絡みつかれた状態にする。
この特技は、[氷雪]の補足説明を持つ呪文にのみ使用することができる。《呪文霧氷化》された呪文は、本来のレベルより1レベル高い呪文スロットを使用する。
君の呪文は負のエネルギーに対する防護を貫通し、アンデッドの目標に影響を与えることさえできる。
利益:《呪文滅散化》された呪文は[即死]効果、負のレベル、および生命力吸収に対する防御と完全耐性を貫き、まるでそのような守りがないかのように目標に効果を及ぼす。
例えば、君は《呪文滅散化》されたヴァンピリック・タッチやエナヴェイション呪文をデス・ウォードの影響を受けた目標に使用すると、目標はその呪文の通常通りの効果を受けることになる。セーヴィング・スローと呪文抵抗は(もし行えるのであれば)通常通り効果を及ぼす。
アンデッドはこの特技によって修正された呪文の影響を受ける(負のエネルギーが彼らに害をなすようになる)。生きているクリーチャーを殺すような(ヒット・ダイスに等しい負のレベルを与えるような)呪文に《呪文滅散化》を適用すれば、その呪文はアンデッドを破壊する(ただしゴースト、リッチ、ヴァンパイアのようなアンデッドは通常通りに扱ってもよい)。《呪文滅散化》された呪文の影響を受けて負のレベルを与えられたアンデッドは、24時間後に自動的に負のレベルを取り除くセーヴィング・スローを行う。《呪文滅散化》された呪文は本来の呪文より2レベル高い呪文スロットを使用する。
通常:デス・ウォードなどの防御は[即死]効果、負のレベル、および生命力吸収を無効化する。アンデッドはこれらの攻撃に完全耐性を持つ。
君は、[精神作用]魔法を、アンデッドを制御することが可能な死霊術の力に変換することができる。
利益:この特技は[精神作用]呪文にのみ使用することができる。《呪文霊感化》された呪文は目標が[精神作用]効果に完全耐性がないかのように、アンデッド・クリーチャー(精神を持たないアンデッドにさえ)に影響するが、生きているクリーチャーには全く影響を及ぼさない。《呪文霊感化》された呪文は、本来のレベルより2レベル高い呪文スロットを使用する。
君は多くのパラディンのように病気に耐性があるだけでなく、毒に対しても非常に抵抗力がある。
利益:君は毒に対するセーヴィング・スローに+4の清浄ボーナスを得る。
君は毎日、より多くサモン・モンスターを使うことができる。
前提条件:擬似呪文能力としてサモン・モンスターを発動する能力、サモナー・レベル1。
利益:君は、サモン・モンスターの擬似呪文能力の1日あたりの使用回数を1増加させる。
特殊:君は複数回この特技を取得できるが、サモナー・レベル5毎に1回しか修得できない。
君の慈悲は途方も無い癒しの特性を持つ。
前提条件:【魅】13、癒しの手のクラス特徴、慈悲のクラス特徴。
利益:君の慈悲で取り除くことができる状態異常を受けていない目標に君が癒しの手の能力を使用したなら、追加で+1d6ダメージを癒す。
君は単一の目標に影響する呪術の効果を、視界内にいる別のクリーチャーにも分けることができる。
利益:君が単一のクリーチャーを目標とする上級呪術(大いなる呪術を除く)を使用するとき、最初の目標から30フィート以内にいる別のクリーチャー1体を選択し、その上級呪術の目標にできる。
君は開眼した呪文を任意発動するために、準備した呪文を犠牲にすることができる。
前提条件:【知】13、《呪文熟練》、《呪文開眼》、5レベル呪文を準備する能力。
利益:君が開眼した呪文と同じレベルまたはそれより高いレベルの準備呪文を犠牲にすることによって、君は開眼した呪文を任意発動することができる。開眼した呪文は、それを発動するために消費した呪文スロットに関係なく本来のレベルとして扱われる。君は、キュアまたはインフリクト呪文を任意発動するクレリックのように、呪文修正特技によって呪文スロットと発動時間を増大させ、呪文修正特技を呪文に適用してもよい。
