錬金術薬はよくない状態を克服したり、特定の種類の攻撃に対して身を守るために用いられる物質である。ほとんどの錬金術薬は飲用するか、肌や衣服に塗って使用する。しかしそれ以外の使い方をする錬金術薬もある。キャラクターは〈製作:錬金術〉技能を用いることでこれらを作成することができる。それぞれのアイテムを作る際の難易度は表:錬金術薬に記載されている。
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この嗅ぎ煙草は吐き気を誘う効果を抑えるために用いられる。セーヴィング・スローが行える吐き気がする状態を与える効果にさらされる前に使用すると、使用者はその効果に対して2回セーヴィング・スローを行い、より高い出目を使用することができる。1回使用すると、この利益は1時間の間持続する。
この薬草から作られた軟膏を出血ダメージを受けている傷に塗ると、1ポイントのダメージを治療し、1回分につき1時間の間、出血によるダメージをさらに受けることがなくなる。1時間後、出血効果に適切な処置が施されていない場合、傷は再び出血し、さらに軟膏を塗らなければならない。血止め軟膏を同じ傷に複数回塗ることはできるが、複数回塗っても追加でダメージを回復することはない。
この液体を飲むと、心地よい暖かな気持ちに満たされる。以降1時間の間、飲んだものは[恐怖]に対するセーヴィング・スローに+2の士気ボーナスを得る。24時間以内に2服以上摂取すると、飲んだものは1時間の間吐き気がする状態になる。
この薬草でできた軟膏を肌に直接塗ると、接触毒の効果を抑える働きがある。クリーチャーが接触毒に触れた後1ラウンド以内にこの軟膏を塗れば、セーヴを2回行いより高い結果を使用することができる。
この小袋にはフック状の葉っぱがいっぱい詰められており、そこからは涙が出るほど強烈な、ツンとした臭いがする。木の葉を噛むと、使用者は疲労状態の効果を受けない。この葉っぱは6ラウンドの間持続し、その後口の中でどろどろになってしまう。憤怒の支えの効果が終わると、使用者は代わりに過労状態となる。