君の体は星々に広がり、他の全ての生命を食い尽くそうとする侵略的な異世界の種のための容器である。
君はハイヴの幼虫(ハイヴ・ラーヴァ・スウォームのように)に感染したが、君の身体は幼虫を代謝し、なにか新しいものに変異させた。
君の身体が順応するにつれて、ハイヴの侵入は時間とともに増加していく。毎月、感染は君の発現レベルに等しい回数だけ、予測できない間隔で急増していく。各エピソードは約一時間続き、その間は痛みに悩まされ、頑健セーヴを試みる必要がある(難易度 = 15+発現レベル)。成功するとエピソードを切り抜けられる。失敗した場合、腐敗は次の段階へ進むが、次の月までさらなるセーヴをする必要はない。
腐敗段階1:初めて頑健セーヴに失敗すると、特徴が異星人の顔つきに変わる。〈交渉〉、〈変装〉、〈動物使い〉判定に-2のペナルティを受ける。属性は中立にして悪に1段階ずれる。
腐敗段階2:2度目に失敗すると、君の体は変形する。君はクリーチャーの種別が異形であるかのように呪文や能力の影響を受ける。ハイヴとの精神的なつながりは中立にして悪の属性へ変更する。
腐敗段階3:3回目に失敗すると、つながりに屈する。君は孤立した場所を探し出し、君の体がハイヴ・ラーヴァ・スウォームに融解する樹脂製の粘液の繭に身を包み、24時間後に爆発する。
ハイヴの腐敗を治癒するには、最初にハイヴを作った謎のアヌンナキを探し出すか、フレッシュウォープ化する必要がある。
君の血は強酸のように燃える。
恵み:クリーチャーが斬撃ダメージか刺突ダメージを与える人工武器で君にダメージを与えた場合、そのクリーチャーは反応セーヴを行わねばならず、失敗するとその武器は君の発現レベル毎に2ポイントの[強酸]ダメージを受ける。このダメージは武器の硬度を適用する前に半減されない。クリーチャーが斬撃ダメージか刺突ダメージを与える肉体武器で君にダメージを与えた場合、セーヴに成功しなければ同じ量のダメージを受ける。
忌み:酸性の汗が装備にダメージを与える。アイテムを合計8時間着用するか使用すると、そのアイテムは破損状態になる。破損状態のアイテムを8時間使用するか着用すると、そのアイテムは破壊される。この能力は呪われたアイテム、アーティファクト、または同様の破壊が困難であったりや不可能であったりするアイテムを破壊しない。
君は見えないものを感じることができる。
恵み:移動アクションとして、君は集合知性に、その感覚を使用して自分を支援させるよう強制できる。君は次のターン開始時まで、距離5フィート×君の発現レベルの半分の非視覚的感知を得る。その間、君は忌みからの〈知覚〉判定へのペナルティを無視し、〈知覚〉判定に発現レベルの半分に等しいボーナスを得る。
忌み:君は光による盲目化のモンスター能力を得る。加えて、〈知覚〉判定に発現レベルに等しいペナルティを受ける。
君の身体はキチン質のトゲで覆われる。
恵み:君のトゲは壁に穴を開けることができ、素早く登攀することができる。君は基本移動速度の半分に等しい登攀移動速度を得る。
忌み:君はトゲのために動くのが難しくなる。君が着用する鎧における防具による判定ペナルティは-2だけ増加する。鎧を着用していない場合でも、防具による判定ペナルティは-2となる。
君の血液は更に硫酸になる。
恵み:君が斬撃ダメージまたは刺突ダメージを受けるとき、全ての隣接するクリーチャーは君の発現レベルの半分に等しい[強酸]ダメージを受ける(反応・無効)。
忌み:君の血液は凝固しないほど非常に薄く、その異質な性質のために魔法の治癒は阻害される。君は出血効果から通常の2倍のダメージを受け、瀕死状態または満身創痍状態の間に行動した時の各ラウンドで失うヒット・ポイントは通常の2倍となる。君を様態安定化させたり、出血効果を止めたりするために行う〈治療〉判定の難易度は5増加する。君は魔法の効果によって様態安定化することはなく、出血効果も終了しない――〈治療〉判定に成功することでのみ、これらを終了できる。
起きていても寝ていても、ハイヴの囁きが君を呼びかける。
恵み:君は移動アクションとして、30フィート以内に1体のクリーチャーと、1ラウンドの間テレパシーによる会話ができる。ハイヴは繋がりを通じてささやき、ハイヴの副種別またはハイヴの腐敗を持たないクリーチャーを1ラウンドの間怯え状態にする(意志・無効)。
忌み:ハイヴの心のノイズは、君が最も弱い時に強くなる。ダメージによって最大ヒット・ポイントの半分未満となる場合、1ラウンドの間よろめき状態となる。完全耐性はこのよろめき状態を防ぐことはできず、いかなる手段によっても早期に取り除くことはできない。ダメージを受ける前に既に最大ヒット・ポイントの半分を下回っている場合はこの効果のトリガーとならない。
恵み:集団知性の力は君自身を強化し、意志セーヴに+1のボーナスを与える。発現レベル5でこのボーナスは+2に増加する。
忌み:君の心は他の異なる声で散らばっている。君は精神集中判定と、【知力】や【判断力】に基づく能力値判定と技能判定に-2のペナルティを受け、これらの判定で出目10を行うことはできない。
恵み:標準アクションとして、肉体からキチン質のプレートを成長させることができる。この鎧は君の発現レベルの半分に等しい外皮ボーナスをアーマー・クラスに与え、各ラウンドに即行アクションとして精神集中を維持し続ける限り持続する。君は0レベル呪文を精神集中しているかのように精神集判定に成功しなければならず、この精神集中判定へのボーナスはキャラクター・レベル+発現レベルに等しい。精神集中判定に失敗した場合、鎧は収縮する。
忌み:生ける鎧の成長は苦痛である。生ける鎧を引き抜く、または生ける鎧を収縮するアクションを行うたび(自発的または精神集中判定に失敗するいずれかの場合でも)、発現レベル毎に1ポイントのダメージを受ける。鎧は収縮している間、刺突ダメージを受けるたび、1ポイントの出血ダメージを与える。
特殊:この発現を受けた場合、有用な腐敗または不浄な腐敗のバリエーションであっても、恵みと忌みの両方を得なければならない。
恵み:君は主要肉体武器として2回の爪攻撃を得る。この爪は君が中型サイズである場合1d4(小型の場合は1d3)ポイントのダメージを与える。
忌み:手の形が崩れているため、君は遠隔攻撃ロールと人工武器による攻撃ロールに-2のペナルティを受ける。
君の身体は樹脂の唾液を生成する。
恵み:標準アクションとして、急速に樹脂へと固くなる唾を吐くことができる。この効果は発現レベルに等しい術者レベルのウェブ呪文と同様に機能するが、1つの5フィート・マスを目標とし、硬度1、発現レベル毎に2ヒット・ポイントを持つ。噴射に巻き込まれたクリーチャーは効果を回避するために、反応セーヴを試みることができる。樹脂は塵へと砕けるまで1分間だけ残る。
忌み:樹脂の分泌に恵みを使用すると、次のターンが終了するまで吐き気がする状態となる。完全耐性はこの吐き気がする状態を防ぐことはできず、いかなる手段によってもこれを早期に取り除くことはできない。
特殊:この発現を受けた場合、有用な腐敗または不浄な腐敗のバリエーションであっても、恵みと忌みの両方を得なければならない。