君の呪文または擬似呪文能力からのクリティカル・ヒットは目標に上級呪文障害を与え苦しませる。
利益:君が相手に対して接触呪文、遠隔接触呪文、または擬似呪文能力によってクリティカル・ヒットを与えた時はいつでも、犠牲者はランダムな上級呪文障害を被る。
特殊:君が《クリティカル体得》を持たない限り、君はクリティカル特技の効果を1つだけクリティカル・ヒットに適用することができる。
前提条件:【魅】17、《秘術の遺産》、《秘術の遺産強化》、キャラクター・レベル17。
利益:《秘術の遺産》特技で選択した血脈から、君は追加の能力を得る。君は、君がまだ修得していない15レベル時(またはそれ以下)のソーサラーの血脈の力を得る。この特技、《秘術の遺産》、および《秘術の遺産強化》によって与えられたすべての君のソーサラー血脈の力は、キャラクター・レベルに等しいソーサラー・レベルを持つものとして扱う。
前提条件:〈知識:自然〉5ランク、野生動物との共感のクラス特徴。
利益:君は野生動物との共感の判定に+2の洞察ボーナスを得、野生動物との共感を〈交渉〉判定ではなく〈威圧〉判定を模倣するように使用することができる。さらに、以下のクリーチャーの種類から1つを選択すること:エレメンタル、フェイ、ライカンスロープ、植物、または蟲。それらの【知力】が1か2であるか、あるいは【知力】を持たない場合、君は野生動物との共感をその種別のクリーチャーに使用することができる。君がクリーチャーの種別を選択したら、変更することはできない。
特殊:君は複数回この特技を修得することができる。この特技を修得するたびに、影響することができる追加のクリーチャー種別を選択すること。
前提条件:《呪文熟練:召喚術》、サモン・ネイチャーズ・アライを発動する能力。
利益:君が招来したクリーチャーはライト呪文として光を放つ。招来したクリーチャーは混乱と睡眠の効果に完全耐性があり、肉体武器はダメージ減少を克服するために銀であるとして扱われる。
君の聖なる後援者の下僕は、君の呼び出しに答える準備ができている。
前提条件:オーラのクラス特徴、サモン・モンスターを発動する能力。
利益:属性の副種別が正確に君のオーラと一致するクリーチャーを招来するためにサモン・モンスターを使用するとき、君は発動時間を1ラウンドではなく標準アクションとしてこの呪文を発動できる。
前提条件:《呪文熟練:召喚術》、サモン・ネイチャーズ・アライを発動する能力。
利益:君が招来したクリーチャーは《無視界戦闘》特技と、薄暗い明りの中または暗闇での〈知覚〉と〈隠密〉の判定に+5のボーナスを得る。それらの肉体武器はダメージ減少を克服するために冷たい鉄として扱われる。
君はより多くのクリーチャーを呼び出すことができる。
利益:君が、複数のクリーチャーを召喚する招来呪文を発動するたびに、呼び出されたクリーチャーの総数を1増加させる。
前提条件:《呪文熟練:召喚術》、サモン・ネイチャーズ・アライを発動する能力。
利益:君が招来したクリーチャーはライト呪文として光を放つ。招来したクリーチャーは目をくらませるか、幻惑状態の効果に完全耐性があり、肉体武器はダメージ減少を克服するために魔法的であるとして扱われる。
回想し、君が一度真実の言葉であると考えたことに対し、君は嘘を発見する。
利益:君は1日に1回、フリー・アクションとして、君がその日に聞いた1つの発言を思い返し、それが嘘であったかどうか判断できる。これはディサーン・ライズ呪文のように働くが、クリーチャーの代わりに、クリーチャーの発言1つに影響する。例えば、王が君に「私の娘は怪物のダンジョンに囚われている」と語り、その発言がその日のうちに為されたものなら、君は彼女を探しに出発する前に、王が意図的に嘘を語っていたかどうかを判断できる。
特殊:この進化は1レベルの時点で1回、加えて5、10、15、20レベルの時点で再び取得することができる。
利益:サモナーの幻獣のリストから1ポイント進化を1つ選ぶ。君の使い魔はその進化を得る。使い魔はその進化の制限に従わねばならない。例えば、どんな使い魔も乗騎の進化から利益を得ることはないし、翼を持つ使い魔だけが翼の叩打の進化を取得できる。
君が新しい使い魔を得たなら、君の古い使い魔は全ての進化を失い、新しい使い魔のための新しい1ポイント進化を選択することができる。
特殊:この特技は複数回修得でき、効果は累積する。この特技を取得するたびに使い魔は新しい1ポイント進化を得る。
前提条件:信仰呪文を発動する能力、領域、もしくは神秘のクラス特徴。
利益:君は、イニシアチブ判定に+1のボーナスを得る。また、呪文、擬似呪文能力の防御的発動時、または組みつき状態の時の精神集中判定に+2のボーナスを得る。
前提条件:【判】13、【知】または【魅】13、1レベルの信仰呪文と秘術呪文を発動する能力。
利益:君は秘術の力によって信仰呪文の力を増し、神聖な力によって秘術呪文の力を増すことができる。
君は信仰呪文を発動するとき、信仰呪文の有効術者レベルを+1増加させるため、即行アクションとして、その呪文レベルと同じかより高いレベルの秘術呪文のスロットまたは準備していた秘術呪文を犠牲にすることができる。
同じように、秘術呪文の有効術者レベルを+1増加させるため、即行アクションとして、その呪文レベル同じかより高いレベルの信仰呪文のスロットまたは準備していた信仰呪文を犠牲にすることができる。この秘術呪文により与えられたダメージの半分は、神聖(君が正のエネルギー放出を持つならば)ないし邪悪(君が負のエネルギー放出を持つならば)なものとなる。
利益:30フィート以内の敵が味方に攻撃を命中させたとき、君は割り込みアクションとして、準備している信仰呪文、または(君が呪文を任意発動できる術者であるならば)未使用の信仰呪文のスロットを犠牲にし、敵の攻撃ロールを再ロールさせることができる。再ロールさせた攻撃には、君が犠牲にした呪文レベルと等しいペナルティを与える。君は、この能力を使用するために、1レベル以上の呪文を犠牲にしなければならない。再ロールさせた攻撃が成功したかどうかに関わらず、君は1日の間再び同じクリーチャーをこの能力の目標にすることはできない。
君の声は妙に注目せずにはいられない。
利益:君はすべての〈はったり〉、〈交渉〉、および〈芸能:朗誦〉技能判定に+1のボーナスを得る。君がこれらの技能のいずれかに10ランク以上を持っているなら、その技能へのボーナスは+3に増加する。君が技能を使う時に声を使わないならば、君はこれらのボーナスを得ない。(戦闘においてフェイントをかけるために〈はったり〉をかけるなど)
クリーチャーの本当の動機は君の明敏な凝視を逃れることができない。
利益:属性看破のクラス特徴を使うときに、君は60フィート以内にクリーチャーを調査するのに3ラウンドかけてもよい。この間、君は他のどのような行動もとることができない。3ラウンド後、君はクリーチャーの属性を知ることができる。
利益:君が、気プールに1気ポイントを持っている限り、移動を開始したマス目から出るときに機会攻撃を誘発しない。君は、その移動全体の間に機会攻撃を誘発するのを避けるため、1気ポイントを使うことができる。
君のエネルギー放出は近くのアンデッドが抵抗できないほどに優しい。
利益:標準アクションとして、君の【魅力】修正値(最小で1)と等しいラウンドの間、30フィート以内のすべてのアンデッドを恍惚状態にするために、君は正のエネルギー放出を使用することができる。意志セーヴ(難易度10+君のクレリック・レベルの1/2+君の【魅力】修正値)に成功したアンデッドは影響を受けない。この用途で行われるエネルギー放出はクリーチャーを癒したり傷つけたりすることはない。
利益:自然の化身使用時に、戦技ボーナス、戦技防御値、運搬能力、および君が使うか、君に対して使われるすべてのサイズに基づく特殊攻撃(組みつき、飲み込み、および蹂躙など)を計算する際、君のサイズを1段階大きいものとして計算できる。
辛辣な意見または有害な言葉かどうかにかかわらず、君はクリーチャーの怒りを君に向けることに熟達している。
利益:君は、クリーチャーを敵意によって応じさせるために〈交渉〉と〈威圧〉の判定を行うことができる。君がどちらの技能を使うかに関わらず、クリーチャーの挑発は機会攻撃を誘発しない標準アクションを使用し、その難易度は10+目標のヒット・ダイス+目標の【判断力】修正値に等しい。君は、君を認識していないか、3以下の【知力】しかないクリーチャーに対してこの判定を行うことはできない。君がこれらの判定を行う前に、君の次の順番の終わりまで、君の【魅力】ボーナスと等しい洞察ボーナスを〈交渉〉または〈威圧〉判定に得るために、即行アクションとして〈真意看破〉判定(難易度20)を行っても良い。君がこの判定で得る利益は、君が使う技能に依存する。これは[精神作用]効果である。
〈交渉〉:君は1体の敵を苛立たせる。次の1分の間、その目標は君以外のクリーチャーに対して行うすべての攻撃ロールに-2のペナルティを受け、君を目標としないか、君を効果範囲に入れていないすべての呪文に、10%の呪文失敗確率を与える。
〈威圧〉:そのクリーチャー1体は激昂する。そのクリーチャーの次ターン、その目標は君に対する1回の近接攻撃か、君に対する1回の遠隔攻撃か、呪文で君を目標とすることか、あるいは君を範囲に含む呪文を試みなければならない。クリーチャーが、君に攻撃することが遮られているか、そうすることがその目標を傷つける(例えば、君が裂け目またはウォール・オヴ・ファイアーの向こう側にいるなど)ならば、この効果は終了する。目標がそのターンで君に攻撃することができないなら、君は1ラウンド効果を延長するために割り込みアクションとして再び判定を行うことができる(しかし、その後それを延長することはできない)。そのクリーチャーが君に対して攻撃を行うと同時に、この効果は終了する。君がクリーチャー1体をこの能力の目標としたら、1日の間再びそのクリーチャーを目標にすることはできない。
利益:この特技は君の〈知覚〉と〈真意看破〉の判定に追加の+1のボーナスと、睡眠と(魅惑)効果に抵抗するために行うセーヴィング・スローに+2のボーナスを与える。
君は呪文を発動するときに、妨害、ダメージ、天候の影響、その他の魔法による効果さえ無視して、より奥深い領域へと没入する術を学んだ。
利益:君は揺れ、激しい動き、悪天候による精神集中判定を必要としない。それ以外のすべての精神集中判定に+2のボーナスを得る。
君はクオータースタッフによって足払い攻撃を行うことができる。
前提条件:【知】13、《攻防一体》、《足払い強化》、《武器熟練:クオータースタッフ》、基本攻撃ボーナス+6。
利益:君はクオータースタッフを、足払いの特性を持っていたかのように扱う。
特殊:君が杖のメイガスのアーキタイプを持つメイガスであるなら、スタッフによって行う足払い戦技に呪文撃を使用することができる。
君はより実用的な、または世俗的な特定の用途のためにディテクト・イーヴルに能力の焦点を合わせることができる。
利益:君は即行アクションとして、ディテクト・イーヴル能力によって与えられた明晰さの焦点を、他の物の認識を高めるため合わせることができる。これは君に1ラウンドの間〈知覚〉および〈真意看破〉判定に+10の清浄ボーナスを与える。この能力の使用後、24時間の間はクラス特徴によるディテクト・イーヴルは発動できない。
他のアンデッドに対する誓約を持つ者と違い、アンデッドへの関心は君の善と悪の見解を曇らせることがない。
利益:君はディテクト・イーヴルのクラス特徴を得る。君はディテクト・アンデッドのクラス特徴を使ってもいいが、同時に使用することはできない。
個人的な対話において、君は他人が気がつかないことにも気がつく。君を騙すことは難しい。
前提条件:断固とした凝視のクラス特徴、〈真意看破〉5ランク。
利益:誰かの〈はったり〉判定に対抗するために、君が〈真意看破〉判定を行う時はいつでも、君は2回判定を行い、より高い結果を選ぶことができる。
利益:“表:レンジャーの得意な敵”から得意とする種族を選択する。君が選択した得意な敵と合致しているクリーチャーを攻撃するか、されるとき、君が審判から得るどのような清浄、または不浄ボーナスでも1上昇する。
特殊:君はこの特技を複数回修得できるが、効果は累積しない。君が特技を修得するたびに、新しい得意な敵を選択すること。
君は、修得呪文と呪文修正特技の1つを組み合わせるために集中することができる。
前提条件:【魅】13、呪文修正特技1つ、呪文を任意発動する能力。
利益:君が任意発動できる呪文を1つ選択すること。君が呪文修正特技をその呪文に適用する時に、発動時間を長くすることなく、通常の発動時間を使って呪文を発動することができる。
特殊:君はこの特技を複数回修得できる。君がこの特技を選ぶたびに、新しく選択した任意発動することができる呪文に対し、この効果を適用する。
火と吟遊詩人の音楽を指揮する君の能力は、両方の魔術の未知の混合物を作成した。
前提条件:〈呪文学〉5ランク、バード呪文を発動する能力、他の秘術発動クラスから[火炎]呪文を発動する能力。
利益:君がダメージを与えるバード呪文を発動する時に、呪文の通常のダメージを[火炎]ダメージと取り替えるか、その半分を通常のダメージ種別としもう半分を[火炎]ダメージとするように呪文のダメージを分割することができる。
君がバード呪文としてサモン・モンスター呪文を発動したならば、招来したクリーチャーに火の外観を与えることができる(それはクリーチャーの肉体攻撃のすべてに1ポイントの[火炎]ダメージを追加し、[火炎]に対する抵抗5を与える)。クリーチャーは半径5フィートに薄暗い明りを放つ。クリーチャーがすでに[火炎]の補足説明を持っているならば、特技のこの面はまったく効果を表さない。
君がこの特技を使い影響を与えた呪文は、[火炎]の補足説明を得る。
君の投げた飛散武器がはずれる時でさえ、それらは特に危険である。
利益:君の飛散武器がはずれた後に行うロールの結果、クリーチャーによって占められたマス目に飛散武器が落ちた時はいつでも、君がそのクリーチャーに飛散武器を投げたかのように、-5のペナルティを受け攻撃ロールを行うことができる。この攻撃ロールが成功したならば、飛散武器はそのクリーチャーに命中し飛散ダメージの代わりに完全なダメージを与える。通常通り、このクリーチャーと隣接しているマス目は飛散ダメージを受ける。
通常:投擲されはずれた飛散武器は、落ちたマス目とその隣接したマス目に飛散ダメージを与える。
君はどのようにして、より多くの力を秘術集積から汲み上げるかを学んだ。
利益:君の秘術集積は2増加する。
特殊:君はこの特技を複数回修得できる。特技を修得するたびに秘術集積は増加し、その効果は累積する。
君は長きに渡るソーサラーの家系の血を引いており、その血潮には彼らの力の一部が流れている。
前提条件:【魅】13、この特技で選択した血脈のクラス技能への《技能熟練》(以下参照)、キャラクター・レベル3。
利益:ソーサラーの血脈を1つ選択する。君はその血脈がソーサラー1レベルの時点で与えるクラス技能への《技能熟練》を持っていなければならない(例えば、天上の者の血脈なら〈治療〉)。既に持っている血脈は選択できない。君は選択した血脈の1レベルの血脈の力を得る。この力は、君がキャラクター・レベル-2に等しいソーサラー・レベルを持つものとして、同レベルのソーサラーと同じように使用することができる。君は血脈のその他の能力は得られない。
前提条件:【魅】15、《秘術の遺産》、キャラクター・レベル11。
利益:君は、《秘術の遺産》特技によって選択した血脈の、3レベルまたは9レベルの血脈の力(君が選択する)のどちらかを得る。この力は、君がソーサラー・レベルを持っていたとしても、キャラクター・レベル-2に等しいソーサラー・レベルを持つものとして、同レベルのソーサラーと同じように使用することができる。君は血脈のその他の能力は得られない。
特殊:この特技は複数回取得できるが効果は累積しない。この特技を取るたび、別の3または9レベルのソーサラーの血脈能力を得る。
利益:任意の組み合わせで2つの〈製作〉、〈芸能〉、または〈職能〉の技能を選択すること(2つの〈製作〉技能、〈製作〉技能と〈芸能〉技能など)。君はこれらの技能判定に+2のボーナスを得る。君がこれらの技能のいずれか1つにおいて10以上のランクを持っているならば、その技能のボーナスは+4に増加する。
特殊:君はこの特技を複数回修得できるが、効果は累積しない。君が特技を修得するたびに、それは2つの新しい技能に適用される。
君の不屈のオーラは君と倒れることがない。
利益:君の不屈のオーラは20フィート放射となり、君が意識を失っても終了することはない。
通常:不屈のオーラは10フィート以内の味方に影響し、君が気絶状態に陥ると停止する。
利益:君が幻獣と隣接している時はいつでも、幻獣が近接攻撃ロールと戦技判定に-1のペナルティを受けることによって、君のアーマー・クラスに+1の回避ボーナスを得ることができる。幻獣の基本攻撃ボーナスが+5に達した時点及び以降+5されるごとに、ペナルティは-1され、回避ボーナスは+1される。君の幻獣が近接または肉体武器によって攻撃または全力攻撃アクションを行なうとき、君はこの特技を使うかどうか選択しなければならず、幻獣が次のターンになるか、君が幻獣と隣接しなくなるか、どちらか早いほうが起こるまでその効果は持続する。
君の献身は限界を全く知らず、君の憤りは容易に消失することはない。
利益:君が1日に使用できる滅ぼし能力のラウンド数に【判断力】修正値を追加する。
君はウィッチ呪文を発動するとき、特別な儀式を施したナイフを呪文に組み入れる。
利益:毎日呪文を準備するときに、高品質もしくは魔法のダガー一振りを選んでウィッチ・ナイフにすることができる。このナイフはウィッチの守護者呪文の焦点具構成要素として加えられ、すべての守護者呪文の難易度を+1する。
利益:君はクリーチャーの能力と弱点を識別するため、〈知識〉判定に魔物の知識のクラス特徴を得たクラス・レベルの1/2に等しい清浄ボーナスを得る。
君は新しいメイガスの秘奥の秘密を解明した。
利益:君は1つの追加のメイガスの秘奥を得る。追加されるこのメイガスの秘奥はすべての前提条件を満たさなければならない。
特殊:君は複数回この特技を得ることができる。その効果は累積し、君がこの特技を得るたびに新しいメイガスの秘奥を与える。
利益:君が話すことができない形(動物など)を取るために自然の化身を使うとき、君は、君が知っているどのような言語ででも正常に話すことができる。これは、君が音声要素によって呪文を発動して、合言葉を話し、呪文完成と呪文解放型アイテムを作動させることを可能にする。しかしこの特技は、君が《化身時発動》特技を持たない限り動作要素を必要とする呪文を発動するか、君の体の中に溶け込んだ物質要素によって呪文を発動する能力を与えない。
動物の形を取るために自然の化身を用いる時には、君は、君の想定した姿の動物と情報交換するために、動物の姿で話すことができる。これは君のドルイド・レベルと等しい術者レベルの擬似呪文能力であり、君は1日あたり君のドルイド・レベルと等しい分数その能力を使用できる。この能力は連続的である必要はないが、1分単位で使用しなければならない。
君の幻獣は非常に注意深く、君との接続は君の用心深さを増加させる。
利益:幻獣が君の手の届く範囲の中にいる間、君は〈知覚〉判定に+4のボーナスを得る。君が〈知覚〉に10以上のランクを持っているならば、このボーナスは+8まで増加する。君の幻獣が無防備状態か、気絶状態ならば、この利益は得られない。
利益:1日1回、君は未来の幻視を受け取るために深いトランス状態に入ることができる。トランス状態は10分間持続する(その間、君は他のアクションをとることができない)。君がこの状態の邪魔をされるならば、君はまた再度トランス状態へと入らなければならない。君がトランス状態から出る時に、成功率70%のオーギュリイ呪文として、ごく近い未来の特定の行動が良い結果を持って来るか悪い結果を持って来るかを知ることができる。
君の竜殺しのオーラの中の味方は、君が受けるのと同じ守護を得る。
利益:竜と戦う時に、君の勇気のオーラは半径20フィートの放射に拡大し、オーラの範囲内の味方は[恐怖]効果だけではなく、竜のブレス攻撃に対しても、君の勇気のオーラと等しい士気ボーナスをセーヴィング・スローに得る。
通常:勇気のオーラは半径10フィートの放射であり、[恐怖]効果に対し+4の士気ボーナスを与える。
前提条件:《魔法の武器防具作成》およびコンセクレイトかディセクレイトを発動する能力。
利益:君が魔法の武器、魔法の防具、または魔法の盾の作成時に、君はアイテム作成の工程の一部としてコンセクレイトもしくはディセクレイトを1回発動して追加することができる。これはアイテムの価格を250gp上昇する。アイテムはレリック(聖遺物、聖遺物箱)になり、君の神格の神聖な(または邪悪な)シンボル、信仰焦点具として使用することができる。君がコンセクレイトもしくはディセクレイトを発動したならば、君のレリックは呪文の効果範囲にとどまっている間、その呪文のための恒久的な施設として扱う。
利益:レンジャーの罠を1つ選択する(64ページ参照)。君はそのトラップを1日に【判断力】修正値に等しい回数(最低1)まで使用できる。君の罠の難易度は10+キャラクター・レベルの1/2+【判断力】修正値となり、2キャラクター・レベルにつき1日持続する。
もし君がレンジャーでなければ、君はこの特技により変則的罠しか設置できない。すべての変則的罠と同様に罠の難易度を2減少する。
特殊:レンジャーはレンジャーの罠を1日にレンジャー・レベルの1/2+【判断力】修正値に等しい回数まで使用できる。持続時間はレンジャーの罠の記述を参照せよ。
利益:君が罠のクラス特徴によって作る罠を、見つけるか使用不可能にするための〈知覚〉、〈装置無力化〉判定の難易度、罠の効果に対するセーヴィング・スローの難易度を+1増加させる。
君はより頻繁にレンジャーの罠を使用することができる。
利益:君はレンジャーの罠を1日に追加で2回仕掛けることができる。
利益:1日1回、君は審判のクラス特徴を使用するとき、通常よりクラス・レベルが3高いかのように使用することができる。君が同時に稼動させることのできる複数の審判を持っているならば、この利益はそれらすべてに適用される。
利益:君は魅惑されるか、動きを妨げるために魔法的に操作されているイバラ、野バラの茂み、植物の生い茂った範囲、それらの絡みつかれた状態を与える範囲でさえ全速力で動くことができる。
通常:森渡りは、魅惑されるか、動きを妨げるために魔法的に操作されているイバラや野バラの茂み、植物の生い茂った範囲には適用されない。